JPH0293030A - 繊維強化アルミニウム合金複合材の製造方法 - Google Patents

繊維強化アルミニウム合金複合材の製造方法

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JPH0293030A
JPH0293030A JP24074588A JP24074588A JPH0293030A JP H0293030 A JPH0293030 A JP H0293030A JP 24074588 A JP24074588 A JP 24074588A JP 24074588 A JP24074588 A JP 24074588A JP H0293030 A JPH0293030 A JP H0293030A
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JP
Japan
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aluminum alloy
sic
whiskers
temperature
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP24074588A
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English (en)
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Hirofumi Furukawa
洋文 古河
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維強化アルミニウム合金複合材の製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
炭化ケイソ(81c )繊維をアルミニウム合金中に分
散させると常温及び高温での強度が増大することから、
軽量かつ高強度材料として繊維含有率が15ないし50
パーセントの繊維強化アルミニウム合金複合材が使用さ
れている。
従来、繊維強化アルミニウム合金複合材は、−船釣に以
下のような方法にて製造されている。
すなわち、SiCウィスカーを強化材とする場合を例に
とると、先ず、SiCウィスカーを水あるいは温水に分
散して、所定の形状に加圧成形後、乾燥してSiCウィ
スカーのプリフォームを。
製作し、こOSiCウィスカーのプリフォームを適当な
温度に加熱して、該プリフォーム中に溶融アルミニウム
合金を高圧(例えば約1000kli/、”  )で含
浸させてアルミニウム合金とSiCウィスカーの複合材
を製造し、更に必要に応じて該アルミニウム合金とSI
Cウィスカーの複合材を更に所定の形状に熱間鍛造する
か、あるいは熱間で押し出し成形することによって製造
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
SiC等の短繊維(ウィスカーを含む)を分散したアル
ミニウム合金複合材の強度は、主にアルミニウムマトリ
ックスの組成、短繊維の含有率及び短繊維のアスペクト
比(繊維の長さと直径の比)に依存する。従って、アル
ミニウムマトリックスの組成及び短繊維の含有率が同じ
で4、強化材IJ&維のアスペクト比が小さいと繊維強
化の効果が発揮されない。
前述した従来の繊維強化複合材料の製造方法では、先ず
プリフォームを製造し、該プリフォーム中へ溶融アlレ
ミニウムを高圧で含浸させ、しかる後に熱間にて高荷重
で押し出し成形するために、SiC繊維が機械的に破損
したり、あるいは溶融アルミニウムとの反応による化学
的破損によりSiC繊維(ウィスカー)のアスペクト比
が著しく小さくなシ、繊維強化の効果が発揮されない。
従来法による繊維強化複合材料製造工程でのSiCウィ
スカーのアスペクト比の変化を第7図に示す。
本発明は比較的低圧力で繊維強化複合材料を成形、製造
することにより、繊維強化複合材料製造工程での810
ウイスカーの破損を防止して高アスペクト比のSiCウ
ィスカーを分散させて繊維強化の効果を発揮させうる繊
維強化アルミニウム合金複合材の製造方法を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はアルミニウム合金粉末と炭化ケイソのウィスカ
ーあるいは短繊維を所定の割合で混合し、該混合物をア
ルミニウム合金の液相割合が50パーセント以上になる
温度にて50鴎/12以上の圧力を付与しながら焼結し
、更に該焼結体をアルミニウム合金の固相線温度以上で
かつアルミニウム合金の液相割合が70/<−−1zン
ト以下の温度にて所定の形状を有する金型内へ押し出し
成形することを特徴とする繊維強化アルミニウム合金複
合材の製造方法である。
すなわち、本発明はSiC繊維の機械的及び化学的破損
を防止して、高アスペクト比のSiCウィスカーを分散
させ繊維強化の効果を発揮せしめるために、アルミニウ
ム合金粉末とSiC繊維(ウィスカー)を混合し、該混
合物を比較的高温度かつ低圧力で焼結し、更に該焼結体
をアルミニウム合金の固液共存温度域(半溶融状態)の
変形抵抗が小さい温度領域で所定の形状を有する金型内
へ比較的小さい荷重にて押し出して成形する方法である
〔作用及び効果〕
アルミニウム合金粉末と5iclJIJf!:(ウィス
カー)の混合物を、比較的高温度かつ低圧力で焼結し、
更に該焼結体をアルミニウム合金の固液共存温度域(半
溶融状態)の変形抵抗が小さい温度領域で、所定の形状
を有する金型内へ比較的小さい荷重にて押し出し成形す
るために、SiC繊維(ウィスカー)の機械的及び化学
的破損が減少してアスペクト比の大なるウィスカーを分
散させることができ、従って従来のアスペクト比の小さ
いウィスカーが分散したアルミニウム合金複合材より強
度(引っ張り強さ)が増大する。
〔実施例〕
本発明の一突施4態様の概略を以下に説明する。
平均粒子径が約20μmのアルミニウム合金(7075
)と平均長さ約40μm、平均直径的α8μm (アス
ペクト比が約50)のSiC繊維(ウィスカー)を、炭
化ケイソ繊維の含有・率が体積比で25パーセントにな
るように配合した場合の実施例について述べる。
第1図に示すように、エチμアyコール中にSiCウィ
スカーと藻かの界面活性剤を添加して攪拌し、更に所定
量のアルミニウム合金粉末を添加して攪拌することによ
りSiCウィスカーをアルミニウム合金粉末中に均一に
分散し、この混合粉末を約50℃に加熱してアルコール
を蒸発させて完全に乾燥する。更にこの混合粉末を所定
形状を有する黒鉛製のダイス中に挿入してホットプレス
装置内に設置し、真空雰囲気中で加熱し、所定の温度に
到達すると所定の圧力を付与してSiCウィスカーを含
有するアμミニウム合金粉末を焼結させる。ここで焼結
後の相対密度に及ぼす焼結温度の影響の一例を第2図に
示す。すがわち第2図において、ホットプレス装置の成
形圧力がs o kg / 511 ” (a、 s 
)97w” )と小さい圧力でも、アルミニウム合金の
液相割合が50%以上になる温度にて加圧焼結すると複
合材焼結体の相対密度は11ぼ100%になる。
以上のようにして製造したアルミニウム合金粉末とsi
cウィスカーの混合焼結体(素材)を該アルミニウム合
金の液相線温度以上に加熱して、所定の形状を有しかつ
適当な温度に加熱された金型内へ押し出し成形する。こ
こでSiCウィスカーを25 vo1%含有するアルミ
ニウム合金複合材の変形抵抗に及ぼす温度の影響は第3
図に示すようであシ、例えばアルミニウム合金の液相割
合が約SOX以上の高温になると変形抵抗は約1/6に
減少する。このことはすなわち従来の熱間(固相温度域
)成形に比較すると小さい応力で成形でき、従って成形
時の81Cウイスカーの機械的破損が少なくなり、比較
的アスペクト比の大きい繊維(ウィスカー)を分散させ
ることが可能となシ、これにより従来法に比較して繊維
強化の効果がより発揮される。しかしアルミニウム合金
の液相割合が約70%以上の高温に加熱して押し出し成
形すると、成形体の表面にクラックが発生したシあるい
は粗大な凝固組織となシ、かえって強度が低下すること
があり、従って金型中への押し出し成形温度はアルミニ
ウム合金の液相割合が約70%以下の温度が望ましい。
ここで前述の如<、81Cウイヌカーを25vo1%含
有するアルミニウム合金(7075)複合材の焼結体を
、アルミニウム合金の液相割合が50%の温度にて第4
図に概略を示すようなブレードに押し出し成形した場合
の引張シ強さに及ぼす温度の影響を第5図に示す。また
本発明による繊維分散強化材製造工程におけるSiCウ
ィスカーのアスペクト比の変化を第6図に示す。第7図
に示した従来の製造方法と比較すると、SiCウィスカ
ーのアスペクト比は約2.5倍になっていることが分か
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するだめの工程図、第
2図はホットプレス装置にて50kg/副2の圧力でア
ルミニウム合金粉末と炭化ケイソ(SiC)のウィスカ
ーの混合体を焼結する場合の焼結体の相対密度に及ぼす
焼結温度の影響を示した図表、第3図は炭化ケイソ(S
iC’ )ウィスカーを25 vo1%含有するアルミ
ニウム合金粉末焼結体(7075)の変形抵抗に及ぼす
温度の影響を示し、九図表、第4図は繊維強化アルミニ
ウム合金複合材によるブレードの一実施例の概略図、第
5図は本発明法により製造した第4図に示したプレード
の突体の引張り強さに及ぼす温度の影響を示した図表、
第6図は本発明法により製造した複合材中の炭化ケイソ
(SiC)ウィスカーのアスペクト比の変化を示した図
表、第7図は従来法による炭化ケイソ(StC)ウィス
カーのプリフォームへ溶融アルミニウム合金を高圧含浸
し、更にアルミニウム合金の固相線温度以下で押し出し
成形した場合の複合材中の炭化ケイソ(SiC)ウィス
カーの7スベクト比の変化を示した図表である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム合金粉末と炭化ケイソのウィスカーあるい
    は短繊維を所定の割合で混合し、該混合物をアルミニウ
    ム合金の液相割合が50パーセント以上になる温度にて
    50kg/cm^2以上の圧力を付与しながら焼結し、
    更に該焼結体をアルミニウム合金の固相線温度以上でか
    つアルミニウム合金の液相割合が70パーセント以下の
    温度にて所定の形状を有する金型内へ押し出し成形する
    ことを特徴とする繊維強化アルミニウム合金複合材の製
    造方法。
JP24074588A 1988-09-28 1988-09-28 繊維強化アルミニウム合金複合材の製造方法 Pending JPH0293030A (ja)

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JP (1) JPH0293030A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5365829A (en) * 1992-12-28 1994-11-22 Aida Engineering, Ltd. Transfer driver for pressing machine
JP2011241432A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Nissei Plastics Ind Co 高熱伝導性複合材料の製造方法

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US5365829A (en) * 1992-12-28 1994-11-22 Aida Engineering, Ltd. Transfer driver for pressing machine
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