JPH03102063A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03102063A
JPH03102063A JP1241373A JP24137389A JPH03102063A JP H03102063 A JPH03102063 A JP H03102063A JP 1241373 A JP1241373 A JP 1241373A JP 24137389 A JP24137389 A JP 24137389A JP H03102063 A JPH03102063 A JP H03102063A
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JP
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recording
sheet
paper feed
recording sheet
feeding
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JP1241373A
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English (en)
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Takehiko Kiyohara
武彦 清原
Tetsuhiro Nitta
哲弘 新田
Makoto Kashimura
鹿志村 誠
Hirofumi Hirano
弘文 平野
Toshihiko Tozawa
戸沢 俊彦
Tetsuo Kimura
哲雄 木村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録装置の記録シートの搬送および排出手段
に関する. 〔従来の技術〕 プリンタ、複写機、ファクシミリなどの記録装置は、転
送されてくる画像情報に基づいて、記録ヘッドのエネル
ギー発生体を駆動することにより、紙やプラスチック薄
板などの記録シート上にドットパターンから或る画像を
記録していくように構威されている。
上記記録装置は、記録方式により、インクジェット式、
ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式などに
分けることができる。
また、記録装置で使用される記録シー}・には、普通紙
の他、ハガキや封筒等の厚紙やプラスチック薄板等の特
殊シートなどがある。
記録シートの供給は、1枚づつ手差しで挿入する他、自
動給紙装置によって自動かつ連続的に送り込むことが行
われている。
前記自動給紙装置には、記録装置内に組込まれる内臓型
の他、着脱自在に装着される外装型のものがあり、本発
明は後者の外装型の自動給紙装置が装着される記録装置
に係わる。
記録装置は、一般に、横置き型が採用され、その上面に
シート挿入口およびシート排出口が設けられ、記録装置
内部で略U字状に構成された記録シート搬送路に沿って
シート送りしながら記録していくように構威されている
. [発明が解決しようとする技術的課題]しかし、上記従
来の記録装置にあっては、記録ずみの記録シートは、シ
ート排出口から上方へ排出させながら、スタッカ上にほ
ぼ立てた姿勢で積載する方法で取り出していたので、記
録直後のシート表面に排出(上昇)中のシートが接触し
、記録面が汚れやすいという問題があった。
特に、液体を付着させて記録するインクジェット記録装
置の場合、定着に一定の時間を必要とし、また、重打ち
するカラー印字によく使用されることから、上記従来の
搬送方法では記録面の汚れがひどくなることがあった。
そこで、定着機能を強化したり、排出速度を低くするな
どの対策が採られているが、これらの方法では装置の大
型化およびコストアップあるいはスルーブットの低下な
どが生じ、根本的な解決策とはなり得なかった. 本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされ
たものであり、排紙トレイ上の記録シートに対する排出
中の記録シートの摺接を無くすことにより記録面の汚れ
を防止でき、しかも、排出された記録シートをトレイ上
に確実に積載することが可能な記録装置を提供すること
を目的とする。
〔課題解決のための手段〕
本発明は、上面にシート挿入口およびシート搬送を有す
る横置き型の記録装置において、記録部を通って略上下
方向に略直線状に延びる記録シート搬送路を設け、立て
て使用する時、側面に開口する該記録シート搬送路が排
出方向に向かって上方に5度〜25度傾斜するように#
I4威することにより、排紙トレイ上の記録シートに対
する排出中の記録シートの摺接を無くすか、一定時間経
過後の排出完了直前に初めて接触するように配設できる
ので、記録面の汚れを防止でき、しかも、排出された記
録シートをトレイ上に確実に積載することが可能な記録
装置を提供するものである。
請求項2の発明は、さらに、前記記録シート搬送路の入
口開口面に自動給紙装置を装着するとともに、該記録シ
ート搬送路の出口側に排紙トレイを設けることにより、
自動給紙装置を装着する場合でも前述と同様の効果を達
威し得る記録装置を提供するものである。
請求項3の発明は、さらに、前記自動給紙装置を装着す
る時、前記記録装置が所定角度傾斜した状態で立てて使
用される構戒にしたので、前記記録シート搬送路に対し
緩やかな角度で自動給紙することで記録シートの搬送抵
抗を低減することができる記録装置を提供するものであ
る。
以下余白 〔実施例〕 第3図は本発明を実施するのに好適な横置き型の記録装
置(記録装置本体)10の使用時の状態を示す斜視図で
あり、第4図は第3図の記録装置の内部の概略構或を示
す斜視図である.第3図および第4図において、記録装
置(例えば、バブルジェット記録法を用いるもので、記
録液の液滴を形成するため熱エネルギーを利用する記録
液を用いて像を形成する記録装置)10の上面にはシー
ト挿入口l1およびシート排出口12が形成され、シー
ト挿入口11から挿入される記録シ一トl3は、シート
送りローラを兼ねるプラテンローラ14の周面に密着さ
れ、略U字形に形威される記録シート搬送路に沿って矢
印方向に搬送され(第1図および第2図)、記録ヘッド
l5に対面する記録部を通過する間に記録され、記録後
シート排出口12から上方へ排出される。
ここで、給祇トレイI6は、記録装置10の上面に開閉
可能に框着されており、使用時(記録時)には開いて給
祇トレイとして機能するが、非使用時(収納保管時など
)には第2図に示すように閉じた位置にセットされ、シ
ート挿入口l1、シート排出口l2、スイッチ類l7、
表示器l8などが配設された記録装置10の上面を被っ
て保護するカバーI6として機能するものである.第4
図において、記録ヘッドl5は、プラテンローラl4と
平行なガイド軸21、21に沿って往復動ずるキャリッ
ジ22上に搭載されている。
なお、図示の記録へッド15は、インクジェットヘッド
の場合を例示し、インクタンクと一体に構威されている
. 記録へッドl5の搬送方向上流側には、記録シ一ト13
をプラテンローラ14に圧接するためのシート押さえ板
23が配置されている。
このシート押さえ23は、板ばね24によってプラテン
ローラl4の周面に圧接されている。
また、前記シート押さえ仮23の圧接力は、プラテンロ
ーラl4の軸を利用して軸支されたレバー25を操作す
ることにより解除することができる. さらに、シート排出口l2の位置には、記録シ一ト13
の排出を補助するための拍車26およびローラ27が配
設されている. 第5図は、記録装置(本体)10の底面(後述する立て
た姿勢では背面になる)を示す図である.記録装置IO
の底面には第2のシート挿入口28が形威され、この挿
入口28から記録ヘッド15とプラテンローラl4との
間の記録部を通って前記シート排出口l2へ至るほぼ直
線状の第2の記録シート搬送路が略上下方向に延びるよ
うに横威されている. この第2の記録シート搬送路は、後述するように、記録
装置10を立てた時(第1図および第2図)に使用可能
なものであり、湾曲していないことから、ハガキや封筒
などの厚いシート、あるいはプラスチックシートなどの
特殊シートのように、腰の強い記録シートでも容易にシ
ート送りできるという利点がある。
前述の記録装10は立てた姿勢でも使用できるものであ
り、立てた姿勢では、自動給紙装置を着脱自在に装着で
き、背面(立てた時)のシート挿入口28から自動給紙
することもできる.第1図および第2図は、立てた状態
の記録装置工0の背面に自動給紙装置30を装着した状
態の縦断面図であり、第l図は使用状態(記録時)を、
第2図は収納状態を、それぞれ示す。
第1図および第2図において、記録装置lOを立てた状
態にすると、記録部(記録へッドI5とプラテンローラ
l4との間)を通って略直線状の記録シーNIEi送路
すなわち第2のシート挿入口28からシート排出口12
へ至る搬送路が形威される. そこで、自動給紙装置30は、入口(シート挿入口)2
日からこの直線状の搬送路に記録シ一ト13を送り込む
ように位置決めされて、記録装置10の背面(入口28
の開口面)に着脱自在に取付けられている. また、自動給紙装置30には、後述する自動給紙機構と
は別に、前記略直線状の記録シート搬送路に対し、略直
線状に接続される記録シート供給用の直線状のシート通
路31が設けられている。
このシート通路31は、手差しで記録シートを供給する
ための挿入案内通路であり、第1図中に実線で示す自動
給紙可能な状態では閉じられており、第1図中に二点鎖
線で示す記録シ一トセット状態であって自動給紙できな
い状態では開かれ、手差し挿入が可能な状態にされるや 自動給紙装置30は、記録装置10に固定状態で結合さ
れる給紙駆動部40と、該給紙駆動部40に対し略垂直
状態と傾斜状態との間で回動可能に取付けられた給紙カ
セット部50とで構戒されている。
第6図は、第1図の状態の自動給紙装置30を記録装置
10への結合面側から見た斜視図である.前記給紙カセ
ット部50は記録シ一ト13を位置決め状態で積載する
部分であり、前記給紙駆動部40はこの積載された記録
ンート13を1枚づつ送り出して記録装110へ送給す
る部分である.第1図、第2図および第6図において、
給紙カセット部50は、給紙駆動部40の上半部に対面
する位置に、支点5lを中心に回動(開閉)自在に框着
されている. 給紙駆動部40の給紙カセット部50に対面する位置(
上半部)には、給祇ローラ41および送給補助ローラ4
2が装着されている。
給紙カセット部50には折り畳み可能な給祇トレイ52
が装着されており、使用時には第1図に示すように引き
出されてトレイを形威し、収納時には第2図に示すよう
にカセット部50内に折り畳むことができる。
給紙駆動部40のケース下部の一部は、支点43を中心
に回動(開閉)自在な可動部材44で構威されており、
該可動部材44は、使用時には第1図に示すように開か
れ、脚を構威する.また、前記可動部材44は、収納時
には、第2図に示すごとく閉じられる。
開閉脚を構戒する前記可動部材44の記録装置10と対
向する壁面には、開口32が形成されている。
一方、記録装WlOの背面下部には、該背面(横置き時
の底面)から操作する交直切換えスイッチ等の切換えス
イッチl9が設けられている。
前記開口32はこのスイッチ[19に対応する位置に形
成されており、自動給紙装置30を装着した場合でも、
該開口32から操作できるようになっている。
そこで、ユーザーは、前記可動部材(開閉脚)44を閉
じた状態(第2図)では、脚部が閉鎖されるため、前記
切換えスイッチ19を操作できないが、該可動部材44
を開いた状態(第1図)では、図示のように脚部に開放
部47が形威され、前記切換えスイッチl9を操作する
ことが可能になる. また、前記可動部材44には、第1図に示すように開い
た時、前記手差し用のシート通路3lの入口部でシート
支持用のテーブル45を構或する棚部が設けられている
この棚部45で形威される前記テーブルは、前記可動部
材44を利用して形威され、記録装置10の直線状の記
録シート搬送路へ通しる略直線状のシ一ト通路31を補
完し、記録シ一ト13を容易に正しく挿入し得るように
構威されている。
立てた状態で自動給紙装置30が装着された記録装Wl
Oは、第2図に示すように、前記カバー(排紙トレイ)
16を折り畳み、さらに、給紙カセント部50を垂直状
態にするとともに可動部材(脚)44を閉じることによ
り、収納状態にされる。
この収納状態では、底面がフラントな略直方体の外形に
され、張出し部のないコンパクトな直立姿勢に纏められ
る. 一方、第l図に示す使用状態では、カバー16を開いて
排紙トレイを構成し、可動部材(1!11) 44を開
いて図示のように所定角度α(例えば、5度〜25度)
傾斜した安定姿勢にする.給紙駆動部40の下部ケース
は、図示のように、可動部材44を開いた時、所定角度
傾斜した平坦な底面を構戒するようになっている。
給紙カセット部50が閉した(垂直な)状態でその内部
に記録シ一ト13をセントする。
こうして、記録可能な状態にした後、自動給紙で記録す
る場合は給紙カセット部50を実線のように開いて(1
頃斜させて)記録動作をスタートさせる. 一方、手差し給紙で記録する場合は、給紙カセット部5
0は垂直(閉し)状態のままにしておき、記録シ一トl
3はテーブル45およびシート通路31を通して記録装
置工0へ供給する.ここで、第l図に示すように、可動
部材44を開いた使用状態では、記録装置10の直線状
の記録シー}II送路並びに自動給紙装置30例のシー
ト通路3](テーブル45も含む〉は、シート排出方向
に向かって上方へ所定角度β(5度〜25度)傾斜して
いる。
記録装置10の記録シート搬送路の出口(シート排出口
)12の側には、前記カバー16を開いて構威される排
紙トレイが設けられている。
この排紙トレイ16は、図示のように、シート排出口1
2より所定高さhだけ低い位置で、略水平方向に延びる
ように取付けられている.このような徘紙トレイ16の
配置によれば、図示のように、記録シー}13の排出を
、排紙トレイl6上の記録シ一トl3に接触しない状態
で行なうことができるので、特に液体を付着させて記録
を行なう゜インク−ジェット記録装置などにおける、未
定着の記録インクとの接触によるインク汚れの問題を無
くすことができる. 次に、記録装置10と自動給紙装置30の結合構造につ
いて説明する. 第7図は記録装置10と自動給紙装置30との結合状態
を示す水平断面図であり、第8図は第7図の状態からロ
ックを解除した状態を示す.まず、記録装置IOの背面
側には、第5図、第7図および第8図に示すごとく、プ
ラテンローラ14と同期回転する駆動ギャ33が軸支さ
れており、一方、自動給紙装1r:30の装着面側には
、第6図〜第8図に示すごとく、給紙ローラ41へ回転
力を伝達し得る被動ギャ48が軸支されており、結合時
にこれらのギャ33、48を噛合せることにより給紙ロ
ーラ4lの駆動力が自動給紙装置側ヘ伝達される. 記録装置lO内には、プラテンローラ14およびシート
搬送モータ34等の軸受部を支持する枠部材35が設け
られており、ケース部分は該枠部材35に取付けられて
いる. 自動給紙装置30には、レバー36と先端フンク37を
有するフック部材38が揺動可能でかつ前後方向に所定
量移動可能に取付けられており、このフック部材38は
引張りばね39によって内方へ付勢されている. 一方、記録装置lOの前記枠部材35の前記フック37
に対応する位置には、該フック37がケースの開口を通
して進入する開口53が形成され、フック37は該開口
53の周縁部に係合するようになっている.第7図およ
び第8図に示すごとく、該開口53の周縁部には、前記
フック37との保合が円滑に行われるように玉縁状部分
が形成されている. 第7図のフック37を係合させた状態では引張ばね39
が伸長(例えば、1〜2 ms )され、そのばね力に
よって自動給紙装置30は記録装置10に圧接されて結
合されている. フック部材38はレバー36を摘んで回動させることに
より第8図に示すようにロック解除され、自動給紙装置
30を記録装置10から離脱させることができる。
この結合状態での圧接は、合計3箇所の当接面で浮けら
れいる. 第5図〜第7図に示すように、自動給紙装置30側には
、当接基準面となる第1の当接面54並びに第2および
第3の当接面55、56が形成されている.前記当接基
準面54は図示のように前記被動ギャ48の近くに設け
られている。
この当接基準面54の相手面となる基準当接面57は、
強度剛性の高い前記枠部材35に形威されており、その
位置はギャ33、48の噛合部の近くに選定されている
また、結合部の圧接力を付与する前記フック部材38の
作用線は、図示のように、3つの当接面54、55、5
6の位置を考慮して安定した結合が得られる位置に選定
されている. なお、第2、第3の当接面55、56は、記録装置lO
の背面に直接当接させることもできる。
また、自動給紙装置30の装着面には、位置決めピン5
8゛、59が形成されており、これらのピン58、59
を記録装置lOの背面に形威された位置決め孔6l、6
2に嵌合させることによって、自動給紙装置30の記録
装置10に対する位置決めが行われる。
なお、位置決め孔61、62のうちの一方の孔61は第
5図に示すように、長孔になっている。
さらに、自動給紙装置30および記録装置lOの装着面
には、記録装置本体10および自動給紙装置30に一定
の外力が作用して撓みが生した時に、結合(係台)状態
となる補助フンク63、54および補助引っ掛け部65
、66(第5図)が設けられている. 第9図は自動給祇装置30の給紙(傾斜)状態の縦断面
図であり、第10図は自動給紙装置30の記録シ一トセ
ット(垂直)状態の縦断面図であ第9図および第lO図
において、給紙カセット部50には、圧板ばね67で給
紙ローラ41の方へ付勢される圧板6日が取付けられて
いる.また、給紙カセット部50には、記録シ一ト13
の幅に合わせて幅方向間@tJtI!ff可能なスライ
ダ7l、72が案内支持されている. 第1l図はスライダ7I、72を示す給紙カセント部5
0の一部破断正面図であり、第12図はスライダ71,
72の他に圧板68を示す給紙カセット部50の一部破
断正面図である.各スライダ71、72には、積載され
た記録シ一ト13の両側縁に当接されるサイドガイド7
3、74、並びに、積載された記録シ一ト13の前端両
角隅部を上から押さえる分離爪75、76を有する爪部
材77、78が設けられ、スライダ71,72とともに
間隔調整できるようになっている.第9図に示すように
、積載された記録シ一ト13は前記圧板6日と前記分離
爪75、76との間で保持され、給紙時にはD形の給紙
ローラ41が回転して記録シ一ト13に接触し送り力が
付与され、1回転する間に最上層の1枚が分離され、送
給補助ローラ42を通って記録装置IO内の頭出し位置
まで給紙される. 第13図は給紙カセット部50を垂直なシートセット状
態および傾斜した給紙状態に切換える時に作動する各種
の係合部材を示す機構図である.まず、第9図および第
I3図において、給紙駆動部40のケースの両側には、
給紙カセット部50の下部に衝当して該カセット部を傾
斜位置(給紙状態)に保持するストッパ79、79が形
成されている. また、両側のスライダ7l、72には、給紙状態では記
録シ一ト13の挿入(装填)を阻止するためのシート進
入防止手段(シート進入防止レバー)8I、8lが設け
られている. このレバー81、81はスライダ71、72にピン82
、82によって回動自在に枢支されており、第9図に示
すごとく、給紙状態では自重によって回動し、その上端
がシート入口83の近傍で積載シ一ト13の上面に接触
している.このため、記録シート13を挿入しようとし
ても、その先端がシート進入防止レバー81、81の先
端にじゃまされてカセント内へ挿入することができない
一方、給紙カセット部50を垂直なシ一トセット状態へ
回動すると、第10図に示すごとく、シート進入防止レ
バー81、8lの下端が給紙駆動部40側のケース端面
に衝当し、該レバー8l、81がビン82、82を中心
に所定量だけ反時計方向に回動させられ、その上端が持
ち上げられてシート入口83が図示のように開放される
.したがって、記録シートl3はシート入口83を通し
てカセット内部へ挿入することができる.また、第lO
図および第13図に示すように、給紙駆動部40のケー
スの両側にはカセット部50の方へ突出した圧板押し部
材84、84が形威されており、給紙カセット部50を
ほぼ垂直のシー1・セット状態へ回動させると、圧板6
8の両側に形成された耳部85、85(第12図)に前
記圧仮押し部材84、84が衝当し、圧仮6日が押し下
げられる. このため、第10図に示すように、給祇ローラ4lと圧
板68との間隔が拡げられ、記録シ一ト13の挿入空間
86が形威され、記録シ一ト13をセットし得る状態に
なる. この状態では、分離爪75、76は、第lO図に示すご
とく、給紙ローラ41(退避角度位置にある)と同等か
または若干オーバーラップする位置に保持されたままで
あり、また、給紙駆動部40のケースの給紙ローラ4l
の入口側位置には該給祇ローラ41よりカセット側へ若
干量突出する高さのガイド突起87が形威されているの
で、挿入される記録シー}13は分離爪75、76と圧
仮68との間に確実にセットすることができる。
なお、上記圧板68を押し下げる時の衝当位置(圧仮押
し部材84、84の位W)は、分離爪75、76の最大
移動範囲より両外側へ距離Lづつさらに広い幅の位置で
あり、かつ、使用する最大幅の記録シー}13よりも外
側の領域に選定されている. 給紙カセット部50はボタン88(第10図、第13図
)で解除できるロック機構によってシートセット状態(
垂直位W)に保持されている.このロヅク機構は、第1
3図に示すごとく、給紙駆動部40のケースの端部に突
設されたフックレバー89と、給紙カセット部50の端
部に形威された保合部9lとで構戒され、シートセット
状態へ回動させてこれらを引っ掛けさせることによりロ
ックされる。
前記ロンク機構89、91は、前記ボタン88を押して
その先端部92(第l3図)でフンクレバー89を弾性
変形させ、保合部91から離脱させることにより解除さ
れる。
第I4図は給紙ローラ41の駆動系および給紙ローラ4
1の配置を示す斜視図である.第!4図において、記録
装置IOのシート送りに同期して回転する被動ギャ48
の回転は、一連のギヤ列93、94、95、96を介し
て給紙ローラ軸97へ伝達される. ここで、ギャ96と給紙ローラ軸97との間には、クラ
ッチ9日が設けられている. クラッチ98としては、例えば、次のように動作する構
戒のものが使用される。
すなわち、給紙信号に基づいて行われるシート搬送ロー
ラ(プラテンローラ)14の所定量逆印字方向の回動に
連動して、ばねクラッチ手段が逆転することでフックと
の印字方向係止が外され、クランチ98がオフからオン
に切換えられる。
クラッチオンの状態でプラテンローラl4の所定量印字
方向回動に連動して給紙ローラ(D形ローラ)41を回
動することにより、記録シ一トl3を1枚だけ分離し、
続いてプラテンローラ14のシート引き込み部を越えた
位置まで給紙し、そこから、プラテンローラ14を逆印
字方向に所定量回動させることで、D形の給紙ローラ4
1の回動を停止させた状態で記録シ一ト13の先端をシ
ート引き込み部から抜け出た位置まで退避させ、続いて
行なうプラテンローラ14および給紙ローラ41の印字
方向回動によって、記録シート13を印字位置まで搬送
するとともに、該回動の途中で給紙ローラ41を記録シ
一ト13との間に隙間が生じた状態で停止させ、これと
同時に、クラッチがオフになってプラテンローラl4と
給祇ローラ4lとの連動が遮断される. こうして、給紙ローラ41の1回転の間に記録シ一ト1
3が1枚だけ送給される。
第11図および第12図などについて説明したごとく、
積載される記録シ一トl3の幅に応じて幅方向間隔を調
節し得るスライダ7l、72に、記録シ一トl3の幅規
制を行なうためのサイドガイド73、74および記録シ
ー}13の前端両側に係合する分離爪75、76が設け
られ、これらは手操作でいっしょに移動操作され、クラ
ンブレバーlot,102 (第11図、第12図)を
図示のような位置にセットすることにより、端面カム手
段(不図示)でガイド溝(不図示)を両側から挟圧して
所定の幅位置に摩擦力でセントされる。
一方、給祇ローラ4lの方は、給紙ローラ軸97上に幅
方向にも移動しないように固定されていこの給紙ローラ
41としては一対(2個)のローラが使用され、第12
図および第14図に示すように所定の位置および間隔を
もって配置されている. 2個のD形の給紙ローラ41、41は、小サイズの記録
シ一ト13Aが積載された時、その外側の分離爪75、
76との間隔S..Sが分離1能に適した範囲(または
値)となる位置に配置されている. 前記給紙ローラ軸97の両給祇ローラ4l、41の外側
には、一対の擬似ローラ103、103が固定されてい
る. これらの擬似ローラ103、103は給紙ローラ41、
41と同じ輪郭を有するが、材質および幅は相違してお
り、記録シ一ト13との摩擦抵抗が小さく、給紙時に摺
動接触はするが、シ一ト送給力は実質上発生しないロー
ラで構威されている.例えば、給祇ローラ41,41の
外周面は大きな摩擦力を発生するゴムなどで形威されて
いるが、擬似ローラ103、103の方は、例えば、テ
フロンやナイロン等のプラスチックで形威され、外周は
平滑面にされている。
そこで、擬似ローラ103、103の両方または片方は
、゛大サイズまたは中サイズの記録シート13Bが積載
された時、その外側の分離爪75、76との間隔S,S
が前述のように分離機能に適した範囲(または値)とな
る位置に配置されている。
このような簡単な構造の擬似ローラ103、103を追
加して設けることにより、給祇ローラ4l、41を固定
する場合でも、異なる幅の記録シ一ト13を使用する時
の分離爪75、76とそれらの内側のシート押さえ位置
との間隔を、給紙開始時に記録シート前端に適正なルー
プが形威される適正範囲(または適正値)に設定するこ
とができる。
すなわち、シート幅が異なる場合でも、固定型の2個の
給紙ローラ4l、4lのままで、適正なループ形成条件
を維持することができる.したがって、給紙ローラ4l
、41として高価なスライド構造のものを使用する必要
がなく、コストダウンを図ることができる. さらに、スライド式の給祇ローラ4l、4lでは、幅調
節時に摺動抵抗がその分増大し、記録シ一ト13と分離
爪75、76との重なり代にバラッキが生じやすくなり
、給紙動作の信頼性が低下するが、前述のような本願の
擬似ローラ103、103を用いる構造によれば、この
ような不利な点を解消することができる。
なお、擬似ローラ103、103の代わりに給紙ローラ
4l、41を使用し、合計4個の給紙ローラを使用する
ことも考えられるが、これでは、記録シー}13に対し
4箇所ともで均一な圧接力を得ることが事実上不可能で
あり、各給紙ローラでの送給力にバラツキが生じてシー
ト送り時の斜行の原因となるので、事実上実施すること
ができない. 第15図は第11図中の線xv−xvに沿った部分断面
図であり、次に、第11図および第l5図を参照して、
前記スライダ71、72のガイド構造について説明する
第11図および第15図において、給紙カセット部50
のケースの内面には、所定間隔日でガイドレールl゛0
5、106、107、108が設けられ、ガイドレール
+05、106によって左側のスライダ7lが案内され
、ガイドレール107、108によって右側のスライダ
72が案内されるようになっている. なお、上記各ガイドレール105〜10日は、上下2本
の連続したガイドレールで構戒することもできるが、本
実施例では、各スライダ7l、72の最大移動範囲をカ
バーする領域に部分的に設けられている. 各ガイドレール105〜10日としては、第15図に示
すように、内側にアリ溝(テーパ面を有する溝)109
が形成されたアリ溝弐のガイドレールが使用されている
図示の例では、各ガイ1′レール105〜108は、給
紙カセット部50のプラスチック製ケース本体と一体に
形成されている。
一方、各スライダ71、72には、前記各ガイドレール
105〜108のアリ溝109に当接して転勤するガイ
ドローラ110が回転自在に軸支されている。
図示の例では、各スライダ7L72には、第11図に示
すように、上側の1個と下側の2個の合計3個づつのガ
イドローラ110が軸支されており、各ガイドローラ1
10には、第15図に示すように、対応するアリ溝10
9の斜面に係合する斜面(略同一傾斜を有する)112
が形成されている. こうして、記録シ一ト13にサイドガイド73、74を
合わせる幅調整に際しては、各アリ溝109に各ガイド
ローラ110の斜面112を当接させ、スライダ7l、
72の一方または両方(第11図の構造では、第14図
にも示すように、主として左側のスライダ7lのみを移
動させて幅調整を行なう)を移動させる. その時、各ガイドローラ110はアリ満109の斜面に
沿って転勤するので、移動させる際の抵抗を格段に減少
させることができる. さらに、各スライダ71,72の少なくとも片方のガイ
ドローラ110、すなわち、図示の例では、各スライダ
71、72の上側のガイドローラ110は、アリ満10
9の案内面(斜面)に所定の圧力で圧接されるように、
弾性手段を介して支持されている。
図示の例では、スライダ7l、72のガイドローラ支持
部が弾性変位可能なアーム部分(弾性部分)114で形
威され、自由状態で上下のガイドローラ110、110
の幅が上下のガイドレール105、106または107
、108の間隔より若干大きくなるように設定され、各
スライダ71、72をガイドレール105〜108に組
付けた時に、各ガイドローラ110の案内面に予圧接力
が生しるように構威されている。
このような所定の圧接力を生じる弾性手段を介してガイ
ドローラ110を支持することにより、ガイド部のガタ
を無くしてスライダ71、72を一[スムーズに正確に
移動させることが可能になる. 以下余白 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、上面
にシート挿入口およびシート搬送を有する横置き型の記
録装置において、記録部を通って略上下方向に略直線状
に延びる記録シート搬送路を設け、立てて使用する時、
側面に開口する該記録シート搬送路が排出方向に向かっ
て上方に5度〜25度傾斜するように構成したので、徘
祇トレイ上の記録シートに対する排出中の記録シートの
摺接を無くすか、一定時間経過後の排出完了直前に初め
て接触するように配設できるので、記録面の汚れを防止
でき、しかも、排出された記録シートをトレイ上に確実
に積載することが可能な記録装置が得られる. 請求項2の発明の記録装置によれば、上記構戒に加えて
、前記記録シート搬送路の入口開口面に自動給紙装置を
装着するとともに、該記録シート搬送路の出口側に徘紙
トレイを設けるので、自動給紙装置を装着する場合でも
前述と同様の効果を達或することができる。
請求項3の発明の記録装置によれば、上記構戒に加えて
、前記自動給紙装置を装着する時、前記記録装置が所定
角度傾斜した状態で立てて使用される横戒にしたので、
上記効果に加えて、前記記録シ一トII送路に対し緩や
かな角度で自動給紙することで記録シートの搬送抵抗を
低減することができるという効果が得られる. 以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した自動給紙装置付き記録装置の
使用状態を示す模式的縦断面図、第2図は第1図の記録
装置の収納時の状態を示す模式的縦断面図、第3図は第
1図中の記録装置本体の横置きでの使用状態を示す模式
的斜視図、第4図は第3図の記録装置の内部の概略構造
を模式的に示す一部破断斜視図、第5図は第3図の記録
装置の底面を示す模式的底面図、第6図は第1図中の自
動給紙装置を装着面側から見た模式的斜視図、第7図は
第1図の記録装置本体と自動給紙装置との結合部のロッ
ク状態を示す要部断面図、第8図は第7図においてロッ
ク解除状態を示す要部断面図、第9図は第1図中の自動
給紙装置の給紙状態の模式的縦断面図、第10図は第9
図の自動給紙装置のシートセットする時の状態を示す模
式的縦断面図、第11図は第9図の自動給紙装置の給紙
カセット部の一部削除正面図、第l2図は第9図の自動
給紙装置の給紙カセット部の正面図、第13図は第9図
の自動給紙装置の給紙駆動部と給紙カセット部との間の
動作機構を模式的に示す一部削除斜視図、第14図は第
9図の自動給紙装置の給紙ローラの駆動機構を模式的に
示す一部削除斜視図、第15図は第11図中の線xv−
xvに沿ってスライダのガイドローラを模式的に示す縦
断面図である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)上面にシート挿入口およびシート搬送を有する横
    置き型の記録装置において、記録部を通って路上下方向
    に略直線状に延びる記録シート搬送路を設け、立てて使
    用する時、側面に開口する該記録シート搬送路が排出方
    向に向かって上方に5度〜25度傾斜していることを特
    徴とする記録装置。 (2)前記記録シート搬送路の入口開口面に自動給紙装
    置を装着するとともに、該記録シート搬送路の出口側に
    排紙トレイを設けることを特徴とする請求項1に記載の
    記録装置。(3)前記自動給紙装置を装着する時、前記
    記録装置が所定角度傾斜した状態で立てて使用されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 (4)記録液の液滴を形成するため熱エネルギーを利用
    する記録液を用いて像を形成することを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
JP1241373A 1989-09-18 1989-09-18 記録装置 Pending JPH03102063A (ja)

Priority Applications (5)

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JP1241373A JPH03102063A (ja) 1989-09-18 1989-09-18 記録装置
EP90117885A EP0418793B1 (en) 1989-09-18 1990-09-17 Recording apparatus
DE69024890T DE69024890T2 (de) 1989-09-18 1990-09-17 Aufzeichnungsapparat
US08/179,821 US5454555A (en) 1989-09-18 1994-01-11 Recording apparatus
US08/975,444 US5913510A (en) 1989-09-18 1997-11-21 Recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP1241373A JPH03102063A (ja) 1989-09-18 1989-09-18 記録装置

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ID=17073322

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JP1241373A Pending JPH03102063A (ja) 1989-09-18 1989-09-18 記録装置

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