JPH03102643A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は光ピックアップ装置に関し、光検知器を固定
した調整板の固定構造に関するものである。

［従来の技術］ 第４図乃至第７図に基づいて、従来技術の一例を説明す
る。

第４図は従来の光ピックアップ装置の光学ユニットを示
す側面図であり、図において、（１）は光学ユニット、
（２）は前記光学ユニット（１）に圧入固定される半導
体レーザダイオード、（３）は前記光学ユニット（１）
に接着固定されるハーフミラー　（４）は前記半導体レ
ーザダイオード（２）からのレーザ光を複数本に分割す
る後述の回折格子（１３）を接着固定する回折格子ホル
ダ（５）は前記回折格子ホルダー（４）を押圧固定する
スプリング、（６）は光検知器（７）を固定する例えば
ベリリュウム、銅からなる第１の調整板であって、調整
ネジ（８）の締め込みにより、弾性変形する溝部（９）
を有する。（１ｏ）はネジ（１１）により前記第１の調
整板（６）を固定する第２の調整板、（１２）は前記第
２の調整板（１０）を固定するネジ、（１４）はフレキ
シブル基板（ＦＰＣ）、矢印Ｚは第１の調整板（６）の
光軸方向の調整方向を示す。

第５図はその底面図であり、図において、符号？１），
　　（６）〜（１４）は第４図と同等の構或であり、矢
印Ｘ％Ｙは第２の調整板（１０）の光軸とは直交する面
内の調整方向を示す。

第６図は半導体レーザダイオード（２）から発せられた
レーザ光の光路を示す側断面図であり、図において、符
号（１）〜（７）．（９）〜（１１），　　（１　３）
，　　（１　４）は第４図と同等の構成であり、（１５
）は音楽情報等が記録されたディスク（１６）の信号面
に常に集光させるため、公知のサーボ手段（図示せず）
によって矢印Ｗ方向へ移動する対物レンズである。尚、
図中、半導体レーザダイオード（２）からのレーザ光は
光路Ｔで示されている。

第７図（ａ）は従来の一例としてのハーフミラーを用い
た非点収差光学系を示す概略光路図であり、第７図（ｂ
）は、第７図（ａ）における位置０■、０２、Ｓに光検
知器がある場合の光検知器上のレーザ光のスポット形状
を示す図である。

４分割された光検知器（７）上でのスポット形状は合焦
位置（位ｆｉｔｓ）で円形状となる。その性質を利用し
て、それぞれ分割されたパターンＡ１ＢＳＣ，Ｄ上の光
出力が相等しくなるように光検知器（７）を矢印ｘ，ｙ
Ｓｚ方向へ公知の調整装置を用いて移動させ、１ミクロ
ンオーダで調整する。

すなわち、光検知器（７）上のスポット形状が楕円形状
である場合には、光検知器（７）は位置０１、０２にあ
る。前記位置０１、０２からの位置Ｓ，Ｓ−への調整は
調整ネジ（８）を回動させて光検知器（７）を矢印Ｚ方
向へ移動し、調整する。

また光検知器（７）上のスポット形状が円形上である場
合には、矢印２方向の調整は行う必要がないため、第２
の調整板（１ｏ）をそれぞれのパターンＡ，ＢＳＣＳＤ
の光出力が相等しくなるように矢印ＸＳＹ方向へ移動調
整し、ネジ（１２）で固定する。

［発明が解決しようとする課８］ 従来の課題 以上のように従来の構成にあっては矢印Ｘ１Ｙ方向への
調整完了後にネジ（１２）を締めつけて第２の調整板（
１０）を光学ユニット（１）に固定するが、ネジ（１２
）での締めつけの際に第２の調整板（１０）が動いてし
まい、このため繰り返し最適位置へ調整固定をやり直す
必要があった。

しかもそのために、調整に長時間要するものであった。

また、調整をやり直さないまでも正確に位置を定めるこ
とができないため、初期性能のバラツキが大きくなると
いう不具合があった。

更に矢印２方向の調整についてもネジ（８）の回動によ
る調整によって位置Ｓへ固定するが、機構が複雑なため
部品が高価になる欠点があった。

発明の目的 この発明は係る課題を解決するためになされたものであ
り、簡単な構戊でしかも調整板を固定する際に調整板の
位置ズレがない光ピックアップ装置を提供することを目
的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る光ピックアップ装置は、光学部品を備える
光学ユニットと、信号が形或されたディスクからの反射
光を前記光学ユニットを介して受光し、前記信号に応じ
た電気信号を出力する光検知器が固定されるとともに、
入射する前記反射光の少なくとも光軸方向とは直交する
面内に可動自在な調整板と、前記調整板を前記光学ユニ
ットの所定位置に固定する半田部とを備えるものである
。

［作用］ この発明に係る光ピックアップ装置の光検知器の固定構
造は、光検知器が固定された調整板を光学ユニットの所
定位置に半田部で固定したものである。

［実施例］ 以下この発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて
説明する。

第１図はこの発明の一実施例の光学ユニットを示す側面
図であり、図において、符号（２）〜（５）．　　（７
）．　　（１４）は上述した従来例に示した構或と同等
の構或である。

図中、（３１）は例えば亜鉛グイキャストからなる光学
ユニット、（３２）は光検出器（７）を？定する例えば
ガラス入りのエボキシ（ガラエボ）基板で構威される調
整板で、両端面に銅箔層（３２ａ）が公知の方法にて形
戊されている。（３３）は光学ユニット（３１）にネジ
（３４）によって固定される例えばガラエボ基板からな
る補助板であって、表面に銅箔層（３　３　ａ）が公知
の方法にて形威されている。（３５）は銅済層（３２ａ
）と銅箔層（３　３　ａ）とを半田によって固定するた
めに形成される半田部である。矢印２は第７図に示す位
置０１，０■から位置Ｓへの調整方向を示す。

第２図は第１図に係る光ピックアップ装置の底面図であ
り、符号（７），　　（１　４）．　　（３　２）．（
３２ａ），　（３３ａ）．　（３４）．　（３５）は上
述した第１図と同様の構或である。

以上の構成において、調整板（３２）の固定は、公知の
調整装置を用いて、調整板（３２）を矢印ｘＳｙ，ｚ方
向に調整し、第７図に示すような位置Ｓに調整した後、
半田にて銅箔部（３　３　ａ）と、銅箔部（３　２　ａ
）とを固定するものである。

上述のように調整板（３２）は光学ユニット（３１）に
対して、半田により固定されるため固定の際には位置ズ
レが発生せず、しかも極めて速やかに、正確に調整位置
Ｓに固定できるものである。更に複雑な部品を使用する
必要がない。

第３図は更に他の実施例を示す側面図である。

図において、符号（２）〜（５）．　　（７），　　＜
１４）．（３２），（３２ａ），（３３）．（３３ａ）
．　　（３　４）．　　（３　５）は、第１図、第２図
に示された構成と同等の構成である。図中、（４ｏ）は
光学ユニッットで、図示しない合焦点調整手段が内設さ
れ、位置０，，０２から位置Ｓ，Ｓ＝への調整が行われ
る。

この構成を有するピックアップ装置にあっては、矢印Ｘ
，Ｙ方向への調整を行い、および図示しない合焦点調整
手段により光検知器（７）の４分割素子Ａ％Ｂ．ＣＳＤ
上でビームスポットを位置Ｓに合わせた後、上述の場合
と同様に銅箔部（３２ａ）と、銅箔部（３３ａ）！：．
の間を半田にて固定する。

なお、実施例ではガラエボ基板に銅箔が形威されたもの
を示したがこれに限るものではなく、半田固定できるも
のであればよい。

更に、半田による固定の箇所についても上述の例に限る
ものでないことはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明によれば、光検知器が固定
された調整板を光学ユニットの所定位置に半田で固定す
るようにしたので、固定の際に調整精度の狂いが少なく
、初期性能のバラッキを少なくすることができるため、
信頼性を大きく向上せしめることができる。

また、構成が簡単で、しかも安価にできるという効果を
奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の光ピックアップ装置の光学
ユニットを示す側面図、第２図は第１図に示された光学
ユニットの底面図、第３図は他の実施例を示す光学ユニ
ットの側面図、第４図は従来の光ピックアップ装置に係
る光学ユニットを示す側面図、第５図は第４図に示され
た光学ユニットの底面図、第６図は半導体レーザダイオ
ードから発したレーザ光の光路を示す側断面図、第７図
（ａ）はハーフミラーを用いた非点収差光学系の概略光
路図、第７図（ｂ）は図（ａ）の位置０１，０２，ｓに
おける光検知器上のスポット形状を示す図である。 図において、（２）は半導体レーザダイオード、（３）
はハーフミラー　（７）は光検知器、（３１）は光学ユ
ニット、（３２）は調整板、（３３）は補助板、（３５
）は半田部である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光学部品を備える光学ユニットと、 信号が形成されたディスクからの反射光を前記光学ユニ
   ットを介して受光し、前記信号に応じた電気信号を出力
   する光検知器が固定されるとともに、入射する前記反射
   光の少なくとも光軸方向とは直交する面内に可動自在な
   調整板と、 前記調整板を前記光学ユニットの所定位置に固定する半
   田部とを備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。