JPH028819B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028819B2 JPH028819B2 JP6297683A JP6297683A JPH028819B2 JP H028819 B2 JPH028819 B2 JP H028819B2 JP 6297683 A JP6297683 A JP 6297683A JP 6297683 A JP6297683 A JP 6297683A JP H028819 B2 JPH028819 B2 JP H028819B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- funnel
- metal
- pouring spout
- shaped
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 34
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 4
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 3
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 3
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/064—Accessories therefor for supplying molten metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、薄肉鋳片連続鋳造機、特に、ベルト
キヤスター型薄肉鋳片連続鋳片連続鋳造機に関す
るものである。
キヤスター型薄肉鋳片連続鋳片連続鋳造機に関す
るものである。
従来、少なくとも一対の対向離間して配置され
エンドレスに循環移動される金属ベルトにより所
望の鋳片に対応する断面形状と所定の長さとを有
する鋳造空間を画成し、各金属ベルトをガイドロ
ーラによつて所定の移動通路に案内支持するとと
もにガイドロール間で各金属ベルトの裏側に金属
パツトを配置し、金属パツトの内部の冷却流体路
からベルト面に開口するノズル孔を経て冷却用流
体を金属ベルトと金属パツドとの間に流して流体
膜によつて金属ベルトを冷却し、溶湯をタンデイ
ツシユから注入ノズルによつて鋳造空間の上端部
の注湯口部分に注入し、ベルト表面に沿つて凝固
殻を生成させ、鋳片を下端ガイドローラを経て鋳
造空間から引き出すよう構成したものがベルトキ
ヤスター型連続鋳造機と称せられて提案されてい
る。
エンドレスに循環移動される金属ベルトにより所
望の鋳片に対応する断面形状と所定の長さとを有
する鋳造空間を画成し、各金属ベルトをガイドロ
ーラによつて所定の移動通路に案内支持するとと
もにガイドロール間で各金属ベルトの裏側に金属
パツトを配置し、金属パツトの内部の冷却流体路
からベルト面に開口するノズル孔を経て冷却用流
体を金属ベルトと金属パツドとの間に流して流体
膜によつて金属ベルトを冷却し、溶湯をタンデイ
ツシユから注入ノズルによつて鋳造空間の上端部
の注湯口部分に注入し、ベルト表面に沿つて凝固
殻を生成させ、鋳片を下端ガイドローラを経て鋳
造空間から引き出すよう構成したものがベルトキ
ヤスター型連続鋳造機と称せられて提案されてい
る。
かかるベルトキヤスター型連続鋳造機によつて
厚さが、例えば、20〜100mm程度の薄鋼板用薄肉
鋳片を直接得るためには、第１図に示すように、
所定間隔で対向して配置された金属ベルト１と、
これらの一対の対向金属ベルトに挾まれて金属ベ
ルト側縁近傍に配置された一対の短辺面両側板２
とによつて画成される鋳造空間３の上端部におけ
る注湯口部分４が注入ノズル５の下端部を浸漬し
て溶湯を無酸化注入することを許容する湯だまり
部を保持し得るに十分な大きさを有するものと
し、注湯口部分４において対向金属ベルト１を下
方に向け収斂傾斜させて対向金属ベルト間の間隔
を垂直方向長さ１ｍ当り金属の自然凝固収縮量よ
り大きい２％以上の割合で下方に向かうに従つて
狭くして漏斗状とし、この漏斗状注湯口部分４に
おいて溶湯を絞り込んで所望の厚みの薄肉鋳片が
漏斗状注湯口部分の下端出口において得られるよ
うにすることが必要である。
厚さが、例えば、20〜100mm程度の薄鋼板用薄肉
鋳片を直接得るためには、第１図に示すように、
所定間隔で対向して配置された金属ベルト１と、
これらの一対の対向金属ベルトに挾まれて金属ベ
ルト側縁近傍に配置された一対の短辺面両側板２
とによつて画成される鋳造空間３の上端部におけ
る注湯口部分４が注入ノズル５の下端部を浸漬し
て溶湯を無酸化注入することを許容する湯だまり
部を保持し得るに十分な大きさを有するものと
し、注湯口部分４において対向金属ベルト１を下
方に向け収斂傾斜させて対向金属ベルト間の間隔
を垂直方向長さ１ｍ当り金属の自然凝固収縮量よ
り大きい２％以上の割合で下方に向かうに従つて
狭くして漏斗状とし、この漏斗状注湯口部分４に
おいて溶湯を絞り込んで所望の厚みの薄肉鋳片が
漏斗状注湯口部分の下端出口において得られるよ
うにすることが必要である。
しかしながら、上述したように、漏斗形注湯口
部分において溶湯を所望の薄肉鋳片の厚みにまで
絞り込む構造とする場合には、漏斗形注湯口部分
において短辺面に沿つて凝固殻が生成すると絞り
込み抵抗が増大し、鋳片の引き出しが困難となり
短辺凝固殻を圧延ないしは座屈によつて変形させ
ることが必要となり、この結果、バルジングその
他種々の問題が生ずる欠点がある。
部分において溶湯を所望の薄肉鋳片の厚みにまで
絞り込む構造とする場合には、漏斗形注湯口部分
において短辺面に沿つて凝固殻が生成すると絞り
込み抵抗が増大し、鋳片の引き出しが困難となり
短辺凝固殻を圧延ないしは座屈によつて変形させ
ることが必要となり、この結果、バルジングその
他種々の問題が生ずる欠点がある。
かかる短辺凝固殻の発生は漏斗形注湯口部分に
おける短辺面側板を熱伝導率の低い耐火物で被覆
または構成することによつて或る程度防止するこ
とができるが、鋳込開始時等のように短辺面耐火
物が昇温しない間に短辺凝固殻が生成される可能
性があり、短辺凝固殻が僅かに生成されるだけで
短辺の性状が極めて悪化するという問題がある。
おける短辺面側板を熱伝導率の低い耐火物で被覆
または構成することによつて或る程度防止するこ
とができるが、鋳込開始時等のように短辺面耐火
物が昇温しない間に短辺凝固殻が生成される可能
性があり、短辺凝固殻が僅かに生成されるだけで
短辺の性状が極めて悪化するという問題がある。
他の方法として、短辺面側板を多孔質の耐火物
で作り、この耐火物を経て不活性気体を吹込んで
短辺凝固殻の生成を防止する方法もあるが、凝固
殻が不完全に生成し、ブレークアウトが生じ、短
辺性状等について保温による方法よりも危険であ
ると考えられる。
で作り、この耐火物を経て不活性気体を吹込んで
短辺凝固殻の生成を防止する方法もあるが、凝固
殻が不完全に生成し、ブレークアウトが生じ、短
辺性状等について保温による方法よりも危険であ
ると考えられる。
本発明は上述した点に鑑みなされたもので、漏
斗状注湯口部分の両短辺面側に熱伝導率の低い耐
火物で囲まれた窪みをそれぞれ設け、各窪み内に
注入ノズルを配設して溶湯を漏斗状注湯口部分内
に短辺面側から注入することによつて漏斗状注湯
口部分における短辺凝固殻の生成を防止すること
を目的としている。
斗状注湯口部分の両短辺面側に熱伝導率の低い耐
火物で囲まれた窪みをそれぞれ設け、各窪み内に
注入ノズルを配設して溶湯を漏斗状注湯口部分内
に短辺面側から注入することによつて漏斗状注湯
口部分における短辺凝固殻の生成を防止すること
を目的としている。
以下、本発明を図面につき説明する。
第２〜４図に示す本発明の実施例において第１
図に示す同じ部分を同じ符号で示してその詳細な
説明を省略する。
図に示す同じ部分を同じ符号で示してその詳細な
説明を省略する。
図示の例では、駆動ローラ６によつて矢Ａの方
向に循環移動される対向金属ベルト１が下方に向
け収斂傾斜されて（第４図参照）鋳造空間３の上
端部に形成された漏斗状注湯口部分４の両短辺面
側に熱伝導率の低い耐火物７で囲まれた窪み８が
それぞれ設けられている。この窪み８を囲む耐火
物７は支持ブロツク９によつて支持され、支持ブ
ロツク９は油圧シリンダ等の適当な駆動装置によ
り矢Ｂの方向に左右に移動可能に設けられ、これ
により鋳片の幅を変更し得るよう構成されてい
る。
向に循環移動される対向金属ベルト１が下方に向
け収斂傾斜されて（第４図参照）鋳造空間３の上
端部に形成された漏斗状注湯口部分４の両短辺面
側に熱伝導率の低い耐火物７で囲まれた窪み８が
それぞれ設けられている。この窪み８を囲む耐火
物７は支持ブロツク９によつて支持され、支持ブ
ロツク９は油圧シリンダ等の適当な駆動装置によ
り矢Ｂの方向に左右に移動可能に設けられ、これ
により鋳片の幅を変更し得るよう構成されてい
る。
各窪み８内に給湯ノズル１０が配置され、これ
により溶湯を矢Ｃで示すように窪み８内に注入し
て漏斗状注湯口部分４の両短辺面側に流し込むよ
うに構成されている。
により溶湯を矢Ｃで示すように窪み８内に注入し
て漏斗状注湯口部分４の両短辺面側に流し込むよ
うに構成されている。
かように、給湯ノズル１０によつて漏斗状注湯
口部分４の両短辺面側に溶湯を流し込むことによ
つて、漏斗状注湯口部分４内での短面凝固殻の生
成を完全に防止し、これにより所望の薄肉鋳片厚
みへの絞り込みを容易に行なうことができ、これ
により駆動ローラ６により移動される金属ベルト
１によつて鋳片の引き出しを容易に行なうことが
できる。
口部分４の両短辺面側に溶湯を流し込むことによ
つて、漏斗状注湯口部分４内での短面凝固殻の生
成を完全に防止し、これにより所望の薄肉鋳片厚
みへの絞り込みを容易に行なうことができ、これ
により駆動ローラ６により移動される金属ベルト
１によつて鋳片の引き出しを容易に行なうことが
できる。
なお、給湯ノズル１０により充分な量の溶湯を
注入することが可能な場合には、注入ノズル５か
らの注入は不要である。また、逆に、給湯ノズル
１０の出口または給湯ノズル１０自身が溶湯の凝
固により固まつてしまうのを防ぐに充分なだけの
量の溶湯を給湯ノズル１０から注入し、注入ノズ
ル５から主体的に注入することも可能である。こ
の流量割合の決定は鋳片寸法、溶湯温度、凝固温
度等の特性により適宜決定することができる。
注入することが可能な場合には、注入ノズル５か
らの注入は不要である。また、逆に、給湯ノズル
１０の出口または給湯ノズル１０自身が溶湯の凝
固により固まつてしまうのを防ぐに充分なだけの
量の溶湯を給湯ノズル１０から注入し、注入ノズ
ル５から主体的に注入することも可能である。こ
の流量割合の決定は鋳片寸法、溶湯温度、凝固温
度等の特性により適宜決定することができる。
第１図は薄肉鋳片連続鋳造機の上端部の従来構
造を示す線図的斜視図、第２図は本発明による薄
肉鋳片連続鋳造機の上端部の平面図、第３図は第
２図の―線上の縦断面図、第４図は第２図の
―線上の縦断面図である。 １…金属ベルト、３…鋳造空間、４…漏斗状注
湯口部分、５…注入ノズル、６…駆動ローラ、７
…耐火物、８…窪み、１０…給湯ノズル。
造を示す線図的斜視図、第２図は本発明による薄
肉鋳片連続鋳造機の上端部の平面図、第３図は第
２図の―線上の縦断面図、第４図は第２図の
―線上の縦断面図である。 １…金属ベルト、３…鋳造空間、４…漏斗状注
湯口部分、５…注入ノズル、６…駆動ローラ、７
…耐火物、８…窪み、１０…給湯ノズル。
Claims (1)
- １ 駆動ローラによつて循環移動される一対の所
定間隔で対向配置された冷却金属ベルトを具え、
これらの金属ベルトが薄肉鋳片鋳造空間の長辺面
を構成し、前記鋳造空間の上端部において対向金
属ベルトが下方に向け収斂傾斜されて注入ノズル
を浸漬して無酸化注入することを許容する湯だま
りを保持し得る漏斗状注湯口部分が設けられ、こ
の漏斗状注湯口部分で溶湯を所望の薄肉鋳片厚み
に絞り込むよう構成され、前記漏斗状注湯口部分
の両短辺面側に熱伝導率の低い耐火物で囲まれた
窪みがそれぞれ設けられ、各窪み内に注入ノズル
が設けられて前記漏斗状注湯口部分の短辺面側で
の凝固殻の発生を防止するようにした薄肉鋳片連
鋳機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297683A JPS59189045A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 薄肉鋳片連続鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297683A JPS59189045A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 薄肉鋳片連続鋳造機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59189045A JPS59189045A (ja) | 1984-10-26 |
| JPH028819B2 true JPH028819B2 (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=13215892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297683A Granted JPS59189045A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 薄肉鋳片連続鋳造機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59189045A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62270256A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-24 | Kawasaki Steel Corp | ベルト式連鋳機の溶湯注入方法 |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP6297683A patent/JPS59189045A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59189045A (ja) | 1984-10-26 |
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