JPH0292328A - 食器洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、洗浄庫内に収納された食器類に洗浄水を噴出
させて洗浄する食器洗浄機に係り、さらに詳しくは、そ
の洗浄庫内の底部に配設されたフィルタに関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、循環ポンプ等の洗浄水循環装置を用いて噴射ノズ
ルを回転させ、この噴射ノズルに設けた噴射口より洗浄
水を洗浄庫内の食器類に噴射して洗浄を行なう食器洗浄
機はよく知られている。その−例を第２図に示す。図に
おいて、（１）は洗浄機本体、（２）は洗浄機本体（１
）内に設けられた洗浄庫で、上部には給水口（３）が設
けられており、底部には洗浄水を循環させるための送水
口（５）及び排水を排出する排水口（６）を有する凹状
の排水溜り（４）が設けられている。（７）は排水溜り
（４）の上部開口部に着脱可能にセットされたフィルタ
である。（８）は電磁開閉弁（９）を介して一端が給水
口（３）に連結された給水ホースで、他端は洗浄機本体
（１）の外部へ延長され、水道の蛇口等に接続されてい
る。（ｉｏ）は送水口（５）に接続された循環ポンプで
、その出力側はバイブ（１１）を径で噴射ノズル（１２
）に接続されている。（１３）は噴射ノズル（１２）に
設けられた複数の噴射口である。（１４）は−端が排水
溜り（４）の排水口（６）に接続された排水パイプで、
排水ポンプ（Ｉ５）を介して洗浄機本体（１）の外に取
出されている。（１６）は洗浄機本体（１）に設けた開
口部、（１７）は開口部（１６）を開閉する扉、（１）
は食器類（２０）を収納する篭で、洗浄庫（２）内に設
けたレール（１８〉に沿って開口部（１６）から洗浄庫
（２）に収容されるようになっている。

次に、上記のように構成した従来の食器洗浄機の作用を
説明する。先ず、電磁開閉弁（９）を開成して、洗浄庫
（２）内に所定量の洗浄水を給水する。

フィルタ（７）の上方まで溜った洗浄水は、循環ボレブ
（ｌＯ）の作動によって噴射ノズル（１２）へ圧送され
、噴射ノズル（１２）は噴射口（１３）からの洗浄水の
噴出の反ツノにより回転しながら篭（１９）内の食器類
（２０）に洗浄水を噴射し、食器類（２０）を洗浄する
。

洗浄中はフィルタ（７）により循環する洗浄水をろ過し
、循環ポンプ（１０）の目づまりを防止する。

所定時間洗浄を行なったのち循環ポンプ（１０）を停止
させ、排水ポンプ（１５）を作動させて排水溜り（４）
内の洗浄水を強制的に洗浄機本体（１）の外部、例えば
台所の流しへ排出する。ついで再び新しい洗浄水を供給
して循環ポンプ（１０）を駆動し、すすぎ洗いを行なっ
て洗浄水を排出する。最後にヒータ（図示せず）に通電
し又は洗浄庫（２）内に熱風を吹込んで食器類（■９）
を乾燥する。乾燥する前に熱湯ですすぎ洗いを行なって
もよい。食器類（２０）の洗浄が終ったときは扉（１７
）を解放し、食器類（２０）が収納された篭り１９）を
外部に引き出したのちフフィルタ（７）を取り出し、フ
ィルタ（７）に溜った残滓を棄てて清掃し、再び排水溜
り（４）の上にセットする。このフィルタ（７）の残滓
処理は、目づまりによって循環ポンプ（１０）の送水圧
が低下するのを防止するため、通常、毎回の洗浄ごとに
行なうことが必要である。

〔発明が解決しようとする課題］ 上記のように構成した従来の食器洗浄機によれば取り出
（２にくい洗浄庫（２）の中から洗浄の都度フィルタ（
７）を取出して、再びセットするという面倒な作業をし
なければならず、その上フィルタ（７）の汚れ具合が外
部から確認できないため、取出してみないとわからない
という問題があった。

さらに重要なことは、洗浄中学に残滓が付着したフィル
タ（７）を通過した洗浄水で繰返し洗浄を行なわざる得
ないので、洗浄能力の低下を招来するという構造上の問
題があった。

本発明は上記のような課題を解決するためになされたも
ので、洗浄時に収集したフィルタ上の残滓を自動的に排
出でき、面倒なフィルター掃除を軽減することのできる
食器洗浄機を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記の目的を達成するためになされたもので、
フィルタの一端を排出溜りの底部に回動自在に取り付け
るとともに、フィルタの排水口側にはフィルタに排水口
側への回転力を与えるスプリングを設け、さらにフィル
タの送水口側には送水口に流れる洗浄水の力でフィルタ
を送水口側に回動させるコマを設けた食器洗浄機を提供
するものである。

［作　用コ 洗浄時には洗浄水の力でコマを送水口側に移動させてフ
ィルタを送水口側に回動停止させ、フィルタの排水口側
の表面に残滓を収集させる。排水時にはスプリングの力
でフィルタを排水口側に回動させ、フィルタの表面に付
着した残滓を排水口側より排出させる。

［発明の実施例］ 第１図は本発明実施例の要部を示す断面図である。なお
、第２図で説明した従来例と同−又は相当部分には同じ
符号を付し、説明を省略する。図において（４ａ）　、
（４ｂ）　、（４ｃ）はそれぞれ排水溜り（４）の底壁
、土壁及び側壁である。（２６）は土壁（４ｂ）のほぼ
中央に設けられ、端部（２７）　、　（２７ａ）でフィ
ルタ（後述）の回動を停止させることのできる大きさの
開口部である。（７ａ）は一端が排水溜り（４）の底壁
（４ａ）にヒンジ（２１）を介して回動自在に取り付け
られたフィルタで、Ａは残滓の付着する排水口（６）側
の表面である。（２２）は一端が排水口（６）側の側壁
（４Ｃ）に固定され他端がフィルタ（７ａ）に固定され
たスプリングで、フィルタ（７ａ）に排水口（６）方向
の回転力を与えている。（２３）は送水口（５）内に設
けられたガイド（２５）内に配設されたコマで、ひも等
（２４）によりフィルタ（７ａ）と連結されている。

上記のように構成した本発明の詳細な説明すれば次の通
りである。通常状態ではフィルタ（７ａ）はスプリング
（２２）に引かれて実線で示される位置、すなわち排水
溜り（４）側の上壁（４ｂ）の一端（２７）に当接し、
停止している。洗浄が開始されると、循環ポンプ（１０
）により送水口（５）に洗浄水が流れ洗浄水の循環が開
始する。このため、コマ（２３）が送水口（５）に流れ
る洗浄水に引かれて矢印ａ方向に移動し、ひも等（２４
）を介してフィルタを矢印ａ方向に回動させる。このた
め、フィルタ（７ａ）は破線口の状態となり上壁（４ｂ
）の一端（２７ａ）に当接して停止する。このため洗浄
水はフィルタ（７ａ）を通って循環し、洗浄水中の残滓
はフィルタ（７ａ）の表面Ａに収集される。洗浄が終了
すると、フィルタ（７ａ）はスプリング（２２）により
矢印す方向に引張られ実線イで示す元の位置に戻る。こ
のとき、フィルタ（７ａ）は上壁（４ｂ）の端部に衝接
し、表面Ａに収集された残滓は排水流とともに排水口（
６）から直接排出される。

なお、上記の説明では、噴射ノズルが回転する方式の食
器洗浄機に本発明を実施した場合を示したが噴射ノズル
が横方向に往復移する方式、その他の方式の食器洗浄機
にも本発明を実施することができる。

［発明の効果］ 以上の説明が明らかなように、本発明は、洗浄水の循環
及び排水通路中に循環する洗浄水に応動して変位するフ
ィルタを設け、洗浄時にフィルタ上に収集された残滓を
、排水時に排水と一緒に自動的に排出させるようにした
ので、面倒なフィルタの掃除を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の要部を示す断面図、第２図は従
来の食器洗浄機の一例を示す断面図である。 図において、（１）は洗浄機本体、（２）は洗浄庫、（
４）は排水溜り、（４ａ）は底壁（４）は土壁、（４ｃ
）側壁、（５）は送水口、（６）は排水口、（１０）は
循環ポンプ、（１２）は噴射ノズル、（１３）は噴射口
、（１４）は排水パイプ、（１５）は排水ポンプ（７ａ
）はフィルタ、（２１）はヒンジ、（２３）はスプリン
グ、（２３）はコマ、（２４）はひも等、（２５）はガ
イド、（２６）は開口部、（２７）　、（２７ａ）は端
部、Ａはフィルタの表面である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第１図 代理人　弁理士　佐々木　宗　冶

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 食器類を出し入れする開口部と、該開口部を開閉する扉
   と、噴射口を有する噴射ノズル等を備えた洗浄庫と、該
   洗浄庫の底部に設けられた排水溜りと、該排水溜りに配
   設されたフィルタと、前記噴射ノズルに洗浄水を送る循
   環系路と、前記排水溜りから洗浄機本体の外部へ延長さ
   れた排水系路とからなる食器洗浄機において、 前記洗浄庫の底部に開口部を設け、該開口部の下方にお
   いて前記フィルタの一端を前記排水溜りの底部に回動自
   在に取り付け、前記フィルタの排水口側に該フィルタに
   排水口方向の回動力を与えるスプリングを設けると共に
   、該フィルタの送水口側には該送水口内に配設されたコ
   マを連結したことを特徴とする食器洗浄機。