JPH0292240A - 粗揉機の茶葉温湿度制御方法 - Google Patents

粗揉機の茶葉温湿度制御方法

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JPH0292240A
JPH0292240A JP24217988A JP24217988A JPH0292240A JP H0292240 A JPH0292240 A JP H0292240A JP 24217988 A JP24217988 A JP 24217988A JP 24217988 A JP24217988 A JP 24217988A JP H0292240 A JPH0292240 A JP H0292240A
Authority
JP
Japan
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temperature
tea leaves
green tea
humidity
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24217988A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Katsusawa
勝澤 秋雄
Takushi Yokoyama
拓史 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATSUZAWA DENSHI GIJUTSU KK
Original Assignee
KATSUZAWA DENSHI GIJUTSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、製茶工程における粗揉機内の茶葉およびこの
周辺温、湿度を目標値に制御する茶葉温湿度制御方法に
関するものである。
「従来技術」 製茶工程における粗揉機の揉み工程は、お〜むね、「葉
打ち工程」「より込み工程」「仕上げ工程」とに区分さ
れる。
l、葉打ち工程は、蒸気によって蒸された茶葉の表面に
付着した水分を乾すための工程で、温度風量ともに最大
として多量に粗揉機内へ送り込み、茶葉表面の不要水分
のみを素早く除去することを目的としている。
2、より込み工程は、茶温をはy一定温度(35〜37
°C位)になる程度の乾燥速度を維持する熱風!(熱り
を粗揉機内へ送り込む。[この工程では、熱量を多くす
ると温度上昇し、表面だけの乾燥現象が発生し、品質低
下につながる。又、熱量が低くすぎると時間が掛かり過
ぎ、変色したり味が落ちる。] 3、仕上げ工程は、正常乾燥であれば茶葉中の水分は十
分に減少しているため、熱風量は葉打ち工程に比べて非
常に少量に絞られる。
上記各工程において、粗揉機内へ送入する熱風量は、大
幅に且つ微妙に加減調節し、茶葉温度及び湿度を目標値
に制御する必要がある。即ち、各工程の茶温、茶葉の水
分率曲線を第4図に示す。
茶温曲線Aは、葉打ち工程では水分率(400〜500
%)が多いため、低温域から徐々に上昇し、32〜42
°C前後の最適温度に終始保持する必要がある。これに
対する水分率曲線はBの如くとなり、最終工程での水分
率(湿度)は60〜40チに制御される必要がある。
ところが、現在の粗揉機の構造は第1,2図に見る如(
、粗揉機本体Sの腸内1には茶葉2のより手3を備え、
このより手3は30〜40 rpm程度の回転数にモー
タM1で駆動される。上記腸内lへ送り込む熱風(50
°〜140’C)は、−次空気QlがモータM2により
駆動されるファンFで火炉B’eの外周壁表面に送られ
、ここでバーナーBNからの燃焼ガスにより高温に熱交
換される。この熱風温度は、入口の温度センサTHI及
び胴底部の温度センサ1’ I−12により検出され、
設定温度となるようサーモコントローラCOで制御され
る。
上記粗揉機Sにおいて、Q2の熱風量を小さく絞ると、
Q2の速度も低下し、側内底部の茶葉2まで熱風Q2が
到達できず、Q3の様な流れとなる。従って、茶温が低
下Aの如く    −恥傘椿泰となり、茶温A及び水分
率が目標値AO。
BOから外れた不適正値となる。この時、底竹部の温度
が外部放熱のため極端に低くなってしまう。
他方、上記不適正を補正するため熱風量Q2を多くする
と、茶葉表面の温度はAの如(上昇するも、腸内及び茶
葉周辺の空気換気率が上がり、このため茶葉湿度を適正
値Boから大幅に低下Bさせた茶葉表面の過乾燥(Q2
5−大)の状態となってしまう欠点がある。
この欠点は、仕上げ工程のより込みに入って、風量を絞
ると、茶温の低下に見舞われるため、茶温を所定値(3
2〜42°C)まで上昇すべく熱風量を増加すると、こ
の熱風による換気率の上昇で茶葉湿度が低下し、茶葉表
面乾燥が過度となり、適度の湿度と温度とを保持したよ
り込みが行なえず、製茶の品質を低下させている。
即ち、現状の粗揉機にお(・ては、湿度を低下させず、
茶温管理が出来る技術の開発が切望されている。特に、
水分の低い収穫期の茶葉を加工するとき、たちまち過乾
燥の状況に見舞われ、品質低下を起こす。
「発明が解決する問題点」 本発明は、上記粗揉機のもつ問題点を解決するための新
規な茶葉温湿度制御方法を提供するものである。
[問題点を解決する手段」 本発明は、腸内へ送り込まれる熱風(茶葉の温湿度を支
配)と側内底部に装備する平面加熱体(茶葉の温度のみ
を支配)との熱量バランスにより茶葉中の水分率を微妙
にコントロールする茶葉温湿度制御方法を提供すること
を目的とする。
即ち、その具体的手段は、粗揉機の腸内に外部火炉から
の熱風を送り込むと共に、側内底部に備えた平面発熱体
で側内底部の茶葉を加熱する様に成し、上記熱風量及び
平面発熱体の発熱量との混合加熱補正により適正茶葉温
湿度に制御する方法としたものである。
そして、第2の手段は、粗揉機の胴内に導入される熱風
の温度センサとからの温度情報に基づき、茶葉周辺温度
及び熱風温度をサーモコントローラにより目標茶温度値
に補正制御する方法としたものである。
更に、粗揉機腸内における胴下部の成性に平面発熱体を
備え、外部火炉からの熱風では加温されにくい胴下部の
茶葉が存在する周辺温度制御を行なう方法としたもので
ある。
「実施例」 第1.2図の粗揉機Sにおいて、胴内1の成性laには
、平面発熱体(電気ヒーター)Hが円弧形状で胴内壁に
截って取付けられ、その範囲も60〜90°の茶葉が存
在する領域は、胴内1の底部でもあることから、火炉B
からの熱風Q2が十分に届かず、しかも茶葉2の下側へ
の熱伝播が悪(、この部分の外部への放熱も大ぎい。こ
の部分に茶葉の湿度を支配せず、茶温のみを支配する平
面発熱体Hかもの発熱が、茶温を適正値に保持制御する
構成となっている。上記熱風Q2はサーモコントローラ
COの熱風量ツマミBCにより加熱され、茶温ツマjH
cにより茶温を適正値(33〜43°C)にコントロー
ルする。
上記温度及び熱風フントロールは、第3図の如く、温度
センサT H2からの温度情報と各設定ツマミBc、)
、ICからの設定情報とを各比較器10゜20がコンパ
レートし、その偏差情報を各サーモコントローラCo(
C1,C2)に出し、平面発熱体tl及び火炉Bコの熱
風量Q2を加減制御する。
上記火炉B2の熱風量Q2と平面発熱体I]の加熱量Q
5との混合茶温補正により、茶温は理想特性曲線Aに、
製茶工程の進行と共に制御される。即ち、熱風量Q2の
増加で川内茶温の温度上昇と叉度低下を制御し、発熱体
Hの加熱量Q5の増加で茶温のみ(湿度は一定)を上昇
制御する機能を持っている。
ここで、両者(Q2とQ5)の混合加減制御方法につい
て、第5〜7図で説明する。第5図は、茶温Aのコント
ロールに対して、発熱体Hの加熱量Q5を一定値とし、
熱風量Q2を加減制御する方式を示す。第6図は第5図
と逆に、発熱体Hの加熱量Q5を加減制御する方式を示
している。更に、第7図は発熱体Hの加熱量Q5と火炉
Bの熱風量Q2の両方を微妙に制御する方式を示してい
る。しかして、上記各制御方式において、熱風量Q2は
側内茶葉及びその周辺の温度フントロールと換気作用で
湿度コントロールとを支配し、加熱量Q5は茶葉内(成
性1aからの発熱)の温度コントロールをその茶葉湿度
を変化することなく支配でき、従来型の粗揉機に見られ
る火炉B二からの熱風量Q2だけによる茶温コントロー
ルでは不可能であった茶葉中の湿度を低下させることな
く温度フントロールを可能とする作用が発揮されるので
ある。
尚、本発明方法は、上記各実施態様に限定されないこと
勿論である。
「効果」 本発明の茶葉温湿度制御方法によれば、粗揉機内の茶葉
およびこの周辺の湿度を目標値に保つべく機能が熱風量
と揉み胴下部のヒーター加熱との調合制御により実行さ
れるから、製茶の品質を大きく左右する「より込み工程
から仕上げ工程」間の茶葉中の水分率管理が完全に理想
的に実施される。そして更に、茶葉中の水分が低い時期
に収穫した茶葉であっても、理想的な茶葉中の水分管理
が自動的に実行でき、茶葉中の水分の多少に係わりなく
品質の優れた製茶を得ることができる。
更に、火炉からの熱風が届きにくい底竹部の茶温低下が
、ここに備えた発熱体により熱補充される。この結果、
茶葉が存在し、より込みされる茶葉の周辺温度が適正値
に保持され、湿度管理と共に温度管理も実行され、良質
の製茶を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための粗揉機の側断面図、第
2図は正断面図、第3図はコントローラシステムのブロ
ック線図、第4図は製茶工程と水分率、茶温特性曲線図
、第5図は本発明制御方法の第1実施特性曲線図、第6
図は第2実施特性曲線図、第7図は第3実施特性曲線図
である。 S・・・粗揉機、l・・川内、1a・・・置物、2・・
・茶葉、3・・より手、BO・・・火炉、■]・・・平
面発熱体、Q2・・熱風量、Q5・発熱体の加熱量、T
Hl、THl・温度センサ、Co(C1,C2)・・・
サーモコントローラー A・・・茶温曲線、B・・・熱
風曲線。 横   山   拓   史 ! 厄 反 pり7乏−)J:ソL5−グ → 1y−t L、−、ニガ 才 ヨ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、粗揉機の胴内に外部火炉からの熱風を送り込む
    と共に、胴内底部に備えた平面発熱体で胴内底部の茶葉
    を加熱する様に成し、上記熱風量及び平面発熱体の発熱
    量との混合加熱補正により適正茶葉温湿度に制御するこ
    とを特徴とする粗揉機の茶葉温湿度制御方法。
  2. (2)、粗揉機の胴内に導入される熱風の温度センサと
    、胴内茶葉の温度センサとからの温度情報に基づき、茶
    葉周辺温度及び熱風温度をサーモコントローラにより目
    標茶温度値に補正制御する粗揉機の茶葉温湿度制御方法
  3. (3)、粗揉機胴内における胴下部の底竹に平面発熱体
    を備え、外部火炉からの熱風では加温されにくい胴下部
    の温度制御を行わせるようにしたことを特徴とする粗揉
    機の茶葉温湿度制御方法。
JP24217988A 1988-09-27 1988-09-27 粗揉機の茶葉温湿度制御方法 Pending JPH0292240A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255580U (ja) * 1988-10-18 1990-04-23
JPH05118644A (ja) * 1991-10-29 1993-05-14 Noritz Corp 風呂自動保温方法
JP2006204183A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Terada Seisakusho Co Ltd 撹拌型加熱処理装置と製茶方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05118644A (ja) * 1991-10-29 1993-05-14 Noritz Corp 風呂自動保温方法
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