JPH03101978A - プリンタにおける用紙送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ．　産業上の利用分野 本発明は同軸の摩擦ロール対から形成されている、単票
用紙のための少なくとも１つの給紙チャネルと、連続用
紙のための自由に接近可能なトラクタフィードと、印刷
ステーションと、用紙送り装置の中でこの印刷ステーシ
ョンの後に配置されている、単票用紙と連続用紙との双
方のための摩擦駆動装置とを備えている、単票用紙と連
続用紙との間の選択的な給紙のための例えばマトリクス
プリンタ等のプリンタにおける用紙送り装置に関する． ｂ，　従来の技術 この形式の装置は、プリンタの中で種々異なる種類の印
刷用紙に印刷され、その都度に別の種類の印刷用紙が待
機位置に保持されなければならない場合に用いられる． 類似の装置はヨーロッパ特許出願第０１６６１３２号明
細書により公知である．しかし冒頭に記載の装置とは異
なり、一対の摩擦ロールが゛用紙送り方向で印刷ステー
ションの前に配置されており、この摩擦ロール対は、冒
頭に記載の摩擦ロール対と同様に単票用紙と連続用紙と
の双方のために動作するが、冒頭に記載の摩擦ロール対
は用紙送り方向で印刷ステーションの後に配置されてい
る．従って公知の解決方法においては、曲線状案内部材
により形成されている、単票用紙のためのただ１つの給
紙チャネルと、連続用紙のための１つの給紙チャネルと
が設けられている．さらに公知の解決方法においては、
単票用紙をプリンタの操作側から導入し、連続用紙をそ
の裏側から導入することが必然的に決められている． 更に公知の解決方法においては、通常の折畳み仕様のト
ラクタフィードを用いることはできない、何故ならばプ
リンタの内部にはピンフィードのための空間が存在する
にすぎないからである．Ｃ．　発明が解決しようとす課
題 本発明の課題は、冒頭に記載の装置において単票用紙と
連続用紙とのための他の場合には共通に用いられる給紙
チャネルを、用紙送り方向で印刷ステーシコンの後に配
置されている摩擦ロール対を除いて機能的に完全に分離
して摩擦工学的に明確な状態を実現することにある． ｄ．　課題を解決するための手段 上記課題は本発明による装置、すなわち用紙送り方向で
印刷ステーションの前の位置に配置され印刷用紙の幅に
わたり延在する長さを有する方向変換胴に、第１の給紙
チャネルのための回動可能な摩擦ロールの第１の群と、
周縁が段違いに形戒されており持上げ及び降下の可能な
摩擦ロールの第２の群とが対応して配置されていること
と、第１群の摩擦ロールが回動され第２群の摩擦ロール
が降下されると方向変換胴と共働して連続用紙のための
給紙チャネルが形成され、連続用紙はトラクタフィード
により送られることが可能であり、印刷ステーションの
後に配置されている摩擦駆動装置により排出されること
が可能である装置により解決される．この解決策におい
ては、単票用紙を少なくとも１つの方向から（例えばプ
リンタ下側から）又はさらに上方からも方向変換胴と各
摩擦ロール群との間に送ることができ、摩擦ロール群を
回動及び降下してこれらの摩擦ロール群と方向変換胴と
の間に間隙を形成して連続用紙をトラクタフィードによ
ってのみ印刷ステーションに送り、このようにして単票
用紙のための給紙チャネルと連続用紙のための給紙チャ
ネルとを機能的に分離する．単票用紙のための給紙チャ
ネル機能と連続用紙のための給紙チャネル機能との明瞭
な分離、すなわちそれぞれの給紙チャネルを単票用紙の
ために形戒するのか又は連続用紙のために形或するのか
によって別個の機能部材を対応して配置することは、あ
る１つの種類の用紙を待機位置に置いた上で用紙導入を
より良好にかつ支障なく行うことに貢献する． さらに有利には、単票用紙のための前述の方向変換胴を
用いると一方の給紙チャネルを下方から形成し、他方の
給紙チャネルを上方から形成することができる． 有利には給紙チャネルの位置を構造的に、方向変換胴が
、第１の群及び第２の群の摩擦変換ロールより大きい直
径を有することにより決めることができる． 摩擦ロールの第１の群の回動は、摩擦ロールの第１の群
がハブとこれらのハブにそれぞれ固定されている支持ば
ねとを備えていることと、支持ばね端部がプリンタ基板
の領域において第１の切換軸のカム突出部に当接してい
ることにより行うことができる． これに対して摩擦ロールの第２の群を降下することは、
摩擦ロールの第２の群が軸又は複数の部分軸を介してそ
れぞれ少なくとも１つのばね仮により支持され、第１の
ばね板端部は、固定されている支持台板の上に載置し、
第２のばね板端部は第２の切換軸曲線状カムの上に載置
していることにより実現することができる． 一方の動作モードから他方の動作モードへの切換え、す
なわち摩擦ロールの双方の群の回動又は降下又はその都
度の互いに逆方向の運動は、摩擦ロールの第１及び第２
の群の領域でプリンタ基板の上に摩擦ロール軸に平行に
それぞれ走りカム突出部を有する切換軸が設けられてい
ることと、切換軸端部にそれぞれ対で偏心器が配置され
、偏心器は少なくとも１つの共通の押し棒の中に係合し
ていることと、トラクタフイードを駆動するトラクタ軸
の上に歯車が弾性により軸線方向に摺動可能に支承され
、歯車は係合状態においては駆動電動機のピニオンと噛
合していることと、トラクタ軸に垂直に走る連結軸が設
けられ、連結軸の軸シャフトは、トラクタ歯車端面に当
接するカムを備えていることと、連結軸端部にピニオン
が固定され、ピニオンが、押し棒に設けられている歯付
ラックの中に係合していることにより実現される．所望
の動作モードを設定するための操作性は、連結軸がその
上部自由端に手動回転ヘッドを有することにより実現さ
れる。

しかし、連結軸端部に固定されているピニオンを、歯車
電動機を有する歯車伝動装置の出力側歯車の中に係合し
ていることにより動作モード設定を自動化することもで
きる． １つの有利な代替実施例においては、用紙送り方向で印
刷ステーシ５ンの前に配置され印刷用紙幅にわたり延在
する長さを有する方向変換胴に、押圧力を変化すること
のできる、第１の給紙チャネルのための摩擦ロールの第
１の群と、周縁が段違いに形成されており持上げ及び降
下が可能である摩擦ロールの第２の群とが対応して配置
されていることと、第１の群の摩擦ロールの押圧力が小
さくされ第２の群の摩擦ロールが降下されると方向変換
胴と共働して連続用紙のための給紙チャネルが形成され
、連続用紙はトラクタフィードにより送られることが可
能で、印刷ステーションの後？配置されている摩擦駆動
装置により排出されることが可能■ある． 代替の１つの実施例においては、摩擦ロールの第１の群
に支持ばね又は支持ばね端部が基板により対応して配置
され、基板の上にそれぞれ１つのばねジャーナルが設け
られ、ばね部材がそれぞれ押圧ばねを介して押圧基板に
より支持されている，ｅ．　実施例 次に本発明を実施例に基づき図面を用いて詳しく説明す
る． プリンタの中の用紙送りのための装置は、単票用祇ｌを
選択的に上方から又は下方から給紙することと、連続用
祇２をプリンタの裏側３から給紙することを可能にする
． このために単票用紙ｌのための給紙チャネル４及び５と
、連続用紙のための給紙チャネル６とが形戒されている
．給紙チャネル４及び５は、用紙の全幅にわたり延在す
る方向変換胴７と、摩擦ロールから威るそれぞれの群と
から威る．単票用祇ｌのための給紙チャネル４は方向変
換胴７と、摩擦ロール８の第１の群とから形成され、単
票用祇ｌのための給紙チャネル５は方向変換胴７と、摩
擦ロール９の第２の群とから形成される．さらに給紙チ
ャネル５には、案内リブ１０から形成されている給紙シ
ャフト１１が前置接続されている．摩擦ロール９の第２
の群を降下させると、機能的に独立している、連続用祇
２のための給紙チャネル６が形成され、上方から自由に
接近可能なトラクタフィード１２から給紙チャネル６の
中に連続用紙２を送ることができる． 前述の装置はすべて、印刷ステーション１４の前の用紙
送り方向１３に配置され、印刷ステーションｌ４はマト
リクスワイヤ印字ヘッド１５とプラテン１６とから威る
．単票用紙ｌも連続用祇２も、印刷ステーションｌ４の
後に配置されている摩擦駆動装置１７により用紙送り方
向１３に搬送されて排出される。

摩擦駆動装置１７は一対の摩擦ロールから成るか、又は
ｌつの非駆動摩擦ロールとこれに対応する押圧アーム１
７ａ　とから威る． 方向変換胴７は、第１の群と第２の群の摩擦ロ−ル８，
９に比して、給紙チャネル形成により条件付けされてい
るより大きい直径を有する．方向変換胴７の直径の選択
により構造を変化させることができる． 給紙チャネル４．５又は６の選択的な形戒を実現するた
めの機構を次に説明する．このために摩擦ロール８の第
１群は回動されることが可能であり、摩擦ロール９の第
２の群は降下されることが可能である． （図示されていない側壁を有する）プリンタ基板１８の
上に摩擦ロール軸８ａ及び９ａと、方向変換胴７の軸と
が互いに平行に走る．これに対応して同様に平行に、カ
ム突出部１９又は２０を備える切換軸２１と２２が走る
．切換軸２ｌと２２はプリンタ基板１９の中に回転可能
に多重に支承されている．摩擦ロール軸８ａのハブ２３
のそれぞれに、間隔をおいて支持ばね２４が固定されて
いる．各支持ばね端部２４ａ　にはカム突出部１９が当
接している．摩擦ロール９の第２の群は多くの同軸の部
分軸２５を介して、間隔をおいて配置されているばね仮
２６により支持され、第１のばね板端部２６ｂは、固定
されている支持台板２７により支持され、第２のばね板
端部２６ｂは切換軸２２の曲線状カム突出部２０に支持
されている． 切換軸２１及び２２（第４図ないし第７図）は切換軸端
部２８にそれぞれ対で偏心器２９及び３０を有する．偏
心器２９及び３０は押し棒３１の中に係合している．押
し棒３１はプリンタ基板１８の案内部の中に可動に保持
されている．偏心器２９は押し棒３ｌと共働してリンク
ブラケットを形成し、偏心器２９の中間軸３２の回りを
切換軸端部２８は回動されることが可能である．他方の
偏心器３０は自由溝３３の中を運動する．押し棒３１を
右方にシフトした場合（第４図及び第５図）には切換軸
２１はその軸の回りを右方に回転し、これによりすべて
のカム突出部１９（第１図）は右方に回動され、従って
摩擦ロール８の第１の群は方向変換胴７に向かって回動
される、すなわち”単票用紙給紙”動作モード（第ＩＶ
Ａ）の状態である．押し棒３１を右方ヘシフトする場合
（第１図）には同時に右側の切換軸端部２８が右方に回
動され、これによりカム突出部も同様に右方に回転しば
ね板２６が上昇する、すなわち摩擦ロール９の第２の群
も摩擦ロール軸９ａにより持上げられ、摩擦ロール９の
第２の群が方向変換胴７に位置調整により当接される、
すなわち”単票用紙給紙”動作モードのための給紙チャ
ネル４及び５が形成される． 押し棒を左方にシフトした場合（第６図及び第７図）に
は切換軸端部２８が左方へ回転し、従って偏心器３０は
溝３３の中に到達する．この際の運動中にすべてのカム
突出部１９は左方へ回転され、従って支持ばね２４は摩
擦ロール軸８ａを回動ずる、すなわち給紙チャネル４は
消滅する．（１つ又は２つの）押し捧３１を左方へ回転
した場合（第６図及び第７図）に同様にカム突出部２０
（第２図）は左方へ回転し、これによりばね板２６が降
下され、これにより摩擦ロール軸９ａとひいては摩擦ロ
ール９の第２の群が降下され、従って給紙チャネル５が
消滅し′゛連続用祇″動作モードが設定される．従って
新給紙チャネル６が形成される． ”単票用紙給紙″動作モードと″連続用紙給祇゛′動作
モードとの間の切換は手動又は自動で行うことが可能で
ある．トラクタフィード１２はトラクタ軸３４と、図示
されていない電動機とにより駆動される．電動機はピニ
オン３５を備える．トラクタ軸３４には歯車３６が弾力
により軸線方向にシフト可能に支承され、歯車３６は係
合状１！（第６図及び第７図）においてはピニオン３５
と噛合し、従ってトラクタ軸３４は駆動される、すなわ
ち″連続用祇袷紙ｌ′動作モードが設定される． 連結軸３７がトラクタ軸３４に垂直に走行して支承され
ており、トラクタ歯車端面３６ａに当接しているカム３
８が連結軸３７の軸シャフト３７ａに固定されている．
ばね３９は歯車３６を軸シャフト３７ａへ向かう方向に
安全ディスク４７に当接するまで押圧する．連結軸端部
４０にはピニオン４ｌが固定され、ピニオン４１は歯付
ラック４２に係合し、歯付ラック４２は押し棒３１の一
部である．連結軸３７はその上部自由端３７ｂに手動回
転へッド４３を有する．従ってその都度の動作モードの
設定は手動回転ヘッド４３を介して行うことができ、第
４図及び第５図に示されている位置から、第６図及び第
７図に示されているカム３８が作用しない位置への連結
軸３７の回転により歯車３６が係合し、従ってピニオン
３５の駆動がトラクタ軸３４へ伝達される、すなわち”
連続用紙給祇”動作モードが設定される． 歯車３６が係合されていない状１！（第４図及び第５図
）は従って”単票用紙給祇′゛動作モードに対応する． 自動化されている実施例（第４図ないし第７図）は、連
結軸端部４０に固定されているピニオン４ｌが、歯車電
動機４６を有する歯車伝動装置４５の出力側歯車４４と
係合していることを示す．従ってこの歯車電動機４６は
、″単票用紙給紙″動作モード又は′゜連統用紙給祇゛
′動作モードを設定するために電気信号を介して対応し
て制御することができる．前述の解決方法の場合に第１
の給紙チャネル４のための摩擦ロール８の第１の群が持
上げられ、摩擦ロール９の第２の群が持上げられるとそ
の都度の印刷用紙に対して押圧力が作用するが、この押
圧力は、摩擦ロールのそれぞれの群を降下するとただち
に零にセットされる、すなわち摩擦ロール７と８との間
又は摩擦ロール７と８との間で印刷用紙の押圧は行われ
ない．従ってこの解決方法は、単票用紙及び連続用紙の
ための他の場合には共通に用いられる給紙チャネル４と
５とを完全に分離するために実施される． これに対して代替の発明は中間解決方法から威る．この
中間解決方法は第８図に示されている。

この場合には、用紙送り方向１３の中の印刷ステーショ
ンｌ４の前の位置に配置され印刷用紙幅にわたる長さを
有する方向変換胴７に、押圧力を変化させることのでき
る、第１の給紙チャネル４のための摩擦ロール８の第１
の群と、持上げと下降が可能であり周縁が段違い状の摩
擦ロール９が対応して配置されている．第１群の摩擦ロ
ール８がより小さい押圧力により押圧され、第２群の摩
擦ロール９が下降されると方向変換１１１ｉｉ７と一緒
に連続用紙２のための給紙チャネル６が形成される．連
続用紙２はトラクタフィード１２により送ることができ
、印刷ステーション１４の後に配置されている摩擦駆動
装置１７により排出することができる．第８図にはさら
に、摩擦ロール８の第１の群に支持ばね２４又は支持ば
ね端部２４ａが基板２４ｂにより対応して配置されてい
るのが示されている．支持ばね２４、基板２４ｂ、摩擦
ロール軸８ａ及び支持ばね端部２４がすべて一緒に、可
塑性合戒樹脂から戒る単一体として形成されていること
に注意しなければならない．この場合に基板２４ｂの上
に同様に一体的にそれぞれ１つのばね部材が設けられて
いる．ばね部材４８の上にはそれぞれ１つの押圧ばね４
９が配置されており、押圧ばね４９はプリンタ基板１９
とばね部材により支持されている．押圧ばね４９は、よ
り強い又はより弱い位置設定力が摩擦ロール８の第１の
群に作用するように調整されている．

【図面の簡単な説明】

第１図は″単票用紙給祇”動作モードのための装置の垂
直横断面図、第２図は”連続用紙給紙”動作モードのた
めの第１図と同一の横断面図、第３図は第１図の■−■
切断線に沿って切断したブリンク基板の平面図としての
水平横断面図、第４図は第１図と同様に゛゜単票用紙給
紙″動作モードにおける２つの平行な切換軸の横断面図
、第５図は第４図に対応する平面図、第６図は第２図と
同様に”連続用紙給紙゛′動作モードにおける２つの平
行な切換軸の横断面図、第７図は第６図に対応する平面
図、第８図は代替発明のための装置の垂直横断面図であ
る． １・・・単票用紙、　　　　２・・・連続用紙、３・・
・プリンタの裏側、　４．５・・・給紙チャネル、６・
・・給紙チャネル、　　７・・・方向変換胴、８．９・
・・摩擦ロール、　　１０・・・案内リブ、１ｌ・・・
給紙シャフト、　　１２・・・トラクタフィード、１３
・・・用紙送り方向、　　１４・・・印刷ステーション
、１５・・・マトリクスワイヤ印字ヘッド、ｌ６・・・
プラテン、　　　　１７・・・摩擦駆動装置、１７ａ　
・・・押圧アーム、　　ｌ８・・・プリンタ基板、１９
．　２０・・・カム突出部、　２１．　２２・・・切換
軸、２３・・・ハブ、　　　　　　２４・・・支持ばね
、２４ａ・・・支持ばね端部、　２４ｂ・・・基板、２
５・・・軸、 ２６ａ，　２６ｂ・・・ばね板端部、 ２８・・・切換軸端部、 ３１・・・押し棒、 ３３・・・自由溝、 ３５・・・ピニオン、 ３７・・・連結軸、 ３８・・・カム、 ４０・・・連結軸端部、 ４２・・・歯付ラック、 ４４・・・出力側歯車、 ４６・・・歯車電動機、 ４８・・・ばね部材． ２６・・・ばね板、 ２７・・・支持台板、 ２９．　３０・・・偏心器、 ３２・・・中間軸、 ３４・・・トラクタ軸、 ３６・・・歯車、 ３７ａ・・・軸シャフト、 ３９・・・ばね、 ４１・・・ピニオン、 ４３・・・手動回転ヘッド、 ４５・・・歯車伝動装置、 ４７・・・安全ディスク、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）同軸の摩擦ロール対から形成されている、単票用紙
   のための少なくとも１つの給紙チャネルと、連続用紙の
   ための自由に接近可能なトラクタフィードと、印刷ステ
   ーションと、用紙送り装置の中でこの印刷ステーション
   の後に配置されている、単票用紙と連続用紙との双方の
   ための摩擦駆動装置とを備えている、単票用紙と連続用
   紙との選択的な給紙のための例えばマトリクスプリンタ
   であるプリンタにおける用紙送り装置において、用紙送
   り方向（１３）で印刷ステーションの前の位置に配置さ
   れ印刷用紙の幅にわたり延在する長さを有する方向変換
   胴（７）に、第１の給紙チャネル（４）のための回動可
   能な摩擦ロール（８）の第１の群と、周縁が段違いに形
   成されており持上げ及び降下の可能な摩擦ロール（９）
   のための第２の群とが対応して配置されていることと、
   第１群の摩擦ロール（８）が回動され第２群の摩擦ロー
   ル（９）が降下されると方向変換胴（７）と共働して連
   続用紙（２）のための給紙チャネル（６）が形成され、
   連続用紙（２）はトラクタフィード（１２）により送る
   ことができ、印刷ステーション（１２）の後に配置され
   ている摩擦駆動装置（１７）により排出可能であること
   を特徴とするプリンタにおける用紙送り装置。 ２）前記方向変換胴（７）が、第１の群（８）及び第２
   の群（９）の摩擦ロールより大きい直径を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のプリンタにおけ
   る用紙送り装置。 ３）前記摩擦ロール（８）の第１の群がハブ（２３）と
   これらハブ（２３）にそれぞれ固定されている支持ばね
   （２４）とを備えていることと、支持ばね端部（２４ａ
   ）がプリンタ基板（１８）の領域において第１の切換軸
   （２１）のカム突出部（１９）に当接していることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載のプリン
   タにおける用紙送り装置。 ４）前記摩擦ロール（９）の第２の群が軸（２５）又は
   複数の部分軸を介してそれぞれ少なくとも１つのばね板
   （２６）により支持され、第１のばね板端部（２６ａ）
   は、固定されている支持台板（２７）の上に載置され、
   第２のばね板端部（２６ｂ）は第２の切換軸（２２）の
   曲線状カム突出部（２０）の上に載置されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載のプ
   リンタにおける用紙送り装置。 ５）前記摩擦ロール（８、９）の第１及び第２の群の領
   域でプリンタ基板（１８）の上に摩擦ロール軸（８ａ、
   ９ａ）に平行にそれぞれ走りカム突出部（１９、２０）
   を有する切換軸（２１、２２）が設けられていることと
   、切換軸端部（２８）にそれぞれ対で偏心器（２９、３
   ０）が配置され、偏心器（２９、３０）は少なくとも１
   つの共通の押し棒（３１）の中に係合していることと、
   前記トラクタフィード（１２）を駆動するトラクタ軸（
   ３４）の上に歯車（３６）が弾力により軸線方向に摺動
   可能に支承され、歯車（３６）は係合状態においては駆
   動電動機のピニオン（３５）と噛合していることと、ト
   ラクタ軸（３４）に垂直に走る連結軸（３７）が設けら
   れ、連結軸（３４）の軸シャフト（３７ａ）は、トラク
   タ歯車端面（３６ａ）に当接するカム（３８）を備えて
   いることと、連結軸端部（４０）にピニオン（４１）が
   固定され、ピニオン（４１）が、押し棒（３１）に設け
   られている歯付ラック（４２）の中に係合していること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のうち
   のいずれか１項に記載のプリンタにおける用紙送り装置
   。 ６）前記連結軸（３７）がその上部自由端（３７ｂ）に
   手動回転ヘッド（４３）を有することを特徴とする特許
   請求の範囲第１項ないし第５項のうちのいずれか１項に
   記載のプリンタにおける用紙送り装置。 ７）前記連結軸端部（４０）に固定されているピニオン
   （４１）が、歯車電動機（４６）を有する歯車伝動装置
   （４５）の出力側歯車（４４）の中に係合していること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項のうち
   のいずれか１項に記載のプリンタにおける用紙送り装置
   。 ８）同軸の摩擦ロール対から形成されている、単票用紙
   のための少なくとも１つの給紙チャネルと、連続用紙の
   ための自由に接近可能なトラクタフィードと、印刷ステ
   ーションと、用紙送り装置の中でこの印刷ステーション
   の後に配置されている、単票用紙と連続用紙の双方のた
   めの摩擦駆動装置とを備えている、単票用紙と連続用紙
   との間の選択的な給紙のための例えばマトリクスプリン
   タ等のプリンタにおける用紙送り装置において、用紙送
   り方向（１３）で印刷ステーション（１４）の前に配置
   され印刷用紙幅にわたり延在する長さを有する方向変換
   胴（７）に、押圧力を変化することのできる第１の給紙
   チャネル（４）のための摩擦ロール（８）の第１の群と
   、周縁が段違いに形成されており持上げ及び降下が可能
   である摩擦ロール（９）の第２の群とが対応して配置さ
   れていることと、第１の群の摩擦ロール（９）の押圧力
   が小さくされ第２の群の摩擦ロール（９）が降下される
   と方向変換胴（７）と共働して連続用紙（２）のための
   給紙チャネル（６）が形成され、連続用紙（２）はトラ
   クタフィード（１２）により送られることが可能であり
   、印刷ステーション（１４）の後に配置されている摩擦
   駆動装置（１７）により排出されることが可能であるこ
   とを特徴とするプリンタにおける用紙送り装置。 ９）前記摩擦ロール（８）の第１の群に支持ばね（２４
   ）又は支持ばね端部（２４ａ）が基板（２４ｂ）により
   対応して配置されていることと、基板（２４ｂ）の上に
   それぞれ１つのばね部材（４８）が設けられていること
   と、ばね部材（４８）がそれぞれ押圧ばね（４９）を介
   して押圧基板（１８）により支持されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項又は第３項又は第５項ない
   し第８項のうちのいずれか１項に記載のプリンタにおけ
   る用紙送り装置。