JPH031010Y2 - - Google Patents

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JPH031010Y2
JPH031010Y2 JP2684982U JP2684982U JPH031010Y2 JP H031010 Y2 JPH031010 Y2 JP H031010Y2 JP 2684982 U JP2684982 U JP 2684982U JP 2684982 U JP2684982 U JP 2684982U JP H031010 Y2 JPH031010 Y2 JP H031010Y2
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JP
Japan
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hose
reel
valve
fire hydrant
hoses
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JP2684982U
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JPS58131854U (ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一人で操作しうる消火栓ホース収納
ボツクスに関する。
従来、消火栓ホース収納ボツクスとしては、各
種のものが用いられており、ホースの収納方法と
しても吊り下げるもの、リールに巻きつけるもの
等各種の方法が採用されている。
リールに巻きつけるものは、スペースの縮小を
図ることができるため、近年、多く採用されるよ
うになつてきた。
ところで、このような消火栓ホースとして使用
されるものは、通常15mあるいは20mと規定され
ており、火災現場によつては、2本あるいは3本
をつないで用いている。このため、ホースが長過
ぎるときは、現場において、一旦ホースを延ばし
きつた後、接手の離脱をする必要があり、しか
も、消火栓バルブを開放するため消火栓ボツクス
に戻る必要もあることから、一人で操作すること
は困難であつた。
本考案は、上記従来の欠点を解決し、一人の操
作員によつて容易に操作することができる消火栓
ホース収納ボツクスを提供することを目的とす
る。
以下、図面を参照しながら、本考案を詳細に説
明する。
第1図ないし第4図において、1はボツクス、
2は扉、3は一端部を軸として水平方向に回動す
るリール支持板である。該リール支持板3は、ボ
ツクス1の壁面にその下端を枢着された連結杆4
と、該杆の先端によつて支持された支軸5と、該
軸5にその基部を回動自在に支持された板部材6
からなる。
なお、支軸5に撥条7を設け、これによつて連
結杆4に対して板部材6を弾撥的に開くようにす
ることができ、さらに該撥条7を連結杆とボツク
ス1への取付部との間に設けることもできる。
8はリールであり、これは円板9と、それに固
着された、ホースを巻き付けるための中心部10
と、押え杆11を備え、中心部10は、板部材6
に突設した軸12に嵌合することができ、軸12
の外端には螺ねじ13を螺合してある。
14は円板9に設けたハンドルであり、折畳み
式になつている。
15は消火栓バルブ、16は放水用ノズル、1
7はホースである。該ホース17は接続接手が最
外側に露出するように複数折り、例えば2つ折
り、4つ折りにしてリール8に捲かれている。
第4図は2つ折りにした2本のホースをそれぞ
れのリールに捲き付けた状態を図解したものであ
る。18は2本のホースの連結部を示す。
19はホースを引くことによつて開閉するバル
ブ(以下ホローバルブという)であり、これは、
短筒体20と、該筒体に収納されたボールバルブ
21と、該ボールバルブを支持する杆体22を備
えている。23は短筒体内の通路、24はボール
バルブ21の通路であり、両通路23,24は常
態において連通していない。ホローバルブ19は
杆体22を介して板部材6に取付けられている。
25は警報スイツチ、26はポンプ始動スイツチ
である。
火災が発生した場合、消火員は、まず扉2を開
き、警報スイツチ25を押して火災の発生を知ら
せるとともに、ポンプ始動スイツチ26を押す。
次いで消火栓バルブ15を開くと、加圧水は可撓
管27を通つてホローバルブ19の入口まで達す
る。その間、扉2を開くと同時にリール8とそれ
に支持する板部材6は撥条7の作用によつてボツ
クス1外に移動している。
次いで放水用ノズル16を外し、火点に向う
と、その方向に従つて板部材6は回動し、ホース
17は円滑にリール8から捲きもどされ、ホース
を延ばしきつたのち、それを引くと、ホローバル
ブ19の短筒体20はボールバルブ21を中心に
して回動し、それによつて通路23と24が合致
し、水はホローバルブ19を通つて放水用ノズル
16に向けて通水される。
かくして、一人の消火員の操作によつて迅速か
つ円滑に放水作業に入ることができる。なお、火
点が近くにあり、2本のホースを必要としない場
合は、連結部18を切離して、前部のリールのホ
ース基部をホローバルブ19に直接連結すればよ
い。
第5図はリール8を縦方向に配置した実施例を
示し、第1図ないし第4図と同一符号は同一部分
を示す。この実施例は、板部材6をボツクス外に
引き出すために、前記連結杆4に代えて伸縮連結
杆4′を用い、該杆に板部材6を回動自在に取付
けた点を除いて、第1図ないし第4図に示すもの
と実質的に同じである。
第6図は、リール8、ホローバルブ19、放水
用ノズル16を扉2の裏面に配設した実施例を示
し、第1図ないし第4図と同一符号は同一部分を
示す。この実施例は上記板部材6の代わりに扉2
を用いたものであり、上記2つの実施例に比し
て、板部材6、回動手段3などを省略することが
できる。
消火活動が終つて、再びホースをボツクス内に
収納するにあたつては、中心部10の押え杆11
にホースを掛けてから、ハンドル14をまわし
て、ホースをリールに捲きとる。
上述の実施例は、いずれも2個のリールを用い
ているが、リールは1個または3個以上用いるこ
ともできる。
本考案によれば、ホースの延長が終れば、ホー
スを引くだけの操作で、ホローバルブが開放し、
通水が開始されるので、一旦引返して消火栓バル
ブを開くなどの時間の空費がなく、ただちに放水
活動をすることができ、消火員がただ一人の場合
でも、速やかに初期消火の効果をあげることがで
きる。
さらに、複数のリールに、それぞれホースを接
続接手が最外側に露出するように複数折りにして
巻き付けておくので、必要に応じて1本またはそ
れ以上のホースを連結して複数本のホースとして
使用することができる。この場合、各ホースは、
リールに巻いてある状態で、連結、離脱ができる
ので、一旦ホースを伸ばし切つてから離脱を行な
う従来の方法に比べて、速やかにホースの接続を
行ない得る。またさらに、各ホースは複数折りに
して巻き付けてあるので、ホースを引き出すのに
短時間で行なうことができる。
また、上記各実施例においては、リールの片面
を板部材又は扉によつて代用しているので、ホー
スの延伸時にホースが板面を摺動し、それが緩や
かなブレーキ作用をもつので、ホースが出すぎて
からんだり、もつれるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は2つのリールを横方向に配設した実施
例の正面図、第2図は第1図A−A線による断面
図、第3図は第1図B−B線によるホローバルブ
の断面拡大図、第4図は2つのリールに捲かれた
ホースの状態を示す概念図、第5図は2つのリー
ルを縦方向に配設した実施例の正面図、第6図は
2つのリールを扉に配設した実施例の正面図であ
る。 1……ボツクス、2……扉、3……回動手段、
6……板部材、8……リール、15……消火栓バ
ルブ、16……放水用ノズル、19……ホローバ
ルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部を軸として水平方向に回動するリール支
    持板をホース収納ボツクスに設け、上記リール支
    持板に取付けたリールにホースを巻き付け、該ホ
    ースの基部を消火栓バルブに接続するようにした
    消火栓ホース収納ボツクスにおいて、上記リール
    支持板に複数個のリールを取付け、これら各リー
    ルに、接続接手が最外側に露出するように複数折
    りにしてホースを巻き付け、上記消火栓バルブ
    に、常時は閉路し、かつホースの引張動作によつ
    て回動して弁を開放するホローバルブを連結する
    とともに、該ホローバルブに上記一本のホースの
    基部を接続し、これら各ホースの接手相互間を連
    結し、火災現場に必要な長さのホースの使用を可
    能にしたことを特徴とする消火栓ホース収納ボツ
    クス。
JP2684982U 1982-02-26 1982-02-26 消火栓ホ−ス収納ボツクス Granted JPS58131854U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2684982U JPS58131854U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 消火栓ホ−ス収納ボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2684982U JPS58131854U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 消火栓ホ−ス収納ボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58131854U JPS58131854U (ja) 1983-09-06
JPH031010Y2 true JPH031010Y2 (ja) 1991-01-14

Family

ID=30038780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2684982U Granted JPS58131854U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 消火栓ホ−ス収納ボツクス

Country Status (1)

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JP (1) JPS58131854U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2802738B2 (ja) 1995-08-29 1998-09-24 福岡レジン工業株式会社 大型の人工樹木装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2802738B2 (ja) 1995-08-29 1998-09-24 福岡レジン工業株式会社 大型の人工樹木装置

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Publication number Publication date
JPS58131854U (ja) 1983-09-06

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