JPH03230982A - プリンタの紙送り機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタの紙送り機構に係り、特に、複数のト
ラクタにより複数種の用紙を搬送することのできるプリ
ンタの紙送り機構に関する。

〔従来の技術〕

一般に、多数のピンが突出形成された１対のトラクタを
設（Ｊ１連続用紙（ファンフォールド紙）の両端部に連
設された係合孔を前記ピンに係合させ、この状態で、前
記トラクタを駆動させることにより連続用紙を搬送し、
この連続用紙上に所望の印字を行なうプリンタが多く用
いられている。

このよう々プ、リンクにおいては、種類（寸法）の異な
る用紙等に印字を行なう場合には、逐次トラクタの幅寸
法を調節するとともに、用紙を交換して所望の幅寸法の
用紙に印字を行なうようにしていた。

しかしながら、このようなプリンタの場合、異なる種類
の用紙に印字を行なう際に、用、紙を逐次交換する必要
があるため、使い勝手が悪いという問題点があった。

このため、従来から、実公昭５５−４６５２０号公報や
特公昭５５−２９８３２号公報に示すように、２対のト
ラクタをプリンタの幅方向に並列して配設したプリンタ
が知られている。このプリンタにおいては、これらの各
トラクタにあらかじめ異なる種類の用紙を装着しておき
、使用者が所望の用紙を選択することにより、この選択
された用紙に対して印字を行なうことができるようにな
っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前述した従来のプリンタの紙送り機構に
おいては、２つのトラクタをプリンタの幅方向に並列に
配設しているので、８対の］〜ラクタによりそれぞれ最
大幅寸法の用紙を搬送できるようにすると、プリンタの
幅寸法が通常のもののほぼ２倍近く大きくなってしまい
、大きな設置スペースが必要で、製造コストも高くなっ
てしまうという問題点を有している。また、プリンタ本
体の幅寸法が大きいため、プラテンやキャリッジシャフ
ト等の部材を長尺に形成する必要があり、各部材の精度
および強瓜が著しく低下してしまうという問題点を有し
ている。

本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、容
易に複数種の用紙を搬送することができ、しかも、プリ
ンタ本体の幅寸法の小型化をはかることのできるプリン
タの紙送り機構を提供することを目的と覆る。

〔課題を解決するための手段〕

前述した目的を達成するため本発明に係るプリンタの紙
送り機構は、プラテンに沿って印字ヘッドを往復動させ
ながら印字ヘッドを駆動することにより所望の印字を行
なうプリンタであって、前記プラテンと印字ヘッドとの
間の印字位置に所定の用紙を搬送するためのプリンタの
紙送り機構において、前記プラテンの用紙搬送方向上流
側に、所定の用紙を前記プラテンと印字ヘッドとの間の
同一印字位置にそれぞれ搬送する複数対のトラクタを上
下に位置するように配設し、これら各トラクタのうち少
なくとも上側のトラクタを下側のトラクタの上方から退
避移動可能としたことを特徴としている。

〔作　用〕

前述した構成からなる本発明によれば、各トラクタにそ
れぞれ所望の幅寸法の用紙を装着し、所望の用紙が装着
されたトラクタを選択的に駆動することにより、この用
紙をプラテンと印字ヘッドとの間の印字位置に搬送し、
用紙上に所望の印字を施すことができ、前記トラクタを
選択するだ（）で、用紙を逐次交換することなく、複数
種の用紙に対して容易に印字を行なうことができる。し
かも、各トラクタのうち少なくとも上側のトラクタを下
側のトラクタの上方から退避移動可能としたので、他の
トラクタの用紙の交換等を極めて容易に行なうことがで
きる。また、各トラクタによる用紙の搬送位置を同一印
字位置となるＪ：うにしているので、プリンタ本体の幅
寸法の小型化をはかり、少ない設置スペースで配置する
ことができ、製造コストを著しく低減させることができ
るし、しかも、プラテン、キャリッジシャフト等の各部
材を長尺に形成する必要がないので、これらの各部材を
高精度に、かつ、高強度に保持することができる。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。

第１図から第３図は本発明に係る紙送り機構を適用した
プリンタの実施例を示すものであり、箱型のプリンタ本
体１の内部には、円筒状のプラテン２が回転自在に配設
されており、このプラテン２の一側には、印字ヘッド３
がこのプラテン２の軸方向に沿って往復動自在に配設さ
れている。この印字ヘッド３の後方には、前記プラテン
２の幅方向に延在し内部に図示しないインクリボンが収
納されたリボンカセット４が配設されており、前記イン
クリボンは、前記リボンカセット４の両端部から外部に
露出されて前記印字ヘッド３の先端部と前記プラテン２
との間に案内されるようになっている。

また、前記プリンタ本体１の用紙の搬送方向上流側面に
は、２つの開口５，５が形成されており、この開口５０
両内側面には、それぞれガイド突起６が突出形成されて
いる。そして、前記各開口５部分には、上面が開放され
た箱型の第１トラクタユニツト７およびこの第１トラク
タユニツト７の上方に位置する第２トラクタユニツト８
がそれぞれ出入自在に配設されており、冬用１および第
２トラクタユニツト７．８の両側面には、前記間口５の
ガイド突起６に係合されるガイド溝９が形成されている
。

また、前記第１トラクタユニツト７の内部には、所定の
連続用紙（ファンフォールド紙＞１０８を装着するため
の１対の第１１〜ラクタ１１が配設されており、前記第
２トラクタユニツト８の内部には、所定の連続用紙１０
ｂを装着するための１対の第２トラクタ１２が配設され
ている。これら第１および第２トラクタ１１．１２には
、前記各連続用紙１０ａ、１０ｂの両側部に連設された
係合孔（図示せず）に係合されるトラクタピン１３が突
出形成されており、前記第１および第２トラクり１１．
１２には、前記プラテン２の軸方向に沿って延びる断面
が正方形の駆動シャフト１４およびサブシャフト１５が
それぞれ貫通されている。

前記駆動シャフト１４の一端部には、駆動ギア１６が取
付けられており、前記トラクタユニット７．８の一側面
には、前記駆動ギア１６に伝達ギア１７を介して接続さ
れるとともに、トラクタピンッ１〜７，８の収納時に前
記プリンタ本体１の内部に配設された図示しない駆動モ
ータの出力ギアに噛合される駆動ピニオン１８が貫通し
て取付けられている。

そして、前記第１および第２トラクタ１１゜１２は、ト
ラクタユニット７．８の収納時に前記駆動モータを回転
駆動させることにより、前記駆動ピニオン１８、伝達ギ
ア１７および駆動ギア１６をそれぞれ介して選択的に駆
動されるものであり、これにより、第１および第２トラ
クタ１１゜１２の１〜ラクタピン１３を駆動して前記第
１および第２トラクタ１１．１２に装着された用紙１０
ａ、　１Ｑｂをプラテン２と印字ヘッド３との間の同一
印字位置に搬送することができるようになっている。さ
らに、前記第１および第２トラクタ１１．１２は、前記
駆動シャフト１４およびサブシャフト１５に沿って移動
自在とされ、これにより、用紙１０ａ、１０ｂの幅寸法
に応じて各トラクタ１１．１２の幅寸法を調節すること
ができるようになっている。

さらに、前記プリンタ本体１の上面には、単票の用紙１
０Ｃを１枚ずつ供給づる給紙フィーダ１９が配設されて
おり、この給紙フィーダ１９の内部には、給紙ローラ２
０が配設されている。

また、前記プラテン２の前記第１トラクタ１１と印字ヘ
ッド３との間には、このプラテン２に沿って湾曲形成さ
れた用紙ガイド２１が配設されており、この用紙ガイド
２１部分には、２つの圧接ローラ２２．２２が回転自在
に取付けられている。

さらに、前記印字ヘッド３の用紙搬送方向下流側には、
印字後の用紙１０ａ、１０ｂ、１０ｃをプリンタ本体１
の外部にｖ１出させる１対の排紙ローラ２３が配設され
ている。

さらに、前記第１および第２トラクタ１１゜１２の用紙
搬送方向近傍および前記給紙フィーダ１９と前記給紙ロ
ーラ２０との間には、それぞれ用紙１０の有無を検出す
る用紙検出センサ２４゜２４・・・が配設されている。

次に、前述した構成からなる本実施例の作用について説
明する。

まず、前記第１トラクタ１１おにび第２トラクタ１２に
、それぞれ所望の幅寸法を有する連続用紙１０ａ、１０
ｂを装着するとともに、前記給紙フィーダ１９に、単票
の用紙１０Ｇを収納しておく。

次に、前記各用紙のうち、例えば、第１トラクタ１１に
装着されている連続用紙１０ａに印字を行ないたい場合
は、前記プリンタ本体１の図示しないスイッチを操作し
て前記第１トラクタ１１を選択する。すると、まず、各
用紙検出センサ２４により、現在いずれの用紙１０が印
字位置にあるかを検出し、例えば、印字位置に第２トラ
クタ１２の用紙１０ｂがある場合は、駆動モータを逆方
向に駆動することにより、その用紙１０ｂを用紙検出セ
ンサ２４により検出しえない位置まで逆送りして待機状
態とし、単票用紙１０Ｇがある場合は、排紙ローラ２３
を駆動して印字位置から取除く。

そして、前記駆動モータと各１〜ラクタユニツト７．８
との連結状態を第２トラクタユニツト８側から第１トラ
クタユニツト７側へ切換えて、前記駆動モータを駆動し
て駆動シャフト１４を介して第１１〜ラクタ１１を駆動
することにより、第１トラクタ１１の用紙１０ａをプラ
テン２と印字ヘッド３との間に搬送する。この状態で、
前記印字ヘッド３を前記プラテン２に沿って移動させな
がら、所望の印字信号に基づいて前記印字ヘッド３を駆
動することにより、前記用紙１０ａ上に所望の印字を施
すことができる。

また、続いて、例えば、第２トラクタ１２の用紙１０ｂ
に印字を行なう場合は、前記プリンタ本体１の図示しな
いスイッチを操作して前記第２１−ラクタ１２を選択す
ることにより、駆動モータを１ 逆方向に駆動して現在印字位置にある用紙１０ａを用紙
検出センサ２４により検出しえない位置まで逆送りした
後、前記駆動モータを第２トラクタユニツト８側に連結
してから駆動して、第２トラクタ１２の用紙１０ｂをプ
ラテン２と印字ヘッド３との間に搬送し、前記用紙１０
．ｂ上に所望の印字を行なうことができる。

さらに、給紙フィーダ１９の単票用紙１０Ｃに印字を行
なう場合は、前記プリンタ本体１の図示しないスイッチ
を操作して前記給紙フィーダ１９を選択することにより
、駆動モータを逆方向に駆動して、現在印字位置にある
用紙１０ｂを用紙検出センサ２４により検出しえない位
置まで逆送りした後、前記給紙フィーダ１９から給紙ロ
ーラ２０および圧接ローラ２２をそれぞれ介して単票用
紙１．０Ｇをプラテン２と印字ヘッド３との間に搬送し
て印字を行なうことができる。

また、連続用紙１０ａ、１０ｂを交換する場合は、交換
しようどする連続用紙が装着されたトラクタユニット７
．８をプリンタ本体１から引出す２ ことにより、各トラクタ１１．１２部分が外部に露出さ
れることになり、極めて容易に用紙１０の交換作業を行
なうことができる。このとき、前記各トラクタユニット
７．８のガイド溝９がプリンタ本体１の開口５のガイド
突起６に係合した状態で摺動されるので、トラクタユニ
ツ１〜７，８は、極めて円滑に案内される。そして、用
紙交換後、再び、トラクタユニット７．８を押込むこと
により、前記駆動ピニオン１８が前記駆動モータの出力
ギアに噛合されて、給紙待機状態となる。

したがって、本実施例によれば、連続用紙１０ａ、１０
ｂを搬送する第１１〜ラクタ１１および第２トラクタ１
２、さらには、単票用紙１０ｃを供給する給紙フィーダ
１９を設けているので、用紙を逐次交換することなく、
複数種の用紙に対して容易に印字を行なうことができる
。しかも、各トラクタ１１．１２が収容されたトラクタ
ユニット７．８をプリンタ本体１から出入自在としたの
で、用紙の交換や、メインテナンス等を極めて容易に行
なうことができる。

また、２対のトラクタ１１，１２を上下方向に位置させ
ているので、プリンタ本体１の幅寸法が従来のように１
対のトラクタを設けた場合の幅寸法で済み、プリンタ本
体１の幅寸法の小型化をはかり、小さい設置スペースで
配置することができ、製造コストを著しく低減さぼるこ
とができる。しかも、プラテン、キャリッジシャフト等
の各部材を長尺に形成する必要がないので、これらの各
部材を高精度に、かつ、高強度に保持することができる
。さらに、本実施例においては、各トラクタ１１．１２
を印字位置に対する用紙搬送方向上流側に配設して用紙
１０を押出す構成としているので、印字位置からの用紙
１０の逆送りを簡単に行なうことができるし、しかも、
用紙１０の先端部に無駄が生じることもない。

また、第４図は本発明の他の実施例を示したもので、本
実施例においては、１−ラクタユニットは設けられてお
らず、プラテン２の用紙搬送方向上流側近傍には、所定
の連続用紙を装着する第１トラクタ１１が配設されてい
る。また、この第１トラクタ１１の上方には、第２トラ
クタ１２が配設されており、この第２トラクタ１２は、
一端部を支軸２５ａを中心として上方に回動自在とされ
た支持フレーム２５に取付けられている。

さらに、前記第２トラクタ１２の駆動シャフト１４の一
端部には、駆動ギア１６が取付けられており、この駆動
Ｖア１６には、伝達ギア１７を介してプラテン２を駆動
する駆動モータの出カギ７２６が噛合されている。

その他の部分は、前記実施例のものど同様である。

本実施例においては、第２トラクタ１２が、第４図中破
線で示す位置において、前記駆動モータを回転駆動させ
ることにより、出カギ７２６および伝達ギア１７を介し
て駆動ギア１６が回転され、これにより、第２トラクタ
１２が駆動されて所定の連続用紙１０ｂを搬送するもの
である。そして、例えば、前記第１トラクタ１１の連続
用紙１０ａを交換する場合等に、前記支持フレーム２５
を回動させることにより、第４図中実線で示寸ように、
５ 第２トラクタ１２が第１トラクタ１１の上方から退避さ
れて第１トラクタ１１の上方に空間が形成されることに
なり、極めて容易に用紙の交換作業を行なうことができ
る。そして、用紙交換後、再び、支持フレーム２５を逆
方向に回動させ第２トラクタ１２を移動させることによ
り、第２トラクタ１２の駆動ギア１６と伝達ギア１７と
が噛合され、給紙可能状態となる。

したがって、本実施例においては、第２トラクタ１２を
退避可能としたので、第１トラクタ１１の用紙交換作業
を極めて容易に行なうことが可能となる。

また、第５図は本発明のさらに伯の実施例を示したもの
で、第２トラクタ１２の駆動シャフト１４およびサブシ
ャフト１５部分にそれぞれ２本のアーム２７．２７・・
・をヒンジ連結するとともに基端部２７ａがプリンタ本
体１に枢着されたリンク機構２８を接続し、このリンク
機構２８により、前記第２トラクタ１２を第１トラクタ
１１の上方から退避できるようにしたものである。その
他の　６ 部分は、前記第４図に示す実施例のものど同様である。

本実施例においても前記第４図に示す実施例と同様に、
第５図中破線で示すように、リンク機構２８の２組の２
本のアーム２７．２７を折畳んだ状態において、第２ト
ラクタ１２が駆動されて所定の連続用紙１０ｂを搬送す
ることができるものであり、前記リンク機構２８の各ア
ーム２７を回動させながら２組の２本のム２７，２７を
伸延させることにより、第５図中実線で示すように、第
２トラクタ１２が第１トラクタ１１の上方から退避され
て第１トラクタ１１の上方に空間が形成されることにな
り、極めて容易に用紙の交換作業を行なうことができる
。この場合に、本実施例においては、前記リンク機構２
８を用いたことにより、第２トラクタ１２を大ぎく退避
させることが可能となる。

さらに、第６図は本発明の他の実施例を示したもので、
第２トラクタ１２のみをトラクタユニット２９の内部に
収容してユニット化するようにしており、プリンタ本体
１の内部には、プラテン２の軸方向に延び前記トラクタ
ユニット２９を保持するガイドレール３０が配設されて
いる。そして、前記トラクタユニット２９は、前記ガイ
ドレール３０に沿ってプリンタ本体１の横方向に摺動自
在とされている。

本実施例においても前記実施例と同様に、前記トラクタ
ユニット２９をガイドレール３０に沿って移動させるこ
とにより、第２トラクタ１２を第１トラクタ１１の上方
から退避させることができ、極めて容易に用紙の交換作
業を行なうことができる。

なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて種々変更することが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るプリンタの紙送り機構
は、複数対のトラクタを設けたので、用紙を逐次交換す
ることなく、複数種の用紙に対して容易に印字を行なう
ことができる。しかも、各トラクタのうち少なくとも上
側のトラクタを下側のトラクタの上方から退避移動可能
としたので、他のトラクタの用紙の交換等を極めて容易
に行なうことができる。また、各トラクタによる用紙の
搬送位置を同一印字位置となるようにしているので、プ
リンタ本体の幅寸法が従来のように１対のトラクタを設
けた場合の幅寸法で済み、プリンタ本体の幅寸法の小型
化をはかり、小さい設置スペースで配置することができ
、製造コストを著しく低減させることができる。しかも
、プラテン、キャリッジシャフト等の各部材を長尺に形
成する必要がないので、これらの各部材を高精度に、か
つ、高強度に保持することが可能となる等の効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る紙送り機構を適用したプリンタの
実施例を示す縦断面図、第２図は第１図のトラクタユニ
ット収納状態を示す斜視図、第３図は第１図のトラクタ
ユニット引出し状態を示す　９ 斜視図、第４図は本発明の他の実施例を示す一部の構成
図、第５図は本発明のさらに他の実施例を示す一部の構
成図、第６図は本発明の他の実施例を示す平面図である
。 １・・・プリンタ本体、２・・・プラテン、３・・・印
字ヘッド、７・・・第１トラクタユニツト、８・・・第
２トラクタユニツト、１０・・・用紙、１１・・・第１
トラクタ、１２・・・第２トラクタ、１９・・・給紙フ
ィーダ、２４・・・用紙検出センサ、２５・・・支持フ
レーム、２８・・・リンクａｉｍ、２９・・・トラクタ
ユニット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラテンに沿って印字ヘッドを往復動させながら印字ヘ
   ッドを駆動することにより所望の印字を行なうプリンタ
   であつて、前記プラテンと印字ヘッドとの間の印字位置
   に所定の用紙を搬送するためのプリンタの紙送り機構に
   おいて、前記プラテンの用紙搬送方向上流側に、所定の
   用紙を前記プラテンと印字ヘッドとの間の同一印字位置
   にそれぞれ搬送する複数対のトラクタを上下に位置する
   ように配設し、これら各トラクタのうち少なくとも上側
   のトラクタを下側のトラクタの上方から退避移動可能と
   したことを特徴とするプリンタの紙送り機構。