JPH0297091A - 糊状接合剤の塗布装置 - Google Patents

糊状接合剤の塗布装置

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JPH0297091A
JPH0297091A JP24941588A JP24941588A JPH0297091A JP H0297091 A JPH0297091 A JP H0297091A JP 24941588 A JP24941588 A JP 24941588A JP 24941588 A JP24941588 A JP 24941588A JP H0297091 A JPH0297091 A JP H0297091A
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cream solder
solder
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今野 政一
Tetsuya Kitazawa
鉄也 北澤
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えばクリームハンダや接着剤等の糊状接
合剤をプリント回路基板などに塗布する際に用いて好適
な糊状接合剤の塗布装置に関する。
[従来の技術] 従来よりプリント回路基板(以下、PCBと略称する)
にチップ部品をハンダ付けする方法として、PCBのハ
ンダ付は位置に所定量のクリームハンダを付着させると
共にハンダ付は位置にチップ部品を装着し、この後PC
Bを電気炉で加熱してクリームハンダを溶融させること
によりチップ部品を固着するようにしたりフローハンダ
付けが知られている。
このようなりフローハンダ付けにおいてクリームハンダ
をPCBに塗布する方法としては、従来より、密閉容器
内に充填されたクリームハンダをノズルから吐出させて
所定位置にクリームハンダを塗布するデイスペンサ方式
と、所要のハンダ付はパターンに形成されたメタルマス
クをPCBに密着させた状態でハンダを付着させること
により、ハンダをPCBに選択的に印刷する印刷方式の
二種類の方法が提供されているが、特にクリームハンダ
の供給量を多(して厚く塗布する必要がある場合や、既
にチップ部品が装着された凹凸状のPCBにクリームハ
ンダを塗布する必要がある場合には専らデイスペンサ方
式が用いられていた。
そして、上述のデイスペンサ方式によりPCBにハンダ
塗布を行うに際して、特に複数箇所にハンダを塗布する
必要がある場合には、塗布時間の短縮のため、複数のデ
イスペンサを用意して塗布を同時に行うか、あるいは第
12図に示すようにシリンジlの先端に多数のノズル2
を備えたマルチノズル式のデイスペンサを用意して、シ
リンジ1内に充填されるクリームハンダを各ノズル2か
ら同時に吐出させて塗布を行うようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように多数のデイスペンサを用い
て多点塗布する方法にあっては、塗布箇所が数十箇所に
も及ぶような場合には設備費との兼ね合い等から列置そ
のような数のデイスペンサを用意することはできず、結
局何本かのデイスペンサによってクリームハンダを順次
所要量づつ塗布することになり塗布時間の長時間化が避
けられなかった。
また、マルチノズル式のデイスペンサを用いる場合は、
シリンジl内に充填されたクリームハンダが各ノズル2
の口径に応じて分配されてPCBに同時に供給されるこ
とになるが、実際にはノズル詰まりの発生などによって
各ノズル2の吐出抵抗が変動するため、各々のノズル2
からのハンダ吐出mが安定せず塗布量のバラツキが大き
くなるという欠点がある。また、ノズル2の本数も一度
に吐出可能なりリームハンダの量や吐出圧との兼ね合い
から現実的には10本程度が限界で、それ以上の塗布箇
所に対応することは不可能であった。
これらの欠点を解決せんとしてメタルマスクを用いる印
刷方式においてメタルマスクの肉厚を厚くしてクリーム
ハンダ塗布量の増大を図るという試みも為されたが、期
待されたほどクリームハンダの塗布mは増大せず、また
依然としてメタルマスクを用いる方法ではチップ部品装
着後のPCBにクリームハンダを塗布することができな
いため実用には至らなかった。
この発明は、このような背景の下になされたもので、P
CB等の回路基板の複数の接合剤塗布位置にクリームハ
ンダや接着剤等の糊状接合剤を塗布するに際して、所要
量の画状接合剤を短時間で確実に多点塗布することがで
きる塗布装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、この発明は、PCB等の回
路基板と対向して配設され、上記回路基板と対向する一
方の面と他方の面を貫く複数の貫通孔が形成された塗布
基板と、基端が上記塗布基板の各貫通孔に挿入されて固
定され先端が上記回路基板の各接合剤塗布位置に向かっ
て延びる供給管と、上記塗布基板の他方の面を転動自在
に設けられたローラとから糊状接合剤の塗布装置を構成
した。
[作用] 上記構成の塗布装置を用いて糊状接合剤を塗布するには
、まず塗布基板の他方の面に糊状接合剤を載置し、この
後ローラを塗布基板の他方の面に沿って転動させる。す
ると、糊状接合剤はローラの転動に伴って各供給管に順
次押し込まれ、供給管の先端より回路基板の各接合剤塗
布位置に順次塗布される。
[実施例] 以下、第1図ないし第3図を参照して、本発明の詳細な
説明する。
第1図(a)に示すように本実施例の塗布装置は、既に
チップ部品3a〜3Cが衾若されたプリン1−回路基板
(以下PCBと略称する)3と対向して配設される平板
状の塗布基板4と、該塗布基板4の下面(一方の而)4
a側から突出させて設けられた複数の供給管゛5と、塗
布基板4の上面(他方の面)4b側に配設されたローラ
6とから概略構成されている。
以下詳細を説明すれば、上記塗布基板4は第2図に示す
ようにPCB3よりも僅かに大きく定められ、PCB3
に対して接離自在に設けられると共に、第3図に示すよ
うにその上面4bはクリームハンダの骨管を防止するた
めニッケルメッキ層7で覆われている。また、第1図(
a)及び第2図に示すように、塗布基板4がPGD2と
対向して配設された際にPGD2の各ハンダ塗布位置(
接合剤塗布位置)PIと対回す)位置には塗布基板4の
下面4aと上面4bを貫(複数の貫通孔8が形成されて
いる。
一方、上記各供給管5はいずれもステンレス製の円管で
、第3図に詳細に示すように各供給管5の基端は上記塗
布基板4の各貫通孔8に嵌装されて固着され、各基端の
口元は上記ニッケルメッキ層7と共に一体的に面取りさ
れている。また、各供給管5の先端は塗布基板4の下面
4aから下方に向かって一直線状に延び、塗布基板4が
PGD2と対向して配設された際にそれぞれの口元が各
接合剤位置P1の近傍に位置するようになっている。そ
して、各供給管5の先端口元には当該供給管5の先端開
口径を小さくする絞り口9が形成されている。
また、第1図(a)及び第2図に示すように上記ローラ
6は塗布基板4とほぼ同一幅に形成された円筒状のウレ
タンロール6aの中心に鋼棒6bを挿通してなるもので
、鋼棒6bの手前側の端部が図示せぬ移動機構に回転自
在に支持されて塗布基板4の長手方向に移動自在とされ
ている。そして第2図に示すように鋼棒6bの他端部に
はピニオンギヤ10が嵌装されており、上記塗布基板4
の長手方向に沿って配設されたラック11と噛み合わさ
れて、ウレタンロール6aをその移動に伴って鋼棒6b
の回りに回転させるようになっている。
以上のように構成された塗布装置を用いてPGD2の各
ハンダ塗布位置P1にクリームハンダを塗布するには、
まず第1図(a)に示すようにローラ6を塗布基板4の
一端(図では右端)に位置させた状態で塗布基板4をP
GD2と対向する位置に配置する。続いて塗布基板4の
上面4bに、PGD2のすべてのハンダ塗布位置p1に
塗布するに十分足りる量のクリームハンダ12を載置し
、この後、第1図(b)に示すようにローラ6を塗布基
板4の一端から他端まで一定速度で移動させる。すると
、ウレタンロール6aはピニオンギヤ10とラック11
の噛み合いによって軸線回りに反時計方向に回転しつつ
塗布基板4の上面4bを左方に移動し、これにより第3
図に示すようにクリームハンダ12はウレタンロール6
aの回転に伴って順次供給管5の内部に押し込まれ、さ
らにウレタンロール6a周面から与えられる圧力により
供給管5の絞り口9から吐出させられてPGD2の接合
剤塗布位置P1に供給される。従ってローラ6が塗布基
板4の他端に達するまでにPGD2のすべての接合剤塗
布位置PIにクリームハンダ12が塗布され、この後第
1図(C)に示すようにPGD2を塗布基板4から離脱
させればクリームハンダ12の塗布が完了してPGD2
が後工程へと送られる。
このように本実施例の塗布装置にあっては、ローラ6の
一回の移動でPGD2の各ハンダ塗布位置P1にクリー
ムハンダ12が塗布されるため、塗布時間は従来のデイ
スペンサ方式に比して大幅に短縮される。ちなみに本実
施例の塗布装置を用いた場合の塗布時間を従来のデイス
ペンサ方式の場合のそれと比較する実験を行ったところ
、供試PO3上の70箇所に及ぶハンダ塗布位置を本実
施例の塗布装置は僅か4秒で塗布できたのに対し、デイ
スペンサを用いた場合にはすべての塗布を完了するまで
70秒を要した。
また、本実施例の塗布装置にあっては、各供給管5にウ
レタンロール6aの周面から独立して吐出圧がかけられ
るので各々の供給管5のハンダ吐出mは他の供給管5の
影響を受けずに安定し、それぞれの口径に見合った量の
クリームハンダ12が確実に各ハンダ塗布位置PIに塗
布される。
ここで、以上の説明ではクリームハンダ12の塗布mが
原則として供給管5の口径で決定されるものとして説明
したが、本実施例の塗布装置ではこの他にも塗布量を左
右する条件が幾つか存在し、以下順を追って説明する。
まず、供給管5の口径が同一であっても、基端側の口元
を第3図に示すように面取りするか、あるいはザグリ加
工により拡径したものは、これらの処理を行わない直線
状のものに比して内部に押し込まれるクリームハンダ1
2のmが増加し塗布量が多くなる。
また、塗布量はウレタンロール6aの周面と塗布基板4
の上面4bとの間の相対すべり量によっても左右される
。すなわち、第2図に示すようにウレタンロール6aの
回転はその移動に伴ってピニオンギヤ10とラック11
との噛み合いが進行することで生じるものであるから、
ピニオンギヤ10のピッチ円直径d、とウレタンロール
6aの直径d、とが異なる場合にはウレタンロール6a
の周速はウレタンロール6aの移動速度と一致せず、ウ
レタンロール6aの周面と塗布基板4の上面/lbとの
間にはすべりが発生することになる。
そして、第2図に示すようにピニオンギヤ10のピッチ
円直径d、よりウレタンロール6aの直径d、が小さい
場合には、ウレタンロール6aはその回転方向(第3図
において矢印Y1方向)にすべりつつ塗布基板4上を移
動し、これによりクリームハンダ12がより多く供給管
5内に押し込まれて塗布量が増大する。反対にピニオン
ギヤ10のピッチ円直径d1よりもウレタンロール6a
の直径が小さい場合にはウレタンロール6aはその回転
方向と逆向きにすべりつつ塗布基板4上を移動し、これ
により供給管5内部へのクリームハンダ12の充填が妨
げられて塗布mが減少する。
そして上記の条件以外にも、ウレタンロール6aの周面
と塗布基板4の上面4bとの間の血圧やウレタンロール
6aの移動速度、あるいは塗布基板4の上面4bの面粗
度、さらにはクリームハンダ12の粘度や環境温度によ
っても塗布mは左右され、従って本実施例の塗布装置に
あっては、以上の条件と塗布mとの定m的関係をつかん
でおけばPCl33の各ハンダ塗布位置P1に塗布され
るクリームハンダ12のmをより精度良(所要の塗布m
と一致させることができる。
次に、上記実施例についての幾つかの変形例を第4図な
いし第9図を参照して順次説明する。
第4図<a>〜第4図(j)は供給管の種々の変形例を
示すものである。第4図(a)に示す変形例は単純な中
空円筒状の供給管5を貫通孔8に固着しただけのもので
あり、市販の管材を切断することにより容易に作成でき
るという利点がある。
これに対し第4図(b)に示す変形例は供給管5の基端
に面取り加工を施したもので、このような形状にするこ
とにより上述の実施例で述べたようにハンダ塗布量の増
加を図ることができる。これと同様の効果を図ったもの
が第4図(C)に示す変形例で、この変形例は貫通孔8
の口元にざぐり加工を施すことによって供給管5の基端
口元部分を拡径させて供給管5内に押し込まれるクリー
ムハンダのmの増加を図っている。そして、これらの変
形例をさらに改良したものが第4図(d)ないし第4図
(e)に示す変形例で、これらの変形例は上述の実施例
(第3図参照)にも見られたように、供給管5の先端に
間口径を小さくする絞り口9が形成されており、このよ
うな絞り口9を設けることにより供給管5の先端からの
クリームハンダの離れが良くなるという効果が得られる
また、第4図(f)に示す変形例は、PCBのハンダ塗
布位置の形状が楕円状に形成されている場合に、これに
合わせて供給管5の断面を楕円状に形成したものであり
、このように本発明の塗布装置にあってはハンダ塗布箇
所の形状に合わせて供給管5の断面形状を変更すること
で異形塗布にも容易に対応できる。
さらに、第4図(g)及び第4図(h)に示す変形例は
、それぞれ供給管5の先端をPCB3に対して斜め方向
に切り欠くかあるいは角形にぬすむことによって供給管
5の口元を側方に開放させたものであり、これらの供給
管5にあっては、先端の開放された側を、PCB上に仮
止めされた部品とPCBとの接合部に対向させてハンダ
を吐出させることにより、上記接合部の周囲にノ\ンダ
を盛り付けることができる。また、これらの変形例は、
単純な中空円筒状をなす供給管5を対象とするものに止
どまらず、第4図(i)に示すように、既に説明した供
給管5の基端側に面取りを施すと共に先端に絞り口9を
設けたもの(第4図(d)参照)と併せて実施すること
も当然に可能である。
そして第4図(j)に示す変形例は、特にPCBにリー
ド線付き部品を装着した後にクリームハンダを塗布する
場合に好適な変形例で、この変形例は供給管5の先端を
拡径させることによって供給管5の内部にPC,B3か
ら突出するリード線付き部品のリード13を挿入させ、
この状態でクリームハンダを吐出させることによりリー
ド13に邪魔されることなく供給管5をPCB3に接近
させてリード13の周囲にクリームハンダを塗布できる
ようになっている。
このように上述の構成の塗布装置にあっては、供給管5
の形状を変形することにより、種々の塗布形態に容易に
対応することができる。
次に、第5図ないし第8図を参照してローラの移動に関
する種々の変形例を説明する。
第5図(a)〜第5図(d)に示す変形例は単一のロー
ラ6を往復移動させて塗布を行うようにしたもので、こ
の変形例ではローラ6は塗布基板4の上面4bに対して
昇降自在に設けられている。
このようなローラ6を備えた塗布装置にあっては、まず
第5図(a)に示すように塗布基板4の上面4bにクリ
ームハンダ12を載置し、ついで第5図(b)に示すよ
うにローラ6を塗布基板4の上面4bの右端から左端に
向がって移動させてPCBにクリームハンダ12を塗布
させる。このようにして塗布が終了したら、第5図(C
)に示すようにローラ6を塗布基板4の上面4bから上
昇させると共に残余のクリームハンダ12をまたぐよう
にして水平方向に移動させ、この後再度塗布基板4の上
面に下降させてクリームハンダ12の反対側に移動させ
る。そして、この後クリームハンダ12の塗布されたP
CBを新たなPCBと差し替え、第5図(d)に示すよ
うにローラ6を塗布人(板4の右端に向けて移動させれ
ば新たなPCBにクリームハンダ12が塗布される。以
上のように、この変形例の塗布装置ではローラ6が塗布
基板4上を往復動じて塗布が繰り返されるのでハンダ塗
布効率の向上を図ることができる。
また、第6図(a)〜第6図(d)に示す変形例は塗布
基板4の長手方向に沿って2個のローラ14.15を並
設したものであり、これら各ローラ14.15は、上述
の実施例と同様に自身の軸線回りに回転自在、かつ塗布
基板4の長手方向に沿って移動自在に設けられると共に
、塗布基板4の上面4bに対して昇降自在に設けられて
いる。
そして、このような構成のローラ14.15を備えた塗
布装置にあっては、まず第6図(a)に示すように右側
のローラ14を塗布基板4の上面4bに密着させ左側の
ローラ15を離間させた状態で各ローラ14.15を塗
布基板4の左端に向かって移動させてクリームハンダ1
2の塗布を行う。
ついで、第6図(b)に示すように右側のローラ14を
塗布基板4から離間させると共に左側のローラ15を密
着させ、この後第6図(C)に示すように各ローラ14
.15を塗布基板4の右端に向かって移動させて塗布を
行い、そして再び第6図(d)に示すように各ローラ1
4.15をそれぞれ塗布基板4に対して密着、離間させ
、以下同様手順を繰り返してクリームハンダ12(7)
塗布を続行する。このように本変形例では単一ローラ6
の場合に比して往復動作の切換時にローラ14.15の
水平動作が不要となり、また各ローラ14.15の上昇
下降動作も同時に行われるために切換時間が短縮され、
より一層の効率化が図れる。
そして、第7図(a)〜第7図(d)に示す変形例は上
述の単一ローラ6に、該ローラ6と同一幅に形成された
平板状のスクレーバ16を並設したものであり、上記ス
クレーパ16はローラ6と共に塗布基板4の長平方向に
沿って移動自在、かつ塗布基板4の上面4bに対して昇
降自在に設けられている。そして、このようなスクレー
パ16を6iffえた塗布装置にあっては、第7図(a
)に示すようにローラ6を塗布基板4の上面4bに密着
させると共にスクレーパ16を上面4bの上方に待機さ
せた状態で、第7図(b)に示すようにローラ6を塗布
基板4の右端から左端まで移動させることによりクリー
ムハンダ12を塗布を行う。
ついで、第7図(C)に示すようにローラ6を上昇させ
ると共にスクレーバ16を塗布基板4の近傍まで下降さ
せた後、スクレーバ16を塗布基板4の右端に向けて移
動させることによりクリームハンダ12を塗布基板4の
上面4bに均一に広げる。そして、第7図(d)に示す
ようにローラ6を再び下降させると共にスクレーバ16
を上昇させ、以下同様手順の繰り返しでクリームハンダ
12の塗布を続行する。このように本変形例では一回の
ハンダ塗布後、次回のハンダ塗布に移行する際に、スク
レーバ16がローラ6によって塗布基板4の端部に寄せ
集められたクリームハンダ12を上面4b全体に均一に
広げるため、繰り返しハンダ塗布を行う場合でも塗布基
板4の各供給管5周囲におけるクリームハンダ12の部
分的な不足が発生ぜず、PCBに塗布されるクリームハ
ンダ12の量のバラツキが長期に渡って防止される。
また、第8図(a)に示す変形例はローラ6の両端に該
ローラ6の進行方向に突出するフッ素樹脂製のハンダ案
内部材17を配設したものである。
このようなハンダ案内部材17が設けられた塗布装置に
あっては、ローラ6の移動に伴いクリームハンダ12が
ローラ6の両端に向かって広がっても案内部材17によ
ってせき止められてローラ6両端からの逃げが防止され
るため、クリームハンダ12の無駄な消費が生じない。
なお、ハンダ案内部材17は単一のローラ6による塗布
装置に限らす1夏数のローラによる塗布装置でも適用で
きる。
例えば第8図(b)に示すように2個のローラ14.1
5が並設された塗布装置(第6図参照)の場合には、ハ
ンダ案内部材17をT字状に形成して各ローラ14.1
5の隙間を閉塞するように配置すれば良い。
なお、以上説明した実施例及び各変形例では塗布装置の
使用される塗布工程とPCBへの部品取付工程との関連
を明確にしていないが、その一般的な例を示せば、第9
図(a)に示すようにまず1) CB 3のハンダ塗布
位置P1にクリームハンダ12を塗布し、この後第9図
(b)に示すようにPCB3にコイル18等のリード付
き部品を装着して電気炉で加熱することができる。また
第1O図(a)に示すように、既にコイル18等のリー
ド付き部品が装着されたPCB3に枠足19を取り付け
る際に、先端が切り欠かれた供給管5(第4図(g)参
照)を用いて枠足19の接合部周囲にクリームハンダ1
2を盛り付け、この後PCB3を電気炉で加熱して第1
0図(b)に示すように枠足19を固着さぜることも′
でき、さらには第11図(a)に示すようにPCB3か
らリード20aが突き出すような部品20を先に仮止め
する場合でも、先端が拡径された供給管5(第4図(j
)参照)を用いてリード20aを供給管5の内部に挿入
させた状態でクリームハンダ12を塗布し、この後PC
B3を電気炉で加熱するといったこともできる。
また、以上の実施例や各変形例では特にクリームハンダ
をPCBに塗布する場合について説明しているが、本発
明の塗布装置にあってはこれに限らずチップ部品をPC
Bに仮止めするための接着剤など、あらゆる種類の糊状
接合剤の塗布に適用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の塗布装置にあっては、
ローラの一回の転動により糊状接合剤が各供給管の先端
から回路基板の各接合剤塗布位置に塗布されるので、接
合剤塗布位置が数十箇所に及ぶような場合でも極めて短
時間に塗布を完了することができる。そして、各供給管
にローラの周面から独立して吐出圧がかけられるので各
々の供給管からの糊状接合剤の吐出惰は他の供給管の影
響を受けずに安定し、所要量の糊状接合剤が確実に回路
基板の各接合剤塗布位置に塗布される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す図で、第
1図(a)ないし第1図(c)はその構成及びその塗布
手順を示す図、第2図はその平面図で、第3図はその供
給管近傍の拡大図、第4図ないし第8図は本発明の一実
施例の変形例を示す図で、第4図(a)ないし第4図(
j)は供給管形状の変形例を示す図、第5図(a)ない
し第5図(d)は単一ローラの場合の塗布手順を示す図
、第6図(a)ないし第6図(d)は複数ローラの場合
の塗布手順を示す図、第7図(a)ないし第7図(、J
)はスクレーバを並設した場合の塗布手順を示す図、第
8図(a)ないし第8図(b) 。 −ラの両端にハンダ案内部材を設けた変形例を示す図、
第9図ないし第11図は本発明の一実施例を用いたハン
ダ塗布とPCBへの部品装着との順序を示す図で、第9
図(a)ないし第9図(b)はハンダ塗布後にリード付
き部品等を装着する際の手順を示す図、第10図(a)
ないし第1O図(b)はPCBに枠足を取り付ける際の
手順を示す図、第11図(a)ないし第11図(b)は
PCBにリード付き部品を先に仮止めした後にハンダ付
けする際の手順を示す図、そして第12図は従来のマル
チノズル式デイスペンサの構成を示す図である。 3・・・・・プリント回路基板、4・・・・・・塗布基
板、4a・・・・・・下面(一方の面)、4b・・・・
・・上面(他方の而)、5・・・・・供給管、6.14
.15・・・・・・ローラ、8・・・・・・貫通孔、1
2・・・・・・クリームハンダ(糊状接合剤)、Pi・
・・・・・ハンダ塗布位置(接合剤塗布位置)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  回路基板と該回路基板に装着される部品とを固着する
    糊状接合剤を、前記回路基板の複数の接合剤塗布位置に
    塗布する糊状接合剤の塗布装置であって、前記回路基板
    と対向して配設され、前記回路基板と対向する一方の面
    と他方の面を貫く複数の貫通孔が形成された塗布基板と
    、基端が前記塗布基板の前記各貫通孔に挿入されて固定
    され先端が前記回路基板の各接合剤塗布位置に向かって
    延びる供給管と、前記塗布基板の他方の面を転動自在に
    設けられたローラとを具備してなることを特徴とする糊
    状接合剤の塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59130561A (ja) * 1983-01-17 1984-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd チツプ形電子部品の接着剤塗布装置
JPS63119977A (ja) * 1986-11-06 1988-05-24 Casio Comput Co Ltd 高粘度クリ−ムハンダの印刷装置

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