JPH029521A - 電動式チャック装置 - Google Patents

電動式チャック装置

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JPH029521A
JPH029521A JP33348988A JP33348988A JPH029521A JP H029521 A JPH029521 A JP H029521A JP 33348988 A JP33348988 A JP 33348988A JP 33348988 A JP33348988 A JP 33348988A JP H029521 A JPH029521 A JP H029521A
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JP
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chuck
screw nut
shaft
rotation
induction motor
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JP33348988A
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English (en)
Inventor
Masanobu Harada
正信 原田
Yoichiro Ishikawa
陽一郎 石川
Mitsuo Izumi
泉 光男
Akira Murata
村田 朗
Yasumitsu Nakayama
中山 泰光
Susumu Kubokawa
久保川 進
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業」二の+II川分用] この発明は、旋盤のチャッキングに使11する電動式チ
ャ、り装置に係り、特に、チャック把持物の緩みをVj
 Iトし、確実に保持できるようにした電動式チャック
装置に関する。
[従来の技術] 旋盤のチャッキングは、油圧または空気圧によるものが
一般的である。第4図は、従来の油圧式チャック装置の
一例を示すもので、油圧装置tから回転′A11圧シリ
ンダ2に浦を供給してピストン3を駆動し、旋盤の主軸
(スピンドル軸)4aの軸芯中空部に軸方向移動自在に
仲人されたドローバー4を往1σ動させて、チャック5
の爪6をチャックの径方向に移動させ、図示せぬワーク
を把持するようになっている。ここで、ドローバ−4の
軸方向の動きを、爪6の径方向の動きに¥換するには、
力!、レバ、テーパ等の動作変換機構が用いられる。
なお、図中、7はドローバ−4の移動方向を切り換える
ための切換弁である。
一方、電動式チャック装置については、未だ試作段階を
出ず、商品として市場に出されているしのはない。ただ
し、いくつかの発明、考案が、特公昭51−45111
.53−19830.50−24 /l 64号、実公
昭56 29050.5・15395.53−3820
7号などに開示されている。これらの公報記載の発明ま
たは考案の主張点は次のようなものである。
(1)メカニズム改良による把持性能の向上。
(2)チャ1キング終了の信号出力。
(3)モータトルクの段階的調整。
(4)爪の開閉度検知。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した従来のチャック装置においては次の
ような問題があった。
(1)油圧式、または空気圧式のチャック装置では、i
fスケ、1・、0リング、油等について、定期的な外寸
作業が必要である。これを行わないと、浦漏れ、空気漏
れ等により、把持力が低下して緩み生じ、時によっては
把持物が回転中に外れるようなことがあった。
(2)電動式チャック装置では、停電した場合に、チャ
ックを把持できなくなり、把持物が外れることがあった
この発明は、このような背景の下になされたらので、チ
ャック把持物の緩みを確実に防止することのできる7u
動式チャック装置を提供することを目1白とする。
[問題点を解決するための手段] 」−記問題点を解決するためにこの発明は、電動機を駆
動源とする駆動手段によって、牽引軸を軸方向に往i見
動させることによりチャ・、り爪を開閉するようにした
電動式チャック装置において、前記牽引軸の外周に螺合
され、前記駆動手段によって回動されるスクリューナノ
i・と、前記スクリ」−ナツトの両端部に各々配置され
、前記・牽引軸の一方側および他方側に力が加わったと
きに前記スクリューナットの回転を抑止する第1の弾性
部材および第2の弾性部材とを貝6j11することを特
徴とする。
[イ乍月1  ] 上記構成によれば、電動機を駆動してスクリューナツト
を回転させ、チャ・2り爪を閉じて把持物を把持すると
、把持力に応じた反力が牽引軸の軸方向にかかる。この
反力によりスクリューナノI・の端部にある弾性部材が
押されて撓む。そして、この撓みによりスクリューナツ
トが押圧され、スクリューナツトのねじ而に摩擦トルク
が生じる。
これにより、スクリューナツトの回転が抑止され、チャ
ック把持力が保持され、把持物の緩みが防止されろ。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例による電動式チャック装置
の要部の構成を示す部分断面図、第2図は同電動式チャ
ック装置の電気的構成を示すブロック図である。これら
の図において、11は誘導電動機であり、その回転数は
光学的回転検出器12(例えば、オムロン株式会社製r
: E −S V 3 )によって検出され、電気信号
として取り出される。
上記誘導電動機11の出力軸11aは、減速機13の入
力端に連結されている。すなわち、上記出力軸11aに
はピニオン14がはめ込まれ、このピニオン14が、ア
クチュエータユニットのケーシング15に固定された内
aり歯車16にかみ合う/fl星141車17とかみ合
っている。また、M Jl :ii市車7の回転軸は、
減速機13の出力軸13aと一体形成された円盤部に回
動自在に支持され、この結果、出力軸13ali遊崖歯
車17の公転にともなって自転する。出力軸13aは、
電磁クラッチ20の入力ハブ21にキー結合される一方
、電磁クラッチ20の出カッ1ブ22はスプライン軸2
5の外周に牛−結合されている。なお、電磁クラ、。
チ20は、後述するスピンドル軸30と、誘導電動機1
1とを切り離す役割を果たすもので、スピンドル軸30
の回転によって、誘導電動機11が連れ回りするのを防
I卜する。
」二記スプライン軸2 E)は、その中央部から右端部
(第1図の)に向けてIT底円筒状の中空部25aをイ
1゛シ、左端部に同径の中空部26aを有するスプライ
ン軸26とχ1向配置されている。上記中空部25a、
26aの外周は、両端にフランジを有する円筒状のゲー
ジフレー1・29に囲まれ、このゲージフレーム29の
右端側フランジが、I&盤のスピノドル軸(旋盤上fl
l+ ) 30の左端に形成されたスパイダ31にネジ
で固定されている。この結果、ゲージフレーム29はス
ピンドル軸30と一体に回転する。
スプラインflll 25 、26の軸部外周には、」
二記中空部25a、26aを挾む形でボールベアリング
33.34がはめ込まれ、これらのボールベアリング3
3.34は円環状のベアリングセル33a。
34aを介して、ゲージフレーム29とスパイダ31の
内周にはめ込まれている。また、ベアリングセル33a
、34aの両側には、ロードセル35゜36と、これら
のロードセル35.36の出力を増幅する増幅器35a
、36aとが配設され、ゲージフレート29とスパイダ
31の内壁に固定されている。なお、上記増幅器’!3
5a、36aとともに、後述するV/F変換器(電圧/
周波数変換器)49゜50(第2図参照)が収納されて
いる。
一方、スプライン軸25..26の中空部25a。
26aを形成する内周面には、軸方向に延びる多数の溝
(スプライン)が形成され、該スプラインにはスクリュ
ーナツト38の外周に形成されたスプラインが1¥nみ
合わされている。このスクリューナツト38の軸芯中空
部内壁にはメネジが形成され、スピンドル軸30の軸芯
中空部に挿入されたドローボルト39の外周に形成され
たオネジに螺合されている。この結果、スクリューナy
 +−38がスプライン軸25によって回転されると、
ドローボルト39は軸方向に往復動し、チャック爪がチ
ャックの径方向に移動してワークを把持するようになっ
ている。なお、ドローボルト39とスピンドル軸30と
は図示せぬ部分で連結され、スピンドル軸30が回転す
るとき、すなわちワーク切削時には、ゲージフレーム2
9.スピンドル軸30およびスパイダ31がドローボル
ト39と一体に回転するようになっている。
上記スクリューナツト38の両端外周には、並列組み合
わせされたm数の皿バネを背中合わせにして構成した、
−χ・1の皿バネ41.42が被嵌され、皿バネ41は
、スプライン軸25の中空部25a端部とスクリューナ
ツト38の中央に形成されたフランジ部との間に位置す
る一方、皿バネ42は、スプライン軸26の中空部26
aの端部とスクリューナツト38のフランジ部との間に
位置する形となっている。したがってドローボルト39
に外力がかからない状態においては、スクリューナツト
38は中空部25a、26aの真ん中に位置することと
なる。また、チャックがワークを把持した状態において
は、いずれか一方の皿バネ41または42が変形され、
その弾性力によってスクリューナツト38を押圧し、ス
クリューナツト38の回転を口・/りする。このとき、
一方のロードセル35または36に荷重がかかり、この
+7;t mに比例した電気信号が出力される。なお、
スクリューナツト38のフランジ部には適宜の間隔で1
1通孔が設けられ予圧バネ43が挿入されている。該予
圧バネ43は1111バネ41.42を外方に押圧して
力夕をなくす働きをしている。
次に、ケーシング15の内周には、ゲージフレーム2つ
の外周を囲むようにして、回転トランス45の固定子4
5aが取り付けられる一方、ゲージフレーム29の外周
には回転トランス45の回転子’15bが設けられてい
る。この回転トランス45は増幅?+:435 a、 
36 a等に電源を供給するためのもので、回転子45
bの出力はゲージフレーム29の外周側に設けられた整
流器(図示略)によって整流され、増幅器35a、36
a等に供給される。
上記増幅λ+35a、36aの出力は、増幅’A:+ 
358゜36aとともに収納されたV/F変換器/19
,50(第2図)によって電圧信号から周波数信号に変
換された後、ドローボルト39の軸芯に設けられた11
空部52と、この中空部52に挿入され、1誘導電動機
11の軸芯を緩やかに通り敗けるバイブ状のリードガイ
ド53の内側とを通るリード線55によって、誘導電動
機11の袖り:1シ側でリードツノ′・f1’ 53の
一端に固定された発光ダイオード56に専かれる。上記
リードガイド53はドロー−1ソルト39に、ビンを介
して軸方向摺動可能かつ一体に回転ケるように連結され
ており、ドローボルト39の往iq動は、発光ダイオ−
F 56に影響を与えないようになっている。また、リ
ードガイド53の、発光ダイオード56側の端部はベア
リング57を介して固定側に支持されているので、リー
ドガイド53がドローボルト39と一体に回転しても、
リードガイド53の外周が他の部品と接触することはな
い。なお、第1図では省略されているか、/ε側のV 
/ F変換器49からの出力線は、デー/フレーム29
に形成された溝を通り、リード徨55に412列接続さ
れている。この場合、ロードしル35,3Gからの出力
信号はいずれか一方からしか出力されないので、■/[
?変1%器49 、50の出力を発光ダイオード56に
並列接続しても何等不都合はなく、1個の発光ダイオー
ド56で61むことになる。
l二足発光ダイオード56の左固定側には、発光ンイオ
ーF 56と僅かの間隙を隔てて、フォトトランジスタ
58が対向配置されており、これによって、ロードセル
35.36からの信号が外部に取り出される。
なお、第1図中、59はスピンドル軸30にブレーキを
かけるためのスピンドルブレーキである。
次に、第2図において、フォトトランジスタ58の出力
は増幅器61によって増幅され、インターフェイス(1
/l’)62を介してCI) U 63に送られる。ま
た、回転検出器12の出力はインターフェイス(1/l
7)64を介してCPU63に供給される。更に、チャ
ック把持力の基準値やチャック爪の移動方向(内ばり時
はチャック径の外方、外ぼり時はチャック径の内方)を
人力するための人力装置65がインターフェイス(I/
F)66を介してCI’ LJ 63に接続されている
。ここで、入力装置65は、キーボード′と、このキー
ボードから人力したデータを表示するl、 E I)表
示装置とからなっている。CPU63は上記各人力デー
タとロードセル36からのフィードバック信号とによっ
て誘導電動機11への供給電流の大きさを決定し、D/
A変換器67に供給する。D/A変換器67は、CI’
U63から供給されたデジタル信号をアナログ信号に変
換してモータ制御装置68に供給する。このアナログ信
号に基づいてモータ制御装置68は、双方向サイリスク
の点弧角をコントロールして、交流電源を位相制御し、
誘導電動機11に供給する電流をコントロールする。
次に、各項別に本実施例の動作を説明する。
(1)チャ・ツク爪の締め動作および緩め動作。
誘導電動機11の出力トルクは、減速機13、電磁クラ
ッチ20を経て、スプライン軸25に伝達され、スプラ
イン軸25の回転にともなって、スクリューナツト38
が回転される。これによって、ドローボルト39が軸方
向に移動する。このようにして、スクリューナツト38
の回転はドロー1イルト39の引張力に変換されろ。ド
ローボルト39の引張力は更に、図示せぬ変換機構を介
してチャ、り爪へ伝達されるが、これは従来と全く同様
なので省略する。
チャックの締め、緩めはスクリューナツト38の回転方
向によって決定される。従って、締めの場合と連方向に
1透導電動機11を回転させることにより、締めのとき
と同様の経路でトルクが伝達され、スクリューナット3
8が締めの場合と逆方向に回転して、チャ、り爪を緩め
る方向にドローボルト39を移動させる。
(2)締め付は力の保持 誘導電動機IIが締め方向に回転してスクリューナツト
38を回転させると、ドローボルト39は第1図の左方
向へ移動する。そして、チャック爪がワークを把持する
と、ドローボルト39の移動が制止される。この時点で
、更に誘導電動機11に1u流をtIlF、シ、スクリ
ューナツト38に適切なトルクを加え続けるとスクリュ
ーナツト38は4千右方向に移動して1111バネ42
に変形を与える。
この時点で誘導電動機11への76流を切れば、皿バネ
42のi(定力が、ドローボルト39のネジの1f擦ト
ルクと拮抗し、皿バネ42の変形が保1′fされる。従
って、スピンドル軸(旋盤主軸)30が回転しワークを
切削する場合に、電磁クラッチ20を解放すれば、スピ
ンドル軸30の回転は誘導電動機11とは切り離される
が、チャック爪の把持力は保1.テされることとなる。
言い替えれば、このスクリューナツト38、皿バネ42
を中心とした機構が(j在しなければ、誘ノワm動機1
.1は、スピンドル軸30回転中でも拘束トルクを出力
し続けなければならないが、この機構の存在によりこの
ような束縛から話3J電動機11を解放することができ
る。
(3)ドローボルト39の引張力の検出■バネ42(ま
たは皿バネ41であるが、以下の説明では皿バネ42の
方についてのみ説明する。
1!1(バネlI Iについても同様である。)が変形
されたとき、反力は2方向に伝達される。1つは、既に
述べたように、ドローボルト39を通してワークを把(
!fする。
また、もう一方は、スプライン軸26を介して、ボール
ベアリング3イの内輪→ベアリングボール〉ボールベア
リング34の外輪→ベアリングセル:34a→ロードセ
ル36という経路を経て、スピンドル軸30に伝達され
る伝達経路である。なお、この反力は更にスピンドル軸
30の軸受を経て旋盤本体に至る。
従って、上記反力の経路に挿入されたロードセル36は
、この反力を検出し、これに比例した電圧を(fする信
号を出力する。この信号は増幅器36aによって増幅さ
れた後、V / F変換器50によって周波数信号に変
換され、リード線55を介して発光ダイオード56に供
給される。そして、発光ダイオード56の点滅がフォト
トランジスタ58にキャッチされ、増幅器61で増幅さ
れた後、インターフェイス62を介してCPU63に供
給される。CPU63はこの信号を予め設定された基準
値と比較して動作信号を得、この動作信号にJ、(づい
て操作信号を演算してD/A変換器67に送り、D/A
変換器67でアナログ信号に変換された操作信号によっ
て、モータ制御装置68が誘導電動機11を位相制御す
る。こうして、誘導電動111の出力トルクはロードセ
ル36からの信号によってフィードバック制御され、チ
ャック把持力が基準値と一致するように自動制御される
なお、」ユ記基1vI(il’lの設定は入出力装置6
5から行なわれる。
ここで、リード線55が第1図に示すアクチュエータユ
ニットの軸芯を貝通ずることは、旋盤がワーク切削中で
、スピンドル軸30がドローボルト39と同一速度で回
転している最中にあっても、チャック爪の把持力を固定
部にリアルタイムで伝送できるようにする上で不可欠で
ある。また、リード線55が上記軸芯を通ることによっ
て、発光ダイオード56をアクチュエータユニットの端
部に取り付けられるので、油や塵埃の影響を避け、保守
の便宜を計ることができる。
(4)締め付けトルクの調整。
−1−述したように、本実施例においては、a−ドセル
36の出力に基づいて、誘導電動機11の出力トルクが
フントロールされ、チャック把持力が子y)定めたられ
1&基値と一致するように無段階にフィードバック制御
される。以下、第3図を参照してこの制御の具体的な方
法について説明する。
チャックにワークを臨ませて、誘導電動機11を始動す
ると、チャック爪がワークに当を妾するまで誘導電動機
11はアイドル回転する。そして、チャック爪がワーク
を把持し始めると、皿バネ42に力がかかりtillバ
ネ42が変形し始める。これが第3図の時刻【0〜【1
の間である。このアイドル期間における誘導電動機11
の回転数が必要以上に高いと、回転系のイナーシャによ
って皿バネ42にインパクトを与え、微細な把持力の調
整が行いにくい。このため、作業能率の許す限りアイド
ル回転数は低いほうが望ましい。従って、モータ制御装
置68によって、誘導電動機11への供給電〆ALを適
宜に位相制御すること1こより、誘導電動機11の回転
数をW4整しなければならない。回転検出’&412は
このために設けられたしのである。
さて、時刻tlにロードセル36からの出力が発生する
と、CI)U63はこれを検出して誘導電動alllへ
の供給電流を一旦オフする(同図(C))。
誘導電動fillは時刻t1から時間′1゛aの間、イ
ナーシャによって回転し、時刻t2に停止する。この時
間’l’ aの量器バネ42の変形が進み、ロードセル
36への加圧力は、同図(a)に示すように若干増加す
る。
誘導電動機11停止後、時間′「b経過した時刻t3に
CP U G 3は誘導電動機!1にP1rX電流を供
給する。これによって、拘束トルクが発生し、ドローボ
ルト39を徐々に牽引し、ロードセル36が加圧される
。そして、CPU63はロードセル36からのフィード
バック信号を照合しながら、チャックの把持力が基準値
になる時刻t4まで誘導電動機11に電流を供給する。
この間、誘導電動機llの拘束トルクの調整はモータ制
御装置68が位相制御を行うことによって遂行される。
こうして、チャ・ツク把持力が所定の値になると、スピ
ンドル軸30が回転されてワークの切削が行なわれ、こ
の間、CPU63はロードセル36からの信号によって
、現在のチャック把持力を入出力装置65に表示する。
以上のとおり、本実施例においては、ロードセル36か
らの信号は次の様に利用される。
(1)締め付はモードにあっては、チャック把持力が所
定の設定値になるように、誘導電動機11のアイドル四
転数および拘束トルクを適宜制御する。
(2)スピンドル軸30回転時にあっては、チャック把
持力を監視する。
なお、本実施例には次のような変形例が考えられる。
(1)CI)Uにフロッピィディスク装置などの記憶装
置を接続して、加工データを記録することができる。
(2)他の自動装置と連動するように、インターフェイ
スを取ることができる。
(3)最適チャック把持力の追求により、この面でCA
M(コンピュータ・エイデド・マニュファクチャリング
)に発展させる可能性を秘めている。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、電動機を駆動源とす
る駆動手段によって、牽引軸を軸方向に往復動させるこ
とによりチャック爪を開閉するようにした電動式チャッ
ク装置において、前記牽引軸の外周に螺合され、前記駆
動手段によって回動されるスラリ1−ナツトと、前記ス
クリューナツトの両端部に各々配置され、前記牽引軸の
一方側および他方側に力が加わったときに前記スクリュ
ーナツトの回転を抑止する第1の弾性部材および第2の
弾性部材とを具備するから次のような効果を奏すること
ができる。
(1)弾性部材の撓みによりスクリューナツトが押圧さ
れ、スクリューナ・ノドのねじ面に摩擦トルクが生じる
。これにより、スクリューナツトの回転が抑止され、チ
ャック把持力が保持され、把持物の緩みが防止できる。
(2)?I電動式のでガスケット、0リング、油等の定
期保守作業が不要となり、保守作業の省力化が図れる。
(3)第1、第2の弾性部材を具備したので、牽引軸の
軸方向のいずれに力が加わる場合であっても、すなわち
、内張り/4締めのいずれであって把持物の緩みを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電動式チャック装置
のアクチコエータユニットの構成を示す部分断面図、第
2図は同電動式チャック装置の電気的構成を示すプロ・
ツク図、第3図は同電動式チャック装置の締め付はトル
クの:I!4?!動作を説明するためのタイムチャート
、第4図は従来の油圧式チャック装置の構成を示す断面
図である。 11・・・・・・誘導電動機、25.26・・・・・・
スプラインm(駆動手段)、35 、36・・・・・・
ロードセル、38・・・・・・スクリューナツト、39
・・・°・・・ドローボルト(牽引軸)、41.42・
・・・・・皿バネ(第1、第2の弾性部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電動機を駆動源とする駆動手段によって、牽引軸を軸方
    向に往復動させることによりチャック爪を開閉するよう
    にした電動式チャック装置において、前記牽引軸の外周
    に螺合され、前記駆動手段によって回動されるスクリュ
    ーナットと、前記スクリューナットの両端部に各々配置
    され、前記牽引軸の一方側および他方側に力が加わった
    ときに前記スクリューナットの回転を抑止する第1の弾
    性部材および第2の弾性部材とを具備することを特徴と
    する電動式チャック装置。
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