JPH0310143A - シャルピー衝撃試験片の加工方法 - Google Patents

シャルピー衝撃試験片の加工方法

Info

Publication number
JPH0310143A
JPH0310143A JP14495589A JP14495589A JPH0310143A JP H0310143 A JPH0310143 A JP H0310143A JP 14495589 A JP14495589 A JP 14495589A JP 14495589 A JP14495589 A JP 14495589A JP H0310143 A JPH0310143 A JP H0310143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test piece
thickness
cutting
test
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14495589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Maeda
孝三 前田
Akira Ogawa
小川 旭
Tamotsu Hazama
間 保
Seiji Tazawa
田沢 誠司
Shigeru Tsuchiya
茂 土屋
Michikiyo Hirai
平井 道清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP14495589A priority Critical patent/JPH0310143A/ja
Publication of JPH0310143A publication Critical patent/JPH0310143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシャルピー衝撃試験片の加工方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
製鉄所等において行なわれている鉄鋼製品の品質試験の
一種であるシャルピー衝撃試験は、衝撃に対する強度を
gp+定する試験であり、このシャルピー衝撃試験は、
−側面の中央部に一般に“ノツチ″と呼ばれる切欠溝を
形成−した角棒状の試験片を恒温槽により所定の試験温
度に冷却してシャルピー衝撃試験機にセットし、この試
験片の切欠溝形成部分に衝撃を与えて、試験片が切欠溝
形成部分から折れたときの衝撃圧を測定することによっ
て行なわれている。
このシャルピー衝撃試験に使用される試験片は、鉄鋼製
品からサンプリングした素材から採取されており、この
試験片は、試験条件によって、種々の幅および厚さ寸法
(2,5mn+X 2.5+nn+3.33mmX 3
.33+nm、  5mn+X 5n+m 、 6.6
7mmX 8.67nv7.5mm87.5+n11.
10+nmX 10mm等)に加工されている。また試
験片に形成する切欠溝は、試験片の厚さ方向(鉄鋼製品
の厚さ方向)に入れられる場合と、試験片の幅方向(鉄
鋼製品の表面方向)に入れられる場合とがあり、切欠溝
の深さおよび形状も、2mm V形溝、2+++m U
形溝、3tam U形溝、5fflIIIU形溝等が選
択されている。さらに、上記試験片の素材からの採取位
置は、鉄鋼製品の厚さ方向に対して、表面部分および、
l/2 、 l/4 、374の位置等があり、この試
験片の採取位置は、鉄鋼製品の厚さおよび規格によって
決定されている。
この試験片は、一般に、鉄鋼製品からサンプリングした
1個の素材から複数本(通常は3本)採取されており、
シャルピー衝撃試験は、1個の素材から採取した各試験
片について行なわれ、その試験結果の平均呟から品質が
評価されている。
ところで、上記シャルピー衝撃試験に使用される試験片
は、従来、鉄鋼製品からサンプリングした素材をフライ
ス加工して試験片の厚さに応じた板厚の板材を切出し、
この板材をフライス加工により複数本の試験片に小割り
切断して採取されており、この素材から採取された各試
験片は、その端面に試験片番号を刻印され、さらに外周
面(上下面および両側面)を仕上げ研磨した後に、所定
の側面の中央部に切欠溝を切削加工し、この後パリ取り
加工されて完成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の加工方法では、素材から各試
験片を採取した後にこの各試験片の外周面を研磨加工し
ているため、素材から採取した1本ずつの試験片につい
て個々にその外周面つまり上下面と両側面との4つの面
の仕上げ研磨を行なわなければならず、そのために試験
片の研磨加工が面倒であるし、また、各試験片に1つ1
つ試験片番号を刻印しなければならないから、試験片へ
の試験片番号の刻印作業も面倒であるという問題をもっ
ていた。
本発明の目的は、シャルピー衝撃試験片を能率よく加工
することができるシャルピー衝撃試験片の加工方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のシャルピー衝撃試験片の加工方法は、素材の試
験片切出し領域を試験片の幅に応じた幅に減厚加工する
工程と、この素材の減厚加工部分の一端面にこの減厚加
工部分から切出される複数の試験片の切出し位置にそれ
ぞれ対応させて各試験片の試験片番号を刻印する工程と
、前記減厚加工部分の頂面と両側面の試験片1本分の厚
さの領域を研磨加工した後この研磨加工部分を切断する
工程を繰返して前記減厚加工部分から順次試験片を1本
ずつ切出す工程と、切出された試験片の前記減厚加工部
分からの切断面を研磨加工した後この試験片の所定の側
面の中央部を切削加工して切欠溝を形成する工程とから
なることを特徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、本発明のシャルピー衝撃試験片の加工方法は
、試験片切出し領域を試験片の幅に応じた幅に減厚加工
した素材の減厚加工部分から試験片を切出す前に、この
減厚加工部分の一端面に、この減厚加工部分から切出さ
れる各試験片の試験片番号を一括して刻印するとともに
、前記減厚加工部分の頂面と両側面の試験片1本分の幅
をとつた領域を研磨加工した後この研磨加工部分を切断
して1本の試験片を採取する工程を繰返して前記減厚加
工部分から順次試験片を1本ずつ切出すことにより、各
試験片をその3面がすでに仕上げ研磨された状態で採取
するようにしたものであり、このようにすれば、素材か
ら切出された試験片の前記減厚加工部分からの切断面を
研磨加工するだけで、外周面全体を仕上げ研磨した試験
片を得ることができる。そして、本発明によれば、試験
片の3面の仕上げ研磨を素材の状態で行なっているため
に、この3面の研磨加工は容易であり、また素材から切
出された試験片の仕上げ研磨はその1面に対してのみ行
なえばよいし、さらに各試験片の試験片番号を素材の状
態で一括して刻印しているために、この試験片番号の刻
印も能率的に行なうことができるから、シャルピー衝撃
試験片を能率よく加工することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照して説
明する。
ます、シャルピー衝撃試験片の加工装置の概要を説明す
る。第4図は試験片加工装置の各機器の配置を示したも
ので、図中1は鉄鋼製品からサンプリングした素材を試
験片加工装置に搬入する素材供給コンベアーであり、こ
の素材供給コンベア1の終端付近には、素材の長さおよ
び幅寸法を測定する測寸器2が配置されている。3a、
3bは素材を試験片の長さおよび幅に応じた寸法に加工
する2台の減厚・長さ出し加工機、4は刻印機、5は素
材・試験片搬送コンベアであり、これらは図示のような
配置で配設され、その間にはその相互間の素材の受渡し
行なうハンドリングロボット6が設置されている。なお
、上記素材・試験片搬送コンベア5に受渡される素材は
、この素材・試験片搬送コンベア5上の搬送治具に載せ
られて搬送治具ごと搬送される。7a〜7eは素材から
の試験片の切出しおよび仕上げ研磨と切欠部加工を行な
う5台の割断・研磨・切欠加工機であり、この各割断・
研磨・切欠加工機7a〜7eは素材・試験片搬送コンベ
ア5をはさんで2列に配設されている。8a〜8eは上
記各割断・研磨・切欠加工機7a〜7eにそれぞれ対応
させて素材・試験片搬送コンベア5の両側に配置された
搬送治具引込み装置、9a〜9eは上記搬送治具引込み
装置8a〜8eと各割断・研磨・切欠加工機7a〜7e
との間の素材および加工された試験片の受渡しを行なう
ハンドリングロボットである。また、10は上記素材・
試験片搬送コンベア5の終端付近に配置された試験片洗
浄器、11は試験片検査装置、12は完成試験片の仮置
台であり、これらは図示のような配置で配設され、その
間にはその相互間の試験片の受渡し行なうハンドリング
ロボット13が設置されている。14は上記仮置台12
上の試験片を試験片搬送パレットにパレタイズするパレ
タイザである。
次に、上記試験片加工装置によって行われるシャルピー
衝撃試験片の加工方法を第1図を参照して説明する。
第1図において、図中Aは鉄鋼製品からサンプリングし
た素材である。この素材Aは第1図(a)に示すような
形状のもので、そのほぼ上半分の試験片複数本分の厚さ
に相当する領域は試験片切出し領域とされ、それより下
側の部分は素材クランプ部として利用される。そして、
シャルピー衝撃試験片はこの素材Aの試験片切出し領域
から次のような工程で採取される。なお、ここでは、1
つの素材Aから3本の試験片Bを採取する場合について
説明する。
まず、第4図に示した素材供給コンベア1により試験片
加工装置に搬入されてきた素材Aは、測寸器2に受渡さ
れて長さおよび幅寸法を測定チエツクされ、この後ハン
ドリングロボット6によって2台の減厚・長さ出し加工
機3a、3bのうちの空いている加工機に受渡される。
この減厚・長さ出し加工機3a、3bは、素材Aの下側
部分をクランプして、この素材Aの試験片切出し領域の
長さしを試験片Bの長さgに長さ出し加工するとともに
この試験片切出し領域の幅Wを試験片Bの幅Wに応じた
幅に減厚加工するもので、まず素材Aの試験片切出し領
域の両端面をフェースミルにより切削してこの試験片切
出し領域の長さしを第1図(b)に示すように試験片長
さgに長さ出し加工し、次いで試験片切出し領域の両側
面をエンドミルにより切削してこの試験片切出し領域の
幅Wを第1図(c)に示すように試験片幅Wに応じた幅
(後工程の仕上げ研摩代を含んだ幅)w′に減厚加工す
る。なお、ここでは、素材Aの長さ出し加工を先に行な
っているが、素材Aの長さ出し加工は減厚加工後に行な
ってもよく、また素材Aの長さしが試験片長さΩと同じ
である場合は上記長さ出し加工は省略する。
この減厚・長さ出し加工機3a、3bによって減厚・長
さ出し加工された素材Aは、上記ハンドリングロボット
6によって刻印機4に受渡される。
この刻印機4は、素材Aの下側部分をクランプして、第
1図(d)に示すように、素材Aの減厚加工部分aから
切出される3本の試験片Bの切出し位置にそれぞれ対応
させて各試験片Bの試験片番号すをレーザ刻印ヘッド、
15により刻印する。
この刻印機4により試験片番号すを刻印された素材Aは
、上記ハンドリングロボット6によって刻印機4から取
出され、素材・試験片搬送コンベア5の上の搬送治具に
載せられる。
第3図は上記搬送治具を示しており、この搬送治具20
は、1個の素材Aを保持する素材受部21と、3本の試
験片Bを保持する試験片受部22とを有しており、減厚
・長さ出し加工および刻印加工された素材Aは、上記ハ
ンドリングロボット6により上記搬送治具20の素材受
部21に第3図(a)に示すように載置される。
そして、この搬送治具20の素材受部21に載せられた
素材Aは1.素材・試験片搬送コンベア5によって搬送
治具20ごと搬送され、5台の割断・研磨・切欠加工機
7a〜7eのうちの空いている加工機に受渡される。こ
の素材・試験片搬送コンベア5から割断・研磨・切欠加
工機7a〜7eへの素材Aの受渡しは、素材・試験片搬
送コンベア5上の搬送治具20を搬送治具引込み装置8
8〜8eによって引込み、この搬送治具引込み装置8a
〜8eに引込んだ搬送治具20上の素材Aをハンドリン
グロボット9a〜9eによって取出して、この素材Aを
割断・研磨・切欠加工機7a〜7eに受渡すことによっ
て行われる。
上記割断・研磨・切欠加工機7a〜7eは、素材Aの減
厚加工部分aの研磨加工部と、研磨加工部分aから3本
の試験片Bを切出す割断加工部と、切出された試験片B
の前記減厚加工部分aからの切断面の研磨加工部と、こ
の試験片Bへの切欠溝加工部と、パリ取り加工部とから
なっており、まず素材Aの下側部分を移動治具でクラン
プして、この素材Aを減厚加工部分aの研磨加工部に送
り、第1図(e)に示すように素材Aの減厚加工部分a
の頂面と両側面の試験片1本分の厚さの領域(図におい
て斜線を施した領域)を研磨加工して、この領域の幅を
試験片aの幅Wに仕上げる。この後割断・研磨・切欠加
工機7a〜7eは、上記素材Aを移動治具でクランプし
たまま割断加工部に送り、この素材Aの研磨加工部分を
第1図(f)に示すようにメタルソー16により切断し
て、素材Aの減厚加工部分aから最初の試験片Bを切出
す。以下、この割断・研磨・切欠加工機7a〜7eは、
上記と同様に、素材Aの減厚加工部分aの頂面(試験片
Bを切出した後の頂面)と両側面の試験片1本分の厚さ
の領域を研磨加工し、この研磨加工部分を上記メタルソ
ー15により切断する工程を繰返して、前記減厚加工部
分aから順次試験片Bを1本ずつ切出す。また、割断・
研磨・切欠加工機7a〜7eは、素材Aの減厚加工部分
aからの試験片Bの切出しを行なうごとに、この切出し
た試験片Bを切断面の研磨加工部に送り、第1図(g)
に示すように前記減厚加工部分aからの切断面が上にな
るように反転させてこの試験片Bの切断面(図において
斜線を施した領域)を研磨加工し、この試験片Bの厚さ
を所定の厚さdに仕上げる。この後、割断・研磨・切欠
加工機7a〜7eは、切断面を研磨加工した試験片Bを
切欠溝加工部に送り、第1図(h)に示すようにこの試
験片Bの所定の側面の中央部に切欠溝Cを切削加工し、
次いでこの試験片Bをパリ取り加工部に送って、切欠溝
Cの切削加工によってできたパリを切削除去して試験片
Bを完成する。第2図は完成された試験片Bを示してい
る。
すなわち、上記割断・研磨・切欠加工機7a〜7eは、
素材Aの減厚加工部分aの研磨加工と、研磨加工部分a
からの試験片Bの切出しと、切出された試験片Bの切断
面の研磨加工と、この試験片Bへの切欠溝Cの切削加工
部と、パリ取り加工とを繰返して順次試験片Bを1本ず
つ完成するものである。
この完成された試験片Bは、順次ハンドリングロボット
98〜9eによって割断・研磨・切欠加工機7a〜7e
から取出され、搬送治具引込み装置8a〜8eにおいて
待機している搬送治具20の試験片受部22第3図(b
)に示すように載置される。この搬送治具20の試験片
受部22に載置された試験片Bは、搬送治具20ごと搬
送治具引込み装置8a〜8eから素材・試験片搬送コン
ベア5に受渡されて搬送され、この素材・試験片搬送コ
ンベア5からハンドリングロボット13により試験片洗
浄器10に受渡されて洗浄された後、上記ハンドリング
ロボット13により試験片検査装置11に受渡されて寸
法および切欠溝Cの形状を検査され、この後上記ハンド
リングロボット13によって仮置台12に受渡される。
また、仮置台12上の試験片Bは、パレタイザ14によ
って試験片搬送パレットにパレタイズされ、所定水ずつ
シャルピー衝撃試験機に搬送され。
すなわち、上記シャルピー衝撃試験片の加工方法は、試
験片切出し領域を試験片の幅に応じた幅に減厚加工した
素材Aの減厚加工部分aから試験片Bを切出す前に、こ
の減厚加工部分aの一端面に、この減厚加工部分aから
切出される各試験片Bの試験片番号すを一括して刻印す
るとともに、前記減厚加工部分aの頂面と両側面の試験
片1本分の幅をとった領域を研磨加工した後この研磨加
工部分を切断して1本の試験片Bを採取する工程を繰返
して前記減厚加工部分aから順次試験片Bを1本ずつ切
出すことにより、各試験片Bをその3面がすでに仕上げ
研磨された状態で採取するようにしたものであり、この
ようにすれば、素材Aから切出された試験片Bの前記減
厚加工部分aからの切断面を研磨加工するだけで、外周
面全体を仕上げ研磨した試験片Bを得ることができる。
そして、この加工方法によれば、試験片Bの3面の仕上
げ研磨を素材Aの状態で行なっているために、この3面
の研磨加工は容易であり、また素材Aから切出された試
験片Bの仕上げ研磨はその1面に対してのみ行なえばよ
いし、さらに各試験片Bの試験片番号すを素材Aの状態
で一括して刻印しているために、この試験片番号すの刻
印も能率的に行なうことができるから、シャルピー衝撃
試験片Bを能率よく加工することができる。
しかも、上記実施例では、素材Aの試験片長さへの長さ
出しおよび試験片幅への減厚加工を同じ加工機3a、3
bで行ない、素材Aの減厚加工部分aの研磨加工と、研
磨加工部分aからの試験片Bの切出しと、切出された試
験片Bの切断面の研磨加工と、この試験片Bへの切欠溝
Cの切削加工部と、パリ取り加工とを同じ加工機7a〜
7eで行なうようにするとともに、加工時間を要する減
厚・長さ出し加工機3a、3bと割断・研磨・切欠加工
機7a〜7eとをそれぞれ複数台(実施例では2台と5
台)備え、また上記減厚・長さ出し加工機3a、3bと
、刻印機4と、割断・研磨・切欠加工機7a〜7eとの
相互間の素材Aおよび完成された試験片Bの受渡しを、
ハンドリングロボット6、素材・試験片搬送コンベア5
、搬送冶具引込み装置8a〜8eおよびハンドリングロ
ボット9a〜9eによって行なうようにしているから、
試験片の加工を連続して自動的に行なうことができる。
〔発明の効果〕
本発明のシャルピー衝撃試験片の加工方法は、試験片切
出し領域を試験片の幅に応じた幅に減厚加工した素材の
減厚加工部分から試験片を切出す前に、この減厚加工部
分の一端面に、この減厚加工部分から切出される各試験
片の試験片番号を一括して刻印するとともに、前記減厚
加工部分の頂面と両側面の試験片↓本分の幅をとった領
域を研磨加工した後この研磨加工部分を切断して1本の
試験片を採取する工程を繰返して前記減厚加工部分から
順次試験片を1本ずつ切出すことにより、各試験片をそ
の3面がすでに仕上げ研磨された状態で採取するように
したものであり、本発明によれば、試験片の3面の仕上
げ研磨を素材の状態で行なっているために、この3面の
研磨加工は容易であり、また素材から切出された試験片
の仕上げ研磨はその1面に対してのみ行なえばよいし、
さらに各試験片の試験片番号を素材の状態で一括して刻
印しているために、この試験片番号の刻印も能率的に行
なうことができるから、シャルピー衝撃試験片を能率よ
く加工することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示したもので、第
1図は試験片の加工工程図、第2図は完成された試験片
の斜視図、第3図は素材および試験片を搬送する搬送治
具の平面図、第4図は試験片加工装置の各機器の配置を
示す平面図である。 1・・・素材供給コンベア、2・・・測寸器、3a。 3b・・・減厚・長さ出し加工機、4・・・刻印機、5
・・・素材・試験片搬送コンベア、6・・・ハンドリン
グロボット、7a〜7e・・・割断・研磨・切欠加工機
、8a〜8e・・・搬送治具引込み装置、9a〜9e・
・・ハンドリングロボット、10・・・洗浄器、11・
・・検査装置、12・・・試験片仮置台、13・・・ハ
ンドリングロボット、14・・・パレタイザ、15・・
・レーザ刻印ヘッド、16・・・メタルソー20・・・
搬送治具、21・・・素材受部、22・・・試験片受部
、A・・・素材、a・・・減厚加工部分、B・・・試験
片、b・・・試験片番号、C・・・切欠溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 素材の試験片切出し領域を試験片の幅に応じた幅に減厚
    加工する工程と、この素材の減厚加工部分の一端面にこ
    の減厚加工部分から切出される複数の試験片の切出し位
    置にそれぞれ対応させて各試験片の試験片番号を刻印す
    る工程と、前記減厚加工部分の頂面と両側面の試験片1
    本分の厚さの領域を研磨加工した後この研磨加工部分を
    切断する工程を繰返して前記減厚加工部分から順次試験
    片を1本ずつ切出す工程と、切出された試験片の前記減
    厚加工部分からの切断面を研磨加工した後この試験片の
    所定の側面の中央部を切削加工して切欠溝を形成する工
    程とからなることを特徴とするシャルピー衝撃試験片の
    加工方法。
JP14495589A 1989-06-07 1989-06-07 シャルピー衝撃試験片の加工方法 Pending JPH0310143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14495589A JPH0310143A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 シャルピー衝撃試験片の加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14495589A JPH0310143A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 シャルピー衝撃試験片の加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0310143A true JPH0310143A (ja) 1991-01-17

Family

ID=15374082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14495589A Pending JPH0310143A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 シャルピー衝撃試験片の加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0310143A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102778253A (zh) * 2011-05-10 2012-11-14 大连船舶重工集团装备制造有限公司 核一级容器钢板的焊接工艺评定方法
KR101310603B1 (ko) * 2011-10-04 2013-09-23 주식회사 포스코 충격시험편 자동 가공장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102778253A (zh) * 2011-05-10 2012-11-14 大连船舶重工集团装备制造有限公司 核一级容器钢板的焊接工艺评定方法
KR101310603B1 (ko) * 2011-10-04 2013-09-23 주식회사 포스코 충격시험편 자동 가공장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0357774A4 (en) Machining center
KR100491847B1 (ko) 스탬핑된부품들의제조방법
US7112017B2 (en) Method and apparatus for machining a blank from all directions
WO2001002133A3 (en) Improvement in and relating to edge grinding
EP0812653A3 (de) Verfahren zum Betreiben einer Werkzeugmaschine
US3793687A (en) Method for machining the stroke bearings and line bearings of a crank shaft
ATE163874T1 (de) Verfahren und vorrichtung zum seitlichen planieren
JPH0310143A (ja) シャルピー衝撃試験片の加工方法
JP2002520177A (ja) 2ステップサイクルで少なくとも2つの孔を穿孔するための方法
JPS61139741A (ja) 材料試験片の製作方法
JPH06246547A (ja) 転がり軸受の軌道輪製造方法
JPH0796432A (ja) シャルピー試験片加工用マシニングセンタ及び加工装置
JP4201415B2 (ja) 試験片製作方法
JPS6117936A (ja) 金属材料引張試験片の作成方法
JPS60207748A (ja) 加工機の識別方法
JPH08178808A (ja) 衝撃試験片の加工方法およびその装置
JPS5993255A (ja) 工具の自動補正方法
JPS63149072A (ja) 板材の切り出し方法
EP4201584A1 (en) Machining chuck for a measuring and machining station, especially for metal casts
JPH09234641A (ja) ワークの位置決め装置
SU1764854A1 (ru) Способ групповой обработки отверстий
JPH058110A (ja) 鋼材の面取り方法
JPH01252330A (ja) 材料試験片自動加工方法
SU1199453A1 (ru) Способ обработки деталей цилиндрической формы
ATE304915T1 (de) Verfahren und vorrichtung zum abrasiven rundbearbeiten