JPH029026Y2 - - Google Patents

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JPH029026Y2
JPH029026Y2 JP15022382U JP15022382U JPH029026Y2 JP H029026 Y2 JPH029026 Y2 JP H029026Y2 JP 15022382 U JP15022382 U JP 15022382U JP 15022382 U JP15022382 U JP 15022382U JP H029026 Y2 JPH029026 Y2 JP H029026Y2
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JP
Japan
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piece
door frame
locking
door
crescent lock
Prior art date
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JP15022382U
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JPS5954668U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクレセント錠を用いた引違い戸の施錠
状態を、遠隔場所で確認でき錠の掛け忘れを防
ぎ、家屋の安全と防犯とを図りうる施錠装置に関
する。
従来、クレセント錠に、施錠により突出する識
別片を設けてその施錠状態を確認するものがある
が、このものは各錠ごとに1つづつ巡回し目視に
より確認しなければならず、手間を要する他確認
忘れにより不安全となる。
本考案はクレセント錠の回動により上下動する
作動片を用いることを基本として、いわゆる戸、
又は窓のような開口部に設ける戸の施錠状態を遠
隔場所で確認でき、防犯性と安全性とを高めうる
施錠装置の提供を目的とし、以下その一実施例を
図面に基づき説明する。
図において本考案の施錠装置1は、引違い戸2
の一方の戸枠3の側面に取付くクレセント錠5に
連係する作動片6を具え、該作動片6により、戸
開口枠7に設ける、クレセント錠5の回動を表示
する表示具9に接続されるスイツチSを作動する
一方、前記戸枠3に、他方の戸枠4の突片3と当
接可能なロツク金具16を付設している。前記引
違い戸2は、室内側に位置する前記一方の戸枠3
と他方の戸枠4とを有し、戸枠3,4の上端は前
記戸開口枠7の上の枠材21に設ける摺動溝22
を該戸開口枠7と平行な前後の向きにスライドす
る。戸枠3,4は略日字状の横断面を有する枠材
23を矩形に配してなり、その向き合う面に設け
た溝により、ガラス板24を、枠材23の前記溝
に充填した水密材を用いて嵌着しており、また閉
止状態において近接する縦の枠材23a,23b
には、その向き合う面に、該面に直交する基片2
6a,26bの先端に、折り曲げ片27a,27
bを設けたL字状の水切り片11,12を突設
し、戸枠3,4の閉止状態において、折り曲げ片
27a,27bが互いに嵌まり合うことにより雨
水が室内側に浸入するのを遮水する。又他方の戸
枠4の縦枠材23bには、前記水切り片11,1
2により遮水される室内側に位置して、室に向か
つて突出する突片13が、受金具32の前記室に
向く内面に設けられる。
前記クレセント錠5は縦の枠材23aの側面に
取付く箱体29の外面で枢支され、その回動によ
り、半径長さを減じかつ除々に高くなる係止壁3
0を有し、縦の枠材23bに設ける受金具32先
端の鉤部33と係合することによつて、戸枠3,
4を引き寄せつつ反対方向に押圧できる。又支軸
の箱体内での突出端にはアーム39が取付けら
れ、該アーム39は、縦の枠材23aの後の溝部
に上下動可能に遊挿される前記作動片6に、連結
杆41を介して結合される。なお縦の枠材23a
の側面には上下に連続したスリツトを設けるとと
もに、箱体29には、連結杆41先端と作動片6
とを結ぶピン42が摺動する長孔43が穿設さ
れ、従つてクレセント錠5を回動し施錠すると
き、作動片6は上昇できる。作動片6は長尺の溝
形材からなり、クレセント錠5の解錠状態におい
て、その先端は、上の枠材23cと略整一し、従
つてクレセント錠5の回動によつて上の枠材23
cから突出する。
ロツク金具16は、箱体29の前壁で戸枠3に
沿つて水平動可能に挿入される支持軸45に、箱
体29に設ける孔部から突出して戸枠4側にのび
る押圧片47と、作動片46に向かつてのびる係
止片46とを有するL字片を固定しており、係止
片46は、作動片6の切欠き孔からなる係合部3
7に嵌入し、係止されることにより作動片6の上
下動を拘束できる。又押圧片47は、前記水切り
片11,12の室内側で突出する前記突片13
に、戸枠3,4の閉止状態において当接し、係止
片46を係合部37から引抜き拘束を解除する。
又支持軸45に外挿されるバネ50によつてロツ
ク金具16は、前記係止片46が前記係合部37
に係止される向きに付勢され、従つて開放状態で
は、係止片46が係合部37に係止していること
により、作動片6は常時上下動を拘束されてい
る。
前記スイツチSは、例えばリミツトスイツチで
あつて、戸開口枠7の摺動溝22に設ける挿通孔
51にその動作端を臨出させ、壁体に設ける凹部
内に収納、固定される。なお挿通孔51は、一方
の戸枠3の閉止状態における作動片6の上方位置
に開穿され、スイツチSは作動片6の上昇、当接
によりその作動を検知し、クレセント錠5の回動
を検出できる。
前記表示具9は、例えばパイロツトランプであ
り、第3図に示すように、本考案の施錠装置1が
採用される複数個の引違い戸2の各スイツチSに
直列接続される。
然して本考案の施錠装置1は、戸枠3,4の解
放状態では、前記のごとくロツク金具16の係止
片46が係合部37に係合し作動片6をロツク
し、従つてクレセント錠5の回動を阻止するた
め、受金具32がクレセント錠5から離間する、
前記解放位置での、クレセント錠5の不用意な回
動が阻止される。なお押圧片47が突片13と当
接するその閉止状態においてのみ、係止片46
は、作動片6の持上げを許容する。又作動片6の
上昇を前記のごとくスイツチSが検知し、全ての
引違い戸2が閉じた時のみ表示具9が点灯し、従
つて遠隔場所から引違い戸2の施錠状態が一目で
確認できる。又突片13の室外側には水切り片1
1,12が設けられ、ロツク金具16の部分から
の雨の吹き込み等を防止できる。
叙上のごとく本考案の施錠装置は、クレセント
錠に連係し上下動する作動片を有しかつ水切り片
を室外側に配した突片と当接するロツク金具によ
つて、戸枠がともに確実に閉止した状態において
のみ表示具を作動でき、その結果、防水を図りつ
つ錠の掛け忘れが未然に防止でき、防犯効果を向
上するとともに、解放状態での表示具の作動が防
止され、確実かつ安全に引違い戸の施錠を視認で
きるなお本考案の施錠装置において、作動片をク
レセント錠の回動より下方へ移動するごとく形成
し、また作動片を戸枠の上端部にのみ位置する小
片を用いて形設するとともにアームとはフレキシ
ブルワイヤを用いて連係するようにも構成でき、
またマイクロスイツチにかえて、作動片の接近を
検知するリードスイツチを用いるなど本考案の施
錠装置は種々な態様のものに変形できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の、クレセント錠部
分を例示する斜視図、第2図はスイツチ部分を例
示する斜視図、第3図は、表示具とスイツチとの
配線を例示する正面図である。 2……引違い戸、3,4……戸枠、5……クレ
セント錠、6……作動片、7……戸開口枠、9…
…表示具、11,12……水切り片、13……突
片、16……ロツク金具、S……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引違い戸の一方の戸枠に、その側面に取付くク
    レセント錠に連係してその回動により上下動でき
    かつ係合部を有する作動片を設けるとともに、戸
    開口枠に、前記作動片の上下動により動作しかつ
    クレセント錠の回動を表示する表示具に接続され
    るスイツチを設ける一方、戸枠の閉止状態におい
    て近接する各戸枠の縦枠材に、互いに嵌り合い室
    内への雨水を遮水する水切り片を設けるととも
    に、他方の戸枠の前記縦枠材に、前記水切片によ
    り遮水される前記室内側に位置しかつ室に向かつ
    て突出する突片を形成し、しかも前記一方の戸枠
    に、前記作動片の前記係合部に係止し該作動片の
    前記上下動を拘束する係止片と、該係止片に一体
    に設けられかつ戸枠の閉止状態において他方の戸
    枠の前記突片に押圧されることにより係止片の前
    記拘束を解除する押圧片とを有する水平動自在な
    ロツク金具および該ロツク金具を前記係止片が係
    合部に係止する向きに付勢するバネを配してなる
    施錠装置。
JP15022382U 1982-09-30 1982-09-30 施錠装置 Granted JPS5954668U (ja)

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JP15022382U JPS5954668U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 施錠装置

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JP15022382U JPS5954668U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 施錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS5954668U JPS5954668U (ja) 1984-04-10
JPH029026Y2 true JPH029026Y2 (ja) 1990-03-05

Family

ID=30333243

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JP15022382U Granted JPS5954668U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 施錠装置

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