JPH03101910A - Frpの成形方法 - Google Patents
Frpの成形方法Info
- Publication number
- JPH03101910A JPH03101910A JP1240970A JP24097089A JPH03101910A JP H03101910 A JPH03101910 A JP H03101910A JP 1240970 A JP1240970 A JP 1240970A JP 24097089 A JP24097089 A JP 24097089A JP H03101910 A JPH03101910 A JP H03101910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- mold
- glass cloth
- molding
- smc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000012778 molding material Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 abstract description 20
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 19
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract 3
- 239000003677 Sheet moulding compound Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 4
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 3
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 3
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000011152 fibreglass Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a. 産業上の利用分野
本発明はFRPの成形方法に関する.
b. 従来の技術
PRP(Fiberglass Reinforced
Plastics) は、耐衝撃性.耐食性等に優れ
ているため、広範な分野で使用されている.FRPの成
形方法については、すでに種々のものが提案されている
が、その一つに、マッチドダイ法というものがある.こ
の方法では、まずガラス繊維などの補強材だけで成形品
の概形を作っておき(ブリフォームという〉、これを金
型に入れ液状樹脂を含浸させたのち、金型で加熱圧縮し
ている.あるいは、ブリフォームの代りに、ポリエステ
ル樹脂をガラス繊維に含浸させてシート状にしたSMC
(Sheet Molding Compound)を
使用する場合もある. ところで、このようなFRP fi形品においては、外
力が集中する個所を補強する必要がある.例えば、第7
図及び第8図に示すような自動車のトランクリッドaの
場合、ヒンジ取付部bは他の部分よりも大きな外力を受
けている.そこで、トランクリッドを成形する下型の型
面の一部にガラスクロスを被せておき、これをSMC
とともに加熱圧縮して、製品中のガラス繊維の密度を部
分的に大きくする方法が行なわれていた. C. 発明が解決しようとする課題 しかし、上記方法によると、SMCが流動化するのにと
もなって、ガラスクロスが所定の位置から移動してしま
う場合があり、補強効果が安定しないという問題があっ
た.また、製品の表面にシワが生じ易いという欠点もあ
った. そこで、必要以上に面積の大きいガラスクロスを使用し
ていたが、その場合には、コスト的に不利になるという
問題点が生じた。
Plastics) は、耐衝撃性.耐食性等に優れ
ているため、広範な分野で使用されている.FRPの成
形方法については、すでに種々のものが提案されている
が、その一つに、マッチドダイ法というものがある.こ
の方法では、まずガラス繊維などの補強材だけで成形品
の概形を作っておき(ブリフォームという〉、これを金
型に入れ液状樹脂を含浸させたのち、金型で加熱圧縮し
ている.あるいは、ブリフォームの代りに、ポリエステ
ル樹脂をガラス繊維に含浸させてシート状にしたSMC
(Sheet Molding Compound)を
使用する場合もある. ところで、このようなFRP fi形品においては、外
力が集中する個所を補強する必要がある.例えば、第7
図及び第8図に示すような自動車のトランクリッドaの
場合、ヒンジ取付部bは他の部分よりも大きな外力を受
けている.そこで、トランクリッドを成形する下型の型
面の一部にガラスクロスを被せておき、これをSMC
とともに加熱圧縮して、製品中のガラス繊維の密度を部
分的に大きくする方法が行なわれていた. C. 発明が解決しようとする課題 しかし、上記方法によると、SMCが流動化するのにと
もなって、ガラスクロスが所定の位置から移動してしま
う場合があり、補強効果が安定しないという問題があっ
た.また、製品の表面にシワが生じ易いという欠点もあ
った. そこで、必要以上に面積の大きいガラスクロスを使用し
ていたが、その場合には、コスト的に不利になるという
問題点が生じた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、上記R題
を解消してなるFRPの成形方法を提供することを目的
とする. d. 課題を解決するための手段 上記目的に添い、本発明は、下型の型面に補強材を被せ
たのち、上型と下型の間に成形材を装入して加熱圧縮す
るFIIPの成形方法において、上記下型として、その
型面に針状の突起を有するものを用い、該突起に上記補
強材を突き差して止着することによって上記課題を解決
した. 以下、本発明について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する. 第l図は本発明の実施に用いる成形用の下型を示す図で
、謹下型は第7図のトランクリッドaの成形に用いるも
のである.下型1の型面1aには、第8図に示すトラン
クリッドaのヒンジ取付部bを成形するための隆起部2
が設けてあり、該隆起部2を囲むようにして針状の突起
3が4個所設けてある.また、隆起部2の上面には、第
3図に示すように円錐状の孔4が2個所設けてある。
を解消してなるFRPの成形方法を提供することを目的
とする. d. 課題を解決するための手段 上記目的に添い、本発明は、下型の型面に補強材を被せ
たのち、上型と下型の間に成形材を装入して加熱圧縮す
るFIIPの成形方法において、上記下型として、その
型面に針状の突起を有するものを用い、該突起に上記補
強材を突き差して止着することによって上記課題を解決
した. 以下、本発明について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する. 第l図は本発明の実施に用いる成形用の下型を示す図で
、謹下型は第7図のトランクリッドaの成形に用いるも
のである.下型1の型面1aには、第8図に示すトラン
クリッドaのヒンジ取付部bを成形するための隆起部2
が設けてあり、該隆起部2を囲むようにして針状の突起
3が4個所設けてある.また、隆起部2の上面には、第
3図に示すように円錐状の孔4が2個所設けてある。
次に、この金型を用いてトランクリッドaを或形する手
順を説明する. まず、第2図に示すように補強材としてのガラスクロス
5の各コーナ一部を上記突起3に突き差し、隆起部2に
添わせてこれを覆う。次いで、先端が尖った円錐状の2
個のピン6をガラスクロス5に突き差してその先端部を
上記各孔4に係合させる.そして、下型1のガラスクロ
ス5の上に成形材としてのSMC 7をセントしてから
、上型8を下降させ、下型1と上型8によってSMC
7を加熱圧縮する.すると、SMC 7を構成している
ポリエステル樹脂が流動化してガラスクロス5に含浸し
、製品9が形成されていく。その際、ピン6の基部は第
4図に示すようにS?lC 7に埋没していく.そして
、ポリエステル樹脂が硬化した段階で、製品9を離型す
ればよい.なお、製品9の表面には、第5図に示すよう
にピン6の基部が埋没した個所(薄バリで覆われている
)に凹部10が形威されることとなるので、該凹部10
にドリルを通して第8図のボルト孔Cを貫設すればよい
. 本実施例では、ガラスクロス5にピン6を突き差した際
、ガラス繊維は第6図に示すように該ピンの周囲に押し
遣られる.したがって、後工程で製品9にボルト孔Cを
貫設する際、ガラスクロス5の繊維が切断されることは
ないので、該クロス5による補強効果が損なわれること
はない.なお、補強材としては、上述のガラスクロス5
の他、ガラスマット9 ローピングクロス等を用いても
よい. また、上記成形材には、SMC 7の代りにブリフォー
ムを用いてもよい. e. 発明の効果 本発明によれば、補強材は下型の型面に止着された状態
でSMCとともに加熱圧縮されるようになるので、従来
のように成形中に、該補強材が所定位置からずれてしま
うことはない.したがって、必要以上に面積の大きい補
強材を用いなくても、充分な補強効果が得られ、コスト
的に有利になる.また、製品の表面にしわが生ずる虞れ
もなくなる.
順を説明する. まず、第2図に示すように補強材としてのガラスクロス
5の各コーナ一部を上記突起3に突き差し、隆起部2に
添わせてこれを覆う。次いで、先端が尖った円錐状の2
個のピン6をガラスクロス5に突き差してその先端部を
上記各孔4に係合させる.そして、下型1のガラスクロ
ス5の上に成形材としてのSMC 7をセントしてから
、上型8を下降させ、下型1と上型8によってSMC
7を加熱圧縮する.すると、SMC 7を構成している
ポリエステル樹脂が流動化してガラスクロス5に含浸し
、製品9が形成されていく。その際、ピン6の基部は第
4図に示すようにS?lC 7に埋没していく.そして
、ポリエステル樹脂が硬化した段階で、製品9を離型す
ればよい.なお、製品9の表面には、第5図に示すよう
にピン6の基部が埋没した個所(薄バリで覆われている
)に凹部10が形威されることとなるので、該凹部10
にドリルを通して第8図のボルト孔Cを貫設すればよい
. 本実施例では、ガラスクロス5にピン6を突き差した際
、ガラス繊維は第6図に示すように該ピンの周囲に押し
遣られる.したがって、後工程で製品9にボルト孔Cを
貫設する際、ガラスクロス5の繊維が切断されることは
ないので、該クロス5による補強効果が損なわれること
はない.なお、補強材としては、上述のガラスクロス5
の他、ガラスマット9 ローピングクロス等を用いても
よい. また、上記成形材には、SMC 7の代りにブリフォー
ムを用いてもよい. e. 発明の効果 本発明によれば、補強材は下型の型面に止着された状態
でSMCとともに加熱圧縮されるようになるので、従来
のように成形中に、該補強材が所定位置からずれてしま
うことはない.したがって、必要以上に面積の大きい補
強材を用いなくても、充分な補強効果が得られ、コスト
的に有利になる.また、製品の表面にしわが生ずる虞れ
もなくなる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる下型の斜視図、第2図は
第1図の下型の型面にガラスクロスを止着した状態を示
す図、第3図は第1図に示した八一A線による断面図、
第4図はSMCの或形工程を示す図で、第1図のA−A
lliと対応する位置の断面図、第5図は第4図の製品
を離型した状態を示す図、第6図はガラスクロスにピン
を突き差した状態を示す平面図、第7図は自動車を斜め
後方から見た図、第8図は第7図の点線枠B内を拡大し
て示す図で、トランクリッドからヒンジを取外した場合
の図である. 1 2 4 6 8 ・・・下型、 ・・・下型の隆起部、 ・・・孔、 ・・・ピン、 上型. 1a・・・下型の型面、 3・・・突起、 5・・・ガラスクロス、 7・・・SMC , 特 許 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社 (ほか2名) 第3図 4 \ 第4図 第5図 第6図 第1図 第2図 第7図 第8図
第1図の下型の型面にガラスクロスを止着した状態を示
す図、第3図は第1図に示した八一A線による断面図、
第4図はSMCの或形工程を示す図で、第1図のA−A
lliと対応する位置の断面図、第5図は第4図の製品
を離型した状態を示す図、第6図はガラスクロスにピン
を突き差した状態を示す平面図、第7図は自動車を斜め
後方から見た図、第8図は第7図の点線枠B内を拡大し
て示す図で、トランクリッドからヒンジを取外した場合
の図である. 1 2 4 6 8 ・・・下型、 ・・・下型の隆起部、 ・・・孔、 ・・・ピン、 上型. 1a・・・下型の型面、 3・・・突起、 5・・・ガラスクロス、 7・・・SMC , 特 許 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社 (ほか2名) 第3図 4 \ 第4図 第5図 第6図 第1図 第2図 第7図 第8図
Claims (2)
- (1)下型の型面に補強材を被せたのち、上型と下型の
間に成形材を装入して加熱圧縮するFRPの成形方法に
おいて、上記下型として、その型面に針状の突起を有す
るものを用い、該突起に上記補強材を突き差して止着す
ることを特徴とするFRPの成形方法。 - (2)上記下型上に止着した補強材に、更に別途設けた
先端の尖ったピンを突き差して下型に止着することを特
徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のFRPの成
形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1240970A JPH03101910A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | Frpの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1240970A JPH03101910A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | Frpの成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101910A true JPH03101910A (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=17067367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1240970A Pending JPH03101910A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | Frpの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03101910A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288634A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Terumo Corp | 血圧測定装置 |
KR100645911B1 (ko) * | 2005-04-18 | 2006-11-14 | 정길석 | 노트북 컴퓨터의 힌지장치 |
JP2007061186A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Terumo Corp | 血圧測定装置 |
JP6134822B1 (ja) * | 2016-01-13 | 2017-05-24 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 繊維強化樹脂材の加工方法および繊維強化樹脂材 |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP1240970A patent/JPH03101910A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288634A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Terumo Corp | 血圧測定装置 |
KR100645911B1 (ko) * | 2005-04-18 | 2006-11-14 | 정길석 | 노트북 컴퓨터의 힌지장치 |
JP2007061186A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Terumo Corp | 血圧測定装置 |
JP6134822B1 (ja) * | 2016-01-13 | 2017-05-24 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 繊維強化樹脂材の加工方法および繊維強化樹脂材 |
JP2017124530A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 繊維強化樹脂材の加工方法および繊維強化樹脂材 |
US10611099B2 (en) | 2016-01-13 | 2020-04-07 | Lenovo (Singapore) Pte Ltd | Method for processing fiber-reinforced resin materials |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2058098C (en) | Process for producing multilayer molded article | |
US4961700A (en) | Shaping means for the production of fiber-reinforced preform articles | |
US5304273A (en) | Method for manufacture of two-tone vehicle trim panel | |
JPH02127028A (ja) | 自動車の内側パネルの製法とその方法で製造されるドアの内側パネル | |
DE50007761D1 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Faserverbund-Bauteils sowie Vorrichtung zur Herstellung eines solchen | |
KR850005320A (ko) | 섬유 강화 플라스틱 성형 제품 | |
EP0730947A2 (de) | Verkleidungsteile aus Faserverbundmatten sowie Verfahren zu deren Herstellung | |
JPH03101910A (ja) | Frpの成形方法 | |
EP0551701B1 (en) | Method of injection molding a flat deformable laminate | |
EP0411376A1 (en) | Panel, in particular for vehicle doors and relative method of manufacture | |
JP2018176576A (ja) | 樹脂成形体及びその製造方法 | |
JPS6410167B2 (ja) | ||
JPS6157171B2 (ja) | ||
WO1987000122A1 (en) | A method for manufacture of shell-shaped castings | |
ATE265313T1 (de) | Verfahren zur herstellung von gegenständen aus faserverstärktem kunststoff | |
GB2229392A (en) | Forming a fibre reinforced thermoplastic article | |
JP2001079893A (ja) | 加飾成形方法 | |
JPH09209497A (ja) | グレーチング及びその製造方法 | |
JPH0768581A (ja) | 模様付frp成形体の製造方法 | |
JPS62216710A (ja) | 複合成形体の製造方法 | |
JPH0420584Y2 (ja) | ||
DE69916218D1 (de) | Durch lange Fasern verstärktes thermoplastisches Harzmaterial gekennzeichnet durch die Zugabe von Füllstoffen und Verfahren zu dessen Herstellung | |
JPH08155989A (ja) | ラテックススポンジシートとその製造方法 | |
JP2024010737A (ja) | 成形構造体および成形構造体の製造方法 | |
JPH048205B2 (ja) |