JPH0294342A - 回転陽極x線管 - Google Patents

回転陽極x線管

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Publication number
JPH0294342A
JPH0294342A JP24440288A JP24440288A JPH0294342A JP H0294342 A JPH0294342 A JP H0294342A JP 24440288 A JP24440288 A JP 24440288A JP 24440288 A JP24440288 A JP 24440288A JP H0294342 A JPH0294342 A JP H0294342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
tubular member
rotating shaft
anode target
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP24440288A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kubo
雅裕 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0294342A publication Critical patent/JPH0294342A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は回転陽極X線管に関する。
(従来の技術) 第2図は従来の回転陽極X線管を示す断面図である。こ
の図に示すように、高真空に気密されている真空容器1
00内には、陰極101と、陽極ターゲット102とが
対向して配置されている。
陽極ターゲット102は支持部材103の一端側に固着
され、筒状に形成された(L!端側には周面に回転子1
04を取付けた筒状のフランジ部105が固着されてい
る。
支持部材103の下方には2個の玉軸受106゜107
を介して回動自在に支持される回転軸108が配設され
ており、回転軸108の上部はフランジ部105にねじ
109で固着されている。玉軸受106.107は、ハ
ウジング110から一体的に延びている筒状部110a
の内周面にねじ111で固着された筒体112に支持さ
れている。
ハウジング110の下部は接手113を介して真空容器
100に接続されており、真空容器100内を密封して
いる。114は、回転軸108の軸方向に沿って移動可
能な玉軸受107をばね力で下方へ押付けているばねで
ある。また、真空容器100の外側には回転子104と
対向して固定子(不図示)が配設されており、回転子1
04と固定子とで駆動モータが構成される。
上記陽極X線管では、固定子(不図示)で発生される回
転磁界により回転子104を回転させて陽極ターゲット
102を高速回転させ、この陽極ターゲット102に陰
極101から放射される電子を衝突させてX線を発生さ
せる。
この時、陽極ターゲット102は発生する熱により10
00℃以上の高温になり、陽極ターゲット102で発生
する熱の大部分は輻射によって真空容器100の外に放
熱されるが、一部は支持部材103に伝導されるので、
支持部材103及びフランジ部105を通して回転軸1
04、玉軸受106.107にも伝熱される。このため
、玉軸受106.107の温度が300〜350℃まで
上界するので、玉軸受106.107 (特に、陽極タ
ーゲット102側の玉軸受106)の潤滑機能が低下し
て回転不良が発生し易くなり、回転陽極X線管の寿命低
下の要因となっていた。
上記した問題点を解決するために、第3図に示すような
回転陽極X線管が提案されている。この回転陽極X線管
では、フランジ部105と回転軸108との間の上側に
筒状の管状部材115を配置し、筒状部材115の上部
115aは回転軸108の上面にねじ116で固着され
、下部115bの周面はフランジ部105に接合されて
いる。
また、管状部材115の下部115bとフランジ部10
5の上部はねじ117で固着されている。
他の構成は第2図に示した従来回転陽極X線管と同様で
ある。
このように、第3図に示した回転間l4iX線管で、フ
ランジ部105と回転軸108との間の上側に配置した
管状部材115によって、第2図に示した回転X線管よ
り熱経路が9だけ長くなるので、玉軸受106.107
(特に、玉軸受106)に伝導される熱が低減され(伝
導熱は熱経路の長さに比例して低下する)、温度を下げ
ることができる。
そして、X線発生時に陽極ターゲット102から支持部
材103に伝導される熱は、フランジ部105、回転子
104を通して真空容器100の外に伝熱されるが、一
部はフランジ部105から管状部材115に伝熱される
。このため、X線出力を増加すると、陽極ターゲット1
02からフランジ部105を通して管状部材115に伝
導される熱が増加するので、管状部材115から回転軸
108に伝導される熱も増加して玉軸受106゜107
(特に、玉軸受106)が高温になり、前記同様潤滑機
能が低下して回転陽極xII管の寿命が低下する。
(発明が解決しようとする課題) 前記したように、従来の回転陽極X線管では、7ランジ
部105と回転子104との間に熱経路を長くするため
の管状部材115を設けても、X線の出力を増加すると
、管状部材115から伝導される熱で回転軸108を回
動自在に支持する玉軸受106.107 (特に、玉軸
受106)がより高温になる。このため、玉軸受106
.107の鉛や銀などの固体潤滑剤は高温になるほど潤
滑機能が低下するので、玉軸受106.107に回転不
良が発生し易くなり、回転陽極X線管の寿命が短くなる
問題点があった。
本発明は上記した課題を解決する目的でなされ、X線発
生時に、軸受の温度上昇を抑えることができる回転陽極
X線管を提供しようとするものである。
[発明の構成コ 〈課題を解決するどめの手段) 前記した課題を解決するために本発明は、真空容器内に
、電子を放射する陰極と、該陰極から放射される電子の
衝突によりX線を発生する陽極ターゲットと、一端側に
前記陽極ターゲットを一体的に固着した支持部材と、該
支持部材の他端側にその一端側が一体的に固着され前記
真空容器の外側に対向して配設される固定子とで駆動モ
ータを構成する回転子と、前記支持部材と同軸線上に配
設され複数の軸受で回動自在に支持される回転軸と、前
記回転子と回転軸との間に一端側が前記回転子の他端側
より突出するようにして配置され、他端側を前記回転軸
に固着すると共に周面の中間位置で前記回転子と一体的
に接合した管状部材とを具備する構成とした。
(作用〉 本発明によれば、回転子と回転軸との間に先端部が回転
子の先端部より突出して設けた管状部材により、熱経路
が増大し、且つ、X線発生時に陽極ターゲット、支持部
材、回転子を通して伝導される熱は先端側から真空容器
の外に輻射によって伝熱されるので、回転軸を回転自在
に支持する軸受の温度上昇を抑えることができる。
(実施例) 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る回転陽極X線管を示す断面図であ
る。この図に示すように、真空容器1は、下部に開口部
を設けた容器本体2と、前記開口部内に配置されるハウ
ジング3とで構成されており、容器本体2とハウジング
3は接手4を介して気密に封止されている。ハウジング
3はねじ5でベース6に固着されている。
真空容器1内には、電子を放射する陰極7と、陰極7か
ら放射される電子の衝突によりX線を発生する陽極ター
ゲット8とが対向して配置されている。陰極7は放熱容
器本体2の上部に取付けられており、裏面に面積を大き
くするカーボン9を接合した陽極ターゲット8は、支持
部材10の上部にナツト11で固着されている。円筒状
に形成された支持部材10の下部には、外周面に回転子
12を取付けた円筒状のフランジ部13が一体に接合さ
れている。
支持部材10の下方には、支持部材10と同軸上に配置
される回転軸14が配設されており、回転軸14は、表
面に鉛や銀などの固体潤滑剤を被覆した2個の玉軸受1
5.16を介して回動自在に支持されている。玉軸受1
5は筒体17の上部に固着され、玉軸受16は筒体17
の下部に軸方向に沿って移動可能に配設されており、筒
体17は、ハウジング3から一体的に延びである筒状部
3aの内周面18で固着されている。また、筒体17と
回転軸14との間の下側にはばね19が配設されており
、このばね19のばね力によって一定の力が玉軸受16
に作用するので、回転軸14が軸方向に彫版又は収縮し
ても安定して回転する。
フランジ部13と、回転軸14の外側に配される筒体1
7、筒状部3aとの間には、先端部20aが回転子12
の先端部12aより突出するようにして円筒状の管状部
材20が配置されており、管状部材20の上面20bは
回転@14の上部にねじ21で固着され、周面の上側に
形成した突出部200は7ランジ部13の内周面に接合
されると共に、ねじ22でフランジ部13の上部に固着
されている。また、筒状部材20の周面のフランジ部1
3と1妄合される突出部200より下方の部分の断面積
は、突出部20cより上方の部分の断面積よりも大きく
形成されている。
真空容器1の外側には、ベース6に固着された固定子2
3が回転子12と対向して配置されており、固定子23
と回転子12とで駆動モータが構成される。
尚、図では省略したが、真空容器1の配設されるX線管
収納容器には、冷却用の油が満たされている。
本発明に係る回転陽極X線管は上記のように構成されて
おり、固定子23で発生さる回転磁界により回転子12
を回転させることによって、フランジ部13、支持部材
10を介して一体に接続されている陽極ターゲット8を
高速回転させ、この陽極ターゲット8に陰IN!7から
tIl射される電子を衝突させてX線を発生させる。
X線発生時に、陽極ターゲット8は発生する熱により1
000℃以上の高温になる。そして、陽極ターゲット8
で発生する熱の大部分は輻射によって真空容器]の外に
放熱されるが、一部は支持部材10に伝導されるので、
支持部材10及びフランジ部13、管状部材20を通し
て回転軸14、玉軸受15.16にも伝熱される。
この時、管状部材20の周面の突出部20cより上方に
は熱経路が形成され、また、突出部20Cの上方より下
方の方が断面積が大きいので、管状部材20に伝導され
る熱は突出部20cから下方へ伝わり易くなり、その先
端部20aから真空容器1の外及びハウジング3へ輻射
伝熱によって放熱される。よって、X線出力を増大した
場合でも、回転陽#@8、支持部材10、フランジ部1
3を通して管状部材20に伝導される熱は、その先端部
20aから真空容器1の外及びハウジング3へ放熱され
るので、回転軸14を通して玉軸受15.16に伝導さ
れる熱は大幅に低減され、玉軸受15.16の温度上昇
を抑えることができる。
尚、前記した実施例では、突出部20cの上方と下方と
が一体に形成された管状部材20であったが、管状部材
20を突出部20Gの上方と下方とで別体にして接合し
、突出部20Cの上方よりも下方を熱伝導率の良い材料
で構成することにより、突出部20cから先端部20a
への輻射伝熱が促進され、玉軸受15.16の温度上昇
をより抑えることができる。
また、前記した実施例では管状部材20の周面の上部に
形成した突出部20cでフランジ部13に接合したが、
これに限らず、管状部材20の周面の中央部又は下部に
突出部20Cを形成して、7ランジ部13と接合する構
造でも良い。
[発明の効果] 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように本発明
によれば、X線発生時に、陽極ターゲットが高温になっ
ても軸受の温度上昇を抑えることができる。従って、軸
受の潤滑機能の低下が抑えられるので、軸受の回転不良
等が防止され長寿命の回転viAmX線管を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転陽極X線管を示す断面図、第
2図及び第3図はそれぞれ従来の回転陽極X線管を示す
断面図である。 1・・・真空容器 7・・・陰極 8・・・陽極ターゲット 10・・・支持部材12・・
・回転子 13・・・フランジ部14・・・回転軸 1
5.16・・・玉軸受20・・・管状部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空容器内に、電子を放射する陰極と、該陰極から放射
    される電子の衝突によりX線を発生する陽極ターゲット
    と、一端側に前記陽極ターゲットを一体的に固着した支
    持部材と、該支持部材の他端側にその一端側が一体的に
    固着され前記真空容器の外側に対向して配設される固定
    子とで駆動モータを構成する回転子と、前記支持部材と
    同軸線上に配設され複数の軸受で回動自在に支持される
    回転軸と、前記回転子と回転軸との間に一端側が前記回
    転子の他端側より突出するようにして配置され、他端側
    を前記回転軸に固着すると共に周面の中間位置で前記回
    転子と一体的に接合した管状部材とを具備したことを特
    徴とする回転陽極X線管。
JP24440288A 1988-09-30 1988-09-30 回転陽極x線管 Pending JPH0294342A (ja)

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JP24440288A JPH0294342A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 回転陽極x線管

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