JPH0293570A

JPH0293570A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH0293570A
Application number: JP24413788A
Authority: JP
Inventors: Koji Yamauchi; 光次山内
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1988-09-30
Filing date: 1988-09-30
Publication date: 1990-04-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はコロナ転写方式を用いる画像形成装置に係り、
特に、転写材の吸湿条件に関係なく良好な転写像を与え
ることのできる画像形成装置に関する。

〔従来の技術〕

コロナ転写方式を用いる画像形成装置において、高湿条
件下においては転写材が低抵抗化するので。

該条件下で転写材に良好な転写像を得るために、転写材
が転写部にある時に転写材が接する部材をすべて絶縁性
とすることあるいは電気的に浮かせることが行われてい
る。しがし、このような構成の場合、常湿下あるいは低
湿下では、転写ガイド、レジストローラ等の部材が転写
材との摩擦帯電により高電圧に帯電し、該部材へのトナ
ーの付着に基因する転写材のトナー汚れ、帯電電荷の放
電によるノイズの発生、高電圧の影響による過転写に基
因するトナー像の乱れなどの発生があった。

これらの対策として１例えば特開昭筒５９−３４５７０
号記載のように、転写点前後の部材をインピーダンスを
介して接地し、転写コロナ電流を該部材を介して漏洩さ
せ、該漏洩電流により上記インピーダンスに発生する電
圧によって上記部材を電気的に自己バイアスさせて漏洩
電流を抑制する方法がとられているが、このような構成
の場合、上記インピーダンスが一定値では、転写材の種
類、吸湿の条件によっては良好な転写像を得ることがで
きない場合があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、従来の技術においては、高湿条件下、
常・低湿条件下のすべてにわたって十分満足な結果を与
えることはできなかった。

本発明の目的は、転写材の吸湿条件の如何には関係なく
、常に良好な転写画像を得ることのできる画像形成装置
を提供することにある。

（ＩＩ！Ｊ！を解決するための手段〕上記目的は、転写材に接する装置部材を、転写材通過中
は接地から浮かせ、転写材非通過時には接地して該部材
に帯電した電荷を放電させることによって達成すること
ができる。

〔作用〕

転写材の接する装置部材の中で、高湿下および常・低湿
下の転写において転写に特に大きな影響を与える部材は
、転写点前の転写ガイドおよび転写材搬送用のレジスト
ローラである。

ここで、転写ガイドについては転写材が通過して次の転
写材が通過するまでの間は接地し、また、レジストロー
ラについては転写材を搬送し終り次の転写材を搬送する
までの間は接地し、転写材の通過時には上記両者とも接
地から浮かせることによって、転写材非通過時には上記
部材の帯！電荷を漏洩して荷重の上昇を抑え°、転写材
通過時には接地を断って転写に十分な転写電圧を与える
ことができることになる。

〔実施例〕

以下：本発明の電子写真装置について、実施例によって
具体的に説明することにする。

第１図は本発明装置の基本構成を示す図で、感光体１．
転写器２．転写ガイド３．レジストローラ４．補助レジ
ストローラ５．転写材（以下、用紙と称する）６．トナ
ー材７．転写ガイド接地手段８．レジストローラ接地手
段９から成ることを示す。また、２３はレジストローラ
４の駆動手段、２４は接地手段９の切替手段、２５はタ
イマー手段、２６は接地手段８の切替手段を示す。

また、第１図は、用紙６が転写器２．転写ガイド３．レ
ジストローラ４．補助レジストローラ５の位置にあり、
用紙６は転写ガイド３．レジストローラ４．補助レジス
トローラ５に接しているが。

接地手段８および９は開状態にあることを示した図であ
る。この状態において、用紙６が高湿下にある場合でも
、用紙６の接触する部材が接地から浮いており漏洩回路
が形成されていないため、転写器２から発生するコロナ
電流は感光体１上のトナー７が用紙６に転写されるよう
に有効に作用する。

一方、常・低湿時においては、第２図（上記基本構成の
動作を示すタイムチャート図）に示すように、転写ガイ
ド３およびレジストローラ４は用紙６との摩擦帯電によ
り電圧が上昇（約６００Ｖ）するが、用紙６のレジスト
ローラ４部通過後レジストローラ４の駆動信号Ｐを断に
すると、レジストローラ４が停止するとともに、切替手
段２４が作用し、一定時間（Ｔ）だけ接地手段９が閉じ
られ、これによって、レジストローラ４の帯電電荷が接
地手段９を介して接地に放電される。また、転写ガイド
３については、レジストローラ４の停止後、用紙６の転
写ガイド３通過までの時間Ｔｌだけ、タイマー手段２５
によって遅らせて、切替手段２６により接地手段８を閉
じることによって、転写ガイド３の帯電電荷が接地手段
８を介して接地に放電される。以上述べたようにして、
用紙の通過終了ごとにレジストローラ駆動信号Ｐにより
接地手段９，８を接地させることによってレジストロー
ラ４および転写ガイド３の帯！電圧は零となり、継続し
て帯電電荷が蓄積されることがなく、従って、常・低湿
時においても良好な転写を得ることができる。

次に、第３図は上記した接地切替手段の具体例で、レジ
ストローラ３の接地切替手段として、レジストローラ３
へ回転駆動力を伝達するクラッチの動作を応用した例を
示したものである。図において４はレジストローラを、
５は補助レジストローラを、１０および１１はレジスト
ローラ４および補助レジストローラ５を支持する側板を
、１２は電磁クラッチを、１３はクラッチ連結板を、１
４はストッパを、１５はストッパ金具を、１６は絶縁部
材を、１７はバネを、１８は保持金具を。

１９および２０は連結ギヤを、２１−１〜２１−４は絶
縁軸受を、２２は回転ベルトを示す。

まず、クラッチ１２に通電すると、クラッチ連結板１３
がクラッチ１２と連結し、回転伝達ベルト２２によりレ
ジストローラ４および補助レジストローラが回転して、
用紙が上記両ローラ間に狭まれ、搬送される。ここで、
上記両日−ラは絶縁軸受２１−１〜２１−４によって側
板１０および１１から完全に絶縁された構成となってい
る。次に、クラッチ１２はレジストローラ４の回転によ
り矢印の方向に回転力を受け、バネ１７のバネ力に逆っ
てストッパ金具１５がストッパ１４に接するまで回転す
るが、ストッパ金具１５とストッパ１４の接触面には絶
縁部材１６を設けてあり、クラッチ１２も側板１１から
電気的に浮いている。

これによって、高湿時に用紙がレジストローラ４に接し
ていても、コロナ電流の漏洩回路が形成されない構成と
なっている。

また、常・低湿時においては、用紙搬送時に、用紙とレ
ジストローラ４および補助レジス）〜ローラ５との摩擦
により該両ローラが帯電し、この帯電電荷が用紙にも逆
極性の帯電を発生させることから、帯電電荷が高くなる
（８００〜１００ＯＶ以上）と、転写作用にも影蓼して
良好な転写結果を与えず、また、帯Ｍ１＠荷の放電の発
生、メンテナンス時に、レジストローラに接触した時の
電撃発生の可能性があるが、本発明においては、レジス
トローラ４の停止時に帯電電荷を接地し放電させる手段
として、クラッチ１２への通電を行っていない時にはス
トッパ金具１５をバネ１７によって引張り、ストッパ１
４とストッパ金具１５の金属面とを接触させ、スイッチ
作用を行わせ、レジストローラ４をクラッチ１２を介し
て側板（フレームグランド）に接地する構成としてあり
、これによって、レジストローラ４が、用紙搬送ごとに
、一定時間接地に接続されることから、摩擦帯電電荷が
一定値以上に上昇することがなく、転写作用に影響を与
えることがない。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように１画像形成装置を本発明構成の装
置とすること、すなわち、用紙が接触する搬送部材を、
用紙と接触している状態では接地から浮かし、用紙が接
触していない状態では接地と接続する構成とすることに
よって、従来技術の有していた課題を解消して、用紙の
吸湿条件如何とは関係なく、安定して良好な転写像を与
えることのできる画像形成装置を提供することができた
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明画像形成装置の基本構成を示す図、第２
図は上記本発明装置の基本構成の作用を示すタイムチャ
ー１−１第３図は上記本発明装置の接地切替手段の具体
例を示す一部断面正面図および一部断面側面図である。１・・・感光体、２・・・転写器、３・・・転写ガイド
、４・・・レジストローラ、５・・・補助レジストロー
ラ、６・・・転写材、７・・・トナー材、８・・・転写
ガイド接地手段。９・・・レジストローラ接地手段、１０．１１・・・側
板、１２・・・ｆｆｉ磁クラッチ、１３・・・クラッチ
連結板、１４・・・ストッパ、１５・・・ストッパ金具
、１６・・・絶縁部材、１７・・・バネ、１８・・・保
持金具、１９゜２０・・・連結ギヤ、２１−１〜２１−
４・・・絶縁軸受、２２・・・回転伝達ベルト、２３・
・・レジストローラ駆動手段、２４・・接地手段９の切
替手段、２５・・・りイマ手段、２６・・・接地手段８゛の切替手段。４４＠ λ６ｂ

Claims

【特許請求の範囲】１、感光体上のトナー現像像を転写体上にコロナ転写す
る画像形成装置において、転写体と接触する転写位置前
後の部材を、転写体と接触している時には接地から浮か
して転写コロナ電流のリーク回路を断ち、転写体との非
接触時には接地して該部材の帯電電荷を放電させる構成
にしたことを特徴とする画像形成装置。２、上記部材−接地間接続の開閉手段として、転写位置
前のレジストローラの駆動信号を用いたことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の画像形成装置。３、上記レジストローラの駆動信号を入力とするタイマ
手段を構成してレジストローラ以降の上記部材−接地間
接続の開閉のタイミングの制御を可能にしたことを特徴
とする特許請求の範囲第１項、第２項記載の画像形成装
置。４、上記レジストローラを接地から浮かして構成し、該
レジストローラの駆動・停止手段としてクラッチを設け
、かつ、該レジストローラと該クラッチとは電気的に導
電状態に接続し、また、該クラッチ−接地間は該クラッ
チへの非通電時は接地、通電時は接地から浮かせるよう
に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
の画像形成装置。