JPH029164Y2 - - Google Patents

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JPH029164Y2
JPH029164Y2 JP1513184U JP1513184U JPH029164Y2 JP H029164 Y2 JPH029164 Y2 JP H029164Y2 JP 1513184 U JP1513184 U JP 1513184U JP 1513184 U JP1513184 U JP 1513184U JP H029164 Y2 JPH029164 Y2 JP H029164Y2
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JP
Japan
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valve
air
protrusion
valve seat
safety valve
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JP1513184U
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JPS60128083U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の技術分野》 本考案は、圧縮気体を供給する管路に配設され
る安全弁に関し、より具体的には安全弁の弁膜振
動等による異音の発生を防止すると共に、エアー
ポンプ特性のバラツキを調節吸収可能とした安全
弁に関する。
《従来技術とその問題点》 圧縮気体を供給する管路に配設する安全弁は機
器や配管等の破壊を防止するために用いられ、流
入気体が設定圧以上になると流体を吸き出し、圧
力を設定圧に保つように構成されている。例えば
この種安全弁は、第1図に示すように車輌用座席
に装備されるエアーマツト5へ圧縮空気を供給す
るための管路に設けられ、エアーマツト5内空気
圧を所定圧に保つために用いられている。即ちエ
アーポンプ1で圧縮されたエアーはエアーフイル
タ2で濾過され、逆止弁3を経てエアーホース4
によりエアーマツト5に供給される。エアーフイ
ルタ2より分岐したエアーホース6の先端には安
全弁7が設けられており、エアーマツト5が設定
圧になるとこの安全弁7が作動してエアーを大気
中へ排出するので、エアーマツト5内の圧内が一
定に保たれる。なお、エアーマツト5の空気抜き
を行う時は、エアーマツト5内のエアーは排気弁
8によつて外部に別途排出することが出来る。
ところが、上記の圧縮空気供給装置に用いる従
来の安全弁は、第2図に示すように安全弁7Aの
アウターケーシング7a内に、流入口を開閉する
弁膜7bと、弁膜7b及びガイド7cとを圧力に
応じて作動圧縮するためのバネ7dとから構成さ
れている。このため圧縮空気は、エアーマツト5
内の圧力が設定圧以上になると安全弁7から排出
されるが、その際に安全弁7の弁膜7b等が振動
して笛吹音等本来のエアー排出音以外の異音を発
生する。この異音は周囲の人に不快感を与え、特
に上例のような場合には、運転者その他の乗員に
甚だしい不快感を与えるという欠点があつた。一
方前記安全弁7の異音を解消するために、エアー
ポンプ1のエアー充填時間を予め設定する方法が
あるが、エアーポンプ1の供給力の特性にバラツ
キがあるために、エアー充填時間を画一的に設定
することが出来なかつた。
《考案の目的》 本考案は斯る事情に鑑みてなされたもので、安
全弁における上記異音を防止すると共に、エアー
ポンプのエアー充填時間を調節と、任意に決める
ことができ、しかもマツトの設定圧を調節可能に
して共用化が計れるようにした安全弁を提供する
ことを目的とする。
《考案の構成》 そこで本考案に係る安全弁は、圧縮気体を供給
する管路に配設される安全弁であつて、圧縮気体
を外部へ排気する排気孔を設け、且つ片側端面中
央に流量を調節するための突起部を形成した弁座
と、前記弁座を螺入するための開口及びこの開口
端面中央に弁座の突起を受容する受容部を形成す
ると共に、他端に圧縮気体を導入するための中空
突起を設けた弁枠とから構成したことを要旨とす
る。
《実施例の説明》 第3図は本考案の一実施例を示したもので、第
3図イは安全弁の断面図、第3図ロはその側面図
である。本考案の安全弁7Bは、排気孔71a及
び突起部71bを有する弁座71と、前記突起7
1bを受容する受容部72aを備えた開口72b
及び圧縮気体を導入する中空突起72cを有する
弁枠72とから成る。弁座71の外周及び前記開
口72b内周には夫々ネジ加工が施してあり、弁
座71は、弁枠72の開口72bに螺入されて安
全弁7Bを構成する。この安全弁7Bは、中空突
起72cをエアーホース6に差込むことにより当
該エアーホース6に接続され、エアーポンプPか
らの圧縮気体の一部をこの排気孔71aから外部
へ排出するようになつている。また、弁座71の
端面に形成した突起71bは、弁座71を密接す
るように形成してある。なおこの実施例ではこの
突起部71bの形状を略円錐台凸状に、受容部7
2aの形状を略円錐台凸状に夫々形成したが、互
いに嵌合し得る形状ならば他の形状に形成しても
良いことは云うまでもない。また、突起部71b
の他端面に設けた切溝71cは、弁枠72の開口
72bに螺入する際にドライバーを係合させる溝
である。一方、弁枠72は、その開口72b部に
前記弁座71を螺入し得ると共に、他端には中空
突起72cを設けてあるから、エアーポンプから
の圧縮気体の一部は、この中空突起72cの流入
口72dから、上記弁枠72内において開口72
bに螺入した弁座71によつて調節・形成される
空室72eへ導入される。
なお、圧縮気体をエアーマツト等に供給するた
めの流量は、予め使用エアーポンプの供給力(流
量及び吐出圧)に応じて、弁座71の突起部71
bと弁座72の受容部72aとの開口度合を調節
することにより任意に決めることが出来る。
《考案の効果》 上述の如く本考案の安全弁は、排気孔を設け、
且つ片側端面中央に流量を調節するための突起部
を形成した弁座と、前記弁座を螺入するための開
口及びこの開口端面中央に弁座の突起を受容する
受容部を形成すると共に、他端に圧縮気体を導入
するための中空突起を設けた弁枠とから構成した
ので、エアーポンプのエアー充填時間を任意に決
めることが出来る。更に従来の安全弁における弁
膜、ガイド、バネを使用しないので弁膜等の振動
に伴なう異音の発生を防止出来、又、マツトの設
定圧を調節可能にして共用化することが計れ得
る。且つ部品点数や組付作業の低減を図ることが
出来る。しかも排気孔を弁座に予め形成してある
ので、従来の安全弁に対して安全弁の故障が激減
する等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輌用座席のエアーマツトに用いられ
る圧縮気体供給装置を示す説明図、第2図は同装
置に用いた従来の安全弁を示す断面図、第3図は
同装置に適用した本考案に係る安全弁の一実施例
であり、第3図イは断面図、第3図ロは側面図で
ある。 1……エアーポンプ、2……フイルター、3…
…逆止弁、4,6……エアーホース、5……エア
ーマツト、7……安全弁、8……排気弁、71…
…弁座、71a……排気孔、71b……突起部、
71c……切溝、72……弁枠、72a……受容
部、72b……開口、72c……中空突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧縮気体を供給する管路に配設される安全弁
    であつて、圧縮気体を外部へ排出する排気孔を
    設け、且つ片側端面中央に流量調節するための
    突起部を形成した弁座と、前記弁座を螺入する
    ための開口及びこの開口端面中央に弁座の突起
    を受容する受容部を形成すると共に、他端に圧
    縮気体を導入するための中空突起を設けた弁枠
    とから成ることを特徴とする安全弁。 (2) 前記弁座が、突起部の他端面に切溝を形成し
    てある実用新案登録請求の範囲第1項記載の安
    全弁。
JP1513184U 1984-02-06 1984-02-06 安全弁 Granted JPS60128083U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1513184U JPS60128083U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 安全弁

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1513184U JPS60128083U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 安全弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60128083U JPS60128083U (ja) 1985-08-28
JPH029164Y2 true JPH029164Y2 (ja) 1990-03-06

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JP1513184U Granted JPS60128083U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 安全弁

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JPS60128083U (ja) 1985-08-28

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