JPH0299403A - ショッピングカート等のロック装置付き車輪 - Google Patents

ショッピングカート等のロック装置付き車輪

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Publication number
JPH0299403A
JPH0299403A JP20775589A JP20775589A JPH0299403A JP H0299403 A JPH0299403 A JP H0299403A JP 20775589 A JP20775589 A JP 20775589A JP 20775589 A JP20775589 A JP 20775589A JP H0299403 A JPH0299403 A JP H0299403A
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JP
Japan
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wheel
cart
locking
locking member
wheels
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Application number
JP20775589A
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English (en)
Inventor
Marchand Alain Le
アラン ル マルシャン
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Ateliers Reunis Caddie SA
Original Assignee
Ateliers Reunis Caddie SA
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Publication date
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Publication of JPH0299403A publication Critical patent/JPH0299403A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B33/00Castors in general; Anti-clogging castors
    • B60B33/02Castors in general; Anti-clogging castors with disengageable swivel action, i.e. comprising a swivel locking mechanism
    • B60B33/021Castors in general; Anti-clogging castors with disengageable swivel action, i.e. comprising a swivel locking mechanism combined with braking of castor wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/04Braking mechanisms; Locking devices against movement
    • B62B5/0457Braking mechanisms; Locking devices against movement by locking in a braking position
    • B62B5/0461Braking mechanisms; Locking devices against movement by locking in a braking position with positive engagement

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、運搬力・−1・や台車等用の車輪、特にその
カートが傾斜面上で使用される時、車輪を自動的にロッ
クする手段を有している車輪に関するものである。
(従来の技術) これらの車輪は、主に各階を傾斜移動路で連結した数階
建てのセルフサービス形式の店で現在客が使用している
形式の運搬カート用のものである。しかし、これらの車
輪は、各I!皆を傾斜移動路で連結した数階建ての空港
やその他の公共の建物で旅行者が使用する手荷物運搬台
車またはカートに取り付けることもできる。実際に、こ
れらのカートや台車は、荷物を乗せた状態でも乗せてい
ない状態でも重力による不本意な移動を避けるため、傾
斜移動路に乗せた時に移動しないように保持することが
絶対に必要である。
このために、様々なロック装置が提案されており、その
うちの一部のものは、運搬移動路の上面に平行溝がその
全長に渡って形成されていることを利用している。すな
わち、仏国特許第1.362,308号は、運搬移動路
の溝と係合する突出リブな設けているとともに、ブレー
キ作用が必要な時に移動路の溝間のリブの上部と係合す
るブレーキシューを設けたショッピングカート用の車輪
を開示している。それに対して、仏国特許第2,373
,405号は、運搬移動路の溝と係合する2枚の別体の
ディスクと、そのディスク間の配置されて、この場合は
移動路に形成されたノブの上部と係合するブレーキシュ
ーとからなる車輪を開示し、ている。このように、この
形式の装置は、車輪の突出リブまたはディスクが移動路
の溝と係合した時、その車輪をロックする。
しかし、移動路の溝の構造は必ずしも予想した仕様通り
ではなく、そのような場合、これらの従来装置では適切
かつ信頼性のある作動が得られず、とても満足できるも
のではない0反対に、この形式のロック装置の大きな欠
点は、車輪が溝付き移動路上にあるということだけでそ
れらの作動が制御されるのであるから、移動路が傾斜し
ていない場合でもそれらが作動することである。この時
、これらを取り付けたカートが水平面上にある場合、ロ
ック装置の作動は不必要であるだけでなく、邪魔になる
。実際のところ、この場合には多くの利用者は移動路で
カートを押し続けるであろう。
上記ブレーキ装置に加えて、その他にもこのブレーキ装
置を取り付けたカートに単に傾斜の制御のみを行う装置
が付与されているものが知られている6例えば、仏国特
許第1,600.143号に開示された車輪には、内歯
な備えた、車輪に固定されているリングで包囲されてい
る、対向方向に上向きに傾斜した2つの案内路上を移動
する2つのロックボールからなる装置が設けられている
。カートを水平面上で移動させる時、両ボール共に不作
動状態に保持されている。しかし、カートがスロープ上
にある時、いずれが一方の案内路が下向きに傾斜する。
従って、その下向きに傾斜した案内路に保持されている
ボールが重力によって転勤する結果、歯付きリングのノ
ツチの1つと係合する。
以上に記載した装置のうち、最後に説明した装置は、実
質的に車輪が溝付き移動路上にあることではなく、カー
トに付与された傾斜の結果として作動する点で優れてい
る。このため、移動路に形成された溝の寸法の違いによ
って生じる誤作動を防ぐことができる。さらに、この最
後に挙げた装置は、カートが水平に配置された移動路上
にある時、従ってこのロック作用が不必要であるだけで
なく不都合である時、車輪をロックしない点で、好都合
である。さらにまた、この装置は、カートが溝付き移動
路以外の傾斜面上にある時にも車輪をロックできる点で
、好都合である。また、この特徴により、このロック装
置を備えたキャスターを取り付けたカートを使用する時
の安全性を高めることができる。
しかし、仏国特許第1,600,143号に記載された
装置には様々な問題点がある。すなわち、カートがいず
れかの方向へ傾斜した時、車輪を傾斜方向にロックすれ
ば十分であるのに、この装置は車輪を両方向にロックす
る。このように2方向へロックすることにより、カート
を反対方向へ移動したい、あるいはさせなければならな
い場合にもそのような移動ができなくなるため、2方向
ロック作用は不都合である。ショッピングカートまたは
同様な台車の傾斜移動路の上端部に接近した時、この不
便さが特に顕著になる。実際に、そのような時には使用
者がカートを前方へ移動させて出口敷居を乗り越えるも
のである。また一方で、仏国特許第1.600.143
号に記載された装置には、カートを振動させた時、一方
のロックボールが車輪ロック位置へ移動して、誤ってカ
ートを停止させてしまうことがあるという問題がある。
その原因は、この形式の装置では直径が比較的短い車輪
内に両案内路が軸、方向に並べて設けられているため、
ロックボールの案内路の長さが比較的短いことである。
(発明が解決しようとする課題) 上記問題点に鑑みて、本発明の目的はこの従来装置の欠
点を解消した構造のショッピングカートまたは手荷物運
搬台車用の車輪を提供することである。
(課題を解決するための手段・作用) 上記目的を達成するため本発明は請求項1〜5記載の構
成を備えている。具体的にはこのショッピングカートま
たは同様な台車用の車輪は、カートが傾斜面にある時、
車輪支持部に連。
結されて対向方向に傾斜している2つの案内路上を移動
可能なロック部材によって車輪をロックする装置を有し
ており、前記ロック部材は、カートの傾斜方向に従って
いずれか一方の案内路上を重力だけによって摺動または
転動して、車輪の周囲に形成された位置合わせノツチの
1つと係合する構造になっている。さらに、この車輪は
以下の特徴を備えている。
両傾斜案内路にそれぞれの機構が設けられ、その機構の
各々では可動ロック部材、例えばボールが各傾斜案内路
上に配置されており、その傾斜案内路の下端部に保持ス
トッパが設けられている。
各案内路の周囲に、車輪に連結された、またはそれと一
体に形成された環状部材があり、このリングの内壁には
一方向に傾斜面を、他方向に急角度面を備えた一連の歯
が形成されているため、これが対応機構の可動部材と協
働して所望方向へのロックを行うことにより、車輪を下
向きに回転しないようにするが、その反対方向へは回転
できるようにすることができる。
本発明の車輪の好適な実施例によれば、2つのロック機
構が車輪ディスクの各側に配設されており、これらの機
構の内側歯付きリングがディスクの各側に取り付けられ
ている。
本発明の別の特徴によれば、各機構の可動ロック部材用
の案内路が、ロック部材の支持体として機能する構成部
材に形成された内孔で構成されており、前記構成部材は
対応の車輪の取り付けヨークの対応フランジに取り付け
られている。
しかし、本発明による車輪およびそのロック装置のその
他の特徴や利点およびその作動状態は、添例の図面を参
照しながら以下に記載する本発明の典型的な実施例の説
明から明らかになるであろう。
(実施例) 図示の車輪の本体部は、垂直ディスク2およびそれを包
囲するようにそれと一体に形成された円筒形踏み面(ト
レッド)lを有している。
トレッド1の幅は車輪ディスクの厚さよりもはるかに大
きく、トレッド1はディスクの中央面上に位置している
。このため、一対の窪みがディスク2の両側に形成され
ている。車輪のハブが、車輪を支持する取り付けヨーク
5の2本のアーム4間に横架された水平車軸3を中心に
回転自在に取り付けられている。
ヨーク5には、軸線x−x′を垂直にしたキャップ6が
取り付けられている。このキャップ6は、ヨークをショ
ッピングカートや台車等に固定するためのラグ7または
その他の適当な締結手段に連結されている。従って、こ
の車輪は非旋回形である。
この車輪に内蔵されたロック装置は、2つの独立した機
構をそれぞれ車軸ディスク2の各側に有している。各機
構は円筒形のリング8aまたは8bを有しており、その
内壁に配下に説明する特徴を備えた一連の歯が形成され
ている。両リングは、それぞれディスク2の各側にトレ
ッド1で形成された窪み内に配置されている。各リング
の外壁はトレッドの内壁と係合している。
両リング8a、 8bは、リングに取り付けられたスタ
ッド9とディスクに貫設された対応の穴とによって車輪
ディスク2に、それと一体に回転するように、連結され
ている。
リング8aまたは8bによって形成された空間内には、
対応の機構の可動ロック部材、すなわちボール10a、
 10bがそれぞれ対応のボールの支持体を構成する部
分12aまたは12bに形成された内孔11aまたは1
1bからなる案内路内を移動するように収容されている
車輪ディスク2の各側に設けられたこれらの2つの部分
1.2a、 12bは、ディスクと共に回転するように
は連結されていない、実際に画部分12a、 12bは
、取り付けヨーク5のアーム4に固定されている6各部
分12a、 12bは、車輪の水平車軸3に軸支されて
いるとともに、これら2つの部分のそれぞれに形成され
た穴14およびヨーク5のアーム4に形成された対応の
ノツチ15の両方にビン13を係合させることによって
ヨーク5のアーム4に固定されている。
各部分12a、 12bの内側から一体に設けられたカ
ラー16が突出しており、これら2つのカラーは車軸3
の周囲に端部同志を突き合わせて配置され、またそれら
の端部は相補形のほぞおよびほぞ穴によって連結されて
いる。カラー16の外周には、車輪ディスク2の中央孔
2に嵌め込まれた玉軸受17が嵌め付けられている。こ
のため、車輪は玉軸受17を介して水平車軸3を中心に
回転できる。
部分12aおよびL2bを所定位置に取り付けると、そ
れに形成された案内路11aおよび11bは、車輪が水
平面上にある時、水平面から角度αだけ傾斜する。しか
し、第1および第2図を比較すれば明らかなように、2
つの案内路11a。
11bは対向方向に傾斜している。このため、取り付け
ラグ7が前部に配置されるとした場合、車軸の左側では
案内路11aの後端部がそれの前端部よりも高くなり、
同じ車輪の右側に配置された他方の案内路11bの場合
、この関係が逆になる。
さらに、両案内路11a、 11bでは、保持ストッパ
としての19a、 19bが閉鎖されているため、ボー
ルがこちら側から出ることはない0反対に、上方側端部
20a、 20bは開放しており、その機構の作動時に
ロックボール1(laまたは10bがロック位置へ自由
に移動できるようになっている。
車輪支持部が通常位置にあって、その軸線x−x′が垂
直になっている時、各案内路11aまたは11bの水平
面に対する傾斜角αが図示の実施例では7°であるため
、車輪支持部の傾斜がいずれかの方向に7°以上になっ
た場合、いずれか一方のロック機構が解除される。しか
し、角度αは約5° から約lO° の範囲内から選択
した別の値にしても良い。
前述したように、各リング8aまたは8bの内壁には、
特殊な形状の一連の歯が形成されている。実際に、各歯
21aまたは21bは、−刃側が傾斜面22、他方側が
急角度面23になっている。
このため、各リング8aまたは8bは、内側歯を備えた
つめ車として作用する。これらの歯の取り付け向きによ
って、いずれかのロック機構のボール10aまたは10
bが隣接した歯の間の中空部と係合した時(第5および
第6図)、そのリング8aまたは8bは時計回り方向の
回転ができなくなるが、その反対方向には自由に回転で
きるようにすることができる。実際にこのような場合、
歯21aまたは21bの傾斜面がカム面とじて作用する
ため、対応のボールが案内路へ押し戻される。
従って、本発明のロック装置は次ぎのように作用する。
カートが上り移動路24a上にある場合、移動路の傾斜
角度が上記角度α以上であるならば、前記車輪は第5図
に示した状態になる。この状態では、案内路11aがわ
ずかに後方下向きに傾斜しているため、車輪の左側に設
けられた対応のロック機構のボール10aは、重力のみ
によってそれの支持体12aから出る。カートが移動路
24a上に載せられた時、車輪がまだ動いていることを
考えれば、ボールはそれと位置合せされたリング8aの
最初のノツチと係合する。このボールは案内孔11aの
内部に部分的に係合した状態のままであるから、それは
次の歯21aのストッパ手段として作用する。
このため、車輪はF1方向へ回転できなくなり、従って
カートは後向きおよび下向き移動が確実に防止される。
その結果、カートは矢印F2で示したように上向きに駆
動された移動路24a上に不動状態に維持される。
しかし、歯21aが特殊な形状になっているため、その
車輪は矢印Flに反対の方向へはロックされていない。
おそらく、使用者は必要時にカートを上向きに押すこと
ができるであろう。
反対に、このように移動させることができることにより
、カートを移動路24aの上部から取り外し易(なる。
当然のことながら、車輪の左側のロック機構が以上のよ
うに作動している間、反対側の同装置はまった(不作動
状態のままである。実際に、この場合の車輪傾斜によっ
て対応のボール10bの案内路11bの傾斜だけが大き
くなるため、このボールは案内路の底部19bに当接し
た状態に確実に維持される。
2、 カートが  きの  を 番だ   上にある 
 第6 参U カートが下り移動路24b上にある場合、移動路の傾斜
角度βが上記角度α以上であるならば、前記車輪は第6
図に示した状態になる。この状態では、案内路11bが
わずかに後方下向きに傾斜しているため、車輪の右側に
設けられた対応のロック機構のボール10bは、それの
支持体から部分的に出る。カートが移動路24b上に載
せられた時、車輪がまだ動いていることを考えれば、ボ
ールはそれと位置合せされたリング8bの最初のノツチ
と係合するため、このボールは次の歯21bに対するス
トッパ手段として作用する。
このため、車輪は矢印F3方向への回転ができなくなり
、従ってカートの後向き移動が確実に防止される。従っ
て、カートは矢印F4の方向へ下向きに移動する移動路
で停止する。
しかし、歯21bが特殊な形状になっているため、その
車輪は矢印F3に反対の方向へはロックされていない、
このため、使用者は必要時にカートを上向きに自分の方
へ引き寄せることができる0反対に、このように移動さ
せることができることにより、車輪がしつかりロックさ
れている時、カートを移動路24bの下端部から外し易
くなる。実際に、この後退移動によって各車輪の対応の
機構のボール10bが解放されるため、カートは移動路
24bを離れた後、水平状の床の上を自由に転勤できる
ようになる。
当然のことながら、車輪の右側のロック機構がト述のよ
うに作動している間、反対側の同装置はまった(不作動
状態のままである。実際に、この場合の車輪傾斜によっ
て対応のボール10aの案内路11aの傾斜だけが大き
くなるため、このボールが案内路の底部に当接した状態
に確実に維持される。
3、   を 止した    にロックするカートを傾
斜移動路上に載せる代わりに、固定した傾斜面上に置く
と、その面が下向きまたは上向きに傾斜しているために
車輪のいずれか一方のロック機構が作動する。
このため、このような場合にカートが不意に移動するこ
とを防止できる。
また、本発明による車輪は、カートの所定部分または場
所からの望ましくない移動を防止するために利用するこ
とができる。実際、そのような場所の出口にカートの車
輪が自動的にロックされる傾斜を付けた静止傾斜部を設
けるだしづでよい。これは、本発明の自動ロック車輪を
特徴付ける性質の1つである。
4、  必  にロックが  する  の本発明の装置
には、仏国特許第1.600.143号に記載されてい
る機構にみられるような不必要時にロックが作動する危
険がない、実際に前述したように、従来技術においてカ
ートが水平面上を移動している時、不必要なロック作動
が、凹凸のある床面を通る場合などに車輪に作用するが
た付きによって誘発されることがあった。
この問題の原因は、各自動ロック車輪の案内路の各傾斜
枝路が必然的に比較的短いことであった。
この問題は、本発明により完全に解決される7実際に、
各ロック機構の案内路11aまたは11bは、(直軸の
直径−リング8aまたは8bの幅)に対応する長い長さ
になる。従って、がた付きまたは単に車輪が凹凸状の床
面の上を転動するだけによって、いずれかのロックボー
ルが案内路から出ることはない。
5.1正皇且立ユ遣 車輪がキャスターである時、すなわち取り付けキャップ
6の垂直軸線x−x′ c第1図)を中心に回動できる
ヨークに取り付けられた車輪の場合、車輪が傾斜移動路
と係合している時に同じ向きに維持されているかぎり、
ロック機構が上記説明と同様にして作動する。しかし、
この車輪がその時に反対向きに回動しても、不都合な結
果は見られない。実際にこのような向きになることによ
って生じつる唯一の結果は、同じロック機構が上りおよ
び下りの両方において作動することである。
また、キャスターの場合、車輪には案内路を所望方向へ
傾斜させた、すなわち、第1および第5図に示した支持
体12aの案内路11aの方向へ傾斜させた1つのロッ
ク機構のみを設けるようにしても良い、実際に、上り移
動路上では。
ロック作用が第5図に示したようにして働き、また、下
り移動路上でも同じロック作用が(動くが、それは、カ
ートが移動路と係合する時車輪がその垂直回動軸線を中
心に回動しているからである。
6、 ユ!じ乙正」JΣ孤里 指摘すべき点として、2つのロック機構のうちのいずれ
か一方を効果的に作動させるためには、各案内路の開放
端部20aまたは2(lbを2つのリング8aおよび8
bの歯21aまたは21bの内側に内接した円に隣接さ
せる必要がある。また−方では、突出またはロック位置
にある各歯10aまたはlObは対応の案内路11aま
たは11b内に部分的に係合した状態にあって、対応の
リング8aまたは8bをロックする固定ストッパとして
作用できることも必要である。このため、各案内路11
aまたは11bの開放端部20aまたは20bは、図面
に示すように、ベベル状になっている。
しかし、両方のリング8aおよび8bの歯21aおよび
21bの外形は、これらのリングがいずれか一方のロッ
クボールと連動するつめ車として作用できるものであれ
ば、図示のもの以外にしても良い。
また、当然のことながら、本発明の車輪は、以上に説明
した実施例に厳密に制限されるものではない。従って、
本車輪の構造は、例えば車輪ディスクの両側にインサー
トを取り付ける代わりに、両リング8a8よび8bを車
輪本体と一体に形成するなどして変更することができる
。また、ロックボール10aおよびlobをその他の適
当なロック部材、例えば孔11aおよび11bに滑り嵌
めしたロックロッドに変えることもできる。
それに関連して、第7および第8図は、可動ロック部材
が摺動ロック10cであるロック機構の変更例を示して
おり、その一端部が前述の機構に設けられていたものと
同一のものである対応のリング8aの隣接した歯間に突
出するようになっている。この場合の摺動ロッドloc
を案内する支持体は、対応のディスクおよび車輪ヨーク
5の内表面に取り付けられたカラー12cからなる(第
8図参照)、もちろん、このカラーは適当に傾斜させて
、上記説明と同じ条件において、すなわち、カートが所
定角度まで傾斜した時、滑りロッド10cを重力によっ
て移動させることによって車輪がロックされるようにす
る。
リテイナ26またはその他適当な手段を摺動ロッドlO
cに固定することによって、ロッドの移動を所定範囲内
に限定する。
単一のカラー12cに代えて、摺動ロッド支持体は軸方
向に離した一対のリングで構成しても良い。また、この
滑りロッドの横断面は、従来通りの円形に代えて、その
他の適当な形状にしても良(、その場合には支持体の形
状もそれに合せて変更する。ロック部材が球状の場合、
案内路は一端部が他端部よりも高い位置に設けられてい
さえすれば、必要に応じて矩形以外の形状にすることも
できる。
(発明の効果) 本発明は、車輪支持部に連結され互いに対向する方向に
傾斜した一対の案内路に沿って、ボール等の可動ロック
部材がその案内路の一方を重力のみによって摺動して位
置合わせノツチに係合し、ロックした方向とは反対の上
向きの方向には車輪を回転してカート等を移動させるこ
とができる。
この移動が可能であることは、特に傾斜移動路の上端部
において便利である。また、2つの独立状の傾斜案内路
が比較的長く設けられているため、振動や揺れによって
車輪が誤ってロックされることが確実になくなり、この
車輪は水平面上を通常通りに転勤することができる。
前述したように、本発明の車輪は、各階を傾斜移動路で
連結した数階建てのスーパーマーケット等で利用でき、
さらに各階を傾斜移動路で連結した数階建ての空港や鉄
道駅などで旅行者が使用する手荷物運搬台車に取り付け
ることもできる。これらの車輪は、傾斜移動路などに置
くその他の形式のカートなどに使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動ロック式車輪の一部破断側面
図、 第2図は第1図の反対側から見た一部破断側面図、 第3図は第1図および第2図のそれぞれのI11 −i
It線に沿った横断面図、第4図は車輪に内蔵された2
つの機構のロック部材を支持する部品の斜視図、 第5図は車輪が上向きに移動中の傾斜移動路に位置する
作動状態を示す第1図と同様の側面図、 第6図は車輪が下向きに移動中の傾斜移動路に位置する
作動状態を示す第2図と同様の側面図、 第7図はロック機構の他の実施例を示す第1図と同様の
部分図、 第8図は第7図の■−■綿の方向に沿った詳細横断面図
である。 12・・・トレッド    2・・・ディスク8a、 
8b・・・リング 10a、 10b・・・ボール(可動ロック部材)11
a、 11b・・・内孔(傾斜案内路)19a、 19
b・・・下端部(保持ストッパ)21a、 21b・=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)シヨッピングカートまたは手荷物運搬台車用のカー
    トや台車等を傾斜面上に置いた時にロックする装置を有
    する車輪において、該装置は、車輪支持体に連結されて
    対向方向に傾斜している一対の案内路に沿って移動する
    可動ロック部材を備え、該ロック部材は重力のみによっ
    てカートの傾斜方向に対応した前記案内路のいずれか一
    方上を摺動して、車輪の周囲に沿って形成された位置合
    せノッチと係合するようにしており、 両傾斜案内路(11a、11b)は2つの個々の機構に
    対して設けられ、その各々には、下端部に保持ストッパ
    (19a、19b)を備えている傾斜案内路(11a、
    11b)上に配置されたボール(10a、10b)等の
    可動ロック部材が設けられ、 各案内路(11a、11b)は車輪(1、2)に取り付
    けられた、または一体に形成されたリング(8a、8b
    )によって包囲されており、前記リングの内壁に傾斜面
    および急角度面からなる外形の一連の歯(21a、21
    b)を形成して、対応の機構の前記可動ロック部材(1
    0a、10b)を所望方向にロックすることによって、
    車輪が下向きには回転できないが、その反対方向には回
    転できるようにしたことを特徴とするシヨッピングカー
    ト等のロック装置付き車輪。 2)前記車輪のディスクの各側に配置された前記ロック
    機構および前記機構のリング(8a、8b)がそれぞれ
    前記ディスクの各面に取り付けられている請求項1に記
    載の車輪。3)各機構の前記可動ロック部材(10a、
    10b)の前記案内路(11a、11b)が、前記部材
    を支持する部分(12a、12b)に形成された孔で構
    成されており、前記孔は下端部(19a、19b)が閉
    鎖されて、前記下端部に対応のロック部材を保持するス
    トッパ手段を設けており、また前記孔の対向端部は開放
    して、前記ロック部材がロック位置へ移動できるように
    している請求項1または2に記載の車輪。 4)各ロック機構に設けられた前記可動ロック部材が摺
    動ロッド(10c)からなり、該ロッドを支持する手段
    が、前記ロッドを摺動するようにしたカラー(12c)
    または適当に軸方向に離れた一対のリングのいずれかで
    構成されている請求項1または2に記載の車輪。 5)前記車輪が、その取り付け部材の軸線を中心に回動
    できる自在車輪であって、前記ロック装置には、車輪が
    下向きに傾斜した時、車輪がロックされるように前記可
    動ロック部材と係合する案内路を傾斜させた機構が1つ
    だけ設けられている請求項1ないし4に記載の車輪。
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