JPH0294159A - ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的コ （産業上の利用分野） この発明はディスク再生装置に関するもである。

（従来の技術） コンパクトディスク（ＣＤ）に代表されるディジタルオ
ーディオディスク（ＤＡＤ）およびビデオディスクを再
生するディスクプレーヤは急速に普及し、最近では、デ
ィスク直径８ｃｍ５１２ｃｍ。

２０ｃｍ、３０ｃｍの各ディスクを再生可能なコンパチ
ブルなディスク再生装置が普及しつつある。

上述のディスク再生装置では、機器の載置箇所のスペー
スおよび機器のコンポーネント性を考慮して、ディスク
を装置本体のフロントパネル側からローディングするい
わゆるフロントローディング機構が採用されている。

このようなフロントローディング機構を採用しているデ
ィスク再生装置は、トレイと、ディスク再生機構と、ク
ランプ機構と、ローディング駆動機構とを備えている。

トレイには、各直径のディスクにそれぞれ対応する複数
のディスク搭載部が形成され、装置本体外のディスク装
脱位置と装置本体内のディスク再生位置との間を移動自
在とされている。

また、ディスク駆動機構は、トレイのディスク搭載部に
搭載されたディスクを装着するターンテーブルおよびタ
ーンテーブルを回転駆動するディスクモータと、ディス
クに記録された信号を光学的に読取るピックアップとを
備え、トレイのディスク搭載部に搭載されたディスクに
対して昇降自在に移動可能とされている。

クランプ機構は、トレイ上部の装置本体に配設され、タ
ーンテーブルに装着されたディスクをタンテーブルに向
けて付勢しクランプするクランパを備えている。

また、ローディング駆動機構は、トレイのロディング（
装置本体に対しての出し入れ）を行うトレイローディン
グ部と、ディスク再生機構を昇降させる昇降機構部とを
備えている。

ところで、上述のディスク再生装置は、直径８ｃｍ、　
１．２ｃｍ、　２０ｃｍ、　３０ｃｍの各ディスクを装
着可能としており、各ディスクを共通のターンテーブル
に装着し、ディスクモータにより回転駆動する。そして
直径３０ｃｍのディスクは、その重量がほぼ２００ｇ程
度あり、このディスクをディスクモータにより１８００
ｒｐｍの回転数に回転させ、また１８００ｒｐｍの回転
から停止させる。

しかしなから、この従来のディスク再生装置では、直径
３０ｃｍの大径のディスクを所定の回転の１８００ｒｐ
ｍまで回転立ち」二げする場合および所定の回転数の１
８００ｒｐＨ＋から停止させる場合に、ディスクの回転
イナーシャが他の小径ディスクより大きいため、ターン
テーブルおよびクランパとディスクとの間でスリップが
生じゃすく、回転起動時間および回転停止時間が長くな
るという問題がある。

そこで、クランプ機構のクランプ力を大きくすることが
考えられるか、この場合では、ディスクに常に、必要以
上のクランプ力が加わるため、ディスクを破損する虞れ
がある。

（発明が解決しようとする課題） 」二連したように従来のディスク再生装置では、各直径
のデ、イスクを装着し回転駆動するため、大径ディスク
の回転起動時および回転停止時スリップが発生し、デ、
イスクを効率良く回転、停止させることか難しいという
課題がある。

この発明は上述ｌ−だ従来の課題を解決するためのちの
で、デ、イスクのクランプおよびディスクの同転起動、
回転停止トを良好かつ確実に行うことのできるディスク
再生装置を提供することを目的と［、ている。

［発明の構成］ （課題を解決するだめの手段） この発明は、ディスクを装着するターンテブルおよびこ
のターンテーブルを回転駆動するディスクモータを有１
２前記ディスクのクランプおよびアンクランプを行うよ
う前記ディスクに対して挿脱自在に移動可能とされたデ
ィスク駆動機構と、前記ターンテーブルに前記ディスク
が装着されたときにこのディスクを前記ターンテーブル
に向けて（Ｎｊ勢するクランプ機構と、前記ディスク駆
動機構を前記ディスクのクランプおよびアンクランプを
行うよう前記ディスクに対して昇降させる昇降機構とを
備えたディスク再生装置において、前記昇降機構が、前
記ディスクか前記ターンテーブルに装着され前記クラン
プ機構によりクランプされた状態で前記ディスクモータ
の回転開始または回転停止が行われるときに、前記ディ
スク駆動機構を前記クランプ機構に向けて」１昇させる
カムを具備するものである。

（作　用） この発明では、ディスクがターンテーブルに装着されク
ランプ機構によりクランプされた状態でディスクモータ
の回転開始または回転停止が行われるときに、ディスク
駆動機構をクランプ機構に向けて昇降機構のカムにより
上昇させるので、ディスクのクランプおよびディスクの
回転起動、回転停止を良好かつ確実に行うことができる
。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図はこの発明の一実施例のディスク再生装置を説明
するための平面図、第２図は第１図の一部断面正面図、
第３図および第４図は第１図の一部断面側面図、第５図
は昇降ガイド部材のカム溝を示す図である。

これらの図において、１はシャーシ１ａとキャビネット
］ｂか一体に形成された本体を示している。本体１には
、複数のローラ２．２・・・が回転自在に配設されてい
る。これらのローラ２には、ディスクＤを搭載し移動す
るトレイ３が矢印Ａ１、Ａ２方向に移動自在に保持され
ている。トレイ３の上面には、直径８ｃｍ５１２ｃ＋ｎ
、　２０ｃｍ、　３０ｃｍの各ディスクＤを搭載するデ
ィスク搭載部３　ａ　−、３ｂ　％３ｃ、３ｄが形成さ
れている。また、トレイ３の裏側には、トレイ３をロー
ディングするためのラックギア４ａと、後述する昇降ガ
イド部材をガイドする挿入部４ｂ、係合部４ｃを有する
ガイド溝４ｄが形成されている。またシャーシ１ａの所
定の箇所には、ラックギア４ａに噛み合う第１のギアで
あるローディング用のピニオンギア５ａ、モータ回転を
受ける回転ギア５ｂ、昇降用のギア５Ｃを有する駆動ギ
ア５が回転自在に配設されている。この駆動ギア５は、
シャーシ１ａに配設された駆動モータ６のモータギア７
に中間ギア８を介して噛み合っている。

また、本体１内には、一端がキャビネット１ｂに支点部
９ａを介して矢印Ｂ　１、Ｂ　２方向に回転自在に配設
されたサブシャーシ９が配設されている。このサブシャ
ーシ９には、ディスクＤを装着するターンテーブル１ｏ
を備えたディスクモータ１１と、ディスクＤの信号を読
取るピックアップ１２と、昇降用のガイド軸１３とが配
設されている。

また、シャーシ１の所定の箇所には、昇降ガイド部材１
４が上述のトレイ３のラックギア４と直交する方向に移
動自在に配設されている。昇降ガイド部月１４には、ザ
ブンヤーシ９のガイド軸１−３を係合するカム溝１５か
形成されている。また、昇降ガイド部材１４には、上述
した駆動ギア５の昇降用のギア５ｃに噛み合う昇降用の
ラックギア１６か形成されている。また、昇降ガイド部
材１４には、ボス１７が形成されており、このボス１７
は、−１−述したトレイ３の裏側に形成されたガイド溝
４ｄに係合されている。

また、上述した駆動ギア５のピニオンギア５ａと昇降用
のギア５ｃは、歯数が同じでモジュールがそれぞれピニ
オンギア５ａが１、昇降用のギア５ｃか０．６と異なっ
ている。したがって、ピニオンギア５ａのピッチ円径が
昇降用のギア５ｃのピッチ円径より大きくなっている。

これにより、トレイ３の方が昇降ガイド部材１４より、
最終減速比が小さくなっている。

また、昇降ガイド部材］４のカム溝コ−５は第５図に示
すように、サブシャーシ９のガイド軸１３を最下部に保
持する面］５ａ１サブシャーシ９のガイド軸１３を昇降
させる傾斜面１５ｂ１サブシヤーン９のガイド軸１３を
ディスク再生中のタンテーブル１０の位置を保持する保
持面１５ｃおよびディスク回転の起動、停止時に、ター
ンテーブル１０を若干上方に押し上げる突起面］、　５
　ｄが形成されている。

なお、昇降ガイド部材１４の移動および停止の制御は、
移動位置を検出するスイッチおよびマイクロコンピュー
タにより駆動モータ６の回転をコントロールすることに
より行っている。

さらに、キャビネット１ｂのトレイ３」二方には、クラ
ンバスティ１８が固定されている。クランバスティ］８
には、クランパホルダ１９に保持され、クランパバネ２
０により下方に向けて付勢力が加えられているクランパ
２１か回転自在に保持されている。そしてクランパ２］
と上述したターンテブル］０の間でディスクＤがクラン
プされ、回転駆動される。

なお、ディスクテーブル１０には、バネコ○ａにより上
方に付勢されたセンターリング１０ｂが上下動自在に取
りイ＝ｊけられており、これにより、］　０ ディスクＤの軸芯位置決めを行うようになっている。

次に、このように構成されたディスク再生装置のディス
ク再生状態となる動作およびディスクローディングを行
う動作について説明する。

第１図は、ディスク再生状態を示している。この場合は
、トレイ３の裏側のラックギア４ａと駆動ギア５のピニ
オンギア５ａとが噛み合っていない状態で、また、昇降
ガイド部材１４のラックギア１６と駆動ギア５の昇降用
のギア５Ｃとが噛み合っている状態となっている。また
、昇降ガイド部材１４のボス１７は、トレイ３の裏側の
ガイド溝４ｄの係合部４ｃの位置にある。そして、この
状態で、トレイ３は、ボス１７がトレイ３のガイド溝４
ｄの係合部４ｂに係合されたことにより、矢印Ａ、、Ａ
２方向の移動かロックされた状態となっている。

この後、駆動モータ６か矢印Ｃ方向に回転されると、昇
降ガイド部材１４が矢印Ｅ方向に移動され、これにより
、ボス１７がガイド溝４ｄにガイドされて移動する。第
６図は、」二連のボス１７がガイド溝４ｄの挿入部４ｂ
側に移動したときの駆動ギア５および各ラックギア４ａ
、１６の状態を示している。

そしてさらに、駆動ギア５が回転されると、第７図に示
すように、ボス１７は、ガイド溝４ｄの挿入部４ｂの位
置に移動し、トレイ３を矢印Ａ１方向に押し出す。これ
により、各ラックギア４ａ。

１６は、駆動ギア５のピニオンギア５、昇降用のギア５
ｃに噛み合った状態となる。この後、さらに駆動ギア５
が回転されると、トレイ３のガイド溝４ｄがボス１７を
挿入部４ｂから外れる位置にガイドし、ラックギア１６
と昇降用のギア５ｃとの噛み合いが外れ、第８図に示す
ように、トレイ３のラックギア４ａと駆動ギア５のピニ
オンギア５ａとのみの噛み合いとなり、ｉ・レイ３をさ
らに矢印Ａ１方向に移動させて！・レイ３が本体１外に
出されたオープン状態になる。

ところで、」二連の駆動ギア５のピニオンギア５ａと昇
降用のギア５Ｃとのギアの歯数は同じでモジュールが１
と０．６であるので、駆動モータ６により回転される駆
動ギア５の回転数が一定であれば、トレイ３のローディ
ング移動（出し入れの移動）が昇降ガイド部材１４の移
動より早く動作する。したかってトレイ３の出し入れの
時間は、短縮され、ディスク再生機構を構成するサブン
ヤシ９を上下するときには、逆に動作が遅くなり、この
とき十分な駆動力を得ることができる。

また、トレイ３のオープン状態からディスク収容状態に
する場合、上述した動作の逆の動作により得られる。

次にディスク再生状態とされる場合に、昇降ガイド部材
１４は、サブシャーシ９の昇降用のガイド軸］３か、カ
ム溝１５の突起面１５ｃ！上に位置するように移動され
、この状態で、ディスクモータ１１か起動される。

このとき、サブシャーシ９は第５図に示したように、寸
法Ｘだけ上方に押し上げられ、したがって、ターンテー
ブル１０も寸法Ｘだけ押し上げられ、クランパ２１との
クランプ力がＸＸＫ（Ｋは、クランパバネ２０のバネ定
数）だけ増加される。

これにより、ディスクモータ１１の駆動トルクをより確
実に、ディスクＤに伝えることができ、タンテーブル１
０とディスクＤとの間のスリップの発生が防止される。

したがって、ディスクＤを所定の回転数に立ち上げる回
転立ち上げ時間が短縮される。

そしてディスクＤを装着したターンテーブル１０の回転
起動が完了すると、昇降ガイド部材１４は、サブシャー
シ９のガイド軸１３が、カム溝］５のディスク再生中の
ターンテーブル１０の位置を保持する突起面１５ｄから
寸法Ｘだけ下がった保持面１５ｃ上に位置するように移
動され、ディスク再生状態になる。したがって、この状
態では、ディスクＤに必要最低限のクランプ力が加わっ
ている。

また、ディスクの停止時も、上述の起動時と同様の動作
を行われ、これにより、停止時のディスクＤの回転イナ
ーシャによるスリップの発生が防止される。したがって
、ディスクＤの回転停止が効率良く行われ、回転停止時
間が短縮される。

［発明の効果］ 以」−説明したようにこの発明のディスク再生装置は、
ディスクかターンテーブルに装着されクランプ機構によ
りクランプされた状態でディスクモタの回転開始または
回転停止が行われるときに、デ、イスク駆動機構をクラ
ンプ機構に向けて昇降機構のカムにより上昇させるので
、ディスクのクランプおよびディスクの回転起動、回転
停止を良好かつ確実に行うことかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のディスク再生装置を説明
するための平面図、第２図は第１図の一部断面１Ｆ面図
、第３図および第４図は第１図の一部断面側面図、第５
図は昇降ガイド部Ｈのカム溝を示す図、第６図から第８
図はこの実施例の動作を説明するための要部の平面図で
ある。 ５・・・駆動ギア、５ａ・・・ピニオンギア、５Ｃ・・
・昇降用のギア、６・・・駆動モータ、９・・・サブシ
ャーシ、］０・・・ターンテーブル、１１・・・ディス
クモータ、１３・昇降用のガイド軸、１４・・・昇降ガ
イド部材、１５・・・カム溝、］、　５　ｂ・・傾斜面
、１５ｄ・・・突起面、１６・・・昇降用のラックギア
、１７・・・ボス、２０・・・クランパバネ、２１・・
・クランパ、Ｄ・・・ディスク。 出願人　　　　　　株式会社　東芝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスクを装着するターンテーブルおよびこのターンテ
   ーブルを回転駆動するディスクモータを有し前記ディス
   クのクランプおよびアンクランプを行うよう前記ディス
   クに対して挿脱自在に移動可能とされたディスク駆動機
   構と、 前記ターンテーブルに前記ディスクが装着されたときに
   このディスクを前記ターンテーブルに向けて付勢するク
   ランプ機構と、 前記ディスク駆動機構を前記ディスクのクランプおよび
   アンクランプを行うよう前記ディスクに対して昇降させ
   る昇降機構とを備えたディスク再生装置において、 前記昇降機構が、 前記ディスクが前記ターンテーブルに装着され前記クラ
   ンプ機構によりクランプされた状態で前記ディスクモー
   タの回転開始または回転停止が行われるときに、前記デ
   ィスク駆動機構を前記クランプ機構に向けて上昇させる
   カムを 具備することを特徴とするディスク再生装置。