JPH0299359A

JPH0299359A - 記録装置

Info

Publication number: JPH0299359A
Application number: JP25421088A
Authority: JP
Inventors: Junichi Asano; 浅野　潤一; Tetsuo Suzuki; 哲夫鈴木; Hiroyuki Inoue; 博行井上
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-10-07
Filing date: 1988-10-07
Publication date: 1990-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、カットシート状の記録媒体に文字等の情報を
記録する記録装置に関し、特に記録ヘッドが左右に往復
動じ、記録媒体が前方または後方に送られて記録される
所謂シ、リアルタイプの記録装置に関する。

［従来の技術］従来のこの種の記録装置では、記録紙の給送の基準を記
録ヘッドが移動する移動範囲の左側端（または右側端）
の片側か、あるいはその移動範囲の中央位置に置いてい
た。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上述の従来装置においては次のような欠
点があった。

■記録紙の給送が片側基準の構成の場合においては、記
録紙の紙幅が広い場合はよいが、その紙幅が狭い場合は
給紙ローラの圧力不均一、給紙コロ位置の不適当で給紙
、あるいは紙送りが不安定になる。そのため、従来では
給紙コロの数の設定。

紙送りローラの特殊な工夫等をいろいろなサイズの用紙
に対してしなければならず、製造コスト上昇を招くと同
時に、このような工夫をしたとしても葉書や封筒等の特
殊紙を安定に記録ヘッド側へ送るのは非常に困難であっ
た。

■記録紙の給送が中央基準の構成の場合においては、記
録紙を送るという点からは常に左右のバランスがとれて
いるために安定している。しかし、書き出しの位置を決
めるために記録紙のサイズの情報が必要となる。従って
限定されたサイズの記録紙のみを用いる場合にはよいが
、広範囲な種類の記録紙に対応しようとすると、紙サイ
ズ検知が複雑になり、製造コスト上昇になると同時に、
記録ヘッドの動作もあらゆるサイズの記録紙に合わせる
必要があるので、例えばインクジェットプリンタ（液体
噴射装置）の場合には、インク回復系の位置は片側なの
で、回復動作のたびにその片側に戻らなければならず、
スループット（作業量）の低下をぎたした。

そこで、本発明の目的は、上述のような欠点を除去し、
簡単な構成で規定サイズの普通紙だけでなく、葉書、封
筒等の比較的小サイズの特殊紙を安定して給紙搬送する
ことができ、ひいては扉側に高品位の記録が安定してで
、きる記録装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］かかる目的を達成するために、本発明は、一定方向に送
られるシート状の記録媒体に対し、方向と直角の方向に
往復移動する記録ヘッドにより情報を記録する記録装置
において、記録ヘッドの上流において記録ヘッドの往復
穆動方向の２ケ所以上に設けた複数の記録開始基準と、
基準のそれぞれの択一的選択と連動して記録開始位置の
変更を含む記録モードを切替える制御手段とを具備した
ことを特徴とする８［作　用］木発明は、シート状記録媒体の給送基準を２ケ所以上設
け、それぞれの基準の選択と連動して記録モードを切替
えるようにしたので、Ａ４サイズ等の普通紙だけでなく
小サイズの葉書や封筒等も安定して給搬送することがで
き、またそれぞれの記録媒体のサイズに合った記録モー
ドで記録を実行できるので高品位の記録が安定して行え
る。

［実施例］以下、図面を参照して木発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例の構成を示す。本図において
、１は記録紙を積載する給紙トレイ、２は記録紙の左端
の第１の突当基準（用紙突当板）、３は記録紙の左端の
第２の突当基準（用紙突当板）、４は記録紙の右端を押
える左右に移動調整可能な右ガイド板、および５は排出
された記録済の記録紙をスタック（収納）する排紙トレ
イである。

給紙トレイｌの左側端に設けた上記の第１の突当基準２
は固定であるが、給紙トレイ１の中央位置と第１の突当
基！！２間に設けた平板状の第２の突当基準３はヒンジ
機構により開閉可能であり、第１図の立設（突設）の直
立状態から操作者（オペレータ）の指の押下げ、ま、た
は操作ボタンの操作により、平な水平状態に閉じて記録
紙送り面とほぼ同一平面となる。また、給紙トレイ１と
排紙トレイ５間の装置内部には、図示されていないが、
記録紙の紙幅方向に沿って左右に往復動する例えばイン
クジェット記録ヘッドのようなシリアルタイプの記録ヘ
ッドと、第１の突当基準（左端第１基準）２または第２
の突当基準（左端第２基準）３のいずれかと左側端を接
して送り込まれた記録紙を記録ヘッドへ給紙する給紙コ
ロおよび搬送ローラ、および記録ヘッドで記録された記
録紙を排紙トレイ５へ搬送排出する排紙ローラ、搬送用
ガイド板等が内装されている。これらの給紙コロ、搬送
ローラおよび排紙ローラはそれぞれの駆動軸に複数、例
えば４個、はぼ等間隔に配設されている。

次に、動作について説明する。

まず、Ａ４サイズ等の大型の記録紙を用いて記録する場
合は、第２突当基準３を水平に閉じ、第１突当基準２に
記録紙の左端を当接してガイド板４を左側に移動して、
記録紙の左端を押さえる。従って、記録紙はその左端を
第１突当基準２の位置として、給紙コロでピックアップ
さね、搬送ローラで記録ヘッドに送られ、記録ヘッドで
記録された後、排紙ローラで排紙トレイ５上に排出され
る。

一方、葉書や封筒等の小サイズの特殊記録紙に記録する
場合には、第２突当基準３が引き起こされて第１図の状
態となり、記録紙はこの第２突当基準３に左側を当接し
てセットされる。操作者がこの第２突当基準３を起こす
動作に連動して、第２図のスイッチ１１がＯＮとなり、
これによりコントローラ１２は第１の突当基準から第２
の突当基準に変わったことを検知し、記録ヘッドでの書
き出し位置を第１基準と第２基準の距離分だけシフ１−
する。これと同時に、記録範囲も例えば周囲余白を５ｍ
＋ｓか６１０ｍｍ以内と変えることも容易にできる。

次にガイド板４を左側に移動して小サイズの記録紙の右
端を押さえる。記録開始がスタートボタン等により指示
されると、記、録紙はその左端を第２突当基準３の位置
として、給紙コロでピックアップされ、搬送ローラで記
録ヘッドに送られ、記録ヘッドで記録された後、排紙ロ
ーラで排紙トレ・イ５上に排出される。その際、記録紙
は第２突当基準３に合わせられて、はぼ装置の中央位置
で送られるので、給紙コロ、搬送コロ、排紙ローラの複
数対の中で少なくともその中央位置近くに配置した一対
のコロやローラで安定して排紙トレイ５まで搬送される
。

このように、本実施例では横方向の記録開始点（記録紙
の基準）を２ケ所設けているので、小サイズの記録紙か
ら大サイズの記録紙まで安定した紙送りが可能となり、
また高精度の紙幅検知センサや書き出し位置制御を不要
とするので、構成が簡潔となり製造コストの低廉が得ら
れる。

なお、上述の本発明実施例では第２突当基準３を引き起
こすことにより、記録モードを切替えるスイッチ１１を
切替えたが、操作部のマニュアルスイッチ（押し釦）か
らこれらのモードを手動で選択するようにしてもよいこ
とは勿論である。また、基準２と３間で紙搬送路（紙パ
ス）上に記録紙の有無を検知するセンサを取り付け、こ
のセンサの検知動作で各モードを切替えることもできる
。すなわち、このセンナがＯＮの時は第１基準とし、ス
イッチがＯＦＦの時は第２基準として記録開始位置等の
記録モードを切替えることができる。

また、記録ヘッドを移動するキャリッジ上に記録紙検出
用のセンサを持つ場合は、このセンサにより上記のモー
ドを切替えることもできる。この場合はまず、記録開始
位置に記録紙が来た後に、キャリッジを一往復させ、こ
れにより記録紙の左端をセンサで検知し、上記のモード
を切替える。

さらにまた、上記実施例では給紙位置、２！準を２ケ所
設けたが、２ケ所以上の複数箇所でもよいことは勿論で
ある。

［発明の効果］以上説明したように、零発、明によれば、シート状記録
媒体（一般に記録紙）の給送位置基準を２ケ所以上設け
、それぞれの基準の選択と連動して記録開始位置等に関
する記録モードを変えるようにしたので、以下のような
効果が得られる。

■大きなサイズの普通紙だけでなく、葉書、封筒等の小
サイズの記録紙も安定して給紙、搬送することが廉価に
可能となる。

■インクジェットプリンタで記録中に回復動作の必要な
ものも小サイズの記録紙でない一般的な記録紙の場合に
スループットを落とすことがない。

■−一般的サイズの記録紙の場合は、片側をガイド板で
押さえることにより、記録紙の先端カールによるジャム
がなくなる。

■また、それぞれの記録紙に合った記ｆエモードを選択
的に持つことが可能となり、例えばモードにより後端余
白を変えて、封筒等の送りが不安定なものの記録範囲を
小さくして、ミスプリントを減らすことができる等、高
品位の記録が安定してできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す斜視図、第２図は本発明の一実施例の制御系の要部回路構成を示
すブロック図である。１・・・給紙トレイ、２・・・第１突当基準（左端第１基準）３・・・第２突
当基準（左端第２基準）４・・・右ガイド板、５・・・排紙トレイ、１１・・・モード切替スイッチ、１２・・・コントローラ、第図１３・・・モータトライバ、１４・・・キャリッジモータ。

Claims

【特許請求の範囲】１）一定方向に送られるシート状の記録媒体に対し、前
記方向と直角の方向に往復移動する記録ヘッドにより情
報を記録する記録装置において、前記記録ヘッドの上流
において該記録ヘッドの往復移動方向の２ケ所以上に設
けた複数の記録開始基準と、該基準のそれぞれの択一的選択と連動して記録開始位置
の変更を含む記録モードを切替える制御手段とを具備したことを特徴とする記録装置。２）前記記録開始基準は前記記録媒体の側端が突当てら
れる突当板であることを特徴とする請求項１に記載の記
録装置。