JPH0296593A - ヒトパピローマウイルス潜伏性タンパク質に対する抗体、その診断システム及びその使用法 - Google Patents

ヒトパピローマウイルス潜伏性タンパク質に対する抗体、その診断システム及びその使用法

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JPH0296593A
JPH0296593A JP1122691A JP12269189A JPH0296593A JP H0296593 A JPH0296593 A JP H0296593A JP 1122691 A JP1122691 A JP 1122691A JP 12269189 A JP12269189 A JP 12269189A JP H0296593 A JPH0296593 A JP H0296593A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (関連出題のクロスレファレンス) 本出願は、その記載事項を参考文献として引用している
、1988年5月16日に登録された出願番号194,
407の出願の一部継続出願である。
(技術分野) 本発明は潜伏性パピローマウィルス(PV)タンパク質
と免疫反応する抗体分子を含む抗体及びモノクローナル
抗体組成物に関するものである。
また本発明は、これらの抗体の合成法及びこれら潜伏性
pvタンパク質及び潜在的PV惑感染検出法に関するも
のである。
(背 景) パピローマウィルスは、皮tS又は粘膜上皮の良性及び
悪性の高増殖を誘導する。ブフィスター(Pfiste
r) 、レヴユー・オブ・フィジオロジー・バイオケミ
ストリー・アンド・ファーマコロジー(Eev、 Ph
ysiol、 Biochem、 Pharmacol
、)、99111−181 (1984)、ヌーボ(N
uovo)等(ジャーナル・オプ・ピロロジー(J、V
irol、)62゜1452−1455  (1988
))の方法に従がい、51タイプ(株)のヒトパピロー
マウィルス(HPV)が同定されている。
ヒトにおいて、別のタイプのパピローマウィルスは、別
の病気を起こすことが知られている(シラネン(Syr
janen)  オブステト・シネコル・サーベイ(O
bstet、 Gynecol、 5ervey)、 
 39 + 252265 (1984) )。例えば
、ヒトのパピローマウィルス(HP V)のタイプ1及
びタイプ2は一般的イボを作るし、また、タイプ6及び
タイプ11はコンジローム及び生殖器の偏平イボを作る
。逆に、HPVタイプ16.18及び33は、大多数の
頚管がん中に保持されており、また、通常のコンジロー
マは引き起こさないが、少ない病理的変化を示す頚管内
皮巾に分散して存在する。
IM管がんに関連するHPVは最初の感染の後、何年間
も頚管内皮8Pi織中に潜伏状態で維持され、それから
ある場合に進行して、頚管がんを引き起こす。
現在同定されている多くのHPVのゲノムがクローン化
され、配列決定がなされてきている。例えば、ベーカー
(Baker)、′パピローマウィルスゲノムの配列分
析” (パボバビリダエ(Pavovaviridia
e) 、 2 t’ ;パピローマウィルス、ザルラマ
ン(Salzman)等線、プレナムプレス版、ニュー
ヨーク、32m−386頁(19B?));及びチョウ
(Chain)等、“がん細胞”5.55−72頁(1
987)参照。
歴史的にパピローマウィルスゲノムの読み枠(ORF)
は、Ll及びL2及びE1〜E7と命名されてきており
、“L”及び“E”は各々後期及び初期を意味している
。Ll、L2及びE4はウィルスキャプシドタンパク質
をコードしており、またE領域ORFはウィルスの複製
、形質転換及びプラスミド維持のような機能に関連して
いると考えられている。ホーリー()Iowley)等
、“パピローマウィルス−宿主細胞相互作用の分子的特
徴”(“頚管がんのウィルス病因学”ベト(Peto)
等線、パンラリ−レポート21、コールドスプリングハ
ーバ−ラボラトリ−261−272頁(1986))及
びドーム−(Doobar)等、ENBOJ、  5 
 ; 355−362  (1986)  。
現在、潜伏性HP V感染の間に発現されるか、もしく
は、それを示すと明確に確認されているパピローマウィ
ルス特異的抗原はない。
このことは、活発な複製ウィルスが存在する、HP V
感染組織とは対照的である。これらの組織において、い
くつかのHPVにコートされている複製関連抗原(例え
ばウィルスキャプシド抗原)の存在が示されている。シ
ュナイダ−(Schneider)“ヒトパピローマウ
ィルスの同定法″(″パピローマウィルス及びヒトの病
気”シラネン(Syrjanen)等線、スプリンガー
ーバーラグ、19−39頁(1987))。
HP V含有細胞系列のタンパク質産物の同定を目的と
した、いくつかの研究が報告されている。
種々のHPVORF領域ヌクレオチド配列が異種遺伝子
と機能的に結合した、融合タンパク質が大腸菌において
発現された。生成した融合タンパク質産物は、非HPV
アミノ末端及びカルボキシ末端にt[U定上のORFコ
ート化アミノ酸残基の一部又は全てを含んでいた。この
発現された融合タンパク質は、ポリクローナル抗血清を
生成させるための免疫原として用いられ、また、その血
清はインビトロで、HPV含有細胞系列における推定上
のHP Vコード化タンパク質を検出するのに用いられ
た。
例えば、シードルア (Seedorf)等(EMBO
J、6;139−144  (1987))は、EIO
RF配列を含む融合タンパク質を生成し、またHPVタ
イプ18を含有する1IeLa細胞から単離したmRN
Aの、インビトロ翻訳後、70キロダルトン(kd)の
タンパク質を検出した。F 4 o+++;配列を含む
融合タンパク質に対して生じた抗血清を用い、HP V
タイプ16含有Ca5Ki細胞由来のmRNAの、イン
ビトロ翻訳により、10kdのタンパク質を検出した。
シードルア(Seedorf)等、EMBOJ、6.t
39−144  (1987)。
同様に、E60RF配列由来の融合タンパク質に対する
抗血清は、HP Vタイプ16含有Ca5Ki細胞由来
のm RN 、Aのインビトロ劃1訳にヨリ、11kd
のタンパク質を検出した。シードルア(Seedorf
)等、EMBOJ、  6.139−144  (19
87)。
E70RF配列を含む種々の融合タンパク質に対して生
じた抗血清は、実験したHPVのタイツに依存する、い
くつかのタンパク質を検出した。
HPV 16感染細胞において、15kdのタンパク質
は、HPV源として、Ca5Ki又は5iHa細胞を用
い、ウェスタン・イムノブロッティング及びラジオイム
ノ沈殿法を用いて検出されている。シードルア (Se
edorf)等、ElvlBOJ、6. 1391/1
4  (1987);及びファーズラフ(Firzla
ff)等、がん細胞(Cancer Ce1ls)、 
5.105113 (1987)。スモトキン(Smo
tkin)等〔プロシープインク・イン・ナショナル・
アカデミ−・オブ・サイエンス(Pro、  Natl
、 、へcad、  Sci、)USA、    83
.  4680−4684   (1987)  〕は
E770RF配列由来融合タンパク質に対して生じる抗
体を用いた、HPVクイプ16含有(:aSk i又は
5iHa細胞の免疫沈殿法により、20kdのタンパク
質の検出について報告した。
ウェスタン法及び免疫沈殿法の両方を用いることにより
、HPV 16含有細胞中の15kdタンパク貿を検出
する、E70RF含有融合タンパク質に対するモノクロ
ーナル抗体が調製された。オルクーストルア ([1l
tersdorf)等、ジャーナル・オブ・ゼネラル・
ピロロジー(J、 Gen、 Virol、) 68 
293:3−2938  (1987)。
最近、!J−(Li)等(ジャーナル・オブ・ゼネラル
−ビooジー(J、 Gen、 Virol、) 62
 、 606609  (1988))は、E20RF
含有融合タンパク質に対して生じる抗血清を、HPVゲ
ノム配列を含むことが知られている一次生検組織中に存
在するタンパク質の検出に用いたことを報告した。サウ
ザンプロテイングにより、HPVタイプ6.11又は1
6を含むことが示され、コンジローマと診断された、い
くつかの組織由来の溶解物のウェスタンイムノブロッテ
ィングにより、5Qkdのタンパク質が検出された。
別の背景として、HPVタイプ16E1.E2゜E4.
E6又はE70RFの一部又は、HPVタイプ6のE6
0RF領域の一部に対応するアミノ酸残基配列をもつ、
17個の合成ポリペプチドが報告されている。スクール
ニック (Schoo、In1ck)等、EPO持許出
願第0257754Δ2号(1988,3月2日公開)
。これらのポリペフ。
チドは、ウサギの抗血清を調製するための免疫原として
用いられ、また、HPV−16のE6領域に対して生じ
る抗ペプチド抗体4種が、HPV16DNΔを含むこと
が示され、かつ、既知のジスプラシアスをもつと評価さ
れた患者の生検pJI S4mと免疫反応することが示
された。しかしながら、スクールニク (School
nick)等のペプチドのいずれも、HP感染の結果と
して誘導される抗体と、抗原として反応する能力を有す
ることを示さなかった。
(発明の+概要) 本発明は式 %式% RPFKSNKSTCC CCDl’lC1八AFGLTPSI。
TYDSEI/IQRDQFLSQVKIPC。
HKSAIVTLTYDSEI;IQRDQCCIN[
:QKPLCPEEKQRH からなる群から選ばれる式で表わされるポリペプチドを
考案している。
さらに、せいぜい約50個のアミノ酸残基からなり、か
つ、式−TYDSE−で表わされるアミノ酸残基配列を
含むポリペプチドを考案している。
別、暫嘩は、せいぜい約50個のアミノ酸残基からなり
、かつ、式 %式% からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
列を含むポリペプチドを考案している。
また、式IJ A D PへGTNGEεGTGCで表
わされるポリペプチドによりBR’271される抗ポリ
ペプチド抗体と免疫反応する能力を有する第1エピトー
プ、及び式CINCQKPLCPEEKQI?l+で表
わされるポリペプチドにより誘導される抗ポリペプチド
抗体と免疫反応する能力を有する第2エピト−プを含む
、実質的に純粋なヒトパピローマウィルスの54kd繊
維状タンパク質を含む組成物が考案されている。
さらに、式MADPAGTNGEEGTGCで表わされ
るポリペプチドにより誘導される抗ペプチド抗体と免疫
反応する能力を有する第1エピトープ、及び弐(JNI
KPl、CPEEKQRll テ表わされるボ17 /
<ブチトニより誘導される抗ポリペプチド抗体と免疫反
応する能力を有する第2エピトープを含む、実質的に純
粋なヒトパピローマウィルスの48kd161i維状タ
ンパク質が考案されている。
もう1つの特徴は、式11ED[l’0KIENDGD
SLPTCで表わされるポリペプチドによりV’r4さ
れる抗ペプチド抗体と免疫反応する能力を有する第1エ
ピトープ、及び式11KsA IVTLTYDSEWQ
I(DQCテ表わされるポリペプチドにより誘導される
抗ポリペプチド抗体と免疫反応する能力を有する第2エ
ピトープを含む、実質的に純粋なヒトパピローマウィル
スの112kd分散タンパク質を含む組成物である。
さらに別の特徴は、式11にSA IVTLTYDSE
WQRDQCで表わされるポリペプチドによりaR4さ
れる抗ポリペプチド抗体と免疫反応する能力を有するエ
ピトープを含む、実質的に純粋なヒトパピローマウィル
スの517核タンパク質を含む組成物である。
また、式 %式% [ からなる群から選ばれるポリペプチドの1つのみと免疫
反応する抗ポリペプチド抗体も考案されている。
さらに、1)112kd分散タンパク質、1i)54k
d繊維状タンパク質、 1ii)48kd繊維状タンパク質、 1v)51kd核タンパク質、及び v)58kd核タンパク質 からなる群から選ばれる、ヒトパピローマウィルス潜伏
性タンパク質と免疫反応する抗体分子を含むモノクロー
ナル抗体が考案されている。
別の特徴において、本発明は 1)112kd分散タンパク質、 1i)54kd繊維状タンパク質、 1ii)48kd繊維状タンパク質、 1v)51kd核タンパク質、及び v)58kd核タンパク質 からなる群から選ばれる、ヒトパピローマウィルス潜伏
性タンパク質と免疫反応する、実質的に単離された、も
しくは実質的に純粋な抗体分子を含む抗体を考案してい
る。
さらに、考案されたポリペプチド又は考案された抗体分
子を含む組成物に加えて、本発明のポリペプチドと免疫
反応する抗体及びモノクローナル抗体が考案されている
また、少なくとも1回の検定を行なうのに十分な量の、
1つ以上の、上記ポリペプチド、タンパク質組成物及び
抗体のを含む、キットの形をした診断システムも考案さ
れている。
さらに、上述のポリペプチド、タンパク質組成物及び抗
体を用いた、パピローマウィルス感染の存在及び存在す
るパピローマウィルスのタイプを検定する方法が考案さ
れている。
(発明の詳細な説明) A、定義 (アミノ酸)  ここで示される全てのアミノ酸は、天
然のL型のものである。標阜的ポリペプチド命名法に従
かい(ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリ
ー(J、 Biol、 Chem、)  243 。
3557−59  (1969))、アミノ酸残基に対
する略号は、以下の対応表に示した。
記 対応 号 1ス多 yr 1y he et la er 1e eu hr al Pr。
ys 1−1’rs ln lu ry rg 表 アミノ酸 チロシン グリシン フェニルアラニン メチオニン アラニン セリン イソ【コイシン ロイシン スレオニン ハ゛リン プロリン リジン ヒスチジン グルタミン グルタミン酸 トリプトファン アルギニン D      Asp      アスパラギン酸N 
     Asn      アスパラギンCCys 
     システィン ここては、全てのアミノ酸残基配列は、左から右へ、従
来のアミン末端からカルボキシ末端の方向で表わされて
いることに注意せよ。また、アミノ酸残基配列の最初又
は最後にあるダッシュは、ポリペプチド鎖中、総計約5
0個の残基までに及ぶ、1個以上のアミノ酸残基への、
1個の結合を示していることにも注意せよ。
(ポリペプチド及びペプチド) ポリペプチド及びペプ
チドは、隣同志の残基のα−アミノ基及びカルボキシ基
間のペプチド結合により互いに連結した、線状のせいぜ
い約50個のアミノ酸残基を意味して、同義的に用いら
れている。
(タンパク質) タンパク質とは、ポリペプチドと同様
に互いに連結した、線状の50個以上のアミノ酸を意味
して用いられている謬である。
B、パピローマウィルス潜在的タンパク質ハヒローマウ
イルス感染は、潜伏状態で感染された組織中に維持され
るウィルスを生じうる。現在、ヒトパピローマウィルス
(1−IPV)について理解されているように、ウィル
ス潜伏は、生殖器のパピローマウィルス感染に関連する
タイプのHP V、特に頚骨がんのような種々のジスプ
ラシアスを引き起こすものに起こる。ジスブラシアス関
連HI’) V ニは、タイプ16、I8.3I及び3
3.35.52及びそれに類するものが含まれる。
本発明を発明する前、パピローマウィルスゲノムE領域
ORFコード化タンパクnの存在は、潜伏状態でウィル
スを維持する、パピローマウィルス感染組織中では検出
されていない。現在、パピローマウィルス特異的タンパ
ク質は、潜伏性の非増殖状態でウィルスを宿している感
染組織中に発現されていることが示されている。
それゆえ、広い意味で、本発明の1つの態様は、実質的
に純粋なパピローマウィルス潜伏性タンパク質を考案し
ている。ここで用いられているように、′パピローマウ
ィルス潜伏性タンパク質”“潜伏性パピローマウィルス
タンパク質”及びこれに類する語句は、HPVにより潜
伏的な感染を受けた組織中で発現される、HPV  E
  ORFによりコートされるタンパク質を意味する。
HPVで潜伏的な感染を受けた組織は、HP Vゲノム
物質を含んでいるが、免疫的方法で検出可能なレベルま
でには、HP Vウィルスキャプシド抗原を含んでいな
い。
1、パピローマウィルス繊維状潜伏性タンパク質性免疫
原でウィルスを維持している、HPV感染細胞は、現在
、例5で説明しているように、ラウリル硫酸ナトリウム
(SDS)存在下でのポリアクリルアミドゲル電気泳動
(SDS−PAGE)で測定したとき、約54キロダル
トン(kd’)のパピローマウィルス特異的繊維状タン
パク質(すなわち、細胞の繊維状成分に関連して発見さ
れたタンパク質)を生産することが知られている。例え
ば、例5で説明しているように、54kdの繊維状タン
パク質はCa5ki及び5iHa細胞中に検出するごと
ができる。Ca5ki及び5iHa細胞は、IIPVタ
イプ16を含み、また、各々、CRL1550及びHT
B35として、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレ
クション(八TCC,MD州ロックビル)から入手でき
る、頚管がん肺由来の細胞系列である。
さらに、54kd繊維状タンパク質は、第1表で示され
ているHPVポリペプチド235及び247と、免疫学
的に交叉反応するエピトープを所有することで特徴づけ
られる。すなわち、54kd繊維状タンパク質は、ポリ
ペプチド235及び247の配列と相同的なアミノ酸残
基配列を含む。
また、HP Vの潜伏的感染を受けた組織は、5DS−
PAGEで測定されるように、48kdの繊維状タンパ
ク質を生産する。この48kd繊維状タンパク質は、例
5で説明されている、イムノブロッティング法を用いて
、Ca5ki細胞中に検出することができる。
さらに、この48kd繊維状タンパク質は、ポリペプチ
ド235.247及び245と免疫学的に交叉反応する
エピトープを所有することで特徴づけられ、従って、こ
れらのポリペプチドと相同的なアミノ酸残基配列を含ん
でいる。
2、パピローマウィルス潜伏性核タンパク質HP Vで
潜伏的感染を受けた細胞は、Ca5k i細胞の核中に
検出される5DS−PAGEでの測定で約51kdのH
PV特異的タンパク質を発現する。
さらに、この51kd核タンパク質は、E20RF内部
領域のアミノ酸残基配列由来のポリペプチド245と、
免疫学的に交叉反応するエピトープを所有することで特
徴づけられる。
HPVによる潜伏的感染を受けた細胞は、さらに、5D
S−PAGEでの測定による26kd。
48kd及び58kdの核タンパク質を発現する。
この26kd、 48kd及び58kdのタンパク質は
、例26aで説明する、イムノブロッティング法を用い
、HP V感染細胞で検出することができ、またポリペ
プチド245と免疫学的に交叉反応するエピトープを所
有することで特徴づけられる。
3、パピローマウィルス潜伏性分散タンパク質この分散
タンパク質は、例5で説明する5DSP八GEでの測定
によると約112kdの見かけ分子量をもつ、パピロー
マウィルス潜伏性タンパク質である。この112kd分
散タンパク質は、例5で説明するイムノブロッティング
法を用い、1IeLa及び5illa細胞中に検出する
ことができる。
11eLa細胞は、HPVタイプ18を含む頚管がん腫
細胞培養細胞であり、また、CCl2としてATCCか
ら入手できる。
さらに、この112kd分散タンパク質は、各々、EI
ORF内部領域、E20RF内部領域、ElaORFア
ミノ末端領域、EIORF内部領域及びE60RF内部
領域のアミノ酸残基配列由来のポリペプチド236.2
45.235.238及び247と免疫学的に交叉反応
するエピトープを所有することで特徴づけられる。
上述の種々の潜伏性パピローマウィルスタンパク質は、
本発明の接種物中のタンパク質性免疫原として、又は、
本発明の診断システムにおける抗原として、実質的に純
粋な形で有用である。
従って、本発明は、実質的に純粋な上述の各繊維状、核
及び分散パピローマウィルス潜伏性タンパク質を考案し
ている。”実質的に純粋”ということは、特定のHPV
潜伏性タンパク質が実質的に、他のパピローマウィルス
関連タンパク質を含まない組成物中に存在することを意
味する。
実質的に純粋な特定のタンパク質を生産する方法は当分
野ではよく知られている。−船釣に、こらの方法には、
よく知られている生化学的技術を用いて、そのタンパク
質を含む細胞からそのタンパク質を単離することが含ま
れる。例えば、タンパク質分画法として知られているゲ
ル濾過、ゲルクロマトグラフィー、超遠心、電気泳動、
イオン交換、アフィニティークロマトグラフィー及びこ
れに類する方法を、潜伏的感染したHPV含有培養物中
のパピローマウィルス潜伏性タンパク質の単離に使用す
ることができる。ここに述べられている各潜伏性タンパ
ク質は、限定されたポリペプチドに対する免疫学的交叉
反応により、部分的に特徴づけられるので、実質的に純
粋な、潜伏性タンパク質を生産するのに、免疫アフィニ
ティ免疫吸着及びそれに類するもののような免疫化学的
精製法は、特にうまく応用することができる。
またこの組成物は、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム(
SDS)、ポリアクアリルアミド、及び5DS−PAG
Eによる見かけの分子量約40kd以下の、組織又は細
胞培養由来のタンパク質などの、イオン性界面活性剤の
ような物質を実質的に含まないことが好ましい。
C,ポリペプチド 本発明のポリペプチドは、少な(とも約5個の残基を含
み、かつ、わずか約50個、通常約35個以下、好まし
くは約25個以下のアミノ酸残基を含んでいる。さらに
、本発明のポリペプチドはそのアミノ酸残基配列及び新
しい機能性により特徴づけられる。
特別に公表される配列に加えて、総計せいぜい約50個
のアミノ酸残基までの、本発明のポリペプチド中に存在
するアミノ酸残基には、ここで議論されているポリペプ
チドの基本的かつ新規の特徴に重大な影響を与えないも
のがなりえる。
このような付加的残基は、通常、公表されたポリペプチ
ドの片方の又は両方の末端に付加され、また、公表され
たポリペプチド配列の反復又は部分反復を含むこともで
きる。
広く言うと、本発明はパピローマウィルス潜在性タンパ
ク質と免疫反応する抗体分子を生産(誘導)することが
できるアミノ酸残基配列を含むポリペプチドを考案して
いる。本発明のポリペプチドは、潜伏性パピローマウィ
ルス感染により誘導される抗体、すなわち、抗潜伏性パ
ピローマウィルスタンパク質抗体と免疫反応することが
望ましい。さらに、このポリペプチドは潜伏性パピロー
マウィルスタンパク質をコードすることが知られている
パピローマウィルスゲノムの、これらの読み枠(ORF
)領域の核酸配列から誘導されるアミノ酸残基配列の一
部に対応するアミノ酸残基配列を含むことが望ましい。
本発明のポリペプチドは、免疫化に当り、潜伏性パピロ
ーマウィルスタンパク質と免疫反応する抗体分子を含む
抗血清を生産することができる限り、潜伏性パピローマ
ウィルスタンパク質のアミノ酸残基配列と同一である必
要はないことを理解しなければならない。そのポリペプ
チドは、潜伏性パピローマウィルス感染により誘導され
る抗体と免疫反応することが好ましい。それゆえ、本発
明のポリペプチドは、その使用に対し、ある利点を提供
するときは、保存的な場合も、非保存的場合も挿入、欠
失及び置換などの種々の変化を与えることができる。
保存的置換とは、1つのアミノ酸残基が別の、生物学的
に同様の残基と置き換える場合である。
保存的置換の代表例にはイソロイシン、バリン、ロイシ
ン又はメチオニンなどの1つの疎水性残基の別の疎水性
残基への置換、もしくは、アルギニンとリジン間、グル
タミン酸とアスパラギン酸間、又はグルタミンとアスパ
ラギン間のような極性残基間の置換及びそれに類するも
のが含まれる。また“保存的置換”という語句には、ポ
リペプチドが必要とされる抗体vM i活性を示すなら
、本来の未置換アミノ酸の代りの、置換アミノ酸の使用
も含まれる。
本発明のポリペプチドが筒便に、ラベル又は固体マトリ
クス又は抗原性キャリヤーに固定することを可能にする
“リンカ−”を提供する目的で、いずれかの末端に付加
的残基を付加する場合以外、1つ以上の保存的又は非保
存的置換が行なわれたため、潜伏性パピローマウィルス
タンパク質の配列と同一ではない配列を、本発明のポリ
ペプチドが有している場合、通常わずか約20%、そし
てより一般的にはわずか約10%のアミノ酸残基が置換
している。本発明のポリペプチドに使用できるラベル、
固体7トリクス及びキャリヤーは後に議論される。
通常、アミノ酸残基リンカ−は、少なくとも1個の残基
であり、また40個以上の残基でもよいし、通常は1か
ら10個の残基である。結合のために使用される典型的
アミノ酸残基には、チロシン、システィン、リジン、グ
ルタミン酸及びアスパラギン酸などがある。さらに、本
発明のポリペプチド配列は、その配列が例えばアセチル
化などの末端−NH2アシル化又は末端−N+(2チオ
グリコール酸アミド化、末端カルボキシアミド化(例え
ばアンモニア、メチルアミンなど)により修正されるこ
とにより天然の配列とは異なることもありうる。
本発明のペプチドは、少なくとも1個のシスティン残基
を含むことができ、また、ある場合にはその残基を2個
含むことができる。従って、このペプチドは、種々の酸
化状態で存在しうる。そのシスティン残基のスルフィド
リル基が還元されている単量体型に加えて、2つ以上の
ペプチド分子上のスルフィドリル基が酸化し、かつ、ペ
プチド間及びペプチド内のジスルフィド結合の形成した
二量体又は多量体として存在することもできる。
唯1つのシスティン残基を有する本ペプチドは線状ダイ
マーを形成するのみだが、2個のシスティン残基を有す
ることは種々の長さの線状又は環状ダイマー及び線状ポ
リマーを形成することができる。これら種々の酸化型は
、本発明の一部と考えられ、かつ、“ポリペプチド”及
び“ペプチドの範囲にはいる。
リンカ−を介してキャリヤーに結合し、当分野でキャリ
ヤーハプテン結合体として知れられているものを形成す
るとき、本発明のポリペプチドは、上記タンパク質が潜
伏性パピローマウィルス感染を含むチンプル中に存在す
る場合、潜伏性パピローマタンパク質と免疫反応する抗
体を誘導することができる。本発明のポリペプチドを用
いて誘導される、抗体及び潜伏性パピローマウィルスタ
ンパク質との代表的免疫反応を例5で説明する。
免疫学的交叉反応の確立された原則からみて、本発明は
、抗原的に関連する、本発明のポリペプチドの多種の変
異体を考案している。“抗原的に関連する変異体”とは
潜伏性パピローマウィルスタンパク質の少なくとも6個
のアミノ酸残基配列部分を含み、かつ上記タンパク質は
潜伏性パピローマウィルス感染を含むサンプル中に存在
する場合、潜伏性パピローマウィルスタンパク質と免疫
反応する抗体分子を誘導することができるポリペプチド
である。
本発明のポリペプチドは、組換えDNA技術を含む、ポ
リペプチドの分野でよく知られている技術により合成す
ることができる。
メリフィールド(Merrifield)型の固相合成
などの合成化学的技術は、純度、抗原特異性、望ましく
ない副産物の欠除、生産の容易性などの理由で好ましい
。使用しうる多数の技術の優れたまとめは、J、 M、
スチワード(Steward)及び、J、 D。
ヤング(Young) 、“同相ペプチド合成”、W、
lI。
フリーマン(Freeman)社、サンフランシスコ、
1969;M、ロダンス二F −(Ilodanszk
y)等、“ペプチド合成”、ジョンウィリー・アンド・
サンズ(John−Wiley & 5ons)社、第
2編、1976及びJ、メイエンホーフy −(Mei
enhofer) 、”ホルモン性タンパク質及びペプ
チド”2巻、46頁、アカデミツクブレス版にューヨー
ク)、1983(以上固相合成)及びE、シュローダ−
(Schroder)及びに、クフ゛ケ(Kubke)
、“ペプチド分子上、アカデミツクブレス版にューヨー
ク)、1965(古典的溶液合成)に見ることができ、
これら各々は、参考文献として、ここで引用されている
このような合成に使用できる適当な保護基は、上述のテ
キスト内及び参考文献として、ここで弓用している、J
、 F、 W、マコーミ−(McOmie)、“有機化
学における保護基”プレナムプレス版、ニューヨーク、
1973に報告されている。
本発明のポリペプチドは、パピローマウィルス、好まし
くはHPVのEl、E2又はE60RFのヌクレオチド
配列から誘導されることが好ましい。
さらに、本発明のポリペプチドは、HP Vタイプ6.
11.16,18,33,35.52及びこれに類する
ものを含む、生殖器のパピローマウィルス感染を起こす
ことが知られている特定のHP Vのヌクレオチド配列
から3A ’4されることがより好ましい。
1、 HP Vタイプ16関連ポリペプチド本発明のH
P Vタイプ16関連ポリペプチドは、少なくとも5個
、好ましくは少なくとも12個のアミノ酸残基を含み、
かつ第1図に示したようなHP Vタイプ16のEl、
IE2又はE60RFから3A 導されるアミノ酸残基
配列の一部に対応する配列を含む。
本発明のII l) Vタイプ−16関連ポリペプチド
は、アミノ酸残基配列WRORD叶LSQVを含まない
ことが望ましい。
本発明の好ましいポリペプチドには、第1表に示すアミ
ノ酸残基配列のものが含まれる。
第  1  表 ヒトバピローマウイルスボリベプチト 爪捷町□配llJ   ; 1べjチト名−アミノ酸配
列E  I  a         2 3 5   
     MADPAGTNGEEGTGCE  1 
      2 3 6      +1EDEDKI
ミNDGDSI、IITcfE  1       2
 3 8     1’1PFKSNKSTCCE  
l        2 4 6      CCDWC
IAAFGLTPSIE 2       2 3 7
      TYDSEWQRDGFLSQVKIPC
E 2       2 4 5     11KSA
IVTLTVDSEW[]1iDQCIE 6    
   2 4 7      CINCQKI)LCP
[EKQRI+■ 読み枠(○RF)の名称は、ポリペ
プチドのアミノ酸残基配列が誘導される、第1図中に示
した○RFに対応している。
好ましいHPVタイプ16関連ポリペプチドには、HP
Vクイプ16のE20RFから誘導されるアミノ酸配列
の一部に対応し、かつ、式−TYDSEで表わされるア
ミノ酸残基配列を含むアミノ酸残基配列を含む。この含
有される配列は、式−LTYDSEで表わすことが望ま
しい。
本発明のHPvタイプ16関連ポリペプチドは式 %式% (式中、Bは、次に示すアミノ酸残基配列の少なくとも
1つてあり、 一3AIVTLT。
SAIVTLT。
AIVTLT。
IVTLT。
VTLT。
LT 1、T T ・ B′は、次に示すアミノ酸残基配列の少なくとも1つで
ある。
E、   ) で表わされるアミノ酸残基配列により定義されるもので
あることがより好ましい。
本発明のより好ましいl−(P Vタイプ16関連ポリ
ペプチドには、式−5A IVTLTDYSE−又は1
1にSへ1νTLTDYSE−で表わされるアミノ酸残
Jt pi己列が含まれる。
さらに、式−[IKSAIVTl、TYDSIl ’(
式中、Bは次に示すアミノ酸残基配列の少なくとも1つ
であり、 5STWIIWTGIINVKII STWIIWTGIINVKI+ TWIIWTGIINVKI+ 匈11WTGIINVK11 II匈T G II N V K IIWTGIINV
KH。
TGIINVKH。
G II N V K H II N V K II N V K II νKl+。
■ ; B′は、次に示すアミノ酸残基配列の少なくとも1つで
ある。
EW[]l?1)Q E讐QRD WQR WQ E凱 E、   ) で表わされるアミノ酸残基配列で定義されるIIPシタ
イブ16関連ポリペプチドであることがより好ましい。
関連する態様において、HP Vタイプ16関連ポリペ
プチドは、HPVクイプ16のE20RFから誘導され
るアミノ酸配列の一部に対応し、かつ、次に示すアミノ
酸残基配列、 −HKSへIV− 一3AIVTL− −IVTLTD− の少フエくとも1つを含むアミノ酸残基配列を含む。
好ましいHPVクイプ16関連ポリペプチドはわずか約
30個のアミノ酸残基を含み、かつそのアミノ酸残基配
列の一部として、次に示す配列、VTLTD − 一3AIVTL− −HKSA[V− −HKSAIVTLTDYSε− 一3AIVTLT[1YSE TDYSE TDYSε−; の少なくとも1つを有し、もしくは、式%式% て表わされるHPVタイプ16配列の一部に、好ましく
は挿入または欠失のない状態で粗間的であり、より好ま
しくはこれと同一のものである。
好ましい特定のHPVタイプ16関連ポリペプチドには
、第2表に示すアミノ酸残基配列を有するものが含まれ
る。
ポリペプチド名 第  2  表 ■」■翻 5STWIIWTGIINVKHKSA IVTLTY
D+1KsA VTLTYDSEWQI?DC11KS
AIVTLTYDSEWQI?CHKSA  VTLT
YDSEWQC llKsA IVTLTYDSEWC llKSA  VTLTYDSEC HKSA  VTLTYDSC 11KSA  VTLTYDC HKSA  VTLTYC に5A1νTLTYDSEWQRDGC5A  VTL
TYDSEWQRDQC八IVTLTYDSEWΩRへ
口C IVTLTYDsEWQRDQc VTLTYDSEWQRDQC TLTYDSEWQI?DOC LTYDSEWQRD[IC 本発明のもう1つの好ましいHPVタイプ16関連ポリ
ペプチドは、わずか約50個のアミノ酸からなり、かつ
、−最大 (式中、Zは、式11KsA IVTLTYDSEで表
わされる配列の一部に対応する配列を有する、少なくと
も5個のアミノ酸残基であり、 Xは水素又は、少なくとも1個のアミノ酸残基であり、 X′は水酸基又は少なくとも1個のアミノ酸残基である
) で表わされるアミノ酸残基配列を含み、かつ、抗HPV
潜在性タンパク質抗体と免疫反応すること゛ができるポ
リペプチドである。
また別の好ましいHPVタイプ16関連ポリベプチドは
、わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ、−最
大 %式% (式中、Xは水素又は、少なくとも1個のアミノ酸残基
であり、X′は水酸基又はX′がアミノ酸残基配列WQ
RDQFLSQVを含まない条件で、少なくとも1個の
アミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸残基配列を含むポリペプチドであ
る。
ある態様における、X′は、式 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
列である。
好ましい態様におけるX′は、式 %式% からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
列である。
また別の好ましい態様におけるX′は、式%式% からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
列である。
さらに好ましHPVタイプ16関連ポリペプチドの別の
定義は、わずか約50個のアミノ酸残基を含み、かつ、
次に示すアミノ酸残基配列−TDYSE−。
しTDYSE SA I VTLTDYSE −)IKSAIVTLTDYSE−。
HKS八lへV−。
Sへi VTL−。
TLTD のうちの少なくとも1つを含み、かつ、アミノ酸残基配
列WRQRDOFLSQVを含まないポリペプチドであ
る。
2、 HP Vタイプ6関連ポリペプチド本発明のHP
 Vタイプ6関連ポリペプチドは、HP Vタイプ6の
E20RFから誘導されるアミノ酸残基配列の一部に対
応し、かつ、式+1A IVTVTYDSE−で表わさ
れるアミノ酸残基配列を含むアミノ酸残基配列を含んで
いる。
好ましいHP Vタイプ6関連ポリペプチドは、弐II
 K IIΔIシTシ’rVDsEEQRGQcで表わ
されるアミノ酸残基配列を有している。
3、 HP Vタイプ11関連ポリペプチド本発明のH
P Vタイプ11関連ポリペプチドは、HP Vタイプ
11のE20RFから誘導されるアミノ酸残基配列の一
部に対応し、かつ式−NAIVTLTYSSE−で表わ
されるアミノ酸残基配列を含むアミノ酸残基配列を含ん
でいる。
好ましいHP Vタイプ11関連ポリペプチドは弐HK
NA IνTLTYSSEEQRQ[]Cで表わされる
アミノ酸残基配列を有している。
4、 HP Vタイプ18関連ポリペプチド本発明のH
P Vタイプ18関連ポリペプチドは、HPVクイブ1
8のE20RFから誘導されるアミノ酸残基配列の一部
に対応し、かつ、式−ILTVTより好ましくは式−T
GTLTVTYH3E−で表わされるアミノ酸残基配列
を含むアミノ酸残基配列を含んでいる。
好ましいHP Vタイプ18関連ポリペプチドは、式 %式% からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
列を有している。
5、 HP Vタイプ33関連ポリペプチド本発明のH
PVタイプ33関連ポリペプチドは、HPVタイプ33
のE20RFから具秀導されるアミノ酸残基配列の一部
に対応し、かつ、式NGIVTVTFVTE−で表わさ
れるアミノ酸残基配列を含むアミノ酸残基配列を含んで
いる。
好ましいHPVクイプ33関連ポリペプチドは、式5K
NG IVTVTFVTEQQOQMCテ表ワサレルア
ミノ酸残基配列を有している。
■(P Vタイプ6.1+、、18及び33のE20R
Fから誘導された好ましいHP V関連ポリペプチドを
第3表に示す。
第  3 fリベブチト名    11PVタイ フニに70  
      6 に71          11 に69        18 に68          18 に12        33 表 アミノ酸残基βA 11kllAIVTVTYO5EEQRQQC11KN
AIVTLTYSSEEQROQCEKTGILTVT
YIIS[TOIンTI?CNIEKTGILTVTY
H5IiTQRTRC5KNGIシTVTI?VTE(
IQQQMCまた本発明は、生理的に許容される希釈剤
中に混合した、本発明のポリペプチドを含む組成物を考
写している。−射的に、この組成物は、マイクロモル濃
度からモル濃度の範囲で、好ましくはミリモル濃度の7
震度でポリペプチドを含んでいる。
さらに本発明は、パピローマウィルス潜伏性タンパクg
oRFから誘導される配列と異なる、少なくとも1個の
アミノ酸残基配列に機能的に結合(融合)した本発明の
ポリペプチドを含む融合タンパク質及びその組成物を考
案している。
D、接種物 別の態様において、本発明のポリペプチド、その抗原的
に関連する変異体又は、本発明の実質的に純粋なパピロ
ーマウィルス潜伏性タンパク質は、医薬的に許容される
水性希釈剤組成物中、その効果量を投与したとき、パピ
ローマウィルス潜伏性タンパク質と免疫反応する抗体を
誘導することができる接種物を作るのに用いられる。
種々の文法型の゛接種物″′という冶は、パピローマウ
ィルス潜伏性タンパク質に対する抗体の調製に用いられ
る活性成分として、本発明のポリペプチド又は実質的に
純粋なパピローマウィルス潜伏性タンパク質を含む組成
物を示すの用いられている。
ポリペプチドを抗体の誘導に用いるとき、ポリペプチド
は、単独で、又は結合体としてキャリヤーに結合して、
又はポリペプチドポリマーとして用いることができるが
、それらは本発明のポリペプチドの種々の態様を平易に
表現するため、種々の文法型の“ポリペプチドという語
が集約的に使用される。
約35個以下のアミノ酸残基を含むポリペプチドに対し
ては、すでに述べてきたように、抗体産生の誘導のため
には、キャリヤーに結合したペプチドを使用することが
望ましい。
先に示したように、1個以上の付加的アミノ酸残基がポ
リペプチドのキャリヤーへの結合を助ける目的で、ポリ
ペプチドのアミノ−又はカルボキノ末端に付加するごと
ができる。ポリペプチドのアミノ−又はカルボキン末端
に付加したシスティン残基は、ジスルフィド結合を介し
て結合体を形成するのに特に有用であることが分ってい
る。しかし、結合体を形成するための、当分野でよく知
られている他の方法も用いることができる。
代表的付加結合操作には、ミカエル付加反応産物、グル
タルアルデヒドのようなジアルデヒドの使用、クリプス
タイン(Klipstein)等、ジャーナル・オフ・
インフェクシャス・ディンーズ(J。
Infec、Dis、)l  47.318−326 
 (1983)及びこれに類するもの、又は、キャリヤ
ーへのアミド結合を形成する、水溶性カルボジイミドの
使用におけるような、カルボジイミド技術の使用などが
含まれる。
タンパク質結合体又は活性化官能基を介しての結合に関
するレヴユーは、オーラメアス(Aurameas)等
、スカンジナビアン・ジャーナル・オフ・イムノロジー
(Scand、 J、 Immnol、) 8巻、ン甫
−1,77−23(1978)参照。
有用なキャリヤーは当分野ではよく知られており、また
、−rCに、それらはタンパク質自体である。このよう
なキャリヤーの代表例には、キーホールリンペットヘモ
シアニン(KLH)、エデスチン、チログロブリン、ウ
シ血清アルブミン(BSA)又はヒト血清アルブミン(
ISA)などのアルブミン、羊赤血球(S RB C)
のような赤血球、テタヌストキソイド、コレラトキソイ
ド及びポリ (D−リジン、Dグルタミン酸)などのポ
リアミノ酸及びこれに類するものがある。
キャリヤーの選択はその接種物の最終的使用法に依存し
ており、本発明に特に関係しない規準に基づいて行なわ
れる。例えば、接種を受けた特定の動物中で都合の悪い
反応が起こらないキャリヤーを選択するべきである。
本接種物には、効果的免疫原量の、本発明のポリペプチ
ド又は潜伏性パピローマウィルスタンパク質を含み、ま
た−船釣に、ポリペプチドの場合は、キャリヤーに結合
した結合体として用いられる。単位投与量当りの、ポリ
ペプチド又はタンパク質の効果的量は、とりわけ、接種
される動物種、その動物の体重、及び選択される接種処
方に依存する。このことは、当分野ではよく知られてい
ることである。−船釣に接種物は、接種(投与)当り、
約10マイクログラムから約500ミリグラムの濃度、
好ましくは、投与当り、約50マイクログラムから約5
0ミリグラムの濃度のポリペプチド及びタンパク質を含
んでいる。
本発明の接種物に使用される“単位投与”という語は、
必要とされる希釈剤、すなわち、キャリヤー又はビヒク
ルとともに、望ましい免疫原的効果を生ずると計算され
た、所定計の活性物質を含む、動物に対する1回の投与
に適した物理的に分離した単位を意味している。本発明
の接種物の単位投与量の処方は、(al活性物質独自の
特性及び達成すべき特定の免疫学的効果、及び(1))
動物への免疫学的使用のための、このような活性物質を
調合する分野に内在する制限により記述され、かつこれ
らに直接依存しており、これらの要素は、ここで詳細に
公開されており、本発明の特徴ともなっている。
一般的に、接種物は、水、食塩水、又はリン酸緩?Ji
液などの生理的に許容される希釈剤又はビヒクル中に、
ポリペプチド結合体を分散して水性N、■成物を作るこ
とにより、乾燥した固体ポリペプチド結合体から調装す
ることができる。同様C二潜伏性パピローマウィルスタ
ンパク質を含む接種物は、−船釣に、同様の生理的に許
容されるん択剤rf+ lこ分散することにより、実質
的に純粋な潜伏性バビローマウ・イルスタンバク質から
J周製する。このような希釈剤は当分野ではよく知られ
ており、また、例えば、“レミントン・ファーマンユー
ティカ)l/−サイエンス”  (Rem+ngton
’ s Pharmaceut+cal Sc+enc
e) 7816 rfA、マソク出版、イーストン、P
A川、(1980)、1465−1467頁で議論され
ている。
また、接種物は、希釈剤の一部としてアジュバントを含
むこともてきる。完全フロインドアジュバント (CF
Δ)、不完全フロインドアジュバント (IFA)及び
ミョウバンのようなアジュバントは、当分野でよく知ら
れている1勿質であり、また、いくつかの販売元から市
販されている。
E、抗体及び抗ポリペプチド抗体 種々の文法型の″抗体”という語は、−群の免疫グロブ
リン分子そして、または免疫グロブリン分子の免疫学的
活性領域、すなわち、抗体結合部位又はバラトープを含
む分子、を含む組成物を差して用いられる。
“抗体結合部位゛′とは、特異的に抗原を結合(と免疫
反応)する重鎖及び軽鎖可W及び超可変領域を含む抗体
分子のkl、L 菌子!戎である。
種々の文法型○゛抗体分子″′という語句は、ワ;来の
免疫クロプリン分子及び免疫クロプリン分÷−の免疫学
的活性領域を意味して用いられている。
代表的抗体分子には、本来の免疫クロプリンで)・子、
実質的な免疫グロブリン分子及び当分野てFab、Fa
b’ 、F(ab’ )2及びF (v)として知られ
ている領域を含む、パラトープを含む免疫クロッリン分
子のこれらの領域がある。
抗体のFab及びF(ab’)2領域:ま、各々、パパ
イン及びベプンンによるタンパク質分解反応によりgm
lされる。例えばチオフィロポラス(Tt+e。
f i 1opolaus)及びデクソン(Dixon
)に対する米国特許第4.3112.566号参照。
また、F’ a b ’抗体領域もよく知られており、
ノルカプトエタノールなと゛て、2つの重鎮領土或を結
合するジスルフィド結合の還元と、つづく、ヨードアセ
トアミドのような成葉による、生成したタンパク質メル
カプタンのアルキル化により、F(ab’)2領域から
生成する。本来の抗体分子を含む抗体が好ましく、ここ
では例として使用している。
種々の文法型の“免疫反応”という語は、抗原決定基含
有分子及び全抗体分子又はその一部のような、抗体結合
部位を含む分子間の結合を意味している。
免疫反応は、抗体結合部位及び結合した抗原決定基を含
む免疫反応産物を生成する。結合が、ここで説明されて
いるELISA法、イムノブロッティング法、免疫染色
法又はそれに類するものにより測定しうる星の免疫反応
物を生じるなら、この免疫反応は実質的なものと言える
“抗原決定基”は抗体結合部位により免疫学的に結合さ
れる、抗原の実際の構造領域を意味している。この語は
“エピトープ”と同義的に使用される。
本発明の抗体は、以下に示すパピローマウィルス潜伏性
タンパク質、 aH12kd分散タンパク質、 b)54kd繊維状タンパク質、 C)48kd繊維状タンパク質、 d)51kd核タンパク質、 e)58kd核タンパク質、 f)26kd核タンパク質、 g)48kd核タンパク質、 の1つと免疫反応する実質的に単離した、または実質的
に純粋な抗体分子を含むことで特徴づけられる。
“実質的に単離した”という語句は、抗体中に存在する
少なくとも約10%、好ましくは少なくとも約25%、
より好ましくは、少なくとも約50%がパピローマウィ
ルス潜伏性タンパク質又はパピローマウィルス関連ポリ
ペプチドを指向するものであることを意味する。
“実質的に純粋”という語句は、抗体中に存在するタン
パク質の少なくとも約1%、好ましくは少なくとも10
%、より好ましくは、少なくとも50%が抗体結合部位
を形成するタンパク質分子であることを意味している。
好ましい態様において、考案された抗体は、a ) I
I e L a細胞中に存在する70kdタンパク質、
b) Ca5kiVllI胞中に存在する20kdタン
パク質、c) Ca5k+細胞中に存在する15kdタ
ンパク質、d) Ca5ki細胞中に存在するl1kd
タンパク質、又は、 e) Ca5ki細胞中に存在する1Okdタンパク質
、と免疫反応しない。
別の態様において、本発明は、(11ポリペプチド、好
ましくは、唯1つのポリペプチド、及び(2)aN12
kd分散タンパク質、 b)54kd繊維状タンパク質、 C)48kd繊維状タンパク質、 d)51kd核タンパク質、及び e)58kd核タンパク質 からなる群から選ばれるパピローマウィルス潜在性タン
パク質の少なくとも1つ、と免疫反応する抗体分子を含
む抗ポリペプチド抗体を考案している。
好ましい態様において、考案された抗ポリペプチド抗体
は実質的に、 a ) It e L a細胞中に存在する70kdタ
ンパク質、b) Ca5ki細胞中に存在する20kd
タンパク71、c) Ca5ki細胞中に存在する15
kdクンバク質、d) Ca5ki細胞中に存在する1
lkdタンパク質、又は e) Ca5ki細胞中に存在する10kdタンパク質
、とは免疫反応しなし・。
弐 4八DPAGTNG[EGTGC II E D E D K E N D G D S 
L P T CRl) ri K S N K S T
 CCCCD響CI八八FへへTPS l 。
TYDSEWQRDQFLS[]νKIPC。
+1KSAIνTLTYDSEWQRD[]C。
CINC[]KPLCPEEKQRI+からなる群から
選ばれるポリペプチド、好ましくは、唯一のポリペプチ
ドと免疫反応する、ポリクローナル抗ポリペプチド抗体
がより好ましい。
さらに、ヤギ、ウマ、ウサギ及びそれに類するもののよ
うな、ヒト以外のボ乳動物を免疫することにより作られ
る、抗ポリペプチド抗体も好ましい。代表的抗ポリペプ
チド抗体とは、抗235、抗236、抗237、抗23
8、抗245、抗246及び抗247と命名した、ウサ
ギ中で作られるものである。
本発明の抗体は一般的に、本発明の接種物でホ乳類動物
を免疫化し、それにより、そのホ乳動物中、適当なポリ
ペプチド免疫特異性を有する抗体分子を誘導することに
より生産される。それからこの抗体を、このホ乳動物か
ら回収し、ついで例えば免疫アフィニティークロマトグ
ラフィーのような、従来技術により望まれる程度に単離
、精製する。それから、単離した抗体分子含有組成物に
ついて、先に述べた免疫特異性に従がい、免疫反応する
能力の評価を行ない、また、このように調製した、適当
な免疫特異性を有する、これらの組成物を、本発明の抗
体組成物として保存する。このようにして生成した抗体
は、なかでも、体液サンプル中の潜伏性パピローマウィ
ルスタンパク質の存在を検定する、本発明の診断法及び
診断システムにおいて用いろことができる。
本発明のポリペプチドにより誘導される、本発明の抗体
は、それらが本来のウィルス潜伏性関連のバビL1−マ
ウイルスコーF化タンパク質に似ている、そのエピトー
プと比較して、比較的に少ないエピト−プを有する免疫
原(比較的小さいポリペプチド)に対して生じるもので
あるので、天然のボリク[1−ナル抗体と比べ、オリゴ
クローナル抗体と呼ぶことができる。結果的に、本発明
の抗体分子は、そのポリペプチドのエピト−プと結合す
るが、一方全潜伏性バビローマウイルスタンパク質に対
して生じる天然の抗体は、このタンパク質分子全体を通
してのエピトープと結合し、従ってポリクローナル抗体
と呼ばれる。
別の態様において、本発明の抗体は潜伏性パピローマウ
ィルスタンパク質関連ポリペプナド、すなわら、潜伏性
タンパク質ORF、好ましくは、E 1、+52又はE
6から誘λ9されるポリペブチ1と免疫反応する、実質
的に単離された抗体分子を含むことで特徴づけられる。
式、 5STWIIWTGIINVKHKSAIVTLTYD
SIEW旧?DC。
[EKTGILTVTYIISETQRTl?C11K
IIAIVTVTYO3EEQRQQC11KNATシ
TLTYSSEIミ旧ン0(1C5KNG IVTVT
l?VTE口QQQMCで表わされるポリペプチドと免
疫反応する、実質的に単離された抗体分子が好ましい。
−静的に、これらの抗体は潜伏性パピローマウィルス感
染した。患打にみられる、抗潜伏性パピローマウィルス
タンパク″n抗体含有血清から、固定化した潜伏性パピ
ローマウィルスタンパク質関連ポリペプチドを用いた、
イムノアフィニティークロマトグラフィーにより得られ
る。本態様の好ましい抗体は、潜伏性パピローマウィル
ス感染、好ましくは、タイプ16.18.6.11又は
33のヒトパピローマウィルス又はそれに類するものに
引き起こされる感染を受けた患者の血清からt)y離さ
れるヒトの抗体である。特に、例15で調製される、ヒ
トの抗体が好ましい。
■パ、七ツクml−ナル抗体(■酸物 パピローマウィルス潜伏性タンパク質と免疫反応する抗
体分子を含むモノクローナル抗体も吟享されている。種
々の文法型の“モノクローナル抗体゛という語句は特定
の抗原と免疫反胞、することかできる、唯一の抗体結合
部位を有する一群の抗体分子を意味する。したがって、
−静的にモノクし1−ナル抗体は免疫反応する抗原に対
し、歌−の結合親和性を示す。それゆえ、モノクし1−
ナル抗体には各々が異なる抗原に免疫特異性を有する、
複数の抗体結合部位を有する抗体分子、例えば特異的モ
ノクローナル抗体が含まれる。
−・般に、モノクローナル抗体組成物は唯一種の抗体分
子を分泌(生産)するハイブリドーマと呼ばれるjjl
−細胞クローンにより生産される抗体を含んでいる。こ
のハイプリドーマ細胞は、抗体産生細胞と、ミエローマ
又は他の自己増殖細胞系列と融合することにより生成さ
れる。ごのような抗体はここで、その説明を参考として
引用した、コラ−(Kohler)及びミルスタイン(
Milstein) (ネイチャー(Nature)、
  256. 495−497(1975))により初
めて報告された。
ある態様において、本発明のモノクローナル抗体組成物
は、次に示すパピローマウィルス潜伏性タンパク質、 a)l12kd分散タンパク質、 b)54kd繊維状タンパク質、 C)48kd繊維状タンパク質、 d)51ktl核クンバク質、 (り58kd核タンパク質、 f)26kd核タンパク質、又は +;)48kd核タンパク質 のうらの1つと免疫反応する抗体分子を含むごとにより
特徴づけろれる。
本発明のモノクローナル抗体は、 a ) 1leLa4a胞11弓こ存在する70kdタ
ンパク質、b)CaSki細胞中に存在する20kdタ
ンパク質、c ) Ca5ki細胞中に存在する15k
dタンパク質、d ) Ca5ki細胞中に存在する1
lkdタンパク質、又は e)CaSki 細胞中に存在する1Qktjタンパク
質、と、実質的に免疫反応しないことが好ましい。
別のg FjQにおいて、本発明は、本発明のポリペプ
チド及びパピローマウィルス潜伏性タン、XIり質と免
疫反応する抗体分子を含む抗ポリペプチドモノクローナ
ル抗体を考案している。
抗体ポリペプチドモノクローナル抗体は、a ) fl
eLa細胞中に存在する70kdタンパク質、b)Ca
Ski細胞中に存在する20kdタンパク質、C) C
a5kt 1fl胞中に存在する15kdタンパク質、
d ) Ca5ki 細胞中に存在する1lkdタンパ
ク質、又は、 e ) Ca5ki細胞中に存在する1Qkdタンパク
質、と、実質的に免疫反応しないことが望ましい。
好ましい態様においては、モノクローナル抗体が、アミ
ノ酸残基配列が第1、第2又は第3表に示したポリペプ
チドに対応するポリペプチドと免疫反応する。特に好ま
しいモノクローナル抗体は第4表に示したハイブリドー
マにより産生されるる抗体分子を含んで5)る。
第4に 七ツク1コーナル()を体産牛ハイブリ1−マ01セド
1  ポリペプチド名2 ハ・イブリトーマ名1ミI 
      235       235:B9IEI
238238:81ミ9 +E2     245       245 : 1
IE31i6247       247:4D11+
46     247       247 : 10
F7IミG      247       247+
lID111、読み枠(ORF)名は、そのポリペプチ
ドアミノ酸配列が由来する、第1図に示したORFに対
応している。
2、 ポリペプチドは第1表に示したアミノ酸配列を有
している。
235:B9.245:1IE3及び247:lI D
 11と命名された、好ましいモノクローナル抗体産生
ハイブリドーマは、1988年5月12目、MD月4、
ロノクヒ゛ル、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレ
クション(A T CC)に、ハイブリ1−−マ培孜物
として保管され、各々受理番号I! 139720、l
−1f39718及び1IB9719が古り)11てら
れた。
別の態様において、本発明は式、 5STWIIWTGIINVKIIKSA IV’nT
YDSEW[1Rt)CEK’rG ILTVTYII
SETQl?TRC11に11AIVTVTYO5EE
OR[1(Ic。
+1KNA IVTLTYSSEEORQQC5KNG
IVTVTFVTE[l(IQQMcで友ねされるポリ
ペプチドと免疫反応する抗体分子を含む抗ポリペプチド
モノクローナル抗体を考案している。
本発明のモノクローナル抗体は、適当な免疫特異性を有
する抗体分子を分泌する、本発明のハ・イブリドーマを
含む栄養培地からなるモノクローナルハイブリドーマ培
養を開始することによっ゛C生産することができる。こ
の培養を、ハイブリドーマが培地中に抗体分子を分泌す
る条件及び時間、¥11:持する。その後、この抗体含
有培地を回収する。
さらにこの抗体分子を従来法によりi↑’−1tttす
る。
高濃度の重積製モノクローナル抗体を作るため、目的の
ハイブリドーマをマウス、好ましくは同系又は単回系マ
ウスに注入する。このハイブリドーマは、適当なインキ
ュヘーション時間の後、抗体産生腫瘍を形成させ、その
結果、その宿主マウスの血液及び11M腔滲出物(II
!水)中に、高濃度の目的とする抗体(約5〜20mg
/m#)が生ずる。
これらの組成物調製のために有用な培地はこの分野では
よく知られ、また市販されており、これには、合成培養
培地、近交系マウス及びこれに類するものが含まれる。
代表的合成培地は、4.5g/lのグルコース、20關
グルタミン及び20%ウシ胎児血清を補ったダルベコ最
小基礎培地(DMEM ;ダルベコ(Dulbecco
)等、ピロロジー(Virol、)8. 396  (
1959) )である。代表的近交系マウス株はBa1
b/cである。
上記の方法で産生されるモノクローナル抗体組成物は、
例えばパピローマウィルス潜伏性タンパク質含有免疫産
物の生成が望まれる、診断法及び免疫精製法で使用する
ことができる。
G ハイブリドーマ及びその他のモノクローナル抗体産
生細胞及びその調製法 本発明のハイブリドーマは、本発明のモノクローナル抗
体を産生ずる能力を有することを特徴とするものである
。望ましい免疫特異性の、すなわち、特定のタンパク質
、特定のタンパク買上の同定可能なエピトープそしてま
たは、ポリペプチドと免疫反応する能力を有する抗体分
子を産生(分泌)するハイブリドーマを生産方法は当分
野ではよく知られているものである。ここで参考のため
引用している、ナイマン(Niman)等(プロンーデ
インク・イン・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイx
yス(Proc、Natl、 Acad、 5c3) 
 USΔ80.494!J−4953(1983))及
びガルフレ(Galfre)等(メソッズ・イン・エン
ザイモロジー(Meth、Enzymol、) 73 
、 3−46 (1981))の方法は特に応用性が高
い。
一般的に、本発明のハイブリドーマは上述の技術におい
て本発明の、実質的に純粋な潜伏性パピローマウィルス
クンバク質又はポリペプチドを免疫原として用いること
により、生産することができる。
H3診断システム 本発明のキット型の診断システムには、少なくとも1回
の検定を行うのに十分な量の、各々別々にパッケージさ
れた試薬として本発明の実質的に純粋なパピローマウィ
ルス潜伏性タンパク質、ポリペプチド、抗体、抗ポリペ
プチド抗体、モノクローナル抗体、又は抗ポリペプチド
モノクローナル抗体が含まれる。このパッケージされた
試薬の使用説明書を含めるのが一般的である。
ここで使用されているように、゛′パッケージ″′とい
う語は、本発明のポリペプチド、抗体組成物又はモノク
ローナル抗体組成物の所定量を含めることができる。ガ
ラス、プラスチック、紙、ホイル及びこれに類するもの
等の、固体マトリフクス又は物質を意味する。従って、
例えば、パッケージは、ミリグラム量の考案ポリペプチ
ドを含めるのに用いられるガラスのバイアルであること
も可能であり、また、マイクログラム量の考案のポリペ
プチドを機能的に固定した、すなわち、抗(2幻=よる
免疫学的に結合が可能なように結合した、マイクロプレ
ートのウェルであることも可能である。
−静的に、゛使用説明書″には、試薬の濃度又は、試薬
と投与を受(するサンプルのll目対量、試=■/サン
プル混合物の維持時間、温度、バッファ条件及びこれに
頚するもの等の、少なくとも1回C)検定方法のパラメ
ータを記述し、た実際的表現が含まれている。
1つの態様において、身体サンプル中の潜伏I生の(l
atent)乳頭腫ウィルス感染の存在をアン七・1′
する診断系は潜伏性の乳頭腫ウィルスタンパク質と免疫
反応する本発明の抗体を含有するパッケージよりなる。
好ましくは抗体は本発明のモノクローナル抗体である。
より好ましくは抗体分子は本発明のハイブリドーマによ
って生産される抗体の分子である。抗体分子が酵累ラベ
ルに結合しているキットがさらに好ましい。
このように好ましい態様において本発明の診断系はさら
に本発明の抗体分子またはポリペプチドを含有する複合
体の生成を信号で知らせることができるラベルもしくは
指示手段を含有する。
ここで用いる用語「複合体」は抗体−抗原反応のような
特異的結合反応の生産物を指称する。例示的複合体は免
疫反応生成物である。
ここで用いる用語「ラベル」及び「指示手段」はそれら
の種々の文法的形態において複合体の存在を示す検出可
能なシグナルの生産に直接にもしくは間接に関与する単
一の原子及び分子を指称する。いずれのラベルもしくは
指示手段も実質上純粋な潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク
質、ポリペプチドまたは本発明の抗体もしくはモノクロ
ーナル抗体&Jl成物の部分である抗体分子に結合する
かこれに含有されることができるか、または別々に用い
られ、それらの原子または分子は単独にまたは伺加の試
薬と共に用いることができる。このようなラベルは臨床
診断化学において周知であり、それらが新規なタンパク
質方法及び/または系について用いられる限りにおいて
本発明の一部を構成する。
ラベル手段は抗体もしくは抗原にそれらを変性させるこ
となく化学的に結合して有用な免疫螢光トレーサーであ
るフルオロクロム(f luorochrome)(染
料)を生成する螢光ラベル剤であることができる。適当
な螢光ラベル剤はフルオレセインイソシアネート (F
IL)、フルオレセインイソチオシアネート (FIT
C)、5−ジメチルアミン1−ナフタレンスルホニルり
ロライト′(〇へN5C)、テトラメチルローダミンイ
ソチオシアネート(TRITC)、リサミン(l is
samine)  、o−ダミン8200スルホニルク
ロライド(RB200SC)等のフルオロクロム等であ
る。免疫フルオレセイン分析技術の記述はDeLuca
、“lmm1n。
fluorescence  八nalysis   
 、in  八ntibody  AS  aTool
、 Marchalonis、  et alleds
、、John !’1iley &5ons、 Ltd
、、 pp、 l 89−231 (]−982)に見
い出される。この文献を参考としてここに加入する。
好ましい態様において、指示基はホースラディシュ(h
orseradish)ペルオキシダーゼ(HRP)、
アルカリホスファターゼ、グルコースオキシダーゼ等の
酵素等である。主たる指示基(i nd ica t 
i ngt: r o u p )がHRP、グルコー
スオキシダーゼ等の酵素である場合には受容器−リガン
ト複合体(イムツリアククンIn (immunore
actant)が生成した事実を視覚化するために付加
的な試薬が必要とされる。かかる付加的な試薬は)I 
RPについては過酸化水素、及びジアミノヘンジン、オ
ルトフェニレンジアミン等の酸化染料プレカーサーを包
含する。
グルコースオキシダーゼについて有用な付加的試薬は2
,2′−アジノージ−(3−エチルーヘンズヂアゾリン
ーG−スルホン酸)(ABTS)である。
放射性元素もまた有用なラベル剤である。例示的放射性
ラベル剤はγ−線を発する放射性元素である。それ自身
γ−線を発する元素、例えば124I、+251.12
111.1:121、及び5ICrは1クラスのγ−線
発生放躬性元素指示グループを表す。特に好ましいのは
1251である。別の有用なラベル手段の群はそれ自身
ポジトロン(Pos i tron)を発するC1+8
p、150及び1ffN等の元素である。発したポジト
ロンは動物の体内に存在する電子と出会うとT−線を生
成する。■1インジウム、3H等のβ−発生体も有用で
ある。
ラベルの結合、すなわちポリペプチド及びタンパク質の
ラヘリングはこの技術分野で周知である。
例えばハイブリドーマによって生産される抗体分子は培
地成分として供給された放射性同位元素含有アミノ酸の
代謝移入によってラベルすることができる。例えばGa
1fre et al、、 Mett+、 Enzym
ol、。
73.3−46  (1981)参照。活性化官能基を
通してのタンパク質複合化またはカップリングの技術は
特に適用可能である。例えばAurameas。
et al、、 5cand、 J、 Immunol
、、 Vol、a 5upp1.7 ニア  23  
(1978) 、 Rodwell et al、、B
ioLecb。
3 : 889−894 (1984) 、 and 
U、S、 Pat。
No、4.493.795参照。
診断系は好ましくはまた別パッケージとして特異的結合
剤を包含することができる。[特異的結合剤Jは本発明
の試薬種(species)を選択的に結合することが
できるが、それ自身実質上純粋なタンパク質、ポリペプ
チドまたは本発明の抗体分子でない分子体(entit
y)である。例示的な特異的結合剤は二次(secon
d)抗体分子、補体タンパク質もしくはその断片(fr
agments) 、 S、aureusプロティンΔ
等である。好ましくは特異的結合剤はそれが複合体の一
部として存在する場合の本発明の抗体分子もしくはポリ
ペプチドを結合できる。
好ましい態様において特異的結合剤はラベルされている
。しかしながら診断系がラベルされていない特異的結合
剤を含有する場合、剤は典型的には増幅手段もしくは試
薬として用いられる。これらの態様においてラベル化さ
れた特異的結合剤は増幅手段が試薬種含有複合体に結合
している場合増幅手段を特異的に結合することができる
本発明の診断キットは血清、血漿、尿等の体内流体サン
プル中に存在する潜伏性乳頭腫ウィルス(letent
 papillomavirus)  タンパク質と免
疫反応する抗体分子の存在または量を検出する「エライ
ザJ  (ELISハ)法(format)において用
い得る。
「エライザ」はサンプル中に存在する抗原もしくは抗体
の堡を検出し定量するために、固相に結合した抗体もし
くは抗原、及び酵素−抗原もしくは醇素−抗体複合体を
用いる酵素−結合免疫吸着アッセイを指称する。エライ
サ技術の記述はChapter22 of the  
4thεdition of Ba5ic and C
1inicalC11nical1  by D、 P
、 5ites et al、、 Publ+5hed
by Lange !、Iedical Public
ations of  Los Altos。
CA  in  1982  and  in  U、
S、 Patents  No、3,654,09ON
O13,850,752; and No、4,016
,043に見い出される。これらはすべてここに参考に
加入する。
かくのごとく好ましい態様において本発明の実質上純粋
なタンパク質、ポリペプチドまたは抗体分子は固体マト
リックスに付着させ(be Iaffixed)て固体
支持体とし、これを別個に本診断系にパンケージする。
試薬は、他の当業者に公知の付着手段も用い得るが、典
型的には水性媒体からの吸着によって固体マトリックス
に付着させる。
有用な固体マトリックスは当業界で周知である。
かかる材料はPharmacia Fine Chem
icals(Piscataway。
NJ)からの商標5EPHADEXなる名称の架橋デキ
ストラン、アカ゛ロース、ラテックス、八bbott 
Laboratories(North Chicag
o、 IL)から入手し得る直径1μ〜約51のポリエ
チレンビーズ、塩化ポリビニル、ボスチレン、架橋ポリ
アクリルアミド、シーI・、条片(strips)、パ
トラ−(padd Ier)等のニトロセルロースもし
くはナイロン基調の織布、またはポリスチレンもしくは
ポリビニルクロライドからつくられた管、プレートもし
くは微量力価プレート穴(ivell)を包含する。
試薬種、ラベル化結合剤またはここに記述するいずれか
の診断系の増幅試薬は溶液、分散液または実質上乾燥粉
末(例えば凍結乾燥形態)で提供され得る。指示手段が
酵素である場合、酵素の基質も系の別個のパッケージと
して提供される。前述のFaffi滴定プレート等の固
体支持体及び1以上のバッファーも本診断アッセイ系の
別個のパンゲージ要素として包含できる。
診断系に関してここで論議されるパッケージ[7j料は
診断系で慣用的に用いられるものである。かかる材料(
まガラス及びプラスチック (例えばポリエチレン、ポ
リフロピレン、ポリカーボネート)のボトル、バイアル
、プラスチック及びプラスチックホイルラミ2・−ト包
み(envelope)等である。
別の態様において本発明の診断系は潜伏性乳頭腫ウィル
ス感染によって誘導される抗体、すなわち抗潜伏性乳頭
腫ウィルス抗体の存在をアッセイするのに有用である。
かかる系はキント形熊において、本発明の潜伏性乳頭腫
ウィルスタンパク質もしくはポリペプチドを含有するパ
ンケージよりなる。好ましくは含有されるポリペプチド
は配列した乳頭腫ウィルスゲノムのE領域読取り、枠(
ORFs)から導かれる推測アミノ酸残基配列の部分に
相同の配列を含有する。より好ましくは含有されるペプ
チドはHPVのEl、E2またはE60RFから推測さ
れる配列を含有する。
1つの態様において、考慮された診断系に、りfプロ、
11.16.18.33及び35についてここで開示し
たような特定のHP Vタイプに関するポリペプチドを
包含させるのが好ましい。本発明のHP Vタイプ6.
11.16.18もしくは1;)関与ポリペプチド、好
ましくは配列が表1.2もしくは3に示されるそれらの
1つを包含するのか特に好ましい。
実施例で論じた結果から、HP Vタイプ16′/vI
仏性タンパク誘導抗体と反応する、ヒト乳頭腫ウィルス
の重要な抗原決定基は前述した5つのアミノ酸残基配列
−TYDSIE−(その中に含有された)によって定義
されることが明らかである。さらに、本発明のII P
 Vタイプ16関連ポリペブチ1の各々は大抵の抗1−
I P Vタイプ16潜伏性タンパク質抗体含有血清と
反応するが、個々の患者血清はII P Vタイプ16
関連ポリペプチドの1つと特異的に反応し、他とは反応
しないことが認められた。この観察は付加的な抗原決定
基が前述の弐LTYDSIE−−−5AIVTLTDY
SIE−−11KsAIVTLYDYsE1iKSAI
V−−−5AIVTL−または−Iシ且TD−を含有す
る配列を含有する他のペプチド中に存在することを示し
ている。
従って、本発明はさらに」二記)j P Vタイプ16
関連ポリペプチドがHPVタイプ16関連ポリペプヂド
の異なる種と組合せて用いる場合にはIIPVタイプ1
6潜伏性潜伏性タンパ抗質の認識を顕著に高めるという
発見を考慮している。例示的で好ましい態様は組合せに
おけるポリペプチド66及び245、または78及び8
5、または66.78及び85、及び同様な組合せを包
含する。
かくして1つの態様において診断系は本発明の1より多
くのHP Vタイプ16関連ポリペブチ1種を含有する
。ポリペプチド種は個々的に別々のパッケージに存在さ
せまたは系中の別々の場所に隔βiffすることができ
るが、好ましくはそれらの種は混合して系中に存在させ
る。この組合せ方式は単一−−−1=ソ]・中でまたは
好ましくは混合される場合j11−の固体支持体上で、
異なる免疫特異性を有する抗HP V潜伏タンパク質抗
体を検出し、それによってかかる系のスクリーニング可
能性(capability)を改善する能力を提供す
る(provide)。
異なる乳頭腫ウィルスタイプにさらされることの間で検
出し区別するために用いられる診断系を提供することが
望まれる場合、キットは付加的ポリペプチドが、第1の
ポリペプチドが導かれたウィルスタイプとは異なる第2
のウィルスタイプの潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質と
免疫反応する抗体分子を免疫化によって生成する能力を
もとに選択される1つより多くのポリペプチドを含有す
る。
さらに付加的ポリペプチドは最初のウィルスタイプによ
って発現された潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質と免疫
反応しない抗体分子を誘導する。このように、ここで用
いる「異なる」は2つのポリペプチド誘導抗体分子組成
物が単一の乳頭腫ウィルスタイプによる潜伏性感染にお
いて生成した潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質と免疫反
応する能力に実質的な測定し得る差があることを意味す
る。
かくのごとく、単一ウィルスタイプの潜伏性乳頭腫ウィ
ルスタンパク質と、共には免疫反応しない抗体組成物を
誘導する能力において該ポリペプチドはタイプ特異的で
あるといわれる。
換言すれば、1つのタイプの乳頭腫ウィルス7に仏性タ
ンパク質によって誘導される抗体と免疫反応する能力を
他のタイプのタンパク質と免疫反5する能力と比較した
場合それらの能力に実質的な測定し得る差がある場合の
ポリペプチドは「異なって」おり従ってタイプ特異的で
ある。エライザによって測定される場合の免疫反応にお
ける差は実施例14に示されるように光学密度において
0.05、好ましくは0.1、さらに好ましくは04よ
り大なる差があれば実質的である。
本診断系のこの態様に含めるのに好ましいクイズ特異的
ポリペプチドは前述のHPVタイプ16関連、タイプ1
8関連、タイプ6関連、タイプ■関連及びタイプ33関
連ポリペプチドを包含する。
診断系における本発明のタイプ特異的ポリペプチドの例
示的使用は実施例14に示す。
タイプ特異的ポリペプチドを利用する63 IJN用キ
ットのこの態様においては、ポリペプチドをキント内で
物理的に分は隔てて提供し、それによって含まれたポリ
ペプチドの一方もしくは他方と免疫反応する抗体の存在
の間で区別することを可能にすることができることが含
まれている。このタイプの例示的キットは第1のポリペ
プチドを機能し得るように付着させた第1の固体サポー
ト及び第2のポリペプチドを機能し得るように付着させ
ただ第2の固体サポートを包含し、そこでは2つの分り
隔てられたポリペプチドは異なる乳頭腫ウィルスタイプ
に対してタイプ特異的である。もちろん、2つの固体支
持体は固体支持体が、微量滴定穴(well)であって
、2の穴が同じか異なるi数量力価プレート上にある場
合のように、同しか異なるかさばった(bulk)媒体
上にあることができる。加えて、この態様はその特異性
が第1とものとも第2のものとも異なる第8のタイプ特
異的ポリペプチドを付着させた第3の固体支持体を包含
することができる。
別の態様においては、異なる夕・イブ特異的ポリペプチ
ドを含ませるすべてのベブチ)・の混合物として診断用
キット中に含有させ、もって1つの固体担体を用いて1
つより多くの乳頭腫ウィルスタイプによって引き起こさ
れた潜伏性乳頭腫ウィルス感染によって誘導された抗体
の存在をスクリーンする能力を創造する。このタイプの
キットは代表的には個々の穴に1より多くの(more
 than one)乳頭腫ウィルスタイプに対しタイ
プ特異的であるポリペプチドの混合物を機能し得るよう
に付着させた微量力価プレート等の固体支持体を包含す
る。
■、アッセイ法 本発明は潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質、特にバイオ
プシン、尿道スミアまたはパップ(pap)スミア等の
組織サンプル中に見い出されるこれらのタンパク質を、
実質上線枠な乳頭腫ウィルスタンパク質、ポリペプチド
、または本発明の抗体またはモノクローナル抗体組成物
に含有される抗体分子を含有する免疫複合体を生成させ
ることによって検出するいかなる方法をも包含する。
加えて、本発明は、乳頭腫ウィルスゲノムのヌクレオチ
ド配列から推測される潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質
と免疫反応する抗体分子、特に脈管系体液中のそれらの
抗体分子、例えば潜伏性乳頭腫ウィルス感染を有する患
者もしくは他の動物種の血清もしくは膣分泌物(sec
re t 1ons)中に見い出されるそれらの抗体分
子を、実質上線枠なt替仏性乳頭腫つィルスタンパク質
、ポリペプチド、または本発明の抗体もしくはモノクロ
ーナル抗体中に含有される抗体分子を含有する免疫複合
体を生成させることによって検出するいかなる方法をも
包含する。
当業者はこれらの複合体を生成させるのに用いることが
できる多くの周知の臨床診断化学的手法があることを理
解するであろう。このように、例示的アッセイ法がここ
に述べられるけれども、本発明はそれに限定されるもの
ではない。
■、   サンプルの       ラベリング組織サ
ンプル中の潜伏性乳頭腫ウィルス感染の存在の検出方法
が考慮される。この態様においては本発明の抗体分子は
、乳頭腫ウィルスに感染した、頚部上皮ハイオプシイ、
コンジロームハイオプシイ、尿道スミア及びパップスミ
ア等の組織サンプル中に存在する潜伏性乳頭腫ウィルス
タンパク質と免疫反応する能力によって潜伏性乳頭腫ウ
ィルス感染を検出するのに用いる。好ましい態様におい
て、抗体分子はモノクローナル抗体組成物として存在し
、より好ましくは表4にリストしたハイブリドーマによ
って生産される。
例えば、バイオプシイサンプルは周知技術による免疫f
JHa化学的分析のための固定化(fixation)
によって得られかつ調製される。例えばT u b b
 s +へtlas  of  Immunohist
olog  、  American  5ociet
yof C11nical Pathology Pr
ess、 Chicago参照。調製したバイオブシイ
サンプルを本発明の抗体分子含有組成物と混合して免疫
反応混合物を生成させる。かくして生成した混合物をサ
ンプル中に存在する潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質に
十分な時間生物アッセイ条件下に保って加えた抗体分子
と免疫反応させて免疫反応生成物を生成させる。免疫反
応生成物の存在をついでアッセイする。
この態様において、組織サンプル中の潜伏性乳頭腫ウィ
ルス感染の検出に用いられる抗体分子は潜伏性乳頭腫タ
ンパク質関連ポリペプチド、好ましくはE2 0RFか
ら推測されるポリペプチドと免疫反応する実質的に単離
された抗体分子を包含することができる。この場合の例
示的抗体分子は乳頭腫ウィルス関連配列を有する固定化
ポリペプチドを用いるアフィニティークロマトグラフィ
ーによって単離される抗体分子、及び潜伏性乳頭腫ウィ
ルス感染を有する患者に見い出されるような抗層仏性乳
頭腫つィルスタンパク質抗体含有血清から単離される抗
体分子である。例示的な検出方法はHP V感染患者抗
血清から単離された抗体分子アフィニティーを用いる実
施例16の方法である。
脈管系体液中の潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質と免疫
反応する抗体、すなわち抗乳頭腫つィルスタンパク質抗
体の存在及び好ましくは量を検出するために、種々の不
均一系及び均−系の、及び競合的もしくは非競合的アッ
セイのプロトコルを用いることができる。
特に、本発明は血清、血漿、膣分泌物、尿等の体液サン
プル中の、潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質と免疫反応
する抗体分子の存在及び量を検出するための、ここに述
べるエライサ方弐を意図する。この方法においては、サ
ンプル中に存在する抗体の量を検出、定量するために本
方法は固体用(固体支持体)に結合した抗原もしくは抗
体、及び酵素−抗原もしくは酵素−抗体複合体を用いる
好ましい態様において固体用に結合する抗原は本発明の
ポリペプチドである。
例えば、ヒト血液サンプル、及び本発明のポリペプチド
を付着させた固体支持体を混合する。混合物を生物アッ
セイ条件下に抗体が同相ポリペプチドと免疫反応して免
疫反応産物を生成するのに十分な時間保持する。ホース
ラディシュ(horseradish)ペルオキシダー
ゼでラベルした抗ヒトIgA抗体等の第2ラベル化抗体
をついで第1の免疫反応生成物含有固体支持体と混合し
、生物アッセイ条件下に最初の免疫反応産物がラヘル化
抗体と免疫反応し、ラベルされた第2の免疫反応産物を
生成するに十分な時間保持する。ついでラベルされた第
2免疫反応産物を未反応ラヘル化抗体から代表的には未
結合ラベルを除去するに十分なほど該固体支持体を洗浄
することによって分離する。ついでラベルされた免疫反
応産物の量をアッセイする。
生物アッセイ条件は本発明の抗体分子及びポリペプチド
分子及びアッセイしようとする抗体分子の生物活性を維
持する条件である。これらの条件は約り℃〜約45゛C
の温度、好ましくは約37゛C1約5〜約9、好ましく
は約7のpH値、及び蒸留水のイオン強度〜約LMの塩
化ナトリウムのイオン強度、好ましくは生理的食塩水の
イオン強度を包含する。かかる条件を最適化する方法は
当分野で周知である。
好ましい態様において、本エライサ方式アッセイ法はH
PVタイプ16のEl、E2またはE60RF、から推
測されるポリペプチド、特にそのアミノ酸残基配列が表
1にリストした配列であるポリペプチドを用いる。さら
に−層好ましくはHP Vタイプ16ボリベブチド23
7.245及び246である。抗潜伏性乳頭腫ウィルス
タンパク質を検出するのに使用するために好ましい付加
的II P Vタイプ16関連ポリペプチドは表2にリ
ストしたものである。
別の態様において、本発明のアッセイはタイプ16以外
のタイプのヒト乳頭腫ウィルスの抗+1PV潜伏性タン
パク質抗体の、他の生殖器乳頭腫ウィルスのE20RF
領域から推測されるHPV関連ポリペプチドの使用によ
る検出を包含する。
HP V関連ポリペプチドは好ましくはタイプ6.11
.18及び33から推測されたもの、特に表3に示すも
のである。
種々のポリペプチドを利用する例示的エライサ法を実施
例に示す。
本発明は2つの異なる競合方式において基本的エライザ
を用いる、抗層仏性乳頭腫つィルスタンパク質抗体の存
在好ましくは星を検出するための競合アッセイ方法を包
含する。
1つの方式においては、以下の工程よりなる抗層仏性乳
頭腫つィルスタンパク質抗体の存在について体液サンプ
ルをアッセイするための方法を包含する: (al  体液サンプルを(1)固体支持体に付着した
本発明のポリペプチド及び(2)付着させたポリペプチ
ドと免疫反応する本発明の液相ラベル化抗ポリペプチド
抗体の予め定めた一定量と同時に混合して固体及び液体
相を有する競合免疫反応混合物を生成させる。好ましく
は体液サンプルは既知量の血液、血清、血脩、尿、唾液
、精液または膣分泌物である。
(b)  混合物を生物アッセイ条件下に、サンプル中
に存在するいずれかの抗層仏性乳頭腫つィルスタンパク
質抗体がポリペプチドと免疫反応するのに十分であり、
及びまたラベルされた抗ポリペプチド抗体が同じポリペ
プチドとの免疫反応について競合するのに十分である約
り℃〜約45℃の温度で予め定められた時間例えば約1
0分〜約16〜20時間保持して、固相ラベル化抗ポリ
ペプチド含有免疫反応産物を生成させる。
(C1固体相中のいずれかのラベル化抗ポリペプチド含
有免疫反応産物の存在をアッセイし、それによって免疫
反応混合物中のいずれかの抗層仏性乳頭腫つィルスタン
パク質抗体の存在も求める。好ましくは生成したいずれ
のラベル化抗ポリペプチド含有免疫反応産物の量を求め
、それによってサンプル中に存在する抗層仏性乳頭腫つ
ィルスタンパク質抗体の量を求める。
別の方式においては、本発明の競合エライザは次の工程
よりなる。
(81前記方式と同様、体液サンプルを(1)固体支持
体に付着させた本発明のポリペプチド、及び(2)液相
中の予め定めた量の同一ポリペプチドまたは免疫交差反
応性ポリペプチドと実質上同時に混合して固相及び液相
を有する競合免疫反応混合物を生成させる。
(b)  混合物を、生物アッセイ条件下サンプル中に
存在するいずれかの抗層仏性乳頭腫つィルスタンパク質
抗体が同相もしくは液相ポリペプチドと免疫反応するに
十分な時間維持して同相及び液相ポリペプチド含有免疫
反応産物を生成させ、及び FC+  生成した固体用ポリペプチド含有免疫反応生
成物の存在をアッセイし、それによって免疫反応混合物
中の抗層仏性乳頭腫つィルスタンパク質抗体の存在をア
ッセイする。
第2の方式の異なる態様においては、液相中のポリペプ
チドは固相中のポリペプチドと同じでなくまたそれと実
質上免疫的に交差反応しない。かくして、アッセイに含
まれる2つのポリペプチドはここで定義された「異なる
」の意味での異なる乳頭腫ウィルスタイプ特異的ポリペ
プチドである。
例えば、HPVタイプ16関連ポリペプチドが固体用に
存在し、HPV6関連ポリペプチドが液相に存在するが
具体的には例えばそれぞれポリペプチド245及びに−
70である。かかる競合アッセイ方式は検出された抗H
P V 潜伏性タンパク質抗体を誘導した、存在するH
PVタイプを識別する方法を提供する。
実施例 以下の実施例は本発明を例示するものであり限定するる
ものではない。
1、泄丈ぺ1九を介戚 アミノ酸残基配列において、種々のHPVタイプ16E
 ORFによってコード化された潜伏性タンパク質の部
分(portions)に対応するポリペプチドをLI
S特許4631211  (この開示をここに参考とし
て加入する)に開示された固相法に従って化学合成した
合成されたポリペプチドのアミノ酸残基配列及びHPV
  E領域ORF、の推測されたアミノ酸配列を表1に
リストする。
付加的1−I P V M連ポリペプチドは上記固相法
によって化学合成したが、各々のポリペプチドはアミノ
酸残基配列として表2及び3にリストした配列の1つを
存していた。
2、 ポリクローナル ポリペプチド 血?1の貝製 a、  ”’  (reduced)ポリペプチドの調
実施例1に記述した方法で調製したポリペプチドを分析
してシスティン含量を求めた。125μgのポリペプチ
ドを含有するPEバッファー〔0,1Mリン酸ナトリウ
ムバッファー、pl+7.2.5mMエチレンジアミン
テトラ酢酸(EDTA))の1m7!容量溶液を、DT
NB溶液(メタノール中の1mMジチオニトロ安息香酸
)100μlと混合し、室温で30分保持した。混合物
の光学密度(0,0,)をPEハソファー単独のコント
ロール溶液に対し412nmで測定した。グルタチオン
を用いる% i%凸曲線そこではPEバッファー中の2
8μg/mff溶液が412r++nで約1.140゜
D、単位を示す)と比較して、測定される各ポリペプチ
ドについてTI’Rdシスティンの量を求めた。75%
より少ない酸化された利用し得るシスティン残基を有す
るポリペプチドは還元されたポリペプチドとみなした。
75%より多くの酸化された利用し得るシスティン残基
を有するポリペプチドは上記したようにして還元に付し
た。
ポリペプチドは10mgのポリペプチドと50m!4リ
ン酸ハンフy   (pH8,0)  1ml中の10
mgジチオスレイトール(DTT、 Sigma Ch
emical C。
st  Louis、 !、10)とを混合し、混合物
を室温て連続的に撹拌しながら保持することによって還
元した。
撹拌60分後、50μβの濃酢酸をさらに混合し、つい
て混合物を、水中の5%酢酸で予め洗浄した15m1床
容量のセフ7デツクスG−I Q (Pharmcia
Piscajaν+ay、 NJ)  カラムに適用し
た。カラムを5%酢酸ですすぎ、生じるカラム溶出液を
画分て集めた。各両分の206nmでの光学密度(0,
D、 )を測定し、最初のタンパク質ピークの0.D、
206と定められた画分をプールし、プール画分を凍結
乾燥して乾燥還元ポリペプチドを得た。乾燥ポリペプチ
ドを5mg/mで酢酸バッフy  (pH4,0>に溶
解して還元ポリペプチドを得た。
b ポリペプチド−K L l−11合免疫原の調製実
施例1で調製した還元ポリペプチドをカンプリング試薬
m−マレイミドベンゾイルN−ヒドロキシザクシンイミ
ドエステル(M B S 、、Sigma)を用いてキ
ーホールリンペット(keybole limphet
)ヘモシアニンタンパク質(K L H; Pacif
ic Bi。
Marine Laboratoris、 Venic
e、 CA)に複合化させた。20mgK L H7m
l! P BでPB(lomMリン酸ハソファ−1pH
7,2)に対して透析した200μpのK L H溶液
をPB55μlと混合し、ついで混合物を室温で攪拌し
つつMBS?容液(ジメチルホルムアミド中6mg/m
1 85μlを徐々に滴下混合した。混合物を室温で攪
拌しながら30分保持し、ついでPB50(50mMリ
ン酸バ・ノファー、pl+6.0)で予めリンスした1
5m1床容量のセファデックスG−25カラム(Pha
rmacia)に付した。カラムでPB50でリンスし
、生じるカラム溶出液を滴下的に両分(1両分につき3
5滴)に集めた。各両分につき0.0.260を求め、
ピーク画分をプールした。プールを還元ポリペプチド〔
酢酸バッフy −(pH4,0)中5mg/nj2) 
 l+nj!と混合し、得られる混合物のp++を監視
し、混合物をpH7,0〜7.5に維持するよう水酸化
ナトリウムもしく(ま塩酸で必要に応じニア」整し、一
方室温で3時間撹拌した。維持され撹拌された混合物を
ついて2.0 dの最終容量とするのに十分なPBS(
1,1ン酸ハンフア一化食塩水)と混合してK L、 
H複合化ポリペプチド溶液を生成させた。
S  CRF  Vivarium  (Rasear
ch  1nstitut、e  ofScripps
 C11nic、 La Jolla、 CA)から得
られたニューシーラント白ウサギを実施例2bによって
調製したK L H複合化ポリペプチド溶液を用い、以
下の植菌スケジュールによって免疫化した。最初の植菌
は背中に沿っての位置で投与した4回の皮下注射よりな
り、各注射はミコ)<クテリウム(D  I  F C
o  Laboratories、  Detroit
、  !41)   3mg。
不完全フロインドアジュバント (I F A、 Si
gma)1.5mff及びKLHm合化ポリペプチド含
有PBS溶液1.5 meを混合することによって調装
された溶液約375μβでなされ、該混合物は植菌前に
5分間乳化させた。第2回目の植菌は最初の植菌後14
日にミコバクテリウムを除く以外同じ混合物を用いて同
様に投与した。第3回目の植菌はK L H複合化ポリ
ペプチド溶液250μIPBs950mj!及び水酸化
アルミニウム溶液(10mg/ m I!無菌水)80
0μβのよ(振盪した混合物1mj2よりなり1回目の
植菌から21日後に腹腔内注射により投与した。
1回目の注射後28及び35日にウサギ抗ポリペプチド
抗血清を生産するために耳静脈から出血させて、上記免
疫化ウサギから抗血清を得た。
そのアミノ酸残基配列が表1の如くであるポリペプチド
に対し高められたウサギ抗ポリペプチド抗血清をついで
実施例3に示したエライサアッセイによってスクリーン
した。そのように8同調したエライサアソセイによって
スクリーンしたすべてのウサギ抗血清は免疫化するポリ
ペプチドと1=2560の過剰の力価で免疫反応した。
3 エライサアソセイ 抗体組成物及びモノクローナル抗体組成物中に含まれる
抗体分子の種々のポリペプチドと免疫反応する能力を酵
素結合免疫アッセイ (エライザ)法によって3周べた
実施例1aに記載したようにして調製したポリペプチド
を塗布(Coating)溶液l117!あたり10μ
gの濃度で含有する塗布溶液(0,1M炭酸ナトリウム
バッファー、pH9,2)100μJを平底(flat
−botLom)  96穴微量力価(microti
 ter)プレートの各人に加えた。プレートを室温で
一夜維持してポリペプチドを穴の壁に吸着させた。つい
で塗布溶液を転置及び振盪によって除去し、穴を蒸留水
で2回リンスし、150μlのブロッキング?容液(1
)BS中3%ウシ血清アルブミン(B S Aw/v)
)を各人(固体支持体)に混合し、過剰のタンパク質部
位をブロックした。
穴を室温で20分維持し、ついでブロッキング溶液をg
QfJ除去した。各人に実施例2cに述べたようにして
3周製し、フ゛ロッキングハ゛ソファ−で連、涜的に希
釈したウザギ抗ペプチド抗血清を含有する溶液100μ
lを混合した。得られた固/;夜相免疫反応混合物を室
温で60分維持して固相結合ポリペプチドと混合した抗
体との1次固相結合免疫反応産物を生成させた。ついで
同相と液相を分離し、穴を蒸留水で5回リンスし、過剰
の液を振盪除去した。
ブロッキング溶液で1=1000に希釈したグルコース
オキシダーゼラヘル化ヤギ抗ウサギIgG(Coope
r Biomedical、 Maluern、 PA
)含有溶液100μβを各人に混合して2次回/液相免
疫反応混合物(ラベル免疫反応混合物)を生成させた。
穴を37℃で1時間維持してラベル化抗体と1次免疫反
応産物のいずれかの同相結合抗体との間の2次免疫反応
産物を生成させ、蒸留水で5回リンスして固相結合ラベ
ル含有免疫反応産物を単離した。
過剰の液を穴から除去した。
(IIP B  (0,I Mリン酸バッファー (p
l+ 6.0 ) )中に2.1%グルコース(W/V
)を含有する調製グルコース溶液(該グルコース溶液は
一夜維持してグルコースを変旋光させた)28ml!、
(21P B中にホースラデイツシュパーオキシダーゼ
0.1%(W/V)を含有する溶液200 p 1 、
、及び(3)P Bに幻し45mgの濃度で新たに調製
したABTS染料(2,2’−アジノージ〔3−エチル
ヘンスチアヅリンスルホ2−1(61)ジアンモニウム
塩、11oehrinBer−Mannheim、 I
ndianapolis、 IN)を含有するABTS
?容7夜200μlをY昆合することにより、使用前に
新たに色素形成基質溶液を調製した。
ついで色素形成基質溶液100μlを各人に混合してカ
ラー形成反応混合物を生成させた。形成反応混合物を室
温で1時間暗さに維持した後、溶液混合物の0.D、を
415nmフィルター使用のマルチスカン(multi
skan) a量力価プレートリーダー(llio−T
en In5tr、、 Winooski、 VT)を
用い穴中で直接測定した。
上記エライサ法の結果を非希釈、積極的に(posi 
tively)に反応する抗原を用いた場合に色素形成
基質溶液が生成した最大00口、の約50%を生成した
抗体組成物の希釈度として表した。これらの組成物に含
有される抗体分子は50%の最大0、D、を達成する希
釈度が1:4より大なるとき固相ポリペプチドと免疫反
応する能力(capab i I i ty)を有する
とみなした。
ウサギ抗ポリペプチド抗血清の特異性を高めるため、こ
れらの抗血清をここに述べる固相ポリペプチドリガンド
を用いて親和性単離した。
実施例1の如く調製したポリペプチド5mgを水に溶解
し、ついでAH−セファロース4B(Pbarmaci
a)に製造者の指示に従ってカップリングしてポリペプ
チド−アガロース固体支持体を形成させた。3mffの
床容量を有するカラムをポリペプチド−アガロース固体
支持体を用いて調製し、NETバッフy   (150
mM NaCE、1mMEDTA、20mM1−リス−
HCNミpH7,5)を用いてリンスすることにより平
衡化した。実施例2cの如く調整したウサギ抗ポリペプ
チド抗血清約10mnを平衡化したカラムに適用し、つ
いでカラムをNETバッファーの30カラム容量で洗浄
した。ついで100mMクエン酸バッファー(pH3,
0)をカラムに適用し、溶出液を両分に集めた。両分の
0.D、を280nmで測定し、ピーク含有画分を決定
し、プールして抗体含有プールを得た。プールのpHを
測定し、トリス塩基で7.0に調整し、ついでPBSに
対して透析して親和性精製ウサギ抗体分子含有?容ン夜
を得た。
得られた親和性精製ウサギ抗体分子含有溶液は、そこに
含まれる抗体分子の50%より大がHPV潜伏潜伏性タ
ンパ色質疫反応する能力(capacity)を有して
いるので実質上単離された抗体を表す。
上記方法によって11相性単離された各ウサギ抗ポリペ
プチド抗血清はその特定の抗血清を高めた免疫原の調製
において使用したと同しポリペプチドを同いて争乱した
。この方法によって親和性単離(A■)されたウサギ抗
ポリペプチド抗血清はウサギ抗ポリペプチド235 (
ウサギ抗−235)(以下ウサギAl抗〜235と称す
る)、ウサギAI抗−236、ウサギAI抗−245及
びウサギAI抗−247を包含する。
5、 ポリクローナル ポリペプチド を いる゛  性  腫ウィルスタン パク質のウェスタン免疫プロット ウェスタン免疫プロットアッセイを用いて、HP V含
有組織培養細胞分解物及び種々のバイオプレイサンプル
を調製し、潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質の存在を調
べた。
アメリカンタイプカルチャーコレクション(A TCC
、RockvrIIe 、 M D )から得られ、そ
れらの名称の後の括弧に示すATCC番号を有するヒト
頚部癌セルラインC−33A (HTB−31)、HT
  3(HTB  32)、)lela(CCl2) 
、Ca5ki  (CRL1550) 、MS751 
 (HTB34)及び5iHa (HTB 35)をA
TCCの推奨する培地及び方法を用いて培養した。
単層培養で増殖させた細胞を回収し、DBSED’rA
(0,02%EDTA含有PBS) で2回洗浄し、ペ
レット化して水洗細胞を回収し、PBS−EDTAを除
去して詰まった細胞ベレットを得た。詰まった細胞ベレ
ットを秤量し、0.5mj2PBSに対し0.1 gの
詰まった細胞ベレットの濃度でPBS中に4°Cで攪拌
下に再懸濁し、0.5 m lの2XSB (すなわち
サンプルバッファーの2倍濃度を有する調製バッファー
)を加えて溶細胞して(be 1ysed) 、溶細胞
物(cell 1ysaLes)を得た。サンプルバッ
ファ−(SB)は2%SDS、50mMジチオスレイト
ール、10%グリセロール、125mLt−リス−1i
CZ pH6,8及び1mMフ、z−ルメチルスルホニ
ルフルオライl”(PMSF)を含有する。
Dr、 Z、 Bekassy (Departmen
t of Gynecology。
Lund University Ho5pitalX
Lund、、Sweden)から得たコンジロームの組
織バイオプシイを秤量し、細かく切り刻み、0.1 m
g/ m I!の濃度でSBに懸濁した。切り刻みiQ
、?EJ液をドウンス(dounce)ホモゲナイザー
中ゆるい適合の乳棒(a loosefitting 
pestle)を用い、3ストロークで破砕し、ついで
水浴ソニケータ−(sonicator )中1.5時
間音波処理した。音波処理(sonicated )懸
濁液を一70゛Cに凍結し、4サイクルの解凍(fre
ezethaw)により解凍しくbe thawed 
) 、得られた懸濁液を微量遠心分離機(microc
enLrifuge )巾約2000Xgで遠心分離し
て組織破片(tissuedebris)を除去した。
得られた上清を保有してコンジロームm織溶解物得た。
細胞溶解物をLaemm Oi、 Nature+  
226 + 680685 (1970)に記述され、
旧ake et al、。
Infect、 Tmmun、、  33.212 2
72  (1981)によって修飾された不連続(di
scontinuous )、バッファー系(この方法
をここに参考に加入する)を用い、染色された(Pre
stained)分子量マーカータンパク質(Bio−
Rad Laboratories、 Richmon
d、CA)を含有するレーンによっていずれかの側(e
ither 5ide )と側面を接した(flank
ed on)ゲルレーン(lane)あたり細胞熔解物
100μ!を用いる、7.5%粘着性(slab)ゲル
上のSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−
PAGE)に付した。マーカー調製物中に存在するタン
パク質はすべて1000ダルトンの単位でリゾチーム1
4.4kd、)リプシン阻害剤21.5kd。
カーボンアンヒドラーゼ(carbonic anhy
drase)31kd、オプアルブミン(ovalbu
min ) 42.7kcLウシ血清アルブミン66.
2kd、ホスホリラーゼ(phosphorylase
 ) D 97.4kcL β−ガラクトシダーゼ11
6.25kd及びミオシン(myosin) 200k
dを包含する。
電気泳動、及びTowbin et al、、Proc
、 Natl。
八cad、  Sci、U  S  A、  7 6 
 、 4350−4354(1979)(この方法をこ
こに参考に加入する)によって記述されたニトロセルロ
ース上へのBi。
Rad  I・ランスファーユニットを用いるエレクト
ロプロッティング後、プロット (blot)を旧、O
TTO(AnLifoamΔ(Sigma Chemi
cal Corp、 St、 Louis。
MO)0.025%を含有するPBS中の5%粉末脱脂
ミルク〕中に攪拌下1時間浸漬することによってブロッ
クした。ブロックしたプロットを示されたウサギ抗ポリ
ペプチド抗血清もしくはAIウサギ抗ポリペプチド抗血
清を1:100の希釈度で含有するBLOTTO中室温
で2中間温持して、混合した抗体組成物とプロット上に
固相として存在する潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質と
の間の免疫反応産物を生成させた。ついでプロットをB
LOTTOで3回それぞれ約1分、20分及び20分洗
浄して非結合抗ペプチド抗血清を除去した。ついで洗浄
したプロットを171000に希釈したアルカリホスフ
ァターゼ複合化ヤギ抗ウサギIgG  (Sigma 
)を含有するBLOTTO中で30分維持して、第2の
混合した抗体とプロットの固相上に存在する最初に生成
した免疫反応産物との間で第2の免疫反応産物を生成さ
せた。ついでプロットをPBS−T(0,5%ツイーン
20含有PBS)中で1回5分、4同各30分洗浄して
非結合第2混合抗体を除去した。ついで洗浄プロットを
顕色剤を含有する色素形成基質溶液に室温で約4時間維
持してプロット上に存在する免疫反応産物を視覚化した
顕色剤溶液は1.5 M l−リス(pH8,8) 5
m#。
水45m!!、ニトロブルーテトラゾリウム5■、l 
M MgC1z 0.2ml!及び5−ブロモ−4−ク
ロロインドリルホスフェート2.5■を混合して調製し
た。
潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質を検出するためにウェ
スタン免疫ブロントアンセイを用いる結果は図2及び3
に示す。
例えば図2のレーン1−4は約112kdの分子量を有
する拡散タンパク質が、ポリクローナルウサギ抗236
抗血清を用いて、5i)1a及びHeLa細胞溶解物中
に検出されたが、Ca5ki またはC−33A細胞溶
解物中には検出されなかった。同じ112kd拡散タン
パク質がウサギ抗245抗血清を用いる免疫プロット上
の免疫反応産物の生成によっても検出された。
図2のレーン6及び7はHPV54kd線維状(fil
amentous )クンバク質がコンジロームバイオ
プシイ組織の免疫プロッティング細胞溶解物によって、
ウサギ抗−236抗血清を用いて検出された。HPV4
gkd線維状タンパ線維状タンパク−ムバイオプンイ細
胞溶解物の1つにおいてもウサギ抗−236抗血清を用
いて検出された(図2、レーン6)が、他のコンジロー
ム溶解物中には検出されなかった(レーン7)。48k
d線維状タンパク質はウサギ抗−235、ウサギ抗−2
45及びウサギ抗−247を用いるプロット上での免疫
反応によっても検出された。
図3はポリペプチド236に対して高められたポリクロ
ーナル抗血清をHP Vタイプ16感染とHPVタイプ
18感染とを識別するだめのタイプ特異的試薬として用
い得ることを実証している9図3に示ずごとく、54k
d及び58kd綿維状タンパク質が共にウサギ抗−23
6抗血清を用いて、Ca5ki細胞溶解物(レーン2)
を免疫プロットすることによって検出されたが、1Ie
La細胞溶解物(レーンl)中には検出されなかった。
51kd核タンパク質が親和性華離つサギ抗245を用
いるCa5ki細胞溶解物の免疫プロッティングによっ
て検出された。
上記結果は乳頭腫ウィルスのE領域ORF、から推測さ
れたポリペプチドに対し高められた抗ペプチド抗血清が
乳頭腫ウィルス潜伏性タンパク質と免疫反応する能力を
有していることを実証している。ある場合には抗ポリベ
プナド抗血清は1つのしかし他のでないHP Vタイプ
によって生産された潜伏性タンパク質と免疫反応する能
力を有する(ずなわら、タイプ特異的抗血清)。
すべてのハイブリドーマは免疫化の初めに約3週分であ
った、S CRF Vivarium(La Joll
a、、CA)から得られた、免疫化129G、、″マウ
スからの肺臓細胞を用いて生産した。
表1にリストとしたポリペプチドの各々をK 1.+1
複合化し、ここに記述するハイブリトーマを生産するだ
めの免疫原として用いた。
特定のポリペプチドで免疫化する各マウスに、実施例2
bにおける如く調製したKLH複合化ボリペフ゛チドン
容液約62.5μl、PBSo、43 ml。
及びフロイントの完全アジュバント(CF A)0.5
mffの乳化混合物を含有する懸濁液をまず腹腔内(I
P)注射した。約2週間後、各マウスに前と同じKLs
g合化ポリペプチド溶液約32μ!、PB30.47m
及びアラム(alum) 4yB液(PBS中10mg
/mfの水酸化フルミニラム)0.5mfを含有する懸
濁液をIP注射した。第2の注射の約7〜10日後、目
からの出血によりマウス抗血清を集め、抗血清の力価を
以下に述べる修飾をする以外実施例3に記述したエライ
ヤ法を用いて求めた。
微屯力価プレートをマウス免疫化に用いたのと同じポリ
ペプチドで被覆した後、すでに述べたようにして穴をブ
ロックし、ついでプロンキングバッファーで希釈した連
続希釈のマウス目出血抗血清を混合し、混合物をすでに
述べたようにして維持した。グルコースオキシダーゼ複
合化抗体がエライヤ法で必要とされる場合、抗ウサギI
gG((:ooper Biomedical)の代り
にヤギ抗マウスIgG複合体が用いられたっ415nm
で50%最大ODを達成するための目出血力価がI:3
200より小さかった場合には2回目と同じ接種物を含
有する付加的注射を第2回目の注射2週間後にマウスに
投与した。
目出器物の力価が1:3200より大に達してから約1
カ月後に、111■記と同じK L H複合化ポリペプ
チド溶液約32μ/及びPBSCl、47mffを含有
する懸濁液の最後の注射を尾静脈に静脈内(IU)投与
した。
b ハイブリドーマ融合 実施例6aで免疫化したマウスからマウス牌細胞(sp
leenocytcs)を最終注射約3日後に回収し、
ミエローマ細胞との融合をここに記述するように行った
。各マウスからの約1×10L′牌細胞(AT”CCC
RFl 581)を40%PEG(Boehringe
r−Mannhe:m、  Indianapolis
、  JN)  よりなる融解培地中で約2 X 10
’ S P”10〜Ag14ミエローマ細胞と混合した
。細胞融合後、得られるハイブリドーマ細胞を96穴微
星力価プレート中に入れ(be 5eeded ) 、
周知のHA T培地(ヒボキサンチン、アミノプテリン
及びチミジン)中で培養し、そこから得られた生残ハイ
ブリドーマ培養物を免疫化するポリペプチドと免疫反応
する抗体分子を産生ずる能力について、マウス目出血抗
血清の代りにハイブリドーマ培養上清を用いた以外実施
例6aの修飾エライザ法を用いてスクリーンした。
エライザアッセイにおける抗ポリペプチド抗体分子の存
在についてスクリーンされたハイブリドーマ培養上清は
、1:2希釈培養上清の414nmでの光学密度(0,
D、)がコントロールの培養培地について得られた0、
1)、の4倍より大きかった場合陽性(positiv
e)であるとみなした。代表的融合は30の96穴微量
力価プレートに置き(be plated ) 、エラ
イザアッセイにおける免疫化ポリペプチドと免疫反応し
た融合あたり1060のハイブリドーマ培養物から産出
された。
前記スクリーニング法によって選択された特定のハイブ
リドーマによって生産された抗体分子は1)特定の融合
に対する肺細胞を提供したマウスを免疫化するのに使用
したポリペプチド、及び2)それから特定のHAT培地
抵抗性ハイブリドーマ細胞が単離された96穴培養プレ
ート、列及び大番号を示す特性(characters
)によってここでは指称する。具体的に関与する特性は
ここでは1語としてリストし、そこではコロンに先行す
る数字はポリペプチド命名、それに続く記号は微量力価
穴を指称する(例えば247 : 11D12)。
?■離されたハイブリドーマを表5に示す。
表   5 ハイブリドーマ 238    2D4,4D4,5八10,81E9.
8G1010C10,10C11,10E10    
   8246  1D10.2114.3F2.4G
I+、708.9El  6ハイブリドーマ培養物をI
P注射し、周知の方法によって維持したマウスの腹水(
ascites fluid)を回収することによって
モノクローナル抗体組成物を調製した。得られた腹水2
m7!を12000×gで15分遠心分離し、上清を集
め、0.2μのAcrod iscフィルター(Gel
man)を通して濾過して濾過腹水を得た。
5uperose 6及び5uperose 12カラ
ム(Pharmacia)をFPLC装置上で直列に連
結し、0.5 m l /minの流速で60分PBS
により平衡化した。500μlの濾過腹水を平衡化カラ
ムに付し、PBSを用い0.4 m j! /minの
流速でクロマトグラフした。
得られた溶出液を280nmの光学密度(0,D、)に
ついて監視し、溶出液の112画分を集めた。
両分を実施例6bに記述の免疫化するポリペプチドを用
いる抗ポリペプチド抗体の存在についてのエライザ法に
よってアッセイした。代表的に2つの画分が大多数の抗
ポリペプチド抗体を含有するものとして求められ、2つ
のl m1画分をプールして実施例6bに記述したエラ
イザによって求められる1 : 2560より大なる抗
ポリペプチド力価を存するFPLC精製モノクローナル
抗体を生産させた。
この方法により、モノクローナル抗体247:4Dll
、235 :B9及び245 : 111E3をF P
 L C精製したが、これらはO,D、280測定に裁
く公知のタンパク質濃度を有していた。
得られたFPLC精製モノクローナル抗体分子含有?8
 ?Piの各々は、その中に含まれる50%より大なる
タンパク質が抗体結合部位を形成するタンパク質より構
成されているので実質上純粋な抗体を表す。
バク のウェスタン  プロノト 実施例6に記述したごと(調製したモノクローナル抗体
を用いて、HPV含有組織中に存在するヒト乳頭腫ウィ
ルス潜伏性タンパク質をここに述べる例外を適用する実
施例5のウェスタン免疫プロット法によって検出した。
実施例5におけるようにして調製した電気プロット(e
lectroblotted) Lブロー!りしたニト
ロセルロースプロットを、実施例6Cに記述のごとくし
て調製し、247:4D11についてのBLOTTOの
−あたり32μgの濃度または235:89についての
希釈BLOTTO(2%ミルクに)のmβあたり25μ
gの濃度に希釈したFPLC精製抗体溶液を含有する溶
液と混合し、前記と同様にしてその溶液中で維持して免
疫反応産物を生成させた。
前述のようにしてプロットを洗浄し、ついで約1:50
0の濃度に希釈したウサギ抗マウス抗体(Cooper
 Biomedical)を含有するBLOTTOの溶
液中で45分間維持して免疫反応産物の生成させた。
ついでプロットをBLOTTO中で3回l、20及び2
0分洗浄し、ついてアルメリホスファクーゼ複合化ヤギ
抗つサギIgG含有BL[ITTO溶液中で前述と同様
にして維持した。引き続いての洗浄及び展開(deve
lopment)も前記と同様に行った。
図4に示す結果としての免疫プロットは、モノクローナ
ル抗体247:4D11を用いる場合のCa5ki細胞
溶解物(レーン4)中の54kd及び48kdの線維状
タンパク貿の検出を実証している。
Ca5ki細胞溶解物中にはまた約53kdの分子屋を
有する付加的なHPV特異性タンパク質も観察された。
この53kdタンパク質は54kd線維状タンパク質の
細胞加工(グリコジル化)産物であると考えられる。モ
ノクローナル抗体247 : 4 DllはまたHeL
a細胞溶解物中に存在する54kd線維状タンパク質と
免疫反応するが、5iHaもしくHT3細胞溶解物(各
レーン2及び5)の示された調製物とは顕著には免疫反
応しない。
上記免疫プロッティング法により、モノクローナル抗体
がすべての乳頭腫ウィルス潜伏性タンパク質と免疫反応
することが実証された。例えば、54kd線維状タンパ
ク質はIIeLa、 Ca5ki及び5illa細胞溶
解物をモノクローナル抗体235 :B9または247
 : 4Dl lを用いて免疫プロットすることによっ
て検出された。48kd線維状タンパク質はこれらの同
じモノクローナル抗体を用いてCa5ki m胞溶解物
中に同様に検出された。核タンパク質はモノクローナル
抗体245:11E3を用いるCa5ki Ii胞溶解
物免疫プロッティングによって検出された。拡散タンパ
ク質はモノクローナル抗体235:B9.238:8E
9.247:10F?及び247 : 1 lDI 1
を用いるHeLa及び5itlaiH胞溶解物の免疫プ
ロッティングによって尋禽出された。
良 頚部癌セルラインHT−3、MS751、C−33A、
 5iHx、HeLa及びCa5k iを実施例5にお
けると同様に培養した。半融合性の(s6mi−con
fIucnt)単層培養物を選び、PBSでリンスして
過剰の培地を除き、10分風乾した。ついで風乾培養物
を冷(−20℃)のアセトンに5分浸すこと(floo
ding)によって固定化した(be fixed)。
固定化培養物を3%過酸化水素中で15分維持し、つい
で室温でPBS中に50回急速に浸したり出したりした
。ついで培養物をまずPBS中で2分維持し、ついで8
%正常ウマ血清及び0.01%チメローザル(thim
erosal)を含有する連続的に揺り動かしたPBS
溶液中に室温で1時間維持して非特異的タンパク質結果
部位ブロック化サンプルを生成させた。
ブロック化サンプルを抗ペプチド抗体組成物を含有する
溶液を用いて室温で60分維持して、混合した抗体及び
ブロック化サンプルを含有する免疫反応産物を生成させ
た。前記したごとく、数種の異なる抗体がこれらのアッ
セイにおいて異なる希釈度で用いられた。ついで免疫反
応サンプルをPBS中に20回浸け、PBS中で2分維
持し(すなわち20浸清+2分)、ついでこの操作を2
回くり返した(すなわち20浸清+2分を3回)。
ついでサンプルを、バイオタイニレート化した(bio
tinylated)ウマ抗マウスIgG  (Vec
torLabs、 Burlingamc、 CA)を
7.IJg/mj!の濃度で含有する0、 5%BLO
TTO(PBS中0.5%脱脂粉末ミルク、0.O1%
チメロサール、0.025%消泡剤A)の溶液中に室温
で45分維持して、混合したバイオタイニレート化した
IgGとサンプル上に存在する結合マウス抗体との間の
第2免疫反応産物を生成させた。ついでサンプルをPB
S中で3回すすぎ(各20浸漬+2分)、ついでアビジ
ン(avidin) D−ペルオキシダーゼ(Vect
orjabs)を12μg/ll1l含有するNHTバ
ッファー (0,3M NaC1,20mM Hepe
ss p)I 6.5.0.01%チメローサル)中室
塩で30分維持してアビジン試薬が第2免疫反応産物中
に存在するビオチンと複合化するにまかせた。ついでサ
ンプルをPBS中で3回リンスしく各20浸漬+2分)
、ついで(117ミノエチルカルバゾール(Sigma
 )  50 mgを含有する4 mlのジメチルホル
ムアミド、(2180μlの過酸化水素、及び(311
00mM酢酸ナトリウムバッファーpl!5.5 20
0 mlを混合して調製したABCバッファー中室温で
10分維持してサンプル上でのカラー顕色反応を起こさ
せた。顕色化後、サンプルを振盪して過剰の液を除き、
水中でリンスし、ついでMayerのへマドキシリンス
ティン(hematoxylin 5tain )  
(Sigma )中で3分維持し、ついで水でリンスし
た。染色したサンプルを水中の50%グリセロール中に
盛り上げ(bemounted ) 、光顕微鏡検査に
よって観察した(beνie賀ed)。
HP V含有セルラインの免疫組織化学的染色(免疫染
色)の結果を表6に示す。
表   6 HP V含有組織培養セルラインの免疫染色11eLa aSki iHa 1T−3 33−A +++++++ +++         +++          
++++++                   
   ++++++         H+     
     +++■ 顕著な(significant
 )及び陽性の免疫反応は、抗体依存パーオキシダーゼ
染色の不存在下で優勢となるヘマトキシリンカウンター
スティン(counLerstain)の青灰色(−)
と比較して、特徴的なさび色の染色パターン(十+ +
)の存在によって決定した。ある場合には弱い免疫反応
が観察された(+)。
2 モノクローナル抗体235:B9は実施例6Cに記
述したようにして調製したFPLC精製抗体を、0.2
%BLOTTO(PBS中0.2%脱脂粉末ミルク、0
.01%チメロサール、0、025%消泡剤A)の+t
lあたり25μgの濃度で含有する溶液を用いて、ブロ
ックしたサンプルと免疫反応させた。モノクローナル抗
体245:1IE3は実施例6Cと同様にして調製し、
10%正常ウマ血清(PBS中1中篇0%/V)) 中
でl:40に希釈した腹水の溶液を用いて、ブロック化
サンプルと免疫反応させた。モノクローナル抗体247
 : 4D11はFPLC精製抗体を10%正常ウマ血
清m1あたり100μgの濃度で含有する溶液を用いて
、ブロック化サンプルと免疫反応させた。
表6の結果は本発明のモノクローナル抗体の、HPV感
染セルラインを用いる免疫染色方式において潜伏性HP
Vタンパク質と免疫反応する能力を実証している。乳頭
腫ウィルス潜伏性タンパク質に対する特異性はこれらの
抗体の、HPV、を含有することが知られている細胞(
HeLa、 Ca5ki、5illa及びMS751)
と免疫反応するがHPVを含有しない細胞(HT−3及
びC53−A)とは免疫反応しない能力によって実証さ
れる。
ヒト頚部癌及びヒトコンジロームのホルマリン固定化(
formalin4ixed) 、パラフィン付着化(
paraffin−embedded ) FJI織パ
イオブシイをDr。
Conpenter  (U CS D Medica
l Center 、 SanDieg、 CA) 、
Dr、  J、 Robb (Dept、 ofPat
hology % Green l1ospital、
La JollaXCA)及びDr、 W、 Lanc
aster  (Georgetown Univer
ity。
Washington、、D C)から得た。Papa
nicolaon(“Pap”)スミアはOr、  J
、 Willems  (OB/GYN、 Scr:p
ps C11nic、 La Jolla、 CA)か
ら得た。これらの組織サンプルをここに述べる例外を適
用する実施例8a記述の免疫組織化学的染色法に服せし
めた。
ホルマリン固定化付着組織はまずキシレン中50回浸漬
で脱パラフィンし、ついでキシレン中に2分浸漬した。
ついで固定化組織を95%エタノール中へ50回浸漬し
、ついで2分間浸漬し、ついで80%エタノール中への
50回浸漬及び2分浸漬に付し、ついで50%エタノー
ル中への50回浸漬及び2分浸漬に付し、最後にPBS
中への50回浸漬及び2分浸漬に付して再水和(reh
ydrated)サンプルを形成させた。再水和サンプ
ルを3%過酸化水素溶液にサンプルを維持する工程から
始まる実施例8a記載の手順で処理した。
Papミルスミアスライドを10分風乾し、67%アセ
トン/33%メタノール中−20℃で10分の維持によ
って固定した。固定パップ(pap)スミアを3%過酸
化物溶液中でのサンプルの維持の工程から始まる実施例
8a記述の操作に付した。
本発明のモノクローナル抗体を用いる種々の組織バイオ
プシイサンプルの免疫染色の結果を表7に示す。
表   7 HP V含有キ■織ハイオプシイの免疫染色コントロー
マトス 非!8染 ハイオプンイ4 頚部形成異常 旧+v タイプ16 11PV  タイプ31 RPV  タイプ11 非タイプ化 頚部癌 [正常J上皮 ■ 3/3 0/1 14/14 3/3 2/2 2/2 5/8 1/ 2 N、T。
N、T。
14/14 2/2 N、T。
0/1 N、T。
N、T。
11/11 2/2 0/2 1/1 2/2 0/2 1 免疫染色の結果はテストしたサンプルの総数に対す
るテスト陽性の組織の数として表す。陽性反応は染色が
表6の注1に記述するように顕著であった場合に数えた
2 モノクローナル抗体235:E9.245:11E
3及び247:4D11を表6の注2に記述の条件下に
免疫反応させた。
3 コルボスコピー的に証明された頚部コントロールを
有する患者から得られたパップ(ナンプルをコントロー
マトス(condylomatous )と名づけた。
「非感染」と名づけだバンプスミアは性23HPV感染
にさらされた危険をもたなかったと信しられる証明され
た処女から導かれた。ハイオプシイサンプルは核酸ハイ
ブリダイゼーション(Devilliers et a
l、、Lancet、  ii、703(1987))
によって特定のHP Vタイプの存在についてスクリー
ンし、示された場合の頚部形成異常のバイオプシイを包
含した。頚部癌バイオブシイは未知HP Vステータス
(status)を有してスクリーンされた。手4Jか
らの2つの見たとこでは正常な上皮バイオプレイは未知
のHP Vステータスを有してスクリーンされた。
コントロールの非感染上皮ハイオプシイは性器HP V
感染にさらされた危険を有さないと信じられる6オの女
性(female)から得られた。
表7の結果はモノクローナル抗体分子の、バイオプレイ
組織サンプル中に存在するH P V潜伏性タンパク質
と免疫反応する能力を実証している。
これらのサンプルは、独立の手段によって潜伏性HPV
感染が知られているサンプルに対する235:B9を用
いる場合、誤った陰性なしで100%陽性の反応性を示
した。
表7の結果はあるモノクローナル抗体が1つのしかし別
のでないRPVタイプによって産生された潜伏性タンパ
ク質と免疫反応する能力を有する(すなわち、タイプ特
異的抗体分子)ことも実証している。例えば、モノクロ
ーナル抗体235:B9が11.16もしくは31タイ
プ名称を有するH P V−タイプ形成異常′fJim
と免疫染色によって免疫反応したのに対し、モノクロー
ナル抗体245 : 11E7及び247 : 4D1
1は形成異常を含むHPVタイプ15及びタイイブ31
とは免疫反応したが形成異常を含むタイプ11とは免疫
反応しなかった。
加えるに、免疫染色によるHPV潜伏性仏性パク質の検
出は潜伏性クンバク質の細胞局在化(1ocaliza
tion )を示し、従ってこれらのタンパク質の付加
的特徴化を与える。例えば、モノクローナル抗体247
 : 4D11は細胞の細胞質繊維関連成分上に分布す
る、Ca5ki細胞上のまたは種々のHP V含有バイ
オプシイ組織上に免疫染色パターンを生成した。従って
、実施例7に示されるモノクローナル抗体247 : 
4D11を用いる免疫プロッティングによって検出され
た46kd、54kd及び58kdタンパク質は免疫染
色細胞中でのそれらの分布に基き繊維状じf i la
men tous’)タイプ潜伏性タンパク質であると
してさらに特徴づけられた。同様の繊維状染色パターン
はHPV含有バンプスミア、ハイオプシイサンプル及び
組織培養細胞を免疫染色するためにモノクローナル抗体
235:B9を用いて観察された。
モノクローナル抗体245 : 11E3は核に位置し
たCa5ki細胞中の特徴ある免疫染色パターンを生じ
た。かくして、実施例7に記述のこのモノクローナル抗
体を用いる免疫プロッティングによって検出された51
kdタンパク質は「核」タイプ潜伏性タンパク質である
としてさらに特徴づけられた。
モノクローナル抗体238:8E9.247:10F7
及び247 : 11DI 1は、染色された細胞の核
及び細胞質の両方に拡散して存在する( be 1oc
alized ) HeLa細胞及び5iHa細胞中に
おける特徴的な免疫染色ハターンをそれぞれ生じた。こ
れらのモノクローナル抗体は実施例7に記述した免疫プ
ロノティングアソセイにおいて112kdのタンパク質
を検出したので、この112kdタンパク質は「拡散」
タイプ潜伏性タンパク質であるとしてさらに特徴づけら
れた。
潜伏性HP V感染症を有するとして診断された患者か
らの抗血清を組織学的に確認されたコンジローム病変の
形態においてDrs、 R,Robb and J。
Willams  (5cripps  C11nic
、  La  Jolla、  CA  )  から得
た。
実施例3に記述したと同様のエライザ操作によって、こ
れらの抗血清のポリペプチド237.245及び246
に結合する能力を以下に示す例外を伴って評価した。
ポリペプチド237.245または246の1μgを含
有する被覆液(coatiB 5olution ) 
50μlを微量力価プレートの穴に加え、4℃で一夜維
持してポリペプチドを穴の壁に吸着させた。ついで穴を
前述のごとくリンスし、NGSバッファー(PBS中1
中筋0%正常ヤギ血清加え37°Cで90分維持してブ
ロックした。ついで穴を逆さにして空にし振盪して過剰
の液を除去し、穴を37℃で1時間維持して乾燥して乾
燥プレートを形成させた。
NGSハソファーで希釈した患者抗血清を含有する)容
液100μlをそれぞれに混合して免疫反応混合物を生
成させ、混合物を37℃で1時間維持して抗血清中の抗
体が穴壁に吸着したポリベプチドと免疫反応してポリペ
プチド含有免疫反応産物を生成するにまかせた。ついで
穴をPBS−T(PBS中0.5%ツイーン20)で5
回洗浄して未結合抗血清を除去し、過剰の液を振盪除去
した。
NGSバッファーで1:5000に希釈したホースラデ
イツシュペルオキシダーゼラベル化モノクローナル抗ヒ
ト免疫グロブリンIgA複合体(Janssen、 P
iscataway、 NJ )含有溶液100μlを
各穴中に混合し、37℃で1時間維持して結合ヒト抗体
と加えたラベル化複合体との間で第2の免疫反応産物を
生成させた。ついで加えた溶液を除去し、穴を前述の如
くリンスし、過剰の液を振盪除去した。
(1)顕色(developing )バッフy−(0
,12Mクエン酸、0.26M二塩基性リン酸ナトリウ
ム(pH5,0))50 m11(2)OPD (水m
eあたりオルトフェニレンジアミン1mg)1ml、及
び(3)30%過酸化水素25μlを混合することによ
りパーオキシダーゼ基質溶液を新たに調製した。ついで
パーオキシダーゼ基IHg液100μlを各人に混合し
てカラー顕色反応混合物を生成させた。顕色反応混合物
を暗やみ中室温で20分維持後、溶液混合物の0.D、
を492nmフィルターを備えたマルチスカン(mul
tiskan)  プレートリーダーを用いて測定した
上記エライサ操作でテストしたとき6人の異なるコント
ローム患者からの抗血清はポリペプチド237.245
及び246と免疫反応する免疫グロブリンIgA抗体分
子の高められたレベルを実証した。対照的に3人の健康
なコントロール患者からの抗血清はポリペプチド237
.245または246と免疫反応しなかった。さらに、
HPVクイプ11コンジロームを有する患者からの抗血
清はいずれのポリペプチドとも免疫反応しなかった。
HPV保有患者からの抗血清も免疫プロッティング方式
を用いてHP V ?J伏仏性ンパク質と免疫反応する
ことが示された。
ポリペプチド245を用いる上記エライサ方式において
免疫反応した抗血清を実施例4に記述したようにして親
和性単離した。親和性単離した抗ポリペプチド245抗
血清(AI抗−245)をついでCa5ki、 5iH
a、 1lel、a、C−33A及びHT3を細胞から
調製された細胞溶解物を含有するプロット上での実施例
5に記述の免疫プロットアッセイに使用した。この免疫
プロットアッセイを実施例5における免疫プロッティン
グについて記述したヤギ抗つサギIgG抗体の代りにア
ルカリホスファターゼラベル化モノクローナル抗ヒト免
疫グロブリンIgA抗体を用いて行った場合、58kd
HPV潜伏性タンパク質はCa5ki細胞溶解物中にの
み検出された。これらの結果は、ヒト抗HPVWI仏性
タンパク質抗体の存在を免疫プロッティング方式を用い
て実証できることを示している。
10、    腫ウィルス   タンパク の単離 Macrosphere A+wino 300人ビー
ズ(八I I techAssociates、 De
arfield、 IL )  100 mgを50m
Mリン酸バッフy  (pH7,0)15 mlに分散
し、分散液を脱気したつビーズを脱気分散液から遠心分
離によって回収し、得られたペレットを回収し50mM
リン酸バッフy   (pH7,5)13.5mfに再
懸濁して脱ガスビーズ懸濁液を生成させた。脱ガスビー
ズ懸濁液を撹拌しつつ、25%グルクルアルデヒド水(
F!J 5cienece、 Cherry Hill
、  NJ )1.5dを混合し撹拌を3分続けてグル
タルアルデヒドカップル化ビーズを形成させた。ついで
水をカップル化ビーズに撹拌下加えて最終容量を50m
eとし、ビーズを遠心分離によって集め水50 mlで
3回洗浄して活性化ビーズを形成させた。
実施例2Cに記述されたようにして調製し合計タンパク
値約500mgを含有するある量のウサギ抗ポリペプチ
ド236抗血清を等量のPBSで希釈し、JA−200
0−ター(8eckman )  中1200Orpm
、4℃で15分遠心分離した。得られた上清を等量のク
ロロホルムで抽出し、水相をバッファーA(100mM
  )リス−HCj’、pH&O)に対して一夜透析し
て透析ウサギ抗血清を生成させた。
透析ウサギ抗血清約9mlをPD−10カラム(Pha
rmacia Fine Chemicals、 Pf
scataway、 N、J、)に付し、バッファーA
25m1で予め平衡化した。
カラムを出た溶出液中最初の2.5mAを捨て、残余の
溶出液を保持した。ついでバッファーA4m1をカラム
に加え、得られる溶出液を再び保有し、前記保有溶出液
と混合した。混合物を0.2μニトロセルロースアクロ
デイス/ (acrodisc )フィルター (Ge
lman 5ciences、 Ann Arbor、
旧)に通して濾過ウサギ抗血清を生成させた。
濾過ウサギ抗血清を、自動化FPLC装置(Pharm
acia )上に平衡化バッファーとしてバッファーA
を用いて備えたMono Qアニオン交換体カラムに付
した。ついでカラムをバッファー八で洗浄し、バッファ
−B(バッファーA中0.5MNaCA)の0−30%
勾配よりなる溶出勾配を適用した。得られる勾配溶出画
分をエライザ及び実施例3に記述したアッセイにより測
定した抗ポリペプチド抗体免疫反応性について監視し、
抗体台を両分をプールしてFPLC精製抗ポリペプチド
236抗体溶液(FPLC抗−256)を生成させた。
0、D、280によって6mg/mlの濃度を有するこ
とが決定されたFPLC抗−2361mj!を101■
の活性化ビーズと混合し、混合物を連続攪拌下4℃で6
0分維持した。ついで攪拌ビーズを遠心分離によって非
結合抗体分子から単離し、IMグリシンバッフy   
(pF47.0)  1  ml中に再懸濁し、室温で
30分維持してビーズ上に存在する過剰の活性化部位を
ブロックした。ついでブロック化ビーズを遠心分離によ
ってグリシンバッファーから単離して抗−236複合化
ビーズを形成させた。
抗−2561z合化ビーズを最初に5 mMクエン酸ハ
ソファ−(pH3,0)1 reβで洗浄して過剰のグ
リシンを溶出し、ついでPBSlmffで2回洗浄し、
さらにRIPAバッファー〔ノニデソト(nonide
t)  P−40(NP40)  2 m11デオキシ
コール酸ナトリウム(sodium deoxycho
late )2g、 SDS 002g、0.5M E
DTA2 ml及び十分なPBSを混合して最終容量2
00mj!にすることによって調製した〕で2回洗浄し
て、平衡化抗−236複合化ビーズを形成させた。
It e L a細胞の0.12g′R,填細胞ペレッ
トを実施例5と同様にして調製し、−70℃に凍結し、
解凍し、ついでRIPAバッファー1  mj2に)懸
濁した。ついでHeLa細胞懸濁液をドゥンス(dou
nce )ホモゲナイザー中ゆるい適合の乳棒を用いる
ストロークで攪拌し、攪拌懸濁液を微量遠心分離機中1
2000xgで15分遠心分離した。得られる上清を集
め、平衡化した抗−236複合化ビーズと混合し、混合
物を連続攪拌下4℃で2時間維持して複合化抗体と潜伏
性乳頭腫ウィルス拡散タンパク質との間の免疫反応産物
を生成させた。ついで混合物をカラムに入れ、混合物中
に含まれるビーズを、カラムをRIPAバッファー1 
ml、LBバッフy−(0,2%NP40.20 mM
 トリス−HCl、p H7,5,150mM  Na
C1)  Inj!、IMKCAlmff及び5%PB
S中の2.5mMCaCβ2 1 mlでリンスして洗
浄した。リンスしたカラムに50mMクエン酸ナトリウ
ム(pH3,0)200μlを加え、溶出液を集めた。
十分な1Mリン酸バッファー(pH7,5)を溶出液に
加えてクエン酸バッファーを約pH7,0に中和し、中
和した溶出液を、溶出液中に存在するタンパク質を沈殿
させるため、十分な100%トリクロロ酢酸と混合して
15%TCAを達成した。タンパク質沈殿を回収し、ア
セトンで洗浄し、アセトン洗浄タンパク質をSBに再懸
濁し、実施例5に記述した5DS−PAGEで分析した
If e L a細胞から単離したアセトン洗浄タンパ
ク質の5DS−PAGE分析は見掛けの分子量約1’1
2 kaを有し、免疫プロットアッセイにおいて実施例
2cで調製されたウサギ抗−245抗血清と免疫反応し
たタンパク質を実証した。
表2に示すポリペプチド、ポリペプチド245及びコン
トロールポリペプチド65を実施例9に示したと以下の
例外を行う以外同様なエライサアソセイに用いて抗HP
V潜仏性タンパク質抗体分子を検出した。
ポリペプチドを含有する被覆溶液50μlを96穴平底
微量力価プレート(rmmunolon  U、Dyn
atech、 Chantilly、 VA )の穴に
、甚大が表8に示すポリペプチドのうち唯1つの1μg
を含有するように加えた。穴を前記と同様に維持し、リ
ンスし、ブロックした。ついでプレートを前記と同様に
乾燥し、ついでNGSパンファーで1/10希釈した患
者血清100μlを甚大に加えて免疫反応混合物を形成
させ、これを前記と同様にして維持し、洗浄した。
免疫反応産物をNGSで1 : 3000に希釈したホ
ースラディソシュベルオキシダーゼラヘル化モノクロー
ナル抗ヒトIg−A複合体(Janssen )を用い
て前記と同様にして検出した。第2のセントの穴を、ラ
ベル化複合体がIgAの代りに抗T g G (0rt
t+o Diagnostics、 0ntario+
 Canada )であったことを除き同様にして調製
した。得られた着色反応混合物約490nmでの光学密
度(OD49゜)を測定した。測定値を表8に示す。
゛) 表8の結果は配列−LTYDSF−またはポリペプチド
66では配列−1lKsA IVTLTYD−を含有す
るすべてのポリペプチドがコントロールペプチド65よ
り強力に患者抗血清中に存在するgaまたはIgAと免
疫反応したことを示す。患者1はタイプ18潜伏性HP
 V感染を有するとして診断され、患者2は頚の鱗屑状
細胞癌を有することが″6i1織学的に確認された。
これらの結果はII P V感染患者からの抗血清がH
I) Vタイプ16関連ポリペプチドと免疫反応するこ
とを示している。結果は免疫反応が−LTYDSEまた
はポリペプチド66ではより小さなよく特徴づけられた
エピトープの存在によることを実証している。
表9に示すポリペプチドを96穴ml力価プレートの各
人の壁に吸着させ(穴あたり1つのポリペプチド種)、
ついで穴をブロッキング溶液よりもNHSバッファー(
PI3S中10中正0%正常ウマ血清ロックした。つい
でN HSバッファーを用いて連続的に2倍希釈に希釈
したモノクローナル抗体245 : l lE3の50
μlを各ブロック化壁に混合した。混合物を前記のごと
く維持し、免疫反応産物を形成させた。固相結合免疫反
応産物を実施例6aに記述したようにしてA・ギ抗マウ
スIgG複合体を用いて検出し、表9に示す結果を41
5nmで50%最大ODを得るのに必要な力価として表
した。
モノクローナル抗体245:11E3のHP Vタイプ
16関連ポリペプチドと免疫反応する能力を以下に述べ
る例外をもって実施例3に述べたと同様な固相エライサ
操作によって評価した。
表9 Mab245:11E3のエビ ペプチド配列 門ADPAGTNGEEGTGC ’I’ Y D S lミW+[DQFl、SQシKI
r’C11KSAIVTLTYDSEWORDロC11
KsAIシTLTYDSEWC 11KsAIシTLTYDSIEC 11KsA IVTLTYDSC +1KsA [VTLTYDC 11KsA IVTLTYc I・−プ地図化 ガー賃− く1:8 1 : 512 1 : 512 1 : 512 1:512 1 : 256 1 : 128 <1:8 表9の結果はモノクローナル抗体245:11E3に結
合するH P Vタイプ16関連ポリペプチドについて
のエピトープはアミノ酸残基配列TYDSE−を含有す
ることを示している。
患者血液中の抗HP V潜伏性タンパク質抗体分子を検
出するため、HPVタイプ16関連ポリペプチド237
.245及び246を以下の例外以外実施例6と同様な
エライサアソセイに服せしめた。
抗血清は、表IOに示す種々のMi織学的に確認された
コントローム病変または種々の等級(gradesof
 )頚部形成異常の形態で潜伏性11 P V感染症と
して診断された46人の患者から得られた。これらの抗
血清の各々をポリペプチド237.245また246を
吸着させた個々の穴中で混合し、吸着したH P Vタ
イプ16関連ポリペプチドと免疫反応できる抗HPV潜
仏性タンパク質抗体分子(免疫グロブリンIgA)の存
在について実施例9に示すようにしてアッセイした。結
果を表10に示す。
(支問 シj    」 ’−6’−6’−6 1、結果はポリペプチド237.245または246を
吸着させた壁についての0DA92及びポリペプチドを
吸着させない壁についでの0D49□ (ブランク)と
して表した。
2、組織学を各抗血清提供者について報告する。
CINは頚部上皮内断形成を示す。ボーダーラインCI
N (+/−CIN)はあるタイプのHP Vを通例有
しており、CINIは温和な形成異常、ClN2は中位
の形成異常、ClN3は高度の(5evere )形成
異常もしくは基本的III I泡層貫入(basal 
cell 1ayer penetration前のそ
の場での癌である。他の組織学的特徴も示される。
表10の結果は、潜伏性HP V感染を有し、異なる段
階の頚部形成異常もしくはコントロールを示す患者が1
のみならず数種の異なるH P Vタイプ16関連ポリ
ペプチドと免疫反応するIgA抗体分子を血液中に含ん
でいることを示す。
このように本発明はその配列がすべて1つのHPVタイ
プから推測される異なる種類のポリペプチドの互いの組
合せにおける使用を包含する。
これらの異なるポリペプチドは実行されたエライサアソ
セイの別個の穴または診断用キ・ノドに上記したごとく
含有させることができ、また組み合わせて単一の固体支
持体上に例えば単一の穴中に吸着させることができる。
好ましい組合せは単一の&IFJ力価プレートの別個の
穴中へのポリペプチド237.245及び246を包含
する。
組織学的に診断された種々の段階の形成異常において潜
伏性HPV惑染感染する患者から得た抗血清の一群を、
以下の例外を除き実施例9に記載したと同様なエライサ
アソセイで分析した。
ポリペプチドに69、K2O、K72または245を1
μg含有する被覆溶液、またはコントロールとしてPV
〔標準的ウィルス学的操作により、保存されたピリオン
乳頭腫ウィルスタンパク質を含有するムース(moos
e )いぼから単離された乳頭腫ウィルスピリオン)l
pgを含有する被覆溶液50μlを96穴半面積平底(
half areaflat bottom ) 重量
力価プレート(costarCambridge、 M
A )の穴に加え、前記と同様に維持して加えた物質を
穴の壁に吸着させた。NGSバッファーの代りにN H
Sバッファーを用いて穴をフロックした。ついでNHS
バッファーで1:20に希釈した患者血清50μlを各
人に混合して免疫反応混合物を形成させ、混合物を37
℃で2時間維持してポリペプチド含有免疫反応産物を形
成させた。
N 11 Sバッファーで1:aooに希釈したアルカ
リホスファターゼラベル化ポリクローナル親和性精製抗
ヒト免疫グロブリンIgA複合体(DakopotLs
、 Copenhagen、、Denmark )を含
有する溶液50μpを各人に混合し、37°Cで2時間
維持して結合ヒト抗体と加えたラベル化複合体との間の
第2免疫反応産物を生成させた。ついで加えた溶液を除
去し、前記のごと<NHSバッファーでリンスし、過剰
の液を振盪除去した。
PNPP 基X溶液Cp−ニトロフェニルホスフェート
、SIG!、lA Chemical  Corp、 
 St、  Louis、  )、10 :0.01%
MgCβ2を含有するジェタノールアミンバッファー、
9.8%(v/v ) 、pH9,5の艷あたり1mg
の濃度〕50μpを各人に混合してカラー顕色反応溶液
を形成させた。混合物を室温で45分維持した後、溶液
の0.D、を405nmフィルターを備えたマルチスカ
ンプレートリーダーを用いて測定した。
免疫グロブリンIgA抗体分子を測定する結果を表11
に示す。
 z 一へへへへC’Jへへのの0円内のりω円マ寸ママト 1 表10の12におけるように各抗血清提供者につい
ての3、■識字を報告する。
2f)Vはムースいぼから単離されたコントロール乳ロ
頁lI市ヒ゛リオンである。
「16」はHP Vタイプ16から准711すされた配
列を有するポリペプチド245が穴に含有されていたこ
とを示す。
[6」ばI−I P Vタイプ6から推測された配列を
有するポリペプチドに70が穴に含有されていたごとを
示す。
「18」はI−f P Vタイプ18から推測された配
列を有するポリペプチドに69が穴に含有されていたこ
とを示す。
6  r33JはI−I P Vタイプ33から推測さ
れた配列を有するポリペブチ)”K72が穴に含有され
ていたことを示す。
表11の結果は種々の潜伏性HP V感染を有する患者
が血液内に別のに対してより1つのHP Vタイプ関連
ポリペプチドと優先的に免疫反応するIgA抗体分子を
含んでいることを示している。
例えば、患者1はVira Type DN八へypi
ng Kit()、1olecular Diagno
stics、 Gaithersburg、 )、ID
 )を用いて決定された確認されたHPVタイプ16感
染者てあり、彼の血液はHPVタイプ16関連ポリペプ
チド245と実質的に免疫反応するIgA抗体分子を含
んでいたが、タイプ33関連ポリペプチドに72とは少
しの程度しか免疫反応しなかった。患者36はHPVタ
イプ18関連ポリペプチドに69と優先的に免疫反応す
るIgAvL体分子を血液中に含んでいた。患者75及
び92はHPVタイプ6関連ポリペプチドに70と優先
的に免疫反応するIgA抗体分子を血液中に含んでいた
表11の結果は、そのアミノ酸残基配列が異なるHPV
タイプから推測されるHPV関連ポリペプチドを1つの
であって他のでないHPVクイブによって誘導される抗
体分子をタイプ特異的に検出し識別するのに用いること
ができる本発明の1態様を実証している。HPV関連タ
イプ特異的ボリペプチドは上記のごと〈実施されたエラ
イサアッセイまたは診断用キットの別々の穴に含有させ
ることもできるし、組み合わせて単一の固体支持体上に
例えば単一の大中に吸着させることもできる。
ラベルされた抗体複合体を用いて同様のアッセイを行い
一群の提供者抗血清中のIgA及びIgG免疫グロブリ
ンを検出した。このアッセイにおいて、結果はまず上記
と同様表12に示すHPVタイプ特異的ポリペプチドと
免疫反応する免疫グロブリンIgA抗体分子を含有する
抗血清について求められた。
ついで、IgA1合体の代りに、NHSバッファーで[
800に希釈したホースラデイツシュペルオキシダーゼ
ラベル化ポリクローナル抗ヒト免疫グロブリンIgG1
合体(Dakopatts )含有溶液50μpを用い
る以外同様のエライサアッセイを同じ群の抗血清につい
て行った。第2の免疫反応産物の生成及び前記と同様の
リンス後、ABTS基質溶液(0,002Mクエン酸塩
pH5,0のmlあたり0.2 mgの濃度のABTS
、0.009%過酸化水素)50μlを各式に混合して
カラー形成反応混合物を生成させた。顕色反応混合物を
暗やみ中室温で20分維持した後、溶液混合物の0.D
を、415nmフィルターを備えたマルチスカンプレー
トリーダーを用いて測定した。
HPV関連ポリペプチドと免疫反応する、ヒト提供者血
液中のIgA及びrgc抗体分子の検出結果を表IIと
同し取扱い方式で表12に示す。
6v!$ 15、ヒト血゛から抗HPV  連タンパク実施例1と
同様にして調製したポリペプチド245の10nwを水
に溶解し、次に充填Cl−1−セファロースビーズ(P
harmacia )4 malに製造者の指示に従っ
てカップリングさせてポリペプチド245−アガロース
固体支持体を形成させた。調製された支持体をまず4M
 KSCN 10 mlで洗浄し、ついでPB3400
mlで洗浄して平衡化245支持体を形成させた。第2
の支持体をIIPVE領域0RFsと配列相同性を有さ
ないコントロールポリペプチドを用いて同様に製造して
平衡化コントロール支持体を生成させた。
実施例9に記載の手法を用いて求めたポリペブチ]・と
免疫反応性の抗体分子を有するCIN患者からの抗血清
を集めた。集めた抗血清2 mlを5m(1/hrの流
速でコントロール支持体に適用し、支持体からの溶出液
を回収した。ついで回収した溶出液を平衡化した245
支持体に適用し、ついで支持体を0.5 M NaCI
tを含有するPBS約80rreで洗浄して245支持
体に含まれていたポリペプチドと特異的免疫反応をしな
かったすべての物質をすすぎ流した。
ついで4MKSCNを支持体に5mff/hrの流速で
加えて免疫反応した抗体分子を245支持体から溶出し
、溶出液を両分に回収した。両分の0.D。
を280nmで測定し、ピーク含有画分を決定し、プー
ルして抗体含有プールを得た。ついでこのプールをPB
Sに対して透析してポリペプチド245単離精製ヒト抗
HPV潜伏性タンパク質抗体分子を含有する溶液を得た
。このようにして調製された溶液中に含有される抗体分
子を親和性精製もしくは親和性単離ヒト抗HPV潜仏性
タンパク質抗体分子と称する。
得られた親和性単雛された抗体分子は、溶液中に含まれ
る抗体分子の50%より多い部分がIIPVタイプ16
関連ポリペプチドと免疫反応する能力を有するので実質
上単離された抗体を表す。ここで実証されるごとく、こ
れらの抗体分子はまたH P V潜伏性タンパク質と免
疫反応する能力も有する。
セルラインN l tl 3 T 3 / HP V 
16はtI P Vタイプ16で安定にトランセクトさ
れた( betransected )マウス繊維芽細
胞N I 1−13 T 3セルラインであり (Ya
sumoto eL at、、 J、ν1ro1.57
.572−577.1986)、 fJr、j、 Di
Paol。
から得た。C4,IIはHPVタイプ18保有頚部癌セ
ルライン(Yee et al、、八m、 J、 Pa
thol、 119−1361−366.1985)で
あり、ATCCから得、ATCC仕様書に従って培養し
た。
実施例5に記述したセルラインHT −3、Ca5ki
及び5illa 、Nlll3T3/HPV16及びC
4■、及び正常セルラインNlN5T3  (ATCC
)を以下に述べる例外を除き実施例5に記述したウェス
タン免疫プロットアッセイに服せしめた。
細胞溶解物を前記したようにしてただし7%ポリアクリ
ルアミドゲル及び図5の凡例に示した分子量マーカータ
ンパク質を用いる5O5−PAGEに服せしめた。電気
泳動細胞熔解物をニトロセルロースに移行させ、ブロッ
クした後、ブロックしたプロットを、(al実施例15
で調製し、BLOTTOで1=10に希釈したポリペプ
チド245親和性単離ヒト抗+rpv?1伏性タンパク
質抗体分子の溶液、(bl実施例6bで調製したハイブ
リドーマ245:11E3からの未希釈培養上清、また
は(C1実施例4で調製しBLOTTOでl:32に希
釈したウサギ親和性単離抗ポリペプチド245抗体分子
含有溶液中に12時間維持して混合した抗体組成物とプ
ロット上の固相としての潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク
質との間の免疫反応産物を生成させた。
ついで洗浄したプロットをfal抗ヒトIgA、(bl
l抗マウス1g士たは(C)抗ウサギIgGにそれぞれ
複合化させたアルカリホスファターゼをそれぞれ1:1
000に希釈して含有するBLOTTO中で維持して、
第2の混合抗体とプロットの固相上に存在する最初に生
成した免疫反応産物との間で第2の免疫反応産物を生成
させた。ついでプロットを洗浄し、同相免疫反応産物を
色素生産性物質展開剤(doveloper )溶液を
図5の凡例に示した展開時間用いて視覚化した。
ヒト抗体分子を用いて潜伏性乳頭腫ウィルスタンパク質
を検出するためにウェスタン免疫プロットアッセイを用
いる結果を図5に示す。
例えば、ヒト抗体分子はC4■細胞中の48kdタンパ
ク質、N TH3T3/HPV 16細胞中の48kd
及び26kdタンパク質、及び長いさらしでCa5ki
細胞中の58kdタンパク質(図5Aの左部)と免疫反
応したが、コント【コール細胞HT −3またはN I
 H3T 3との免疫反応はみられなかった。
さらなる特徴化として、モノクローナル抗体245 :
 11E3はCa5ki細胞中の58kdタンパク質と
免疫反応したが、HT −3または5illa細胞中の
タンパク質とは免疫反応しなかった(図5b)。親和性
単離ウサギ抗体はCa5k i細胞中の48kdタンパ
ク質と優先的に免疫反応し、51kd及び58kdタン
パク質とは最小的に免疫反応した(図5c)。
固定細胞を8%N HS中で30分ブロックした以外実
施例8aと同様にして免疫組織化学検出用m織培養細胞
を調製し、(al実施例15で調製され、BLOTTO
で1:5に希釈したポリペプチド245親和性単離ヒト
抗HPV潜伏性タンパク質抗体分子、または(blハイ
ブリドーマ2/15 : l IAE3培養物からの上
清に存在し、実施例6bで調製され、BLOTTOで1
=18に希釈された抗体分子を含有する溶液を用いて9
0分免疫反応させた。結果は両方の抗体分子ともHPV
タイプ16感染Ca5ki細胞と免疫反応するが、テス
トした他のセルラインとは免疫反応しないことを示した
。Ca5ki細胞中の視覚化された免疫反応産物は細胞
核における強い染色を示した。Ca5ki i[l胞を
細胞より小さい(5ubcellular )分別に付
して核を華離し、単離核を実施例16aに示すウェスタ
ン免疫プロッティングによって分析して58kdタンパ
ク質を同定することによって核局在を確認した。
これらの分析はヒト及びマウスポリペプチド245¥’
Jl和性単離抗体分子の両者とも核HP V潜伏性58
kdタンパク質及び26kd及び48kdHP V潜伏
性タンパク質と免疫反応したことを示す。
表13 CINI       32      0.137 
  0.198CIN2      20      
0.162    0.126CIN3      1
4      0.320    0.1741.49
2nmでの0.D、はエライサアノセイにおける患者1
gA抗体分子とポリペプチド245との免疫反応によっ
て測定した。
Mi織学的にCINI、ClN2またはClN5(定義
は表IOの注2に示す)として確認された形成異常(d
ysplasia )を有する患者から得た抗血清サン
プルを用いる実施例9のエライサアッセイによって得ら
れたエライサ免疫反応結果に基いてヒト血液中分子の統
計的分析を行った。この結果を表13に示す。
結果は形成異常の苛烈さと抗HPVi仏性タンパク質抗
体のポリペプチド245との免疫反応性の相関関係を示
す。従って、抗乳頭腫つィルス潜仏性タンパク質抗体分
子を検出するための本方法及び診断系は患者1gA免疫
反応性及び力価と乳頭腫ウィルス誘導性器病変及び形成
異常の苛烈さとを相関させるために用いることができる
具体的態様及び実施例を含む上記明細書は本発明を例示
するものであり、限定的に解すべきでない。本発明の真
の精神及び範囲を離れることなく多くの他の変化及び修
飾を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、HP Vタイプ16のヌクレオチド配列から
誘導される読み取り枠(ORF)を図的に示したもので
ある。ここで参考として引用している、シードルフ(5
eedorf )等(ピロロジー(ν1ro1. )、
+45.181−185  (1985))の報告に示
されている、HP Vタイプ16のヌクレオチド配列の
番号システムを用いているので、第1図に示したORF
は、以下に示す核ORFに対して、上記報告中に含まれ
ているヌクレオチド配列を含んでいる。 i化ま」」ジ檗写顕tチ1ノむ阻 このORFの翻訳フェーズは、“R1″がフェーズ1、
“R2”がフェーズ2及び“R3”がフェーズ3を示し
ている、左に記した“R”によって示している。ヌクレ
オチドのキロヘース(kb )で測定する尺度が0RF
O下に位置しており、その相対的位置を示している。 第2図は、l−(P V含有組織培養物及び生検組織サ
ンプル中に存在する、ヒトパピローマウィルス潜在性タ
ンパク質のイムノプロット分析を示している。細胞溶解
物を調製し、7.5%ポリアクリルアミドゲルによる電
気泳動を行ない、そしてウサギ抗ポリペプチド236抗
血清を用いた、例5で説明されているようなイムノブロ
ッティングを行った。 レーンlからレーン4は、各々頚管がん腫細胞系列Ca
5ki、、HeLa、  5iHa及びC−33aから
調製した細胞溶解物を用いて得られた結果を示した。 この抗血清は、)IeLa及び5iHa細胞中に存在す
る112キロダル1−ン(kd )のタンパク質と免疫
反応し、また、分析した全ての細胞溶解物中に存在する
約70,000の分子量を有するタンパク質とも非特異
的に免疫反応を起こす(レーン14.6.7)。レーン
5は、kdで示した分子量を有する、マーカーとして電
気泳動した以下に示すタンパク質標7に物質を含んでい
る;リゾチーム、14、4kd ; l−リブシンイン
ヒビター 21.5kd;カーボニックアンヒドラーゼ
、31kd;オバルフ′ミン、42.7kdiウシ血清
アルブミン、66.2kd;ホスホリラーゼb、 97
.4 kd  ;β−ガラクトシダーゼ、116.25
i及びミオシン、200kd 0 レーン6及び7は、
2種のコンジローマ生検ザンプルから調製した細胞溶解
物を用いて得られた結果を示している。1つのコンジロ
ーマ生検溶解物(レーン6)は、54kd及び46kd
両方の虱維状タンパク質を含んでおり、一方他のコンジ
ローマ生検溶解物は、54kdタンパク質のみを含んで
いる。 第3図は、HP V含有頚管がん腫細胞中に存在する、
ヒトパピローマウィルス潜伏性タンパク質のタイプ特異
的イムノプロット分析を示している。 細胞溶解物を調製して、7.5%ポリアクリルアミドゲ
ルで電気泳動し、これを、ウサギ抗ポリペプチド236
抗血清を用い、例5で説明されているようにイムノプロ
ット分析した。ポリクローナル抗血清を用いて検出する
ことができる、全ての非特異的クンバク質に加え、58
kd及び54kdの繊維状タンパク質がCa5ki細胞
から調製した細胞溶解物中に検出されたが(レーン2)
、IIeLa細胞から調製した細胞溶解物中には検出さ
れなかった(レーン1)。示されてはいないが、第2図
で説明したものと同じ分子量のマーカータンパク質がイ
ムノプロット上に含まれており、このことが、観察され
たタンパク質の分子量を測定する手段を提供している。 第4図は、HP V含有頚管がん腫細胞中に存在する、
ヒ1−パピローマウィルス潜仏性タンパク質のイムノプ
ロット分析を示している。細胞溶解物を調製して、7.
5%ポリアクリルアミドゲル電気泳動し、これを、モノ
クローナル抗体247 : 41) 11を用いて、例
7で説明されているようにイムノプロット分析した。レ
ーン1は、第2図で説明したのと同じ分子量マーカータ
ンパク質を含んでいる。レーン2〜5は、各々頚管がん
腫細胞系列5illa 、 IIeLaXCaSki及
びHT−3から調製した細胞熔解物を用いて得られた結
果を示している。 Ca5k+細胞中に検出されるf(P V潜伏性クンバ
ク質は、58kd、54kd、及び48kdの繊維状タ
ンパク質を含み(レーン4)、一方、1IeLaの細胞
中には、54kdのタンパク質のみが検出された。検出
された全てのその他のタンパク質は、モノクローナル抗
体247:4D11を用いたとき観察される非特異的免
疫反応産物である。 第5図は、HI) V含有頚管がん肺細胞中に存在する
、ヒI・パピローマウィルス潜伏性タンパク質のイムノ
プロット分析を示している。細胞溶解物を調製して、7
%ポリアクリルアミドゲル電気泳動し、これを、ポリペ
プチド245 (パネルA)、ハイブリドーマ245:
1IE3培養物上清(パネルB)、又は、ウサギのアフ
ィニティ単離化抗ポリペプチド245抗体分子(パネル
C)J二でアフィニティー単離した、ヒト抗HP V潜
伏性タンパク質抗体分子を用いて、例16aで説明され
ているようにイムノプロット分析した。分析した各細胞
溶解物を、各ゲルのレーン上に列挙した。図の右及び左
欄の数字は、主要免疫反応種の十ロダル1−ンで示した
分子量、58kd及び48kdを示している。矢じりは
、各々、200.116.92.66.44及び31k
dの分子量を有するマーカークンバク質の位置を示して
いる。パネルへの左側部分及びパネルB全体は、12時
間現像したもので、一方、パネルへの右側部分及びパネ
ルC全体は、30分間現像したものである。 図面の’!”F’ 7?;・′内容に変更なし)FIG
、 2 FIG、 3 FIG、5A FIG、 4 日G、5B FIG、5C ff! ■

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるポリペプチド。
  2. (2)わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ、
    式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含むポリペプチド。
  3. (3)わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ、
    式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含むポリペプチド。
  4. (4)わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ、
    一般式 XZX′ (式中、Zは、式HKSAIVTLTYDSEで表わさ
    れる配列の一部に対応する配列を有する、少なくとも5
    個のアミノ酸残基を含むアミノ酸残基配列であり、 Xは水素もしくは、少なくとも1個のアミノ酸残基であ
    り、 X′は水酸基もしくは、少なくとも1個のアミノ酸残基
    である) で表わされるアミノ酸残基配列を含み、かつ抗ヒトパピ
    ロ−マウイルス潜伏性タンパク質抗体と免疫反応する能
    力を有するポリペプチド。
  5. (5)Zが、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含むアミノ酸残基配列である、請求項(4)記載の
    ポリペプチド。
  6. (6)上記ポリペプチドが、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を有する、請求項(4)記載のポリペプチド。
  7. (7)わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ、
    一般式 XTYDSEX′ (式中、Xは水素もしくは少なくとも1個のアミノ酸残
    基であり、X′は水酸基もしくは、X′がアミノ酸残基
    配列WQRDQFLSQVを含まない条件付で、少なく
    とも1個以上のアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸残基配列を含むポリペプチド。
  8. (8)X′が、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列である、請求項(7)記載のポリペプチド。
  9. (9)わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ、
    式 【遺伝子配列があります】 から成る群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含み、かつ、アミノ酸残基配列−WRQRDQFL
    SQV−を含まないポリペプチド。
  10. (10)式 【遺伝子配列があります】 から成る群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を有するポリペプチド。
  11. (11)式 【遺伝子配列があります】 で表わされるポリペプチドと免疫反応する抗体分子を含
    む実質的に単離された抗体分子もしくはモノクローナル
    抗体を含む抗体。
  12. (12)式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれるポリペプチドの唯1つと免疫反
    応する抗体分子を含む抗ポリペプチド抗体もしくはモノ
    クローナル抗体。
  13. (13)235:B9、245:11E3及び247:
    4D11からなるハイブリドーマの群から選ばれるハイ
    ブリドーマにより産生する抗体分子を含み、かつ、潜伏
    性ヒトパピローマウイルスタンパク質と免疫反応するこ
    ができるモノクローナル抗体。
  14. (14)潜伏性ヒトパピローマウイルスタンパク質と免
    疫反応する抗体分子を産生し、かつ、235:B9、2
    45:11E3及び247:4D11からなるハイブリ
    ドーマの群から選ばれるハイブリドーマ。
  15. (15)a)被検者の体液サンプルを、式、【遺伝子配
    列があります】 から成る群から選ばれる式で表わされるポリペプチドを
    混合することにより免疫反応混合物を作成する工程、 b)サンプル中に存在する抗パピローマウイルス潜伏性
    タンパク質抗体が上記ポリペプチドと免疫反応し、ポリ
    ペプチド含有免疫反応産物を形成するのに十分な時間、
    上記免疫反応混合物を、生物学的検定条件に維持する工
    程、 c)生成したポリペプチド含有免疫反応産物の存在を検
    定することにより、上記被検者におけるパピローマウイ
    ルス感染の有無を検定する工程、 以上、a)〜c)の工程を含む、被検者におけるパピロ
    ーマウイルス感染の検定法。
  16. (16)a)被検者の体液サンプルを、わずか約50個
    のアミノ酸残基からなり、かつ、一般式、XZX′ (式中、Zは、式HKSAIVTLTYDSEで表わさ
    れる配列の一部に対応する配列を有する、 少なくとも5個のアミノ酸残基配列であり、Xは、水素
    もしくは、少なくとも1個のアミノ酸残基であり、かつ X′は、水酸基もしくは少なくとも1個のアミノ酸残基
    である) で表わされるアミノ酸残基配列を含み、かつ、抗ヒトパ
    ピローマウイルス潜伏性タンパク質抗体と免疫反応する
    ことができるポリペプチドと混合することにより、免疫
    反応混合物を作る工程、 b)サンプル中に存在する抗パピローマウイルス潜伏性
    タンパク質抗体が、上記ポリペプチドと免疫反応し、ポ
    リペプチド含有免疫反応産物を形成するのに十分な時間
    、上記免疫反応混合物を、生物学的検定条件に維持する
    工程、 c)生成したポリペプチド含有免疫反応産物の存在を検
    定することにより、上記被検者における抗ヒトパピロー
    マウイルス潜伏性タンパク質の有無を検定する工程、 以上、a)〜c)の工程を含む、被検者における抗ヒト
    パピローマウイルス潜伏性タンパク質抗体の存在の検定
    法。
  17. (17)上記ポリペプチドが、式、 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を有する、請求項(16)記載の方法。
  18. (18)a)被検者の体液サンプルを、わずか約50個
    のアミノ酸残基からなり、かつ、式、 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含むポリペプチドと混合することにより、免疫反応
    混合物を作る工程、 b)サンプル中に存在する抗パピローマウイルス潜伏性
    タンパク質抗体が上記ポリペプチドと免疫反応し、ポリ
    ペプチド含有免疫反応産物を形成するのに十分な時間、
    上記免疫反応混合物を生物学的検定条件に維持する工程
    、 c)生成したポリペプチド含有免疫反応産物の存在を検
    定することにより、上記被検者における抗ヒトパピロー
    マウイルス潜伏性タンパク質の存在を検定する工程、 以上、a)〜c)の工程を含む、被検者における、パピ
    ローマウイルス感染と抗ヒトパピローマウイルス潜伏性
    タンパク質抗体の存在を検定する方法。
  19. (19)少なくとも1回の検定を行なうのに十分な量の
    、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされ、かつ潜伏性パピ
    ローマウイルス感染により誘導される抗体と免疫反応す
    ることができるポリペプチドを含有するパッケージを含
    む、体液サンプル中の抗パピローマウイルス潜伏性タン
    パク質抗体の存在を検定するための、キットの形をした
    診断システム。
  20. (20)少なくとも一回の検定を行なうのに十分な量の
    、わずか約50個のアミノ酸残基からなる、かつ、一般
    式、 XZX′ (式中、Zは式HKSAIVTLTYDSEに対応する
    配列を有する、少なくとも5個のアミノ酸残基を含むア
    ミノ酸残基配列であり、 Xは、水素もしくは、少なくとも1個のアミノ酸残基で
    あり、 X′は、水酸基もしくは、少なくとも1個のアミノ酸残
    基である) で表わされるアミノ酸残基配列を含み、かつ、抗ヒトパ
    ピローマウイルス潜伏性タンパク質抗体と免疫反応する
    ポリペプチドの少なくとも1種を含有するパッケージを
    含む、体液サンプル中における抗パピローマウイルス潜
    伏性タンパク質抗体の存在を検定するための、キットの
    形をした診断システム。
  21. (21)上記ポリペプチドが、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含むか、もしくは、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を有する、請求項(20)記載の診断システム。
  22. (22)わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ
    、式、 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含むポリペプチドの少なくとも1種を付加的に含む
    か、もしくは、上記付加的ポリペプチドが、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を有する、請求項1記載の診断システム。
  23. (23)少なくとも一回の検定を行なうのに十分な量の
    、わずか約50個のアミノ酸残基からなり、かつ、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を含むか、もしくは、式 【遺伝子配列があります】 からなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配
    列を有するポリペプチドの少なくとも1種を含有するパ
    ッケージを含む、体液サンプルにおける抗パピローマウ
    イルス潜伏性タンパク質抗体の存在を検定するための、
    キットの形をした診断システム。
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