JPH0298011A - 耐屈曲、耐振動可撓導体 - Google Patents

耐屈曲、耐振動可撓導体

Info

Publication number
JPH0298011A
JPH0298011A JP24888788A JP24888788A JPH0298011A JP H0298011 A JPH0298011 A JP H0298011A JP 24888788 A JP24888788 A JP 24888788A JP 24888788 A JP24888788 A JP 24888788A JP H0298011 A JPH0298011 A JP H0298011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
strands
copper
wire
child
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24888788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0664939B2 (ja
Inventor
Sajiro Shimizu
清水 佐次郎
Kenzo Ide
兼造 井手
Keizo Asao
浅尾 敬三
Toru Matsui
徹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP63248887A priority Critical patent/JPH0664939B2/ja
Publication of JPH0298011A publication Critical patent/JPH0298011A/ja
Publication of JPH0664939B2 publication Critical patent/JPH0664939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conductive Materials (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電流容量が大きくかつ耐屈曲性、耐振動性に
優れる可撓導体に関する。
[従来の技術と解決しようとする課8]例えば、工業用
ロボットを利用したスポット溶接機の電力供給用リード
線は、溶接の度に極めて大きい電流が流され、併せて衝
撃的(電気力学的)振動が生ずる。またロボットが作動
する毎にリード線は振り廻され、加熱下で繰返し屈曲さ
れる。したがってこのように使用されるリード線は可撓
導体である。
この可撓導体は、通常、軟銅線よりなる素線を集合撚り
し、この集合撚線を同心撚りして複合撚線(子撚)とし
、この複合撚線をさらに同心撚りして複複合撚線とした
ものからなり、例えば第4図のごとき断面構造をなして
いる。
上記可撓導体の使用状況を観察すると、繰返し屈曲や衝
撃を受けている間に複複合撚線の素線は互いに接する部
分で擦られて摩耗断線が生じる。一部の素線が断線する
と、導体の抵抗が大きくなり、その部分が過熱して更に
断線し易くなって悪循環を繰返し、断線が進行して行く
この断線は、複複合撚りされた最外層の子撚(2c’)
とその下層の子撚(2b’)とが接する部分で最も顕著
に現われ、特に最外層の子撚(2c’)よりもその下層
の子撚(2b’)における素線断線が顕著である。各子
撚(2a’) (2b’) (2c’)の素線に純軟銅
線を用いた第4図の複複合撚線の耐用テストによると、
最外層の子撚(2c’)と接する下層の子撚(2b’)
の中でも外層部分の集合撚線(ld’)の素線の断線が
特に顕著であった。
したがってこの種の可撓導体としては、その使用上、加
熱下での耐屈曲性および耐振動性を向上させて前記の素
線断線を防止することが望まれる。
そのため、上記の観察結果等から、最外層の子撚とその
下層の子撚の撚方向を同一にして互いに接する素線がク
ロスしないようにしたものが提案(実願昭63−879
06号)されたが、この場合素線がクロスする従来品に
比して断線が生じ難くなるものの、充分に満足できる効
果は得られないものであった。
そこで本発明者等は、上記の摩耗断線の防止について、
さらに種々の研究、検討を重ねている過程において、同
一金属線同士、特に純軟銅線同士が接している場合より
も、異種金属線同士が接してい場合のほうが、摩擦係数
が小さくて素線の擦れ等による摩耗断線が著しく少なく
なることを知見するに至った。
これに基づいて、純銅素線を用いた子撚と、別記銅合金
の素線を用いた子撚とを接触させるようにして、屈曲、
振動を与えて摩耗テストを行なったところ、耐摩耗性が
大きく向上することが判った。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記知見に基いてなしたものであって、複複
合撚線における最も断線が生じ易い子撚、つまり最外層
の子撚と接する下層の子撚の素線に、優れた導電性と耐
熱性を有し、かつ繰返し曲げ強度や引張り強度等の機械
的特性に優れる別記銅合金の軟化線を用いることとし、
これにより導電性を損うことなく耐屈曲、耐振動性を向
上させ、素線の摩耗断線防止にきわめて効果のある可撓
導体を得るものである。
本発明の第1は、集合撚線を同心撚りした複合撚線を子
撚とし、この子撚を更に同心撚りして複複合撚線とした
可撓導体において、その最外層を構成する子撚の素線を
純軟銅線とし、最外層の子撚と接する下層の子撚の素線
に、下記銅合金(a) (b) (c)のいずれか一つ
の軟化線としたものである。
午の鋼合金の一つ(a)は、Feを0.02〜1重量%
、PをFeに対して15〜80重量%、およびSnを0
.01〜0.5重量%含有し、残部が銅から成るもので
ある。
この銅合金において、主として銅合金の機械的強度の向
上のために添加されるFeの含有量を0.02〜1重量
%としたのは、0.02重量%未満では繰返し曲げ強度
、引張り強度および耐熱性を改善する効果が少なく、他
方1重量%を越えると銅合金の導電性の低下が大きくな
るからである。またPの含有量はFe含量の15〜80
重量%を含有させることにより、Feの添加による上記
特性を更に高めるのに役立つものであって、前記範囲の
下限量未満ではPの添加による効果が発揮されず、一方
前記上限量を越えてのPの添加は導電性をかえって失う
ことになる。
またSnの含有量を0.O1〜0.5重量%としたのは
、0,01重量%未満では前記繰返し屈曲強度、引張り
強度および耐熱性を改善する効果が少なく、逆に0.5
重量%を越えると導電性の低下が大きくなるためである
このような銅合金は、本出願人等が提案している特願昭
59−186125号に開示されたものであって、同号
明細書に記載のごとく良好な導電性を有するとともに、
繰返し屈曲強度、引張り強度、耐熱性等の性能に優れて
いる。
また、本発明において選択的に用いられる他の一つの銅
合金(b)は、Feを0.02〜0.7重量%、PをF
eに対して15〜80重量%、およびZrを0.O1〜
0.5重量%含有し、残部が銅から成るものである。
この銅合金において、主として銅合金の機械的強度の向
上のために添加されるFeの含有量を0,02〜0.7
重量%としたのは、その含有量が0.7重量%を越える
と銅合金の導電性の低下が大きくなり、一方0.02重
量%未満では繰返し曲げ強度、引張り強度および耐熱性
を改善する効果が少なくなるからである。またFeの添
加による前記特性を更に向上するのに役立つPの含有量
をFe含量の15〜80重量%としたのは、上記銅合金
(a)の場合と同様の理由による。このPの好ましい含
有量はFeの約28重量%である。Z「は銅合金の耐熱
性を高める効果を有するもので、このZrの含有量を0
601〜0.5重量%としたのは、前記範囲の下限量未
満では耐熱性改善の効果が少なく、一方0,5重量%を
越えると銅合金の高導電性を維持し得なくなるからであ
る。
この銅合金は、本出願人等が提案している特願昭61−
58792号に開示されたものであって、同号明細書の
記載のごとく良好な導電性を有するとともに耐熱性に優
れ、さらに繰返し屈曲強度や引張り強度等の機械的特性
に優れている。
また、本発明において選択的に用いられるさせらに他の
一つの銅合金(c)は、Fe及びMgの少なくとも1種
を0.02〜3重量%、PおよびBの少なくとも1種を
0.006〜1重量%、及びInを0.01〜0.5重
量%含有し、残部が実質的に銅から成るものである。
この銅合金において、Fe及び/又はMgの含有量を0
,02〜3重量%としたのは、その含有量が0.02重
量%未満では耐熱性及び機械的特性の改善が十分でなく
、一方3重量%を越えると導電性および熱伝導性が悪化
し実用性が失われるからである。またP及び/又はBの
含有量を0.00[1〜1重量%としたのは、0.00
6重量%未満の場合、機械的特性に寄与するところが少
なく、一方1重量%を越えると、Fe及び/又はMgと
の未反応部分が残存し、導電性および熱伝導性が損われ
るためである。またInの含有量を0.O1〜0.5重
量%とじたのは、前記範囲の下限量未満では耐熱性およ
び機械的特性の改善の効果が少なく、一方0.5重量%
を越えると銅合金の導電性が低下し実用的でなくなるか
らである。
この銅合金は、本出願人等が提案している特願昭58−
183871号に開示されたものであって、同号明細書
の記載のごとく耐熱性、機械的特性、導電性および熱伝
導性に優れたものとなっている。
そして、本発明の第2は、最外層の子撚と接する下層の
子撚の中でも外層部分の集合撚線の素線断線が顕著であ
ること、また前記銅合金のコスト等を考慮してなしたも
のであって、前記同様の複複合撚線による可撓導体にお
いて、その最外層を構成する子撚の素線を純軟銅線とし
、最外層の子撚と接する下層の子撚の外層部分の集合撚
線の素線を上記した銅合金(a) (b) (c)のい
ずれか一つの軟化線とし、他の集合撚線の素線を純軟銅
線としたことを特徴とする。
[作 用] 上記の本発明の第1の可撓導体によれば、複複合撚線の
最外層の子撚の素線を純軟銅線とし、これと接する下層
の子撚の素線を上述した銅合金の軟化線としたことによ
り、素線の摩耗断線が顕著な最外層の子撚とその下層の
子撚との接触部分においては異種金属線同士の接触とな
り、そのため同一の金属線同士の場合よりも摩擦係数が
小さくなって、耐摩耗性が大幅に向上し、摩耗断線がき
わめて生じ難いものである。しかしてこれが、断線の生
じ易い下層(第1層)の子撚の素線に、導電性、耐熱性
、繰返し屈曲強度や引張り強度等の特性に優れる銅合金
の軟化線を用いていることと相俟って、素線の摩耗断線
防止の効果を高め、断線発生率を大幅に減少できる。
また上記の第2の発明によるときは、最外層の子撚と接
する下層の子撚のうち、最も摩耗断線の生じ易い外層部
分の集合撚線の素線を前記銅合金の軟化線とし、他の集
合撚線の素線を純軟銅線としているので、この子撚と最
外層の子撚との接触部分が異種金属線同士の接触となり
、前記と同様にこの部分での摩擦断線が生じ難くなるこ
とに加え、前記外層部分の集合撚線と中心部の集合撚線
との接触部分でも異種金属線同士の接触となって、この
接触部分での摩耗および断線も生じ難くなる。しかも前
記外層部分以外の集合撚線の素線を純軟銅線としたこと
で、可撓導体全体としての可撓性も問題がない。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は第1の本発明に係る複複合撚線よりなる可撓導
体の断面構造を示している。図において、(1)は直径
0.26■■の素線26本を集合撚りした集合撚線、(
2)は前記集合撚線(1)7本を同心撚りした複合撚線
である。複複合撚りの可撓導体(3)は、1本の複合撚
線(2)を中心層の子撚(2a)とし、その外側の第1
層の子撚(2b)として6本の複合撚線(2)を、さら
にその外側の第2層の子撚(2c)として12本の複合
撚線(2)をそれぞれ配して同心撚りしてなる。
前記第1層の子撚(2c)と最外層の子撚(2b)とは
従来同様に互いに反対方向に同心撚りする場合のほか、
両層の子撚(2c) (2b)を共に同じ方向に同心撚
りする場合がある。後者の場合、子撚(2c) (2b
)の素線同士が撚り方向に沿って接触することとなり、
従来の素線が互いにクロスして接触する可撓導体のよう
に局部的に強く接触せず、そのため後述の異種金属線同
士の接触による摩耗断線防止の効果が一層大きくなる。
そして、前記構造の可撓導体において、最外層の子撚(
2c)を構成する素線に純軟銅線を用い、この子撚(2
c)と接する下層の子撚(2b)を構成する素線に、上
述した銅合金(a) (b) (c) 、すなわち特願
昭59−186125号明細書、特願昭61−5879
2号明細書および特願昭58−183871号に記載の
銅合金のいずれか一つの軟化線を用いて構成している。
そのため、最外層とその下層の子撚(2c) (2b)
同士の接触部分が異種金属線同士の接触となり、この部
分の摩擦係数が小さくて摩耗断線が生じ難いものとなっ
ている。なお図面においては、銅合金の軟化線を用いた
部分にのみハツチングを入れて示す。
中心層の子撚(2a)を構成する素線を、第1層の子撚
(2b)と同様に前記銅合金とすることもできるが、耐
用試験の結果、中心層の子撚(2a)の素線に純軟銅線
を用いるほうが、中心層と第1層の子撚(2a) (2
b)の接触部分が異種金属線同士の接触となって、かえ
って素線の摩耗断線が少なくなり、かつ可撓性が低下す
ることもなく、また軟銅線に比して高価な銅合金の使用
量が少なくなるため、実施上より好適である。
第2図は本発明の第2の可撓導体の断面構造を示してお
り、上記と同様の複複合撚線による可撓導体において、
最外層の子撚(2c)と接する下層(第1層)の複合撚
線(2)による子撚(2b)のうち、摩耗断線の生じ易
い外層部分の集合撚線(ld)の素線を上記した銅合金
の軟化線とし、これ以外の集合撚線、図の場合中心部分
の集合撚線(le)の素線を最外層の子撚(2C)と同
様の純軟銅線としている。図においては、銅合金の軟化
線よりなる集合撚線の部分にのみハツチングを入れて示
している。
この場合も、最外層の子撚(2C)とその下層の子撚(
2b)との接触部分においては異種金属線同士の接触と
なるために、この部分での摩耗断線が生じ難くなってお
り、また銅合金の使用量も少ない。なお、中心層の子撚
(2a)については、上記と同様に前記銅合金の軟化線
とする場合と、純軟銅線にする場合とがある。
上記の可撓導体(3)は、従来と同様に、例えば第3図
に示すように両端部に接続端子(4)が固着されるとと
もに、両端子間に絶縁外筒(5)が被せられて冷却水を
流通可能に水密に保持され、溶接ロボットの電力供給用
のリード線等に使用される。
(効果の確認試験) 上記第1図に示す実施例の可撓導体、および第2図に示
す実施例の可撓導体と、第4図に示す可撓導体(素線全
てが純軟銅線よりなるもの)について、それぞれ最外層
(第2層)の子撚とその下層(第1層)の子撚との撚り
方向を交叉方向にして同心撚りしたもの(A)と、同じ
方向にして同心撚りしたもの(B)とについて、それぞ
れ同じ条件で、溶接ロボットに試用し、スポット溶接の
耐用回数の比較を行ない、摩耗断線状況を観察したとこ
ろ、次のような結果となった。実施例において、銅合金
として上記(a)(b) (c)のいずれを用いた場合
にも、はとんど同様の結果が得られた。
試供品  撚方向 第1図の実施例 A 同      B 第2図の実施例 A 同       B 第4図(従来品)A 同 (比較例)B スポット回数 40〜50万回 6c万回以上 30〜40万回 5c万回以上 約10万回 30〜40万回 前記から明らかなように、従来品は約10万スポツトで
摩耗断線が生じ、その断線率は接続端子に近い両端部分
で25%〜35%にもなったが、本発明の場合、いずれ
も従来品に比して3〜6倍、あるいはそれ以上ものスポ
ット回数の使用に耐え、しかもその断線率は両端部分で
も10%以下となり、特に最外層とその下層の子撚の撚
り方向を同方向にした場合、摩耗断線が一層生じ難くな
った。
[発明の効果] 上記したように、本発明によれば、導電性を損うことな
く耐屈曲、耐振動特性を従来品に比して著しく向上でき
、溶接ロボットの給電用のリード線等として使用するこ
の種の可撓導体として、長期に渡って摩耗断線を防止し
得てその耐久性を非常に高めることができる。しかも最
外層と接する下層の子撚の素線にのみ銅合金を用いるた
め、比較的高価な銅合金の使用量も少なくて済む。殊に
最外層の子撚と接する下層の子撚のうち、最も摩耗断線
の生じ易い外層部分の集合撚線の素線を銅合金の軟化線
とし、他の集合撚線の素線を純軟銅線とした場合には、
前記銅合金の使用量が一層少な(、コスト安価に製造、
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可撓導体の実施例を示す断面構造の略
示図、第2図は本発明の他の例を示す断面構造の略示図
、第3図は可撓導体を接続端子に接続した使用状態を示
す平面図、第4図は従来の可撓導体の断面構造の略示図
である。 (1)・・・集合撚線、(1d)・・・外層部分の集合
撚線(le)・・・中心部分の集合撚線、(2)・・・
複合撚線、(2a) (2b) (2c)・・・各層の
子撚、(3)・・・可撓導体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、集合撚線を同心撚りした複合撚線を子撚とし、この
    子撚を更に同心撚りして複複合撚線とした可撓導体にお
    いて、その最外層を構成する子撚の素線を純軟銅線とし
    、最外層の子撚と接する下層の子撚の素線を下記(a)
    、(b)、(c)のいずれか一つの銅合金の軟化線とし
    たことを特徴とする耐屈曲、耐振動可撓導体。 (a)Feを0.02〜1重量%、PをFeに対して1
    5〜80重量%、及びSnを0.01〜0.5重量%含
    有し、残部が銅から成る銅合金。 (b)Feを0.02〜0.7重量%、PをFeに対し
    て15〜80重量%、及びZrを0.01〜0.5重量
    %含有し、残部が銅から成る銅合金。 (c)Fe及びMgの少なくとも1種を0.02〜3重
    量%、P及びBの少なくとも1種0.006〜1重量%
    、及びInを0.01〜0.5重量%含有し、残部が銅
    から成る銅合金。 2、集合撚線を同心撚りした複合撚線を子撚とし、この
    子撚を更に同心撚りして複複合撚線とした可撓導体にお
    いて、最外層を構成する子撚の素線を純軟銅線とし、最
    外層の子撚と接する下層の子撚の外層部分の集合撚線の
    素線を下記(a)、(b)、(c)のいずれか一つの銅
    合金の軟化線とし、他の集合撚線の素線を純軟銅線とし
    たことを特徴とする耐屈曲、耐振動可撓導体。 (a)Feを0.02〜1重量%、PをFeに対して1
    5〜80重量%、及びSnを0.01〜0.5重量%含
    有し、残部が銅から成る銅合金。 (b)Feを0.02〜0.7重量%、PをFeに対し
    て15〜80重量%、及びZrを0.01〜0.5重量
    %含有し、残部が銅から成る銅合金。 (c)Fe及びMgの少なくとも1種を0.02〜3重
    量%、PおよびBの少なくとも1種を0.006〜1重
    量%、及びInを0.01〜0.5重量%含有し、残部
    が銅から成る銅合金。
JP63248887A 1988-09-30 1988-09-30 耐屈曲、耐振動可撓導体 Expired - Lifetime JPH0664939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63248887A JPH0664939B2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 耐屈曲、耐振動可撓導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63248887A JPH0664939B2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 耐屈曲、耐振動可撓導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0298011A true JPH0298011A (ja) 1990-04-10
JPH0664939B2 JPH0664939B2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=17184922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63248887A Expired - Lifetime JPH0664939B2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 耐屈曲、耐振動可撓導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0664939B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164710U (ja) * 1984-04-12 1985-11-01 株式会社 潤工社 フラツトケ−ブル
JPS63108113U (ja) * 1986-08-09 1988-07-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164710U (ja) * 1984-04-12 1985-11-01 株式会社 潤工社 フラツトケ−ブル
JPS63108113U (ja) * 1986-08-09 1988-07-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0664939B2 (ja) 1994-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6080336B2 (ja) 電線・ケーブル
JP3454981B2 (ja) ロボット用電線及びそれを用いたロボット用ケ−ブル
JP4762701B2 (ja) 配線用電線導体およびそれを用いた配線用電線
JPH0298012A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH0298011A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH0298009A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH0298010A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH0580085B2 (ja)
JP2004063290A (ja) アルミニウム合金撚線導体ケーブル
JPH0580084B2 (ja)
JP3376672B2 (ja) 耐屈曲性に優れた電気電子機器用導体
JPH02142017A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH02207407A (ja) 耐屈曲、耐振動可燒導体
JPH02148513A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH02142016A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH02148514A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JPH02117014A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
RU204344U1 (ru) Бортовой авиационный электрический провод
JPH02123617A (ja) 耐屈曲、耐振動可撓導体
JP2000251529A (ja) 可動部配線材用極細導体
JP3620330B2 (ja) 可動部配線材用極細導体
JP2001210153A (ja) 水冷ケーブル
JPH0729524Y2 (ja) 導体と外被間に空隙を有するケーブル
JP2000251530A (ja) 可動部配線材用極細導体
JPH0696618A (ja) 可動ケーブル用導体とその製造法