JPH0298553A - 買物袋の閉鎖具および把手取付け方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 本発明は買物袋の開口縁部に閉鎖具及び把手全能率よく
取付ける方法に関し、買物袋のコストヲ低減させると共
に、製品の使用を便利にするものであるから広く利用で
きる方法である。

（２）従来の技術 従来、紙や樹脂シート、あるいは樹脂びき紙等で構成さ
れる買物袋は、対向する開口縁部にそれぞれ樹脂成型品
、各種の紐やテープ等でなる把手の両端部を固定してい
るが、近年、袋内の物品の露出防止または盗難防止のた
め開口縁部を閉鎖する要望が生じ、第６図に示すような
閉鎖具つき把手が使用されている。即ち、可撓性樹脂材
で作られた成型把手１０ハ、両端部が買物袋１の開口縁
部２を挾むようにそれぞれ板状に２分割されて外側挾み
板１１と内側挾み板１２Ｖｃ構成され、開口縁部２の外
側に位置する外側挾み板１１は内側方向へ突出する２個
の固定突起１３ヲ有し、内側に位置する内側挾み板１２
には固定突起１３ヲ嵌入する２個の嵌合孔１４ヲ穿設す
ると共に、先端球状のオス嵌合部１５または孔を有する
メス嵌合部１６を突設している。

この成型把手１０ホ、第７図に示す如く両端の外側挾み
板１１と内側挾み板１２ヲ買物袋ｌの開口縁部２に挟着
して固定し、オス嵌合部１５及びメス嵌合部１６は対向
する開口縁部２のメス嵌合部１６及びオス嵌合部１５と
それぞれ嵌合し、買物袋１の開口縁部２を閉鎖する。

（３）　　発明が解決しようとする問題点従来の閉鎖具
つき買物袋の把手は、取外し分離できる利点はあるが、
射出成型による複雑構造であるから生産コストが高（、
また把手を買物袋の開口縁部に取りつげる際は、開口縁
部が補強されているので予め外側挾み板の固定突起全挿
通するための孔を穿つ必要があり、この取りつけは手作
業であるので工賃高の原因となっていた。従って、低床
な一般の買物袋に使用するにはコスト面で種々の問題が
発生していた。

更に、把手の長さが決められているので使用する買物袋
の寸法が限定される欠点がありました。

把手全敗９つけた状態では積み重ねが困難であるので、
把手取付は後の容積のかさみは、輸送及び格納上の不利
な問題も生じていた。

本発明□方法はこのような従来の問題点を解決せんとす
るもので、安価でしかも取扱い加工が容易な柔軟性樹脂
または布製のテープを把手として使用し、開口縁部の閉
鎖具は安価で簡単な扁平構造のオス嵌合具及びメス嵌合
具を使用すると共に、このオス嵌合具とメス嵌合具が取
付鋲の突端部を固着してテープの枢着に共用されるので
、把手及び閉鎖具を能率よく開口縁部に取付ける事がで
きる方法である。従って、大衆消費商品としての買物袋
において、従来量も問題点となっていたコスト高を解決
するものである。

（４）問題点を解決するための手段 本発明方法は、買物袋に能率よく閉鎖具及び把手を取付
ける方法に関する。即ち、２重に重ね折りした買物袋の
開口縁部の内側に、間隔をあけて片側２個ずつ対称位置
にテープ挿込み口を設け、この開口縁部を交互に外側に
折曲して開き、突出する側の開口縁部のテープ挿込み口
に、把手全構成する柔軟性樹脂または布でなるテープの
両端部を開口端方向からそれぞれ挿入してテープの両端
部全位置づけ、テープの両端位置の表下側に２個の取付
鋲を配置すると共に、テープ上部の取付鋲対向位置にオ
ス嵌合具及びメス嵌合具を配置し、この関係位置におい
て、オス嵌合具、メス嵌合具側の上側、または取付鋲側
の下側から同時に押圧する事により、２個の取付鋲の突
端が開口縁部及びテープを貫通し、一方側はオス嵌合具
の中心固定孔に、他方側はメス嵌合具の中心固定孔に嵌
入させてリベット止めし、柔軟性テープでなる把手の両
端部及びオス嵌合具、メス嵌合具でなる閉鎖具全開口縁
部に枢着する事を特徴とする買物袋の閉鎖具および把手
取付は方法である。

（５）作用 先づ重ね折りして補強された開口縁部のテープ挿込み口
に、把手を構成する柔軟性樹脂または布でなるテープの
両端部をそれぞれ挿しこんでテープの取付は位置を決め
ると共に取付は作業を容易にする。

次にテープの両端位置の表下側に配置した２個の取付鋲
、まｆｃはこの取付鋲と対向するテープ両端部の上部位
置に配置したオス嵌合具及びメス嵌合具を同時に押圧す
る。２個の取付鋲の突端はそれぞれ開口縁部及びテープ
を貫通し、一方側はオス嵌合具の中心固定孔に、他方側
はメス嵌合具の中心固定孔に嵌入しリベット止めにより
枢着する。

開口端部の片側に取付けられたオス嵌合具及びメス嵌合
具は、開口縁部を閉じる事により同様にして取付けられ
た対向側の開口縁部のメス嵌合具及びオス嵌合具とそれ
ぞれ容易に嵌合して開口縁部を閉鎖し、また開口縁部を
開く事により容易に離脱させる事ができる。

（６）実施例 次に実施例により本発明方法を説明する。

紙、樹脂シートまたは樹脂ひき紙等で構成された買物袋
１は、内部に物品を収納していない場合や運搬または格
納する場合は通常折りたたんでいる。

本発明方法は重ね折りして補強した買物袋ｌの開口縁部
２の内側に、間隔をあげて片側２個ずつ対称位置にテー
プ挿込み口３を設け、買物袋１は折りたたんだ状態でそ
の開口縁部２を第１図及び第２図に示す如く片側ずつ交
互に外側に曲折して開放し、突出する側の開口縁部２に
設けたテープ挿込み口３に、把手を構成する柔軟性樹脂
または布製のテープ４の両端部をそれぞれ開口端方向か
ら挿入してテープ４の両端部を挾みこみ、取付は固定す
るまでの位置決めをする。

第１図及び第２図において、右側の開口縁部２はすでに
テープ４の両端部を固定して枢着した状態を示し、左側
の開口縁部２はテープ挿込み口３にテープ４の両端部を
挿しこんだ状態を示す。

テープ４をテープ挿込み口３に挿入した後、第３図に示
す如く、テープ４の両端位置の表下側にそれぞれ取付鋲
５を配置すると共に、テープ４上部の取付鋲対向位置に
オス嵌合具６及びメス嵌合具７を配置する。

この関係位置において、取付鋲５が台８上に定置され、
開口縁部２及びテープ４を押えた状態でオス嵌合具６及
びメス嵌合具７側から押圧する。

取付鋲５の突端は開口縁部２、テープ４を貫通し、オス
嵌合具６またはメス嵌合具７の中心固定孔９を貫通して
テープ４及びオス嵌合具６、メス嵌合具７を枢着する。

即ち、２個の取付鋲５の一方側はオス嵌合具６の中心固
定孔９に、他方側はメス嵌合具７の中心固定孔９に嵌入
し、その突端＆Ｓ　ＩＪベント止めされ、第４図及び第
５図に示す如くテープ４の両端部をそれぞれ開口縁部２
に枢着すると同時に、開口縁部２の内側にオス嵌合具６
及びメス嵌合具７でなる閉鎖具が取付けられる。

開口縁部２に取付けられたオス嵌合具６及びメス嵌合具
７は第４図に点線図示した如くそれぞれ対向するメス嵌
合具７及びオス嵌合具６と１対となりて嵌合または離脱
させる事により買物袋１の開口縁部２を開閉する事がで
きる。

（７）発明の効果 本発明方法は、安価で加工しやすいテープを把手に使用
し、構造簡単で安価な取付鋲やオス嵌合具、メス嵌合具
に使用し、買物袋の重ね合わせた開口縁部に把手となる
テープの両端部と、閉鎖具となるオス嵌合具及びメス嵌
合具とを同時に能率よく枢着するので量産に適した取付
は方法である。

従って、把手及び閉鎖具とその取付は工賃が生産コスト
全体に占める比率を大巾に低減する事が可能であり、低
床な買物袋にも利用できる実効を有する。−１：た、把
手が柔軟性テープで構成され、閉鎖具が扁平であるので
、製作した買物袋は積み重ねが自在であり、運搬や格納
に有利であり、把手の長さが製作時に自在に調整できる
ので、あらゆる寸法の買物袋に把手の長さを即応させる
事ができる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を説明するための折りたたみ状態の
買物袋の平面図、第２図は第１図のＡＡ１Ａ１面断面図
３図は本発明方法の実施例を示し、買物袋の開口縁部に
テープでなる把手及び取付鋲、閉鎖具を取付ける状態の
部分斜視図、第４図は本発明方法により閉鎖具及び把手
を取付けた買物袋の切開側面図、第５図は買物袋全体の
斜視図、第６図は従来の買物袋用閉鎖具つき成型把手の
斜視図、第７図は従来の閉鎖具つき成型把手を取付けた
買物袋の切開側面図である。 図において、１・・・・・・買物袋、２・・・・・開口
縁部、３・・・・・・テープ挿込み口、４・・・・・・
樹脂、布でなるテープ、５・・・・・・取付鋲、６・・
・・・・オス嵌合具、７・・・・・・メス嵌合具、８・
・・・・台、９・・・・・中心固定孔、ＩＯ・・・・・
・成型把手、１１・・・・・・外側挾み板、１２・・・
・・・内側挾み板、１３・・・・・・固定突起、１４・
・・・・・嵌合孔、１５・・・・・・オス嵌合部、１６
・・・・・・メス嵌合部、を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 重ね折りした買物袋の開口縁部の内側に、間隔をあけて
   片側２個ずつ対称位置にテープ挿込み口を設け、この開
   口縁部を交互に外側に折曲して開き、突出する側の開口
   縁部のテープ挿込み口に、把手を構成する柔軟性樹脂ま
   たは布でなるテープの両端部を開口端方向からそれぞれ
   挿入してテープを位置づけ、テープの両端位置の表下側
   に２個の取付鋲を配置すると共に、テープ上部の取付鋲
   対向位置にオス嵌合具及びメス嵌合具を配置し、この関
   係位置において、オス嵌合具、メス嵌合具側または取付
   鋲側から押圧する事により、２個の取付鋲の突端が開口
   縁部及びテープを貫通し、一方側はオス嵌合具の中心固
   定孔に、他方側はメス嵌合具の中心固定孔に嵌入させて
   リベット止めし、テープでなる把手の両端部及びオス嵌
   合具、メス嵌合具でなる閉鎖具を開口縁部に枢着する事
   を特徴とする買物袋の閉鎖具および把手取付け方法。