JPH0291437A - エンジンの燃料噴射供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料噴射供給装置

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JPH0291437A
JPH0291437A JP24125588A JP24125588A JPH0291437A JP H0291437 A JPH0291437 A JP H0291437A JP 24125588 A JP24125588 A JP 24125588A JP 24125588 A JP24125588 A JP 24125588A JP H0291437 A JPH0291437 A JP H0291437A
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JP
Japan
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fuel
throttle valve
injector
air
engine
Prior art date
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JP24125588A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iwano
浩 岩野
Hiroshi Kuroiwa
弘 黒岩
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエンノンの燃料噴射供給装置、特に吸気ポー
ト部とスロットル弁部に各インジェクタを備えるものに
関する。
(従来の技術) 燃料噴射装置を備える電子制御エンジンが広く実用化さ
れており、こうしたエンジンでは全体のシステムがW%
10図に示すように組まれる。同図は各気筒の吸気ポー
ト部6に駆動パルスにて開閉するインジェクタ20を設
け、このインジェクタ20f)ljll弁パルス幅を制
御することで供給燃料量を制御するタイプのものである
このタイプでの燃料噴射について説明すると((株)鉄
道日本社発行の月刊誌「自動車工学J1986年1月号
第1月号頁ないし第114頁参照)、全気前同時噴射の
場合、次式(1)で表される燃料噴射パルス幅(T i
)がエンジン1回転につき2回点火タイミングに同期し
てインジェクタ20に出力される。
”ri==’rpxcoEF’xα+Ts      
・=(1)ここで、Tpはエア70−メータ11により
検出される吸入空気流量(Qa)と、クランク角センサ
12にて計測されるエンジン回転数(Ne)とがらT 
p= K C0N5TX Q a/ N e(K C0
N5Tは定数)にて計算される基本パルス幅、C0EF
は1と各種補正係数との総和、aは酸素センサ14から
の信号に基づいて得られる空燃比のフィードバック補正
係数、Tsはバッテリ電圧に応じる無効パルス幅である
。たとえば、C0EFの中に水温増量補正係数(KTW
)や始動及び始動後増量補正係数(KAS)があり、K
TWによれば水温センサ13にて検出される冷却水温(
Tw)が低いはどTpが増量され、KASによればクラ
ンキング中はTwが低いほど多(の燃料が、その後は一
定の割合で零になるまで増量される。つまり、冷間時は
噴射された燃料が気化しにくいため混合気の形成が困難
であり、気化しない燃料分だけ混合気が薄くなることを
考慮して、番目の燃料を供給することとしているもので
ある。
なお、通常の噴射タイミングは定常燃焼を良くするため
に吸入行程中とは同期しないようになっている。
また、加速時(スロットル弁スイッチ15のアイドル接
点がONからOFFになったとき)には、通常の噴射タ
イミングとは別に割込み噴射を行って、加速時の運転性
の改善を図っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、こうした装置では、冷間始動時での燃料増j
i?Ill正が燃費の悪化や空燃比の変動に伴うHCの
増大を招いたり、あるいは噴射された燃料で、α火プラ
グが濡れ烈火不能に陥る場合もある。
これらの原因は噴射された燃料粒子の挙動に関係するも
ので、冷間始動時には良好な混合気が形成されにくい点
にある。つまり、油滴は時間の経過とともに気化し、気
化燃料が油滴周囲の空気と拡散、混合して予混合気が形
成されるのであるが、シリンダ7に近い吸気ボー)86
で噴射する方式の場合、噴射された燃料が直ぐにシリン
ダ7へと流入するため、油滴が気化を行う時間が十分に
とれず、良好な混合気の形成が妨げられるからである。
また、気化できない燃料粒子は点火プラグに付着して液
膜を形成してしまうのである。
このため、油滴の気化だけを考えるならば、インジェク
タをシリンダ7から離して設けることであるが、そうす
ると、今度はシリンダ7に応答良く燃料を供給すること
ができなくなる。
この結果、燃料噴射の応答性を低下させることなく、燃
焼に必要な混合気を形成させることが要求されるのであ
る。
この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、吸気ポート部に設けるインジェクタの他に、スロ
ットル弁部にもインジェクタを取り付け、エンジン始動
時には低温であるほど必要燃料量を多くし、かつ低温に
なるほど必要燃料量のうちスロットル弁部に取り付けた
インジェクタから供給すべき分担割合を多くするように
した装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、第1図に示すように、吸気ポート部6に設
けられるインジェクタ20と、スロットル弁部に設けら
れるインジェクタ31と、エンノン温度(たとえば冷却
水温Twや油温)に応じた信号を出力するセンサ32と
、このセンサ出力に応じて必要燃料量としての始動時基
本噴射量(T sr)を算出する手段34と、始動時基
本噴射量のうちR記スロットル弁部インジェクタ31が
分担する割合(KD155T)を低温になるほど大きく
設定する手段35と、設定された分担割合KDISST
に応じて前記一対のインジェクタ31,20が供給すべ
き燃料噴射量(スロットル弁部インジェクタ31につい
てTit+ポート部インノエクタ20についてT ip
)を算出する手段36.37と、算出された燃料噴射量
を対応するインジェクタ31.20に出力する手733
8.39とを設けた。3は吸気マニホールド、7はシリ
ンダである。
(作用) エンジン低温時にスロットル弁部インジェクタ31から
必要燃料量の殆んどが供給されると、クランキングに伴
いスロットル弁回りを流れる気流にて、噴射燃料が砕か
れて微細化し、さらにスロットル弁下流の吸気マニホー
ルド3内で気化し周囲の空気と混合して予混合気がすみ
やかに形成される。このため、冷開時増量を従来のよう
に多くしなくとも、燃焼が安定し、かつ燃費も良(なる
また、ポート部6よりの燃料噴射が少なくて済むので、
シリンダ7内の点火プラグを濡らすことがない。
一方、暖機終了後の再始動時のようにエンジン高温時に
は、必要燃料量の総てがポート部インジェクタ20より
供給される。
(実施例) 第2図はこの発明の一実施例のシステム図で、エアクリ
ーナ(図示せず)、エア70−メータを通ってダクト1
から入る空気は、スロットル弁2で絞られ、吸気マニホ
ールド3のコレクタ部4から分岐部5を経て各気筒のシ
リンダ7に流入する。
吸気ポート部6にはインジェクタ20が吸気弁8に臨ん
で設けられる外、スロットル弁2の直ぐ上流にスロット
ル弁2に向けて燃料を噴射する別のインジェクタ31が
設けられ、一対のインジェクタ20.31はいずれもフ
ントロールユニット41からの駆動パルスにて駆動され
る。21は一定の燃圧に保たれる燃料ギヤラリである。
11はスロットル弁2上流の吸気通路に設けられるエア
70−メータで、スロットル弁部を流れる空気流量(Q
aLhro)に応じた信号を出力する。
12はクランク角の単位角度毎の信号とクランク角の基
準位置毎の信号を出力するクランク角センサで、単位角
度毎の信号はこれをコントロールユニット41内でカウ
ントすることによりエンジン回献敗(N e)が計測さ
れる。11はエンノンの冷却水温(Tw)を検出するセ
ンサで、エンジン温度を検出するセンサとして機能する
。14は酸素濃度センサ(02センサ)である。
マイクロコンビ二一夕から構成されるコントロールユニ
ット41には、エフ70−7−タ11゜クランク角セン
サ12.水温センサ13などからの信号が入力され、こ
れらの信号に基づいて点火時期制御信号を出力するとと
もに、始動時には第3図に示す動作を、また始動後には
N16図と第7図の動作を行って、一対のインジェクタ
20,31に駆動パルスを出力する。コントロールユニ
ット41内のROMには始動時及び始動後の燃料制御に
必要なデータが入っている。たとえば、始動時につき、
必要燃料量としての始動時基本パルス幅(TNT)のデ
ータと、そのうちスロットル弁部インジェクタ31が分
担すべき割合(KDIS5T)を決めるデータである。
ここに、フントロールユニット41は第1図の手段34
〜39の機能を備えるものである。
N43図は、始動時にだけ実行されるルーチンである。
始動時であることはイグニツシ層ンスイッチが“5TA
RT″になったことから判定する。
まず、ステップ51では冷却水温(Tw)に応じて始動
時基本パルス幅(TNT)を読み込む、燃料噴射方式で
は、インジェクタの開弁パルス幅が燃料噴射量に相当す
るので、TSTはそのときの冷却水温Twに対して必要
とされる燃料量に相当する。
TSTの特性を第4図に示すと、低温になるほど多くの
燃料量が供給されるようにTSTを設定する。
これは、低温になるほど噴射された燃料が気化しにくい
ので、それを補う必要があるからである。
さて、2つのインジェクタ20,31が設けられると、
いずれのインジェクタ31,20にどれだけの燃料量を
分担させるかが問題となる。そこで、始動時必要燃料量
のうちスロットル弁部インジェクタ31が分担する割合
(Ko+ss丁)を導入する。 KDI557の特性を
第5図に示すと、K DIsSTについてもTwに依存
させて設定する。つまり、低温になるほどK D15S
Tの値を大きくして必要燃料量の殆んどをスロットル弁
部インジェクタ31から供給させるようにする。これは
、クランキングによりスロットル弁下流に発生する負圧
や気化空間としての吸気通路を利用して、燃料が気化し
やすいように促すためである。また、所定値以上の高温
ではxo+ssrの値を零とする。こうしたK DI5
5Tはステップ52で読み込ませる。
この結果、各インジェクタ31,20の供給すべき燃料
量がTSTとKDI$STを用いて定まる。つまり、ス
ロットル弁部インジェクタ31についての燃料噴射パル
ス幅をTit1ポート部インジェクタ20についての燃
料噴射パルス幅をTipとすれば、TitとTipが各
々次式にて算出される(ステンブ53.54)。
Tit=T5yXKo+ss丁+Ts        
  −(2>T ip= T5TX (1−Kotss
r)+ Ts   ・・・(3)ただしsT5はバッテ
リ電圧に応じた無効パルス幅である。
なお、これらインジェクタ20,31による噴射タイミ
ングは吸気行程より前の一定の時期とし、エンジン回転
に同期して噴射させる。
この例の始動時の作用を説明すると、エンジンが低温で
あるほど始動時必要燃料量が多くされ、しかも必要燃料
量のうちスロットル弁部インジェクタ31の分担する割
合が大きくされるので、必要燃料量の殆んどがこのイン
ジェクタ31がら噴射される。始動時には、スロットル
弁2はわずがしか開いでいないので、クランキングによ
りスロットル弁下流に負圧が発生しでくると、インジェ
クタ31から噴射された燃料はこのスロットル弁回りを
流れる気流にて微粒化され、さらにコレクタ部4や分岐
部5を移動する間に気化し周囲の空気と混合していく、
つまり、低温時にはシリング7から遠(離れた位置でた
(さん噴くことにより予混合気がすみやかに形成される
よう促すのである。
このため、冷間時増量を従来のように多くしなくとも、
良好な予混合気を得て燃焼が安定するので始動性が向上
し、燃費も改善できる。また、ポート部6より@気弁8
に向けて燃料噴射を殆んどせずども済むので、微粒化す
る前の油滴がシリンダ7内の点火プラグに付着して液膜
化することもなく、失火を防止することができる。
一方、暖機終了後の再始動時のようにエンジン高温時に
は、スロットル弁部インジェクタ31からの燃料供給が
停止され、必要燃料量の総てがポート部インジェクタ2
0から噴射供給される。高温時は予混合気が容易に形成
されるので、わざわざシリング7から遠く離れた位置で
噴く必要はなく、この場合にもスe!7)ル弁部で噴く
とすれば、燃料がシリング7に達するのに応答遅れを持
つことになり却って好ましくないのである。
#6図と第7図は始s後についてのルーチンで、第6図
のルーチンではインジェクタ位置に応じて興なる基本パ
ルス幅(吸気ポート部6についてT91、スロットル弁
部についてT 92)を算出する。これは、スロットル
弁部を流れる空気流量とポート部を流れる空気流量(シ
リングに流入する空気流量にほぼ等しい)とが一致しな
くなる過渡時に、インジェクタ位置が相違しても一定の
空燃比(たとえば三元触媒・方式では8!論空燃比)を
得るために考慮されるものである。たとえば、加速時に
なると、第8図に示すように、スロットル弁部を流れる
空気流量(Qathro)が急増してオーバーシュート
現象を生じているのに対してシリング7に流入する空気
流量(Qacyl)はQ athroよりも緩やかな応
答で変化するので、両曲線の闇のずれに基づく誤差を解
消する必要があるのである。
したがって、ポート部6での基本パルス幅(Tpl)は
Qaeylに応じて算出して初めで理論空燃比の得られ
る燃料相当量となり、Qathroに応じでTplを算
出するとすれば、理論空燃比を外れて、三元触媒の転化
効率を落としぬる。空燃比は空気量と燃料量との比であ
るから、過渡時にあっても理論空燃比の混合気を得るた
めには、インジェクタ位置を通過する吸入空気流量に見
合った燃料量でなければならないのである。
このため、エフ70−メータ11にて測定されるQat
hroからは、信号のなまし処理(平滑化処理)により
Qacylを算出させろ(ステップ62)。第8図で示
すQathroとQaeylとの相対的な応答関係は、
吸気マニホールド3の空気容積の他、運転条件や過渡変
化の程度によって変わって(るので、平滑化を行うため
の定数は、運転条件や過渡の程度をパラメータとして予
め設定しておくことが望ましい。
そして、このQacylを用いて次式(4)により吸気
ポート部6での基本パルス幅(Tp+)を算出する(ス
テップ63)。
T p+= K C0N51X Q acyl/ N 
e     −(4)ここで、K C0N5Tは理論空
燃比を得るための定数である。実際には、Qacylと
NeとをパラメータとするT9+テーブルがROMに形
成されており、このテーブルを参照することにより求め
られる。
さらに、次式(5)にて実効パルス幅(TeI)を求め
る(ステップ64)。
Te1=TplXCOEFXff       =45
)ここで、C0EFは1と特定の運松条件(たとえば冷
間時)を考慮するための各種補正係数との総和、aは空
燃比のフィードバック補正係数で、これらの内容は従来
と同様である。
これに対して、スロットル弁部での基本パルス@(T9
2)は、Qatbroをそのまま用いて良く、T 92
= K C0N5TX Q athro/ N e  
   −°1(6)となる。
この場合の実効パルス幅(T C2)はTe2= TI
)2X COE F X (1−(7)である(ステッ
プ65 * 66 )−Q athroとNeをパラメ
ータとするテーブルを参照してTI2が求められること
など、Tplと同様である。
この結果、Telが吸気ポート部6で単独に燃料噴射を
行う場合に理論空燃比を得るための必要燃料量に相当し
、同様にしてTe2がスロットル弁部で単独に燃料噴射
を行う場合に理論空燃比を得るだめの必要燃料量に相当
する。
第7図は、一対のインジェクタ31.20.の各燃料噴
射パルス幅(T itとT ip)を算出するルーチン
で、始動後も分担割合(KDI5)を用いてスロットル
弁部インジェクタ31の燃料噴射パルス幅(Tit)と
ポート部インノエクタ20の燃料噴射パルス幅(T i
p)をそれぞれ次式(6)、(7)にて算出する(ステ
ップ71〜73)。
T it−T C2X K 015+ T s    
   =(6)T ip= TeIX(1−Ko+s)
+ Ts    ・=(7)ただし、K DI5は、必
要燃料量のうちスロットル弁部インジェクタ31の分担
割合であるが、始動後のものであり、したがって、その
内容は前述のK DI5STとは相違し、第9図に示す
ように、エンジン負荷(吸入空気流量)に応じた値とす
る。つまり、低負荷時にはスロットル弁部インジェクタ
31のみから必要燃料量のすべてを噴射し、この逆に高
負荷時にはポート部インジェクタ20セけがら噴射させ
るようにする。
これらインジェクタ20,31による噴射タイミングに
ついても、始動時と同様、吸入行程より前の一定の時期
とし、エンジン回転に同期して噴射させる。ただし、割
込み噴射のような非同期噴射を行うことはしない。
したがって、エンノン低負荷時には、スロットル弁下流
に大きな負圧が発達するので、スロットル弁部インジェ
クタ31がら必要燃料量の総てが噴射されると、スロッ
トル弁2の回りを流れる高速気流にて噴射燃料が微粒化
され、さらに吸気マニホールド内を移動する間に気化し
周囲の空気と混合していく。つまり、冷間始動時と同様
にして予混合気がすみやかに形成される。このため、燃
焼が安定し、燃費も改善できる。
なお、高負荷時にはスロットル弁部インジェクタ31か
ら噴射しても、スロットル弁2回りの気流速度が低下す
るため燃料の微粒化を行わせることができないので、高
負荷時になるとインジェクタ31からの噴射が停止され
、必要燃料量の総てがポート部インジェクタ20がら供
給される。
一方、低負荷からの加速時、たとえばインジェクタ20
の噴射が終了した後にスロットル弁2が大きく開かれる
場合には、すでに吸気マニホールド内に予混合気が満た
されているため、次の噴射タイミングまで待たずとも、
シリング7に流入する空気量の急増に対応して、吸気マ
ニホールド内に存在する予混合気がシリング7に流入す
る。つまり、インジェクタ20が機能しない間の燃料不
足が低負荷時に吸気マニホールド内に蓄えである予混合
気にて補われることになるので、シリング7内の混合気
が希薄化して失火することがなく、トルクがすみやかに
立ち上がる。この結果、加速性が十分に改善され、加速
時だからといって市込み噴射を行う必要がなくなろ。
さらに、各インジェクタ20,31を設けた位置での吸
入空気流量に見合った必要燃料相当、!l1(8激に立
ち上がるQatl+roに対しではTe2、ゆっくり立
ち上がるQacylに対してはTeI)が算出されると
、供給燃料1が一対のインジェクタ20131で分担さ
れるといっても、両インノエクタ20゜31から供給さ
れる燃料1は、合計としても理論空燃比の混合気を与え
る。この結果、加1時にも理論空燃比の混合気が得られ
るので、スムーズに加速が行なわれ、この逆に減速時に
は、空燃比が理論空燃比を外れてリッチ化することがな
いので、三元触媒の転化効率を落としめすに済む。
(発明の効果) この発明は、吸気ポート部に設けたインジエクタの他に
、スロットル弁部にも別のインジエクタを追加し、始動
時のエンジン温度が低いほど必要燃料量を増やし、かつ
エンジン温度が低いほどスロットル弁部インノエクタが
分担する割合を大きくするようにしたため、吸気マニホ
ールド内で予混合気が形成されることとなり、冷間始動
時に燃料増量をさほどすることなく安定した始動性が得
られるばかりか、燃費も改善され、かつ点火プラグが濡
れることに伴う失火を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
の一実施例の制御系のシステム図、第3図はこの実施例
の始!l1IIIL’?の制#動作を説明するための流
れ図、14図と第5図はこの実施例のT5TとKDIS
5Tの内容を示す特性図、第6図と第7図はこの実施例
の始動後の制御動作を説明するための流れ図、第8図は
加速時の吸入空気流量の変化特性を示す波形図、PpI
J9図は前記実施例のK [115の内容を示す特性図
、第10図は従来例のシステム図である。 2・・・スロットル弁、3・・・吸気マニホールド、4
・・・フレフタ部、5・・・分岐部、6・・・吸気ポー
ト部、7・・・シリンダ、11・・・エア70−7−タ
、12・・・クランク角センサ、13・・・水温センサ
、20・・・ポート部インジェクタ、31・・・スロッ
トル弁部インジエクタ、32・・・エンジン温度センサ
、34・・・始動時基本噴射量算出手段、35・・・分
担割合設定手段、36.37・・・燃料噴射量算出手段
、38.39・・・出力子151.41・・・コントa
−ルユニット。 特許出願人    日産自動車株式会社特許出願人  
  株式会社日立製作所第3 図 第4 図 第 5図 w 第6 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸気ポート部に設けられるインジェクタと、スロットル
    弁部に設けられるインジェクタと、エンジン温度に応じ
    た信号を出力するセンサと、このセンサ出力に応じて必
    要燃料量としての始動時基本噴射量を算出する手段と、
    始動時基本噴射量のうち前記スロットル弁部インジェク
    タが分担する割合を低温になるほど大きく設定する手段
    と、設定された分担割合に応じて前記一対のインジェク
    タが供給すべき燃料噴射量を算出する手段と、算出され
    た燃料噴射量を対応するインジェクタに出力する手段と
    を設けたことを特徴とするエンジンの燃料噴射供給装置
JP24125588A 1988-09-27 1988-09-27 エンジンの燃料噴射供給装置 Pending JPH0291437A (ja)

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JP24125588A JPH0291437A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 エンジンの燃料噴射供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014064759A1 (ja) * 2012-10-23 2014-05-01 トヨタ自動車株式会社 受電装置、送電装置および電力伝送システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014064759A1 (ja) * 2012-10-23 2014-05-01 トヨタ自動車株式会社 受電装置、送電装置および電力伝送システム

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