JPH03103678A - 緊急遮断弁 - Google Patents

緊急遮断弁

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JPH03103678A
JPH03103678A JP23797989A JP23797989A JPH03103678A JP H03103678 A JPH03103678 A JP H03103678A JP 23797989 A JP23797989 A JP 23797989A JP 23797989 A JP23797989 A JP 23797989A JP H03103678 A JPH03103678 A JP H03103678A
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徹 数井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流量が異常に増大した際に管路を遮断する緊
急遮断弁に関する。
〔従来の技術〕
従来から、上水道等の配管のlm傷によ・り下流側の流
量が異常に増大した場合には、その増加を流量計等で感
知してバタフライ弁等からなる元栓を閉じて対処してい
る。この元栓の開閉は、一般に、該元栓の弁体を電動機
や電磁石,スプリング等、その他の駆動手段で機械的に
作動させて行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、機械的な作動により弁体を閉じて緊急遮
断するものでは、機械摩擦による動作のバラツキが発生
するため、確実な遮断を行えない場合があった。
そこで本発明は、機械的な作動を廃して管路を流れる液
体の圧力により無動力,無電源で確実に弁体を閉じるこ
とのできる緊急遮断弁を提供することを目的としている
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達戊するために、本発明の緊急遮断弁は、主
弁の弁口を開閉する主弁体と、,主弁の1次側の流体が
導入される圧力室とを備え、該圧力室の流体をパイロッ
ト配管により2次側に導出して圧力室の在力を変化させ
ることにより、前記主弁体を開閉する緊急遮断弁であっ
て、前記主弁の1次側にオリフィスを設け、該オリフィ
スの前後の差圧が上昇したときに開弁じて1次側の流体
を通過させる差圧パイロット弁を設けるとともに、該差
圧パイロット弁を通過した流体の圧力により閉弁して前
記パイロット配管を閉塞する遮断パイロット弁を設けた
ことを特徴としている。
〔作 用〕
以上のように構成することにより、管路内の流体の流量
が異常に高まり、オリ゛フイス前後の圧力差が上昇する
と、差圧パイロット弁が開いて1次側の流体を遮断パイ
ロット弁に導入してパイロット配管を遮断するため、圧
力室内の流体の導出が遮断されて圧力室内の圧力が高ま
り、主弁体を閉じ方向に作動させて管路の緊急遮断を行
う。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
上水道の給水管路等に設けられる緊急遮断弁1は、主弁
2と、該主弁2の開閉を制御する制御部分とからなるも
ので、主弁2は、弁箱3の内部が隔壁4により1次側弁
室5と2次側弁室6とに区画形威されており、該隔壁4
に1次側弁室5と2次側弁室6とを連通ずる弁口7が設
けられ、該弁口7に主弁体8が垂直方向に摺動可能に嵌
挿されている。さらに弁箱3の上部には、上記主弁体8
を開閉させるための圧力室9を画戊するダイヤフラム1
0が設けられており、該ダイヤフラム10を、主弁体8
とダイヤフラム押え11とで挟持している。
また、前記主弁2の1次側弁室5と圧力室9とは、間に
ストレーナ21を配した1次側パイロット配管22を介
して連通しており、圧力室9と主弁2の2次側弁室6と
は、遮断パイロット弁31を備えた2次側パイロット配
管32を介して接続されている。従って、1次側弁室5
の流体の一部は、1次側パイロット配管22から圧力室
9内に流入するとともに、該圧力室9内から.2次側バ
イロフト配管32により2次側弁室6に流出している。
この圧力室9内への1次側流体の流入量及び圧力室9内
から2次側への流体の流出量は、両配管路22.32に
設けられた二一ドル弁23.33の開度を調節すること
により制御することができ、圧力室9の流入流出量を適
宜に設定することにより、圧力室9内の圧力を変化させ
て主弁体8の開度、即ち主弁2を通過する流体の流量を
任意に調節できるように形成されている。
このように形成された主弁2を緊急遮断する回路は、主
弁2の1次側に設けられたオリフィス41と、該オリフ
ィス41の前後の差圧が上昇したときに開弁して1次側
の流体を通過させる差圧パイロット弁51と、該差圧パ
イロット弁51を通過した流体の圧力により閉弁して前
記2次側パイロット配管32を閉塞する前述の遮断パイ
ロット弁31とから構成されている。
上記差圧パイロット弁5lは、弁室52と作動室53.
とから構成されており、弁室52には、前記オリフィス
41の上流側42の流体を導入するオリフィス上流側管
路54と、前記遮断パイロット弁31に至る遮断作動用
管路34とが接続されており、その内部には、オリフィ
ス上流側管路54の出口端を開閉する弁体55が収納さ
れている。
一方の作動室53は、内部がダイヤフラム56で区画さ
れており、上記弁室52側の上流側室53a内にはオリ
フィス上流側管路54からオリフィス上流側42の流体
が導入され、他方の下流側室53b内にはオリフィス下
流側管路57からオリフィス41の下流側43の流体が
導入されている。
さらに該下流側室53b内には、前記ダイヤフラム56
を弁体55の閉じ方向に押圧する調整スプリング58が
設けられるとともに、該調整スプリング58の押圧力を
調節する調節ねじ59が設けられている。前記弁体55
の弁棒55aは、隔壁51aを貫通して前記作動室53
内のダイヤフラム56に接続されており、ダイヤフラム
56の動きに連動して前記オリフィス上流側管路54の
出口端を開閉するように構成されている。
また、前記遮断パイロット弁31は、2次側バイロット
配管32を開閉する弁体35を備えたダイヤフラム36
により区画されており、該ダイヤフラム36の背面側3
6aに前記差圧パイロット弁51の弁室52に連通する
遮断作動用管路34が接続されている。この遮断パイロ
ット弁31は、差圧パイロット弁51から遮断作動用管
路34を介して主弁1次側の流体がダイヤフラム背而側
36aに導入されると、その圧力でダイヤフラム36が
作動して弁体35を移動させて2次側パイロット配管3
2を閉塞するように構成されている。
尚、上記遮断作動用管路34には、該管路34内の圧力
、即ち遮断パイロット弁31のダイヤフラム背面側36
aの流体圧力を開放する解除弁37が設けられている。
次に、第2図を参照しながら、上記のように構成された
緊急遮断弁コ−の作動状態を、オリフィス41の上流側
42の流体圧力P1とオリフィス下流側43の流体圧力
P2の差圧(PI   P2)をΔP1前記調整スプリ
ング58を調整して設定した遮断設定差圧をΔPcとし
、主弁2を通過する流体の流量をQとして説明する。
オリフィス41前後の流体圧力p,,p2の差圧ΔPは
、公知のごとく流ffiQの変化に伴い変化し、流量Q
が増加すれば差圧ΔPも増加する。即ち差圧ΔPは、流
ffiQの関数、ΔP−f(Q)なる式で示される。
流JIQが所定流量以下の場合、即ち差圧ΔPが小さく
、[差圧ΔPく遮断設定差圧ΔPc]の関係が或立する
場合には、前記差圧パイロット弁51の弁体55が、調
整スプリング58の作用によりダイヤフラム56を介し
てオリフィス上流側管路54の出口端を閉塞する。従っ
て、遮断パイロット弁31には主弁l次側の流体が導入
されないため、圧力室9内の流体が遮断パイロット弁3
1を通過して主弁2次側に流出するため、圧力室9内の
圧力が低下し、主弁体8が上昇して主弁2を開放する。
そして、下流側の配管の損傷等により流体の流量が異常
に高まった場合には、流速の上昇とともにオリフィス4
1前後の差圧ΔPが大きくなり、[差圧ΔP〉遮断設定
差圧ΔPc] となる。これにより、差圧パイロット弁
51のダイヤフラム56は、オリフィス上流側42の流
体圧力P1により、調整スプリング58の押圧力及びオ
リフィス下流側43の流体圧力P2に抗して移動し、弁
体55を開方向に移動させてオリフィス上流側管路54
の出口端を開放する。これにより、主弁1次側の流体が
遮断作動用管路34から遮断パイロット弁31に導入さ
れ、ダイヤフラム36を介して弁体35を2次側パイロ
ット配管32の閉塞方向に抑圧移動させて2次側パイロ
ット配管32を閉じる。この2次側パイロット配管32
の閉じ作動により圧力室9内の流体の2次側への流出が
止まり、該圧力室9内の圧力が1次側パイロット配管2
2から流入する流体により高まり、主弁体8が弁口7の
閉じ方向に移動して主弁2を閉塞する。
上記のごとく、本考案の緊急遮断弁1は、該弁1を通過
する流体の流量の異常増加を検知し、該流体の圧力を利
用して主弁体8を閉じ方向に作動させるので、他の機械
的な閉塞手段を用いたちのに比べて機械摩擦による動作
のバラつきが極めて少なく、確実な緊急遮断動作を行う
ことができる。
また、動力費等も不要であり、停電時などでも確実に作
動する。
このようにして緊急遮断を行った緊急遮断弁1は、遮断
パイロット弁31のダイヤフラム背而側36aに流体圧
力が保持されるので、流体流量の異常増加の原因を確認
し、所定の作業を終了するまで遮断状態を維持できる。
緊急遮断弁1を流体の流通状態に復帰させるには、前記
遮断作動用管路34の解除弁37を開き、遮断パイロッ
ト弁31のダイヤフラム背而側36aの圧力を抜くこと
により行うことができる。
尚、主弁体の開閉は、ダイヤプラムによらずピストン型
式にても行うことができ、各配管等も弁の設置場所等に
より適宜決定することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の緊急遮断弁は、主弁の1
次側にオリフィスを設け、該オリフィスの前後の差圧が
上昇したときに開弁りて1次側の流体を通過させる差圧
パイロット弁を設けるとともに、該差圧パイロット弁を
通過した流体の圧力により閉弁してパイロット配管を閉
塞する遮断パイロット弁を設けたから、該緊急遮断弁を
通過する流体の圧力で緊急遮断を行うことができ、機械
的な閉塞手段を用いたものに比べて機械摩擦による動作
のバラつきが極めて少なく、確実な緊急遮断動作を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す緊急遮断弁の説明図
、第2図は緊急遮断弁の作動を説明するフローシー1・
である。 1・・・緊急遮断弁  2・・・主弁  5・・・1次
側弁室  6・・・2次側弁室  8・・・主弁体  
9・・・圧力室  31・・・遮断パイロット弁  3
2・・・2次側パイロット配管  41・・・オリフィ
ス  51・・・差圧パイロット弁 ″′“り1の♂寸0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主弁の弁口を開閉する主弁体と、主弁の1次側の流
    体が導入される圧力室とを備え、該圧力室の流体をパイ
    ロット配管により2次側に導出して圧力室の圧力を変化
    させることにより、前記主弁体を開閉する緊急遮断弁で
    あって、前記主弁の1次側にオリフィスを設け、該オリ
    フィスの前後の差圧が上昇したときに開弁して1次側の
    流体を通過させる差圧パイロット弁を設けるとともに、
    該差圧パイロット弁を通過した流体の圧力により閉弁し
    て前記パイロット配管を閉塞する遮断パイロット弁を設
    けたことを特徴とする緊急遮断弁。
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