JPH029230Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029230Y2 JPH029230Y2 JP1984181803U JP18180384U JPH029230Y2 JP H029230 Y2 JPH029230 Y2 JP H029230Y2 JP 1984181803 U JP1984181803 U JP 1984181803U JP 18180384 U JP18180384 U JP 18180384U JP H029230 Y2 JPH029230 Y2 JP H029230Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- burner body
- combustion
- cap
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 33
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 15
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 9
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 5
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
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- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は液体燃料を燃焼させて一般家庭用暖房
器具に利用する液体燃料燃焼装置に係る。
器具に利用する液体燃料燃焼装置に係る。
従来の技術
近年石油を燃焼させその燃焼熱を利用した家庭
用暖房器具は、使い勝手、快適感、室内汚染、省
エネ等の意識の高まりから、従来の灯芯等を使い
金網を赤熱させてその輻射熱により直接暖房する
裸火タイプの暖房機より、燃料をガス化し箱体ケ
ース内で燃焼させ、後部に設けた対流用送風機機
で温風を吹き出し室内を暖房する温風機のものが
主流となつてきている。更に後者の温風機に於い
ても前述の意識の高まりより燃焼量可変幅の拡大
等が要求され、種々の燃焼方式への展開や改良が
なされている。
用暖房器具は、使い勝手、快適感、室内汚染、省
エネ等の意識の高まりから、従来の灯芯等を使い
金網を赤熱させてその輻射熱により直接暖房する
裸火タイプの暖房機より、燃料をガス化し箱体ケ
ース内で燃焼させ、後部に設けた対流用送風機機
で温風を吹き出し室内を暖房する温風機のものが
主流となつてきている。更に後者の温風機に於い
ても前述の意識の高まりより燃焼量可変幅の拡大
等が要求され、種々の燃焼方式への展開や改良が
なされている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の燃焼
器具の一例について説明する。
器具の一例について説明する。
第２図は従来の燃焼装置の燃焼部断面図であ
る。
る。
第２図に於いて
１は燃料を気化し燃焼用空気と予混合し燃焼部
へ供給する気化筒で、上部にバーナボデイ２を載
置する。前記バーナボデイ２には、底面に一体絞
りの狭隘形状の混合部２ａと、側壁に燃焼部２ｃ
を形成する複数の気孔２ｂとを構成している。３
はバーナボデイ２内で狭隘形状の混合部２ａを覆
い複数の小孔３ａを有する均圧板である。４はバ
ーナボデイ２の外周側壁に密着し、複数の気孔２
ｂを覆う如く張設した金網状の保炎筒である。５
はバーナボデイ２の上端開口部を閉塞するバーナ
キヤツプである。バーナボデイ２の側壁外周に張
設した保炎筒の下端は気化筒１のフランジブ１ａ
で、上端はバーナキヤツプ５のフランジ部５ａで
覆われる様になつていて保炎筒４をバーナボデイ
２に密着して支持される。６は気化筒１の上部に
埋込まれたシーズヒータで、気化筒１の温度を温
度コントローラ等によつて或る一定温度以上に保
つような構成としている。９はバーナボデイ２に
バーナキヤツプ５を固定するボルト・ナツトであ
る。
へ供給する気化筒で、上部にバーナボデイ２を載
置する。前記バーナボデイ２には、底面に一体絞
りの狭隘形状の混合部２ａと、側壁に燃焼部２ｃ
を形成する複数の気孔２ｂとを構成している。３
はバーナボデイ２内で狭隘形状の混合部２ａを覆
い複数の小孔３ａを有する均圧板である。４はバ
ーナボデイ２の外周側壁に密着し、複数の気孔２
ｂを覆う如く張設した金網状の保炎筒である。５
はバーナボデイ２の上端開口部を閉塞するバーナ
キヤツプである。バーナボデイ２の側壁外周に張
設した保炎筒の下端は気化筒１のフランジブ１ａ
で、上端はバーナキヤツプ５のフランジ部５ａで
覆われる様になつていて保炎筒４をバーナボデイ
２に密着して支持される。６は気化筒１の上部に
埋込まれたシーズヒータで、気化筒１の温度を温
度コントローラ等によつて或る一定温度以上に保
つような構成としている。９はバーナボデイ２に
バーナキヤツプ５を固定するボルト・ナツトであ
る。
以上のように構成された燃焼装置について以下
その動作について説明する。
その動作について説明する。
ポンプ等によつて気化筒１内に噴出された燃料
は、シーズヒータ６によつて高温に加熱されてい
る気化筒１の内壁で気化し、送風機等により気化
筒１内に送られる燃焼用空気と予混合する。この
予混合気化ガスは、バーナボデイ２の混合部２ａ
及び均圧板３の小孔３ａを介してバーナボデイ２
内に、そしてその側壁の気孔２ｂより噴出する。
又、この予混合気化ガスは、その通過過程でほぼ
均一に混合されており、気孔２ｂより噴出する近
傍に点火電極の放電スパーク等の着火手段を構じ
ると燃焼を開始し、気孔２ｂに密着した第２図に
示す如く火炎を形成する。
は、シーズヒータ６によつて高温に加熱されてい
る気化筒１の内壁で気化し、送風機等により気化
筒１内に送られる燃焼用空気と予混合する。この
予混合気化ガスは、バーナボデイ２の混合部２ａ
及び均圧板３の小孔３ａを介してバーナボデイ２
内に、そしてその側壁の気孔２ｂより噴出する。
又、この予混合気化ガスは、その通過過程でほぼ
均一に混合されており、気孔２ｂより噴出する近
傍に点火電極の放電スパーク等の着火手段を構じ
ると燃焼を開始し、気孔２ｂに密着した第２図に
示す如く火炎を形成する。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、バーナキ
ヤツプ５のフランジ部５ａが火炎で加熱され易
く、特に燃焼量を絞つて火炎が金網状の保炎筒４
に密着し赤熱した場合や、燃焼用空気が燃焼量に
比し少な目になつた場合等ではバーナキヤツプ５
が非常に高温となり赤熱するようになる。又、バ
ーナボデイ２の上端とバーナキヤツプ５のコーナ
部との隙間及び保炎筒４の上部とバーナキヤツプ
５のフランジ部５ａとの隙間は、構成上なくすこ
とは出来ない。従つてバーナキヤツプ５が赤熱す
ると前記隙間よりもれる気化ガスを介して、バー
ナヘツド２内の予混合気化ガスに引火し易くなり
逆火燃焼を生じ易くなる。又、バーナキヤツプ５
の赤熱の輻射によつて気化筒１の下部の温度が異
常に上昇すると云う様な問題を有していた。
ヤツプ５のフランジ部５ａが火炎で加熱され易
く、特に燃焼量を絞つて火炎が金網状の保炎筒４
に密着し赤熱した場合や、燃焼用空気が燃焼量に
比し少な目になつた場合等ではバーナキヤツプ５
が非常に高温となり赤熱するようになる。又、バ
ーナボデイ２の上端とバーナキヤツプ５のコーナ
部との隙間及び保炎筒４の上部とバーナキヤツプ
５のフランジ部５ａとの隙間は、構成上なくすこ
とは出来ない。従つてバーナキヤツプ５が赤熱す
ると前記隙間よりもれる気化ガスを介して、バー
ナヘツド２内の予混合気化ガスに引火し易くなり
逆火燃焼を生じ易くなる。又、バーナキヤツプ５
の赤熱の輻射によつて気化筒１の下部の温度が異
常に上昇すると云う様な問題を有していた。
本考案は上記問題点を鑑みて、バーナキヤツプ
の赤熱による悪影響を遮断し長期にわたつて安全
で且つ安定した燃焼を保つ燃焼装置を提供するも
のである。
の赤熱による悪影響を遮断し長期にわたつて安全
で且つ安定した燃焼を保つ燃焼装置を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案の燃焼装置
は、液体燃料を気化しその気化ガスと燃焼空気と
を予混合して燃焼部へ供給する一端開口の気化筒
と、前記気化筒の開口に覆着し周壁に気孔を設け
て燃焼部とした無底筒状のバーナボデイと、この
バーナボデイの気孔を覆う如く周壁外周に張設し
た金網状の保炎筒と、前記バーナボデイの気化筒
とは反対側の開口に覆着したバーナキヤツプとを
備え、上記バーナキヤツプの内側にはバーナキヤ
ツプとの間に密閉した間隙を形成するバーナ蓋を
装着し、このバーナ蓋の外周縁はバーナボデイの
開口端部をバーナキヤツプとで挾持したものであ
る。
は、液体燃料を気化しその気化ガスと燃焼空気と
を予混合して燃焼部へ供給する一端開口の気化筒
と、前記気化筒の開口に覆着し周壁に気孔を設け
て燃焼部とした無底筒状のバーナボデイと、この
バーナボデイの気孔を覆う如く周壁外周に張設し
た金網状の保炎筒と、前記バーナボデイの気化筒
とは反対側の開口に覆着したバーナキヤツプとを
備え、上記バーナキヤツプの内側にはバーナキヤ
ツプとの間に密閉した間隙を形成するバーナ蓋を
装着し、このバーナ蓋の外周縁はバーナボデイの
開口端部をバーナキヤツプとで挾持したものであ
る。
作 用
本考案は上記した構成によつて、バーナボデイ
上端部での予混合気化ガスの洩れを防止出来、且
つバーナキヤツプが赤熱してもバーナ蓋で遮断さ
れる為、その悪影響を受けることもなく、又逆火
を防止出来、長期にわたつて安全で且つ安定した
燃焼を得ることが出来るようになる。
上端部での予混合気化ガスの洩れを防止出来、且
つバーナキヤツプが赤熱してもバーナ蓋で遮断さ
れる為、その悪影響を受けることもなく、又逆火
を防止出来、長期にわたつて安全で且つ安定した
燃焼を得ることが出来るようになる。
実施例
以下本考案の一実施例の燃焼装置について図面
を参照しながら説明するが、従来例とは同一部分
は同一の番号を附記し、詳細な説明を省略し異な
る部分のみ説明する。
を参照しながら説明するが、従来例とは同一部分
は同一の番号を附記し、詳細な説明を省略し異な
る部分のみ説明する。
第１図は本考案の燃焼装置の燃焼部断面図であ
る。
る。
第１図に於いて７は、バーナボデイ２の開口端
部２ｄとそれを閉塞するバーナキヤツプ５との間
に外周縁７ａを挾持しバーナボデイの内側下方へ
凸としたバーナ蓋で、バーナキヤツプ５と間隙Ａ
を設けて配設してある。
部２ｄとそれを閉塞するバーナキヤツプ５との間
に外周縁７ａを挾持しバーナボデイの内側下方へ
凸としたバーナ蓋で、バーナキヤツプ５と間隙Ａ
を設けて配設してある。
上記した構成によつてバーナボデイ２の上端開
口部２ｄとバーナ蓋７の外周縁でシールされ、バ
ーナボデイ２の開口端部２ｄでの予混合気化ガス
の洩れは防止出来るようになる。又バーナボデイ
２内の予混合気化ガスは、バーナキヤツプ５が非
常に高温となつて赤熱してもバーナ蓋７で遮断さ
れ高温にさらされることはなくなる。従つてバー
ナボデイ２の上端開口部２ｄでの逆火は防止出来
る。
口部２ｄとバーナ蓋７の外周縁でシールされ、バ
ーナボデイ２の開口端部２ｄでの予混合気化ガス
の洩れは防止出来るようになる。又バーナボデイ
２内の予混合気化ガスは、バーナキヤツプ５が非
常に高温となつて赤熱してもバーナ蓋７で遮断さ
れ高温にさらされることはなくなる。従つてバー
ナボデイ２の上端開口部２ｄでの逆火は防止出来
る。
更にバーナキヤツプ５の赤熱による輻射もバー
ナ蓋７で遮断される為、バーナボデイ２及び気化
筒１の温度が異常に上昇すると云う心配もなくな
り、長期にわたつて安全で且つ安定した燃焼条件
を得ることが出来る。
ナ蓋７で遮断される為、バーナボデイ２及び気化
筒１の温度が異常に上昇すると云う心配もなくな
り、長期にわたつて安全で且つ安定した燃焼条件
を得ることが出来る。
考案の効果
以上のように本考案は、バーナボデイの上端開
口部とそれを閉塞するバーナキヤツプとの間に外
周縁を挾持され、かつバーナキヤツプと密閉間隙
を有してバーナボデイの内側にバーナ蓋を配設し
た構成としてあり、バーナ蓋と密閉間隙による遮
熱効果により逆火を防止し気化筒の温度を一定に
保ち易くし、長期にわたつて安全で且つ安定した
燃焼条件の得た燃焼装置を提供するものである。
口部とそれを閉塞するバーナキヤツプとの間に外
周縁を挾持され、かつバーナキヤツプと密閉間隙
を有してバーナボデイの内側にバーナ蓋を配設し
た構成としてあり、バーナ蓋と密閉間隙による遮
熱効果により逆火を防止し気化筒の温度を一定に
保ち易くし、長期にわたつて安全で且つ安定した
燃焼条件の得た燃焼装置を提供するものである。
第１図は本考案燃焼装置の一実施例を示す燃焼
部の断面図、第２図は従来例の燃焼部の断面図で
ある。 １……気化筒、２……バーナボデイ、４……保
炎筒、５……バーナキヤツプ、７……バーナ蓋。
部の断面図、第２図は従来例の燃焼部の断面図で
ある。 １……気化筒、２……バーナボデイ、４……保
炎筒、５……バーナキヤツプ、７……バーナ蓋。
Claims (1)
- 液体燃料を気化しその気化ガスと燃焼空気とを
予混合して燃焼部へ供給する一端開口の気化筒
と、前記気化筒の開口に覆着し周壁に気孔を設け
て燃焼部とした無底筒状のバーナボデイと、この
バーナボデイの気孔を覆う如く周壁外周に張設し
た金網状の保炎筒と、前記バーナボデイの気化筒
とは反対側の開口に覆着したバーナキヤツプとを
備え、上記バーナキヤツプの内側にはバーナキヤ
ツプとの間に密閉した間隙を形成するバーナ蓋を
装着し、このバーナ蓋の外周縁はバーナボデイの
開口端部をバーナキヤツプとで挟持した液体燃料
燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984181803U JPH029230Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984181803U JPH029230Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61101218U JPS61101218U (ja) | 1986-06-27 |
| JPH029230Y2 true JPH029230Y2 (ja) | 1990-03-07 |
Family
ID=30739343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984181803U Expired JPH029230Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH029230Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6325408A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5580616U (ja) * | 1978-11-25 | 1980-06-03 | ||
| JPS56128916U (ja) * | 1980-02-28 | 1981-09-30 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP1984181803U patent/JPH029230Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61101218U (ja) | 1986-06-27 |
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