JPH028839A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH028839A
JPH028839A JP16020688A JP16020688A JPH028839A JP H028839 A JPH028839 A JP H028839A JP 16020688 A JP16020688 A JP 16020688A JP 16020688 A JP16020688 A JP 16020688A JP H028839 A JPH028839 A JP H028839A
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alkyl group
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JP16020688A
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Masaki Tanji
丹地 正樹
Toyoki Nishijima
豊喜 西嶋
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3003Materials characterised by the use of combinations of photographic compounds known as such, or by a particular location in the photographic element
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは画
像保存性及び色再現性が改良されたハロゲン化銀カラー
写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いて色素画像を形
成するには、通常、減色法による色再現を行うため、イ
エロー マゼンタ、シアンの3つの色素を形成する3種
のカプラーが用いられている。
各カプラーは、通常、実質的に水不溶性の高沸点有機溶
媒或いはこの溶媒に必要に応じて補助溶剤を併用して溶
解してハロゲン化銀乳剤中に添加される。
各カプラーに要求される基本的性質としては、先ず高沸
点有機溶媒に対する溶解性が大きいこと、ハロゲン化銀
乳剤中における分散性及び分散安定性が良好で容易に析
出しないこと、分光吸収特性に優れ、色調が良好で広範
な色再現域における鮮明な色素画像が形成されること、
ならびに得られる色素画像が光、熱、湿気等に対して堅
牢性を有すること等が挙げられる。とりわけ、カラープ
リント材料に用いられるカプラーにおいては、写真画像
の記録保存という使命から、得られる色素画像の光堅牢
性及び暗所保存性(暗褪色性)の両方をできるだけ高め
ることが望まれている。とりわけシアンカプラーについ
ては明所・暗所保存性がバランスよく改良されることが
望まれている。
上記暗褪色性を改良したシアンカプラーとして、フェノ
ールの2位及び5位がアシルアミノ基で置換された2、
5−ジアシルアミノフェノール系シアンカプラーが知ら
れており、例えば米国特許2,895゜826号、特開
昭50−112038号、同53−109630号、同
55−163537号等に記載されている。しかし、こ
れらの2.5−ジアシルアミノフェノールラーは確かに
得られるシアン色素画像の暗褪色性は著しく改良されて
いるものの、光堅牢性において著しく劣るものが多く、
また、形成色素のマゼンタ部分の副吸収があり、色再現
上好ましくない色相を呈する。
2、5−ジアシルアミノフェノール系シアンカプラーの
画像保存性を改良する技術としては、特開昭59−10
5645号、同59−124340号、同60−222
853号、同62−118344号ならびに特願昭61
−291277号、同61−38893号等に記載され
た褪色防止剤を併用する方法が挙げられるが、いずれの
方法も十分ではなく、又、それらの褪色防止剤を併用し
た場合には吸収波長に影響を及ぼし色再現上、更に劣化
してしまうことが多々ある。
色再現の改良手段としては油溶性カプラー溶媒や特開昭
63−96656号に記載の化合物等を使うことによっ
て、ある程度は改良されるが他の写真性能等に影響を及
ぼしてしまうこともある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、シアン色素画像の保存性及び色再現性
が同時に改良されたハロゲン化銀写X感光材料を提供す
ることにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも1層のハロ
ゲン化銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀
写真感光材料において、前記ハロゲン化銀乳剤層の少な
くとも1層に下記一般式〔I〕で表されるシアンカプラ
ーを含有し、かつ前記写真構成層の少なくとも1層に下
記−数式[II)及び/又は−数式(II[)で表され
る化合物を含有するハロゲン化銀写真感光材料によって
達成された。
一般式CI) I 式中、R3はアルキル基またはアリール基を表す。R2
はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基または複
素環基を表す。R1は水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基またはアルコキシ基を表す。また、R1はR1と共
同して環を形成してもよい。Zは水素原子または芳香族
第1級アミン系発色現像主薬の酸化体との反応により離
脱可能な基を表す。
一般式Cn) 一般式(III) 式中、R,及びR6は各々、水素原子、アルキル基、シ
クロアルキル基、アルケニル基、アリール基又は複素環
基を表す。Xは結合手又は2価の結合基を表し、Y、Y
、及びY2は各々、−O−−5−NH−、−NR,−を
表す。n、n、及びR2は各々、0又は1を表す。R6
は水素原子、ハロゲン原子、R6−R,O−又はR,S
−を表す。m、及びm2は各々、0〜4を表す。Iこだ
し、1lli+J≧1であり、1Ill十m2≧2のと
き各R6は同一でも異なってもよい。R2及びR6は各
々、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
リール基又は複素環基を表す。
以下、本発明をより具体的に説明する。
前記−数式で表されるシアンカプラーにおいて、R1で
表されるアルキル基としては、炭素数1〜32のものが
好ましく、これらは直鎖でも分岐でもよく、置換基を有
するものも含む。
R1で表されるアリール基としてはフェニル基が好まし
く、置換基を有するものも含む。
R2で表されるアルキル基としては炭素数1〜32のも
のが好ましく、これらのアルキル基は直鎖でも分岐でも
よく、また置換基を有するものも含む。
R2で表されるシクロアルキル基としては炭素数3〜1
2のものが好ましく、これらのシクロアルキル基は置換
基を有するものも含む。
R2で表されるアリール基としてはフェニル基が好まし
く、置換基ををするものも含む。
R2で表される複素環基としては5〜7員のものが好ま
しく、置換基を有するものを含み、又縮合していてもよ
い。
R3は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又ハアルコ
キシ基を表し、該アルキル基及び該アルコキン基は置換
基を有するものを含むが、R3は好ましくは水素原子で
ある。
又、R1とR1が共同して形成する環としては5〜6員
環が好ましく、その例としては、−数式CI)において
Zで表される発色現像主薬の酸化体との反応により離脱
可能な基としては、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アシルオキシ基、スルホニルアミノ基、
アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アルフキ/カル
ボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基及
びイミド基など(それぞれ置換基を有するものを含む)
が挙げられるが、好ましくは、ハロゲン原子、アリール
オキシ基、アルコキシ基である。
上述のシアンカプラーのうち特に好ましいものは、下記
−数式[:I−A)で示されるものである。
−数式CI−A:] O■ G 式中、Rolは少なくとも1個のハロゲン原子で置換さ
れたフェニル基を表し、これらのフェニル基は更にハロ
ゲン原子以外の置換基を有するものを含む。RG□は前
記−数式CI]のR1と同義である。Zoはハロゲン原
子、アリールオキシ基またはアルコキン基を表し、 置換基を有するものを 含む。
以下に一数式CI) で表されるシアンカプラー 以゛1(−一・、甲 上述のシアンカプラーの具体例としては更に例えば、特
願昭61−21853号明細書第26頁〜35頁、特開
昭60−225155号公報第7頁左下の欄〜lO頁右
下の欄、特開昭60−222853号公報第6頁左上の
欄〜8頁右下の欄及び特開昭59−185335号公報
第6頁左下の欄〜9頁左上の欄に記載された2、5−ジ
アシルアミノ系シアンカプラーを含み、これらの明細書
及び公報に記載されている方法に従って合成することが
できる。
本発明のシアンカプラーは赤感光性ハロゲン化銀乳剤層
に用いられ、その添加量はハロゲン化銀1モル当り2 
X 10−”〜8 X 10−’モルが好ましく、特に
好ましくはlXl0−”〜5 X 10−’モルの範囲
である。
次に一般式(n)及び(II[)で表される化合物につ
いて説明する。
R4、Ra 、 Ry及びR1で表されるアルキル基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基又はブ
チル基;シクロアルキル基としては、例えばシクロヘキ
シル基;アルケニル基としては、例えばアリル基ニアリ
ール基としては、例えば7エ二ル基;ヘテロ環基として
は、例えば2−ピリジル基又は2−フリル基が挙げられ
、これらの多基は置換基を有するものを含む。
Xで表される2価の結合基としては、例えばアルキリデ
ン基、例えばブチリデン基又は3.5.5−トリメチル
へキシリデン基:ヘテロ原子、例えば酸素原子又は硫黄
原子;スルホニル基;アルキレン基、例えばエチレン基
;アルキレンオキシ基、例えば、エチレンオキシ基;ア
ルキレンチオ基、例えばエチレンチオ基等が挙げられる
。このうちXとして好ましいものは、アルキリデン基、
ヘテロ原子である。
一般式中の複数のベンゼン環の結合位置はベンゼン環上
の酸素原子に対して、オルト位同士であることが好まし
い。又、R2の置換位置としてはベンゼン環上の酸素原
子のオルト位及び/又はパラ位が好ましい。
し+13 1.A、411う ■ −12 しIt。
し+13 ■ ■ し+13 し+13 ■ −25 ■−26 ■ ■ IJL、119 UしII′Is ■−10 bl、、113 bl−H。
以下に本発明の化合物の代表的な合成例を示す。
合成例1(例示化合物■−27の合成)トルエン中に2
.2 ’−メチレンビス(4−フトキ/−5−L−ブチ
ルフェノール)25 gとトリエチルアミン11gを添
加した。これに二塩化フェニルホスホン酸logをゆっ
くり添加し、更に一晩撹拌した。反応液を濾過後、濾液
を希塩酸で中性とし、トルエンを減圧留去し、カラムク
ロマトグラフィーにより目的物15gを得た。
この物質をFDマススペクトル及びNMRで同定したと
ころ、例示化合物と同一のものであることが確認された
合成例2(例示化合物I−7の合成) トルエン中に、2.2’−メチレンビス(6−t−ブチ
ル−4−メチルフェノール)22gとトリエチルアミン
5gを添加した。これに塩化ジフェニルホスホン酸11
gをゆっくり添加し、更に一晩撹拌した。
反応液を濾過後、濾液を希塩酸を中性としトルエンを減
圧留去し、カラムクロマトグラフィーにより目的物14
gを得た。この物質をFDマススペクトル及びNMRで
同定したところ、例示化合物と同一のものであることが
確認された。
他の例示化合物ついても同様の方法で合成することがで
きる。
本発明の化合物の使用量は、シアンカプラーに対して0
.1〜10重量部が好ましく、より好ましくよ0.1〜
5重量部である。
添加される写真構成層としては、シアンカプラーを含む
ハロゲン化銀乳剤層が好ましいが、該乳剤層に隣接する
非感光性層に添加してもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、黒白ハロゲン化
銀写真感光材料は勿論のこと、例えばカラーネガ及びポ
ジフィルム、ならびにカラー印画紙などであることがで
きる。ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、単色用のも
のでも多色用のものでもよい。
多色用ハロゲン化銀写真感光材料の場合には、写真用カ
プラーとして、マゼンタ、イエロー及びシアンの各カプ
ラーを含有するハロゲン化銀乳剤層ならびに非感光性層
が支持体上に適宜の層数及び層順で積層した構造を有し
ているが、該層数及び層順は重点性能、使用目的によっ
て適宜変更してもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤には、ハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀
、沃塩化銀、塩臭化銀及び塩化銀等の通常のハロゲン化
銀乳剤に使用される任意のものを用いることができる。
迅速処理適性の点で80モル%以上、好ましくは90モ
ル%以上、最も好ましくは95モル%以上の塩化銀含有
率を有する塩臭化銀の使用は有利である。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、規則的な結晶形を持つものでもよいし、球状や板
状のような変則的な結晶形を持つものでもよい。これら
粒子において、+100)面と+111)面の比率は任
意のものが使用できる。又、これら結晶形の複合形を持
つものでもよく、様々な結晶形の粒子が混合されてもよ
い。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感され
る。即ち、銀イオンと反応できる硫黄を含む化合物や、
活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、セレン化合物を用い
るセレン増感法、還元性物質を用いる還元増感法、金そ
の他の貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを単独で
又は組合わせて用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界において増感色
素として知られている色素を用いて、所望の波長域に光
学的に増感できる。
本発明のハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、
保存中、あるいは写真処理中のカブリの防止、及び/又
は写真性能を安定に保つことを目的として化学熟成中、
及び/又は化学熟成の終了時、及び/又は化学熟成の終
了後、/10ゲン化銀乳剤を塗布するまでに、写真業界
においてカブリ防止剤又は安定剤として知られている化
合物を加えることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤のバインダー(又は保護コロ
イド)としては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、
それ以外にゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子のグ
ラフトポリマー3、蛋白質、糖誘導体、セルロース誘導
体、単一あるいは共重合体のごとき合成親水性高分子物
質等の親水性コロイドも用いることができる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の乳剤層には
、発色現像処理において、芳香族第1級アミン現像剤(
例えばp−)二二しンジアミン!導体や、アミノフェノ
ール誘導体など)の酸化体とカップリング反応を行い色
素を形成する色素形成カプラーが用いられる。
イエロー色素形成カプラーとしては、アシルアセトアミ
ドカプラー マゼンタ色素形成カプラーとしては、5−
ピラゾロンカプラー ピラゾロペンツイミダゾールカプ
ラー ピラゾロトリアゾールカプラー、開鎖アシルアセ
トニトリルカプラー等があり、シアン色素形成カプラー
としては、ナフトールカプラー及びフェノールカプラー
等がある。
これら色素形成カプラーは分子中にバラスト基と呼ばれ
るカプラーを非拡散化する、炭素数8以上の基を有する
ことが望ましい。又、これら色素形成カプラーは1分子
中の色素が形成されるために4個の銀イオンが還元され
る必要がある4当量性であっても2個の銀イオンが還元
されるだけでよい2当量性のどちらでもよい。
本発明のカラー写真感光材料の乳剤層間で(同−感色性
層間及び/又は異なった感色性層間)、現像主薬の酸化
体又は電子移動剤が移動して色濁りが生じたり、鮮鋭性
が劣化したり、粒状性が目立つのを防止するために色カ
ブリ防止剤を用いられる。
該色カブリ防止剤は乳剤層自身に用いてもよいし、中間
層を隣接乳剤層間に設けて、該中間層に用いてもよい。
本発明のカラー感光材料には、色素画像の劣化を防止す
る画像安定剤を用いることができる。
カラー感光材料には、フィルター層、ハレーション防止
層及び/又はイラジェーション防止層等の補助層を設け
ることができる。これらの層中及び/又は乳剤層中には
現像処理中にカラー感光材料より流出するか、もしくは
漂白される染料が含有させられてもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、当業者公知のカ
ラー現像を行うことにより画像を形成することができる
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の効果につき例証する。
実施例1 紙支持体の片面にポリエチレンを、別の面の第1層側に
酸化チタンを含有するポリエチレンをラミネートした支
持体上に表1で示す構成の各層を塗設し、多層ハロゲン
化銀カラー写真感光材料を作製した。塗布液は下記のご
とく調製した。
第5層塗布液 シアンカプラー(C−1)60g、比較化合物(S T
 −1)30g及び高沸点有機溶媒(D OP )40
gに酢酸エチル60m12を加え溶解し、この溶液を1
0%アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムl0II
IQを含有する10%ゼラチン水溶液200+IQに超
音波ホモジナイザーを用いて乳化分散させてシアンカプ
ラー分散液を作製した。
この分散液を赤感性ハロゲン化銀乳剤(臭化銀80モル
%を含む塩臭化銀)と混合し第5R塗布液を調製した。
第1層〜第7層塗布液も上記第5層塗布液と同様に調製
した。硬膜剤は下記のH−1,H−2を塗布助剤は下記
のS−1,S−2を用いた。
SI         C21(。
Cl2COOC82C1(C,H9 CH□C00CH2(CF2CF2)2HCHCOOC
H2(CF2CF2)2H5o 3 Na H−1 しU I(−2 C(CH,SO□CH=CH2)。
表1−2 T U v ■ T−3 V−2 T OP NP IDP  v P (ジオクチルフタレート) (ジノニルフタレート) (ジインデシル7タレート) (ポリビニールピロリドン) Q−1 I−2 この試料を試料lとした。
次に試料lの第5層のシアンカプラー及びビス型フェノ
ール誘導体を表2に示すように代えた以外は試料lと同
様にした試料2〜20を作成した(ビス型フェノール誘
導体は試料lと等モル添加した。)これらの試料に感光
針(コニカ社製KS−7型)を用いて赤色光で光楔露光
を与えた後、次の処理を行った。
[処理工程]    処理温度   処理時間発色現@
      32.8°O3分30秒漂白定着    
 32.8°O1分30秒水   洗       3
2.8℃       3分30秒[発色現像液組成] N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル・3
−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩        
       4.0gヒドロキシルアミン硫酸塩2 
、0 g炭酸カリウム            25.
0g塩化ナトリウム           0.1g臭
化カリウム            0.2g無水亜硫
酸ナトリウム        2,0gベンジルアルコ
ール         10.0+++Qポリエチレン
グリコール (平均重合度400)         3.0m0水
を加えて112とし、水酸化ナトリウムを用いてpH1
0,0に調整する。
[漂白定着液組成] エチレンジアミン四酢酸鉄 ナトリウム塩             60−0gチ
オ硫酸ナトリウム         100.0g重亜
硫酸ナトリウム         20.0gメタ重亜
硫酸ナトリウム        5.0g水を加えてl
αとし、硫酸を用いてpH7,0に調整する。
処理後に得られた各試料について、シアン色画像の光堅
牢性、暗褪色性及び色調を以下の要領で評価した。
[光堅牢性試験1 アンダーゲラスス屋外日光曝露台を用いて30日間太陽
光を曝射した時の初濃度D Q= 1.0の残存率で示
した。(D−褪色後の濃度) [暗褪色性試験1 暗所にて70°C740%RHにて2週間保存した後の
褪色性を、上記光堅牢性と同様に残存率として求めた。
[色調1 ンアン色素画像の濃度が1.0のときの420r+m及
び550nmの濃度(DR及びり。)を測定した。
・≦−−\ ′tl・n 以下1・、余り 表2かられかる様に、比較試料1.2は光堅牢性は十分
であるか、暗褪色性は劣り、又イエロー部、マゼンタ部
の副吸収が大きい。添加化合物としてll−12を比較
カプラーC−1に併用しても殆ど改良効果は見られず、
若干暗褪色性に改良が見られるか十分なレベルとは言え
ない。
これに対し、本発明の組合せの試料4では従来の知見か
らは得られなかった効果が見い出され、画像保存性なら
びに色調において優れた性能を有することかわかる。
又、本発明の試料4のカプラーをI−4、I −14、
I −16,l−24に、添加化合物をll−7,ll
−13、ll−15,ll−26に代えたところ、本発
明の効果か得られた。
実施例2 実施例1と同様に表3で示す構成で多層ハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料を作製した。この試料を21とする。
次に、第5層のシアンカプラー及び添加化合物を表4に
示すように代えた以外は試料21と同様にして試料22
〜31を作製した。
表3−1 表3−2 Y−2 Q T−2 I−3 上記試料に対し、KS−7型感光計(コニカ(株)製)
を用い、オプティカルウェッジを通して露光した後、以
下に示す処理工程に従って現像処理を行った。
[処理工程]    温 度     時間発色現像 
  35.0±0.3°0    45秒漂白定着  
 35.0±0.5°0   45秒安定化  30〜
34°0  90秒 乾   燥     60 〜80℃       6
0 秒[発色現像液] 純   水                    
 800mαトリエタノールアミン        l
OgN、N−ジエチルヒドロキシアミ〕〆    5g
臭化カリウム          0.02g塩化カリ
ウム            2g亜硫酸カリウム  
        0.3g1−ヒドロキシエチリデン 1.1−ジホスホン酸         1.[3gエ
チレンジアミン四酢酸     目gカテコールー3.
5−ジスルホン酸 二ナトリウム塩          1.0gN−エチ
ル−N−β−メタンスルホン アミドエチル−3−メチル−4− アミノアニリン硫酸塩      4.5g蛍光増白剤
(4−4’ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 
       1.0g炭酸カリウム        
   27g水を加えて全量をIQとし、pH10,1
0に調整する。
[漂白定着液] エチレンジアミン四酢酸 第二鉄アンモニウム2水塩     60gエチレンジ
アミン四酢酸      3gチオ硫酸アンモニウム(
70%水溶液) 100m12亜硫酸アンモニウム(4
0%水溶液)  27.5m12水を加えてIQとし、
炭酸カリウム又は氷酢酸でpH5,7に調整する。
[安定化液1 5−クロロ−2−メチル−4 インチアゾリン−3−オン      1.0gエチレ
ングリコール        1.Og■−ヒドロキン
エチリデン 刊、■−ジホスホン酸        2、Ogエヂレ
ンジアミン四酢酸      1.0g水酸化アンモニ
ウム(20%水溶液)  3.0g亜硫酸アンモニウム
        3.0g蛍光増白剤(4,4’−ジア
ミノスチルベンジホスホン酸誘導体)        
1.5g水を加えてIQとし、硫酸又は水酸化カリウム
でpH7,0に調整する。
得られた試料について、実施例1と同様の方法によりシ
アン色画像の光堅牢性、暗褪色性及び色調を評価した ン 表4 表4かられかる様に、ノ10ゲン組成の異なる乳剤を用
い、迅速現像旭理された場合にも本発明の試料は画像保
存性及び色調において優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を含む
    写真構成層を有するハロゲン化銀写真感光材料において
    、前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に下記一般
    式〔 I 〕で表されるシアンカプラーを含有し、かつ前
    記写真構成層の少なくとも1層に下記一般式〔II〕及び
    /又は一般式〔III〕で表される化合物を含有すること
    を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はアルキル基またはアリール基を表す。 R_2はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基ま
    たは複素環基を表す。R_3は水素原子、ハロゲン原子
    、アルキル基またはアルコキシ基を表す。また、R_3
    はR_1と共同して環を形成してもよい。Zは水素原子
    または芳香族第1級アミン系発色現像主薬の酸化体との
    反応により離脱可能な基を表す。〕 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_4及びR_6は各々、水素原子、アルキル
    基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基又は
    複素環基を表す。Xは結合手又は2価の結合基を表し、
    Y、Y_1及びY_2は各々、−O−、−S−、−NH
    −、−NR_7−を表す。n、n_1及びn_2は各々
    、0又は1を表す。R_5は水素原子、ハロゲン原子、
    R_8−、R_8O−又はR_8S−を表す。m_1及
    びm_2は各々、0〜4を表す。ただし、m_1+m_
    2≧1であり、m_1+m_2≧2のとき各R_5は同
    一でも異なってもよい。R_7及びR_8は各々、アル
    キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基
    又は複素環基を表す。〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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