JPH029417Y2 - - Google Patents

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JPH029417Y2
JPH029417Y2 JP17916285U JP17916285U JPH029417Y2 JP H029417 Y2 JPH029417 Y2 JP H029417Y2 JP 17916285 U JP17916285 U JP 17916285U JP 17916285 U JP17916285 U JP 17916285U JP H029417 Y2 JPH029417 Y2 JP H029417Y2
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photoelectric sensor
barcode
signal
reading
scanning
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JP17916285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バーコード情報の多寡に関係なく一
種類の装置で読取ることができるバーコード読取
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
商品の分類など各種の情報データをバーコード
化して商品に付しておき、在庫管理のときなどに
これを読取つてコンピユータに入力させる方式が
知られている。バーコードを読取るには、ライト
ペンと呼ばれる光電変換装置でバーコードの上を
手動走査して読取るか、または第4図に示すよう
に、例えばCCD(チヤージカツプルデバイス)な
どの多素子からなる走査型の光電センサ1で読取
つている。なお同図で7は縮小結像レンズ、9は
用紙、10は用紙9上に印刷されたバーコード、
wは光電センサ1の読取巾、Lはバーコード10
から光電センサ1への入射光線である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前者のライトペンで読取る方式は、簡便な装置
で済むが手動走査という動作が必要なため不便で
ある。後者の走査型の光電センサ1は、読取り素
子の読取り巾を大きくすると装置が高価になるた
め、一般に読取巾wは最も多く使われているバー
コード10が読取れる程度に抑えられている。し
たがつて特にバーコード情報の量が多くバーコー
ド10の巾が光電センサ1の読取り巾wを越えて
いる場合には使用できないという欠点がある。
本考案は、従来の装置が持つ不便や欠点を解消
し、多くの場合は手動走査をすることなく、しか
もバーコードの巾が広い場合でも、狭い場合でも
1台の装置で読取ることができるバーコード読取
装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための、本考案を適用す
るバーコード読取装置を実施例に対応する第1図
と第2図により説明する。
本考案の読取装置は、多素子からなる走査型の
光電センサ1と、バーコード10の信号列方向X
と交叉する方向Yに沿つて光電センサ1で繰返し
走査しつゝ信号列方向Xに沿つて光電センサ1を
移動させて読取つたバーコード10の光電変換信
号のなかの光電センサ1の多素子のうち特定素子
の出力信号だけを選択し同期出力する回路3,4
と、その回路3,4から出力される時系列信号と
光電センサ1により信号列方向Xに沿つて走査し
読取つて出力される時系列信号を切換る手段5と
を有している。
〔作用〕
上記本考案の読取装置では、バーコード10の
巾が小さくても、1つの読取装置で読取ヘツド部
分である光電センサ1を静止状態にしてバーコー
ド10を読取ることもできるし、光電センサ1を
手動走査してバーコード10を読取ることもでき
る。すなわち、バーコード10の巾が光電センサ
1の読取巾wより小さければ(第4図参照)、光
電センサ1を移動させることなくバーコード10
を読取ることができる。またバーコード10の巾
が光電センサ1の読取巾wより大きければ、第3
図に示すように光電センサ1の長方向を矢示Y方
向にしてバーコード10の信号列方向Xと交叉さ
せ、信号列方向Xに沿つて移動させることにより
バーコード10を読取ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を適用するバーコード読取装置の
実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案を適用するバーコード読取装置
の実施例である回路ブロツクの一例を示すもので
ある。同図で1はCCDなどの多素子からなる走
査型の光電センサ、2はオペアンプ、3は光電セ
ンサ1の走査クロツクCLに同期して動作する選
択同期回路、4はメモリイ、5は自動走査と手動
走査を切換えるスイツチ、6はデコーダである。
以下、第1図の回路の動作を説明する。
用紙9上に印刷されたバーコード10からの入
射光Lが光電センサ1に入射し走査しながらバー
コード10を順次読取つてゆく。
このとき切換スイツチ5が自動走査側に切換え
られていると、第4図に示すような、光電センサ
1の読取巾wより小さい巾のバーコード10を読
取ることができる。読取信号はオペアンプ2によ
り矩形波になり、第2図イに示すような時系列信
号としてデコーダ6に入力する。デコーダ6では
バーコードデータの時系列信号を解読変換しコン
ピユータ(不図示)に入力させる。
切換スイツチ5を手動走査側に切換えたときに
は、第3図に示すように、光電センサ1の長方向
を矢示Y方向(バーコード10の信号列方向Xと
交叉する方向)に向けて用紙9上に光電センサ1
を置く。そしてオペレータの作業により、光電セ
ンサ1をバーコード10の信号列方向である矢示
X方向に沿つて移動(手動走査)させて、バーコ
ード10を読取ることができる。
手動走査による読取りの信号状態を第2図によ
り説明する。同図に示すように、光電センサ1
(同図において2点鎖線示)はバーコード10の
信号列方向Xと交叉する方向Yに向けて置かれ、
X方向に手動走査される。光電センサ1は、例え
ばaでは用紙9外の上下のノイズを読みながらバ
ーコード10の黒部分を読み信号Dを出力する。
手動走査に連れて断続的に信号を出力してゆき、
bでは同じようにバーコード10の白部分を読み
信号Lを出力し、cでは黒部分の信号D、dでは
白部分の信号L、eでは黒部分の信号Dを夫々出
力する。勿論a→b→c→d→eと進む途中にお
いても信号D又はLが出力される。このようにし
て光電センサ1で読取られた断続的な信号はオペ
アンプ2により波形整形され、切換スイツチ5を
経て選択同期回路5に入力する。選択同期回路5
に入力した読取り開始から終了までの断続信号
は、光電センサ(CCD)1の動作クロツクCLと
同一クロツク源からのクロツク信号にもとずいて
光電センサ(多素子)1の中心部の素子が動作す
るタイミング(第2図の一点鎖線T)で順次選択
されてゆき、一旦メモリイ4に記憶される。選択
同期回路5は、読取り動作が終了(断続信号の入
力が中断)したら、メモリイ4から選択し記憶さ
せてある信号を呼出し、クロツクCLに同期させ
て信号を圧縮すれば、第2図ロに示すようなバー
コード10の時系列信号を編集することができ
る。この信号ロは、バーコードが同一であれば自
動走査により光電センサ1で読取つた信号イと同
一になる。すなわちデコーダ6の入力として適し
た信号になる。
なおバーコード10の両側の余白11a及び1
1bを光電センサ1が読取つたときは、切換スイ
ツチ5が自動走査側に切換えられるような自動制
御にしてもよい。すなわち切換スイツチ5で表現
された切換手段は手動切換スイツチに限らず、接
点リレイ、電子的なスイツチは勿論、制御回路に
よるソフト的な切換動作も含むものである。
また光電センサ1の読取巾wがバーコード10
の巾より広い場合には、光電センサ1による自動
走査読取が可能であるから、その方が手動走査が
不要で好都合ではあるが、このような場合にも手
動走査で読取つても勿論支障はない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案を適用するバーコ
ード読取装置によれば、1つの装置により光電セ
ンサを静止状態にしてバーコードを読取ることも
できるし、光電センサを手動走査してバーコード
を読取ることもできる。標準的なバーコードの巾
に光電センサの読取巾を合せておけば、多くの場
合は手動走査をする必要がなくなる。一方、バー
コード情報の量が多くてバーコードの巾が光電セ
ンサの読取巾を越えているときにだけ、手動走査
をすればよい。したがつて読取装置が1台で済む
上に、読取ヘツド部分を小型にすることができ、
携帯用の読取装置には特に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用するバーコード読取装置
の実施例である回路ブロツク図、第2図はバーコ
ードと信号状態の説明図、第3図,第4図は光電
センサ周辺とバーコードの斜視図である。 1……光電センサ、2……オペアンプ、3……
選択同期回路、4……メモリイ、5……切換スイ
ツチ、6……デコーダ、7……レンズ、9……用
紙、10……バーコード、11a,11b……余
白、w……読取巾、L……入射光線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多素子からなる走査型の光電センサと、 バーコードの信号列方向と交叉する方向に沿つ
    て該光電センサで繰返し走査しつゝ、該信号列方
    向に沿つて該光電センサを移動させて読取つたバ
    ーコードの光電変換信号のなかの、該光電センサ
    の多素子のうち特定素子の出力信号だけを選択し
    同期出力する回路と、 該回路から出力される時系列信号と、該光電セ
    ンサにより該信号列方向に沿つて走査し読取つて
    出力される時系列信号を切換る手段とを、有する
    ことを特徴とするバーコード読取装置。
JP17916285U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPH029417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17916285U JPH029417Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP17916285U JPH029417Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6289058U JPS6289058U (ja) 1987-06-06
JPH029417Y2 true JPH029417Y2 (ja) 1990-03-08

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ID=31121978

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JP17916285U Expired JPH029417Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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