JPH0295756A - ピストンの断熱部材 - Google Patents

ピストンの断熱部材

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JPH0295756A
JPH0295756A JP24698088A JP24698088A JPH0295756A JP H0295756 A JPH0295756 A JP H0295756A JP 24698088 A JP24698088 A JP 24698088A JP 24698088 A JP24698088 A JP 24698088A JP H0295756 A JPH0295756 A JP H0295756A
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grid
heat insulating
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Akira Tsujimura
辻村 明
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/10Pistons  having surface coverings
    • F02F3/12Pistons  having surface coverings on piston heads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ ニの発明はピストン頂面を覆ってピストン頂面の断熱性
を向上させるピストンの断熱部材に係り、特にその断熱
部材を低熱膨張材料で形成したピストンの断熱部材に関
する。
[従来の技術] セラミックと金属材料を接合する場合、両者の熱膨張差
が大きく、この熱膨張差に起因する熱応力によってはセ
ラミックと金属材料との接合部あるいはセラミック自体
の破壊の虞れがある。
従来このような破壊を考慮した接続方法とし、て、■セ
ラミックと同等の熱膨張率の材料でかつ高剛性をもつ緩
衝材を介して両者の接合を行い、アルミ・ニウム製ピス
トン自体の塑性変形で熱膨張差を吸収する(「内燃機関
用ピストン」 (実開昭58−98455号公報)等)
か、あるいはその緩衝材に熱膨張を抑制する高剛性を形
状的にもたせる方法、または■低降伏点の材料を緩衝材
として、これを介して接合することで低降伏点材の塑性
変形によって熱膨張差を吸収する方法がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記■、■の方法を検討すると■の方法では、構成材料
にタングステン、モリブデン等の高弾性材料があるが、
比重が大きくかつ高融点材料であるため価格も高く容易
に採用できない。このため低熱膨張率材料であり比重が
スチールと同等のN系合金で構成することが考えられる
が、モリブデン等の高弾性材料と比較してヤング係数が
173程度であるために、同2等の弾性を得るには単純
に厚さを増して剛性を確保する必要がある。
これに対し1、■の方法では、代表的な材料として純ア
ルミニウムを挙げられるが、引張強度か低くアルミニウ
ム合金製のピストンには強度上の理由から採用が困難で
ある。
[課題を解決するための手段] 二の発明は上記課題を解決することを目的とし、低熱膨
張材で形成されてピストン頂面を覆う断熱部材と、該断
熱部材と同材で形成されて格子内に充填されて固体化す
る溶融接着金属により上記頂面と断熱部材の被着面とを
連結する格子状部材とからピストンの断熱部材を構成し
1題を解決するための手段としたものである9 [作用] 各格子内に充填する溶融接着金属でピストン頂面に断熱
部材を連結する格子状部材は、断熱部材と同程度の低熱
膨張材料から構成されているから、格子状部材、断熱部
材の連結後における熱、膨張差を微小とすることができ
る。一方、熱応力、圧力等の外部荷重を各格子に分散す
る格子状部材にあっては、この格子状部材自体が所期の
構成強度を発揮するが、各格子内に溶融接着金属か充填
されてピストン頂面に一体化された状態では溶融接着金
属が固体化するから、この状態で格子状部材の剛性強度
は大巾に向上する。つまりピストンの軸方向の外部荷重
(圧力)は格子状部材及び固体化した溶融接着金属で受
け、半径方向の外部荷重(熱応力)は固体化した溶融接
着金属で受けることになる。
したがって、格子状部材の構成強度を大きくして熱膨張
を印判するか、この逆に構成強度を小さくして熱膨張を
緩衝するいずれの還択によっても断熱部材をピストン頂
面に良好に接続することが可能である。
[実施例] 以下にこの発明の好適一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
(実施例1) 二の実施例は、断熱部材と、ピストン頂面との間に介設
する格子状部材の剛性でピストン頂面と断熱部材との接
続強度を向上する例を示すものである。
第1図に示すように断熱部材1は低熱、膨張率のセラミ
ックから、ピストン2の直径に対しほぼ同一直径の同盟
形状に形成される。
断熱部材1にはその被着面(ピストン頂面2に対する接
着面を指す)3に円盤部材4が一体的に接続してあり、
格子状部材5は、その基端が円盤部材5の他面6に一体
的に接続される。円盤部材4及び格子状部材6はこの実
施例にあっては上記断熱部材1と同程度の熱膨張率でか
つ高剛性(弾性)を有するN(系金属で構成される。
さて格子状部材5はロー付は等によって上記円盤部材4
の他面6に基端が接続されて円盤部材4を円周方向にほ
ぼ等分別する半径方向の第1格子部材7と1、隣接する
半径方向の第1格子部材7相互を、円盤部材5の弦方向
あるいは円周方向に治って連結する第2格子部材8とか
ら成り、第2格子部材8は円盤部材4に対して半径方向
に間隔をおいて設けられる。つまり第2格子部材8は第
1格子部材7に対して、隣接する第1格子部材7間に、
溶融接着金属10を充填する格子9を構成する。ここで
剛性強度上、製造上から第1格子部材7の隣接相互間の
間隔りは、半径方向股外部で30mm程度が好ましいが
、第1格子部材7及び第2格子部材8の形成数は、これ
ら格子部材7,8のリブ高さ1]、肉厚tから決定され
る断面係数Zを一定として上記円盤部材4との接着後に
おいて必要とする剛性を確保できる数とする。ただし第
1格子部材7の断面係数に対する第2格子部材8の断面
係数を異ならせても構わないが、この実施例にあっては
第1格子部材7および第2格子部材8の肉厚tを一定の
薄肉としリブ高さHで格子状部材5の必要剛性を確保す
る。各第2格子部材8には、その連結方向のほぼ中央位
置に接着金属の溶湯あるいはロー材料を半径方向に通過
させて各格子9内に溶融接着金属10を満たす開口11
が形成される。開口11は第1図に示すような穴形状で
あっても切り欠き形状であっても構わない。
このように、格子状部材5を断熱部材1と同程度の低熱
膨張材料から構成し、各格子9内に溶融接着金属10を
充填すると、その溶融接着金属10が固体化して格子状
部材5が円盤部材4とピストン頂面2とを連結する状態
にあって、格子状部材5、断熱部材1の連結後における
熱膨張差を極小としつつ、熱応力、圧力等の外部荷重を
各格子部材7,8に分散させると共に、溶融接着金属1
0の固体化によって格子状部材5自体の剛性強度が向上
する。
つまりピストン12の軸方向の外部荷重(圧力)は格子
状部材5及び固体化した溶融接着金属10で受け、半径
方向の外部荷重(熱応力)は固体化した溶融接着金属1
0で受けることになる。
ところで上述の構成の円盤部材4を、ピストン12に固
着する方法としては金型等で上記格子状部材5と、ピス
トン12とを同軸上に保持し、ピストン12の半径方向
からアルミニウムあるいはアルミニウム系合金等の溶融
接着金属10の溶湯を注いで冷却させ、固着する方法、
ピストン12の鋳造成形と同時に円盤部材4および格子
状部材5を鋳込む方法(ただし、加圧鋳造を含む)があ
る。
ところで上記格子状部材5及びこの格子状部材5を一体
とする上記円盤部材4を一体成形することも当然可能で
あるが、この場合に上記開口11も同時成形することも
可能である。
このように安価で軽く、ピストン頂面2に対し。
て接続強度の優れたピストンの断熱部材を提供できる。
(実施例2) この実施例は、実施例1とは逆に断熱部材1と上記ピス
トン頂面2との間の熱膨張を格子状部材15で緩衝し、
上記断熱部材1とピストン頂面2との接続強度を一定に
維持させるように構成した例を示すものである。
第2図に示すように格子状部材15はハニカム形状に形
成されて上記円盤部材4の他面6に一体的に接続される
格子状部材15は実施例1の格子状部材5同様にNi系
金属材料で構成されるがこの実施例にあってはNi系金
属材料の箔材から第2図に示すように六角形状の格子1
9を構成するように形成されその各格子1つ内に上記溶
融接着金属10を充填することによりピストン頂面2と
円盤部材4とを接続する。
以上のように各格子19内に充填する溶融接着金属10
で円盤部材4に連結される格子状部材15は、断熱部材
1と同程度の低熱膨張率でかつ高弾性をもつ材料から構
成されているがら、ピストン12、断熱部材1の三者の
間で発生する熱膨張差(熱応力)を格子状部材15の弾
性変形で緩衝する、一方、圧力等の外部荷重を各格子1
9に分散する格子状部材15は、各格子19内に溶融接
着金属10が充填されてピストン頂面2に一体化された
状態では溶融接着金属10が固体化するから、ピストン
12の軸方向の外部荷重(圧力)は主に固体化した溶融
接着金属10で受け、引張荷重は格子状部材15で受け
ることになる。
尚、実施例1及び実施例2では格子状部材15を円盤部
材を介し、て断熱部材に接続する説明をしたが、円盤部
材4を省略することも当然可能である。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなよ−うにこの発明によれ
ば次の如く優れた効果を発揮する。
低熱膨張材で形成されてピストン頂面を覆う断熱部材と
、該断熱部材と同材で形成され、格子内に充填されて固
体化する溶融接着金属により上記頂面と断熱部材の被着
面とを連結したからビス1〜ン頂面と断熱部材との熱応
力に対する接続強度を一定に維持できる9
【図面の簡単な説明】
第1図及はこの発明の好適な第1実施例を示す斜視図、
第2図はこの発明の好適な第2実施例を示す斜視図であ
る。 図中、1は断熱部材、2はピストン頂面、515は格子
状部材、9.19は格子、10は溶融接着金属である。 特許出願人  いすり自動車株式会社 代理人弁理士  絹  谷  信  雄手続宥F5正書
(自発) 昭和63年11月11日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、低熱膨張材で形成されてピストン頂面を覆う断熱部
    材と、該断熱部材と同材で形成されて格子内に充填され
    て固体化する溶融接着金属により上記頂面と断熱部材の
    被着面とを連結する格子状部材とを備えたことを特徴と
    するピストンの断熱部材。
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