JPH028802B2 - - Google Patents

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JPH028802B2
JPH028802B2 JP2197480A JP2197480A JPH028802B2 JP H028802 B2 JPH028802 B2 JP H028802B2 JP 2197480 A JP2197480 A JP 2197480A JP 2197480 A JP2197480 A JP 2197480A JP H028802 B2 JPH028802 B2 JP H028802B2
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rigid
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aluminum
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JP2197480A
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Yakuharu Nakamura
Nobuo Masuoka
Masaru Okamoto
Yasuhiko Myake
Akinori Ishida
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミニウム金属などの高導電率を
保有する本体の側面長手方向にステンレスなどの
硬質薄形帯材を接合一体化して耐摩耗性表面を提
供したアルミニウム―ステンレス金属結合形剛体
トロリーなどで代表される複合金属形結合形剛体
トロリーの製造方法に関する。
〔発明の背景及び発明が解決しようとする課題〕
近年、軽量形剛体トロリーの開発が盛んに行わ
れ、そしてその軽量化の主旨から比重の小さいア
ルミニウム金属が好んで使用され、またアルミニ
ウム単体では耐摩耗性に問題があることから、走
行集電体の接触面においてステンレスの如き硬質
材を付加し、この硬質材面により耐摩耗性被接触
面とした、複合金属結合形剛体トロリーが提供さ
れている。
前記の硬質材は、特に薄形の帯状を呈するもの
とすることにより、アルミニウム金属よりなる本
体からの大電流を薄い厚みを通してその表面より
接触する集電体に流し、概して電気抵抗は大きく
ても大電流用として使用可能にするものである。
このような基本構成を持つた複合金属結合形剛
体トロリーは、大電流の通電容量を許容する本体
と集電体接触部材とが異種金属となることから、
それら両金属間の大電流通電を可能にするための
電気的結合及び集電体の摺動接触による物理的影
響を受け難い機械的結合を成就させるために、最
も苦労させられ、これらは複合金属結合として製
造過程において解決することが必要である。
従来、アルミニウムの如き型材とステンレスの
如き帯材との異種金属部材同士の結合方法として
は種々のものが提案されているが、こと剛体トロ
リーについては、剛体部材における異種金属部間
の結合であるが故に電気的且つ機械的結合が完全
でなかつたり、それが完全であつても工業的規模
で実施することが困難であつたり、未だ未だ解決
しきれていないのが実情であつた。
因に、最も手つ取り早く製造し得るものとし
て、押出成型によつて所定の横断面形状をして曲
げ剛性を有するように製造されたアルミニウム型
材に、それとは別途製作されたステンレス帯材を
縦添し且つ鋲或いはアルミニウム型材に有する加
締めリブにより締結させた、所謂メカニカルクラ
ンプによつて一体化させた方法が提案されてい
る。この方法において得られた複合金属結合形剛
体トロリーでは、アルミニウム型材に対するステ
ンレス帯材の結合が治金学的に行われておらず、
機械的な接触に依存しているため、往々にしてそ
れら両部材間に僅かではあるが空気や湿気が介入
し得る間隙を生じさせており、そのことによつて
露出金属表面に生成される酸化皮膜が介在したり
腐食が顕著となつたりして、かかる結合が弱まる
恐れがあり、加えて当該締結方法は多くの手間と
時間を要し、なおまた、集電体がステンレス帯材
を摺動した場合に微振動等による物理的影響によ
り両金属部材間の締結部に緩みが生じて電気的結
合を不安定にする恐れがあつた。
一方、このようなメカニカルクランプによる方
法の異種金属部材間の結合問題を解決するものに
は、押出成型による接合法や圧延圧接法があり、
これらのものについていくつかの提案が為されて
いる。しかして、押出成型による接合法では、基
本的には、ステンレス帯材をアルミニウム押出装
置に導入し、該装置のダイスを通過させること
で、アルミニウム型材の押出成型とともにこれに
対するステンレス帯材の接合を同時に行い、もつ
て複合型材として製造する方法であり、他方の圧
延圧接法は、各々予め所定の形状に製作されたア
ルミニウム素材とステンレス帯材とを互いに重ね
合わせた状態で圧延ロール間に導入させ、アルミ
ニウム素材のロール圧下による塑性変形に基づい
てアルミニウム型材として成形するとともにこれ
へのステンレス帯材の接合一体化を図るものであ
る。
これらの方法は、アルミニウム金属を溶融もし
くは塑性変形に基づく所謂メタルフローによりア
ルミニウム―ステンレス両金属部材の接合が行わ
れるため、異種金属部材相互の接合部が治金学的
にして緻密なものとなつて物理的に安定した結合
が得られ、而も長尺品として提供することがで
き、完成した姿からみれば理想的なものである。
ところが、これら二つの方法では、製造過程に
おいていくつかの問題を含んでおり、これ故にメ
カニカルクランプによる複合金属結合型剛体トロ
リーのように手軽に製造し難いものとなつてい
た。
即ち、押出成形による方法では、非常に硬いス
テンレス帯材をアルミニウム成形ダイスを通過さ
せる場合に、当該帯材がダイスに接触して所謂か
じりと称する現象を生じて損傷を受ける恐れがあ
り、またステンレス帯材を通過させるために押出
装置自体に特殊な設計と付帯設備を要し、而もア
ルミニウム―ステンレス両金属部間の接合を考慮
した特別の押出制御のために管理が必要となるか
らである。
また、圧延圧接法による方法では、平角状の如
く一定の形状に仕上げられたアルミニウム素材を
塑性変形してステンレス帯材との圧延圧接を成就
させるため、横断面積が小さくて曲げ剛性の小さ
い架線用電車線のようなものにおいての製造には
適しているが、剛体トロリーでは、曲げ剛性をア
ルミニウム型材に依存するため、アルミニウム素
材もそれに匹敵した曲げ剛性を保有する大サイズ
のものとなり、従つて、これを圧延によりステン
レス帯材に圧接一体化する程に塑性変形を与える
ためには、相当に大きな外径のロールで非常に大
きな圧下力を必要とし、概して大型で高価な設備
を要するにもかかわらず生産性の向上を望めない
難点があり、工業的規模で一定の生産性を保持し
て製造することが困難であるからである。
このように従来の何れの方法においても、長所
もあるが、実用化を妨げる短所も有しており、製
品の質的向上と生産性(経済性)のように多方面
にわたつて一挙に問題の解決が図れた確立した方
法を未だに得られていないのが現状であつた。
ところで、本発明者等の一部の者によれば、上
記した各種の問題を一挙に解決する方法を得るた
めの試行錯誤が繰り返されており、特にその中か
ら押出成形による方法と圧延圧接法とを各々取り
入れてそれら両者の特長を生かす方法を提案し
た。即ち、アルミニウム単独の金属材料であれ
ば、任意形状サイズの型材を極めて容易に作り出
せる押出成形法と、曲げ剛性が低く抑えられた小
サイズのアルミニウム素材であれば、その成形と
ステンレス帯材との圧接一体化が損傷等の弊害を
伴うことなく簡単に得られる圧延圧接法を生か
し、大サイズにして曲げ剛性の大きい剛性型材を
アルミニウム押出機により製造し、その一方で、
ステンレス帯材に対して小サイズにして曲げ剛性
の小さなアルミニウム素材を添わせて、これらを
重ね合わせた侭の状態で圧延圧接ロール間に導入
し、ロールの圧下力で当該アルミニウム素材の塑
性変形による成形及びステンレス帯材への圧接結
合を同時に達成して、小サイズの異種金属結合型
材を製造し、そうして得られた、小サイズの異種
金属型材を、そのアルミニウム型材が対向するよ
うにして剛性型材に添わせ、両者のアルミニウム
金属同士となる合わせ目を長手方向に添つて電気
溶接して結合することにより、一体化したアルミ
ニウム―ステンレス複合金属結合形剛体トロリー
の製造方法を提案した。(特願昭55―10588号) この方法によれば、簡単な構造の押出機と、小
型の圧延機と、溶接機とを準備すれば良く、アル
ミニウムとステンレスとの異種金属結合を治金学
的に安定した複合金属結合形剛体トロリーを一定
の生産性を保持して廉価に製造できる可能性を見
出し得た。
しかして、溶接工程では、当初はアーク溶接が
適当と判断して実施化を進め、アルミニウム剛性
型材とアルミニウム―ステンレス異種金属型材と
を当該アーク溶接によつて型材の長手方向に連続
溶接し、溶接後完成した複合金属結合形剛体トロ
リーを冷却したところ、曲げ変形が生ずることが
確認され、そのままでは集電体の摺動接触に即し
得ないことから、矯正する必要があつた。
かかる曲げ変形のメカニズムについて鋭意研究
した結果、当該アーク溶接が一旦製造されたアル
ミニウム型材の一部を溶かして両型材のアルミニ
ウム同士の結合を行うために当該両型材のアルミ
ニウム部分に熱歪を生じていることに原因がある
ことを突き止めた。
そこで本発明者等は、その溶接工程での熱歪問
題を解決することによつて、上記した最後の方法
の有為性をさらに押し進めることに努めたもので
ある。
従つて、本発明の目的は、大サイズアルミニウ
ム型材の如き剛性型材と小サイズにして曲げ剛性
を小さくしたアルミニウム―ステンレス複合型材
の如き異種金属結合型材とを、アルミニウム部材
に熱歪が生ずる程の高温領域に晒さず、治金学的
に接合して一体化した、複合金属結合形剛体トロ
リーの製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による複合金属結合形剛体トロリーの製
造方法は、添付図面に示した如く、剛性型材5と
異種金属結合型材18とを、その合せ面における
側面長手方向に、横断面略台形状の溝型部19と
これに嵌入し得るような横断面略台形状の突型部
4とを成形してそれぞれ作出せしめ、この次に、
溝型部19内に両型材5,18の溶融温度よりも
低い温度で溶融するろう材20を供給し、該ろう
材を供給した当該溝型部19に突型部4を嵌入し
て当該両型材5,18を組み合わせ、このように
して組み合わせられた当該両型材5,18及びろ
う材20を、加熱炉22に供給してろう材20の
みを溶融させた状態とし、その後直ちに対の圧縮
ロール23,23′間に供給して、突型部4を溝
型部19内へそれらの台形状表面同士が整合する
ように圧入嵌合させることにより、当該溶融した
ろう材20′を嵌合しあつた突型部4′と溝型部1
9′との間で流動変形せしめてそれらの整合しあ
う台形状表面相互間に均一に薄い接着層200を
形成せしむることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、添付した図面に基づいて、本発明の実施
例について説明する。
尚、この実施例における複合金属結合形剛体ト
ロリーは、剛性型材及び異種金属結合型材のアル
ミニウム部材としてアルミニウム合金を採用し、
異種金属結合型材における硬質金属薄形帯材とし
てステンレス鋼を採用した例を示してある。
―各部材の製造― 第1図及び第2図は、剛性型材の製造状況及び
それにより得られた剛性型材の横断面形状を示し
ている。また、第3図及び第4図は、異種金属結
合型材の製造状況を示している。
しかして、剛性型材は、第1図に示すように、
600t横型アルミニウム押出機を用い、直径が100
mmのA6063アルミニウム合金のビレツトを、400
℃に加熱して当該押出機コンテナ内に入れ、第2
図に示すような横断面形状で連続押出成形したも
のである。そうして得られた剛性型材5は、横断
面略逆T字状にして所定の曲げ剛性が得られるよ
うにし、そして、上側に延びる柱状部の端縁長手
方向において、中央に平形面2を、その両側に勾
配面3,3をそれぞれ形成して横断面略台形状の
突型部4を設けたものとしてある。各部の寸法は
任意で良いが、特に曲げ剛性を保有させるため、
下側座部は幅が20mm、厚さが15mmとし、全体の高
さが40mmとし、さらに柱状部の厚さを6mmとし、
その厚さによる柱状部の先端において適宜角度に
傾斜させ且つ当該厚さよりも小さい幅の平形面2
を形成して突型部4を得ている。
このように押出成形して所定の形状寸法に製造
された剛性型材5は、長尺に連続製造可能である
が、曲げ剛性を有しているため、所定の型材とし
て押し出された側で切断機により所定の長さに切
断し、定尺品とされる。
一方、異種金属結合型材は、第3図及び第4図
に示したような製造プロセスに入る前に、それら
の素材即ち、圧延及び切断加工等により製造され
た薄板状のSUS304からなる硬質金属薄形帯材1
0と、アルミニウム押出機によつて製造された小
サイズの横断面平角状のA6063アルミニウム合金
からなる軟質金属素材11との、異種金属部材が
各々準備される。
なお、硬質金属薄形帯材10は、幅が18mmで厚
さが1.5mmとし、一方の軟質金属素材11は幅と
高さが各々20mm、30mmとしてあり、後の圧延圧接
製造に適合する寸法を選定してある。
このような形状寸法からなる両素材10,11
は、各々巻装状態を解いて繰り出し、圧延過程で
対向しあう片面10aと11aとを、各々素線径
が0.5mmで回転径が100mmのステンレス製回転ブラ
シからなる研磨装置12,13で表面の酸化物そ
の他の付着物を研磨除去して、清浄化表面10
b,11bとしたのに続いて、各々加熱装置1
4,15に導いて硬質薄形帯材10を100℃に加
熱するとともに軟質金属素材11を350℃に加熱
し、加熱された両部材10,11を、当該清浄化
表面10b,11bが接触しあうように互いに重
ね合わせて、直径が200mmの圧延ロール16と1
7との間に供給し、ロール16,17の圧下力で
軟質金属素材11の塑性変形によるそれ自身の成
形と硬質薄形帯材10への圧延圧接を行いつつ前
方へ引つ張り出すことにより、異種金属結合型材
18として連続的に取り出されて行く。
かかる圧延ロール16,17は、第4図に分か
り易く示しているように、一方のロール16にお
いて、中央周面に弓形状に凹んだ凹型部16a
(r50)を形成し、他方のロール17において、中
央周面に台形状の凸型部17a及びその両側の周
面に平滑な凹型部17b,17bを形成し、そし
て、ロール16の凹型部16aに前述した偏平な
硬質薄形帯材10が沿い、ロール11の凸型部1
7a,凹型部17b,17bに前述した軟質金属
素材11が沿い、その状態でロール16,17が
圧下しあうことにより、上述のように加熱された
条件の下で供給される軟質金属素材11が塑性変
形を起こして、ロール17の凸型部17aと凹型
部17b,17bによる圧下面により一方の側面
が所定の形状に成形されるとともに、硬質薄形帯
材10が軟質金属素材11の塑性変形に伴つて清
浄化表面10bに内圧がかかつて弓形状に彎曲さ
れ、その変形は背面がロール16の凹型部16a
に接するまで続き、同凹型部16aで圧力を受け
止めて成形される。
第4図から分かるように、上記のようにして成
形された両部材10′,11′は、その成形と同時
に両ロール16,17の圧下力によつて、軟質金
属素材11が前述した塑性変形に起こす間に硬質
薄形帯材10′の清浄化面における成形凹曲面1
0b′に強力に而も緻密に圧接結合し、そうしたこ
とにより治金学的な結合100によつて一体化し
た異種金属結合型材18として製造される。
上述のように製造された異種金属結合型材18
は、湾曲された硬質薄形帯材10′において円弧
状表面10cに形成しているとともに、それとは
反対面につまり成形された軟質金属部材11′の
表面において、剛性型材5の突型部4における平
形面2の幅よりも若干大きな幅の底面11cと同
突型部の勾配3,3よりも若干大きな勾配とした
勾配面11d,11dとで画成された横断面略台
形状の溝型部19を形成してある。
このように各部が成形された異種金属結合型材
は横断面大略平角状にして、前述した剛性型材よ
りも断面積の小さいサイズ(幅20mm、高さ15mm)
のものとして提供されるもので、曲げ剛性が小さ
いことを利して長尺一条でドラムに巻き取つてお
くことができ、必要に応じ任意の長さに切断して
使用することができる。
―製造された各部材の結合― 第5図乃至第7図は、以上のようにして製造さ
れた剛性型材5と異種金属結合型材18との結合
要領を示したものである。
各々所定の長さに切断選定して所定の長さとし
て準備された剛性型材5と異種金属結合型材18
とは、第5図に分かり易く示したように、先ず、
剛性型材5を上に且つ異種金属結合型材18を下
にし、そして前者5の突型部4を下向きに且つ後
者の溝型部19を上向きにし、さらに両型部4,
19各々の各表面2,3,3及び11c,11
d,11dに酸化物系フラツクスを塗布し、当該
溝型部19の底となる面11cに、亜鉛を5%含
んで当該両型材5,18よりも低い温度(300〜
400℃)で溶融し得るアルミニウム合金からなる
帯状ろう材20を供給しつつ添える。
そうして、帯状ろう材20を供給してある溝型
部19に突型部4を嵌入させて(第6図参照)、
ガイドロール21,21によつて実質平行状態で
合体するように組み合わせ、その状態を維持した
侭で低温加熱炉22に導入して420℃±10℃に加
熱して、当該帯ろう材20のみを溶融させ、この
溶融状態が持続する間に、加熱炉22を出た両型
材5と18を、第7図に分かり易く示したように
対の圧縮ロール23,23′間に直ちに供給し、
当該両ロール23,23′の圧下力によつて突型
部4が溝型部19内に圧入され、その際勾配の小
さい突型部4の勾配面3,3と勾配面の小さい溝
型部19の勾配面11d,11pとが圧接しあつ
て双方または一方の僅かな変形により整合される
とともに、それら勾配面の整合に付随して突型部
の平形面2と溝型部19の11cとが近接するよ
うにされ、もつて所定の嵌合状態4′,19′が形
成される。このように嵌合しあつた両型部4′,
19′の間では、溶融した帯状ろう材20′が、突
型部4′の平形面に押されて流動変形して突型部
4′と薄型部19′の嵌合しあう面との全て即ち3
と11d、2と11cの相互間に万遍なく行き渡
つて、均一で非常に薄い接着層200が形成さ
れ、そしてこの接着層200を介して当該両型材
5,18の治金学的結合が図られる。
上記のようにして治金学的に結合された両型材
5,18は、ガイドロール24,24の案内等に
より複合金属結合形剛体トロリー30として引き
とられて行く。
なお、溶融した帯状ろう材20′は、その流動
過程で、両型材の突型部4′と溝型部19′との嵌
合部分で整合したそれら自身の勾配面の相互間を
通過して、それら勾配面の嵌合部の外側縁より一
部が迫り出し、それによつて当該嵌合部間におけ
る薄い接着層200が形成される。
以上のようにして製造し完成した複合金属結合
形剛体トロリーによれば、剛性型材5や異種金属
結合型材18はアルミニウムに溶融温度が600℃
以上のA6063合金が採用されているため、上述し
た帯状ろう材20の溶融温度によつてはこれらを
溶融する程の高温で局部的に加熱されないことか
ら、曲げ変形が伴わず、熱歪を生ずるようなこと
がなくなる。
第8図は、完成した複合金属結合形剛体トロリ
30の横断面構造を示すもので、剛性型材5の
座部5aを造営材に取り付けられた支持碍子に把
持させることにより布設される。そして、ボンド
線を剛性型材5の適所にボルト締結等により取着
接続して給電(フイードイン)を行うことによつ
て、剛性型材5に供給される大電流は、治金学的
な結合部となる接着層200を介して軟質金属部
材11′→治金学的結合部100→硬質薄形帯材
10′のように流れ、この帯材10′の円弧状表面
10cに接触させる集電体300に集電させるこ
とができる。
従つて、本発明によれば、湿気や酸化促進域に
晒されても、ステンレスとアルミニウムの如き異
種金属部間における腐食や結合部間での酸化膜の
生成を防ぎ、また集電体300の摺動による微振
動が加わつても結合部間が剥離すると言つた恐れ
がない、電気的且つ機械的に安定した複合金属結
合形剛体トロリーを提供し、而もそれは部材間の
結合に際して熱歪を生じないで効率良く製造でき
たものである。
なお、本発明によれば、異種金属結合型材と剛
性型材とは、各々独立して製造されるから、それ
ら両部材を結合するために必須とした突型部4と
溝型部19とは、前者が異種金属結合型材側に且
つ後者を剛性型材側に形成しても、所定の複合金
属結合型剛体トロリーとして製造することが可能
である。
また、前述した実施例のように、突型部4と溝
型部19とにおいて、突型部4の勾配面3,3の
勾配を溝型部19の勾配面17d,17dの勾配
より小さくし、且つ前者の平形面2の幅を後者の
底面11cの幅よりも小さくすることによつて、
両型部4,19の嵌合時における楔効果を顕著に
させ、帯状ろう材への剪断応力を増加させて、両
型部間の治金学的結合を図ることができるが、こ
れ以外の態様もあり得る。
例えば、突型部4と溝型部19とにおいて、そ
れらに形成した勾配面3,3と11d,11dと
を同一の勾配とし、前者の勾配面3,3の幅及び
平形面2の幅を、後者の勾配面11d,11dの
幅及び底面11cよりも薄い帯状ろう材20によ
る接着層200の厚さに相当する分程度少しく小
さく設定することによつて、突型部4と溝型部1
9とが薄い接着層200を介して治金学的に接合
することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明してきて明らかなように、本発明にか
かる複合金属結合形剛体トロリーの製造方法によ
れば、大サイズアルミニウム型材の如き剛性型材
と小サイズにして曲げ剛性を小さくしたアルミニ
ウム―ステンレス複合型材の如き異種金属結合型
材とを、アルミニウム部材に熱歪が生ずることを
無くして、治金学的に接合して一体化した、複合
金属結合形剛体トロリーの製造方法を提供すると
言う所期の目的が達成され、従つて、アルミニウ
ム等の金属材料のための簡単な機構の押出機と、
コンパクトにして大きな圧下力を要さない小サイ
ズ異種金属結合型材のための小型の圧延機の適用
によつて、生産性の向上とコストの低減とを一挙
に達成すると言う、理想的な製造方法の確立を図
り得たもので、この種複合金属結合形剛体トロリ
ーの製造に携わる者に好影響を及ぼすものとして
成果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明にかかる複合金属結合形剛
体トロリーの製造方法の一実施例を示しており、
第1図は剛性型材の製造概況を示す説明図、第2
図はその製造によつて得られた同上図のA―A線
に沿う剛性型材の断面説明図、第3図は異種金属
結合型材の製造概況を示す説明図、第4図は同上
図のB―B線に沿う断面説明図、第5図は剛性型
材と異種金属結合型材との結合方法を示す説明
図、第6図は同上図のC―C線に沿う断面説明
図、第7図は同第5図のD―D線に沿う断面説明
図、第8図は製造後の完成した複合金属結合形剛
体トロリーの断面説明図である。 図中、1は押出機、4,4′は突型部、5は剛
性型材、10,10′は硬質薄形帯材、11は軟
質金属素材、11′は成形された軟質金属部材、
16,17は圧延圧接ロール、18は異種金属結
合型材、19,19′は溝型部、20は帯状ろう
材、20′は溶融した帯状ろう材、22は低温加
熱炉、23,23′は圧縮ロール、30は複合金
属結合形剛体トロリー、100は圧延圧接による
治金学的結合部、200は帯状ろう材による接着
層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウム金属の如き高導電率を保有する
    剛性型材5と、ステンレスの如き耐摩耗性を有
    し、かつ通電できる硬質薄形帯材10′を含む異
    種金属結合型材18とをして、両型材5,18の
    側面同士を金属的に接合一体化せしめることによ
    り、複合金属結合形剛体トロリー30を製造する
    方法において、当該剛性型材5と異種金属結合型
    材18とを、その合せ面における側面長手方向
    に、横断面略台形状の溝型部19とこれに嵌入し
    得るような横断面略台形状の突型部4とを成形し
    てそれぞれ作出せしめ、この次に、その溝型部1
    9内に両型材5,18の溶融温度よりも低い温度
    で溶融するろう材20を供給し、該ろう材20を
    供給した当該溝型部19に突型部4を嵌入して当
    該両型材5,18を組み合わせ、このようにして
    組み合わせられた当該両型材5,18及びろう材
    20を、加熱炉22に供給してろう材20のみを
    溶融させた状態とし、その後直ちに対の圧縮ロー
    ル23,23′間に供給して、突型部4を溝型部
    19内へそれらの台形状表面同士が整合するよう
    に圧入嵌合させることにより、当該溶融したろう
    材20′を嵌合しあつた突型部4′と溝型部19′
    との間で流動変形せしめてそれらの整合しあつた
    台形状表面相互間に均一に薄い接着層200を形
    成せしむることを特徴とする複合金属結合形剛体
    トロリーの製造方法。
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