JPH0310149A - 微弱光測定装置 - Google Patents
微弱光測定装置Info
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- JPH0310149A JPH0310149A JP1144513A JP14451389A JPH0310149A JP H0310149 A JPH0310149 A JP H0310149A JP 1144513 A JP1144513 A JP 1144513A JP 14451389 A JP14451389 A JP 14451389A JP H0310149 A JPH0310149 A JP H0310149A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/75—Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
- G01N21/76—Chemiluminescence; Bioluminescence
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は微弱光測定装置、特に試料容器に生物発光、化
学発光などの発光試料を注入し、発せられた微弱光の光
量をn1定して発光試料の分析を行う、例えば集光光学
系の微弱光測定装置に関する。
学発光などの発光試料を注入し、発せられた微弱光の光
量をn1定して発光試料の分析を行う、例えば集光光学
系の微弱光測定装置に関する。
C従来の技術]
・光電子放出現象を利用した測光装置において、光検出
器として光電子増倍管(PMT)等が微弱光の検出、測
定用に用いられている。
器として光電子増倍管(PMT)等が微弱光の検出、測
定用に用いられている。
そして、この種のPMTを用いた測光装置により発光試
料などの分析が行われている。
料などの分析が行われている。
特に、医療分野において、試料容器内に発光試料として
の物質や液体などを注入し、該発光試料から出射された
微弱光を前記PMTなどで受光し、7jFJ光すること
によって発光試料の分析を行う微弱光測定装置が広範囲
に利用されている。
の物質や液体などを注入し、該発光試料から出射された
微弱光を前記PMTなどで受光し、7jFJ光すること
によって発光試料の分析を行う微弱光測定装置が広範囲
に利用されている。
そして、従来におけるこの種の微弱光測定装置の一例が
第3図に示されている。第3図は微弱光測定装置の構成
を示した側面断面図であり、前記光検出器の受光面上に
試料容器の底面を対向するように配置させている状態が
示されている。
第3図に示されている。第3図は微弱光測定装置の構成
を示した側面断面図であり、前記光検出器の受光面上に
試料容器の底面を対向するように配置させている状態が
示されている。
以下、従来の微弱光測定装置の構成及びその測定動作を
説明する。
説明する。
図において、発光試料10は、例えば液体の生物発光試
料あるいは化学発光試料であり、該試料特有の微弱光1
0aを発する。
料あるいは化学発光試料であり、該試料特有の微弱光1
0aを発する。
試料容器12は、前記発光試料10が所定量注入される
透明な円筒型のガラス又はプラスチック製容器である。
透明な円筒型のガラス又はプラスチック製容器である。
ホルダ14は、前記試料容器12を図に示すように垂直
状態に固定、保持する部材であり、樹脂などにより凹型
に形成されている。そして、その底面には、微弱光を通
過させるための透明窓14aが設けられている。
状態に固定、保持する部材であり、樹脂などにより凹型
に形成されている。そして、その底面には、微弱光を通
過させるための透明窓14aが設けられている。
ベアリング18は、前記ホルダ14により保持されてい
る試料容器12をスムーズに回動させるための機構であ
り、基台16と前記ホルダ14との間隙に設けられてい
る。これにより、例えばスターラブーリ20を介して図
示しないモータ駆動源の回動力がホルダ14へ伝達され
る。
る試料容器12をスムーズに回動させるための機構であ
り、基台16と前記ホルダ14との間隙に設けられてい
る。これにより、例えばスターラブーリ20を介して図
示しないモータ駆動源の回動力がホルダ14へ伝達され
る。
光検出器22は、例えばフォトマルチプライヤ(P M
T、)であり、発光試料10から出射される微弱光1
0aを受光面22aで受け、入射される光量に応じた所
定パルスを出力する。
T、)であり、発光試料10から出射される微弱光1
0aを受光面22aで受け、入射される光量に応じた所
定パルスを出力する。
以上のような構成としたので、第3図に示された従来の
測光装置によれば、まず、測定者は発光試料10が所定
量注入された試料容器12をホルダ14へ挿入する。こ
こで、図示しないモータ駆動源などによりスターラブー
リ20を介してホルダ14へ回動力を伝え、図示されて
いる矢印の方向へ試料容器12を例えば、間欠的に回動
させる。
測光装置によれば、まず、測定者は発光試料10が所定
量注入された試料容器12をホルダ14へ挿入する。こ
こで、図示しないモータ駆動源などによりスターラブー
リ20を介してホルダ14へ回動力を伝え、図示されて
いる矢印の方向へ試料容器12を例えば、間欠的に回動
させる。
もちろん、このホルダ14の回動は、ベアリング18の
機構によって極めてスムーズに行われる。
機構によって極めてスムーズに行われる。
これにより、必要に応じて発光試料10を撹拌すること
ができる。
ができる。
そして、該発光試料10からの特有の微弱光10aが矢
印のように試料容器12の底面から透明窓14aを介し
て出射され、この微弱光10aが光検出器22の受光面
22aに入射される。
印のように試料容器12の底面から透明窓14aを介し
て出射され、この微弱光10aが光検出器22の受光面
22aに入射される。
この結果、光検出器22では、入射された微弱光10a
の光量に応じた所定のパルスが出力され、図示しない分
析回路などにより、計数・演算処理され、所定の測光値
を得ることができる。このようにして、発光試料10の
所望の分析を行うことができる。
の光量に応じた所定のパルスが出力され、図示しない分
析回路などにより、計数・演算処理され、所定の測光値
を得ることができる。このようにして、発光試料10の
所望の分析を行うことができる。
なお、光検知器22の受光面22aは、必要以上に大き
くすると受光素子の暗電流が増加し、S/N比が悪化す
るので、受光面22aの大きさを試料容器12の直径よ
りわずかに大きい程度に設定することが望ましい。
くすると受光素子の暗電流が増加し、S/N比が悪化す
るので、受光面22aの大きさを試料容器12の直径よ
りわずかに大きい程度に設定することが望ましい。
以上のような従来の微弱光測定装置においては、前記試
料容器12内の発光試料10を前述のように撹拌するな
どの必要があるため、−船釣には容器の一部分である底
面から該微弱光を出射させている。
料容器12内の発光試料10を前述のように撹拌するな
どの必要があるため、−船釣には容器の一部分である底
面から該微弱光を出射させている。
また、場合によっては、測定装置の構造上の理由から試
料容器12の一部分の側面一方向から微弱光を出射させ
ることも行われている。
料容器12の一部分の側面一方向から微弱光を出射させ
ることも行われている。
そして、このような従来の微弱光測定装置の構造におい
ては、微弱光を試料容器の一部分から出射させているこ
とが一般的に常である。
ては、微弱光を試料容器の一部分から出射させているこ
とが一般的に常である。
ところが、従来の微弱光δp1定装置においては、微弱
光を取り扱うため、光検出器22による検出、測定では
発光試料から受光面22aへ入射される受光量の集光効
率を上げることが要求されており、二のことは、高精度
測定にはS/N比の向上におい・・でも最も重要である
。
光を取り扱うため、光検出器22による検出、測定では
発光試料から受光面22aへ入射される受光量の集光効
率を上げることが要求されており、二のことは、高精度
測定にはS/N比の向上におい・・でも最も重要である
。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、第3図に示されている従来の微弱光測定
装置では、試料容器12の一部分である底面(透明窓1
4a)のみから下方へ出射される微弱光10gを受光面
22aで受光しているので、このために、受光面22a
で受ける集光量に限界があり、十分な光量が得られず、
どうしても集光効率が低くなってしまうという問題があ
った。
装置では、試料容器12の一部分である底面(透明窓1
4a)のみから下方へ出射される微弱光10gを受光面
22aで受光しているので、このために、受光面22a
で受ける集光量に限界があり、十分な光量が得られず、
どうしても集光効率が低くなってしまうという問題があ
った。
この結果、微弱光測定装置自体のS/N比に悪化を来た
し、高精度な測定値を得ることが困難であった。
し、高精度な測定値を得ることが困難であった。
発明の目的
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は微弱光を光検出器の受光面に入射させる光量の
集光効率の向上と、測光におけるS/N比の改善を可能
とする微弱光測定装置を提供することにある。
の目的は微弱光を光検出器の受光面に入射させる光量の
集光効率の向上と、測光におけるS/N比の改善を可能
とする微弱光測定装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明によれば、前記試料
容器の周囲に配置され、該試料容器周囲を通して発せら
れる発光試料の微弱光を反射させて前記受光面に集光入
射させる反射体を有し、前記試料容器周囲を通して発せ
られる発光試料の微弱光を測光することを特徴とする。
容器の周囲に配置され、該試料容器周囲を通して発せら
れる発光試料の微弱光を反射させて前記受光面に集光入
射させる反射体を有し、前記試料容器周囲を通して発せ
られる発光試料の微弱光を測光することを特徴とする。
[作用]
以上のような構成としたので、本発明によれば、透明な
試料容器を保持部に挿入し、保持させる。
試料容器を保持部に挿入し、保持させる。
そして、保持されている該試料容器に発光試料を注入し
、その発光試料特有の微弱光が該試料容器の周囲を通し
て発せられ、該試料容器の周囲に配置されている反射体
でその微弱光を反射させる。
、その発光試料特有の微弱光が該試料容器の周囲を通し
て発せられ、該試料容器の周囲に配置されている反射体
でその微弱光を反射させる。
これにより、反射された微弱光は、光検出器の受光面に
集光入射される。この結果、前記試料容器の周囲及び底
面を通して出射された微弱光を測定することができ、集
光効率を向上させて微弱光のallJ定を行うことがで
きる。
集光入射される。この結果、前記試料容器の周囲及び底
面を通して出射された微弱光を測定することができ、集
光効率を向上させて微弱光のallJ定を行うことがで
きる。
[実施例]
以下、本発明に係る微弱光D1定装置の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の微弱光測定装置の構成を示した側面
断面図である。図に示されている試料容器12及び光検
出器22は、基本的構成及びその配置状態は従来と同一
である。
断面図である。図に示されている試料容器12及び光検
出器22は、基本的構成及びその配置状態は従来と同一
である。
なお、前述した第3図に示されている従来例との同一部
材には同一符号を付し、以下構成とその作用動作の説明
を省略する。
材には同一符号を付し、以下構成とその作用動作の説明
を省略する。
本発明において特徴的なことは、前記試料容器周囲から
発せられる発光試料の微弱光を反射体で反射させ、受光
面に集光入射させることにあり、これにより、該試料容
器周囲から出射される微弱光を測光することが可能とな
る。
発せられる発光試料の微弱光を反射体で反射させ、受光
面に集光入射させることにあり、これにより、該試料容
器周囲から出射される微弱光を測光することが可能とな
る。
以下、第1図を用いて本実施例の構成を説明する。
図において、ホルダ30は、挿入される試料容器12を
所定位置に設定、保持するために設けられ、微弱光を有
効に通過させるために側面及び底面を透明なガラス又は
プラスチックなどで形成した保持部材である。すなわち
、このホルダ30により、試料容器12の底面部を受光
面22aに対向させるようにして配置させることができ
る。
所定位置に設定、保持するために設けられ、微弱光を有
効に通過させるために側面及び底面を透明なガラス又は
プラスチックなどで形成した保持部材である。すなわち
、このホルダ30により、試料容器12の底面部を受光
面22aに対向させるようにして配置させることができ
る。
凹面反射鏡32は、発光試料の試料容器周囲における出
射された微弱光を反射させ、受光面22aに集光入射さ
せる反射体として設けられ、試料容器12の周囲に配置
されている。
射された微弱光を反射させ、受光面22aに集光入射さ
せる反射体として設けられ、試料容器12の周囲に配置
されている。
すなわち、この凹面反射鏡32は、ホルダ30に保持さ
れた試料容器内の発光試料10を一方の焦点f1とし、
前記ホルダ30に対向して配置された受光面22aに他
方の焦点f2を持つように配置されている。
れた試料容器内の発光試料10を一方の焦点f1とし、
前記ホルダ30に対向して配置された受光面22aに他
方の焦点f2を持つように配置されている。
もちろん、この凹面反射鏡32は、図示のごとく外光の
入射を防ぐ遮光構造で形成されており、該反射鏡の反射
面は、集光のための面仕上げを高精度にする必要はなく
、例えばアルミ材を使って鏡面を形成してもよい。
入射を防ぐ遮光構造で形成されており、該反射鏡の反射
面は、集光のための面仕上げを高精度にする必要はなく
、例えばアルミ材を使って鏡面を形成してもよい。
微弱光10b及び10cは、発光試料10から出射され
る微弱光10aと同様であるが、10aが下方への出射
方向であるのに対し、例えば微弱光10bは試料容器周
囲の側面下方、微弱光10Cは側面上方への出射方向を
示す微弱光である。
る微弱光10aと同様であるが、10aが下方への出射
方向であるのに対し、例えば微弱光10bは試料容器周
囲の側面下方、微弱光10Cは側面上方への出射方向を
示す微弱光である。
ヒータ34は、前記凹面反射鏡32の外周に巻かれてお
り、試料容器中の発光試料10を保温するために設けら
れている。もちろん、このヒータ34には、図示しない
電源部から所定の保温に必要な電源が供給されている。
り、試料容器中の発光試料10を保温するために設けら
れている。もちろん、このヒータ34には、図示しない
電源部から所定の保温に必要な電源が供給されている。
温度センサ36は、前記ヒータ34の使用時における温
度管理用に前記凹面反射鏡32の外周部の一部分に設け
られており、例えば図示しない温度計などに接続されて
いる。これにより、測定者は、ヒータの温度をモニタす
ることができる。
度管理用に前記凹面反射鏡32の外周部の一部分に設け
られており、例えば図示しない温度計などに接続されて
いる。これにより、測定者は、ヒータの温度をモニタす
ることができる。
透明仕切り窓38は、板状に形成された透明なアクリル
又はガラス等の窓であり、図に示すように前記ホルダ3
0の底面と光検出器22の受光面22aとの間に設けら
れ、前述したヒータ34により発生する熱から該光検出
器22を保護するための断熱用仕切り板である。
又はガラス等の窓であり、図に示すように前記ホルダ3
0の底面と光検出器22の受光面22aとの間に設けら
れ、前述したヒータ34により発生する熱から該光検出
器22を保護するための断熱用仕切り板である。
以下、本実施例の作用について詳細に説明する。
前記発光試料10が注入されている試料容器12を第1
図に示すようにホルダ30に挿入すれば、発光試料から
出射される微弱光は、側面及び底面が透明なホルダ30
を透過し、図示のように一方の焦点flから試料容器周
囲へ矢印10a、10b、1θCのように出射される。
図に示すようにホルダ30に挿入すれば、発光試料から
出射される微弱光は、側面及び底面が透明なホルダ30
を透過し、図示のように一方の焦点flから試料容器周
囲へ矢印10a、10b、1θCのように出射される。
更に、出射された微弱光は、光検知器22の受光面22
aの他方の焦点f2に集光入射される。
aの他方の焦点f2に集光入射される。
すなわち、従来においては一方の焦点f1から他方の焦
点f2に向かって出射される一方向の微弱光10aのみ
を受光していたが、これに対し、本実施例によれば微弱
光10aの受光と共に試料容器の側面から出射される微
弱光10b、10cをも凹面反射鏡32の反射により、
焦点flからf2へ向かって受光面22aの中心に集光
させることができる。
点f2に向かって出射される一方向の微弱光10aのみ
を受光していたが、これに対し、本実施例によれば微弱
光10aの受光と共に試料容器の側面から出射される微
弱光10b、10cをも凹面反射鏡32の反射により、
焦点flからf2へ向かって受光面22aの中心に集光
させることができる。
この結果、前記試料容器底面及び周囲の両方から出射さ
れる微弱光10a、10b、10cが、光検出器22の
受光面22a中心に入射されるので、発光試料10の量
に応じた光量を受光面22aで捉えることができる。
れる微弱光10a、10b、10cが、光検出器22の
受光面22a中心に入射されるので、発光試料10の量
に応じた光量を受光面22aで捉えることができる。
従って、本実施例における凹面反射鏡32を用いること
により、集光効率を大幅に向上させることができる。そ
して、このことは従来に比して集光効率を約十倍程度改
善できることが実験的に確認されている。
により、集光効率を大幅に向上させることができる。そ
して、このことは従来に比して集光効率を約十倍程度改
善できることが実験的に確認されている。
次に、試料容器12の周囲に配置される反射体の形状に
関し、他の実施例を第2図の概略断面図に基づいて説明
する。
関し、他の実施例を第2図の概略断面図に基づいて説明
する。
第2図(a)には、前述した第1図の凹面反射鏡32の
形状及びその配置状態が示されており、この反射体は、
例えば球面で近似した反射面を形成している。
形状及びその配置状態が示されており、この反射体は、
例えば球面で近似した反射面を形成している。
また、第2図(b)には、多面反射鏡40が示されてお
り、この反射体は多面で反射面を形成しており、発光試
料から出射された微弱光を光検出器の受光面上で均一化
させる効果がある。すなわち、この多面反射鏡40は、
それぞれの各面で反射させた微弱光を受光面上に集光さ
せるので、これによって、特に受光面が小さい場合、試
料容器内の試料中の位置に対する感度分布を均一化させ
るのに有効である。
り、この反射体は多面で反射面を形成しており、発光試
料から出射された微弱光を光検出器の受光面上で均一化
させる効果がある。すなわち、この多面反射鏡40は、
それぞれの各面で反射させた微弱光を受光面上に集光さ
せるので、これによって、特に受光面が小さい場合、試
料容器内の試料中の位置に対する感度分布を均一化させ
るのに有効である。
第2図(c)には、円錐面反射ff142が示されてお
り、この反射体は、円錐台で近似した反射面を形成して
いる。この反射面の形状は、加工が容易であり、かつ形
状が簡単なため測定装置自体の構造を簡単化することが
できる。
り、この反射体は、円錐台で近似した反射面を形成して
いる。この反射面の形状は、加工が容易であり、かつ形
状が簡単なため測定装置自体の構造を簡単化することが
できる。
以上のように、本発明における反射体、具体的には、第
2図の実施例に示す凹面反射m32、多面反射v140
、円錐面反射v142を前記試料容器の周囲に設けるこ
とによって、発光試料の微弱光を効率的に光検知器で集
光し、測光することが可能となる。また、本実施例によ
れば、発光試料の撹拌のための回転機構や発光試料の保
温のためのヒータ加熱装置などもホルダ部30や前記反
射体に装着することができる。
2図の実施例に示す凹面反射m32、多面反射v140
、円錐面反射v142を前記試料容器の周囲に設けるこ
とによって、発光試料の微弱光を効率的に光検知器で集
光し、測光することが可能となる。また、本実施例によ
れば、発光試料の撹拌のための回転機構や発光試料の保
温のためのヒータ加熱装置などもホルダ部30や前記反
射体に装着することができる。
[発明の効果]
以上のように、本発明に係る微弱光測定装置によれば、
試料容器周囲を通して発せられる発光試料の微弱光を反
射体で反射させ、光検出器に集光入射させることができ
る。これにより、受光面に入射される光量の集光効率の
向上を得ることができると共に、微弱光の測定における
S/N比の大幅な改善を図ることが可能となる。
試料容器周囲を通して発せられる発光試料の微弱光を反
射体で反射させ、光検出器に集光入射させることができ
る。これにより、受光面に入射される光量の集光効率の
向上を得ることができると共に、微弱光の測定における
S/N比の大幅な改善を図ることが可能となる。
第1図は本発明に係る微弱光測定装置の側面断面図、
第2図は本発明の反射体に関する他の実施例を断面で示
した概略構成図であり、(a)は反射体として凹面反射
鏡を示した図、(b)は反射体として多面反射鏡を示し
た図、(c)は反射体として円錐面反射鏡を示した図、 第3図は従来の微弱光ρj定装置の側面断面図である。 10 ・・・ 発光試料 10a、10b、10c −・・ 微弱光12 ・・
・ 試料容器 22 ・・・ 光検出器 22a ・・・ 受光面 30 ・・・ ホルダ 32 ・・・ 凹面反射鏡 40 ・・・ 多面反射鏡 42 円錐面反射鏡。
した概略構成図であり、(a)は反射体として凹面反射
鏡を示した図、(b)は反射体として多面反射鏡を示し
た図、(c)は反射体として円錐面反射鏡を示した図、 第3図は従来の微弱光ρj定装置の側面断面図である。 10 ・・・ 発光試料 10a、10b、10c −・・ 微弱光12 ・・
・ 試料容器 22 ・・・ 光検出器 22a ・・・ 受光面 30 ・・・ ホルダ 32 ・・・ 凹面反射鏡 40 ・・・ 多面反射鏡 42 円錐面反射鏡。
Claims (1)
- (1)保持部に挿入された透明な試料容器に発光試料が
注入され、該発光試料から発せられる微弱光を光検出器
の受光面で受け、該微弱光を測光する微弱光測定装置に
おいて、 前記試料容器の周囲に配置され、該試料容器周囲を通し
て発せられる発光試料の微弱光を反射させて前記受光面
に集光入射させる反射体を有し、前記試料容器周囲を通
して発せられる発光試料の微弱光を測光することを特徴
とする微弱光測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1144513A JPH0310149A (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 微弱光測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1144513A JPH0310149A (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 微弱光測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0310149A true JPH0310149A (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=15364100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1144513A Pending JPH0310149A (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 微弱光測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0310149A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002202254A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-07-19 | Dkk Toa Corp | 光測定方法及び装置 |
US7879290B2 (en) | 2007-04-20 | 2011-02-01 | Hitachi, Ltd. | Apparatus for chemiluminescent assay and detection |
JP2015125028A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 多チャンネル式化学発光計測システム |
KR20170129798A (ko) * | 2015-03-13 | 2017-11-27 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 | 광 검출 시스템 및 그의 사용 방법 |
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---|---|---|---|---|
JPS4999093A (ja) * | 1973-01-29 | 1974-09-19 | ||
JPS5094982A (ja) * | 1973-12-21 | 1975-07-29 |
-
1989
- 1989-06-07 JP JP1144513A patent/JPH0310149A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4999093A (ja) * | 1973-01-29 | 1974-09-19 | ||
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US8778265B2 (en) | 2007-04-20 | 2014-07-15 | Hitachi, Ltd. | Apparatus for chemiluminescent assay and detection |
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