JPH029074A - テープカートリッジ - Google Patents
テープカートリッジInfo
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- JPH029074A JPH029074A JP63158759A JP15875988A JPH029074A JP H029074 A JPH029074 A JP H029074A JP 63158759 A JP63158759 A JP 63158759A JP 15875988 A JP15875988 A JP 15875988A JP H029074 A JPH029074 A JP H029074A
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- JP
- Japan
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- brake
- stopper
- slit
- tape
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- Granted
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 8
- 238000007667 floating Methods 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、不使用時に本体ケース内のテープリールの
回り止めを図るリールブレーキ手段に特徴を有するテー
プカートリッジに係り、このリールブレーキ手段の配設
部位に防塵対策を講じたものである。
回り止めを図るリールブレーキ手段に特徴を有するテー
プカートリッジに係り、このリールブレーキ手段の配設
部位に防塵対策を講じたものである。
本発明の、従来技術を添付図面を参照して説明すると、
本体ケース1の内部に、テープ2が巻かれる左右一対の
フランジ付きテープリール3・3と、図るリールブレー
キ手段14とが装備されていること、リールブレーキ手
段14が本体ケース1の底壁15上に摺動自在に装着さ
れるストッパー21と、該ストッパー21をブレーキ位
置に摺動付勢する手段とを含んでいること、ストッパー
21からは左右テープリール3・3のフランジ外周に係
合する左右一対のブレーキ片24・24を片持ち状に一
体連出しであること、本体ケース1の底壁15に該スト
ッパー21をブレーキ解除位置にここで使用されている
リールブレーキ手段14のストッパー21は、第8図に
示すごとくプラスチック製の摺動台23の前端部23a
の左右から前方に一対のブレーキ片24・24を片持ち
状に連出したものとなっている。そこではブレーキ解除
のためにストッパー21を後退摺動させると、第7図に
示すように左右のブレーキ片24・24が本体ケース1
の縦リブ20の先端部20aに接当して互いに内側に弾
性変形する。この際、各ブレーキ片24の基部に大きい
曲げ応力が発生し、長時間にわたり繰り返し使用されて
いるうちにクリープ現象によってブレーキ片24が元の
ブレーキ姿勢に十分復帰しなくなるおそれがあった。
本体ケース1の内部に、テープ2が巻かれる左右一対の
フランジ付きテープリール3・3と、図るリールブレー
キ手段14とが装備されていること、リールブレーキ手
段14が本体ケース1の底壁15上に摺動自在に装着さ
れるストッパー21と、該ストッパー21をブレーキ位
置に摺動付勢する手段とを含んでいること、ストッパー
21からは左右テープリール3・3のフランジ外周に係
合する左右一対のブレーキ片24・24を片持ち状に一
体連出しであること、本体ケース1の底壁15に該スト
ッパー21をブレーキ解除位置にここで使用されている
リールブレーキ手段14のストッパー21は、第8図に
示すごとくプラスチック製の摺動台23の前端部23a
の左右から前方に一対のブレーキ片24・24を片持ち
状に連出したものとなっている。そこではブレーキ解除
のためにストッパー21を後退摺動させると、第7図に
示すように左右のブレーキ片24・24が本体ケース1
の縦リブ20の先端部20aに接当して互いに内側に弾
性変形する。この際、各ブレーキ片24の基部に大きい
曲げ応力が発生し、長時間にわたり繰り返し使用されて
いるうちにクリープ現象によってブレーキ片24が元の
ブレーキ姿勢に十分復帰しなくなるおそれがあった。
そこで、ブレーキ片24の基部における弾性融通を大き
くとるために、第9図に示すように摺動台23の前端部
23aに左右のブレーキ片24を隔絶するスリット32
を形成したストッパー21が開発された。このストッパ
ー21によるとブレーキ片24を長期間にわたって確実
に機能さ°せることか可能となる。
くとるために、第9図に示すように摺動台23の前端部
23aに左右のブレーキ片24を隔絶するスリット32
を形成したストッパー21が開発された。このストッパ
ー21によるとブレーキ片24を長期間にわたって確実
に機能さ°せることか可能となる。
しかし、上記ストッパー21の摺動台23の下方には、
第4図および第5図に示すごとくケース底壁15に明け
た操作孔16があり、本体ケース1内のテープリール収
容部が前記スリット32および該操作孔16を介して外
気に連通ずる。そのため、大気中に含まれる浮塵が本体
ケース1内のテープリール収容部に侵入してテープ2に
触れ、悪影響を及ぼすことに気付いた。内蔵テープ2が
蒸着テープの場合は大気中の有害物質で磁性層が酸化腐
食するので、特にこの点が問題になる。
第4図および第5図に示すごとくケース底壁15に明け
た操作孔16があり、本体ケース1内のテープリール収
容部が前記スリット32および該操作孔16を介して外
気に連通ずる。そのため、大気中に含まれる浮塵が本体
ケース1内のテープリール収容部に侵入してテープ2に
触れ、悪影響を及ぼすことに気付いた。内蔵テープ2が
蒸着テープの場合は大気中の有害物質で磁性層が酸化腐
食するので、特にこの点が問題になる。
本発明は、このような実情に着目して提案されたもので
あり、ストッパー21におけるブレーキ片24の耐久性
を高めながら、前述の操作孔16およびスリット32を
介して本体ケース1内に浮塵が侵入するのをを効確実に
防止することを目的とする。
あり、ストッパー21におけるブレーキ片24の耐久性
を高めながら、前述の操作孔16およびスリット32を
介して本体ケース1内に浮塵が侵入するのをを効確実に
防止することを目的とする。
前述の基本構成からなるテープカートリッジにおいて、
ストッパー21には左右のブレーキ片24・24の連出
基部に両ブレーキ片24・24を隔絶する縦長のスリッ
ト32を形成し、このスリット32の中間に、左右に小
間隙34・34を残して防塵用の縦壁33を設けたもの
である。
ストッパー21には左右のブレーキ片24・24の連出
基部に両ブレーキ片24・24を隔絶する縦長のスリッ
ト32を形成し、このスリット32の中間に、左右に小
間隙34・34を残して防塵用の縦壁33を設けたもの
である。
スリット32の中間に設けた縦壁33は、本体ケース1
の底壁15に明けた操作孔16から侵入して来る浮塵が
ストッパー前部のスリット32を通って本体ケースl内
に直通状態で入るのを阻止する。
の底壁15に明けた操作孔16から侵入して来る浮塵が
ストッパー前部のスリット32を通って本体ケースl内
に直通状態で入るのを阻止する。
左右の小間隙34・34は、各ブレーキ片24の連出基
部が内側に弾性変形するのを容易にするよう働く。
部が内側に弾性変形するのを容易にするよう働く。
本発明によれば、スリット32に残存する小間隙34・
34でストッパー21における各ブレーキ片24の耐久
性を高めるものでありながら、ケース底壁15の操作孔
16ついで該スリット32を介しての大気中の浮塵が本
体ケース1内に侵入するのを縦壁33にて有効確実に防
止することができる。
34でストッパー21における各ブレーキ片24の耐久
性を高めるものでありながら、ケース底壁15の操作孔
16ついで該スリット32を介しての大気中の浮塵が本
体ケース1内に侵入するのを縦壁33にて有効確実に防
止することができる。
第1図ないし第7図は本発明に係るテープカートリッジ
の実施例として、81ビデオ用を例示している。
の実施例として、81ビデオ用を例示している。
第6図および第7図において、これの本体ケース1はプ
ラスチック製の上下ケース1a・1bを蓋合わせ状にね
じ結合してなり、本体ケース1の内部左右にテープ2が
巻かれるフランジ付きテープリール3・3を回転自在に
収容配備しである。
ラスチック製の上下ケース1a・1bを蓋合わせ状にね
じ結合してなり、本体ケース1の内部左右にテープ2が
巻かれるフランジ付きテープリール3・3を回転自在に
収容配備しである。
本体ケース1の前方左右にはテープガイド部材4・4が
設けられ、これらガイド部材4・4を介してテープ2は
一方のテープリール3からケース前面に繰り出されて他
方のテープリール3に巻き取られる。
設けられ、これらガイド部材4・4を介してテープ2は
一方のテープリール3からケース前面に繰り出されて他
方のテープリール3に巻き取られる。
本体ケース1の前面にはビデオデツキ側のテープ引き出
しビンが下方から係入するポケット5が凹設されている
。また本体ケース1にこれの前面を開閉自在に閉合する
裏蓋7付きの前蓋6が枢着されており、不使用時にはガ
イド部材4・4間に巻き掛けたテープ部分を前M6とN
Mlとで覆って磁性面を保護する。デツキに装着したと
きには、前蓋6および裏蓋7が上向きに開放されてポケ
ット5に下方から挿入されるデツキ側のテープ引き出し
ピンでテープ2がケース前方に引き出し可能となる。
しビンが下方から係入するポケット5が凹設されている
。また本体ケース1にこれの前面を開閉自在に閉合する
裏蓋7付きの前蓋6が枢着されており、不使用時にはガ
イド部材4・4間に巻き掛けたテープ部分を前M6とN
Mlとで覆って磁性面を保護する。デツキに装着したと
きには、前蓋6および裏蓋7が上向きに開放されてポケ
ット5に下方から挿入されるデツキ側のテープ引き出し
ピンでテープ2がケース前方に引き出し可能となる。
各テープリール3はハブ9の上下にフランジ10・1)
を有し、下フランジ1)の外周に係合歯12が連続形成
されており、上ケース1aの内面に固定したリール押え
ばね13でリール回転中心が押し下げ付勢されている。
を有し、下フランジ1)の外周に係合歯12が連続形成
されており、上ケース1aの内面に固定したリール押え
ばね13でリール回転中心が押し下げ付勢されている。
本体ケース1内の後方の左右中央部位には、不使用時に
各テープリール3の回り止めを図るリールブレーキ手段
14が組み込まれている。すなわち、下ケースlb側の
該当部位には、第4図および第5図に示すごとく本体ケ
ース1の底壁15に前後に長い操作孔16を明け、この
ケース底壁15の内面上に該操作孔16をはさんで左右
平行に走る前後向きのガイド17・17と、両ガイド1
7の外側をこれと平行に走る前後向きの受け18・18
とをそれぞれ一体に立設し、両ガイド17の対向する内
面上端に抜は止め突条19を張り出し形成しである。こ
れらガイド17および受け18の各前端は、リール中心
を曲率中心として底壁15から立設された円弧状の縦リ
ブ20に接続しである。
各テープリール3の回り止めを図るリールブレーキ手段
14が組み込まれている。すなわち、下ケースlb側の
該当部位には、第4図および第5図に示すごとく本体ケ
ース1の底壁15に前後に長い操作孔16を明け、この
ケース底壁15の内面上に該操作孔16をはさんで左右
平行に走る前後向きのガイド17・17と、両ガイド1
7の外側をこれと平行に走る前後向きの受け18・18
とをそれぞれ一体に立設し、両ガイド17の対向する内
面上端に抜は止め突条19を張り出し形成しである。こ
れらガイド17および受け18の各前端は、リール中心
を曲率中心として底壁15から立設された円弧状の縦リ
ブ20に接続しである。
下ケース1bに組みつけられるリールブレーキ手段14
の構成部材としては、ストッパー21とコイルばね22
とがある。
の構成部材としては、ストッパー21とコイルばね22
とがある。
ストッパー21は、第3図に示すごとくプロ・ツク状の
摺動台23と、該摺動台23の前端左右から前方に光拡
がり片持ち状に突設されたブレーキ片24・24と、摺
動台23の上面の左右中央部位に突設された前後向きの
リブ25と、該リブ25の上下中間部から左右に張り出
し形成した水平板部26とを有するプラスチック成形品
である。
摺動台23と、該摺動台23の前端左右から前方に光拡
がり片持ち状に突設されたブレーキ片24・24と、摺
動台23の上面の左右中央部位に突設された前後向きの
リブ25と、該リブ25の上下中間部から左右に張り出
し形成した水平板部26とを有するプラスチック成形品
である。
摺動台23の下面に前記操作孔16を介してデツキ側の
ブレーキ解除部材の係入を許す係合穴27が形成されて
いる。
ブレーキ解除部材の係入を許す係合穴27が形成されて
いる。
このストッパー21は下ケース1bにテープリール3・
3を組み込んだのち、前記摺動台23を左右のガイド1
7・17間に上方から押し込み嵌合する。このとき両ガ
イド17・17は左右外側方に弾性変形して摺動台23
の押し込み嵌合を許す。ストッパー21を完全に装着し
た状態において、第5図に示すごと(水平板部26の下
面が両受け18・18の上端で前後摺動自在に吊り下げ
状態で受は止め支持されるとともに、摺動台23の上面
の左右に両ガイド17・17の突条19・19が近接対
向してストッパー21の上方への抜は出しを接当規制す
る。
3を組み込んだのち、前記摺動台23を左右のガイド1
7・17間に上方から押し込み嵌合する。このとき両ガ
イド17・17は左右外側方に弾性変形して摺動台23
の押し込み嵌合を許す。ストッパー21を完全に装着し
た状態において、第5図に示すごと(水平板部26の下
面が両受け18・18の上端で前後摺動自在に吊り下げ
状態で受は止め支持されるとともに、摺動台23の上面
の左右に両ガイド17・17の突条19・19が近接対
向してストッパー21の上方への抜は出しを接当規制す
る。
また、摺動台23の後面に形成した凹部28には、第4
図に示すごとくコイルばね29を嵌装し得る突起30を
設けてあり、この突起30にコイルばね29を予め組み
つけた状態で両ガイド17・17間に摺動台23を押し
込み装着しながら、該ばね29を下ケース1bの後側壁
31の内側との間に組み込む。
図に示すごとくコイルばね29を嵌装し得る突起30を
設けてあり、この突起30にコイルばね29を予め組み
つけた状態で両ガイド17・17間に摺動台23を押し
込み装着しながら、該ばね29を下ケース1bの後側壁
31の内側との間に組み込む。
次にリールブレーキ手段14の作動を説明すると、スト
ッパー21はその摺動台23が両ガイド17・17に案
内されてブレーキ片24・24の先端が左右のテープリ
ール3・3の下フランジ外周の係合歯12に接当保合す
る前方のブレーキ位置と、ブレーキ片24・24の先端
が係合歯12から外れる後方のブレーキ解除位置とにわ
たって直線的に前後摺動自在であり、常態ではコイルば
ね29で前方のブレーキ位置に向けて常に押圧付勢され
ている。従って、テープカートリッジの不使用時には左
右のブレーキ片24・24の先端がこれ自体の弾性で左
右の各テープリール3側に拡開付勢されて、その先端が
下フランジ外周の係合歯12に常に係合し、各テープリ
ール3がテープ繰り出し方向に回転するのを阻止し、か
つコイルばね29によるストッパー21の前方への進出
付勢力で各ブレーキ片24・24が各テープリール3を
常にテープ巻き取り方向に回転させるように作用する。
ッパー21はその摺動台23が両ガイド17・17に案
内されてブレーキ片24・24の先端が左右のテープリ
ール3・3の下フランジ外周の係合歯12に接当保合す
る前方のブレーキ位置と、ブレーキ片24・24の先端
が係合歯12から外れる後方のブレーキ解除位置とにわ
たって直線的に前後摺動自在であり、常態ではコイルば
ね29で前方のブレーキ位置に向けて常に押圧付勢され
ている。従って、テープカートリッジの不使用時には左
右のブレーキ片24・24の先端がこれ自体の弾性で左
右の各テープリール3側に拡開付勢されて、その先端が
下フランジ外周の係合歯12に常に係合し、各テープリ
ール3がテープ繰り出し方向に回転するのを阻止し、か
つコイルばね29によるストッパー21の前方への進出
付勢力で各ブレーキ片24・24が各テープリール3を
常にテープ巻き取り方向に回転させるように作用する。
テープカートリッジをデツキに装填すると、摺動台23
に設けた係合穴27が操作孔16に常に臨んでいるので
、デツキ例のブレーキ解除部材が操作孔16を介して係
合穴27に係入し、これでストッパー21これ全体がコ
イルばね29に抗してブレーキ解除位置に後退摺動し、
各ブレーキ片24・24は後方への移動につれて縦リプ
2oの先端部20aとの摺接で互いに内側に押圧変形さ
れ、ブレーキ片24の先端が各テープリール3のフラン
ジ外周から外れ、各リール3が自由回転状態となる。
に設けた係合穴27が操作孔16に常に臨んでいるので
、デツキ例のブレーキ解除部材が操作孔16を介して係
合穴27に係入し、これでストッパー21これ全体がコ
イルばね29に抗してブレーキ解除位置に後退摺動し、
各ブレーキ片24・24は後方への移動につれて縦リプ
2oの先端部20aとの摺接で互いに内側に押圧変形さ
れ、ブレーキ片24の先端が各テープリール3のフラン
ジ外周から外れ、各リール3が自由回転状態となる。
本発明は、かかるリールブレーキ手段14において、ス
トッパー21を次のように改良した点に特徴を存する。
トッパー21を次のように改良した点に特徴を存する。
すなわち、第1図ないし第3図において、摺動台23の
前端部23aには左右のブレーキ片24・24を隔絶す
るための縦長のスリット32を形成し、以て各ブレーキ
片24・24が左右に弾性変形する際の基部における弾
性融通を大きくして応力の拡散を図る。かくして、この
スリット32の左右中央に、前方に向けて先細り断面形
状の縦壁33を上壁面から垂設する。この際、縦壁33
と摺動台23の前端部23aとの間には、該前端部23
aの内方への弾性変形を許す小間隙34・34を左右に
それぞれ残してあり、かつこの小間隙34・34はスリ
ット32と係合穴27とを前後に直通的に短絡しないよ
う第2図の横断平面視でラビリンス状に構成し、操作孔
16を介して保合穴27に入ってきた浮塵が前記スリッ
ト32を通してケース内部に容易に侵入しないようにし
た。
前端部23aには左右のブレーキ片24・24を隔絶す
るための縦長のスリット32を形成し、以て各ブレーキ
片24・24が左右に弾性変形する際の基部における弾
性融通を大きくして応力の拡散を図る。かくして、この
スリット32の左右中央に、前方に向けて先細り断面形
状の縦壁33を上壁面から垂設する。この際、縦壁33
と摺動台23の前端部23aとの間には、該前端部23
aの内方への弾性変形を許す小間隙34・34を左右に
それぞれ残してあり、かつこの小間隙34・34はスリ
ット32と係合穴27とを前後に直通的に短絡しないよ
う第2図の横断平面視でラビリンス状に構成し、操作孔
16を介して保合穴27に入ってきた浮塵が前記スリッ
ト32を通してケース内部に容易に侵入しないようにし
た。
図示例の全容は以上のようになっているが、テープカー
トリッジの形態によってはリールブレーキ手段14が本
体ケース1内の前方の左右中央部位に配されていてもよ
い。前記ばね29はストッパー21から舌片状に一体連
出されていてもよい。
トリッジの形態によってはリールブレーキ手段14が本
体ケース1内の前方の左右中央部位に配されていてもよ
い。前記ばね29はストッパー21から舌片状に一体連
出されていてもよい。
第1図ないし第7図は本発明の実施例を示しており、
第1図はリールブレーキ手段のストッパー゛を下面側か
ら見た斜視図、 第2図は該スト・7パーの前部における横断平面図、第
3図はリールブレーキ手段の分解斜視図、第4図はリー
ルブレーキ手段の縦断側面図、第5図は第4図における
V−V線断面図、第6図はテープカートリッジの上ケー
ス取外し状態での全体平面図、 第7図はリールブレーキ手段の拡大平面図である。 第8図は従来例におけるストッパー前部の横断平面図で
ある。 第9図は更に改良された別の従来例のストッパー前部の
横断平面図である。 1・・・・・本体ケース、 2・・・・・テープ、 3・・・・・テープリール、 1)・・・・テープリールのフランジ、14・・・・リ
ールブレーキ手段、 15・・・・本体ケースの底壁、 ・操作孔、 ・ストッパー ・ブレーキ片、 ・ばね、 ・スリット、 ・縦壁、 ・小間隙。 発 明 者 水 谷 光
特 許 出 願 人 日立マクセル株式会社第 第 図 第 図 第 図
ら見た斜視図、 第2図は該スト・7パーの前部における横断平面図、第
3図はリールブレーキ手段の分解斜視図、第4図はリー
ルブレーキ手段の縦断側面図、第5図は第4図における
V−V線断面図、第6図はテープカートリッジの上ケー
ス取外し状態での全体平面図、 第7図はリールブレーキ手段の拡大平面図である。 第8図は従来例におけるストッパー前部の横断平面図で
ある。 第9図は更に改良された別の従来例のストッパー前部の
横断平面図である。 1・・・・・本体ケース、 2・・・・・テープ、 3・・・・・テープリール、 1)・・・・テープリールのフランジ、14・・・・リ
ールブレーキ手段、 15・・・・本体ケースの底壁、 ・操作孔、 ・ストッパー ・ブレーキ片、 ・ばね、 ・スリット、 ・縦壁、 ・小間隙。 発 明 者 水 谷 光
特 許 出 願 人 日立マクセル株式会社第 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- (1)本体ケース1の内部に、テープ2が巻かれる左右
一対のフランジ付きテープリール3・3と、不使用時に
両テープリール3・3の回り止めを図るリールブレーキ
手段14とが装備されており、リールブレーキ手段14
は、本体ケース1の底壁15上に摺動自在に装着される
ストッパー21と、該ストッパー21をブレーキ位置に
摺動付勢する手段とを含み、 ストッパー21からは、左右テープリール3・3のフラ
ンジ外周に係合する左右一対のブレーキ片24・24を
片持ち状に一体連出してあり、本体ケース1の底壁15
に該ストッパー21をブレーキ解除位置に後退摺動させ
る操作孔16を明けてあり、 前記ストッパー21には左右のブレーキ片24・24の
連出基部に両ブレーキ片24・24を隔絶する縦長のス
リット32を形成してあり、このスリット32の中間に
、左右に小間隙34・34を残して防塵用の縦壁33が
配設されていることを特徴とするテープカートリッジ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15875988A JPH0775113B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | テープカートリッジ |
KR1019890008427A KR0130770B1 (ko) | 1988-06-24 | 1989-06-19 | 테이프 카트리지 |
EP89111512A EP0347947A3 (en) | 1988-06-24 | 1989-06-24 | Tape cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15875988A JPH0775113B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH029074A true JPH029074A (ja) | 1990-01-12 |
JPH0775113B2 JPH0775113B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=15678722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15875988A Expired - Fee Related JPH0775113B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-27 | テープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775113B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62139628A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | タキロン株式会社 | イオン導電性高分子粘着剤 |
US5297754A (en) * | 1992-06-22 | 1994-03-29 | International Business Machines Corporation | Tape reel with brake and dust shield |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP15875988A patent/JPH0775113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62139628A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | タキロン株式会社 | イオン導電性高分子粘着剤 |
JPH0376131B2 (ja) * | 1985-12-13 | 1991-12-04 | Takiron Co | |
US5297754A (en) * | 1992-06-22 | 1994-03-29 | International Business Machines Corporation | Tape reel with brake and dust shield |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0775113B2 (ja) | 1995-08-09 |
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