JPH0288795A - 自動車外板用電気亜鉛めつき鋼板の製造方法 - Google Patents

自動車外板用電気亜鉛めつき鋼板の製造方法

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JPH0288795A
JPH0288795A JP24155488A JP24155488A JPH0288795A JP H0288795 A JPH0288795 A JP H0288795A JP 24155488 A JP24155488 A JP 24155488A JP 24155488 A JP24155488 A JP 24155488A JP H0288795 A JPH0288795 A JP H0288795A
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JP
Japan
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steel sheet
plating
current density
electrogalvanized steel
original plate
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JP24155488A
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Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
Masaru Sagiyama
勝 鷺山
Masaki Kawabe
正樹 川辺
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車外板用電気亜鉛めっき鋼板の製造方
法、特に、塗装後の鮮映性に優れた自動車外板用厚目付
は電気亜鉛めっき鋼板の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に電気亜鉛めっき鋼板は、溶融亜鉛めっき鋼板に比
べて、めっき皮膜の均一性および外観性に優れているこ
とから、自動車、家電、建材用として広く用いられてい
る。
特に、近年、欧米等においては、自動車車体の防錆を目
的として、めっき付着量が多い、即ち、厚目付けの電気
亜鉛めっき鋼板が、自動車用外板として使用されている
。自動車用外板は、防錆効果が高いことは勿論、外観性
に優れ、特に、塗装後の鮮映性が重要視される。この他
、優れた加工性および塗料密着性等も要求される。この
ような−2= 要求に対して、従来、以下のような方法が提案されてい
る。
法が、特開昭61−186491号公報に開示されてい
る。
(2)被めっき鋼板の表面結晶粒度、展伸率およびめっ
き浴のPHをそれぞれ規定して、良好な外観と光沢を有
する電気亜鉛めっき鋼板を製造する方法が、特開昭61
−166992号公報に開示されている。
(3)複数の電極を用いてめっきを行う際に、前段の電
極を後段の電極よりも低電流密度に設定して、柱状結晶
の発生を抑制し、これによって、加工性、耐食性に優れ
た電気亜鉛めっき鋼板を製造する方法が、特開昭61−
170595号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した(1)から(3)の方法は、次のよう
な問題を有している。
(1)の方法は、めっき浴中に微量の添加剤を添加して
めっきを行うものであるが、連続めっき操業では、添加
剤の濃度コントロールが難しいので、めっき鋼板の表面
特性を適切に制御することができない。
(2)の方法は、次のような問題を有している。即ち、
自動車用外板の特に外面は、塗装を施すために、一般に
、電気亜鉛めっき鋼板表面の光沢度は問題にはならず、
電気亜鉛めっき鋼板表面の粗さが重要な問題となる。電
気亜鉛めっき鋼板表面の粗さが小さすぎると、塗料密着
性が悪くなシ、しかも、プレス油の保持力が小さくなる
ので、プレス成型性が悪くなる。一方、電気亜鉛めっき
鋼板表面の粗さが大きすぎると、塗装後の鮮映性が悪く
なる。これに対して、(2)の方法は、このようなこと
を考慮していない。さらに、第1図に示すように、同一
めっき原板、同−PHでめっきを行っても、特に、厚目
付けめっき時に、めっき条件によって、めっき表面の粗
さが大きく変化する。なお、第1図におけるめっき条件
は、電流密度:10〇A / d m’、めっき浴温度
:50℃、めっき浴のPH:2である。従って、自動車
外板用の厚目付は電気亜鉛めっき鋼板を、上記(2)の
方法によって製造することは好ましくない。
(3)の方法は、めっき初期の電流密度を低電流密度に
設定するために、前段電極におけるめっきセルの能力が
充分に発揮されない。
従って、この発明の目的は、塗装後の鮮映性に優れた自
動車外板用厚目付は電気亜鉛めっき鋼板の製造方法を提
供することにある。
〔課題を解決するだめの手段〕
この発明は、中心線平均粗さが0.3から1.3μmの
範囲内の表面粗さを有するめっき原板に、802μ以上
のZnイオン濃度を有する電気亜鉛めっき浴中で、下記
条件下で連続的に電気亜鉛めっきを施し、 電流密度が50 A/ d−以上のときの前記めっき原
板とめつき液の流速との相対速度:2.5m/sec以
上、 電流密度が50 A/ d−未満のときの前記めっき原
板とめつき液の流速との相対速度:電流密度/ 20 
m /sec かくして、中止線平均粗さが0,5から1.5μmの範
囲内で且つa o flrd以上のめつき付着量を有す
る電気亜鉛めっき鋼板を製造することに特徴を有するも
のである。
次に、この発明における数値の限定理由について説明す
る。
めっき浴中のZnイオン濃度を8074以上に限定した
のは、Znイオン濃度が80971未満であると、60
f/m’以上のめつき量を有する電気亜鉛めっき鋼板表
面の中心線平均粗さが大きくなって、この発明における
、電気亜鉛めっき鋼板の中心線平均粗さの上限値である
1、5μm を超えてしまうからである。中心線平均粗
さが大きくなる理由は、次の通シである。即ち、Znイ
オン濃度が低いと、めっき時にめっき原板の界面でZn
”+ イオンが不足して、めっき原板に充分にZn”+
 イオンが供給されない。この結果、電気亜鉛めっき鋼
板表面の粗さが粗くなる。
めっき原板表面の中心線平均粗さを0.3から1.3μ
m の範囲内に限定したのは、第2図に示すように、め
っき原板表面の中心線平均粗さを前記範囲内に限定する
と、電気亜鉛めっき鋼板表面の中心線平均粗さを0.5
から1.5μm の範囲内に維持できるからである。な
お、第2図におけるめっき条件は、電流密度:60A/
drP?(・印) 、100A / dtr?(○印)
、めっき浴温度:50℃、めっき液流速: 1.5 m
 /sec、めっき浴のPH: 2、めっき付着量: 
80 y/ばである。
電流密度と、めっき原板とめつき液の流速との相対速度
との関係を上述したように限定した理由について\説明
する。
硫酸亜鉛: 440 t/L、硫酸ソーダニア0グ/l
を含み、PH: 2、浴温:50℃に維持しためつき浴
によって、中心線平均粗さ(Rα)が1.3μmのめつ
き原板に、電気亜鉛めっきを施して、電気亜鉛めっき鋼
板を製造した。そして、得られた電気亜鉛めっき鋼板の
中心線平均粗さ(Rα)を測定した。
この結果を第3図に示す。
一 第3図から明らかなように、電流密度が50A/dtT
?以上のときの、めっき原板とめつき液の流速との相対
速度を2.5 m /sec以上に設定し、そして、電
流密度が50 A/ dm’  のときの、めっき原板
とめつき液の流速との相対速度を電流密度/20m/S
eCに設定すれば、得られた電気亜鉛めっき鋼板表面の
中心線平均粗さ(R4)は、塗装後の鮮映性に優れる0
、5から1.5μmの範囲内に維持されることがわかる
。従って、この発明においては、電流密度と、めっき原
板とめつき液の流速との相対速度との関係を上述したよ
うに限定したのである。
次に、この発明の実施例について説明する。
硝酸亜鉛: 440 f/L1硫酸ソーダ: 70 f
/Lを含み、PH: 2、浴温:50℃に維持しためつ
き浴によって、中心線平均粗さ(Rα)が1.3μmの
めつき原板に、電気亜鉛めっきを施して、電気亜鉛めっ
き鋼板を製造した。この際、電流密度およびめっき原板
とめつき液の流速との相対速度を種々変え、そのときの
めつき付着量、得られた電気亜鮮映性の良否について調
べだ。この結果を第1表に示す。
第1表 つていることを示す。
第1表から明らかなように、本発明法によって製造され
た電気亜鉛めっき鋼板は、塗装後の鮮映性に優れている
ことが明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明し、たよりに、この発明によれば、塗装後の鮮
映性に優れた電気亜鉛めっき鋼板を製造することができ
るといった効果がもたらされる。
第1表中○印は、塗装後の鮮映性が優れていることを示
し、そして、×は、塗装後の鮮映性が劣
【図面の簡単な説明】
第1図は、めっき付着量をパラメータとしたときのめつ
き原板の中心線平均粗さ(R,L)と、めっき原板とめ
つき液の流速との相対速度との関係を示すグラフ、第2
図は、電気亜鉛めっき鋼板表面の中心線平均粗さR4(
EG)と、めっき原板表面の中心線平均粗さR,(CR
8)との関係を示すグラフ、第3図は、電気亜鉛めっき
鋼板表面の中心線平均粗さBαが0.5から1.5μm
の範囲内に維持されるときの、電流密度と前記相対速度
との関係を示すグラフである。 第3図 オ目文J速度(−/sec)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中心線平均粗さが0.3から1.3μmの範囲内の
    表面粗さを有するめつき原板に、80g/l以上のZn
    イオン濃度を有する電気亜鉛めつき浴中で、下記条件下
    で連続的に電気亜鉛めつきを施し、電流密度が50A/
    dm^2以上のときの前記めつき原板とめつき液の流速
    との相対速度:2.5m/sec以上、電流密度が50
    A/dm^2未満のときの前記めつき原板とめつき液の
    流速との相対速度:電流密度20m/sec、 かくして、中心線平均粗さが0.5から1.5μmの範
    囲内で且つ60g/m^2以上のめつき付着量を有する
    電気亜鉛めつき鋼板を製造することを特徴とする、自動
    車外板用電気亜鉛めつき鋼板の製造方法。
JP24155488A 1988-09-27 1988-09-27 自動車外板用電気亜鉛めつき鋼板の製造方法 Granted JPH0288795A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150298430A1 (en) * 2009-02-04 2015-10-22 Bruno Gay Process for Coating Discrete Articles with a Zinc-Based Alloyed Layer and Articles Obtained Therefrom
WO2018062341A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 Jfeスチール株式会社 自動二輪車燃料タンク用鋼板および燃料タンク部材

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