JPH0289482A - テレビ電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、多機能化したテレビ電話装置に関する。

（従来の技術） テレビ電話装置は通話者等を搬像するためのビデオカメ
ラ、通話相手からの画像を表示するビデオモニタ、音声
入力のためのマイクロフォン、および音声出力のための
スピーカを基本構成要素としている。尚、マイクロフォ
ンとスピーカは送受話器に内蔵される場合もある。従来
のテレビ電話装置はビデオカメラやビデオモニタといっ
た高度なハードウェアを備えながら、単に相手の顔を表
示しながら通話ができるという機能を持つだけであり、
機能的には通常の電話機と変わらない。

一方、特開昭６１−２６０７８３号公報には電話中に別
の呼出しがあった場合、その旨をモニタ上に表示した被
呼者に知らせたり、あるいは電話をかけるときに相手の
電話番号をモニタ上に表示した発呼者がそれを確認でき
るようにした電話機付きテレビジョン受像機が示されて
いる。しかしながら、このような表示を行なっても、実
際に電話機を使用する場合は次のような不便さがある。

第１に電話をかける相手方の電話番号が不明の場合、備
え付けの電話帳や手持ちのアドレス帳または電話局によ
る番号案内で電話番号を調べる必要があり、又、相手方
の顔の人民は分かっていても名前が全く思い浮ばない場
合手の打ちようがない。第２に相手側の電話番号を調べ
た俊、その都度ダイヤル操作をしなければならない。

（発明が解決しようとする課題） このように従来のテレビ電話装置は単純に相手の顔を表
示するだけか、精々電話がかかってきたことや、電話を
かける場合にダイヤルした番号を表示するだけであり、
基本的に通常の電話機と変わらない。このため相手方の
名前、電話番号が不明の場合、手の打らようがないかあ
るいはなんらかの手段により電話番号を調べる必要があ
り、また電話をかける場合ダイヤル操作をその都度する
必要があるといった取扱い上の不便さがある。

本発明はこれらの問題点を解決し、相手方の特定、相手
方の電話番号の検索が容易で、電話をかける操作も簡単
であるテレビ電話装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の第１の発明は少なくとも顔画像と、顔画像に対
応する電話番号を１つの情報とし、この情報を複数記憶
する記憶手段と、この記憶部に記憶された顔画像を表示
する表示手段と、この表示部に表示された顔画像を選択
する選択手段と、この選択手段に選択された顔画像に対
応する電話番号を自動ダイヤルする手段とを具備するこ
とを特徴とするテレビ電話装置であり、又、第２の発明
は、入力される動画像の１フレーム分を静止画像として
取り込む手段と、この手段により取り込まれた静止画像
を記憶する第１の記憶手段と、この記憶手段に静止画像
に対応する電話番号情報を入力して記憶する第２の記憶
手段と、前記第１の記憶手段の静止画像を表示する手段
と、この手段により表示された静止画像を選択する手段
と、この手段により選択された静止画像に対応する電話
番号情報によって自動ダイヤルする手段とを具備するこ
とを特徴とするテレビ電話装置を提供することである。

（作　用） 通話したい相手方の名前や電話番号を忘れてしまうこと
や、相手方の顔は思い浮かんでも名前と一致しないよう
な場合がよくある。このような場合、本発明ではあらか
じめ相手方の顔画像をメモリしておき、必要に応じて取
り出し選択して自動ダイヤルし１９るようにしたもので
ある。つまり人間の視覚により相手方を判別し、電話を
かけるようにしたものである。又、最初の通話中に相手
方の顔画像（静止画）を動画像より選択して取り込んで
おき、これに電話番号を付加してメモリしておくとよい
。これにより、上述したような問題が起った時に極めて
迅速にかつ正確に相手方に電話をすることができる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の第１の実施例に係るテレビ電話装置の
通話しようとしている２つの末端Ａ、　Ｂを小すブロッ
ク図である。同図において、ビデオカメラ１．マイクロ
フォン（送話器）２．ビデオモニタ３およびスピーカ（
受話器）４はテレビ電話装置の端末Ａ、Ｂの基本構成要
素であり、これに符号化回路５．多重化回路６．データ
ベース７゜キーボード８および分離回路１０．復号化回
路１１およびメモリ１２が新たに付加されている。

符号化回路５はビデオカメラ１から入力された画像信号
およびマイクロフォン２から入力され音声信号にデータ
圧縮等の符号化を施す回路であり、多重化回路６は符号
化回路５で１ｑられた画像および音声データを周波数多
重、時分割多重等の方法により多重化して伝送路１１へ
送り出す回路である。

データベース７はメモリ部とそれを制御するＣＰＶによ
って構成され、メモリ部には予め通話相手として想定さ
れる相手方の顔画像とこれに対応する電話番号、名前、
会社名等の情報を記憶しておく。記憶の方法については
パーソナルで使用するテレビ電話について後段で詳しく
説明するが、社内にあっては役員−覧として例えば管理
部が作成したものを各自のデータベースに記憶させてお
く方法でもよい。尚、顔画像等は符号化回路５で符号化
されたイメージデータとして蓄積され名前等の文字情報
はコードデータとして蓄積される。

データベース７内の情報は、キーボード８から入力され
るコマンドに従って検索され、ビデオモニタ３へ適宜送
出される。

又、分離回路１０は伝送器１２を通して送られてきた通
話相手からの信号を画像信号と音声信号とを分離し、復
号化回路１１ではこれらの信号を各々復号化するもので
あり、この復号化回路１１の出力の画像信号はメモリ１
２を介しビデオモニタ３へ、音声信号はスピーカ４に供
給される。メモリ１２については後段で詳述する。

このように構成されたテレビ電話装置において、一方の
末端Ａから他方の末端Ｂへ電話をかける場合の手順につ
いて説明する。まず、通話しようとする相手の名前や電
話番号が不明の場合、キーボード８を操作してデータベ
ース７内の通信相手となり得る複数の第三者に関する情
報をアクセスし、ビデオモニタ３上で表示する。第３図
はその表示例である。第３図においては氏名２１が表示
される。

又、この表示には相手の顔写真の画像１００が表示され
ている。この例の場合、複数の顔画像が表示されている
が、１画面−１顔画像として逐一表示してもよい。また
選択の仕方としてはテンキーにより表示ナンバー（１〜
９）を選択する。

この第３図のような表示を行なうことにより、電話をか
ける前に相手の確認（特定）を確実に行うことができる
。

このように通信すべき相手をｖｒｆ、認した後、第３図
の表示モードにおいて後述するキーボード８上の次候補
キー、テンキーを操作して選択し、その状態で自動ダイ
ヤルキーを操作すると、指定された位置に表示されてい
る相手の電話番号が自動ダイヤルされる。自動ダイヤル
について公知である故、説明の都合上、構成および説明
は省略する。

こうして自動ダイヤルされた結果、末端Ａと通信相手で
ある末端Ｂとの回線が伝送路１１．１２によりつながる
と、ビデオカメラ１がらの画像信号およびマイクロフィ
ン２からの音声信号が符号化回路５で符号化され、ざら
に多重化回路６により多重化された後、伝送路１１を経
て相手側の電話端末Ｂに送られる。

一方、端末Ａにおいて端末Ｂからの電話を受ける場合は
、伝送路１２を介して相手側から送られてきた画像信号
および音声信号が分離回路１０により分離され復号化回
路１１により復号され、画像はビデオモニタ３から、音
声はスピーカ４からそれぞれ出力される。

尚、上記実施例においてデータベース７に例えば自分に
関する情報、例えば自分の顔画像２名前。

住所１年齢、勤務先等の情報を入れておき、電話をかけ
るとき名刺代りにそれらの情報を相手側に伝送してもよ
い。一方、相手側ではこうして伝送されてきた情報を第
三者に関する情報として自分のデータベースに蓄積する
ようにする。

第２図は第１図のテレビ電話装置における端末の外観の
一例であり、３１は送受話器、４はスピーカ、３３．３
４．３５はキーボード８に６１ブるテンキー各種モード
キーおよびアルファベットキーである。

尚、本装置においてビデオモニタ３は矢印への方向に自
在の角度に回動させることができ、この角度に対してビ
デオカメラ１を矢印Ｂ、Ｃの方向に回動させてビデオカ
メラ１とビデオモニタ２のバランスを設定できるように
なっている。

次にデータベース７への入力および検索について第５図
のフローチャートを参照して詳しく説明する。尚、入力
については上述したように予め顔画像、自動ダイヤル用
の電話番号１名前等の情報が第４図に示すように一連の
情報としてデータベース７に蓄積されている場合ではな
く、使用者がパーソナルに逐一蓄積する方法についての
み説明する。

まず、第５図（２）を参照する。伝送路１１より入力さ
れた信号のうち、画像信号は復号化回路１１で復号化さ
れ、メモリ１２を介してモニタ３に表示される。この時
点ではモニタ上の画像は動画像である。

そこで使用者が通話相手を自分のデータベース７に蓄積
しようとすると、まず適当なタイミングで。

キーボード８上の静止画モードキー８ａを押圧する（ス
テップ１）。するとキーボード８からタイミング信号が
出力されメモリ１２に１フレーム分の静止画像が入力さ
れる。これと同時にメモリ１２の内容がモニタ３に表示
される（ステップ２）。又、この時メモリ１２の内容を
変更したい場合は解除キー８Ｃを押圧する（ステップ３
）と元の動画像モードになり再試行できる。このように
して取り込まれたメモリ１２の内容（顔画像）を蓄積す
る場合、入カキ−８ｂを押圧する（ステップ４）とメモ
リ１２の内容が読み出されデータベース７に一旦蓄積さ
れる（ステップ５）。同時に検索キー８ｄを押圧しくス
テップ６）一連の情報として電話番号をテンキー３３に
より入力し、名前等の情報をアルファベットキー３５に
より入力する（ステップ７）。これらの情報を後で検索
する時のキーワードとなる。

このようにして顔画像と一連の情報を蓄積する。

一方、蓄積された情報を検索する場合について第５図０
を参照して説明する。まず、名前や電話番号等が分って
いる場合は検索キー８ｄの押圧（ステップ８）の後テン
キー３３あるいはアルファベットキー３５により検索の
為のキーワードを入力する（ステップ１０）。すると、
メモリ部の内容を検索し、出力しくステップ１１）これ
に対応した顔画像がモニタ３に表示される（ステップ１
２）。使用者が記憶する顔画像を一致した時自動ダイヤ
ルキー８ｆを押圧し、（ステップ１３）、トーン信号に
より自動ダイヤルが開始される。

又、名前や電話番号等は忘れたが顔のイメージは記憶し
ている場合の検索について述べる。まず、検索キー８ｄ
を２回押圧する（ステップ８．ステップ９）。するとキ
ーワード検索ではなく蓄積された順あるいは名前の５０
音順に検索しくステップ１４）、第３図に示すように９
つの分割した画面３に蓄積された顔画像が表示されて行
く（ステップ１５）。

この表示画面上の９つの顔画像には該当しない場合、次
候補キー８ｅを押圧する（ステップ１６）と新たな９つ
の顔画像が検索され表示される。このようにして検索し
、所望のものが見つかれば、上述した方法と同様テンキ
ー３３により１〜９を選択しくステップ１７）、自動ダ
イヤルキー８ｆを押圧して（ステップ１３）電話をかけ
るのである。

尚、本発明は上記実施例に限定されない。例えば顔画像
の選択をペンライト等によって行ってもよい。

（発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、記憶に名前や電話
番号がない場合であっても、人間の視覚、つまり顔画像
によって相手方に自動的にダイヤルすることができるの
で、極めて迅速かつ正確に相手方を検索しダイヤルする
ことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るテレビ電話装置のブロ
ック図、第２図は同実施例に係る装置の外観図、第３図
は同実施例におけるビデオモニタ上の表示例を示す図、
第４図は、データベースに蓄積される一連のデータを示
す図、第５図は本発明の一実施例を説明するためのフロ
ーチャートである。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　松山光之 Ｌ　　　　　　　　＋　　　＋＋＋＋＋＋　　＋＋＋＋
＋＋　　　　＋＋　　−」イヌージ“号゛−タ フード゛“テ“二り 第 図 （ａン 第 図 第 図 （ｂ）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも顔画像と、顔画像に対応する電話番号
   を１つの情報とし、この情報を複数記憶する記憶手段と
   、 この記憶部に記憶された顔画像を表示する表示手段と、 この表示部に表示された顔画像を選択する選択手段と、 この選択手段に選択された顔画像に対応する電話番号を
   自動ダイヤルする手段とを具備することを特徴とするテ
   レビ電話装置。
2. （２）請求項１記載の表示手段は、同時に複数の顔画像
   を表示し得るるものであり、複数表示された顔画像の内
   の１つを選択して自動ダイヤルすることを特徴とする請
   求項１記載のテレビ電話装置。
3. （３）入力される動画像の１フレーム分を静止画像とし
   て取り込む手段と、 この手段により取り込まれた静止画像を記憶する第１の
   記憶手段と、 この記憶手段に静止画像に対応する電話番号情報を入力
   して記憶する第２の記憶手段と、前記第１の記憶手段の
   静止画像を表示する手段と、 この手段により表示された静止画像を選択する手段と、 この手段により選択された静止画像に対応する電話番号
   情報によつて自動ダイヤルする手段とを具備することを
   特徴とするテレビ電話装置。