JPH029270B2 - - Google Patents

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JPH029270B2
JPH029270B2 JP60038547A JP3854785A JPH029270B2 JP H029270 B2 JPH029270 B2 JP H029270B2 JP 60038547 A JP60038547 A JP 60038547A JP 3854785 A JP3854785 A JP 3854785A JP H029270 B2 JPH029270 B2 JP H029270B2
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JP
Japan
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water
time
temperature
cooling
tank
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60038547A
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English (en)
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JPS61197975A (ja
Inventor
Yutaka Shimose
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3854785A priority Critical patent/JPS61197975A/ja
Publication of JPS61197975A publication Critical patent/JPS61197975A/ja
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、野菜、肉、鮮魚等の食品を冷却水を
循環する事によつて冷却保存する装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の此種食品の冷却保存装置は例えば実公昭
53−25897号公報に示されている。即ち、ここに
示された構成は、冷却タンクにより例えば0℃前
後に冷却された清水を貯水槽内に強制的に循環
し、この貯水槽内に食品を収蔵するものである。
循環水はフイルタによつて絶えず濾過されると共
に紫外線ランプによつて殺菌されており、これに
よつて食品の冷却と表面の洗浄、或いは凍結食品
の解凍等を行えるものである。
此種装置は通常店頭に於いて用いられ、仕入れ
られた生鮮食品の保存や洗浄に用いられる為、冷
却水は閉店後毎日廃棄し、入れ換えられることに
なる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 此種装置では毎朝の食品を収納する時刻、即ち
作業開始時刻までに循環水が所望の設定温度に冷
却されている必要があり、又、水を冷却するには
時間を要するので、その為に従来ではタイマー装
置が用いられていた。この場合の循環水の温度状
態を第9図に示す。即ちタイマー装置は24時間周
期で動作して冷却装置の圧縮機を起動するもの
で、図中時刻(t4)を作業開始時刻である午前8
時とし、夏場等の水温が高い時、例えば20℃の時
に圧縮機の起動から循環水が設定温度例えば0℃
に達するまでに要する時間を6時間とすると、午
前2時である時刻(t5)に動作する様タイマー装
置は設定される。設定温度に達した後は通常のサ
ーモサイクル運転(圧縮機の所謂ON−OFF制御
運転)に移行する。この時の水温の状態が(L3
である。
しかし乍ら、同じタイマー装置の設定であると
冬場等の水温が低い季節には、例えば10℃であつ
た場合は時刻(t5)に起動された圧縮機の運転に
より第9図中破線(L4)の如く水温は低下し、
3時間後の時刻(t6)に設定温度に到達してしま
う。従つて時間(t6)から(t4)までの3時間は
圧縮機の不必要なサーモサイクル運転が行なわれ
る結果となり、消費電力が無駄となつてしまう。
又、これを防止する為には水温の変化に応じて使
用者がその都度タイマー装置を設定し直さなけれ
ばならない不都合が生じていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は斯かる問題点を解決するために、貯水
槽2内に食品17を収蔵して冷却水18を循環す
る食品の冷却保存装置1に於いて、食品を貯水槽
内に収納する所望の作業開始時刻(t1)を設定す
る手段27と、循環水18の温度を検知する手段
28と、両手段27,28に基づいて時刻(t1
に循環水18の温度が設定温度となる様に冷却装
置9を起動させる時刻を判定する手段32と、冷
却装置9の始動を制御する手段33とを設けたも
のである。
(ホ) 作用 本発明によれば季節によつて変動する循環水の
温度に応じて適切な時刻に冷却装置を始動して、
所望の作業開始時刻に設定温度となる様にする事
ができる。
(ヘ) 実施例 以下図面に於いて本発明の実施例を説明する。
第3図は本冷却保存装置1の側面図、第4図は同
平面図、第5図は同要部断面図を示している。2
は上方に開放した貯水槽で内部には仕切板3によ
つて左右に主水槽4及び副水槽5が区画形成され
ている。主水槽4内には食品が収納される為下部
に網棚6が設置される。副水槽5内には仕切板3
の上端より下方に於いて水平に濾過器としてのス
クリーン7が架設され、更にその下方に冷却装置
9の冷凍サイクルに含まれる冷却パイプ8が配置
される。更に副水槽5上方の貯水槽2開口部には
水切り台10が架設される。12は冷却装置9の
冷凍サイクルを構成する電動圧縮機13や凝縮器
14、そしてオゾン発生装置から成る殺菌装置1
5を収納するユニツト箱体であり、副水槽5側の
貯水槽2側部に配置され、冷却パイプ8はそこか
ら副水槽5内に延在しており、更に箱体12の上
面は平面としてその高さは水切り台10と同じ高
さとしている。これによつて箱体12上面はテー
ブルとして使用可能となつている。又、水切り台
10が副水槽5上にあるので、冷却、洗浄或いは
解凍処理後の食品17の水切りが非常に容易とな
る。
貯水槽1内に注入される水18には収納する食
品が肉或いは鮮魚の場合には浸透圧を調節する為
に食塩が混入され、肉では約1%、鮮魚では3.5
%の食塩水とされる。野菜の場合には清水のまま
である。水18は箱体12内に設置した後述する
ポンプ19により副水槽5底部に開口した吸入管
20より吸入され、殺菌装置15によつて殺菌さ
れた後、主水槽4底部に開口した吐出管21より
主水槽4内に吐出される。主水槽4内の水位は予
め仕切板3の高さを越えるものとされ、これによ
つてオーバーフローした水18はスクリーン7に
より濾過された副水槽5内に落下し貯溜され、再
び吸入管20より吸い込まれる循環をする。この
時副水槽5内の水位は冷却パイプ20より上方に
ある様にし、これによつて水は冷却され、野菜で
は例えば+5℃、肉では0℃、鮮魚では−2℃と
される。斯かる食品は主水槽4内に於いて冷水に
より冷却されることによりその芯温の冷却速度が
速くなる効果がある。又、食品の洗浄に使用する
場合にもスクリーン7によつてゴミが濾過される
のでポンプ19等の目詰りが生じない。
冷却装置9は図示しないマイクロコンピユータ
から成る制御装置25により制御されるもので、
第1図にその機能ブロツク図を示す。26は所定
の時刻信号を発生するための時限手段、27は所
望の作業開始時刻を使用者が設定するための作業
開始時刻設定手段、28は第6図に示す温度検出
素子29を含み水18の温度を検知する水温検知
手段、30は水18の所望の温度を設定する水温
設定手段である。手段26,27,28,30の
出力は起動時刻判定手段32に入力される。第2
図は注水後の最初の電動圧縮機13起動時の水温
の状態を示している。設定された作業開始時刻を
(t1)とし、又、設定温度を例えば0℃とすると、
手段32は水温設定手段30と水温検知手段28
からの情報に基づいてそれらの差から時刻(t1
から何時間前に電動圧縮機13を起動すれば時刻
(t1)に設定温度0℃になるかを判定する。即ち
設定温度と注入された水18の温度の差が大きい
時は遡る時間を長くし、逆に差が小さい時には短
くする。例えば夏季に於いて水温が20℃の時には
時刻(t1)より例えば6時間前の時刻(t2)に出
力を発生し、電動圧縮機制御手段33により電動
圧縮機13のモータ13Mを起動する。この場合
の冷却状態が(L1)である。逆に冬季に於いて
水温が10℃の時には時刻(t1)より例えば3時間
前の時刻(t3)にモータ13Mを起動する様出力
を発生する。この場合の冷却状態を(L2)に示
す。何れの場合にも時刻(t1)に設定温度の0℃
になる。即ち、第9図に示す従来の構成に比して
時刻(t2)と(t3)の間の時間分のサーモサイク
ル運転が削除されることとなり、省エネルギーと
なる。
以上の注水後の冷却運転が終了すると、その後
は手段28と30の出力を入力するサーモサイク
ル運転制御手段35の出力により平均して水温が
0℃となるように電動圧縮機13は制御される。
この様な冷却運転によつて冷却パイプ8は例えば
−10℃程度に冷却されるため、第7図のa乃至c
に示す如くパイプ8の表面に着霜36が徐々に生
長する。ここで温度検出素子29は冷却パイプ8
に取付けられている全体を合成樹脂37等の熱慣
生物によつて覆われ、表面積が大きくなつてい
る。従つて第7図aの如く着霜36の無い状態で
は冷却パイプ8からの熱伝導よりも水18からの
熱伝導を強く受けて水温を感知する。しかしbの
如く徐々に着霜36が生長し、cの如く合成樹脂
37の周囲まで殆ど着霜36により覆われてしま
うと温度検出素子29は冷却パイプ8からの熱伝
導により殆ど冷却される様になる。これによつて
素子29の感知する温度が例えば−5℃になると
除霜制御手段40が出力を発生して電動圧縮機1
3を強制的に停止せしめ、除霜を行う。除霜や終
了して素子29の感知する温度が例えば設定温度
である0℃に上昇すると再び手段35によるサー
モサイクル運転に復帰する。即ち、本発明によれ
ば単一の温度検出素子29によつて温度制御と、
除霜の開始及び終了を制御できることになる。
一日の作業終了後は使用した循環水18は廃棄
しなければならないが、従来の貯水槽56では第
10図に示す如く(図中第3図乃至第5図中と同
一符号のものは同一とする。)吸入管50が直接
ポンプ19にのみ接続されているので、主水槽4
と副水槽5の底壁にそれぞれ排水栓45,46を
有して開口する排水管47,48を設け、この排
水管47,48より各槽4,5内の水を別々に排
出していた。しかし乍ら、この構成では各配管2
1,50内の汚れた水の排水及び掃除が困難であ
る問題がある。
そこで本願では第8図に示す如く、吸入管20
にポンプ19方向に向う導管51より分枝する導
管52を設け、この導管52の途中には常閉の弁
53を取り付ける。即ち、循環水18を廃棄する
場合には仕切板3を取り外して主水槽4と副水槽
5を連通せしめた状態で弁53を開けば貯水槽2
内の水18は吸入管20及び導管52を流下して
その排出口54より排出せられる。又、この時吐
出管21を導管51,52等より上方に位置せし
めてあるから、吐出管21内の水18もポンプ1
9及び導管51を逆流して排出口54より排出さ
れるので、各配管内の汚水も良好に排出できる。
又、従来の如き排水管47,48を設ける必要も
無いものである。
(ト) 発明の効果 本発明によれば注水した循環水の温度が季節に
よつて変動しても、作業を開始したい所望の時刻
に、所望の設定温度となる様に自動的に冷却装置
を始動する時刻を変化させる事が可能となるの
で、冷却装置の不必要なサーモサイクル運転を防
止して省エネルギーとなると共に、所望の時刻に
設定温度となつていない不都合も未然に防止され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の実施例を示すもの
で、第1図は本発明の制御装置の機能ブロツク
図、第2図は注水後の電動圧縮機起動時の水温の
時間推移を示す図、第3図は冷却保存装置の側面
図、第4図は同平面図、第5図は副水槽部分の拡
大断面図、第6図は温度検出素子を取り付けた状
態の副水槽部分の拡大断面図、第7図は第6図の
A−A′線断面図を示し、第7図aは無着霜状態、
第7図b及びcは着霜状態を示す図であり、第8
図は循環水用の配管を説明する貯水槽の断面図、
第9図は第2図に対応する従来の水温の時間推移
を示す図であり、第10図は第8図に対応する従
来の貯水槽の断面図である。 9……冷却装置、13……電動圧縮機、18…
…循環水、27……作業開始時刻設定手段、28
……水温検知手段、32……起動時刻判定手段、
33……電動圧縮機制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 貯水槽内に食品を収蔵し、所定の冷却装置に
    よつて冷却された水を前記貯水槽内に強制循環せ
    しめることにより、設定温度に冷却保存するもの
    に於いて、所望の作業開始時刻を設定する手段
    と、前記循環水の温度を検知する手段と、該両手
    段に基づき前記所望の時刻に前記循環水の温度が
    前記設定温度となるべく前記冷却装置の電動圧縮
    機の起動時刻を判定する手段と、前記電動圧縮機
    の始動を制御する手段とを具備して成る食品の冷
    却保存装置。
JP3854785A 1985-02-27 1985-02-27 食品の冷却保存装置 Granted JPS61197975A (ja)

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JP3854785A JPS61197975A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 食品の冷却保存装置

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JP3854785A JPS61197975A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 食品の冷却保存装置

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JPS61197975A JPS61197975A (ja) 1986-09-02
JPH029270B2 true JPH029270B2 (ja) 1990-03-01

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ID=12528313

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04277280A (ja) * 1991-03-05 1992-10-02 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両ロック装置のスイッチ機構
JP5692835B1 (ja) * 2014-08-29 2015-04-01 株式会社ビティー シンクにおける温度検知機構

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