JPH0997884A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0997884A
JPH0997884A JP7254787A JP25478795A JPH0997884A JP H0997884 A JPH0997884 A JP H0997884A JP 7254787 A JP7254787 A JP 7254787A JP 25478795 A JP25478795 A JP 25478795A JP H0997884 A JPH0997884 A JP H0997884A
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JP
Japan
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region
type
source
impurity region
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JP7254787A
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English (en)
Inventor
Masashi Umemura
政司 梅村
Kazunori Kanebako
和範 金箱
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EEPROMのプログラミング動作の繰り返
しによる、トンネル酸化膜の劣化を防止する。 【解決手段】 二重ウェル構造内に、二重導電タイプの
拡散層からなるソース(ドレイン)を有するメモリセル
トランジスタにおいて、各部への電圧を制御することに
より、メモリセルへの書込み消去を、空乏層で加速され
た電子、ホールを用いて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は不揮発性半導体記
憶装置に係わり、特にメモリセルにおいて浮遊ゲートに
電子またはホールを注入することによりプログラム動作
を行うEEPROMに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】EEPROMの一般的なメモリ素子構造
は、図7に示すように、半導体基板601内に形成され
た不純物領域602と、この不純物領域602中に形成
されたソース603およびドレイン604と、この不純
物領域上にトンネル酸化膜605を介して形成された電
気的に浮遊なゲート電極(以下浮遊ゲートと呼ぶ)60
6と、この浮遊ゲート606上に絶縁膜607を介して
形成されたコントロールゲート電極(以下コントロール
ゲートと呼ぶ)608の2層ゲートからなるMOS型電
界効果トランジスタである。メモリセルへの書込み、消
去は、浮遊ゲート606に電子の注入、電子の引き抜き
(ホールの注入)を行うことにより、コントロールゲー
トから見た閾値が変化することを利用したものである。
この電子の注入、引き抜き方法として、チャネルホット
エレクトロン、FNトンネル電流等を利用する方法があ
る。
【0003】チャネルホットエレクトロンを利用する書
込みは、ドレインと制御ゲートに高電圧を印加し、ソー
スを接地することによってチャネルを流れる電子が、ド
レイン近傍の高電界で加速されることにより行われる。
この場合ドレイン、浮遊ゲート間に高電界が印加され、
さらにチャネルに大電流が流れることになる。
【0004】これに対してFNトンネル電流を用いて書
込み、消去を行う方法では、チャネル電流はほとんど必
要がない。書き込み時は、例えば半導体基板601、不
純物領域602、ソース603及びドレイン604に0
V、コントロールゲート608に電圧を印加する。コン
トロールゲートに電圧を印加することにより、トンネル
酸化膜605に電圧が印加される。トンネル酸化膜に電
圧が印加されると、バンド構造は図8に示すフラットバ
ンド状態からコントロールゲートに正の電圧印加時のバ
ンド状態へと変化し、Si基板表面で下向きにわん曲
し、空乏層701中に電子が誘起される。また、トンネ
ル酸化膜に電圧が印加されると、浮遊ゲート側で、トン
ネル酸化膜のエネルギーギャップは印加電圧に応じて引
き下げられ、トンネル酸化膜のバリア上部に歪み702
が生じる。電子はこのトンネル酸化膜のバリアの歪み7
02を突き抜けて、浮遊ゲートに達する。このとき、コ
ントロールゲートから見たトランジスタの閾値は高くな
り、書込み状態となる。消去時は、例えば、半導体基板
601をopen、不純物領域602に電圧を印加、ソ
ース603及びドレイン604、コントロールゲート6
08に0Vを印加する。トンネル酸化膜605に負電圧
が印加されると、バンド構造は図9に示すフラットバン
ド状態から負の電圧印加時のバンド状態へと変化し、S
i基板表面で下向きにわん曲する空乏層801中にホー
ルが誘起される。またSi基板側でトンネル酸化膜のエ
ネルギーギャップは印加電圧に応じて引き下げられ、ト
ンネル酸化膜のバリア底部に歪み802が生じる。電子
はこのトンネル酸化膜のバリアの歪み802を突き抜け
て、浮遊ゲートから引き抜かれる。このときコントロー
ルゲートから見たトランジスタの閾値は低くなり消去状
態となる。このようにトンネル酸化膜中を移動する電子
の流れを、FNトンネル電流と呼ぶ。一般にトンネル酸
化膜にFNトンネル電流を流した場合、トンネル酸化膜
を介して電子のやりとりするため、トラップが発生し電
子及びホールがある確率でトンネル酸化膜中に捕獲さ
れ、そこにとどまることが知られている。これらのトラ
ップは、コントロールゲートから見た閾値を変動させる
ため、EEPROMメモリセルの信頼性低下を招いてい
た。この閾値の変動は、図10に示すように書込み・消
去のサイクル数が増加するに従い増加する。また、FN
トンネル電流による書込み、消去を繰り返すことによ
り、電子及びホールがトンネル酸化膜を介して浮遊ゲー
トもしくは半導体基板よりリークする現象が発生する。
例えばトンネル酸化膜中にホールがトラップされている
場合、コントロールゲートに低電圧が印加されただけ
で、半導体基板中の電子が浮遊ゲートに注入されてしま
い、読みだし動作中にメモリセルへの書込みが行われて
しまうといった不具合が生じる。
【0005】上記問題に対しては、トンネル酸化膜に印
加する電圧を通常の印加電圧(例えば23V)より高く
して、図8に示すトンネル酸化膜に高電圧が印加された
場合のバンド構造に示すようにトンネル酸化膜のバンド
ギャップをさらに引き下げることにより、電子がトンネ
ル酸化膜のバリアを越える現象による書込みも考えられ
る。しかし、電子が飛び越えられる程度までトンネル酸
化膜のバリアを引き下げるには、トンネル酸化膜にかな
りの高電圧を印加する必要があるため、トンネル酸化膜
の高電界による劣化や、高耐圧のトランジスタが必要に
なるといった問題が生じる。
【0006】この問題に対しては、半導体基板と拡散層
を順バイアス状態として供給された電子を、半導体基板
と制御ゲートおよびソース/ドレインとを逆バイアスさ
せた空乏層で加速し、浮遊ゲートに注入する手段が特開
平6−268231、1994 IEEE IEDM 94-53、に開示さ
れている。しかし、これらの方法では書き込み時のみ、
トンネル酸化膜にストレスを与えないというものであ
り、これらの構造では、消去時のストレスを低く押さえ
ることは不可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のE
EPROMメモリセルでは、書込み、消去サイクル数が
増加すると、電子及びホールのトラップによる上述した
閾値の変動及びリーク現象が発生し、メモリセルの信頼
性を低下させるという問題があった。
【0008】本発明は、上記の欠点を鑑みてなされたも
ので、トンネル酸化膜を劣化させることなく、書込み、
消去を行う、信頼性の高い不揮発性半導体装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の不揮発性半導体記憶装置においては、第1
導電型の半導体基板と、前記第1導電型の半導体基板内
に形成された第2導電型の不純物領域と、前記第2導電
型の不純物領域表面に形成された第1絶縁膜と、前記第
1絶縁膜上に形成された電気的に浮遊なゲート電極と、
前記電気的に浮遊なゲート電極上に第2絶縁膜を介して
少なくとも一部が前記電気的に浮遊なゲートとオーバー
ラップするように形成されたコントロール電極と、前記
第2導電型の不純物領域に形成された、第1導電型の第
1のソース(またはドレイン)領域と、前記第1導電型
の第1のソース(またはドレイン)領域内に形成された
第2導電型の第2のソース(またはドレイン)領域と、
前記第2導電型の不純物領域内に形成された第1導電型
のドレイン(またはソース)領域とを具備し、書込み時
に、前記第1導電型の半導体基板より供給された電子
を、前記第2導電型の不純物領域と前記第1導電型の第
1のソース(またはドレイン)領域との間に発生させた
空乏層により加速し、前記電気的に浮遊なゲートに注入
させ、消去時に、前記第2導電型の不純物領域より供給
されたホールを、前記第1導電型の第1のソース(また
はドレイン)領域と第2導電型の第2のソース(または
ドレイン)領域との間に発生させた空乏層により加速
し、前記電気的に浮遊なゲートに注入させることを特徴
としている。
【0010】以上のように構成された不揮発性半導体記
憶装置においては、書き込み時、前記半導体基板と前記
第2導電型不純物領域とに順バイアス状態とし、前記半
導体基板より前記第2導電型不純物領域に電子を供給
し、前記第2導電型不純物領域と前記第1導電型の第1
のソース(またはドレイン)領域とを逆バイアス状態と
し、空乏層を発生させることにより、供給された電子を
空乏層で加速させ、トンネル酸化膜のバリアを越えるエ
ネルギーを持たせて、浮遊ゲートに注入する。消去時
は、前記不純物領域と前記二重導電タイプの拡散層から
なるソースまたはドレインの第1導電型の部分とを順バ
イアス状態とし、前記第2導電型不純物領域より前記二
重導電タイプの拡散層からなるソースまたはドレインの
第1導電型の部分にホールを供給し、前記第1導電型に
第1のソース(またはドレイン)領域と第2導電型の第
2のソース(またはドレイン)領域とを逆バイアス状態
とし、空乏層を発生させることにより、供給されたホー
ルを空乏層で加速させ、トンネル酸化膜のバリアを越え
るエネルギーを持たせて、浮遊ゲートに注入する。
【0011】そして上記した理由から、プログラミング
時にトンネル酸化膜にトラップされる、電子、ホールに
よる酸化膜の劣化を低く抑えることがでる。また、従来
と比べて、約1/2程度の低電圧でのプログラミング動
作が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にしながら本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本願
発明を適用したEEPROMの構造を示す図である。本
発明のメモリセルは、n型半導体基板101上に形成さ
れたp型不純物領域102内に浮遊ゲート103とコン
トロールゲート104を有する、MOSトランジスタで
形成されている。トランジスタのソース(またはドレイ
ン)は、例えば40keVの加速度で1.2×1013c
m-2のドーズ量のリン(P)を注入し形成したn型の第
1のソース領域105内部に、15keVの加速度で
1.2×1013cm-2のドーズ量のボロン(B)を注入
することにより形成したp型の第2のソース領域106
を有する、二重導電タイプの拡散層からなる。n型半導
体基板101、p型不純物領域102、コントロールゲ
ート104、第1のソース領域105、第2のソース領
域106、ドレイン領域107はメモリセルの各動作モ
ードに応じて所定の電圧を印加できるようになってい
る。このときの電圧値の一例を図2に示す。
【0013】以下、書込み時の動作原理を図2及び図3
を用いて説明する。n型半導体基板101に0V、p型
不純物領域102に0.7Vの順方向電圧を印加する
と、n型半導体基板101中の電子201はp型不純物
領域へ注入される。また、p型不純物領域102に0.
7V、n型の第1のソース領域105に3Vの逆方向電
圧が印加されているので、p型不純物領域102とn型
の第1のソース領域105との境界面で空乏層202が
発生する。n型半導体基板101より供給された電子2
01は空乏層202中に注入され、空乏層202中で加
速され高いエネルギーを持つ。このとき、コントロール
ゲート104に10Vの電圧を印加すると、電子201
はトンネル酸化膜108を越えて浮遊ゲート103に注
入される。電子201が浮遊ゲート103に注入される
と、コントロールゲート104より見た閾値は高くな
り、メモリセルは書込み状態となる。このときのバンド
構造を図4に示す。メモリセルのSi基板側では、p型
不純物領域とn型の第1のソース領域間の逆方向電圧に
より、バンドの曲がり301が生じ、空乏層302が発
生する。さらにコントロールゲートに例えば10Vの電
圧を印加することにより、トンネル酸化膜に電圧Vgが
印加される。このとき、トンネル酸化膜のバリアの高さ
は、浮遊ゲート側でVgだけ引き下げられ歪み303が
生じる。空乏層302で発生した電子に加えて、n型半
導体基板より供給された多量の電子は空乏層302中で
加速され、トンネル酸化膜のバリアを越えるようなエネ
ルギーを得た電子304は、トンネル酸化膜のバリアを
越えて浮遊ゲートへ注入される。トンネル酸化膜への印
加電圧Vgによってトンネル酸化膜のバリア上部に歪み
303が生じるが、電子304がトンネル酸化膜を突き
抜けるには十分な電圧ではないため、Si基板側でのバ
ンドの曲がりによって高エネルーギーを得た電子304
のみが酸化膜のバリアを飛び越えて、浮遊ゲートに注入
される。
【0014】消去時の動作原理を図2及び図5を用いて
説明する。p型不純物領域102に0.7V、n型の第
1のソース領域105に0Vの順方向電圧を印加する
と、p型不純物領域102中のホール401はn型の第
1のソース領域へ注入される。また、n型の第1のソー
ス領域105に0V、p型の第2のソース領域106に
−3Vの逆方向電圧が印加されているので、n型の第1
のソース領域105とp型の第2のソース領域106と
の境界面で空乏層402が発生する。p型不純物領域1
02より供給されたホール401は空乏層402中に注
入され、空乏層402中で加速され高いエネルギーを持
つ。このとき、コントロールゲート104に−10Vの
電圧を印加すると、ホール401はトンネル酸化膜10
8を越えて浮遊ゲート103に注入される。ホール40
1が浮遊ゲート103に注入されると、コントロールゲ
ート104より見た閾値は低くなり、メモリセルは消去
状態となる。このときのバンド構造を図6に示す。メモ
リセルのSi基板側では、n型の第1の不純浮遊ゲート
とp型の第2の不純物領域間の逆方向電圧により、バン
ドの曲がり501が生じ、空乏層502が発生する。さ
らにコントロールゲートに例えば−10Vの電圧を印加
することにより、トンネル酸化膜に電圧Vgが印加され
る。このとき、トンネル酸化膜のバリアの高さは、浮遊
ゲート側でVgだけ引き上げられ歪み503が生じる。
空乏層502で発生したホールに加えて、p型不純物よ
り供給された多量のホールは空乏層502中で加速さ
れ、トンネル酸化膜のバリアを越えるようなエネルギー
を得たホール504は、トンネル酸化膜のバリアを越え
て、浮遊ゲートへ注入される。トンネル酸化膜への印加
電圧Vgによってトンネル酸化膜のバリア底部に歪み5
03が生じるが、ホール504がトンネル酸化膜を突き
抜けるには十分な電圧ではないため、Si基板側でのバ
ンドの曲がりによって高エネルギーを得たホール504
のみが酸化膜のバリアを飛び越えて、浮遊ゲートに注入
される。また、図1の不揮発性半導体記憶装置におい
て、読み取り、書込み、消去のどの動作モードにおいて
も、常に半導体基板に接地電位に保つことが可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成される
ので、以下に記載されるような効果を奏する。トンネル
酸化膜のバリアを越えるようなエネルギーを持った電
子、ホールを用いて、書込み、消去を行うので、トンネ
ル酸化膜中の電子、ホールトラップを低減させることに
より、閾値の変動や、低電界でのリーク電流を低減させ
ることができ、信頼性の高いメモリセルを実現すること
が可能となる。
【0016】また、従来の約1/2の電圧で電子、ホー
ルを浮遊ゲートに注入することができるので、メモリを
構成する周辺トランジスタを高耐圧構造にする必要がな
く、周辺回路も小規模化し、集積度を高めることが可能
となる。
【0017】特に、2つの異なる導電タイプの二重拡散
層からなるソース(ドレイン)を用いることにより、書
込み、消去に必要な電子、ホールの供給および、これら
電子、ホールを加速させる空乏層の発生をより適した位
置関係で行うことにより、書き込み、消去を効率良く行
うことが可能となる。
【0018】さらに、メモリセルの全デバイスモード
で、半導体基板を接地電位に保つことにより、半導体チ
ップを基体にマウントする場合の放熱性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるフラッシュメモリEEPROM
メモリセルの断面図である。
【図2】図1で示した各部に印加する電圧の実施例を示
した図表である。
【図3】書き込み時の電子の移動経路を示した図であ
る。
【図4】書き込み時のバンド構造を示した図である。
【図5】消去時のホールの移動経路を示した図である。
【図6】消去時のバンド構造を示した図である。
【図7】従来のEEPROMメモリセルの断面図であ
る。
【図8】トンネル電流を用いた書込み時のバンド構造を
示した図である。
【図9】トンネル電流を用いた消去時のバンド構造を示
した図である。
【図10】書込み・消去サイクル数を閾値Vthの関係
を表わす図である。
【符号の説明】
101 n型半導体基板 102 p型の不純物領域 105 n型の第1のソース領域 106 p型の第2 のソース領域 201 電子 202 空乏層 301 バンドの曲がり 304 トンネル酸化膜のバリアを越えるのに十分な
エネルギーを得た電子 401 ホール 402 空乏層 501 バンドの曲がり 504 トンネル酸化膜のバリアを越えるのに十分な
エネルギーを得た電子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、 前記第1導電型の半導体基板内に形成された第2導電型
    の不純物領域と、 前記第2導電型の不純物領域表面に形成された第1絶縁
    膜と、 前記第1絶縁膜上に形成された電気的に浮遊なゲート電
    極と、 前記電気的に浮遊なゲート電極上に第2絶縁膜を介して
    少なくとも一部が前記電気的に浮遊なゲートとオーバー
    ラップするように形成されたコントロール電極と、 前記第2導電型の不純物領域に形成された、第1導電型
    の第1のソース(またはドレイン)領域と、 前記第1導電型の第1のソース(またはドレイン)領域
    内に形成された第2導電型の第2のソース(またはドレ
    イン)領域と、 前記第2導電型の不純物領域内に形成された第1導電型
    のドレイン(またはソース)領域とを具備し、 書込み時に、前記第1導電型の半導体基板より供給され
    た電子を、前記第2導電型の不純物領域と前記第1導電
    型の第1のソース(またはドレイン)領域との間に発生
    させた空乏層により加速し、前記電気的に浮遊なゲート
    に注入させ、 消去時に、前記第2導電型の不純物領域より供給された
    ホールを、前記第1導電型の第1のソース(またはドレ
    イン)領域と第2導電型の第2のソース(またはドレイ
    ン)領域との間に発生させた空乏層により加速し、前記
    電気的に浮遊なゲートに注入させることを特徴とする不
    揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体基板と、 前記第1導電型の半導体基板内に形成された第2導電型
    の不純物領域と、 前記第2導電型の不純物領域表面に形成された第1絶縁
    膜と、 前記第1絶縁膜上に形成された電気的に浮遊なゲート電
    極と、 前記電気的に浮遊なゲート電極上に第2絶縁膜を介して
    少なくとも一部が前記電気的に浮遊なゲートとオーバー
    ラップするように形成されたコントロール電極と、 前記第2導電型の不純物領域に形成された、第1導電型
    の第1のソース(またはドレイン)領域と、 前記第1導電型の第1のソース(またはドレイン)領域
    内に形成された第2導電型の第2のソース(またはドレ
    イン)領域と、 前記第2導電型の不純物領域内に形成された第1導電型
    のドレイン(またはソース)領域とを具備し、 前記電気的に浮遊なゲートへ電子を注入する場合、前記
    第1導電型の半導体基板と前記第2導電型の不純物領域
    とを順バイアス状態とし、前記第2導電型の不純物領域
    と前記第1導電型の第1のソース(またはドレイン)領
    域とを逆バイアス状態とし、 前記電気的に浮遊なゲートへホールを注入する場合、前
    記第2導電型の不純物領域と前記第1導電型の第1のソ
    ース(またはドレイン)領域とを順バイアス状態とし、
    前記第1導電型の第1のソース(またはドレイン)領域
    と前記第2導電型の第2のソース(またはドレイン)領
    域とを逆バイアス状態とすることを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 デバイスの全動作モードにおいて、 半導体基板を接地して動作させることを特徴とする請求
    項1または2記載の不揮発性半導体記憶装置。
JP7254787A 1995-10-02 1995-10-02 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPH0997884A (ja)

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