JPH029466A

JPH029466A - 噴射方向可変ノズル

Info

Publication number: JPH029466A
Application number: JP15932788A
Authority: JP
Inventors: Shinzo Katayama; 片山　進三
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-06-29
Filing date: 1988-06-29
Publication date: 1990-01-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、流体を利用して配管内を洗浄清掃する装置
の分野に関する。

（ロ）従来の技術洗浄に高圧水を利用する場合に、洗浄ホース先端に取付
けるノズル・ヘッドに放射状に穿設されるノズル孔の噴
射方向は，斜め後方にして洗浄ホースに自走力を与え，
配管内部へ挿入し易くしている。ノズル・ヘッドに回転
を与えるものもあるが，これもノズル・ヘッドに穿設さ
れる穴の噴射方向は，斜め後方噴射である。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかし，このような後方噴射ノズルでは，自走力は得ら
れて配管内への挿入は容易となるが，マンション等の室
内の台所等から洗浄ホースを挿入して横枝配管から立本
管まで洗浄清掃する場合に，台所入口付近では，後方噴
射ノズルなので，流体を噴射すると噴射流体を作業者や
，台所付近の室内が浴びる為に，洗浄の流体を噴射させ
ない・又，後方噴射なのでノズル・ヘッドが通過した配
管内壁に脱落した付着物が飛躍付着する。立本管では，
後方噴射なので脱落した付着物が通気管やノズル・ヘッ
ドが通過した配管内壁に飛躍付着して残留する。この発
明は，台所入口付近の配管内の付着物も洗浄し，立本管
では，通気管やノズル・ヘッドが通過した配管内壁に，
脱落した付着物が残留しない事を目的としている。

（ニ）問題点を解決する為の手段この発明を、図面にもとづいて説明すると，第１図は，
ノズル・ヘッド部分の軸方向の断面図であり，第１図の
１は，ノズル・ヘッドであり２は洗浄ホースであり双方
は，流路を形成して固着されている。ノズル・ヘッド１
は，軸方向と垂直な断面に放射状に，流体の噴射方向が
，斜め後方ノズル孔ａ，直角方向ノズル孔ｂ，斜め前方
ノズル孔ｃ，が互いにノズル・ヘッドの軸方向に位置を
ずらして穿設されている。ノズル・ヘッド１内には，ノ
ズル・ヘッドの放射状に穿設された数箇所のノズル孔と
流路を形成する為に穴を放射状に穿設した内部が中空で
円筒状の噴射方向切換円筒３を入れ，その噴射方向切換
円筒３の片側端は，洗浄ホース２と流路を形成しており
，もう一方の円筒端は，塞がれており，その塞がれた円
筒端の外部とノズル・ヘッドの先端内壁が作る空間内に
は弾性体，例の一つは，スプリング４が入っている。

又，ノズル・ヘッド先端には，弾性体の入った室内の流
体の出入細孔が穿設されている。ノズル・ヘッドの先端
には、配管内に洗浄ホースが挿入し易くする為に，ガイ
ド重り６が連結してある。

（ホ）作用上記のように構成されたノズル・ヘッドに洗浄ホース２
からＰ１の圧力をもった流体を流す時に，噴射方向切換
円筒３が流体の流れ方向にスプリング４を圧縮して動き
、噴射方向切換円筒３に穿設された穴が，ノズル・ヘッ
ド１に穿設されたノズル孔ａと流路を形成する場合には
，ａの斜め後方ノズル孔の方向で流体が噴射され，配管
内を洗浄清掃する。更に圧力を高くして噴射方向切換円
筒３がスプリング４を圧縮してｂのノズル孔と噴射方向
切換円筒３の穴が流路を形成する時は，ｂの直角方向ノ
ズル孔の方向で流体が噴射され，配管内を洗浄清掃する
。更に圧力を高くして噴射方向切換円筒３がスプリング
４を圧粛してｃのノズル孔と噴射方向切換円筒３の穴が
流路を形成する時は，ｃの斜め前方ノズル孔の方向で流
体が噴射され配管内を洗浄清掃する。ノズル先端に穿設
された出入細孔５はスプリング４の入った室の流体を噴
射方向切換円筒３の動作で出入させ，噴射方向切換円筒
３の動作に支障がないようにしたものである。第１図，
第３図の噴射方向切換円筒３の位置は，流体の圧力がか
かった状態なので，その穴の位置が，洗浄ホースに最も
近いノズル孔と流路を形成している。

（ヘ）実施例この発明の実施例を，図面を参照しながら説明する。

第１実施例この発明の第１実施例を第１図，第２図を参照しながら
説明する。第１実施例のノズル・ヘッドに放射状に穿設
されるノズル孔の噴射方向の種類は，洗浄ホース端に近
い順に，斜め後方ノズル，直角ノズル，斜め前方ノズル
，としたものであり，流体の圧力を３種類にする事によ
り，ノズル孔から噴射される流体の噴射方向が３種類と
なる。

第２図は，ノズル・ヘッド１と噴射方向切換円筒３に穿
設されるノズル孔及び穴の配置を示すものであり，噴射
方向可変ノズルの軸方向と垂直な断面であり，第２図の
１は，ノズル孔と噴射方向切換円筒に穿設される穴の位
置が，円周方向にずれない為に設置したキー，２は，キ
ーミゾである。

第２実施例この発明の第２実施例を第３図，第２図を参照しながら
説明する。第２実施例のノズル・ヘッドに放射状に穿設
されるノズル孔の噴射方向の種類は，洗浄ホース端に近
い順に，斜め前方ノズル，斜め後方ノズルとし，斜め前
方ノズル孔の孔径は斜め後方ノズル孔より大きくしてあ
る。流体の圧力を２種類にする事によりノズル孔から噴
射される流体の噴射方向が２種類となる。斜め前方ノズ
ル孔の孔径は、斜め後方のノズル孔の孔径より大きくし
ているので同一孔径のものの場合では，斜め前方の方の
流体の圧力が低いので噴射流量は，斜め前方ノズル孔か
らのものが少なくなるが，大きくしているので，その流
量比とはならない。

第２図の１は，ノズル孔と噴射方向切換円筒に穿設され
る穴の位置が円周方向にずれない為に設けられたキー，
２は，キーミゾである。

（ト）発明の効果この発明によれば，ノズル孔の噴射方向の組合せは，多
種類となり，配管内での付着物や配管状態に応じて，流
体の圧力を変化させ，噴射方向や噴射流量を変化させる
事ができるので洗浄が従来の洗浄ノズルより良いものと
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図…ノズル・ヘッド部分の軸方向の断面図．第１実
施例の図．第２図…ノズル孔と噴射方向切換円筒の穴の
配置を示すノズル・ヘッドの軸方向に垂直な断面図。第
３図…ノズル・ヘッド部分の軸方向の断面図。第２実施
例の図。第１図の１…ノズルヘッド，２…洗浄ホース，３…噴射
方向切換円筒，４…スプリング，５…出入細孔，６…ガ
イド重り，第２図の１…キー，２…キーミゾ，３…噴射方向切換円
筒，４…ノズル・ヘッド，第３図の１…ノズル・ヘッド，２…洗浄ホース，３…噴
射方向切換円筒，４…スプリング，５…出入細孔，

Claims

【特許請求の範囲】

１、配管内に挿入する洗浄ホースの先端にノズル孔を数
箇所、放射状に穿設して、ノズル孔からの噴射方向が、
斜め後方であるノズル・ヘッドを取付け、ノズル・ヘッ
ドの先端にガイド重りを連結し、高い圧力をもった流体
をノズル孔から噴射させて配管内壁の付着物を洗浄清掃
する装置において、ノズル・ヘッドの内部にノズル・ヘ
ッドの放射状に穿設された穴と流路を形成する為に穴を
放射状に穿設し、内部が中空で円筒状の噴射方向切換円
筒を入れ、その円筒の片側端は、洗浄ホースと流路を形
成しており、もう一方の円筒端は塞がれており、その塞
がれた円筒端の外部とノズル・ヘッドの先端内壁が作る
空間内に弾性体が入っており、ノズル・ヘッドの先端に
は、弾性体の入った室内の流体の出入細孔が穿設されて
いる。ノズル・ヘッドの軸方向と垂直な断面に放射状に
穿設されるノズル孔の一つのグループをａとし、ａノズ
ル孔グループからノズル・ヘッドの軸方向に位置をずら
した場所にノズル・ヘッドの軸方向と垂直な断面に放射
状にノズル孔を、更に穿設したノズル孔ｂグループとし
、同様にｃグループのノズル孔を穿設し、ａ，ｂ，ｃ各
ノズル孔グループの流体の噴射方向をノズル・ヘッドの
軸方向に対して斜め後方、直角、斜め前方として噴射方
向によりノズル孔径を異径とし、洗浄流体の圧力の変化
によりノズル孔から噴射される流体の噴射方向が可変と
なる噴射方向可変ノズル。