JPH0293400A - X線光学系およびそのアライメント方法 - Google Patents

X線光学系およびそのアライメント方法

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JPH0293400A
JPH0293400A JP63246410A JP24641088A JPH0293400A JP H0293400 A JPH0293400 A JP H0293400A JP 63246410 A JP63246410 A JP 63246410A JP 24641088 A JP24641088 A JP 24641088A JP H0293400 A JPH0293400 A JP H0293400A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、各種物体のXal!li層像等を得るために
用いるXM光学系とそのアライメント方法に関するもの
である。
(従来の技術) 例えば、シリコンウェハなどに形成された回路パターン
のX線断層像を得る場合、第4図に示すように、トロイ
ダル全反射型xa光学素子の11aであるウオルタ型ミ
ラーが用いられる。第4図において、101は回転双曲
面から成る第1反射面、102は回転惰円面から成る第
2反射面、103は物点、104は像点である。物点1
03から出た光は第1反射面101、第2反射面102
でそれぞれ1回ずつ反射して像点104に到達する。
このような全反射型のX4!光学系は色収差がなく、ア
ライメントが可視光によって可能であるといった特徴を
有し、そのアライメントは従来から可視光によって行な
われている。
第5図はアライメントおよびxllによる結像の手順を
示す説明図であり、図中、201は第1反射面、202
は第2反射面、203は可視光源、204は可視用遮蔽
板、205は像面、206はX線源、207はX線用遮
蔽板である。ここで像面205に対して上記構成のウオ
ルタ型ミラー200をアライメントすることを想定する
。まず、ウオルタ型ミラー200の姿勢を像面205に
対して垂直にあわせるために、像面205に達する可視
光のみを遮蔽する遮蔽板204をミラー200に固定す
る。この遮蔽板204は可視光域において不透明である
ならばなんでもよい。この遮蔽板204を固定してこと
により、第1反射面201による1回反射光208、第
2反射面202による1回反射光209、第1第2反射
面による2回反射光210の3種類の可視光が通過可能
になる。次に、前記3種類の可視光は像面205でそれ
ぞれ円環を形成するので、それぞれの円環が同心となる
ようにウオルタ型ミラー200の姿勢を調整する。次に
、ウオルタ型ミラー200の姿勢を変動させることなく
可視光用遮蔽板204を取り外し、X線用遮蔽板207
と交換する。この遮蔽板207は軟XPi1領域に対し
て不透明な物質で形成され第1.第2反射面による2回
反射Xaのみを通過させるような大きさである。このよ
うにしてミラー200のアライメントが終了したならば
lI#I206からの)11による結像を行う。
このようなアライメント方法によれば、第1反射面20
1による1回反射光208、第2反射面による1回反射
光209、第1.第2反射面による2回反射光210の
3種類の可視光が像面205で同心の円環になるように
ミラー200の姿勢を調整すればよいので、可視光源2
03によるアライメントが可能になる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記のアライメント手順から分かるように、可
視光によるアライメントを終了したならば、ミラー20
0の姿勢を全く変動させずに可視光用遮蔽板204の取
外し、X線用遮蔽板207の取付けを行なわなければな
らない。これは、可視光に変えてX線によってアライメ
ントを行うようにした構成でも同様である。このため、
ミラー200の姿勢をアライメント終了時の姿勢に維持
することが非常に困難になり、アライメント終了時の姿
勢が変動することにより像面205に結像されるX線像
の精度が低下するという問題があった。
本発明は、アライメント終了時の姿勢を高精度で維持し
、XS像の精度の低下を防ぐことができるX線光学系と
そのアライメント方法を提供することを目的としている
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明によるXMA光学系は、全反射型X、悴光学素子
の反射面で反射することなく像面に直接到達するXaの
うち少なくとも光軸に近い部分を遮蔽する第1の遮蔽板
と、物点而から放出して前記全反射型xI!光学素子の
反射面で1回反射して像面に到達するx#!を遮蔽する
第2の遮蔽板とを備えことにより構成される。
また、そのアライメント方法は、全反射型Xa光学素子
の像面に対するアライメント時は、該全反射型X線光学
素子の反射面で反射することなく像面に直接到達するX
線のうち、少なくとも光軸に近い部分を遮蔽する第1の
遮蔽板を挿入し、物体から放出されたX線による結像時
は、前記全反射型XS光学素子の反射面にて1回反射し
て像面に到達するX線を遮蔽する第2の遮蔽板を挿入す
ることにより構成される。
さらに、xIa光学系の他の構成としては、可視光域お
よび軟X線域の両方で透過しない材料で形成され、全反
射型X線光学素子の反射面で反射することなく像面に直
接到達する可視光およびX線のうち少なくとも光軸に近
い部分を遮蔽する第1の円板状遮蔽部と、この第1の円
板状遮蔽部と同心円状に配置されかつ可視域は透過し、
軟X線域は透過しない材料で形成され、前記全反射型x
I!光学素子の反射面で1回反射して像面に到達するx
8を遮蔽する第2の円板状遮蔽部とから成る遮蔽板を設
けるものである。
(作用) 可視広域を用いてアライメントする際には、前述のよう
に、全反射型xm光学素子の第1反射面による1回反射
光、第2反射面による1回反射光、第1.第2反射面に
よる2回反射光が必要となる。
そのために、まず、この3種類の光は通過し、像面へ直
接到達する光のみを遮蔽する第1の遮蔽板を設け、この
第1の遮蔽板を光学素子に挿入する。
この遮蔽板は、可視光域、軟X41域ともに遮蔽する材
料を用いる。次に、X線による結像の際には不必要な2
種類の1回反射光を除去し、2回反射光のみを通過させ
るような第2の遮蔽板を挿入する、この第2の遮蔽板に
は軟X線域では不透過な材料を用いる。
従って、アライメントが終了しても第1の遮蔽板を取外
す必要がなく、第2の遮蔽板を挿入するだけである。第
2の遮蔽板は1回反射光を除外するだけであるから、そ
の挿入位置の精度は若干低くてもよい。
本発明の他の構成については、1つの遮蔽板の内周側と
外周側に上記第1.第2の遮蔽板と同様な1能を有する
第1.第2の遮蔽部が設けられているため、この遮蔽板
を1度挿入するだけでよく、アライメントをさらに効率
的に行うことができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明によるX線光学系の一実施例をアライメ
ント手順に沿って示したものである。図において、30
0は全反射型X!!光学素子301の第1反射面、30
1は第2反射面、302は像面、303は物点面、30
4は全反射型XS光学素子310で1回も反射すること
なく像面302に直接到達する光のみを遮蔽する第1の
遮蔽板、305は第1反射面300における1回反射光
、306は第2遮蔽板308における1回反射光、30
7は第1.第2反射面300.301による2回反射光
、308は上記2種類の1回反射光305.306をカ
ットする第2の遮蔽板である。
図中(a)〜(C)は、可視光によるアライメント時に
おける3種類の反射光の光路を別々に表現したもので、
まず、物点面303上の光軸上に可視光点光vA(図示
せず)をおき、第1の遮蔽板304を挿入固定して全反
射X線光学素子310をアライメントする。この場合、
(a)〜(C)の光が同時に発生するので、像面302
の裏側から観測シテ、この3種類の光305,306.
307が同心円状になるように光学素子310の姿勢を
決定する。次に、図中(d)の用に像面302近傍に1
回反射光を除外する第2の遮蔽板308を挿入し、物点
面303に試料をおいて、X線で照明し、像面302上
に試料の拡大X線像を得る。
この際、2種類の1回反射X線は第2遮蔽板308によ
って除外され像面302に達することはない。
この構成とアライメント方法によれば、直接光を除外す
る目的の遮蔽板304の位置決めが多少悪くて直接光が
漏れてしまっても、第2の遮蔽板308によって除外さ
れて像面302に達することはない。また、1回反射光
305.306を除外する目的の第2の遮蔽板308に
関しては、像面302付近においては2回反射光307
と1回反射光305.306とが空間的に大きく分離し
ているため、その位置決めを簡単に行うことができる。
さらに、アライメント終了後、第2の遮蔽板308を挿
入する際、光学素子310のアライメント状態が変化す
る恐れがないため光学系の結像精度を向上させることが
できる。
第2図は本発明によるX?J光学系に用いる遮蔽板の他
の実施例を示す平面図である。図において、401は厚
さ5nn程度の円板状の光学ガラス、402は該光学ガ
ラス401の上に同心円形状に金(Au)を数十μm蒸
着した部分である。但し、この蒸着部分402には吸収
計数と厚さを考慮すれば様々の金属を用いることが可能
である。次に403はこの遮蔽板400を外側のフレー
ムに固定するためのアーム、404はフレームである。
この遮蔽板400はxa光学素子の入射面に固定される
。この構成により可視光域での光学系の入()l@の幅
は405、X線域でのそれは406となる。
第3図は、この構成によるX線光学素子のアライメント
および結像例を示す図であり、ここでは拡大系を示して
いる(縮小系でも可能である)。
第3図(a)は可視光によるアライメント時、(b)は
軟X線による結像時を示すものであり、501 ハ可視
光源、502LtXll源、503は第1反射面、50
4は第2反射面である。
この構成において、XI光学素子310の姿勢をアライ
メントする際には、前述のように、像面405で観測し
て第1反射面503による1回反射光406.第2反射
面504による1回反射光407、第1.第2反射面5
03.504による2回反射光408による3重円環が
同心となるように、光学素子310の姿勢を制御するた
め、上記3種類の光が像面405に達する必要がある。
このため、第3図(a)のように蒸着部分402の半径
を作面に直接達する光のみを遮蔽するような大きさに設
定する。これにより、外側にある光学ガラス401の部
分では可視光域に対して透明であるため、前記3種類の
光を遮蔽することはない。
次にX線による結像を考えると、必要となる光線は、第
1反射面503.第2反射面504で1回ずつ合計で2
回反射したXl!のみである。そこで、第3図(b)の
用に、円板状光学ガラス401の半径を前記2回反1)
f X 線のみを通し、他のX線は全て遮蔽するような
大きさに設定する。光学ガラスの厚さを5nn+程度と
すれば、軟X!!領域出はほとんど不透明と考えてよい
から、X線に対する遮蔽板400の大きさは光学ガラス
径で決定される。
従って、この実施例によれば、可視光によってアライメ
ントを行った後に別の遮蔽板を新たに挿入する手間を省
くことができ、さらに高精度のアライメントを行うこと
ができる。また、遮蔽板は1種類だけ用意しておけばよ
いため、その管理も容易になる。
[発明の効果1 以上説明したように本発明によれば、全反射型光学素子
によって1回も反射することなく像面に直接到達する光
を遮蔽する手段と、第1.第2の反射面でそれぞれ1回
反射する光を遮蔽する手段を同一の遮蔽板または別々の
遮蔽板として構成し、全反射型光学素子に挿入してアラ
イメントを行うようにしたため、全反射型光学素子をア
ライメント終了時の姿勢に高精度で維持した状態でX線
による像を結像させることができるようになり、X線像
の精度の向上に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は(a)〜(d)は本発明によるX線光学系をア
ライメント類に示した図、第2図は本弁明のX線光学系
に用いる遮蔽板の他の実施例を示す平面図、第3図は第
2図の遮蔽板を用いたアライメントとX線像の結像動作
を説明するための説明図、第4図は全反射型光学素子を
用いたXa光学系の一般的構成図、第5図はそのアライ
メントとxsmの結像動作を説明するための説明図であ
る。 101・・・第1反射面、102・・・第2反射面、1
03・・・物点、104・・・像点、310・・・全反
射型X線光学素子、201,300.503・・・第1
反射面、202,301.504・・・第2反射面、2
03.501・・・可視光源、204・・・可視光用遮
蔽板、205.302.405・・・像面、206.5
02・Xll、207 ・X1111m蔽板、208,
209.305,306,406.407・・・1回反
射光、210.307・・・2回反射光、303・・・
物点、304・・・第1の遮蔽板、308・・・第2の
遮蔽板、400・・・遮蔽板、401・・・光学ガラス
、402・・・金MW部分、403・・・アーム、40
4・・・フレーム。 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X線源と、物点面から放出されたX線を2回全反
    射させることによつて像面に結像させる全反射型X線光
    学素子とを備えたX線光学系において、 前記全反射型X線光学素子の反射面で反射することなく
    像面に直接到達するX線のうち少なくとも光軸に近い部
    分を遮蔽する第1の遮蔽板と、前記物点面から放出して
    前記全反射型X線光学素子の反射面で1回反射して像面
    に到達するX線を遮蔽する第2の遮蔽板とを備えたX線
    光学系。
  2. (2)X線源と物点面から放出されたX線を2回全反射
    させることによって像面に結像させる全反射型X線光学
    素子を備えたX線光学系において、 前記全反射型X線光学素子の像面に対するアライメント
    時は、該全反射型X線光学素子の反射面で反射すること
    なく像面に直接到達するX線のうち、少なくとも光軸に
    近い部分を遮蔽する第1の遮蔽板を挿入し、物体から放
    出されたX線による結像時は、前記全反射型X線光学素
    子の反射面にて1回反射して像面に到達するX線を遮蔽
    する第2の遮蔽板を挿入することを特徴とするX線光学
    系のアライメント方法。
  3. (3)X線源と、このX線源により物点面から放出され
    たX線を2回全反射させることにより像面に結像させる
    全反射型X線光学素子を備えたX線光学系において、 可視光域および軟X線域の両方で透過しない材料で形成
    され、前記全反射型X線光学素子の反射面で反射するこ
    となく像面に直接到達する可視光およびX線のうち少な
    くとも光軸に近い部分を遮蔽する第1の円板状遮蔽部と
    、 この第1の円板状遮蔽部と同心円状に配置されかつ可視
    域は透過し、軟X線域は透過しない材料で形成され、前
    記全反射型X線光学素子の反射面で1回反射して像面に
    到達するX線を遮蔽する第2の円板状遮蔽部とから成る
    遮蔽板を有して成るX線光学系。
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