JPH0290267A - シミュレーション装置の入出力遅延処理装置 - Google Patents

シミュレーション装置の入出力遅延処理装置

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JPH0290267A
JPH0290267A JP63241805A JP24180588A JPH0290267A JP H0290267 A JPH0290267 A JP H0290267A JP 63241805 A JP63241805 A JP 63241805A JP 24180588 A JP24180588 A JP 24180588A JP H0290267 A JPH0290267 A JP H0290267A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [81要コ 詳細遅延値を用いた論理設計モデルの論理シミュレーシ
ョンを実行するシミュレーション装置の入出力遅延処理
方式に関し、 論理設計モデルのゲート規模を制限することなく素子の
論理的遅延及び実線路長遅延を含む詳細な入出力遅延値
を考慮した論理シミュレーションの実行を目的とし、 論理設計モデルのネット番号の変化からイベント発生の
将来状態値を判定し、イベントの発生したNet値をタ
グ(teg)に、現在時刻とメモリから読出した素子の
論理的遅延及び実線路長遅延を考慮した入力及び出力の
各遅延値を加算して将来発生するイベント予測時刻を求
め、イベント予測時刻を時系列的にスケジューリングし
た後にイベントメモリに格納し、イベントメモリのイベ
ント予測時刻を使用して論理シミュレーションを実行す
るように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、詳細遅延値を用いた論理設計モデルの論理シ
ミュレーションを実行するシミュレーション装置の入出
力遅延値処理方式に関する。
コンピュータ等のハードウェアの論理設計を行なうCA
E (Computer Aided  Engine
ring )の分野においては、作成された論理設計モ
デルを検証するためのツールとしてシミュレーション装
置が使用されている。
このような論理設計モデルのシミュレーションにあって
は、論理設計モデルを構成する素子の種類毎に異なる論
理的入出力遅延値、更に実装時の実線路長に依存した遅
延値を考慮した詳細遅延値を取扱った論理シミュレーシ
ョン及びタイミングシミュレーションが要求される。
[従来技術] 従来、論理設計モデルの論理シミュレーションを実行す
るハードウェア・シミュレータにあっては、第6図に示
すように、論理設計モデルを構成する素子220〜25
0に対し入力遅延プリミティブ100〜210を付加し
、素子220〜250の入出力遅延をゼロデイレイとし
て取扱うと共に、素子の論理的遅延及び実線路長による
遅延を遅延プリミティブ100〜210の付加により作
り出す処理を行なっている。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、このような従来の遅延プリミティブの付
加による入出力遅延処理方式にあっては、遅延プリミテ
ィブの付加によってシミュレーション対象となる論理設
計モデルの処理ゲート規模が制限される問題がある。
例えばシミュレータが50万ゲート規模の論理設計モデ
ルに対する処理能力を持っていたとしても、遅延プリミ
ティブの付加により例えば25万ゲート規模に半減され
てしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、ゲート規模を制限することなく素子の論理遅延及
び実線路長遅延を含む詳細入出力遅延値を考慮した論理
シミュレーションを可能とするシミュレーション装置の
入出力遅延処理方式を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図であり、同図(a )に構
成を、同図(1) )に入出力遅延の処理対象となる素
子の一例を、更に同図(C)に入出力遅延処理の内容を
示す。
第1図において、まず本発明は、論理設計モデルを対象
に詳細遅延値を用いた論理シミュレーション(タイミン
グシミュレーションを含む)を実行するシミュレーショ
ン装置を対象とする。
このようなシミュレーション装置について本発明にあっ
ては、素子の論理的入力遅延および実線路長遅延を考慮
した入力遅延値(τdi)を格納した入力遅延値記憶部
10と:素子の論理的出力遅延及び実線路長遅延を考慮
した出力遅延値(τdo)を格納した出力遅延値記憶部
12と;論理設計モデルを構成する素子の論理演算を実
行すると共に、論理設計モデルにおけるネット値の変化
を判定してイベント状態値を出力する論理演算・イベン
ト判定部14と:論理演算・イベント判定部14による
イベント変化の通知を受けた際に、入力遅延値記憶部1
0及び出力遅延値記憶部12から読出された入力遅延値
(τdi)及び出力遅延値(τdo)を現在時刻(tc
)に加算して将来発生するイベント予測時刻(tr>を
演算する遅延値演算部16と;遅延値演算部16で順次
演算された複数のイベント予測時刻(tf)に対する時
系列的なスケジューリングを行なうイベントスケジュー
リング部18と;イベントスケジューリング部18でス
ケジューリングされたイベント予測時刻(tf)を格納
するイベント記憶部20と;を備え、イベント記憶部2
0に格納された素子の論理的遅延及び実線路長遅延を考
慮した入出力遅延値に基づくイベント予測時刻を使用し
て論理設計モデルの論理シミュレーションを実行するよ
うに構成する。
また入力遅延値記憶部10及び出力遅延値記憶部12の
それぞれには、発生イベントの立上り変化及び立下り変
化に対応した遅延値が個別に格納されている。
更に、素子の複数入力ラインに対する同時イベントの発
生が判定された時には、例えば4人力1出力プリミティ
ブでは、遅延値演算部16は、各入力ライン毎に入力遅
延値(τdil〜τdi4 )、出力遅延値(τdo)
及び現在時刻(tc>に基づいてイベント予測時刻(t
fl〜tf4 )を演算し、その中から最小入力遅延値
(τdi1)に対応するイベント予測時刻(tfl )
を選択して出力するように構成する。
[作用] このような構成を備えた本発明の入出力遅延処理方式に
あっては、論理設計モデルのシミュレーション実行に先
立って又はリアルタイムに論理設計モデルを構成する素
子の入力イベント発生に対し、論理的入出力遅延及び実
装時の線路長遅延を考慮した入出力遅延値に基づく出力
イベントの発生予測時刻が準備されることとなり、シミ
ュレーション装置で論理設計モデルを構成する素子に遅
延プリミティブを付加する処理が不要となるため、シミ
ュレーション対象となる論理設計モデルのゲート規模が
制限されない。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図である
第2図において、22はファンアウト先ポインタ(PT
R)を格納したファンアウト先メモリであり、メモリ制
御部24に与えられる論理設計モデルのネット番号26
に対応したファンアウト先ポインタ(PTR)がリード
される。
ファンアウト先メモリ22に続いては、ファンアウト先
ポインタ(PTR)に対応するファンアウト数を格納し
たファンアウト数メモリ28が設けられ、ファンアウト
数メモリ28は、メモリ制御部30に対するファンアウ
ト先メモリ22からのファンアウト先ポインタ(PTR
)に基づくリードアクセスを受けて対応するファンアウ
ト数がリードされる。
ファンアウト数メモリ28に続いては、メモリ制御部3
2により制御されるファンアウト先のネット番号を格納
したファンアウト先ネット番号メモリ34、基本モデル
を構成する素子の種別毎の立上り入力遅延値(実線路長
遅延を考慮した値)を格納した立上り入力遅延値メモリ
10−1、同じく立下り入力遅延値(実線路長遅延を考
慮した値)を格納した立下り入力遅延値メモリ10−2
、更にファンアウト側の遅延処理をゼロデイレイとして
取扱うか否かを設定するゼロデイレイフラグを格納した
ファンアウト側ゼロデイレイフラグメモリ36が設けら
れる。
メモリ制御部32は、ファンアウト数メモリ28から読
出されたファンアウト数に従って、ファンアウト先ネッ
ト番号メモリ34をリードアクセスし、ファンアウト先
ネット番号メモリ34から読出されたネット番号に対応
する立上り入力遅延値メモリ10−1からの立上り入力
遅延値、立下り入力遅延値メモリ10−2からの立下り
入力遅延値及びファンアウト側ゼロデイレイフラグメモ
リ36からのゼロデイレイフラグが読出される。
立上り入力遅延値メモリ10−1及び立下り入力遅延値
メモリ10−2の出力は選択手段としてのマルチプレク
サ38に与えられ、マルチプレクサ38はネット番号の
変化に基づく発生イベントの状態、即ち立上りか立下り
かに応じてメモリ10−1.10−2からの立上り入力
遅延値又は立下り入力遅延値のいずれか一方を選択する
マルチプレクサ38で選択された立上り入力遅延値又は
立下り入力遅延値は、最小入力遅延選択部40に与えら
れる。最小入力遅延選択部40は、マルチプレクサ38
から得られた複数のファンアウト先ネット番号に対応し
た立上り又は立下り入力遅延値の中から最小入力遅延値
を選択して、入力遅延値スタックメモリ42に格納する
以上が論理設計モデルのネット番号の入力に対する入力
遅延値の処理系統であるが、これに対しネット番号に対
応した出力遅延値の処理系統として、メモリ制御部44
、立上り出力遅延値メモリ12−1、立下り遅延値メモ
リ12−2及びマルチプレクサ46が設けられる。
更に、論理設計モデルのネット番号26は、論理演算・
イベント判定部14に与えられており、論理演算・イベ
ント判定部14−1にあっては、論理設計モデルを構成
する素子の論理演算を行なうと共に、ネット番号26の
変化からイベント発生を判定し、イベント発生を判定し
た立上り/立下りを出力するようにしている。また、論
理演算・イベント判定部14−1は、イベント発生状態
が立上りが立下りかを判定して、マルチプレクサ38及
び46を選択制御するようになる。
更に、遅延値演算部16はアキュームレータ4B、50
及びレジスタ52.54で構成され、アキュームレータ
48で入力遅延値スタックメモリ42に格納された入力
遅延値(τdi)とイベント発生現時刻レジスタ14−
2の現在時刻(tc )とを加算してレジスタ52に格
納する。また、アキュームレータ50は、マルチプレク
サ46の選択制御により得られた立上り又は立下り出力
遅延値(τdo)とレジスタ52に格納された(tc 
十τdi)とを加算し、将来発生するイベント予測時刻
(tf ’)を、 tr =tc +rdi+rd。
として求めてレジスタ54に格納する。
レジスタ54に格納されたイベント予測時刻(tf )
は、第1図の原理図に示したように、イベントスケジュ
ーリング部18に与えられてイベント予測時刻(tf 
)の時系列的なスケジューリングが行なわれ、スケジュ
ーリングされたイベント予測時刻(tf )はイベント
記憶部(イベントメモリ>20に格納されるようになる
ここで第2図の実施例に示したファンアウト先メモリ2
2、ファンアウト数メモリ28、ファンアウト先ネット
番号メモリ34、立上り入力遅延値メモリ10−1、立
下り入力遅延値メモリ1゜−2、ファンアウト側ゼロデ
イレイフラグメモリ36、立上り出力遅延値メモリ12
−1、及び立下り遅延値メモリ12−2については、シ
ミュレーション装置の初期化時にシミュレーションモデ
ル生成回路の接続及び基準値パラメータを格納したデー
タベースのアクセスによりメモリ内容の書込みを受ける
次に、第2図の実施例構成図について、本発明の入出力
遅延処理の処理動作を説明する。
今、シミュレーション対象となる論理設計モデルのネッ
ト番@26がシミュレーション装置に与えられたとする
と、メモリ制御部24によってファンアウト先メモリ2
2のリードアクセスを行なつてファンアウト先ポインタ
(PTR)がメモリ制御部30に対し読出される。ファ
ンアウト先メモリ22からのファンアウト先ポインタ(
PTR)を受けたメモリ制御部30は、ファンアウト数
メモリ28をアクセスしてファンアウト先ポインタ(P
TR)に対応するファンアウト数をリードしてメモリ制
御部32に出力する。ファンアウト数メモリ28からフ
ァンアウト数データを受けたメモリ制御部32は、ファ
ンアウト先ネット番号メモリ34のリードアクセスを行
なう。
このとき、ファンアウト先のネット番号26に基づき論
理演算・イベント判定部14−1はイベントタイプ、即
ち立上りか又は立下りかを判別してマルチプレクサ38
の選択制御を行なっている。
従って、メモリ制御部32によるファンアウト先ネット
番号メモリ34のリードアクセスで得られたファンアウ
ト先ネット番号に対応する立上り入力遅延値メモリ10
−1又は立下り入力遅延値メモリ10−2のいずれか一
方の入力遅延値が最小入力遅延選択部40に出力される
最小入力遅延選択部40は、マルチプレクサ38を介し
て読出されたファンアウト先ネット番号に対応した複数
の立上り又は立下り入力遅延値の中から最小となる入力
遅延値を選択する。
例えば第3図(a>に示すような4人力1出力の素子プ
リミティブ60を例にとると、入力A〜Dについて同時
刻でイベントが発生したとすると、素子プリミティブ6
0に対する各入力ラインの実線路長遅延を与えるCR酸
成分の付加を考慮した遅延値(τdil )〜(τdi
4 )が読出され、例えば入力ラインA−Eの入力遅延
値(τdi1 )が最小であったとすると、最小入力遅
延選択部40は、入力遅延値テーブルの中から最小入力
遅延値(τdi1 )を選択して入力遅延値スタックメ
モリ42に格納するようになる。このとき最小入力遅延
値以外の入力遅延値はキャンセル処理されることになる
入力遅延値スタックメモリ42に対する最小入力遅延値
の格納が終了すると、論理演算・イベント判定部14−
1において、入力したネット番号26に基づく素子の論
理演算が実行される。この素子の論理演算は、演算スタ
ックリード、ネット番号ポインタの生成、ネット値出力
、演算処理用ファンクションコードのリードに基づいて
素子の演算処理が実行され、素子の出力ライン側のイベ
ント状態、即ち立上りか立下りかが判定される。
論理演算・イベント判定部14−1による論理演算結果
に基づくイベント判定により立上り又は立下りが判定さ
れると、立上り又は立下りの判定結果に応じてマルチプ
レクサ46が選択され、メモリ制御部44のリードアク
セスによって立上り出力遅延値メモリ12−1又は立下
り出力遅延値メモリ12−2から読出された立上り又は
立下り遅延値のいずれか一方が選択され、出力遅延値(
τdoQ)として遅延値演算部16のアキュームレータ
50に出力される。
続いて、入力遅延値スタックメモリ42に格納されてい
る入力遅延値(τdi)がアキュームレータ48に出力
されると同時に、イベント発生現時刻レジスタ14−2
における現在時刻(tc )がアキュームレータ48に
与えられ、アキュームレータ48で両者を加算してレジ
スタ52に(tc+τdi)が格納される。続いて、ア
キュームレータ50によるレジスタ52の格納値(tc
+τdi)とマルチプレクサ46から与えられている出
力遅延値(τdo)とが加算されてイベント予測時刻(
tf )が求められ、レジスタ54に格納される。
レジスタ54に格納されたイベント予測時刻(tf)は
不図示のイベントスケジューリング部18を受けてイベ
ントメモリ20に格納される。
以下、同様にしてネット番号26の変化を論理演算・イ
ベント判定部14−1で判定する毎に、ネット番号26
に対応した入力遅延値と出力遅延値、更に現時刻とによ
りイベント予測時刻の演算処理が繰り返されることにな
る。
第3図は第2図の実施例において、4人力1出力の素子
プリミティブ60を対象とした本発明の遅延値処理説明
図である。
第4図の4人力1出力の素子ブリミゾイブ60について
、4人力A−Dについて現在時刻(tc )で同時にイ
ベントが発生したとすると、入力ラインAE−DHの実
線路長に対応した遅延を考慮した入力遅延値テーブルに
示す入力遅延値(τdil )〜(τd14)が読出さ
れ、また出力遅延値テーブルに素子プリミティブ60の
論理的遅延及び出力ラインIJの実線路長遅延を考慮し
た出力遅延値(τdoo )が得られる。
従って、4つ入力ラインの同時イベント発生時刻に対す
る素子プリミティブ60の出力点Jにおけるイベント予
測時刻(tf )としては、図示の4つのイベント予測
時刻(tf1)〜(t f4)が得られる。
ここで、入力遅延値が(τdil )〜(τdi4 )
の順に大きかったとすると、最小入力遅延値Min(τ
di)は入力ラインAEの入力遅延値(τdil >と
なり、本発明にあっては、最小入力遅延値Min(τd
i)のみが選択されることから、素子プリミティブ60
の出力点Jにおけるイベント予測時刻は、最小イベント
予測時刻Min(tf>となり、最小入力遅延値(τd
il )を持つ入力ラインAEに対応したイベント予測
時刻(tf1)が入出力遅延値結果としてイベントメモ
リに格納されることになる。
即ち、第4図(b)のタイミングチャートに示すように
、時刻tcのイベント変化に対し入力遅延(τdil 
)と出力遅延(τdoQ)となる素子プリミティブ60
に対する入出力遅延特性が得られることになる。
第4図は第3図(a)に示した素子プリミティブ60に
続くネット番号の処理を示したもので、素子プリミティ
ブ60の出力は同じく4人力1出力の素子プリミティブ
62〜68に並列的に接続される。
この第4図(a)に示す素子構成に対しても、素子プリ
ミティブ62〜68の各入力ライン及び出力ラインにつ
いて、同様に入力遅延値及び出力遅延値が演算され、最
小入力遅延値に基づくイベント予測時刻(tf1)〜(
t f4)が演算される。
ここで、素子62〜68のイベント予測時刻(tf1)
〜(t f4)が第4図(b)のタイミングチャートに
示す関係にあったとすると、最も速い素子プリミティブ
62のイベント予測時刻(tf1)のみが選択され、他
のイベント予測時刻(tf2)〜(tf4)はキャンセ
ルされる。
更に、第4図は第2図の実施例に示したファンアウト側
ゼロデイレイフラグメモリ36のゼロデイレイフラグが
セット状態にあり、且つ素子プリミティブ62〜68の
出力遅延値に対するゼロデイレイフラグのセット状態に
あったときのイベント予測時刻(tfol ) 〜(t
fo4 )を示しテオリ、このように入出力遅延値のゼ
ロデイレイフラグが共にセット状態にあるときには、入
出力遅延値は共に零として取扱われ、同時イベント発生
時刻(tc >内でネット値の更新処理を行なう。
更に、出力遅延値のゼロデイレイフラグのみがセットさ
れている場合には、出力遅延値がゼロとして取扱われ、
この場合には入力遅延値のみが有効となって第4図(b
)に破線で示すイベント予測時刻が求められることにな
る。
第5図は第2図の実施例における入出力遅延処理の処理
ステップ説明図である。
第5図において、まずネット番号が得られると時刻■で
ファンアウト先ポインタが読出され、続いて時刻■でフ
ァンアウト数が読出され、更に時刻■でファンアウト先
ネット番号が読出され、時刻■で入力遅延値が読出され
る。続いて時刻■で最小入力遅延値が選択され、時刻■
でスタックメモリに格納される。続いて、時刻■でスタ
ックメモリに格納した最小入力遅延値が読出される。
一方、時刻■と同時刻の■において、並列的に論理演算
・イベント判定部14−1における論理演算のための演
算スタックリードが行なわれ、時刻■と同時刻の■でネ
ット番号ポインタが生成され、次の時刻[株]でネット
値が出力され、更に時刻■で演算処理用ファンクション
コードが読出されて、時刻@で素子の演算処理が実行さ
れ、時刻■で素子出力ライン側のイベント変化、即ち立
上り又は立下りが判定され、時刻[株]で出力遅延値が
リードされる。
一方、時刻のでスタックメモリ42に格納した最小入力
遅延値のリードが行なわれており、時刻■における素子
の論理演算処理と同時刻の[相]で入力遅延値にイベン
ト発生の現在時刻を加算する演算処理1が実行され、次
の時刻[相]で出力遅延値が読出されると同時刻■で時
刻[相]の演算処理1で得られた入力遅延値と現在時刻
の加算値に更に出力遅延値を加える演算処理2が実行さ
れる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、シミュレーシ
ョン装置で取扱う論理設計モデルのゲート規模を制限さ
せることなく、高速に詳細遅延値を用いた論理シミュレ
ーションを実行することができる。
また、素子プリミティブの論理長及び実装時の線路長に
よる入出力遅延を考慮した論理シミュレーションを実行
できるため、精度の高いタイミングチエツク(セットア
ツプ、ホールドタイム、レーシング、バスファイト等)
のチエツク、テストベリフィケーション処理を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3,4図は本発明の同時イベント発生時刻の遅延値処
理説明図; 第5図は本発明の処理ステップ説明図:第6図は従来方
式の説明図である。 図中、 10:入力遅延値記憶部 10−1:立上り入力遅延値メモリ 10−2:立下り入力遅延値メモリ 12:出力遅延値記憶部 12−1:立上り出力遅延値メモリ 12−2 :立下り出力遅延値メモリ 14−1:論理演算・イベント判定部 14−2:イベント発生現時刻レジスタ16:遅延値演
算部 18:イベントスケジュール部 20: 22: 24゜ 28: 34: 36: 38゜ 40: 42: 48゜ 52゜ イベント記憶部(イベントメモリ) ファンアウト先メモリ 30.32.44:メモリ制御部 ファンアウト数メモリ ファンアウト先ネット番号メモリ ファンアウト側ゼロデイレイフラグメモリ46:マルチ
プレクサ(MPX) 最小入力遅延選択部 入力遅延値スタックメモリ 50:アキュームレータ(ALLI) 54:レジスタ tf4−tc+rdi4 +rdoO−rdi4 +(
tc+rdoo )rdi1 <rdi2 <rdi3
 <τdi41yl+n (rdi) −rdiI Min (R) −tfl −rdil + (tc+
rdoo )(bl 参発日FLJI峙イヘ゛シトイ6工碕(りのi肇、延1
Lス1哩貌口月回第8図 べ19咽竺

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)論理設計モデルを対象に詳細遅延値を用いた論理
    シミュレーションを実行するシミュレーション装置に於
    いて、 素子の論理的入力遅延及び実線路長遅延を考慮した入力
    遅延値(τdi)を格納した入力遅延値記憶部(10)
    と; 素子の論理的出力遅延及び実線路長遅延を考慮した出力
    遅延値(τdo)を格納した出力遅延値記憶部(12)
    と; 前記論理設計モデルを構成する素子の論理演算を実行す
    ると共に、該論理設計モデルにおけるネット値の変化を
    判定してイベント状態値を出力する論理演算・イベント
    判定部(14)と; 該論理演算・イベント判定部(14)よりイベント変化
    の通知を受けた際に、前記入力遅延値記憶部(10)及
    び出力遅延値記憶部(12)から読出された入力遅延値
    (τdi)及び出力遅延値(τdo)を現在時刻(tc
    )に加算して将来発生するイベント予測時刻(tf)を
    演算する遅延値演算部(16)と; 該遅延値演算部(16)で順次演算されるイベント予測
    時刻(tf)に対し時系列的なスケジューリングを行な
    うイベントスケジューリング部(18)と; 該イベントスケジューリング部(18)でスケジユーリ
    ングされたイベント予測時刻(tf)を格納するイベン
    ト記憶部(20)と; を備え、該イベント記憶部(20)に格納された素子の
    論理的遅延及び実線路長遅延を考慮した入出力遅延値に
    基づくイベント予測時刻を使用して前記論理設計モデル
    の論理シミュレーションを実行することを特徴とする論
    理シミュレーション装置の入出力遅延処理方式。
  2. (2)前記入力遅延値記憶部(10)及び出力遅延値記
    憶部(12)のそれぞれは、発生イベントの立上り変化
    及び立下り変化に対応した遅延値を格納したことを特徴
    とする請求項1記載のシミュレーション装置の入出力遅
    延処理方式。
  3. (3)前記遅延値演算部(16)は、素子の複数の入力
    ラインに対する同時イベントの発生が判定された時には
    、各入力ライン毎に入出力遅延値τdi1〜τdi4、
    τdo)と現在時刻(tc)とに基づいてイベント予測
    時刻(tf1〜tf4)を演算し、最小入出力遅延値に
    対応するイベント予測時刻(tf1)を選択して出力す
    ることを特徴とする請求項1記載のシミュレーション装
    置の入出力遅延処理方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100714757B1 (ko) * 2000-03-16 2007-05-08 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 보호용 외측 슬리브를 갖는 광 가이드
US8656340B2 (en) 2010-06-02 2014-02-18 Fujitsu Limited Delay analysis apparatus, computer-readable recording medium having delay analysis program stored thereon, and delay analysis method

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