JPH029589A - カム式インパクトレンチのクラッチの構造 - Google Patents

カム式インパクトレンチのクラッチの構造

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JPH029589A
JPH029589A JP15940888A JP15940888A JPH029589A JP H029589 A JPH029589 A JP H029589A JP 15940888 A JP15940888 A JP 15940888A JP 15940888 A JP15940888 A JP 15940888A JP H029589 A JPH029589 A JP H029589A
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JP
Japan
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cam
hammer
anvil
shaft
spline
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JP15940888A
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English (en)
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Youtarou Taga
多賀 羊太郎
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカム式インパクトレンチのクラッチ構造の改良
に関するものである。
(従来技術) 第10図〜第11図を参照して従来型インパクトレンチ
について説明する。1はモーター軸で、その先端にスプ
ライン軸2を有している。3は打撃力を発生するハンマ
ーケージで、一端でスプライン軸2と噛合って回転力を
受けるようになっている。ハンマーケージ3には直径方
向に対向して計4個の軸心方向にのびる溝4・・・が設
けられている(第11図)。溝4内にはアンビルピン5
が軸方向に移動可能に嵌っている。6はアンビル軸で中
間部に一対の耳状をしたアンビル7(第11図)が一体
に設けられている。8はスプライン。
9はハンマーケージ3に回転可能に嵌っているカムパイ
ロット、10はカムボールである。11はハンマーカム
で、前記アンビル軸6の内側端に設けたスプライン8に
軸方向摺動可能に嵌合している。ハンマーカム11は一
端に突出カム部12゜中間部にアンビルピン5の環状凹
溝5aと結合する大径部13を有している。ハンマーカ
ム11の突出カム部12の反対側は円筒部14となって
いて。
この部分の外周にカムレリーススプリング15が嵌って
いる。16はアンビルスペーサーである。
上記構成の工具は正逆何れの方向にも回転する。
そして第10図の上半分の状態は非作動状態を示し、こ
の状態ではハンマーカム11とアンビルピン5には軸方
向の運動は与えられていない。カムボール10はハンマ
ーケージ3内にたとえば76゜にわたって設けられた周
溝3a (第10図)とカムパイロット9のボールレー
ス9a内にはまっており、周溝3aの端にボール10が
係合し即動するため。
周溝38の端は球面をなしている。カムボール10がハ
ンマーカム11の突出カム部12の先端と係合すると、
ハンマーケージ3の回転によってハンマーカム11がl
li動される。ハンマーカム11が吐動され回転を与え
られると、アンビル軸6に回転が与えられる。アンビル
軸6がこれに抵抗すると、カムボール10は突出カム部
12の表面上にのる。そしてアンビルピン5と係合して
いる大径部13を介しアンビルピン5に軸方向運動が課
され、アンビルピン5の軌道は耳状のアンビル7と交わ
る(m10図下側)。そして衝撃力がアンビル軸6に与
えられる。
アンビルピン5の端部の直径はアンビル7の両側の凹部
曲率に合致し、アンビルピン5はハンマーカム11によ
って軸方向へ動かされる。軸方向の運動が終ると第10
図下半分の状態となる。同時にハンマーケージ3の回転
により、突出カム部12の頂点をすぎると、ハンマーカ
ム11とアンビルピン5はカムレリーススプリング15
により反対方向へ動かされる。この時ハンマーケージ3
は衝撃反力により反対方向に回転される。この回転角が
ハンマーケージ3の周溝3aの76″以上回転するため
、ボール10がハンマーカム11の突出カム部12と係
合し、ハンマーカム11が軸方向へ囲動されようとする
が、アンビル軸6が抵抗しているため、カムボール10
は突出カム部12の表面上にのり、アンビルピン5と係
合しているハンマーカム11の大径部13を介しアンビ
ルピン5に軸方向運動が課され、アンビルピン5の軌道
は耳状のアンビル7と部分的に接触する。この状態の時
アンビル7のアンビルピン5との係合部7a (第11
図)及びアンビルピン5の先端部5bが部分的に接触し
アンビル7及びアンビルピン5が摩耗し、出力低下及び
耐久性を減少させるという問題がある。
(発明の解決しようとする問題点) 本発明は上述した従来のカム式インパクトレンチに於て
、アンビル軸6のスプライン側寸法a(第10図)即ち
ハンマーカム11の移動部の寸法に制限があるので、ハ
ンマーケージ3の外径を小さくしてその重量を少くし、
打撃回数の増加を図ってきた。したがってハンマーケー
ジ3の破損事故が生じ易かった。また打撃作動時にハン
マーケージ3の振動が発生し、これにより構成部材の損
傷等の問題が生じた。
本発明はこのような問題を解消し、耐久性に優れたイン
パクトレンチを提供しようとするものである。
(発明による解決手段) モータ頓にスプライン軸を介し連結されたハンマーケー
ジと、該ハンマーケージ内でハンマーカムを往復動させ
、該ハンマーカムの往復動によってアンビルピンを往復
動させてアンビル軸と一体のアンビルに衝撃を与えるよ
うにしたものにおいて、モータ軸端とアンビル軸端間に
装着したカムシャフトにカムパイロッ1−と、該カムパ
イロット上のカムボールによって往復動されるハンマー
カムを支持するようにし、前記ハンマーカムは前記カム
ボールと当接する突出カム部とアンビルピンと係合する
大径部及び突出カム部の反対側の外歯スプライン部を有
し、中心部にはカムシャフト挿通孔と鎖孔に続くカムレ
リーススプリング用保持孔を備え、又前記アンビル軸は
一端に1対のアンビルと、該アンビルに隣接するフラン
ジを、又中心部に前記ハンマーカムの外歯スプライン部
と係合する内歯スプライン孔及び該スプライン孔に続く
カムシャフト支持孔を備え、前記内歯スプライン孔に前
記ハンマーカムの外歯スプライン部を噛合せ、ハンマー
カムのカムレリーススプリング用保持孔とアンビル軸間
にカムレリーススプリングを保持するようにし、さらに
アンビル軸の前記フランジとハウジング本体間にブッシ
ングを介装したことを特徴とする。かくして、コンパク
トでしかも振動の発生に対する耐久性にも優れたインパ
クトレンチを提供することが可能となった。
(作用) モータ軸21が回ると、スプライン軸を介しハンマーケ
ージ23が回転する6するとカムボール41も回転し、
ハンマーカム32を介しアンビルピン25がカムシャフ
ト37に沿って軸方向に移動し、アンビル軸26と一体
のアンビル27を打撃する。
このときハンマーカムはそのスプライン部33がアンビ
ル軸26のスプライン孔30に案内されてカムレリース
スプリング39に抗して移動する。
打撃後はハンマーカム32はカムレリーススプリング3
9によって元の位置に押戻される。
(実施例) 第1図〜第9図に基いて説明する。21はモータ軸で、
その先端にスプライン軸22を備えている。23は打撃
力を発生するハンマーケージで。
一端中心部でスプライン軸22と噛み合っている。
ハンマーケージ23内には直径方向に対向して計4個の
軸心と平行に延びる溝24が設けられている。この溝2
4内にはアンビルピン25が軸方向に移動可能に嵌って
いる。
26はアンビル軸で内側端部に1対のアンビル27が一
体に設けられている。28はアンビル27に隣接して一
体に設けたフランジで、後述するスペーサ43が該フラ
ンジ28とブッシング42のフランジ部42a間に装入
される。30はアンビル軸26と同心のスプライン孔(
第5図)で、このスプライン孔30にハンマーカム32
のスプライン部33が嵌る。31はスプライン孔30と
同心のカムシャフト支持孔である。カムシャフト37の
他端はスプライン軸22内に支持されている。
34、はハンマーカム32の突出カム部、35はアンビ
ルピン25の溝25aと係合する大径部である。36は
カムシャフト37の貫通孔、38はカムシャフト貫通孔
36と同心で、カムレリーススプリング39の保持孔で
ある。カムレリーススプリング39は保持孔38の端と
アンビル軸26の前記スプライン孔30の端間に保持さ
れている。
40はカムシャフトに嵌挿されたカムパイロット、41
はカムパイロット40のボールレース40aに嵌るカム
ボールで、ハンマーカム32の突出カム部34に対応し
ている。
(効果) 以上説明したように1本発明に於てはハンマーカム32
のスプライン部33をアンビル軸26に設けたスプライ
ン孔30内に慴動可能に装入した。
又ハウジング本体Aと同心のブッシング42の外周面と
アンビル軸26のフランジ28との間にスペーサ43を
介装し、ハンマーケージ23の端部がこれらフランジ、
スペーサー及びフランジ42aの周面と当接させてアン
ビルピン25によるアンビルの打撃時にハンマーケージ
23の振れ止めを防止することができる。
又ハンマーカム32をアンビル軸26のスプライン孔3
0内に挿入し、この挿入部内にカムレリーススプリング
39を装着したので、カムレリススプリング39の径を
小さくして中心部に近付けることができ、強度的に安定
させることができる。
さらにハンマーケージ23の全長を短くできるので、重
量が減り、内部機構即ちカムパイロット4o、アンビル
ピン25.アンビル27の側面部等の耐久性を増すこと
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインパクトレンチの断面図。 第2図は第1図の■−■断面図。 第3図はハンマーケージの断面図。 第4図は第3図の左側面図。 第5図はアンビル軸の一部破断図。 第6図は第51!Iの左側面図。 第7図はハンマーカムの断面図。 第8図は第7図の左側面図。 第9図は第7図の[−1に断面図。 第10図は従来形ハンマーカムの断面図。 第11図は第10図のXI−XI断面図。 図において; A ハウジング本体 1 モータ軸    2 スプライン軸3 ハンマーケ
ージ 3a  周溝 4 溝        5 アンビルビン5a  環状
凹溝    5b  先端部41  カムボール 42a  フランジ部 ブッシング スペーサ 以 上 出願人 、多  賀  羊 太 部 代理人 弁理士 大 橋   勇 アンビル軸   7 アンビル 係合部     8 スプライン カムパイロット 98  ボールレースカムボール  
 11  ハンマーカム突出カム部   13  大径
部 円筒部 カムレリーススプリング アンビルスペーサー モータ軸    22  スプライン軸ハンマーケージ
 24  溝 アンビルピン  25a  溝 アンビル軸   27  アンビル フランジ    30  スプライン孔カムシャフト支
持孔 ハンマーカム  33  スプライン部突出カム部  
 35  大径部 貫通孔     37  カムシャフト保持孔 カムレリーススプリング カムパイロット 40a  ボールレース第1図 第2図 第3図 第4図 第8図 第9図 第10図 30廚1 第11 図 a

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  モータ軸にスプライン軸を介し連結されたハンマーケ
    ージと、該ハンマーケージ内でハンマーカムを往復動さ
    せ、該ハンマーカムの往復動によってアンビルピンを往
    復動させてアンビル軸と一体のアンビルに衝撃を与える
    ようにしたものにおいて、モータ軸端とアンビル軸端間
    に装着したカムシャフトにカムパイロットと、該カムパ
    イロット上のカムボールによって往復動されるハンマー
    カムを支持するようにし、前記ハンマーカムは前記カム
    ボールと当接する突出カム部とアンビルピンと係合する
    大径部及び突出カム部の反対側の外歯スプライン部を有
    し、中心部にはカムシャフト挿通孔と該孔に続くカムレ
    リーススプリング用保持孔を備え、又前記アンビル軸は
    一端に1対のアンビルと、該アンビルに隣接するフラン
    ジを、又中心部に前記ハンマーカムの外歯スプライン部
    と係合する内歯スプライン孔及び該スプライン孔に続く
    カムシャフト支持孔を備え、前記内歯スプライン孔に前
    記ハンマーカムの外歯スプライン部を噛合せ、ハンマー
    カムのカムレリーススプリング用保持孔とアンビル軸間
    にカムレリーススプリングを保持するようにし、さらに
    アンビル軸の前記フランジとハウジング本体間にブッシ
    ングを介装したことを特徴とするカム式インパクトレン
    チのクラッチの構造。
JP15940888A 1988-06-29 1988-06-29 カム式インパクトレンチのクラッチの構造 Pending JPH029589A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4963967A (en) * 1989-03-10 1990-10-16 Tektronix, Inc. Timing audio and video signals with coincidental markers

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62246480A (ja) * 1986-04-16 1987-10-27 信濃空圧工業株式会社 締め付け装置

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