JPH028995A

JPH028995A - 物品貸出し機

Info

Publication number: JPH028995A
Application number: JP15877988A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Haraguchi; 原口　薫
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1988-06-27
Filing date: 1988-06-27
Publication date: 1990-01-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、例えば、カードを使用してビデオカセツ１
〜を貸出すビデオレンタル装置のように、多数の収納棚
に収納した貸出し物品から、ｊ双択された物品を取出し
て利用客に貸出し、利用客が返却した貸出し物品を所定
の収納棚に返却収納する物品貸出し機に関する。

（ロ）従来の技術上述例のビデオレンタル装置の場合、ビデ才力セントの
貸出しに対する管理は、装置に内蔵のファイルに貸出し
データを収録して行なっている。

上述のファイルは各収納棚に設定した棚番号に対応して
、貸出しフラグ、作品番号、貸出し日付等のデータを収
録するが、実際に収納棚に収納されたビデオカセットと
の対応はソフトの」二で管理している。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかし、上述のビデオカセットの収納において、係ｉに
よる交換収納時の収納棚間違い、または装置の誤収納等
のハード的な間違いで、設定された収納棚以外の場所に
収納されてしまうと、後の貸°［１しにおいて、利用客
か選択入力した作品とは違った作品を貸出してしまう問
題点を有し、さらには、返却収納時に所定の収納棚には
既に曲の作品か誤って収納されていることから、回収用
の収納棚に収納して、該作品の再度の貸出しができない
問題点等を有していた。

この発明は上述の問題点に鑑みて、実際の収納棚に収納
した物品とソフト的に管理している物品との対応を容易
に確認して、より確実に物品を管理することのできる物
品貸出し機の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、物品出入れ装置を駆動して、多数の収納棚
に収納された物品がら選択された物品を取出して放出し
、返却された物品を所定の収納棚に収納する物品貸出し
機であって、各収納棚に取付けて、物品の正常な収納状
態を検知するセンサと、各収納棚の物品貸出しデータを
収録したファイルと、ファイルにある収納棚の物品貸出
しブタと、該収納棚のセンサ動作状態とを比較して、物
品と収納棚との対応を判定する制御部とを備えた物品貸
出し機であることを特徴とする。

（ホ）作用この発明の物品貸出しく趨は、収納棚の物品が出入れさ
れる時のセンサの信号と、物品が貸出し返却されるとき
のファイルの物品貸出しデータとを制御部が比較するこ
とで、実際の収納棚の物品とファイルで管理している物
品との対応を判定する。

（へ）発明の効果」一連の結果、この発明によれば、ファイル上で管理し
ている収納棚の物品と、実際に収納棚にある物品との対
応が確認でき、選択入力された物品の正確な貸出しと、
返却された物品の正確な収納棚への収納とが実行できる
と共に、仮に係員が収納棚を誤って収納した場合、ある
いは、装置がＢｔｉ動作して誤って他の収納棚に収納し
た場合等は、これを即発見することができて、適切に処
理することかできる。

（ト）実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は物品貸出し機の一例としてビデオレンタル装置を
示し、第２図において、ビデオレンタル装：？１１０は
前面パネル１１の上部は、タイトル画表示部１２を設け
、この表示部１２には比咬的貸ｊ１１シ率の高いビデオ
カセットのタイトル画を表示エリアに表示している。一
方、各ビデオカセットは作品番号および収納している棚
番号を設定しており、前述の各表示エリアは該表示エリ
ア自体がスイッチを形成していて、この表示エリアを抑
圧操作すると、タイトル画で示すビデオ力セツ１〜の作
品番号および棚番号か入力される。

そして、上述のタイトル画表示部１２の右下角部には、
ビデオカセットの収出し返却口１３を形成している。

上述のタイトル画表示部１２の下部の前面パネル１１に
は、作品リスト帳１４の収納部１５を形成しており、こ
の作品リスト帳１４には前述のタイトル画表示部１２で
表示できなかった池のビデオカセットの作品名に対応し
て、作品番号および１１１１番号を集録している。

前述の前面パネル１１の上部右側にはＣＲ’ｒ’からな
る表示８１６を備え、該表示器１６は利用客に対する操
作子１１０、あるいは選択事項などの必要な事項を表示
する。

」一連の表示器１６の下部にあるファンクションキー１
７・・・は貸出しモード、返却モード、係員モト等の設
定されたモードを指定し、さらに、その下部にあるテン
キー１８は前述の作品リスト帳１４からビデオカセット
を選択して借出す場合に作品番号を入力する。

カード挿入口１つは利用客に付与したカードを挿入し、
このカードには利用客の会員コード番号のデータの他に
、貸出しデータを磁気記録している。

コイン投入口２０、紙幣投入口２１は使用料金、あるい
は追加料金を支払うために該当する貨幣を投入し、つり
銭放出口２２はつり銭を放出し、レシート放出口２３は
レシートを放出する。

第３図はビデオレンタル装置１０の内部のカセット出入
れ装置を示し、このカセット出入れ装置２５は、前面に
ビデオカセット２６を収納するカセット収納棚２７を格
子状に仕切って縦横に多数配備したカセット収納ケース
２８と、このカセット収納ケース２８に対してビデオカ
セット２６を自動的に出入れ操作するカセット出入れ構
造を備えた出入れユニット２つと、該出入れユニット２
９を各カセット収納棚２７・・・の前面出入れ位置に対
応させるように、垂直に移動させる垂直移動機構３０と
、水平に移動させる水平移動機構３１とで構成している
。

−Ｌ述の出入れユニット２９は、ビデオカセット２６を
１つずつ出入れ操作し、この出入れユニット２９は次に
述べる垂直移動ｆｉｉＡ３０で支持して垂直に移動操作
する。

Ｌ述の垂直移動機構３０は、垂直駆動モータＭ１を載設
した下基台３２と、上方に対応する上基台３３との基台
間を連結する昇降ガイド杆３４３１１と、上下基台３３
．３２間に張設支持した垂直チェーン３５とで梢成し、
上述の昇降カイト杆３・１．３４に、前述の出入れユニ
ット２９を昇降許容して支持すると共に、垂直チェーン
３５に連結し、この垂直チェーン３５を垂直駆動モータ
Ｍ１でＩｔ［ｇ動することに基づいて、出入れユニット
２つを垂直方向に移動操作する。

前述の水平移動機構３１は、水平駆動モータＭ２と、上
下一対の水平チェーン３６．３７と、同じく上下一対の
Ｌ下スライド軸３８．３９とで舗成し、カセット収納ケ
ース２８の上部前面に横架しな上スライド軸３８に、前
述の上基台３３をケス全幅に渡ってスライド許容して軸
支し、またカセット収納ケース２８の下部前面に横架し
た下スライド軸３つに、上述の下基台３２をケース全幅
に渡ってスライド許容して軸支すると共に、−Ｌ下のス
ライド軸３８．３９に沿って配設した上下の水平チェー
ン３６．３７には、上下の基台３３゜３２をそれぞれ一
体に連結して、これら水平チェーン３６．３７が水平駆
動モータＭ２の駆動力を受けることに基づいて、垂直移
動機構３０ごと、出入れユニット２９が水平方向に移動
操作する。

この場合、上下の水平チェーン３６．３７は、ループ状
に設けた両端部をチエ−シス１０ケツトｌｌＯ・・・を
介して張設支持しており、これら上下の水平チェーン３
６．３７か同期回転するように、長尺回転軸４１の上下
の軸端部に備えたチェーンスズ１コケツｌ〜４０．４０
に上下の水平チェーン３６．３７か噛合している。

また、各モータＭ１　、Ｍ２は、パルス信号に基づいて
、所定量回転駆動して、カセット収納ケス２８のカセッ
ト収納棚２７の所望の対応位置に、正確に位置決めさせ
ることかできる。

前述の出入れユニッ１−２９のカセット保持部４２、す
なわち、カセット収納棚２７から取出したビデオカセッ
ト２６を保持して、１１１面側の取出し返却口１３に放
出し、あるいは、取出し返却口１３に挿入されたビデオ
力セツ１〜２６を受入れて、所定のカセット収納棚２７
に返却収納するために、ビデオカセット２６を保持する
カセット保持部４２の内部には、ビデオカセット２６の
外面に付したバーコードを読取るためのバーコード読取
り器４３を皓えている。

上述のビデオカセｙｌ〜２６のバーコードは該ビデオカ
セット２６の作品番号および収納棚の！！１１番号をコ
ード化して付している。

第４図は前述のカセット収納ケース２８の裏面１１Ｆ＋
のカセット収納棚２７の一部分を示し、各収納棚２７・
・・の裏面側には、収納されたビデオカセット２６の収
納位置を規制する当板５２を設け、この当板５２の各カ
セット収納棚２７・・・と対向する位置には、収納され
たビデオ力セツ１〜２６と接するとＯＮＬ、ビデオカセ
ット２６か取出されるとＯＦＦして、ビデオカセット２
６の収納を検知する検知スイッチ５３・・・を取付けて
いる。

なお、各検知スイッチ５３・・・はそれぞれのカセット
収納棚２７に設定した棚番号に対応して設けている。

第５図はビデオレンタル装置１０の制御回路を示し、制
御部４５は、例えば、ＣＰＵで構成し、この制御部４５
はＲＯＭ４６と、ＲＡ　Ｍ　４７とを含み、ＲＯＭ　４
６はビデオレンタル装置１０を駆動制御するために、各
部の駆動制御を実行するプロクラムを格納し、ＲＡＭ４
７は必要なデータを記憶すると共に、後述する第６図の
貸出しファイルを構成する。

キーボー　ドユニット４８は前述のタイトル画表示部１
２のスイツチ、ファンクションキー１７、テンキー１８
を包括し、これらのスイッチおよびキーからの操作信号
を入力する。

カー　ドリーダ４つは前述のカード挿入口１つに投入さ
れたカード、すなわち、利用客に付与した後述のカード
に磁気記録されたデータの読取り、または新たなデータ
の磁気書込みを行なう。

貨幣処理ユニット５０は前述のコイン投入口２０、紙幣
投入口２１に投入されたコインまたは紙幣の真イ＾判定
および金種判定して投入金額を算出し、必要時にはつり
銭をつり残数出口２２に放出する。

プリンタユニット５１は使用′ｆＩ金、追加料金を大む
貸出しデータをジャーナル、レシートにプリントアラ１
〜し、レシートは前述のレシート放出口２３に放出する
。

さらに、各検知スイッチ５３・・・の出力信号はバッフ
ァ回路５４に入力されて、該回路５４で各カセット収納
棚２７・・・に設定された棚番号に対応させて、そのＯ
ＦＦ、ＯＮ信号を制御部４５に入力する。

なお、利用客に付与したカードには、利用客の会肖コー
ド番号、カードの有効期限の年月日の他に、貸出しデー
タを磁気記録する。

すなわち、ビデオレンタル装置１０の号機番号、カセッ
ト収納棚２７の棚番号、ビデオカセット２６の作品番号
、そして貸出し目付のデータを磁気記録する。

さらに、第６図はＲＡＭ４７に構成する貸出しファイル
を示し、このファイルはカセット収納棚２７・・・のそ
れぞれに設定した棚番号の番号順にエリアを設定し、各
棚番号に対応して、検知スイッチのＯＦＦ、ＯＮの動作
状態、また、カセット収納棚２７に収納しているビデオ
カセット２６を貸出した場合の貸出しフラグ“１”、さ
らに、カセット収納棚２７・・・に収納されているビデ
オカセット２６の作品番号、そして、貸出し日付を記憶
する。

なお、前述の検知スイツチ５３の動作状態のブタは、前
述の検知スイッチ５３・・・の検知信号に基づいてセッ
トされ、ビデオ力セッｈ　２６が収納されているときは
、ＯＮを記憶し、取出しされたときはＯＦＦを記録し、
さらに、前述の貸出しフラグはビデオカセット２６が返
却されたときは、フラグをリセットする。

このように構成したビデオレンタル装置１０において、
カセット収納棚２７・・・に収納したビデオ力セッ１へ
２６の一部を係員が手作業で交換し、その後に交換作業
を確＋＋ＩＺする場合の制御部４５の処理動作を第１図
を参照して説明する。

すなわち、１系口はビデオレンタル装置１０を係Ｕｌよ
うモードにして、装置１０の前面パネル１１を開放して
、カセット出入れ装置２５を使用しないで、交換箇所の
カセット収納棚２７に収納のビデ才力セント２６を新た
なものに交換する。

この交換において、ヒデオカセッ１〜２６が収納されて
いたカセット収納棚２７の場合は、検知スイッチ５３か
−・旦ＯＦＦになってから再びＯＮとなり、また、空で
あったカセット収納棚２７に新たに収納する場合では、
ＯＦＦの検知スイッチ５３がＯＮになる。

ビデオカセット２６の交換の場合、交換するビデオカセ
ット２６の棚番号、作品番号等の必要なデータは予め係
員用のカードに記録されていて、ビデオレンタル装置σ
１０のモードをファンクションキー１７で係員モードに
設定し、上述の係ＶｉＪｒＪカードをカード挿入口１つ
に挿入し、これを人力して、貸出しファイル（第６図参
照）を更新する。

上述の交換作業で、制御部４５はソフト上の交換、また
は、新たに装填のビデオカセット２６をピックアップす
ることかでき、また、検知スイッチ５３の出力信号で実
際の交換、または、新たに装填したビデオカセット２６
のカセット収納棚２７の位置をピックアップすることか
できる。

ステップｎｌで、上述のような交換作業か終了すると、
作業の終了を判定しくステップｎ２）、次いで、交換作
業の確認か実行される。

すなわち、前述のようにソフト上で交換したカセット収
納器２７の棚番号をビツクア・ンプし、また、検知スイ
ッチ５３の出力状態の変化で実際に交換されたカセット
収納器２７の棚番号もピックアップして、両者を比較す
る（ステップｎ３）。

上述の比較で交換した棚番号か−・致した場合は、交換
が正確に行なわれたことか確認でき、表示器１６は交換
の一覧表を表示し、確認処理を終了する（ステップｒ１
４　）。

しかし、一致しないときは、不一致の棚番号を表示器１
６に表示して修正を案内し、係０はこの表示に基づいて
、不一致であったカセット収納器２７のビデオカセット
２６をチエツクして収納し直す（ステップｎ５．ｎ６）
。

なお、上述の確認処理は、係０の手作業の場合を説明し
たが、カセット出入れ装置２５を駆動してビデオ力セッ
１へ２６の交換を実行する場合は、ビデオカセット２６
を出入れユニント２９のカセッｌ−（’Ａ持郡部４２出
入れするとき、このカセット保持部４２に設けたバーコ
ード読取り器４３でビデオカセット２６のバーコードを
読取ることで、交換するビデ才力セントの作品番号もわ
かるので、ソフト−Ｈの棚番号、作品番号と、実際に交
換される棚番号に、作品番号のデータが加わることによ
って、より正確な確認ができる。

さらに、上述したようなビデオ力セッ１へ２６の収納確
認は、利用客の貸出し時、または、返却時に行なうこと
で、常に正確な状態を維持することができる。

以上のように、この実施例によれば、ファイル（第６図
参照）上で管理しているカセット収納柵２７・・・のビ
デオカセット２６と、実際にカセット収納器２７・・・
にあるビデオカセット２６との対応か確認でき、選択入
力されたビデオ力セツ１〜２６の正確な貸出しと、返却
されたビデオ力セツ１〜２６の正確なカセット収納ｆｆ
１ＩＩ２７・・・への収納とが実行できると共に、仮に
係員がカセット収納器２７を誤ってＩｌ’ｇ納した場合
、あるいは、装置が誤動作して誤って他のカセット収納
ｌｌＩ２７に収納した場合等は、これを即発見すること
かできて、適切に処理することができる。

なお、上述の実施例において、検知スイ・ンチ５３は他
のセンサを利用して形成することができる。

また、前述の実施例ではビデオカセット２６の貸出しを
示しているが、他の貸出し物品にもこの発明を利用する
ことができる。

この発明の構成において、物品貸出し機は、実施例のビ
デオレンタル装置１０に対応し、以下同様に、物品出入れ装置は、カセット出入れ装置２５に対応し、センサは、検知スイッチ５３に対応し、ファイルは、Ｒ
Ａ　Ｍ　４７のファイルに対応し、制御部は、制御部４
５に対応するも、この発明は前述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明め一実籍例を示し、第１図は確コ、２処理の動作フローチャート、第２図は
ビデオレンタル装置の正面図、第３図はカセット出入れ
′Ａ置の一部分解斜視図、第４図はカセット収納柵の背
面１１１１の部分斜視図、第５図は制御回路ブＸ７ツク
図、第６図はＲＡＭのファイルを示す説明図である。１０・・・ビデオレンタル装置２５・・・カセット出入れ装置２６・・・ビデオ力セッｌへ２７・・・カセット収納器４５・・・制御部４７・・・Ｒ，ＡＭ５３・・・検知スイッチ２゛）゛・ｊ、　　　）代理人　弁理士　永　１）良　昭　＼２、・・′＋ｈ、
、Ｌダ第１図確認包理の動作フロー千ヤード第３図４１Ｊ′ 第２図ビデオし）タル超重の正面図第４図杉リョスイッチ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）物品出入れ装置を駆動して、多数の収納棚に収納
した物品から選択された物品を取出して放出し、返却さ
れた物品を所定の収納棚に収納する物品貸出し機であっ
て、各収納棚に取付けて、物品の正常な収納状態を検知する
センサと、各収納棚の物品貸出しデータを収録したファイルと、ファイルにある収納棚の物品貸出しデータと、該収納棚
のセンサ動作状態とを比較して、物品と収納棚との対応
を判定する制御部とを備えた物品貸出し機。