JPH0296614A - ロータリエンコーダ - Google Patents

ロータリエンコーダ

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Publication number
JPH0296614A
JPH0296614A JP25021688A JP25021688A JPH0296614A JP H0296614 A JPH0296614 A JP H0296614A JP 25021688 A JP25021688 A JP 25021688A JP 25021688 A JP25021688 A JP 25021688A JP H0296614 A JPH0296614 A JP H0296614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
code plate
bearing
receiving groove
thrust bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP25021688A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Okuya
奥谷 憲男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25021688A priority Critical patent/JPH0296614A/ja
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  • Optical Transform (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はロータリエンコーダに関し、特に高速回転型の
光学式ロータリエンコーダに関する。
従来の技術 従来から、高速回転型のエンコーダとしては、例えば6
000r、p、■、程度の回転速度に対応し得るものが
実用化されている。その−構成例は、第5図に示すよう
に、測定軸を挿通可能な中空回転軸21の端部にスリッ
トを規則的に形成したコード板22を固定し、この中空
回転軸21を一対の玉軸受23を介して支持部材24に
て回転自在に支持し、かつこの支持部材24にコード板
22を間に挟んで投光部と受光部を有する検出器25を
設置して構成されている。
上記のように回転軸21として中空回転軸を用いると、
玉軸受23の径が大きくなり、それだけ高速回転に対応
するのが困難になりかつコスト高となる。それにもかか
わらず、中空回転軸を用いる理由は、回転軸21として
中実軸を用いると、測定軸の軸端にカップリングを用い
てエンコーダを接続する必要があり、大きなスペースが
必要となり、また高速回転に対応するには極めて高精度
に軸心を一致させないと振動を発生する危険性があり、
さらにカップリングにサーボ駆動による加減速時の加速
度に耐える剛性を持たせる必要がある等の問題を生ずる
ためである。
発明が解決しようとする課題 ところで、例えば精密加工分野においては近年益々高速
かつ高精度の加工が要求されてきており、そのためさら
に高速の回転に対応できるロータリエンコーダが求めら
れるようになって来た。
しかし、上記理由から径の大きな玉軸受を用いる必要が
あるため、さらに高速の数カr、ρ、m、というような
高速回転に対応できる玉軸受を得るのは困難でありかつ
極めて高価なものになるという問題がある。
そこで、第3図及び第4図に示すように、高速回転用の
軸受として知られている気体軸受7を適用することが考
えられる。即ち、中空回転軸1と支持部材10の嵌合部
に、ラジアル軸受部8とその両端に連続する一対のスラ
スト軸受部9a、9bを有する断面形状略コ字状の気体
軸受7を形成し、前記ラジアル軸受部8及びスラスト軸
受部9a、9bにそれぞれ高圧気体をオリフィスを介し
て供給し、この気体軸受7にてコード板4を回転自在に
支持することが考えられる。
しかし、このような気体軸受を用いると、コード板4側
に位置するスラスト軸受部9aから流出した気体が、第
4図に矢印Aで示すようにコード板4に当たり、気体に
含まれている塵やオイル粒子等がコード板4に付着し、
長期使用する間にコード板4にlηれを発生し、検出エ
ラーの原因になるという問題がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、気体軸受にて高速回
転に対応でき、しかもコード板の汚れを防止したロータ
リエンコーダを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、コード板を固定
した回転軸を気体軸受にて回転自在に支持し、前記コー
ド板側に開放される気体軸受の開放端部に環状の気体受
入溝を形成するとともに、この気体受入溝を外部空間に
連通ずる排気孔を設けたことを特徴とする。
又、コード板を固定した回転軸を、ラジアル軸受部と、
その両端に連続した一対のスラスト軸受部を備えた気体
軸受にて回転自在に支持し、前記コード板側に位置する
スラスト軸受部の軸受剛性を外部空間側に位置するスラ
スト軸受部の軸受剛性よりも小さくしてもよく、この場
合にさらにコード板側に位置するスラスト軸受部の開放
端部に環状の気体受入溝を形成するとともに、この気体
受入溝を外部空間に連通ずる排気孔を設けるとよい。
さらに、好ましくは検出部として、レーザ光源からコー
ド板にレーザ光を照射し、コード板に規則的に形成され
たスリットにより生じたフラウンホーファ回折像の明暗
縞をスリットを介して光検出器に照射するように構成さ
れたレーザ方式のものが用いられる。
作   用 本発明によると、コード板側に開放される気体軸受の開
放端部に環状の気体受入溝を形成しているので、コード
板側に流出する気体はこの受入溝に入り、そのまま排気
孔を通って外部空間に排出されるため、コード板に軸受
用の気体流が触れることはなく、気体流に含まれている
塵やオイル粒子がコード板に付着して検出エラーを発生
するという恐れを無くすことができる。
又、コード板側に位置するスラスト軸受部の軸受剛性を
外部空間側に位置するスラスト軸受部の軸受剛性よりも
小さくすることにより、コード板側のスラスト軸受部の
間隙を、外部空間側のスラスト軸受部の間隙より狭くで
き、温度変化による間隙の変化や加工寸法誤差を十分吸
収できる大きさの間隙を全体として確保しながら、コー
ド板側に流れる気体流を少なくしてコード板の気体流に
よる汚れを軽減することができる。
さらに、検出部をレーザ方式にしてフラウンホーファ回
折による幅の狭いビーム状の明暗縞を検出するようにす
れば、コード板の両面に比較的大きな間隙を設けること
ができ、そのため気体軸受の間隙に対応する分コード板
が板厚方向に変位しても接触によりエンコーダが破損す
るというような恐れもない。
実  施  例 以下、本発明の一実施例を第1図及び第3図に基づいて
説明する。
第1図において、lは、測定軸(図示せず)を挿通ずる
円筒穴2を形成された中空軸から成る回転軸であり、そ
の中間部外周にコード板4の支持フランジ3が設けられ
ている。この支持フランジ3の一面は受は面3aとなっ
ており、コード板4の内周部が載置支持され、かつコー
ド板4の内周縁が接@剤5にて支持フランジ3に固着さ
れている。6は、前記コード板4を前記受は面3aとの
間で挟持する弾性挟圧片であり、ばね板からなる環状板
の内周から複数の舌片6aが突設されており、この舌片
6aが弾性変形した状態で回転軸1の外周面に係止し、
その弾性復元力によってコード板4を挟圧している。
前記回転軸1は、気体軸受7を介して支持部材10にて
回転自在に支持されている。この気体軸受7は、ラジア
ル軸受部8とその両端に連続する一対のスラスト軸受部
9a、9bを備えた断面形状略コ字状に形成されている
。支持部材10には図示しない高圧気体源に接続された
高圧気体供給通路11が形成され、各軸受部8.9a、
9bにそれぞれオリフィス12.13a、及び+3bと
13cを介して高圧気体を供給するように構成されてい
る。コード板4例のスラスト軸受部9aの開放端部には
、環状の気体受入溝14が形成され、か一つ支持部材l
Oに、一端が気体受入溝14に臨み、他端が外部空間に
臨む排気孔15が形成されている。更に、上記のように
コード板4側に位置するスラスト軸受部9aには1つの
オリフィス13aを介して高圧気体を供給し、外部空間
側に位置するスラスト軸受部9bには2つのオリフィス
13bと13cを介してそれぞれ高圧気体を供給するよ
うに構成し、コード板4側のスラスト軸受部9aの軸受
剛性を外部空間側のスラスト軸受部9bの軸受剛性より
小さくし、コード板4例のスラスト軸受部9aの軸受間
隙を小さくしてコード板4側に流出する気体を少な(し
ている、また、前記各オリフィス8.93〜9cの開口
端には、それぞれ各軸受部の全周に均一に気体が供給さ
れるように環状溝16.17a〜17cが形成されてい
る。
前記支持部材10には、第3図に示すように、コード板
4の回転位置を検出する検出器1日が配設されている。
この検出器18は、レーザ光源からコード板4にレーザ
光を照射し、コード仮4に規則的に形成されたスリット
により生じたフラウンホーファ回折像の明暗縞をスリッ
トを介して光検出素子に照射するように構成されている
次に動作を説明する。回転軸Iに挿通固定した測定軸が
回転すると、それに伴って回転#+1が回転し、その際
回転軸lが気体軸受7を介して支持部材10で支持され
ているので、1万r、 p、m、以上の回転速度にも適
応でき、しがち回転むらを生ずることなく円滑に回転す
る。さらに、コード板4側のスラスト軸受部9aの開放
端から流出しようとする気体は、気体受入溝14内に捕
集されて排出孔15から外部空間に放出されるので、軸
受用気体がコード板4に当たり、軸受用気体に含まれて
いる塵やオイル粒子等によってツー1′仮4が汚される
恐れがなく、コード板4の汚れによる検出エラーを防止
できる。さらに、コード板4例のスラスト軸受部9aの
軸受剛性を外部空間側のスラスト軸受部9bの軸受剛性
よりも小さくして、コード板4側への気体流出量を少な
くすると、コード板4への気体の流出をより確実に防止
できる。
測定軸の回転位置及び回転速度の検出はコード板4が回
転軸lとともに回転することによって検出器18にて行
われる。この検出器18はレーザ方式であり、レーザ光
のフラウンホーファ回折による幅の狭いビーム状の明暗
縞を検出するようにしているので、コード板4の両面に
比較的大きな間隙を設けても確実にエラーのない位置検
出が可能である。そのため、気体軸受7の軸受間隙のた
めに、コード板4が板厚方向に変位してもコード板4と
検出器11の接触によりエンコーダが破損するというよ
うな恐れもない。
上記第1実施例では、気体受入溝14及び排気孔15を
設けて軸受用気体を外部空間に排出する手段を設けると
ともに、コード板4例のスラスト軸受9aの軸受剛性を
小さくしてコード板4側に流出する気体量を少なくする
手段を設けた例を示したが、いずれか一方の手段のみを
設けた構成としてもよい。
また、上記冥施例では、コード板4側のスラスト軸受部
9aの軸受剛性を外部空間側のスラスト軸受部9bの軸
受剛性より小さくするのに、高圧気体を供給するオリフ
ィスの数を変えた例を示したが、第2図に示すように、
軸受部の面積を変えてもよい。即ち、第2図の実施例で
は、コード板4例のスラスト軸受部9aの外径に対して
外部空間側のスラスト軸受部9bの外径を大きく設定し
てその軸受面積を大きくすることによって、軸受剛性を
大きくしている。
発明の効果 本発明のロータリエンコーダによれば、以上の説明から
明らかなように、気体軸受にて回転軸を支持しているの
で、高速回転に対応できるとともに、回転むらを発生す
ることがなく、高速回転を精度よく検出することができ
、しかも気体軸受からコード板側に流出する気体が気体
受入溝に入り、そのまま排気孔を通って外部空間に排出
されるため、コード板に軸受用の気体流が触れることは
なく、気体流に含まれている塵やオイル粒子がコード板
に付着して検出エラーを発生するという恐れを無くすこ
とができる。
又、コード板側に位置するスラスト軸受部の軸受剛性を
外部空間側に位置するスラスト軸受部の軸受剛性よりも
小さくしてコード板側のスラスト軸受部の間隙を、外部
空間側よりコード板側が狭くなるようにすることにより
、温度変化による間隙の変化や加工寸法誤差を十分吸収
できる大きさの間隙を全体として確保しながら、コード
板側に流れる気体流を少なくしてコード板の気体流によ
る汚れを軽減し、同様の効果を発揮することができる。
さらに、検出部をレーザ方式にしてフラウンホーファ回
折による幅の狭いビーム状の明暗縞を検出するようにす
れば、コード板の両面に比較的大きな間隙を設けること
ができ、そのため気体軸受の軸受間隙のためにコード板
が板厚方向に変位しても接触によりエンコーダが破損す
るというような恐れもない等、大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部の縦断正面図、第2
図は本発明の第2実施例の要部の縦断正面図、第3図は
気体軸受を用いたロータリエンコーダの全体構成を示す
縦断正面図、第4図は同要部の縦断正面図、第5図は従
来例の縦断正面図である。 1・・・・・・回転軸、4・・・・・・コード板、7・
・・・・・気体軸受、8・・・・・・ラジアル軸受部、
9a、9b・・・・・・スラスト軸受部、10・・・・
−・支持部材、14・・・・・・気体受入溝、15・・
・・・・排気孔、18・・・・・・検出器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コード板を固定した回転軸を気体軸受にて回転自
    在に支持し、前記コード板側に開放される気体軸受の開
    放端部に環状の気体受入溝を形成するとともに、この気
    体受入溝を外部空間に連通する排気孔を設けたことを特
    徴とするロータリエンコーダ。
  2. (2)コード板を固定した回転軸を、ラジアル軸受部と
    、その両端に連続した一対のスラスト軸受部を備えた気
    体軸受にて回転自在に支持し、前記コード板側に位置す
    るスラスト軸受部の軸受剛性を外部空間側に位置するス
    ラスト軸受部の軸受剛性よりも小さくしたことを特徴と
    するロータリエンコーダ。
  3. (3)コード板側に位置するスラスト軸受部の開放端部
    に環状の気体受入溝を形成するとともに、この気体受入
    溝を外部空間に連通する排気孔を設けたことを特徴とす
    る請求項2記載のロータリエンコーダ。
  4. (4)レーザ光源からコード板にレーザ光を照射し、コ
    ード板に規則的に形成されたスリットにより生じたフラ
    ウンホーファ回折像の明暗縞をスリットを介して光検出
    器に照射するようにした検出部を備えている請求項1、
    2、又は3記載のロータリエンコーダ。
JP25021688A 1988-10-04 1988-10-04 ロータリエンコーダ Pending JPH0296614A (ja)

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JP25021688A JPH0296614A (ja) 1988-10-04 1988-10-04 ロータリエンコーダ

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JP25021688A JPH0296614A (ja) 1988-10-04 1988-10-04 ロータリエンコーダ

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JPH0296614A true JPH0296614A (ja) 1990-04-09

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JP25021688A Pending JPH0296614A (ja) 1988-10-04 1988-10-04 ロータリエンコーダ

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JP (1) JPH0296614A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139586A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転角度検出装置
JP2009063109A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Ntn Corp ロータリエンコーダのシャフト支持構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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