JPH0276604A - 非接触形スピンドル - Google Patents

非接触形スピンドル

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Publication number
JPH0276604A
JPH0276604A JP22941988A JP22941988A JPH0276604A JP H0276604 A JPH0276604 A JP H0276604A JP 22941988 A JP22941988 A JP 22941988A JP 22941988 A JP22941988 A JP 22941988A JP H0276604 A JPH0276604 A JP H0276604A
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JP
Japan
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cylinder
piston
pressure
piston shaft
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP22941988A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Kajita
敏治 梶田
Masayuki Suzuki
雅之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0276604A publication Critical patent/JPH0276604A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は軸部が非接触で回転および軸方向移動が可能な
スピンドル装置に関し、特に測定器や超精密加工機の回
転形芯押し台その他各種機械加工装置の主軸等に有用な
非接触形スピンドルに関する。
〔従来技術] 従来から回転軸を流体の静圧を利用して非接触で支持す
る静圧スピンドルが知られている。従来の静圧スピンド
ルの一例としては、ハウジングの両端内周部に空気軸受
部を形成してラジアル方向に軸を浮上支持すると共に軸
にフランジを形成し、このフランジの端面をハウジング
の装部ではさむようにしてこの間に加圧空気を導入し、
軸方向支持をして非接触状態で支持したものがある。こ
のものは単に軸を回転可能に支持するものであり、軸方
向の押付は力を付与するため静圧支持のまま軸方向に移
動させる場合は、軸端に別途ピストン・シリンダ装置を
付加するか、ハウジング自体を軸方向にスライドさせて
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の静圧軸受スピンドルは回転支持のみであ
って、この部分では無摩擦、高精度の支持が得られるも
のの、軸方向の移動を得るために回転軸に通常のピスト
ン・シリンダ装置を取り付けると、ピストンのシール部
分(ピストン軸−シリンダ端部間、ピストン−シリンダ
内壁間)ですべり接触があり、この部分の摩擦のため静
圧スピンドルの非接触機能が損なわれることになる。セ
ンタ装置に限ってみると、デッドセンタはセンタ受部先
端で摩擦が生じるのでセンタ受部に潤滑剤をきらさない
ようにしなければならず、回転センタでは回転支持部分
でのころがり摩擦および回転精度、軸芯精度の点で問題
がある。
本発明は、軸の回転支持部分および軸方向移動機構部の
両方を非接触構造とし、長寿命かつ高精度で、発熱等の
問題もなく、全体もコンパクトに構成し得る非接触形ス
ピンドルを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による非接触形スピンドルは、シリンダと、該シ
リンダの内面に遊嵌するピストンと、該ピストンから延
びるピストン軸とを有し、前記シリンダの少なくとも一
方の端部の内周部に、前記ピストン軸を非接触で支持す
る静圧流体軸受部が設けられ、前記ピストンの外面と前
記シリンダの内面との間及び前記シリンダと前記静圧流
体軸受部との間に微少隙間による非接触シール部が形成
され、前記シリンダ室の少なくとも一方に流体圧を付与
し前記ピストン軸を軸方向に移動させる流体供給口が設
けられて成るものである。
〔作用〕
本発明においてはピストン軸がそのままスピンドル軸と
なり、シリンダがスピンドルハウジングを兼ねる。シリ
ンダに絞り形あるいは多孔質形の静圧軸受を設けてピス
トン軸全体の非接触回転支持とし、ピストンの入るシリ
ンダの内周壁とピストン外周部の間の隙間およびシリン
ダ室から流体軸受部に至る部分の隙間を非接触シール部
とする。
シリンダ室に設けた押付は圧供給口、戻し圧供給口から
の給排圧によりピストン軸を軸方向に移動させる。ある
いはシリンダ室の一方にのみ流体圧力供給口を設けた場
合は適当なばね手段によってピストン軸を戻し動作させ
る。流体圧によるピストン軸の移動力は、ピストンとシ
リンダの接触摩擦がないためシリンダへの供給圧力×ピ
ストン投影面積で求まるので、圧力管理のみで正確なピ
ストン軸の移動力、押付は力のコントロールが可能とな
る。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例について図面を参照して説明する
図示の実施例は回転形芯押し台として構成した例である
0両端が開口したシリンダlにピストン軸2が貫通して
設けられ、ピストン軸2の中途部に形成されたピストン
3がシリンダ室4内に収納されている。シリンダ1には
ピストン両側のシリンダ室4に連通ずるように押付は圧
給気孔5および戻し圧給気孔6が形成されている。シリ
ンダ1の両端内周部には、第1図の実施例では、絞り形
の空気軸受7.8が設けられ、該軸受のノズル7a。
8aから圧縮空気がピストン軸外周に噴出することによ
りピストン軸2はシリンダ1に対して回転可能に浮上支
持される。
ピストン軸2の浮上支持の状態でピストン3の外周部と
シリンダ室4の内周部との間にはわずかな隙間10が形
成され、またシリンダ室4を軸方向に画成しているシリ
ンダ室端壁9の内周部とピストン軸2との間にはわずか
な隙間11が形成され、これによってピストン軸2及び
ピストン3により非接触シールされたシリンダ室4が形
成され、ピストン3はシリンダ1に対して半径方向に完
全に非接触状態に保持される。ピストン軸先端にはセン
タ12が装着されている。
この非接触スピンドルのセンタに対向させて例えば一般
の静圧軸受をもつ駆動側静圧スピンドル(図示省略)を
同芯状に離隔配置し、この間にワーク13を取り付けて
加工、測定等がなされる。
この取り付けの動作はシリンダ1の戻し圧給気孔6に空
気圧を供給してピストン3を後方(センタ12と反対側
)へ後退させ、ワーク13を挿入した後、押付は圧給気
孔5がら空気圧を供給してピストン3したがってセンタ
12を前進させてワーク13を支持する。センタ12の
ワーク押付は力は押付は圧締気孔5が開口するシリンダ
室4の圧力と戻し圧締気孔6が開口するシリンダ室の圧
力差にピストンの受圧面積を掛けたものであり、通常加
圧状態では戻し圧締気孔6が開口するシリンダ室4の圧
力は大気圧とされているので押付は圧締気孔5に供給す
る空気の圧力を調整することにより行われる。反対側の
前記駆動側静圧スピンドルの回転駆動によりワーク13
及びセンタ12を介してピストン軸2およびピストン3
は完全に非接触で回転する。この際ピストン軸2の軸方
向押付は力による摩擦力は伴わない、なお加圧側シリン
ダ室4の空気圧はシリンダ室端壁9とピストン軸2との
隙間11から一部漏出するが、隙間は小さくされている
ので、その漏れは小さく問題とならない。漏出した空気
は空気軸受7,8の間の排気孔14から排出される。
第2図に示す本発明の第2の実施例では、空気軸受7.
8を多孔質形として構成し、またピストン3の移動端で
ピストン端面とシリンダ室端壁9とが金属接触しないよ
うにピストンの両端面に接してピストン軸外周に0リン
グ16.17を設けである。多孔質材1日の内周から噴
出する空気圧によりピストン軸2が浮上支持されること
は第1図の実施例と同しである。ピストン3とシリンダ
室4の内周部との間およびピストン軸2とシリンダ室端
壁内周部との間にわずかな隙間10.11が確保され、
この部分がピストン軸の軸方向移動時の非接触シール部
となる。
第1図、第2図に示す実施例ではシリンダ室4をシリン
ダlの中央におき、その両側にそれぞれ静圧空気軸受部
を設けてピストン軸2の両端を静圧支持するようにした
が、シリンダ室をシリンダ1の片端部(後端)に形成し
、他方の片端部側(先端側)に一対の静圧流体軸受部を
形成してもよい。また第3図に示すように押付は圧締気
孔5および戻し圧締気孔6をもつシリンダ室4をシリン
ダlの後端部に形成し、その先方に軸方向に巾の広い1
体の静圧流体軸受部19を形成し、ピストン3からシリ
ンダ先端側へ延びるピストン軸2をこの1つの静圧流体
軸受部19で静圧支持するようにしてもよい。さらに他
の変形例として、第4図に示すように、押付は圧締気孔
5のみを有するシリンダ室4をシリンダ後端部に形成し
、ピストン3をはさんで該押付は圧締気孔の反対側のシ
リンダ室4aに戻しばね20を設け、ピストン軸2した
がってセンタ12の押出移動を、戻しばね20のばね力
に抗して、押付は圧締気孔5からの空気圧力でもたらし
、センタ12の後退移動時は押付は圧締気孔5の空気圧
を減圧ないし解放して戻しばね20により後退移動させ
るようにすることもできる。第3図、第4図の場合もピ
ストン3とシリンダ室4の内周部との間には微少の隙間
が形成され非接触状態とされていることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、シリンダから回転可能な
ピストン軸を延出せしめ、前記シリンダの内周部に、前
記ピストン軸を非接触で支持する流体軸受部を設け、さ
らにピストン外周部とシリンダ室内周部との間に微少隙
間による非接触シール部を形成し、前記シリンダ室に供
給される流体圧により前記ピストン軸を軸方向に移動可
能とし、このピストン軸をスピンドル軸としたので、無
摩擦、高精度、長寿命という静圧軸受の特長を損なうこ
となく軸方向移動、軸方向押付は力をもたらすことがで
きる。センタ装置として用いた場合の軸方向押付は力は
シリンダ給気圧力とピストン投影面積の積で正しく求め
られるので、シリンダ室への給排気の圧力管理のみで極
めて正確な押付は圧コントロールが可能となる。また本
発明においてはスピンドル軸そのものがピストンとなっ
ているので装置全体をコンパクトに構成でき、部品数の
減少、信幀性の向上環がもたらされる。スピンドル軸端
から内部に塵芥が浸入することも防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係る非接触形スピンドルの
縦断面図、第2図は本発明の他の実施例の部分的な縦断
面図、第3図及び第4図は本発明のさらに他の実施例を
示す縦断面図である。 1・・・シリンダ、2・・・ピストン軸、3・・・ピス
トン、4・・・シリンダ室、5・・・押付は圧締気孔、
6・・・戻し圧締気孔、7.8・・・空気軸受、9・・
・シリンダ室端壁、10.11・・・隙間、19・・・
静圧流体軸受部、20・・・戻しばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダと、該シリンダの内面に遊嵌するピストンと、
    該ピストンから延びるピストン軸とを有し、前記シリン
    ダの少なくとも一方の端部の内周部に、前記ピストン軸
    を非接触で支持する静圧流体軸受部が設けられ、前記ピ
    ストンの外面と前記シリンダの内面との間及び前記シリ
    ンダと前記静圧流体軸受部との間に微少隙間による非接
    触シール部が形成され、前記シリンダ室の少なくとも一
    方に流体圧を付与し前記ピストン軸を軸方向に移動させ
    る流体供給口が設けられていることを特徴とする非接触
    形スピンドル。
JP22941988A 1988-09-13 1988-09-13 非接触形スピンドル Pending JPH0276604A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123604U (ja) * 1990-03-19 1991-12-16
JP2002239898A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Ntt Advanced Technology Corp ワーク精密加圧支持機構及びそれを搭載した円筒研削盤
CN103016530A (zh) * 2012-12-31 2013-04-03 浙江工业大学 无气管弯曲扰动影响的旋转供气装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643541U (ja) * 1979-09-12 1981-04-20

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