JPH03102878A - 電気的消去可能半導体不揮発性メモリ - Google Patents

電気的消去可能半導体不揮発性メモリ

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JPH03102878A
JPH03102878A JP24101389A JP24101389A JPH03102878A JP H03102878 A JPH03102878 A JP H03102878A JP 24101389 A JP24101389 A JP 24101389A JP 24101389 A JP24101389 A JP 24101389A JP H03102878 A JPH03102878 A JP H03102878A
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gate electrode
voltage
region
floating gate
insulating film
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JP24101389A
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Yoshikazu Kojima
芳和 小島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンピュータ、ICカードなどの電子機器
に用いられている電気的消去可能半導体不揮発性メモリ
に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、浮遊ゲート型の電気的消去可能半導体不揮
発性メモリ (以下EEPROMと略す。
E E P R O M : Elctrically
 Erasalde ProgramaldeRead
 Ouly Memory)において、ソース領域とド
レイン領域との間のチャネル領域に、消去電圧低電圧化
ドーピング領域を設けることにより、消去電圧を低くし
、消去時に発生するゲー1・絶縁膜中の正孔トランプを
減少させ、非選択メモリへの誤書込みを防止するように
したものである。
〔従来の技術〕
従来、第2図に示すようにP型シリコン基板1の表面に
N゛型のソース領域2及びドレイン領域3を設け、ソー
ス領域2とドレイン領域3との間の半導体基板1の表面
であるチャネル領域上に約100人ゲート酸化膜4を介
して浮遊ゲート電極5を設け、さらに浮遊ゲート電極5
の上に制御ゲート絶縁膜6を介して制御ゲート電極7を
設けたEEPROMが知られている。例えばS.Had
dad etal ”Menory Cells” I
EEE ELECTRON DEVIC[! LETT
ERS,VOL.10, No 3 , MARCH 
1989 ppll7−119ニ開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の電気的消去可能半導体不揮発性メモリ 
(EEFROM)は、例えば、ソース頷域2に約15V
の消去電圧を印加して、浮遊ゲート電極5中の電子を絶
縁膜を介してソース領域2へ抜き取ることにより情報の
電気的消去を行う場合、ソース領域2と基板lと接触し
ている表面部分で表面ブレイクダウンにより多量のホッ
トキャリアが発生し、その一部のホットホールがゲート
絶縁膜に浦獲される。その結果、非選択のメモリセルに
おいて、制御ゲート電極2に書き込み電圧(例えば12
.5V)が印加された場合、捕獲された正孔が基板1か
ら浮遊ゲート電極5へ電子注入を増加させることにより
、消去後の闇値電圧が増加してしまう欠点があった。
そこで、この発明は従来のこのような欠点を解決するた
め、電気的消去後制御ゲート電極7に書き込み電圧を印
加しても闇値電圧が変化しない電気的消去可能半導体不
揮発性メモリを得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この発明はソース領域と
ドレイン領域との間の半導体基板表面に消去電圧低電圧
ドーピング領域を設けた構戒とし、消去後メモリへの誤
書き込みを防止するようにした. 〔実施例〕 以下に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例としては、半導体領域としてP型シリコン基板を
用いたN型電気的消去可能半導体不揮発性メモ・りの場
合について説明する。しかし、半導体領域として、絶縁
膜上の半導体あるいは半導体基板表面に設けられた半導
体領域でも、本発明は実施できることは言うまでもない
.P型シリコン基仮lの表面に、ドナー不純物を含んだ
消去電圧低電圧化ドーピング頷域8を形成し、その上に
ゲート絶縁膜4を介して浮遊ゲート電極5,制御ゲート
絶縁膜6及び制御ゲート電極7を形或する。さらに、N
型ソース領域2及びドレイン領域3を基板lの表面に浮
遊ゲート電極5をマスクとして自己整合的に形成する。
ここで、制御ゲート電極7は、制御ゲート絶縁H’J6
を介して浮遊ゲート電極5と強く容量結合しており、制
御ゲート電極7へ電圧を印加することにより、間接的に
浮遊ゲート電極5の電位を制御することができる。
まず、第1図のような浮遊ゲート型電気的消去可能半導
体不揮発性メモリ (EEPROM)の読み出し方法に
ついて説明する。制御ゲート電極7に一定電圧を印加し
た状態での、ソース領域2とドレイン領域3との間の半
導体基仮1の表面であるチャネル領域のインピーダンス
を検出することにより、情報を読み出すことができる。
即ち、浮遊ゲート電極5に多数の電子が注入されている
場合は、インピーダンスは高く、逆に浮遊ゲート電極5
に少数の電子しか入っていない場合は、チャネルインピ
ーダンスは低くなる.従って、浮遊ゲート電極5の中の
電子密度によって、チャネルインピーダンスが変化する
ことから情報を読み出すことができる。この情報は、浮
遊ゲート電極5の中の電子量に対応する。従って、通常
動作(読み出し及び保存状態)では、情報は変化しない
。情報を変える場合は、情報の消去、書き込みを行う。
本発明の説明では、消去として浮遊ゲート電極5から電
子が抜き取る場合を考え、書き込みとして浮遊ゲート電
極5に電子を注入する場合を考える.しかし、本質的に
は消去と書き込みが反対に用いられても、EEPROM
として使用できることは言うまでもない.まず、書き込
み方法について説明する。浮遊ゲート電8il5に電子
を注入する、いわゆる書き込み方法は2つの方法がある
。ホットエレクトロン注入とトンネル注入である。ホッ
トエレクトロン注入は、浮遊ゲート電極5の下の半導体
基板1の表面に、基板1とゲート絶縁膜4との間の電位
障壁以上の高エネルギーのホットエレクトロンを発生し
、その一部を浮遊ゲート電極5に注入する方法である。
高エネルギーのホットエレクトロンを発生するにはソー
ス領域2とドレイン領域3との間に4〜IOVの電圧を
印加し、制御ケート電極7に5〜15Vの電圧を印加す
ればよい。
チャネル電流が流れ、その一部の電子はソース領域2と
ドレイン領域3との間の電圧によって高エネルギーを得
て、ホットエレクトロンになる。発生したホットエレク
トロンの一部は、制御ゲート電極7に印加された電圧に
よって、浮遊ゲート電極5に注入される.ホットエレク
トロンを発生するためには、基板lの表面の濃度を10
”atom/c+1以上に高く形威した方が良い。また
、ソース領域2とドレイン領域3との間の距離を0.3
一以下にすれば、ドレイン領域3への印加電圧を5v以
下にしても書き込みを行うことができる。距離が0.3
瀾以下になると、ソース頭域2から流れ出す電子が、ほ
とんどエネルギーを失わずにドレイン領域3に達するこ
とができるために、低いドレイン電圧で注入することが
できる。また、本発明においては、第1図に示したよう
にドナー不純物を含んだ消去電圧低電圧化ドーピング領
域8を形成し、基板lの電気的表面濃度を薄く形威して
いる。しかし、このド・−ピング領域8の深さと、拡散
係数の小さな不純物を用いて浅く形戒することにより、
ホットエレクトロンの発生率を変えないで形成すること
ができる。例えば、不純物と砒素を用いればよい。砒素
をイオン注入により、3x10+xcI1−,まで注入
しても、書き込み用のドレイン電圧を増加する必要はな
い.次に、別の書き込み方法であるトンネル注入につい
て説明する。基板1及びソース領域2あるいはドレイン
領域3をOvにして、制御ゲート電極7に10〜15V
の高電圧を印加する.ゲート絶縁膜4として、例えば約
100人の二酸化シリコン膜を用いると、ゲート絶縁膜
4に約10MV/aa程度の電界が加わる。その結果、
ゲート絶縁M4にトンネル電流が流れ、基板1より浮遊
ゲート電極5への電子が注入される。トンネル注入はゲ
ート絶縁膜4に高電界を印加すれば注入できるので、基
板1の濃度に依存しない方法である。
従って、本発明のドーピング領域8を形成しても、トン
ネル注入をすることはできる。
次に、浮遊ゲート電極5の中の電子を抜き取る消去方法
について説明する。基板1及び制御ゲート電極7にOV
印加した状態で、ソース領域2(ドレイン領域3でもよ
い)に約15Vの高電圧を印加する。浮遊ゲート電極5
とソース領域2との間の絶縁膜(一般には、ゲート絶縁
膜4と同じ膜になる)を、例えば、約100人の二酸化
シリコン膜で形或すれば、その薄い二酸化シリコン膜に
高電界が加わり、浮遊ゲート電極5の中の電子がソース
領域2へとトンネル電流により抜き取られる.このトン
ネル電流を流す膜をトンネル絶縁膜(酸化膜の場合は、
トンネル酸化膜)と言う。第1図の実施例の場合は、ゲ
ート絶縁膜4がトンネル絶縁膜と同時に形成した構造で
ある。
本発明においては、チャネル表面に消去電圧低電圧化ド
ーピング領域8を設けてある。第3図は表仮表面の不純
物分布図を示している。書き込み方法として、チャネル
ホットエレクトロン注入を用いる場合は、書き込み電圧
を下げるために、表面濃度を高くする必要がある。表面
に深く形威されたボロンドーピングは、書き込み用に設
けられている。但し、トンネル注入を用いて書き込む場
合は、このポロンドーピングは必要ない。表面近傍にド
ーピングされている砒素が、消去電圧低電圧化ドーピン
グ領域8の分布を示している。この深さは、EEFRO
Mが読み出し時に低インピーダンス状態のときに形成さ
れる空乏層より浅く形戒される。空乏層より深くなると
、チャネルインピーダンスが、浮遊ゲート電極5の中の
電子量によって変化しにくくなってしまう。従って、空
乏層より浅く形威するために、砒素のような拡散係数の
小さいドーバントを用いる必要がある。リンは、拡散係
数が大きいために、本発明にも適用しにくい。
本発明のEEPROMは、消去電圧低電圧化ドーピング
8J域8を設けている結果、紫外線照射後のEEFRO
Mの制御ゲート電極7に対する閾値電圧vtca。は、
第4図のようになる。即ち、消去電圧低電圧化ドーピン
グ領域8の砒素のイオン注入量を増加するとともに、闇
値電圧v tcc。は減少する。ドーピング領域8がな
い場合のVTCG6は、約l〜2Vであるが、ドーピン
グ領域8の形威によりOV以下になる。
第5図は、誤書き込み璧(消去後IJ値電圧の変化量;
ΔVtcc )のゲートディスクーブ時間依存性図であ
る。ソース領域2に高電圧を印加することにより、電気
的消去を行い、闇値電圧を約1.5■にした後に、制御
ゲート電極7に書き込み電圧である12.5V印加した
場合の闇値電圧の変化の制御ゲート電極7への書き込み
電圧印加時間依存性である。制御ゲート電極7に書き込
み電圧を印加している場合は、ソース領域2,ドレイン
領域3及び基板1はOvになっている。即ち、書き込み
時の非]5!択EEFROMにおける闇値電圧の変化に
対応している。従って、闇値電圧の変化は小さく抑える
必要がある。第5図に示すように、消去電圧低電圧化ド
ーピング領域8に形或することにより、ΔV,。を小さ
くすることができる.砒素を注入しない場合、即ち、ド
ーピング領域8を形成しない場合は、ΔV TCGは大
きくなってしまう.従って、第5図のように消去電圧低
電圧化ドーピング領域8を形成することにより、非選択
EEFROMセルへの誤書き込みを防止できる。このよ
うに本発明(7)EEPROMは、非選択EEPROM
の誤書き込みを改善できるが、その理由を説明する。
第6図に、ソース領域2に高電圧の消去電圧を印加して
電気的消去する場合の、消去電圧の砒素イオン注入量依
存性図である。電気的消去後の闇値電圧を1.5vにす
る場合の消去電圧の砒素注入量依存性である。砒素の注
入により、即ち、消去電圧低電圧化ドーピジグ領域の形
威により、消去電圧を減少できる。消去電圧が減少する
理由は、浮遊ゲート電極5の中に多くの電子が存在し、
負の電位を帯電していても、消去電圧低電圧化ドーピン
グ領域8の存在により、闇値電圧は1.5Vになる。消
去電圧低電圧化ドーピング領域8がない場合は、消去後
の闇値電圧をL5Vにするためには、浮遊ゲート電極5
の中の電子を少なくし、約OV程度までに帯電する必要
がある。従って、消去電圧低電圧化ドーピング領域8に
より、消去後の浮遊ゲート電極5の電位を−IV以上の
レベルに帯電すればよいために(砒素の注入量の増加と
ともに、浮遊ゲート電極5の電位は負電位に大きくでき
る)、消去電圧としては小さくできる。即ち、消去の終
了時点では、浮遊ゲート電極5とソース領域2との電位
差は、ほぼ一定である。従って、消去電圧を大きくする
と、浮遊ゲート電!lii 5の電位は大きく正に帯電
し、逆に、消去電圧を小さくすると、書き込みと同し負
に帯電したままになる。本発明のEEFROMにおいて
は、消去電圧低電圧化ドーピング領域8の形成により、
消去電圧を小さくしても、消去後の闇値電圧を例えば1
.5Vと同じ値にまで消去できる。
第6図に示すように、消去電圧低電圧化ドーピング領域
8の形威により、消去電圧を低電圧化できる。従って、
消去時に基板1と消去端子(例えばソース領域2)との
間の電圧が小さくなるため、ホットキャリアの発生量が
少なくなり、ゲート絶縁11i4への捕獲量も少なくな
る。このため、消去後、制御ゲート電極7にのみ書き込
み電圧が印加されても、消去後の闇値電圧はほとんど変
化しない.即ち、非選択EEFROMセルの誤書き込み
量を抑えることができる。消去電圧が大きいと、ソース
領域2と基板1との間に高電圧が印加されるために、多
くのホントキャリアが発生し、その結果、多数のホント
ホールがゲート絶縁膜4に捕獲される。このため、制御
ゲート電極7に書き込み電圧を印加すると、浮遊ゲート
電極5も高電位になるために多数の正孔が捕獲されたゲ
ート絶縁膜14の領域で基板1より多数の電子がトンネ
ル電流により浮遊ゲート電極5に注入される結果、誤書
き込みが生じる。本発明においては、消去電圧が低いた
めに、誤書き込みを防止できる。
また、基板1の表面に消去電圧低電圧化ドーピング領域
8の形成により、基板表面は、N型に近くなる。このた
め、ソース領域2に消去電圧を印加した場合、表面に形
或される空乏層が太きくなるために、表面ブレイクダウ
ンは起きにくくなり、その結果、ホットキャリアの発生
量も減少する。
従って、消去電圧が同じでも、誤書き込み量を改善でき
る。また、本発明は、ゲート絶縁膜4が200人以下の
EEFROMにおいて、特に効果的である。ゲート絶縁
膜4が薄いと、消去時に表面ブレイクダウンを低い電圧
で起こすからである。
以上説明したように、本発明の電気的消去可能半導体不
揮発性メモリは、消去電圧低電圧ドーピング領域を設け
ているために、消去電圧を低くでき、さらに、消去領域
と基板間の耐圧を高《できる結果、誤書き込みを防止で
きる。
第7図は、本発明のEEPROMの第2の実施例の断面
図である。ソース領域を消去端子として用いる場合の実
施例である。ソース領域2と基板1との間の耐圧を上げ
るために、薄い濃度のソース領域2Aを設けてある。E
EPROMの読み出し方法、書き込み方法及び消去方法
は、第1図のEEFROMと同様である。第7図のEE
PR○Mにおいては、薄い濃度のソース領域2Aを設け
ることにより、耐圧を大きくできる。従って、消去時に
ホントキャリアの発生量を少なくすることができるので
、非選択メモリセルの誤書き込みを防ぐことができる。
また、本発明のEEPROMの消去時に、消去時間を長
くすることにより、消去電圧を低くすること、及び消去
電圧をゆっくり増加させて消去することによっても、ホ
ノトキャリアの発生量を少なくすることができ、誤書き
込みを防止する効果がある。
また、本発明の実施例の説明においては、消去後の閾値
電圧を1.5Vとして説明したが、消去後の闇値電圧と
書き込み後の闇値電圧が異なり、読み出し状態でEEP
ROMのチャネルインピーダンスが異なるようにすれば
、情報の消去、書き込み及び読み出しができる。
また、本発明の消去電圧低電圧化ドーピング頌域8を形
成する場合、書き込み用のP型高濃度頌域9も同時に形
威できる。即ち、P型高濃度領域9として、ボロンをI
XIOl3cm−”ドーピングし、さらに消去電圧低電
圧化ドーピング領域8として、砒素を1×10′!〜l
 XIO13L:11−”同一マスクで形成する。ボロ
ンは砒素より拡散係数が大きいので、書き込み効率を変
えずに本発明を実施できる。書き込み用ドーバントの拡
散係数より、消去電圧低電圧化ドーピング領域用ドーパ
ントの拡散係数を小さくすること力くチャネノレホソト
エレクトロンY主入書き込みを用いる場合重要である, 第8図は、本発明のEEPROMの第3の実施例の断面
図である。第8図のEEFROMの場合、読み出し及び
書き込みは、第1及び第2実施例と同じである。電気的
消去は、ドレイン領域3に消去電圧を印加して、浮遊ゲ
ート電極5にドレイン領域3との間の薄い絶縁膜4にト
ンネル電流を流して消去する。ドレイン領域3と基仮l
との耐圧を上げるために、薄いN型ドレイン領域3Aが
設けられているが、設けなくても実施できる。また、ソ
ース領域2と1′レインH3A3との間のチャネルイン
ピーダンスは、制御ゲート電極7によって選択ゲート絶
縁膜4Aを介して直接制御される領域のインピーダンス
と、浮遊ゲート電極5によって絶縁膜4を介して制御さ
れる領域のインピーダンスとの直列配置によって決まる
。第8図のような実施例においても、消去電圧低電圧化
ドーピング領域8を浮遊ゲート電極5の下に設けること
により、非選択メモリセルの誤書き込みを防止できる。
特に、ゲート絶縁膜がトンネル絶縁膜を兼ねる構造にお
いて効果的である。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したように浮遊ゲート電極の下の
基板表面に消去電圧低電圧化ドーピング領域を設けるこ
とにより、消去電圧を低くして、消去時にゲート絶縁膜
に捕獲される正孔を少なくすることにより、書き込み時
での消去後闇値電圧の変化を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの1羽にかかる電気的消去可能半導体不揮発
性メモリの断面図、第2図は従来の電気的消去可能半導
体不揮発性メモリの断面図、第3図は本発明の電気的消
去可能半導体不揮発性メモリのチャネル領域の基板表面
の不純物分布図、第4図は紫外線照射後の闇値電圧の砒
素注入量依存性図、第5図は誤書き込み量のゲートディ
スクープ時間依存性図、第6図は消去電圧の砒素注入量
依存性図、第7図及び第8図はそれぞれ本発明の電気的
消去可能半導体不揮発性メモリの第2及び第3実施例の
断面図である。 基板 ソース領域 ドレイン領域 ゲート絶縁膜 浮遊ゲート電極 消去電圧低電圧化ドーピング領域 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1導電型の半導体領域の表面部分に間隔をおいて設け
    られた第1導電型と逆導電型のソース領域及びドレイン
    領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域の間の半導
    体領域の表面部分に設けられた第1の導電型と逆導電型
    の消去電圧低電圧化ドーピング領域と、前記ソース領域
    と前記ドレイン領域との間の半導体領域表面にゲート絶
    縁膜を介して設けられた浮遊ゲート電極と、前記浮遊ゲ
    ート電極と制御ゲート絶縁膜を介して設けられた制御ゲ
    ート電極と、前記ソース領域あるいは前記ドレイン領域
    と前記浮遊ゲート電極との間に設けられた電気的消去用
    トンネル絶縁膜とから成る電気的消去可能半導体不揮発
    性メモリ。
JP24101389A 1989-09-18 1989-09-18 電気的消去可能半導体不揮発性メモリ Pending JPH03102878A (ja)

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