JPH0295099A - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JPH0295099A
JPH0295099A JP63247799A JP24779988A JPH0295099A JP H0295099 A JPH0295099 A JP H0295099A JP 63247799 A JP63247799 A JP 63247799A JP 24779988 A JP24779988 A JP 24779988A JP H0295099 A JPH0295099 A JP H0295099A
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JP
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signal
zero
transmission
circuit
terminal device
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JP63247799A
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Kyoji Yamazaki
山崎 恭二
Masayuki Morita
正之 森田
Yuichi Watanabe
有一 渡辺
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、時分割多重伝送を行う遠隔制御システムに関
する。
(従来の技術〉 従来、このような遠隔制御システムとして、例えば特公
昭61−3155M公報に示すものがあった。
この遠隔制御装置は、制御部及び複数個の被制御部を一
対の伝送線で接続し、一対の伝送線のみで電源供給と信
号の送受信を行えるようにし、しかも監視信号の返送動
作中においても各被制御部への電源供給を常に安定に行
ない得るようにするためにしたものである。このような
構成によって、被制御部の充電を常に安定に行おうとす
るものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記遠隔制御システムであると、制御部
で送信信号の同期を取る同期信号発生回路の他に各被制
御部にも夫々受信信号の同期を取る同期信号発生回路が
必要となる。このような同期信号発生回路は高価であり
、被制御部数が増加すれば、それだけ高価となることに
なる。このような同期信号発生回路を設けないとすれば
、制御部から送信信号が、被制御部で正確に認識できな
くなり、所望の制御を行えなくなる。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもので、本発明
の目的は、システム上同期信号発生回路の個数を減らし
ながら、制御部(親機)による被制御部(端末器)の制
御を正確に行える遠隔制御システムを提供することにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、伝送線に伝送信号を発生する親機と、上記伝
送信号を受信する端末器とを具備し、上記親機に、商用
電源のゼロ位相に同期してゼロクロス信号を発生するゼ
ロクロス信号検出手段と、スタート信号、制御信号を含
む伝送信号を発生する信号発生手段と、ゼロクロス信号
を伝送信号のスタート信号に同期させて伝送線に送出す
る信号送出手段と、を有するとともに、端末器に、伝送
信号中のゼロクロス信号を受信するゼロクロス信号受信
手段と、ゼロクロス信号受信手段のゼロクロス信号に基
ずいて制御信号を負荷制御手段へ出力する遠隔制御シス
テムであり、請求項(1)の発明は、上記信号送出手段
が、ゼロクロス信号を伝送信号をスタート信号に同期さ
せて伝送線に送出することを特徴とする請求項(2)の
発明は、上記信号送出手段が、ゼロクロス信号を任意の
伝送信号の立上りまたは立下りに同期させて送出し、ゼ
ロクロス信号の送出時にはゼロクロス信号送出終了まで
待機させることを特徴とするものである。
本発明において請求項(1)(2)いずれも端末器は単
数でも複数個でもよい。本発明において請求項(1)(
2)の信号送出手段はマイクロコンピュータによるプロ
グラムによるものであるが、特開昭61−3155号公
報のものの回路構成を利用しても可能である。
(作用) 本発明の請求項(1)の遠隔制御システムの作用を第9
図、第10図に示すフローチャートで説明する。 親機
の中央処理装置(信号送出手段)では、親機の信号発生
手段によって作られた送信信号が、図示しない送信スイ
ッチの操作によってスタート信号から送信されると端末
器が、スタート信号と認める例えば送信時間帯の173
以上の時間が経過した後ゼロクロス信号検出手段の出力
を見てゼロクロス(ゼロクロス信号)有りの場合、ゼロ
クロス信号を受信し、ゼロクロス信号が無くなったこと
が確認されれば、例えばアドレス信号。
制御信号を含むデータ信号が無くなるまで送信し、次の
データ信号を送信する(端末器が15個の場合は終了。
F3〜F6)。一方、端末器では、スタート信号を受信
すると、ゼロクロス信号受信手段でゼロクロス信号を判
別し、ゼロクロス信号を判別した時点で制御出力用カウ
ンタに今まで記憶していた制御データを−Hクリアする
(制御出力用カウンタは必ずしも要しない。E1〜E3
)。その後、データ信号を受信した後(F4)ゼロクロ
ス信号検出手段で検出したゼロクロスによって、制御出
力タイミングをとり(E5)制御出力タイミングのとき
データ信号に応じた制御出力信号を負荷制御手段へデー
タ信号が終了まで出力し、次のデータ信号のスタート信
号を受信する(端末器が1個の場合は終了。E6.E7
)。
本発明の請求項(2)の遠隔制御システムの作用を第1
1図、第12図に示す。フローチャートを参照して説明
する。
親機の中央処理装置(信号送出手段)ではスタート信号
が送出されると、ゼロクロス信号の有無を判別し、ゼロ
クロス信号が有のときスタート信号を一時待機させてゼ
ロクロス信号が無くなるまでゼロクロス信号を送出する
(G1−G4)。スタート信号の送信が終了すれば、次
にデータ信号を送信し、ゼロクロス信号が有のときデー
タ信号を一時待機させてゼロクロス信号が無くなるまで
ゼロクロス信号を送出する(G6〜G9>。G6〜G9
の動作をデータ信号終了するまで連続して行い、データ
信号終了すれば次のスタート信号を送信する(端末器が
個の場合は終了。G10)。
一方、端末器では、伝送信号中のゼロクロス信号をゼロ
クロスクロス信号検出手段で検出しくHl)制御出力用
カウンタをクリアする。
そして、ゼロクロス信号が無ければスタートデータ信号
を受信するとともに、ゼロクロス検出手段のゼロクロス
によって、制御出力タイミングをとり(H4>、制御出
力タイミングのときデータ信号に応じた制御出力信号を
負荷制御手段へデータ信号が終了するまで出力し、次の
データ信号のゼロクロス信号を検出する。(端末器が1
個の場合は終了。H5)。
請求項(1)の発明では、ゼロクロス信号が伝送信号中
のスタート信号の送出時間帯だけに生じるので、請求項
(2)の発明よりも1つの伝送信号の時間帯が長くなる
ことがない。
請求項(2)の発明では、ゼロクロス信号が伝送信号中
に商用電源の半波毎に入っており、データ信号を受信終
了した制御出力準備状態で最も新しいゼロクロス信号に
応じて制御出力タイミングをとれるために、請求項(1
)の発明よりもざらに正確な制御出力タイミングをとる
ことができる。
(実施例) 第1図は、この発明の第1の実施例に係る遠隔制御シス
テムの概略の構成を示す。同図の装置は、親機としての
中央処理装置1、この中央処理装置1に1対の伝送線3
を介して接続された子機としての複数の端末器5 (5
−1,5−2,5−3゜・・・)および監視表示盤7等
を備えている。各端末器5−1.5−2.5−3.・・
・には、それぞれ図示しない負荷、例えば照明器具、壁
スィッチ、照度センサ等が接続されている。
このような機器構成は遠隔制御システムとしては、例え
ば特公昭61−3155号にも示されるように公知であ
り、例えば、中央処理装置と複数の端末器とを1対の伝
送線により接続し、第3図(a)に示すように、中央処
理装置より端末器ヘアドレス信号用および制御信号用の
短パルスADR/CNTと監視信号用の長パルスRTM
とを伝送し、各端末器において適宜限流抵抗とスイッチ
要素との直列回路を伝送線に並列的に接続して監視信号
用長パルスの伝送期間中に監視内容に応じてスイッチ要
素を開閉し、この開閉動作による伝送線の電流変化RP
Iを中央処理装置で検出するように構成されている。
ところで、この従来の遠隔制御システム(以下、従来シ
ステムという〉のように、端末器でシンクする電流を変
化させる電流モードで端末器から中央処理装置への信号
伝送を行なう場合、中央処理装置では検出抵抗等により
電流を電圧に変換して検出することができる。しかし、
この信号電流は送出元端末器と中央処理装置との間にし
か流れないため、送出元端末器と中央処理装置との間以
外の位置ではこの監視信号等を検出できない。
したがって、この従来システムにおいては、各端末器が
、より後段の端末器の信号しか検出できず、全て他の端
末器の信号を検出できるようにすることはできないため
、ランダム伝送で端末器から起動をかけようとする(子
起動の)場合に、その起動端末器は前段の端末器からの
送出信号の有無、すなわち伝送線の占有や信号の衝突を
判定することができず、ランダム伝送には適さない。
この第1の実施例は、この従来システムを改良したもの
で、中央処理装置1において、端末器から送出された電
流モード信号の変化を検出し、該信号の変化に応じて伝
送線上の電圧モード信号を電圧モード信号に変換して全
部の端末器が伯の端末器の送出信号を電圧として検出で
きるようにしである。
第2図は、中央処理装置1の機能ブロック構成を示す。
この中央処理装置1は、信号処理回路11、電流検出回
路12およびドライブ回路13からなる従来システムの
中央処理装置1に対し、衝突検知回路14、微分回路1
5、同期信号発生回路17およびフリップフロップ回路
19を付加したものである。なお、この中央処理装置1
には、ざらに、データ入力用のキーボードおよびスイッ
チ類またはセンサ類、ならびに各種表示用の表示装置、
例えばCRT等が必要に応じて設けられる。
信号処理回路11は、所定のシーケンスに従って前記キ
ーボードやスイッチ、センサ等からデータを取り込んだ
り、各端末器の監視データを収集し、これらのデータに
基づいて制御信号を作成したり、前記表示装置に表示す
る。また、この制御信号等からなる伝送用電圧信号を作
成する。前記従来システムの中央処理装置においては、
この電圧信号がそのままドライブ回路13に入力され、
伝送信号として伝送線3に送出されていたため、この伝
送用電圧信号のフォーマットは、従来システムにおける
中央処理装置からの伝送信号フォーマットである第3図
(a)に示すものと同じである。
第3図(a)を参照して、この伝送用電圧信号すなわち
従来システムにおける伝送信号は、“′1″レベルの長
パルス信号からなるスタート信J8STと、所要ビット
数の1/2の数の“1″レベル短パルス群からなり送信
先端末器のアドレスADRおよび制御信号CNT等の伝
送データを示す送信信号ADR/CNTと、gi 1 
Tルベルの長パルス信号からなり、送信先端末器からの
監視データ等の返送待機期間(または端末伝送区間)を
示す返送期開信号RTM等で構成されている。前記の送
信信号ADR/CNTは、順次連続する各111 $ル
ベル部分と゛O″レベル部分がそれぞれ1ビツトのデー
タを表わしており、1(111または110 #ルーベ
ル部分が短いものはデータ140 $1を示し、長いも
のは1111+を示している。第3図(a)の例では、
信@A’D R/ CN Tとしてrool・・・」を
示している。
第2図に戻って、電流検出回路12は、伝送線3を介し
て中央処理装置1と端末器との間に流れる電流(第3図
(a)に斜線で示すような監視データ等の電流モード信
号)を電圧に変換する。
ドライブ回路13は、入力信号に応じた複極信号で伝送
線3を駆動するもので、例えば入力信号が“′1′ルベ
ルであれば伝送線を+24Vにプルアップし、It O
ITレベルであれば一22Vにプルダウンする。従来シ
ステムの中央処理装置においては信号処理回路11の信
号電圧出力をそのままドライブ回路13へ入力していた
のに対し、この実施例では、第3図に示すように、スタ
ート信号STおよび送信信号ADR/CNTはそのまま
送出するが、前記返送期間に信号処理回路11から出力
される返送期間信号RTMはフリップフロップ回路19
で適宜加工してから送出するようにしている。このフリ
ップフロップ回路19はドライブ回路13とともに、こ
の実施例の中央処理装置の送信回路20を構成している
衝突検知回路14は、電流検出回路12の検出電流値お
よび電流波形に基づいて端末衝突に有無を検知する。
微分回路15は、電流検出回路12の出力電圧を微分す
ることにより、端末器から送出される電流モード信号の
変化を検出する。
同期信号発生回路18は、端末器から中央処理装置への
信号伝送期間(端末伝送区間)RTM中だけ所定の周期
で同期信号5YNCを発生する。
フリップ70ツブ(F/F)回路19は、その電圧出力
が信号処理回路11から出力される電圧信号および同期
信号発生回路17から出力される同期信号5YNCの立
ち上がりで立ち上がり、立ち下がりで立ち下がるととも
に、微分回路15の微分出力をトリガとして出力を判定
する。すなわち、ノリツブフロップ回路19は、信号処
理回路11および同期信号発生回路17の出力変化に従
って変化する電圧をドライブ回路13に送出し、信号処
理回路11の出力が一定の状態では電流検出回路12で
検出される電流モード信号が変化するごとに反転する電
圧をドライブ回路13に送出する。
このフリップフロップ回路19の出力電圧に応じてドラ
イブ回路13が伝送線3を駆動することによって、第3
図(a)および第3図(b)に示すように、スタート信
号STおよび送信信号ADR/CNTは信号処理装置1
1からの出力波形と同形の電圧モード信号で伝送線3に
送出されるとともに、前記端末伝送区間RMHにおいて
は、中央処理装置から同期信号5YNCが送出され、こ
の同期信号5YNCに対応して端末器から電流モード信
号RPIが送出されるとこの信号RPIに応じた電圧モ
ード信号RPVが伝送線3に送出される。
すなわち、第1図の伝送システムにおいては、前記端末
伝送期間RTM中、端末器5からの電流モード信号が中
央処理装置1で電圧モード信号に変換されて伝送線3に
送出される。このため、すべての端末器および監視表示
板7が、この電圧モード信号によって、自身より後段に
接続された端末器については勿論のこと、前段に接続さ
れた端末器からの電流モード信号についてもその内容を
判別することができる。したがって、このシステムにお
いては、監視表示板7を伝送線3の任意の場所に接続す
ることができる。また、いずれの端末器もこの電圧モー
ド信号によって全ての端末器の信号送出状態を判別する
ことができるため、自身で伝送線3のあき具合や信号衝
突の有無を判定できる。したがって、このシステムによ
れば、中央処理装置の負担を重くすることなく、衝突が
少なく、ランダム式本来の伝送スピードが速いという特
徴を生かしたランダム伝送方式を実現することができる
。ざらに、各端末器は、電流モード信号を送出したとき
は、中央処理装置がこの電流モード信号から変換した電
圧モード信号を判別する1に とにより、この電流モード信号が中央処理装置によって
受は取られたことを確認することができる。したがって
、中央処理装置からのアンサ−信号が不要であり、伝送
方式によらず、伝送スピードの高速化を図ることができ
る。
第4図は、第1図の伝送システムにおける端末器5の機
能ブロック図を示す。この端末器5は、信号処理回路5
1.受信回路52.送信回路53および自己アドレス設
定回路63等からなる従来システムの端末器に対し、同
期信号検出回路55およびフリップフロップ回路57を
付加したものである。ざらに、信号処理回路51には単
数または複数の負荷9が接続されている。
受信回路52は、中央処理装置1から伝送線3に送出さ
れる電圧モード信号を受信する。信号処理回路51は、
所定シーケンスに従って動作し、受信回路52で受信さ
れた電圧モード信号に含まれた制御信号等を受は取って
この制御信号等に基づく負荷駆動信号を負荷9に供給す
る。
第6図は、第1図の伝送システムにおける中央処理装置
1の具体的回路例を示す。
同図の中央処理装置は、マイクロプロセッサ(CPU)
21によってその全体動作を制御するように構成したも
ので、第2図の信号処理回路11゜衝突検知回路14.
微分回路15.同期信号発生回路18およびフリップフ
ロップ回路19に相当する機能はCP U 21の動作
プログラムによって実現している。
同図の中央処理装置は、さらに、電流検出回路12のア
ナログ出力をCPU21が処理可能なディジタルデータ
に変換して供給するためのA/Dコンバータ22.交流
電源より例えばドライブ回路13の出力段用の+26V
と一24Vおよびこの出力段以外の回路用の+5vの直
流電源を発生する直流電源23.交流電源のゼロクロス
を検出するゼロクロス検出回路24.ゼロクロス信号を
伝送線3に送出するためのゼロクロス信号送出回路25
.CPU21の駆動クロックを発生する発振回路26.
CPU21を初期状態に設定するためのリセット回路2
7を具備している。
中央処理装置から端末器へ伝送信号を送出する場合、C
PU21は、第3図に示す波形と相似の、但し110 
IIレベルがOVで、(111(レベルが5■の電圧信
号をドライブ回路13に供給する。ドライブ回路13は
、CP(J21からの電圧信号に従って11011レベ
ルが一22Vで、it I I+レベルが+24Vの、
第3図に示すような波形の電圧モード信号を伝送線3に
送出する。第8図に請求項(1)の発明を適用した場合
の親機からの伝送信号の一例を示した。請求項(1)の
発明を適用した場合には第8図中のOVの部分が電源の
ゼロクロスの度に発生する。
ゼロクロス検出回路24は、交流電源のゼロクロスを検
出し、゛1″レベルのゼロクロス信号をCPU21に入
力する。この検出回路24においては、例えばAC10
0V交流電源を絶縁トランスT1を介してダイオードブ
リッジDB1に供給し、このダイオードブリッジDB1
からの全波整流出力をトランジスタTriのベースに印
加して超C級増幅することにより、この全波整流出力が
Ovであるとき、すなわち交流電源のゼロクロスするタ
イミングでトランジスタTr1のコレクタに5Vのゼロ
クロス信号を発生する。
CPU21は、このゼロクロス信号を、中央起動時等の
必要時であればそのままゼロクロス信号送信回路25に
供給する。ゼロクロス信号送信回路25においては、ゼ
ロクロス信号入力時アナログスイッチAS1がオフする
ことによってCPtJ21からドライブ回路13への電
圧信号供給を遮断し、これにより中央処理装置から端末
器への信号伝送を遮断するとともに、CPtJ21から
のゼロクロス信号によりフォトカプラPC1を駆動して
ダイオードブリッジDB2の交流端子間を短絡すること
によって伝送線3の線間を短絡する。これにより、電圧
Oのゼロクロス信号が端末器へ伝送される。
このゼロクロス信号は、従来、端末器において作成され
ていたが、このように、中央処理装置で作成して各端末
器に伝送するようにすれば、ゼロクロス検出回路が1個
で足り、端末器ごとに設ける場合に比べ、システム全体
から児て回路構成の簡略化および低兼化を図ることがで
きる。
第7図は、第1図の伝送システムにおける端末器5の具
体的回路例を示す。
同図の端末器は、マイクロプロセッサ(CPU)61に
よってその全体動作を制御するように構成したもので、
第4図の信号処理回路51.同期信号検出回路55およ
びフリップフロップ回路57に相当する機能はCP U
 61の動作プログラムによって実現している。52お
よび53はそれぞれ第4図に示したものと共通の受信回
路および送信回路である。
また、62はゼロクロス信号受信回路、63は自己アド
レス設定回路、64は交流電源より5Vの直流出力を発
生する直流電源、65はクロック発生回路である。さら
に、C51はこの端末器の電源投入時にCP U 61
をリセットするためのコンデンサ、DB51は複極(交
流)系である伝送線3と単極(直流)系である送信回路
52およびゼロクロス信号受信回路55とを整合するた
めのダイオードブリッジである。
この端末器には必要に応じて様々は負荷装置が単独また
は様々な組み合わせで接続されるが、92としてゼロク
ロス信号を要する負荷装置である調光装置を例示しであ
る。なお、負荷装置92はそれぞれ負荷駆動部のみが示
されいているが調光装置以外でも例えば位相制御を行う
装置であればよく暖温装置でもよい。
受信回路52は、伝送線3の電圧モードが“OIFであ
るか、“1″であるかに応じてそれぞれOおよび5Vの
信号を発生し、CP U 61に供給する。
送信回路53は、CP U 61で作成される端末器か
ら中央処理装置への伝送信号を供給され、この伝送信号
が“′1″のときだけ伝送線3の線間に抵抗R51を接
続する。このとき抵抗R51は電流シンクとなり、抵抗
R51を流れる電流によって第3図(a)に斜線で示す
ように伝送線3を流れる電流RP1が変化し、これが中
央処理装置の電流検出回路12(第2図)で検出される
ことによって端末器から中央処理装置への電流モードの
信号伝送が行なわれる。
伝送線3の線間電圧は、中央処理装置からのゼロタロス
信号送出時のみOとなり、それ以外は+24 Vまたは
一22Vとなっている。すなわち、ダイオードブリッジ
DB51の直流端電圧は、ゼロクロス信号送出時のみO
となり、それ以外では約+24Vまたは±22Vとなる
。ゼロクロス信号受信回路55は、このダイオードブリ
ッジDB51の直流端電圧を約115に分圧する分圧抵
抗回路である。
CP U 61は、ゼロクロス信号受信回路62の出力
が約5VからOとなったときそれをゼロクロス信号とし
て検出する。そして、交流電源の半サイクルごとにこの
ゼロクロス信号と中央処理装置から伝送された制御信号
に基づく位相角で5Vのパルスを作成し、調光装置92
に供給する。これにより、調光装置92ではトライアッ
クTZが前記制御信号で指定された導通角でオンし、図
示しない負荷である例えばランプが調光点灯される。付
加と四半はランプの仙暖房機でもよい。 なお、上述に
おいては、中央処理装置側からは電圧モード信号で、端
末器側からは電流モード信号で信号伝送する信号伝送シ
ステムにこの発明を適用した例について説明したが、こ
の発明の方式は、相互に電圧モードで信号伝送する場合
にも適用可能である。また、上述においては、端末器か
らの電流モード信号を中央処理装置にて電圧モード信号
に変換して伝送線に送出する信号伝送システムにこの発
明を適用した例について説明したが、この発明は、端末
器で衝突検知を行なう必要がないため、このような変換
を行なわない、例えば特公昭61−3155号に記載さ
れたような方式の信号伝送システムにも適用可能である
[発明の効果] 請求項(1)の発明では、ゼロクロス信号が伝送信号中
のスタート信号の送出時間帯だけに生じるので、請求項
(2)の発明よりも1つの伝送信号の時間帯が長くなる
ことがない。
請求項(2)の発明では、ゼロクロス信号が伝送信号中
に商用電源の半波毎に入っており、データ信号を受信終
了した制御出力準備状態で最も新しいゼロクロス信号に
応じて制御出力タイミングをとれるために、請求項(1
)の発明よりもさらに正確な制御出力タイミングをとる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例に係る信号伝送システ
ムの全体構成を示すブロック図、第2図は、第1図のシ
ステムにおける中央処理装置の機能ブロック図、 第3図は、第1図のシステムの伝送信号フォーマット説
明図、 第4図は、第1図のシステムにおける端末器の機能ブロ
ック図、 第6図は、第2図の中央処理装置の具体例を示す回路図
、 第7図は、第4図の端末器の具体例を示す回路図、 第8図は、第2図の中央処理装置が送出する伝送信号の
一例を示す図、 第9図は、請求項(1)による親機の動作を示す流れ図
、 第10図は、請求項(1)による端末器の動作を示す流
れ図、 第11図は、請求項(2)による親機の動作を示す流れ
図、 第12図は、請求項(2)による端末器の動作を示す流
れ図。 1・・・中央処理装置、 3・・・伝送線。 5−1.5−2.5−3.・・・端末器。 7・・・監視表示盤、 9・・・負荷装置。 11、51・・・信号処理回路、12・・・電流検出回
路。 14・・・衝突検知回路、15・・・微分回路。 18・・・同期信号発生回路。 19.57・・・フリップフロップ回路。 20、53・・・送信回路、  21,61.71・・
・CPU。 24・・・ゼロクロス検出回路。 24・・・ゼロクロス受信回路。 55・・・同期信号検出回路。 55・・・返送パルス幅決定回路。 RPI・・・電流モード信号。 RPV・・・電圧モード信号。 第 図 第2図 第 図 !え江10×1佐L ′県 閏 死ユ沫二昏 茅 図 手続補正書 (方式) 1、事件の表示 昭63年特許願第247799号 2、発明の名称 遠隔制御システム 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都港区三田1丁目4番28号 (375)東芝電材株式会社 代表者 鶴 尾 勉 4、代 理 人 〒237 神奈川県横須賀市船越町1丁目201番地ノ1東芝電林
株式会社 総合技術開発センター内昭和63年12月2
0日(発送臼) 6、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 端末器の他の実施例を示す機能ブロック図、」を加入す
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝送線と; この伝送線にスタート信号、制御信号を含む複極パルス
    の伝送信号を送出する親機と; 上記伝送線に接続され上記伝送信号を受信する端末器と
    ; この端末器を経由した上記制御信号にて出力を制御され
    る負荷制御部と; を具備し、 上記親機は、商用電源からゼロクロス信号を検出するゼ
    ロクロス信号検出部と、上記ゼロクロス信号検出部のゼ
    ロクロス信号を伝送信号のスタート信号に同期させて伝
    送線に送出する信号送出部と、を有し、上記端末器は、
    伝送信号中のゼロクロス信号を受信するゼロクロス信号
    受信部と、制御信号を受信する制御信号受信部と、制御
    信号およびゼロクロス信号に基づいて負荷制御信号を発
    生し負荷制御部に出力する制御信号出力部と、を有した
    ことを特徴とする遠隔制御システム。
  2. (2)伝送線と; この伝送線にスタート信号、制御信号を含む複極パルス
    の伝送信号を送出する親機と; 上記伝送線に接続され上記伝送信号を受信する端末器と
    ; この端末器を経由した上記制御信号にて出力を制御され
    る負荷制御部と; を具備し、 上記親機は、商用電源からゼロクロス信号を検出するゼ
    ロクロス信号検出部と、上記ゼロクロス信号検出部のゼ
    ロクロス信号を伝送信号の任意の信号の立上がりまたは
    立ち下がりに同期させて伝送線に送出する信号送出部と
    、を有し、上記端末器は、伝送信号中のゼロクロス信号
    を受信するゼロクロス信号受信部と、制御信号を受信す
    る制御信号受信部と、制御信号およびゼロクロス信号に
    基づいて負荷制御信号を発生し負荷制御部に出力する制
    御信号出力部と、を有したことを特徴とする遠隔制御シ
    ステム。
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