JPH0293273A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷凍室の新しい食品保存温度帯を有する冷凍
冷蔵庫に関するものである。

〔従来の技術〕

第１Ｏ図は例えば実開昭５８−１５３９８８号公報に示
された従来の冷凍冷蔵庫の冷凍室の断面図である。

（＋）は冷却器、（２）はファンでそれぞれ冷凍室（４
）の背面部に設置されている。（３ａ）はファングリル
（３）に一体に設けられた冷気吹出口、（５）は冷凍室
扉、（６）は冷凍室（４）の冷気吸込口、（７）は吸込
ダクトで吸込口（６）と冷却器（１）の間を連通してい
る。

（８）は冷凍室（４）の温度調節器である。

次に動作について説明する。冷却器（１）で冷やされた
冷気はファン（２）により、ファングリル（３）の冷気
吹出口（３ａ）から冷凍室（４）内に吹出され、冷凍室
（４）及び冷凍室扉（５）の食品を冷却した後、吸込口
（６）から吸込ダクト（７）を通って冷却器（１）に戻
る。冷却器（１）内の冷媒循環及びファン（２）は温度
調節器（８）の温度及び設定温度に合わせて、運転停止
するので、冷凍室（４）及び冷凍卵（５）の温度は設定
温度（約−１８℃）にほぼ一定にコントロールされアイ
スクリーム等は溶けることなく、保存でき、また肉、魚
、冷凍食品等を凍結した状態で長期間保存できるように
なっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の冷凍冷蔵庫は以上のように構成されているので、
肉、魚などの食品を凍結保存させる場合など、凍結させ
た状態で小分けにすることが出来ないため凍結させる際
に小分けにし、保存する等の手間がかかりまた小分けに
されていない場合などは不用分も解凍させることになり
食品の鮮度に悪影響を及ぼすほか、アイスクリームなど
も小分けにする際スプーン等が入らず分けにくいなどの
問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので冷凍保存において、チルド及びパーシャルで保
存した場合より保存性に優れ加工しやすく、アイスクリ
ーム等の氷菓子を食べごろに保存できる。第２の冷凍温
度帯を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る冷凍冷蔵庫は、冷蔵庫本体、この本体に
区画形成された冷凍室、この冷凍室に設けられた箱体か
らなり、この箱体内を中間冷凍温度帯に制御可能な区画
室を備えたものである。

〔作用〕 この発明における冷凍室の区画室は中間冷凍温度帯とし
て最適の構造であることに加えて、一定の中間冷凍温度
にて温度フントロールできるものである。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図〜第５図について説
明する。

図において、（１）〜（８）は従来装置と全く同一であ
る。（１０１）は冷蔵庫本体、（９）は冷凍室扉（５）
に設けられた箱体（９ａ）からなる区画室であり、フタ
（１０）で冷凍室側を覆っである。フタ（１０）にはこ
れと一体に区画室への冷気取入口（１０ａ）と区画室か
ら冷凍室（４）への冷気吹出口（ｆｏｂ）を形成し、冷
気取入口（ｌｏａ）はシャッター（１１）で冷気取入口
面積を可変できる構造である。フタ（１０）はヒンジ（
１６）により、内板（１５）に固定されており、第３図
に示す様にヒンジ（１６）を中心軸にしてフタ（１０）
を開閉できる構造である。（１０ｃ）はフタと一体に設
けた把手部である。

次に動作について説明する。

冷却器（１）で冷やされた冷気はファン（２）によりフ
ァングリル（３）の冷気吹出口（３ａ）から冷凍室（４
）内に吹出され、冷凍室（４）内を冷却するが、冷気の
一部は区画室（９）のフタ（１０）の冷気取入口（１０
ａ）から区画室（９）内に取入れられ区画室（９）内を
冷却した後、冷気吹出口（Ｊｏｂ＞を経て一旦冷凍室（
４）内に出たあと、吸込口（６）及び吸込ダクト（７）
を通って冷却器（１）に戻る。冷凍室（４）内は温度調
節器（８）により、設定温度（約−１８℃）になる様に
コントロールされている。次に第４図に示す様に冷凍室
扉（５）に密閉した区画室（９）を設けた場合、冷凍室
（４）内１区画室（９）内、庫外の温度測定点をそれぞ
れＡＢ、Ｃとし、それぞれの温度をグラフにすると第５
図の様になり、即ち、Ｂ点区画室（９）内の温度は１８
℃と０℃の中間の冷凍温度帯にある。そこで第１図の様
にフタ（１０）に冷気取入口（１０ａ）及び吹出口（１
０ｂ）を設け、冷気取入口（１０ａ）の面積を可変にし
であるのでこれにより１区画室（９）内の温度を１８°
Ｃと０°Ｃの中間の冷凍温度帯、−８〜−１２℃に任意
にコントロールでき２区画室（９）内の食品を加工し易
く、かつ、比較的長期間保存し、アイスクリーム等の水
菓子も食べ頃の硬さに保存できるものである。

なお、第６図に示す様に２区画室（９）の冷気取入口（
ｌｏａ）にダンパーサーモ（１２）を設ければより正確
に区画室（９）内を温度コントロールできるものである
。また、第７図に示す様に９区画室（９）の冷気取入口
（１０ａ）を上方に設け、冷気吹出口（ＩＯｂ）を下方
に、かつ、冷凍室冷気吸込口（６）の近傍の区画室（９
）底面に設ければファン（２）による冷凍室（４）内の
冷気対流をより効果的に７区画室（９）にも波及させる
ことができる。

一方、第８図に示す様に９区画室（９）内に保温ヒータ
ー（１３）及び温度センサー（１４）を設け、設定した
中間冷凍温度になる様にマイコン等で温度制御シても良
く、上記実施例と同等以上の効果を奏するまた。第９図
に示す様に９区画室（９）の背面を内板（１５）で形成
し、冷気取入口（１０ａ）対向部から冷気吹出口（１０
ｂ）対向部にわたって上下方向に凸リブ又は凹溝（１５
ａ）を内板（１５）と一体に形成すれば区画室（９）内
に食品を多量に保存しても区画室（９）内の冷気の循環
が妨げられることがなく、常に安定した温度の区画室（
９）を提供できるものである〔発明の効果〕 この発明によれば冷蔵庫本体、この本体に区画形成され
た冷凍室、この冷凍室に設けられた箱体からなり、この
箱体内を中間冷凍温度帯に制御可能な区画室を備えた構
成にしたので９食品の冷凍保存に際し、肉、魚等の食品
を小分けに出来る程度の凍結状態で長期保存ができ、凍
結させる前に小分けにするなどの手間が要らない。また
、アイスクリーム等の水菓子もスプーン等が入れ易く１
食べ頃な温度で保存できる温度帯が得られるという効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す部分縦断面図、第２
図は同上要部斜視図、第３図は同上要部平面図、第４図
は同上動作説明用部分縦断面図。 第５図は同上温度分布図、第６図〜第９図はこの発明の
他の実施例を示す部分縦断面図、第１０図は従来の冷凍
冷蔵庫の縦断面図である。 図において、（４）は冷凍室、（９）は区画室、　（９
ａ）は箱体、（＋０１）は冷蔵庫本体である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 第２図 ｂ 第３図 第 図 ４：冷凍室 ９：区画至 ９ａ：請　俸 １０１：角鱒本体 第 図 第 図 測定ゑ 第 図 第 図 第 図 第 面 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫本体、この本体に区画形成された冷凍室、この冷
   凍室に設けられた箱体からなり、この箱体内を中間冷凍
   温度帯に制御可能な区画室を備えた冷凍冷蔵庫。