JPH03101227A - エッチング方法及びその装置 - Google Patents

エッチング方法及びその装置

Info

Publication number
JPH03101227A
JPH03101227A JP23906289A JP23906289A JPH03101227A JP H03101227 A JPH03101227 A JP H03101227A JP 23906289 A JP23906289 A JP 23906289A JP 23906289 A JP23906289 A JP 23906289A JP H03101227 A JPH03101227 A JP H03101227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
temperature
refrigerant
etching
taper angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23906289A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Hayamizu
利泰 速水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP23906289A priority Critical patent/JPH03101227A/ja
Publication of JPH03101227A publication Critical patent/JPH03101227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体ウェハの加工等に用いるプラズマエツ
チング方法及びそれを実施するための装置に関する。
〔従来の技術〕
高周波放電を利用した平行平板型のプラズマドライエツ
チング装置を用いて、シリコンの酸化膜(Sing)を
エツチングする際に、エツチングガスに加えてCHF3
等のポリマ形成ガスを反応室内に環入し、ポリマにより
エツチングで生じた凹部の側壁(以下テーパ部と記す)
を保護してアンダーカットがない形状を得ることは周知
である。半導体装置の集積度が増すにつれて例えば4M
、16Mビットのメモリを製造する場合には、サブミク
ロン単位のコンタクトパターン等の形状、特に側壁傾斜
を精密に制御形成することが重要な課題である。
ところで従来のプラズマエツチング方法では、パターン
のマスクであるレジストの焼けを防止するためにのみ試
料を冷却するので、試料温度は80〜120℃という高
温であることが一般的である。
反応中に高温である試料にプラズマエッチングを施すこ
のような従来のエツチング方法において、エツチング形
状を再現よく、しかも均一に維持するためには、より多
くのポリマ形成ガスが必要である。また、テーパ部角度
(以下テーパ角という:第3図θ)を大きくもたせて再
現よく制御するためにも、ポリマ形成ガスの゛増量が必
要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、ポリマ形成ガスを多量に使用すると、多量の
ポリマが反応室内壁に付着し、付着したポリマ由来の微
粒子が反応室内に浮遊して試料面に再付着することにな
り、反応室のクリーニングサイクルが短くなって、生産
性が低いという問題点があった。
またエツチング部側壁(テーパ部)のテーパ角の制御を
ポリマ形成ガスの混入量及びポリマ形成量により行って
いるので、再現性が良くないという問題点があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、試料
を60℃以下の低温に保持してエツチングすることによ
り、反応室のクリーニングサイクルが長くなって、生産
性を向上できるエツチング方法を提供することを目的と
する。また予め求めておいた試料温度とテーパ角との関
係に基づいて試料温度を所定の温度に設定することによ
り、再現性良くテーパ角の制御を行なえるエツチング方
法を提供することを目的とする。更に、試料台に供給す
る冷媒の粘度を一50℃において7cSt以下とするこ
とにより、上述のエツチング方法を実施できるエツチン
グ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本願に係る第1発明のエツチング方法は、ポリマ形成ガ
スを含むガスにて、シリコン試料の表面の酸化膜をエツ
チングすると共にエツチング面にポリマ被膜を形成する
プラズマを用いたエツチング方法において、前記シリコ
ン試料の温度を60℃以下に保持することを特徴とする
本願に係る第2発明のエツチング方法は、第1発明にお
いて、予め定めた試料温度とテーパ角との関係に基づい
て、前記シリコン試料の温度を設定することを特徴とす
る。
本願に係る第3発明のエツチング装置は、第1発明及び
第2発明のエツチング方法を実施するためのプラズマエ
ツチング対象の試料を載置した試料台に冷媒を供給する
ことにより試料を冷却するエツチング装置において、前
記冷媒の粘度が一50℃において7cSt以下であるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本願の第1発明にあっては、試料の温度を60℃以下に
保持してエツチングを行う。そうするとポリマ形成ガス
の使用量が少なくなり、多量のポリマが反応室内壁に付
着することはなく、反応室のクリーニングサイクルは長
くなる。また本願の第2発明にあっては、試料の温度を
所定温度に設定することによりテーパ角を制御する。そ
うすると温度制御によりテーパ角の制御を行うので、再
現性は高くなる。更に本願の第3発明にあっては、粘度
が一50℃において7cSt以下である冷媒を試料台に
供給する。そうすると冷媒が効率良(循環され、試料の
温度調節が精度良く行われる。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に
説明する。
第1図は本発明のプラズマドライエツチング装置の構成
を示す断面図であり、図中1は気密保持可能な反応室を
示す。反応室1の底部には、基台2上に下部電極3を取
付けた構成をなす試料台4が設けられており、基台2は
絶縁リング5を介して反応室1の底壁に固着されている
。下部電極3(試料台4)の上面には、第3図にその構
成を示すように、poly−5t基板101の表面にS
in、膜102が形成された試料100が載置されてお
り、試料100は、クランプ15により機械的に下部電
極3に保持されている。
試料台4の内部には、冷媒を循環させる冷媒循環路6が
、循環被覆材7に覆われて設けられており、冷媒循環路
6は、基台2の底面に開口した冷媒口8と連通している
。冷媒口8には、その一方の各管端が冷凍機たるチラー
11に接続された冷媒導入管9.冷媒排出管10の他方
の各管端が連通している。そしてチラー11から冷媒導
入管9.冷媒口8を経由して冷媒循環路6に冷媒を供給
して、冷媒循環路6内を循環させ、循環させた冷媒を冷
媒ロ8.冷媒排出管10を経由してチラー11に戻すこ
とにより、下部電極3を冷却するようにしている。
本実施例では、冷媒として、低温領域において低活性、
良好な熱伝導特性を有するフロリナートを使用する。チ
ラー11の冷却能力は、コンプレフサのカスケード結合
(循環冷媒を冷却するコンプレッサとこのコンプレッサ
の冷媒を冷却するコンプレフサとの2段式の冷却構成)
により、−50’Cにてlk−以上の熱交換能力である
。またチラー11の温度制御は、θ〜−50℃の範囲に
て±1tの精度を有する。チラー11のポンプ能力は、
外径0.5インチの配管15m程度の負荷において、粘
度6.9cSt以下の冷媒(フロリナート)を212/
分以上送り出し可能である。
基台2にはHe導入口12が開口されており、He導入
口12は、He導入継手13を介して図示しないHeガ
ス供給源に通じている。He導入口12から基台2内を
通り、下部電極3の上面に開口するHe導入穴14まで
、Heの流路が形成されている。そしてlleの導入に
より、下部電極3.試料100間の熱伝達を行うように
なっている。
反応室の底壁には、図示しない真空排気装置に連結され
た排気口19が設けられている。反応室1の土壁には、
図示しないガス供給源に通じるガス導入管16が設けら
れており、このガス導入管16を通って上部電極17に
設けられた開孔部から反応室1内に、ポリマ形成ガスを
含むエツチングガスが導入される。反応室1の土壁の上
部電極17.下部電極3間には、周波数400kHz 
、最大電圧1.5に−の高周波電源工8が接続されてい
て、両電極間に高周波電圧が印加される。
次に動作について説明する。
クランプ15を用いて試料100を下部電極3上に保持
する。ガス導入管16から反応室1の内部にAr/CF
 */CHF zを導入する。同時に排気口19から排
気して内部のガス圧を一定に保ちながら、上部電極17
゜下部電極3間に高周波電源18にて高周波電圧を印加
してプラズマを発生させる。この際、チラー11を作動
させてフロリナートを循環させると共に、He導入継手
13を開放してHeガスを導入させて、試料100の温
度を60℃以下に冷却する。本実施例では下部雪掻3.
試料100間の熱伝達はHeを介して行っているので、
下部電極3の温度を一50℃以下に冷却する必要がある
発生したプラズマは、試料100の表面に接触して、S
iO□膜102がエツチングされる。また試料100の
エツチング面にポリマ被膜が形成されて、試料100の
側壁が保護される。
本発明のエツチング方法では、上述したように試料温度
を60℃以下に保持すると共に、エツチングするSin
、膜102のテーパ角(第3図θ)を、試料温度の調整
により制御している。予め第2図に示すような試料温度
とテーパ角との特性関係を求めておき、この特性関係に
基づいて、目標のテーパ角に応じた温度に試料100を
保持する。このように、試料温度を調整することにより
、所望のテーパ角を有するエツチング面を得る。
次に、本発明例と従来例とにおける反応室lのクリーニ
ングサイクルの比較について説明する。
同じエツチング特性を得た際の、両側におけるポリマ形
成ガス(CIIP3)の使用量、クリーニングサイクル
(クリーニング間のウェハの処理枚数7訂)の結果を下
記第1表に示す。
第   1   表 第1表から理解される如く、本発明では従来技術に比し
てポリマ形成ガスの使用量が低減され、クリーニングサ
イクルが延長されている。このように本発明ではクリー
ニングサイクルが長くなり、生産性は向上する。
また本発明では、低温にてエツチングを行うことにより
、エツチング時におけるSin、膜に対する選択性の向
上を実現できる。第4図は、例えば直径5インチのパタ
ーン無poly−5iにおける試料温度とエツチング速
度との特性を示すグラフである。
第4図かられかるように、poly−3tのエツチング
速度は試料温度変化に対して直線的に変化する。
これに対してSiO□膜に対するエツチング速度は、試
料温度の変化に関係なく略一定であるので、試料100
の温度を低温に維持することにより、選択比(poly
−5iのエツチング速度に対するStow膜のエツチン
グ速度の割合)を大きくできる。例えば試料温度を20
℃に設定した場合には、この選択比は20以上となる。
なお、上述した実施例では冷媒としてフロリナートを使
用したが、これに限るものではなく、粘度6 、9cS
 を以下、比熱0.25以上、熱伝達率0.00015
cal/am−see  ・℃以上を満たす冷媒でれば
、他の材料からなる冷媒であってもよい。
また、上述した実施例では下部電極3.試料100間の
熱伝達方法として、クランプ15にて試料100を保持
してHeガスを導入することとしたが、静電吸着により
試料100を下部電極3に保持してHeガスを導入する
方式でもよいし、または試料10帆下部電極3間の接触
を改善させるようにドーム型を形成することとしてもい
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明では、エツチング対象の試料の
温度を60℃以下に保持することにより、ポリマ形成ガ
スの使用量を低減でき、反応室に対するクリーニングサ
イクルを長期化できる。また、試料温度を調整してテー
パ角を制御するので、所望のテーパ角をなすエツチング
面を正確に得ることができ、再現性が向上する。更に、
供給する冷媒の粘度を一50℃において7cSt以下と
するので、冷媒の循環を効率良く行え、試料温度を精度
良くl1il制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエツチング装置の構成を示す断面図、
第2図は試料温度とエツチング部側壁のテーパ角との特
性を示すグラフ、第3図はエツチング対象の試料を示す
模式図、第4図は試料温度とエツチング速度との特性を
示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリマ形成ガスを含むガスにて、シリコン試料の表
    面の酸化膜をエッチングすると共にエッチング面にポリ
    マ被膜を形成するプラズマを用いたエッチング方法にお
    いて、 前記シリコン試料の温度を60℃以下に保持することを
    特徴とするエッチング方法。 2、予め定めた試料温度とエッチング部側壁のテーパ角
    との関係に基づいて、前記シリコン試料の温度を設定す
    る請求項1記載のエッチング方法。 3、プラズマエッチング対象の試料を載置した試料台に
    冷媒を供給し試料を冷却するエッチング装置において、 前記冷媒の粘度が−50℃において7cSt以下である
    ことを特徴とするエッチング装置。
JP23906289A 1989-09-14 1989-09-14 エッチング方法及びその装置 Pending JPH03101227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23906289A JPH03101227A (ja) 1989-09-14 1989-09-14 エッチング方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23906289A JPH03101227A (ja) 1989-09-14 1989-09-14 エッチング方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03101227A true JPH03101227A (ja) 1991-04-26

Family

ID=17039299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23906289A Pending JPH03101227A (ja) 1989-09-14 1989-09-14 エッチング方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03101227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056875A (ja) * 1990-02-16 1993-01-14 Applied Materials Inc 二酸化シリコンの改良rieエツチング方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056875A (ja) * 1990-02-16 1993-01-14 Applied Materials Inc 二酸化シリコンの改良rieエツチング方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5766498A (en) Anisotropic etching method and apparatus
JP5223377B2 (ja) プラズマ処理装置用の電極、プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
KR102261615B1 (ko) 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치
US20070187363A1 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
KR100446875B1 (ko) 진공 처리 장치 및 진공 처리 방법
JP2001501379A (ja) パーティクル制御方法及びプラズマ処理チャンバー
JP4255747B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
KR20050004834A (ko) 튜너블 정전식 척을 위한 가변 온도 처리
JP3535309B2 (ja) 減圧処理装置
JPS63238288A (ja) ドライエツチング方法
JP3808902B2 (ja) プラズマエッチング方法
JP2002043404A (ja) 真空処理装置用トレー及び真空処理装置
JP3311812B2 (ja) 静電チャック
JP3181501B2 (ja) 処理装置および処理方法
JPH07147311A (ja) 搬送アーム
TW201907476A (zh) 蝕刻多孔質膜之方法
JPH10144655A (ja) ドライエッチング処理方法及びドライエッチング装置
JPH03101227A (ja) エッチング方法及びその装置
JPH07147273A (ja) エッチング処理方法
JP3247249B2 (ja) プラズマ処理装置
JPH11317396A (ja) エッチング装置
US6221203B1 (en) Apparatus and method for controlling temperature of a chamber
JP4541193B2 (ja) エッチング方法
JP4615290B2 (ja) プラズマエッチング方法
JP3807957B2 (ja) プラズマ処理方法