JPH03102134A

JPH03102134A - 空気調和用空気流調節装置

Info

Publication number: JPH03102134A
Application number: JP1237890A
Authority: JP
Inventors: Mitsuyuki Fukuda; 福田　光進; Takeshi Miyauchi; 宮内　武
Original assignee: Nippon Thermostat Co Ltd
Current assignee: Nippon Thermostat Co Ltd
Priority date: 1989-09-13
Filing date: 1989-09-13
Publication date: 1991-04-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業Ｌの利用分野本考案は、空気調和用の玲風または温風を通す送風路の
吹出し口、途中あるいは分岐部分に設けられる空気流調
節装置に関する。

従来の技術と発明の課題従来よりこの抑の空気流調節装置として、温度センサで
室温を感知し、電気回路部を介して電動機を作動させ、
空気流の方向を玲房川、暖房用に切替えたり、風ｈ１を
調節したりするものが知られている。

この従来装置は、十分な作動力を得るため歯車等を使用
するので、複雑化、大型化し、高価なものとなる。また
、応答性が悪く、空気調和装２？を作動し始めたときに
は、室温が適温に近づくまで長時間空気流の方向等が不
適当な状態が続くという欠点もある。

本発明は、これらの不都合を解消し、小型、安価で優れ
た応答性を有する空気流調節装置を得ることを［ｉ的と
ずるものである。

課題を解決するための手段本発明は、電流によって発熱させられる電気発熱体を備
え、この電気発熱体による熱を感知し、かつ送風路を通
る通風空気温を感知して作動する感温作動体と、この感
温作動体によって動かされ、空気流の方向又は風はを変
える調整板と、前記発熱体に電流を供給する電気回路部
とを右する空気調和用空気流調節装置である。

この電気回路部は、室温を感知する温度センサと、この
温度センサの出力を増幅する増幅器とを右するもの、あ
るいは手動操作により出力電流を調節しうるようになっ
たものとすることができる。

作用この装置では、電流により調整板を駆動するのに、電気
発熱体と感温作動体を用いた構成であるので、感温作動
体に、ワックスの熱膨張を用いたもの等の小型で大きな
作動力を有するものを使用し、歯車等を用いることなく
直接調整板を駆動するようにして、構造を単純化し、小
型化することができる。

また、電流により調節するだけでなく、感温作動体が通
風空気温をも感知して作動するので、電気回路が停止し
ているときにもある程度の調節ができ、かつ室温だけで
なく通風空気温を感知することができるので、空気調和
装置の作動開始時には、適当な空気流の方向等の調節が
短時間で実現される。

実施例以下本発明を図示する実施例について只体的に説明する
。

第１図は、第１実施例を示す。

この空気調和用空気流調節装置１０は、天井１１の送風
路ｌ２吹出し［１部分に取Ｎけられる。

この装置１０において、フレーム１３は、金属板を曲折
して形成され、紙面乗直方向に細長く伸び、下方は天井
１１下の室内に向って聞き、上方には、送風路からの空
気を通す孔１４．１４が形成されている。

フレーム１３の中央には、ワックス型感温作動体１５が
取付けられている。この感温作動体は、ワックスを内蔵
し、この熱膨張により、ロッド１６をｆ方へ突出させる
。ワックスが収納されている感泥作動体１５．１＝部は
、フレーム１３の上方へ突出し、送風路１２を通る通風
空気が当り、この温度を感知し得るようになっている。

さらに、この感温作動体１５」二部には、セラミック発
熱体よりなる電気発熱体１７が取付けられ、この温度も
検知し得るようになっている。

この電気発熱体１７には、電気回路部１８が接続されて
いる。この電気回路部１８は、サーミスタよりなる温度
センサエ９とこの出力を増帽する増幅器２０よりなり、
さらにこの増幅器２０には、手動操作部２１が設けられ
ている。温度センサ１９は、サーミスタよりなり、室内
に設けられて室温を検出する。増幅器２０は、この温度
センサ１９の出力を増幅して電気発熱体１７に加える。

手動操作部２１は、これを操作することにより、増１１
ｉ１Ｗ２０の出力電流を前記増幅した値よりさらに増減
させることができる。

フレーム１３の下側には調整板２２．２２が設けられて
いる。この調整板２２．２２は、細長板よりなり、＠１
１２３，２３でフレーム１３の端而に支持されて回動可
能となり、空気を側方ないし直Ｆ方向へ吹出すよう空気
流の方向を変えることができ、また下端を中央板２４に
当てて閉止状態とすることができる。感温作動体ｌ５の
ロッド１６には、リテーナ２５が被せられ、中央板２４
がらパネ２６で押されている。このリテーナ２５と調整
板２２．２２の上部との間は、リンク２７，２７で接続
され、温度が上昇しロ．ツド１６が突出するにしたがい
、調整板２２．２２は回動ざせられ、空気流の吹出し方
向を側方から下方へ変え、さらに閉止状態とする。

この空気流調節装置１０は、以上の構成であり、次のよ
うに作動する。

冷房時には、感温作動体１５は通風空気及び電気発熱体
１７の低温を検出して、ロッド１６の突出ｆｉｔは少な
く、調整板２２．２２は、第１図に尖線で示すように下
端が拡がった状態となり、空気を側方に吹出す。この冷
房中に温度が上昇すると、空気はやや下方寄りに吹出さ
れ、下降するとより側方に吹出されるよう、通風空気温
及び室温により自動的に調節される。

暖房時には、ロッド１６が突出し、調整板２２，２２は
、第１図の仮想線で垂直に示ず状態となり、空気を下方
へ吹出す。この暖房中においても、温度が七昇すると、
空気は側方にやや拡がって吹出され、下降するとより集
中して吹出されるよう自動調節される。

さらに手動操作部２１を操作すると、空気流の方向を微
調整することができ、また冷房中に空気を垂直に吹出さ
せることも可能である。

なお、この例では、火災の際、感温作動体ｌ５が高温に
なると、ロッド１６は大きく突出し、調整板２２．２２
が、第１図に仮想線で示すようにド端が中央板２４に〉
１１たって、閉止状態となり、送風路を煙が通ることを
防Ｉ卜することができる。

第２図は、第２大施例を７１ミす。

この？と気調和用空気流調ｔδ１装：Ｉ１′？．３０は
、暖房用のものであって、床近くの壁面３１の送風路３
２出［１部分に取付けられる。

この装置３０において、ワックス型感温作動体３３は、
送風路３２の内壁面に取付けられている。

この感温作動体は、前記例のものと同様であって、温度
上昇によりロッド３４を突出させるものであり、ワック
ス収納部分には電気発熱体３５が取（＝Ｆけられている
。この電気発熱体３５は、前記例と同様の温度センサ３
６、増幅器３７、手動操作部３８からなる電気回路３９
に接続されている。

送風路３２内には、調整板４０が設けられ、この調整板
４０は、送風路３２内壁面に支持された軸４１を中心に
回動して、風量を調節することができる。感温作動体３
３のロッド３４の先端と調整板４０との間は、軟質プラ
スチック等の可撓材よりなるリンク４２で接続され、ロ
ッド３４が突出ずるにしたがい、調整板４０が囲動させ
られ、風邑が減少させられる。

この空気流調節装置３０は、以上の構成であるから、吹
き出し空気温、室温が上昇するとロッド３４が突出して
風量を減少させ、室温を一定にするよう自動調節し、ま
た手動操作部３８の操作で、風も１を変えて、室温の設
定値を変史することができる。

上言己例は、いずれも手動操作部が増幅器出力を増減さ
せるものであるが、ほかにも増幅器の増輔率を変化させ
るもの等種々のものとすることができ、さらにこの手動
操作部を省くことも＋ｉ７能である。

また、温度センサを省き、手動操作やタイマーによって
感温作動体を操作する構成も可能である。

発明の効果本発明は、従来の電動機に代えて、電気発熱体と感温作
動体を用いるものであるから、ワックス型感温作動体の
ような小；４＋２で大きな作動力を右するものを使用し
、／ｌｉ純な構成で装置全体を小型化し、この結果低コ
スト化を図ることができる。特にワックス型感温作動体
を用いると、ワックスを選択することにより、作動闇と
温度の関係を仔意に設定することができ、冷房、暖房に
使用する温度領域でより大きな作動星を生じるようにし
てより扱い易くすることも再能である。

また、電流により調節するだけでなく、感温作動体が通
風空気温をも感知して作動するので、電気回路が停止し
ているときにもある程度の調節ができ、かつ室温ではな
く通風空気渦を感知することができるので、空気調和装
置の作動聞始ａ！ｊにも、短時間で空気流の方向、風４
が適当な値に達し、快適なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の断面図、第２ハ１は第２
実施例の断面図である。１０．３０・・・空気調和用空気流調節装置、１２，３
２・・・送風路、１５．３３・・・感温作動体、１６，
３４・・・ロッド、１７．３５・・・電気発熱体、１８
，３９・・・電気回路部、１９．３６・・・温度センサ
、２０，３７・・・増幅漆、２１．３８・・・手動操作
部、２２，４０・・・調整板、２７．４２・・・リンク
。

Claims

【特許請求の範囲】１、電流によって発熱させられる電気発熱体を備え、こ
の電気発熱体による熱を感知し、かつ送風路を通る通風
空気温を感知して作動する感温作動体と、この感温作動
体によって動かされ、空気流の方向又は風量を変える調
整板と、前記発熱体に電流を供給する電気回路部とを有
する空気調和用空気流調節装置。２、請求項１において、電気回路部が、室温を感知する
温度センサと、この温度センサの出力を増幅する増幅器
とを有する空気調和用空気流調節装置。３、請求項１又は２において、電気回路部が、手動操作
により出力電流を調節しうるようになった空気調和用空
気流調節装置。