JPH0295388A - スキー靴のインナーブーツ - Google Patents

スキー靴のインナーブーツ

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JPH0295388A
JPH0295388A JP24433888A JP24433888A JPH0295388A JP H0295388 A JPH0295388 A JP H0295388A JP 24433888 A JP24433888 A JP 24433888A JP 24433888 A JP24433888 A JP 24433888A JP H0295388 A JPH0295388 A JP H0295388A
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JP
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foot
inner boots
outer shell
boots
polyurethane foam
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JP24433888A
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Kazuyuki Kobayashi
和之 小林
Shunichi Hayashi
俊一 林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スキー靴のインナーブーツに関し、特にどの
ような足形状にでも完全にフィツトするインナーブーツ
に関するものである。
〔従来の技術〕
スキー靴は、一般に第1図に示すように、合成樹脂製の
アウターシェル1とインナーブーツ2との組み合わせか
ら成る。
このインナーブーツ2は、従来、裏布とポリウレタン発
泡体の外層から成るものが知られており、ポリウレタン
液が裏布内面に浸透するのを防止するために、裏布内面
に予め目止め処理を施した裏布を用い、この裏布を足形
状に縫製した後、金型内に装填し、該裏布の履口部用縁
からポリウレタン液を裏布と金型の間に流し込み、発泡
させて一体成形している。
また、このように裏布内面全面に目止め処理を施してし
まうと、履口部用縁においては、裏布とポリウレタン発
泡体との接着面積が小さいため、該周縁は実用上必要な
接着強度が得られてないことから、裏布の履口部用縁に
多数の小孔を列設しておき、上記ポリウレタン発泡体を
この小孔にまで充填させて、履口部周縁部の接着面積を
増大させ、履用中の剪断やズレ応力の反復によっても剥
離することのない実用的な強度を保持させたインナーブ
ーツも提供されている(実公昭62−7127号公報参
照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のインナーブーツは、いずれも、ポリウレタン発泡
体がアウターシェル1と、このスキー靴を履くスキーヤ
−の足の間に介在して、足形状にフィツトすべく弾性変
形する。
しかし、このようなポリウレタン発泡体の弾性変形のみ
では、様々な足形状を有する多数のスキーヤ−全ての足
形状に完全にフィツトさせることは極めて困難である。
多数の足形状に、より良好にフィツトさせるためには、
ポリウレタン発泡体の厚みを増すことが考えられる。
しかし、ポリウレタン発泡体の厚みが増せば、アウター
シェル1の大型化を招くのみならず、スキーヤ−の微妙
な足の動きがスキー板に正確かつ迅速に伝わり難く、ス
キー靴本来の機能を損なうという問題がある。
本発明は、ポリウレタン発泡体の厚みを適度に抑え、ど
のような足形状にでも完全にフィツトするスキー靴のイ
ンナーブーツを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のインナーブーツで
は、目止め処理を施した裏布を足形状に縫製し、該裏布
の外側に形状記憶性を備えたポリウレタン発泡体層を設
けるのである。
このポリウレタン発泡体層は、高温で軟化し、軟化した
状態で変形が加えられ、この変形が加えられたまま冷却
した際に硬化して、この変形が固定される形状記憶性を
備えることを特徴とし、またガラス転移点(以下、Tg
)が人の体温以下であることを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、インナーブーツを、ドライヤー等の加熱手
段、あるいはストーブ周辺の高温域に放置して加熱する
。すると、裏布の外側に設けられたポリウレタン発泡体
層が軟化する。
この軟化した状態でスキーヤ−の足をインナーブーツ内
に挿入する。すると、裏布及び該裏布の外側の軟化状態
にあるポリウレタン発泡体層は、スキーヤ−の足形状に
フィツトして変形する。
足を挿入したまま放冷するか、あるいは冷風等を吹付け
て積極的に冷却すると、ポリウレタン発泡体層が軟化し
、上記の変形が固定される。
以上の加熱軟化から冷却硬化までをスキー靴のアウター
シェル内にインナーブーツを挿入させた状態で行うこと
もできるし、加熱軟化のみをアウターシェル外で行い、
足の挿入と冷却硬化をアウターシェル内で行うこともで
きるし、あるいは冷却硬化のみをアウターシェル内で行
うこともできる。
これらいずれの場合も、ポリウレタン発泡体層のスキー
ヤ−の足形状への変形は、スキーヤ−自身の足と、アウ
ターシェルに付属しているバックル(第1図中の3)等
を止めたときにアウターシェルからポリウレタン発泡体
層へ加わる応力とにより、与えられる。
従って、本発明おけるポリウレタン発泡体は、人の頭髪
を乾燥する際に使用するハンディ−なドライヤー等が作
り得る程度の高温やスキー宿のストーブ周辺の高温域(
40〜45°C程度)で軟化開始し、かつ人の足とアウ
ターシェルのバックルで加えることのできる応力(0,
1〜2.0kgf /cd程度)で変形を与えることが
でき、しかも雪上でのアウターシェル内面温度もしくは
スキー操作時の足近傍の体温(25〜30°C程度)で
硬化開始して変形を固定する、すなわち形状を記憶する
ものが使用される。
なお、インナーブーツには、上記の変形固定後の足の抜
き出しを容易にするために、アウターシェルの合わせ部
(第1図中の1’)近傍1.その他の適宜個所に合わせ
部(第1図中の2゛)を設けてもよい。また、この合わ
せ部には、上記の加熱軟化のみをアウターシェル外で行
うときのインナーブーツのアウターシェル内への挿入等
、冷却硬化のみをアウターシェル内で行うときの足挿入
後のインナーブーツのアウターシェル内への挿入等を容
易とすべく、マジックテープ等の着脱手段を設けておい
てもよい。
あるいは、上記のような合わせ部が設けられていない一
体のブーツ型の場合は、足を抜く際にもドライヤー等の
加熱手段やストーブ周辺の高温域に放置して加熱し、ポ
リウレタン発泡体層の上記の固定された変形を開放して
から、抜くこともできる。
ただし、この場合は、次にスキー靴を履くときにも、前
述と同様の手順による操作を行う必要がある。
また、本発明におけるポリウレタン発泡体層は、Tgが
人の体温以上であるため、足形状にフィツトする際には
低弾性率を示し、インナーブーツ使用時には、高弾性率
を示し、良好な使用感を呈する。
なお、スキーヤ−が良好な使用感を感じる発泡体として
見掛は弾性率は、一般に20〜100程度であることか
ら、本発明におけるポリウレタン発泡体は、rg以上で
軟化点以下の温度範囲、好ましくはアウターシェル内面
温度もしくはスキー操作時における人の足近傍の体温に
おいて、上記の発泡体としての弾性率を呈するものを使
用することが望ましい。
以上の形状記憶性、Tg、弾性率を存するポリウレタン
発泡体としては、1)イソシアナートの種類、2)ポリ
オールの種類、3)鎖延長剤の種類、4)これらの配合
比を適宜調整したポリウレタンに、−船釣な発泡剤(揮
発性溶媒)を適量配合して調製されたものが使用される
。一応の目安としては、ポリウレタンとして、分子量1
60〜310程度のジイソシアナート1.2〜1.85
モル二分子量400〜2000程度のポリオール0.8
〜1.0モル二分子量60〜360程度の鎖延長剤0.
2〜0.85モル程度が挙げられ、発泡剤としては、ト
リクロロモノフルオロメタン(R11)、トリクロロモ
ノフルオロメタン(R−113)、塩化メチレン等が使
用でき、使用量はポリウレタン発泡体の発泡度により色
々で、例えば20倍発発泡ρ−0,05)ポリウレタン
100重量部に対して20倍程度配合される。
〔実施例〕
[1]ポリウレタンの調製例 注2)結晶化度は、X線回折法による 〔2〕インナーブーツの製造例 目止め処理したメリヤス地からなる裏布を第2図に示す
ような足形状に縫製する。このとき、裏布21の足首か
ら上部の片側に合わせ部21′を形成する。
これを図示省略の金型内にセットし、金型とインナーブ
ーツの間に第1表中No、38のポリウレタン100重
量部に対して発泡剤としてトリクロロモノフルオロメタ
ン(R−11)を20重量部配合した原液を流し込み、
金型ごと加熱し、発泡させ、裏布の外側にポリウレタン
発泡体層を一体成形する。なお、上記の合わせ部21°
の内側にポリウレタン発泡体層が形成されないよう、離
型紙その他を予め取付けておく。
上記のようにしてポリウレタン発泡体層が一体成形され
たなら、金型から外し、離型紙等を除き、合わせ部21
′にマジックテープ等を取付けてインナーブーツが製造
される。
〔3〕インナーブーツの使用例 第3図(^)に示すように、アウターシェル1内に上記
のようにして製造されたインナーブーツ2(裏布21と
、厚さ5〜15InI11のポリウレタン発泡体層22
からなる)を挿入する。
次いで、インナーブーツの履口からドライヤー4で熱風
をインナーブーツ2内へ吹き込み、ポリウレタン発泡体
層22を軟化する。
ポリウレタン発泡体が軟化(指圧等により裏布を加圧し
て容易に軟化状態を検出確認できる)したなら、インナ
ーブーツ2内へ足5を挿入し、アウターシェル1のバッ
クル(第1図中3)を止め、冷却する(硬化状態も指圧
等により裏布を加圧して容易に検出確認できる)。
この後、インナーブーツ2をアウターシェル1内に残し
たまま、アウターシェル1の合わせ部1′とインナーブ
ーツ2の合わせ部2゛から足を抜くと、第4図に示すよ
うに足形状を固定したインナーブーツ2となる。
スキーに先立ち、このインナーブーツ2内に足を挿入し
、アウターシェル1のバックル3を止めれば、スキーヤ
−の足5にインナーブーツ2が完全にフィツトし、良好
な使用感でスキー靴を履き、スキーを楽しむことができ
る。
〔発明の効果] 以上の本発明によれば、ポリウレタン発泡体層を不必要
に厚くすることなく、(5〜15鵬程度で充分)、スキ
ーヤ−各々の足形状にフィツトしたインナーブーツを提
供することができる。(なお、ポリウレタン発泡体層の
厚さは、上記の5〜15鵬に限らず、必要に応じて局部
的に、また全体的に厚くしてもよい)。
この結果、アウターシェルを大型化する必要がなく、ま
たスキーヤ−の微妙な足の動きを正確かつ迅速にスキー
板に伝えることができる。
また、インナーブーツ使用時のポリウレタン発泡体の見
掛は弾性も適度で、良好な使用感を呈することができる
なお、ポリウレタン発泡体の見掛は弾性率についてもポ
リウレタンの発泡度により自由に調節でき、スキーヤ−
のレベル(スキー運動中に足にかかる応力等)、及び体
重等に合わせた見掛は弾性率を作ることもできる。
【図面の簡単な説明】 第1図はスキー靴の構成を示す図、第2図は本発明のイ
ンナーブーツの裏布を足形状に縫製した状態の一例を示
す図、第3図(A) 、 (B)は本発明のインナーブ
ーツの使用例を示す図、第4図は本発明のインナーブー
ツが形状を記憶した状態を示す図である。 1:アウターシェル 2:インナープーツ3:バックル
   21:裏布 22:ポリウレタン発泡体層 4:ドライヤー   5二足

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目止め処理を施した裏布を足形状に縫製し、該裏
    布の外側に形状記憶性を備えたポリウレタン発泡体層を
    設けてなるスキー靴のインナーブーツ。
  2. (2)ポリウレタン発泡体層が、高温で軟化し、軟化し
    た状態で変形が加えられ、この変形が加えられたまま冷
    却した際に硬化して、この変形が固定される形状記憶性
    を備えていることを特徴とする請求項(1)記載のスキ
    ー靴のインナーブーツ。
  3. (3)ポリウレタン発泡体層のガラス転移点が人の体温
    以上であることを特徴とする請求項(1)、(2)記載
    のスキー靴のインナーブーツ。
JP63244338A 1988-09-30 1988-09-30 スキー靴のインナーブーツ Expired - Lifetime JPH0644881B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315978A (ja) * 2001-04-21 2002-10-29 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 発光表示装置を備えた小型電気機器
JP2006158600A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 靴中敷き
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JPS60130704U (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 美津濃株式会社 スキ−靴のインナ−ブ−ツ

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