JPH028693Y2 - - Google Patents
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- JPH028693Y2 JPH028693Y2 JP1984157583U JP15758384U JPH028693Y2 JP H028693 Y2 JPH028693 Y2 JP H028693Y2 JP 1984157583 U JP1984157583 U JP 1984157583U JP 15758384 U JP15758384 U JP 15758384U JP H028693 Y2 JPH028693 Y2 JP H028693Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- operating
- freewheel
- rear hub
- threaded
- Prior art date
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 claims description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 claims description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B5/00—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
- G01B5/24—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
- G01B5/255—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes for testing wheel alignment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K19/00—Cycle frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K25/00—Axle suspensions
- B62K25/02—Axle suspensions for mounting axles rigidly on cycle frame or fork, e.g. adjustably
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自転車用ホークエンドの修正具、詳し
くはフリーホイールを備えた後ハブを支持する挿
通溝とねじ孔をもつたデイレーラー取付部とを備
えたホークエンドのフレーム中心に対する平行度
を修正する金具に関する。
くはフリーホイールを備えた後ハブを支持する挿
通溝とねじ孔をもつたデイレーラー取付部とを備
えたホークエンドのフレーム中心に対する平行度
を修正する金具に関する。
(従来の技術)
自転車の後ハブにおけるフリーホイールの組立
てにおいて、ホークエンドのデイレーラー取付部
のフレーム中心に対する平行度が狂つていると、
前記デイレーラーにおけるチエン案内具とフリー
ホイールとの位置関係が狂うため前記デイレーラ
ーが正常に作動しても変速性が極端に悪くなる。
てにおいて、ホークエンドのデイレーラー取付部
のフレーム中心に対する平行度が狂つていると、
前記デイレーラーにおけるチエン案内具とフリー
ホイールとの位置関係が狂うため前記デイレーラ
ーが正常に作動しても変速性が極端に悪くなる。
従つて前記平行度を厳重に保つ必要があり、こ
れをするために、従来、前記デイレーラー取付部
のねじ孔に螺合するねじ体と該ねじ体に回転自由
に支持する操作杆とを備えた操作部材を用い、該
操作部材を、前記ホークエンドのデイレーラー取
付部に取付ける一方、後輪におけるリムを利用
し、このリムの側面と前記操作杆との間の間隔を
測ることにより、前記平行度を測定し、許容誤差
限度をこえた場合、その個所の近傍におけるフレ
ームと前記操作杆とを握り、前記操作杆がリムに
対し近接または離反する方向に操作することによ
つて、前記デイレーラー取付部の前記平行度を修
正すべく行つていたのである。
れをするために、従来、前記デイレーラー取付部
のねじ孔に螺合するねじ体と該ねじ体に回転自由
に支持する操作杆とを備えた操作部材を用い、該
操作部材を、前記ホークエンドのデイレーラー取
付部に取付ける一方、後輪におけるリムを利用
し、このリムの側面と前記操作杆との間の間隔を
測ることにより、前記平行度を測定し、許容誤差
限度をこえた場合、その個所の近傍におけるフレ
ームと前記操作杆とを握り、前記操作杆がリムに
対し近接または離反する方向に操作することによ
つて、前記デイレーラー取付部の前記平行度を修
正すべく行つていたのである。
(考案が解決しようとする問題点)
所が、斯かるホークエンドの修正具において
は、リムの側面と、前記修正具における操作杆と
の間隔の測定にあたり、前記リムの側面がフレー
ムの中心にたいし傾斜した形状に形成されている
ために正確に測定できないので前記の測定値がラ
フとなり、ホークエンドの修正が高精度に行なえ
ない問題があると共に修正に際し前記フレームと
は離れた位置で行なう必要があるため、前記フレ
ームを利用した修正が行なえず、その結果修正自
体も正確に行ない難い問題があつた。
は、リムの側面と、前記修正具における操作杆と
の間隔の測定にあたり、前記リムの側面がフレー
ムの中心にたいし傾斜した形状に形成されている
ために正確に測定できないので前記の測定値がラ
フとなり、ホークエンドの修正が高精度に行なえ
ない問題があると共に修正に際し前記フレームと
は離れた位置で行なう必要があるため、前記フレ
ームを利用した修正が行なえず、その結果修正自
体も正確に行ない難い問題があつた。
本考案は、後ハブにフリーホイルを装着するた
めのねじ部が設けられていることと、このねじ部
に螺合するフリーホイルは、フレームの中心線に
対し平行状に保持されることに着目し、前記ねじ
部を利用して、該ねじ部に螺合することにより前
記フレームの中心線に対し平行度を保持できる基
準部材を用い、この基準部材と、ホークエンドの
デイレーラー取付部に装着する操作部材とによ
り、前記取付部のフレーム中心に対する平行度を
正確に測定でき、かつ、前記基準部材を利用して
簡単に修正できるようにしたものである。
めのねじ部が設けられていることと、このねじ部
に螺合するフリーホイルは、フレームの中心線に
対し平行状に保持されることに着目し、前記ねじ
部を利用して、該ねじ部に螺合することにより前
記フレームの中心線に対し平行度を保持できる基
準部材を用い、この基準部材と、ホークエンドの
デイレーラー取付部に装着する操作部材とによ
り、前記取付部のフレーム中心に対する平行度を
正確に測定でき、かつ、前記基準部材を利用して
簡単に修正できるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段)
而して、本考案はフリーホイールを備えた後ハ
ブを支持する挿通溝と、ねじ孔をもつたデイレー
ラー取付部とを備えたホークエンドの修正具であ
つて、前記取付部のねじ孔に螺合するねじ体及び
該ねじ体に回転自由に支持する操作杆を備えた操
作部材と、前記後ハブのフリーホイール螺着部に
螺合する取付筒体及び該取付筒体からその中心に
対し直交する方向に延び先端側に基準面をもつ基
準杆を備えた基準部材とから成るものである。
ブを支持する挿通溝と、ねじ孔をもつたデイレー
ラー取付部とを備えたホークエンドの修正具であ
つて、前記取付部のねじ孔に螺合するねじ体及び
該ねじ体に回転自由に支持する操作杆を備えた操
作部材と、前記後ハブのフリーホイール螺着部に
螺合する取付筒体及び該取付筒体からその中心に
対し直交する方向に延び先端側に基準面をもつ基
準杆を備えた基準部材とから成るものである。
(作用)
ホークエンドにおけるデイレーラー取付部に操
作部材を取付ける一方、後ハブにおけるフリーホ
イールの螺着部に基準部材を取付けて、これら各
部材間の間隔を測定することにより、前記デイレ
ーラー取付部とフレーム中心との平行度を正確に
測定できると共に、前記間隔に限度以上の変位の
ある場合、前記操作部材を基準部材に対し近接ま
たは離反する方向に手で操作することにより、簡
単に修正が可能となるのである。
作部材を取付ける一方、後ハブにおけるフリーホ
イールの螺着部に基準部材を取付けて、これら各
部材間の間隔を測定することにより、前記デイレ
ーラー取付部とフレーム中心との平行度を正確に
測定できると共に、前記間隔に限度以上の変位の
ある場合、前記操作部材を基準部材に対し近接ま
たは離反する方向に手で操作することにより、簡
単に修正が可能となるのである。
(実施例)
本考案の自転車用ホークエンドの修正具の実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
本考案修正具の基本構造は操作部材Cと基準部
材Rとに構成するのである。
材Rとに構成するのである。
第1図は、前記操作部材Cを示したもので、該
操作部材Cは第4図に示すホークエンド8におけ
るデイレーラー取付部81のねじ孔82に螺合す
るねじ体2と該ねじ体2に回転自由に支持する操
作杆1とから構成するのであり、又、第2図と第
3図は、前記基準部材Rを示したもので、該基準
部材Rは後ハブ7におけるフリーホイール螺着部
71に螺合する取付筒体4と該取付筒体4から、
半径方向外方に延びる基準杆5とより構成するの
であつて、前記操作部材Cと基準部材Rを共に用
いて前記ホークエンド8におけるデイレーラー取
付部81とフレーム中心との平行度を測定すると
共に修正するごとく成すのである。
操作部材Cは第4図に示すホークエンド8におけ
るデイレーラー取付部81のねじ孔82に螺合す
るねじ体2と該ねじ体2に回転自由に支持する操
作杆1とから構成するのであり、又、第2図と第
3図は、前記基準部材Rを示したもので、該基準
部材Rは後ハブ7におけるフリーホイール螺着部
71に螺合する取付筒体4と該取付筒体4から、
半径方向外方に延びる基準杆5とより構成するの
であつて、前記操作部材Cと基準部材Rを共に用
いて前記ホークエンド8におけるデイレーラー取
付部81とフレーム中心との平行度を測定すると
共に修正するごとく成すのである。
更に詳記すると第1図に示した操作部材Cは前
記ねじ体2と操作杆1の他更に測定具3より形成
したもので、前記ねじ体2は、ホークエンド8に
おけるデイレーラー取付部81のねじ孔82に螺
着すべく軸方向一端にねじ部22を形成する一
方、他端には、手により前記ねじ部22を前記ね
じ込むべくハンドル21を形成し、そして、前記
ねじ部22とハンドル21の間には、後記する操
作杆1の筒状頭部11を回転自在に挿通すべく軸
部24を設けるのである。
記ねじ体2と操作杆1の他更に測定具3より形成
したもので、前記ねじ体2は、ホークエンド8に
おけるデイレーラー取付部81のねじ孔82に螺
着すべく軸方向一端にねじ部22を形成する一
方、他端には、手により前記ねじ部22を前記ね
じ込むべくハンドル21を形成し、そして、前記
ねじ部22とハンドル21の間には、後記する操
作杆1の筒状頭部11を回転自在に挿通すべく軸
部24を設けるのである。
又、前記操作杆1は、前記のごとく前記ねじ体
2の軸部24に挿通し回転自在に支持する筒状頭
部11と該頭部11の半径方向外方に延びる柄部
12より形成するのであつて、前記柄部12は、
前記頭部11の側部において例えば溶接等の手段
により一体的に取付けると共に、末端に至る中間
部において第7図に示すフレーム中心(x−x′)
にたいし内方向に傾斜させ、前記柄部12と、後
記する基準部材Rにおける基準部6間の間隔を狭
小とし、ホークエンドの修正操作を容易にすると
共に、前記操作部材Cと基準部材Rとの間の間隔
を精密に測定しうるごとくするのである。さらに
又、前記操作杆1の柄部12における末端には、
前記測定具3を前記柄部12の長さ方向に摺接し
ながら移動するごとく嵌合して支持すると共に、
前記柄部12の末端部を、後記する基準部材Rに
おける外側及び内側基準面61,62と平行とな
るごとく形成するのである。
2の軸部24に挿通し回転自在に支持する筒状頭
部11と該頭部11の半径方向外方に延びる柄部
12より形成するのであつて、前記柄部12は、
前記頭部11の側部において例えば溶接等の手段
により一体的に取付けると共に、末端に至る中間
部において第7図に示すフレーム中心(x−x′)
にたいし内方向に傾斜させ、前記柄部12と、後
記する基準部材Rにおける基準部6間の間隔を狭
小とし、ホークエンドの修正操作を容易にすると
共に、前記操作部材Cと基準部材Rとの間の間隔
を精密に測定しうるごとくするのである。さらに
又、前記操作杆1の柄部12における末端には、
前記測定具3を前記柄部12の長さ方向に摺接し
ながら移動するごとく嵌合して支持すると共に、
前記柄部12の末端部を、後記する基準部材Rに
おける外側及び内側基準面61,62と平行とな
るごとく形成するのである。
又、前記測定具3は前記のごとく操作杆1にお
ける柄部12の末端部に嵌合する嵌合筒31と、
前記平行度測定をすべき例えばスケール33と、
該スケール33を取付けるべく前記嵌合筒31末
端において鍔状に形成した取付部32とにより構
成する。
ける柄部12の末端部に嵌合する嵌合筒31と、
前記平行度測定をすべき例えばスケール33と、
該スケール33を取付けるべく前記嵌合筒31末
端において鍔状に形成した取付部32とにより構
成する。
前記スケール33は、例えば細幅鋼板を用い、
前記取付部32に引出可能に巻装させ、前記取付
部32に設ける指針により引出長さを測定するご
とく成すのである。
前記取付部32に引出可能に巻装させ、前記取付
部32に設ける指針により引出長さを測定するご
とく成すのである。
次に前記基準部材Rについて説明する。
この基準部材Rを構成する前記取付筒体4は、
その中心部に第4図に示したごとく後ハブ7にお
けるフリーホイルの螺着部71に螺合するねじ孔
41を設けるのであり、また、前記基準杆5は、
その末端部に平行度を測定するとき基準となる外
側基準面61と内側基準面62とを形成した基準
部6を設けるのであつて、前記各基準面61,6
2が、前記取付筒体4におけるねじ孔41の中心
線に対し直角になるごとく、前記取付筒体4に固
定するのである。
その中心部に第4図に示したごとく後ハブ7にお
けるフリーホイルの螺着部71に螺合するねじ孔
41を設けるのであり、また、前記基準杆5は、
その末端部に平行度を測定するとき基準となる外
側基準面61と内側基準面62とを形成した基準
部6を設けるのであつて、前記各基準面61,6
2が、前記取付筒体4におけるねじ孔41の中心
線に対し直角になるごとく、前記取付筒体4に固
定するのである。
尚、前記基準杆5の長さは、前記取付筒体4を
前記フリーホイルの螺着部71に螺合したとき、
前記各基準面61,62がフレームの中心線x−
x′と正しく平行になつていることを測定できる長
さとすると共に、前記内側基準面62がフレーム
中心線x−x′に位置するごとく内側に傾斜させる
のである。
前記フリーホイルの螺着部71に螺合したとき、
前記各基準面61,62がフレームの中心線x−
x′と正しく平行になつていることを測定できる長
さとすると共に、前記内側基準面62がフレーム
中心線x−x′に位置するごとく内側に傾斜させる
のである。
前記基準面61,62のフレーム中心線x−
x′に対する平行度は、前記後ハブ7がホークエン
ド8に対し正しく固定されている場合、前記取付
筒体4の螺着により修正しなくとも得られるので
あるが、後ハブ7がホークエンド8に対し、傾斜
状に、換言すると前記後ハブ7の軸線がフレーム
中心線x−x′に対し正しく直角になつていない場
合前記後ハブ7のホークエンド8への固定も修正
する必要がある。
x′に対する平行度は、前記後ハブ7がホークエン
ド8に対し正しく固定されている場合、前記取付
筒体4の螺着により修正しなくとも得られるので
あるが、後ハブ7がホークエンド8に対し、傾斜
状に、換言すると前記後ハブ7の軸線がフレーム
中心線x−x′に対し正しく直角になつていない場
合前記後ハブ7のホークエンド8への固定も修正
する必要がある。
前記基準部6に外側及び内側基準面61,62
を設けると共に、内側基準面62がフレーム中心
線x−x′と一致するように傾斜させたのは、外側
基準面61が、正しくフレーム中心線x−x′と平
行になるように修正するためである。
を設けると共に、内側基準面62がフレーム中心
線x−x′と一致するように傾斜させたのは、外側
基準面61が、正しくフレーム中心線x−x′と平
行になるように修正するためである。
一般に、第5図に示したごとくダウンチユーブ
9、トツプチユーブ10、シートチユーブ15、
チエンステー14及びバツクホーク13から成る
フレームは、比較的精度よく組付けられており、
例えば前記ダウンチユーブ9及びトツプチユーブ
10の側面を基準としてフレーム中心線x−x′を
測定したり、前記チエンステー14の側面を基準
としてフレーム中心線x−x′を測定する場合、正
確な中心線x−x′の確認が行なえるのである。
9、トツプチユーブ10、シートチユーブ15、
チエンステー14及びバツクホーク13から成る
フレームは、比較的精度よく組付けられており、
例えば前記ダウンチユーブ9及びトツプチユーブ
10の側面を基準としてフレーム中心線x−x′を
測定したり、前記チエンステー14の側面を基準
としてフレーム中心線x−x′を測定する場合、正
確な中心線x−x′の確認が行なえるのである。
例えば前記ダウンチユーブ9とトツプチユーブ
10の側面に定規をあて、この定規を前記外側基
準面61に位置させて、前記定規と外側基準面6
1との関係を調べ、これが密接又は正しく平行状
になつていれば、前記外側基準面61がフレーム
中心線x−x′に対し正しく平行になつていること
の確認ができるし、また、例えば前記基準部材R
をチエンステー14間に位置させて、これらチエ
ンステー14の外側面と内側基準面62との長さ
をノギス等によりそれぞれ測定し、これら長さが
一定長さになつていれば前記外側基準面61がフ
レーム中心線x−x′に対し正しく平行にあつてい
ることの確認ができる。
10の側面に定規をあて、この定規を前記外側基
準面61に位置させて、前記定規と外側基準面6
1との関係を調べ、これが密接又は正しく平行状
になつていれば、前記外側基準面61がフレーム
中心線x−x′に対し正しく平行になつていること
の確認ができるし、また、例えば前記基準部材R
をチエンステー14間に位置させて、これらチエ
ンステー14の外側面と内側基準面62との長さ
をノギス等によりそれぞれ測定し、これら長さが
一定長さになつていれば前記外側基準面61がフ
レーム中心線x−x′に対し正しく平行にあつてい
ることの確認ができる。
尚、平行になつていない場合には、前記後ハブ
7のホークエンド8に対する取付状態を修正する
のである。
7のホークエンド8に対する取付状態を修正する
のである。
また、前記ダウンチユーブ9及びトツプチユー
ブ10或いはシートチユーブ15を利用して前記
外側基準面61のフレーム中心線x−x′に対する
平行度を測定する場合、前記基準部6における肉
厚、換言すると内外基準面61,62間の間隔
は、前記各チユーブの外径の2分の1とすれば、
測定時平行であれば前記定規が前記外側基準面6
1と密接することになり、一層正確な測定が可能
となる。
ブ10或いはシートチユーブ15を利用して前記
外側基準面61のフレーム中心線x−x′に対する
平行度を測定する場合、前記基準部6における肉
厚、換言すると内外基準面61,62間の間隔
は、前記各チユーブの外径の2分の1とすれば、
測定時平行であれば前記定規が前記外側基準面6
1と密接することになり、一層正確な測定が可能
となる。
次に以上の如く構成する操作部材C及び基準部
材Rを用いて前記ホークエンド8におけるデイレ
ーラー取付部81のフレーム中心線x−x′に対す
る平行度を測定すると共に修正する場合を説明す
る。
材Rを用いて前記ホークエンド8におけるデイレ
ーラー取付部81のフレーム中心線x−x′に対す
る平行度を測定すると共に修正する場合を説明す
る。
先ず、第4図に示すごとく、前記基準部材Rを
後ハブ7におけるフリーホイールの螺着部に螺合
すると共に、前記操作部材Cを前記ホークエンド
8におけるデイレーラー取付部のねじ孔82に取
付けるのである。次いで前記基準部材Rにおける
前記外側基準面61が、フレーム中心線x−x′に
対し正しく平行になつているかどうかを確認する
のである。
後ハブ7におけるフリーホイールの螺着部に螺合
すると共に、前記操作部材Cを前記ホークエンド
8におけるデイレーラー取付部のねじ孔82に取
付けるのである。次いで前記基準部材Rにおける
前記外側基準面61が、フレーム中心線x−x′に
対し正しく平行になつているかどうかを確認する
のである。
この確認は、前記したごとくダウンチユーブ
9、トツプチユーブ10又はシートチユーブ15
の少なくとも二つを選び、定規を用いて行なう
か、又はチエンステー14を用い、ノギスなどを
用いて行なうのであり、平行でない場合には前記
後ハブ7のホークエンド8への取付状態を修正す
るのである。
9、トツプチユーブ10又はシートチユーブ15
の少なくとも二つを選び、定規を用いて行なう
か、又はチエンステー14を用い、ノギスなどを
用いて行なうのであり、平行でない場合には前記
後ハブ7のホークエンド8への取付状態を修正す
るのである。
斯くして、前記基準面61,62をフレーム中
心線x−x′に対し正しく平行にした後、前記ホー
クエンド8におけるデイレーラー取付部81の平
行度の測定を行なうのである。
心線x−x′に対し正しく平行にした後、前記ホー
クエンド8におけるデイレーラー取付部81の平
行度の測定を行なうのである。
この測定は、前記操作部材Cの操作杆1を、前
記基準部材Rの基準杆5に対向状に位置させ、前
記スケール33を引出して前記外側基準面61と
の間隔を計測するのである。
記基準部材Rの基準杆5に対向状に位置させ、前
記スケール33を引出して前記外側基準面61と
の間隔を計測するのである。
そして、前記操作部材Cと基準部材Rとを、回
転させ、任意な複数個所において、前記同様前記
間隔を計測するのである。
転させ、任意な複数個所において、前記同様前記
間隔を計測するのである。
斯くして、前記各測定位置における測定結果が
所望の誤差範囲にあればそのままとし、もし、誤
差が限度を越えた場合、即ち、前記ホークエンド
8におけるデイレーラー取付部81がフレーム中
心x−x′に対し平行でない場合には、その修正を
行なうのである。
所望の誤差範囲にあればそのままとし、もし、誤
差が限度を越えた場合、即ち、前記ホークエンド
8におけるデイレーラー取付部81がフレーム中
心x−x′に対し平行でない場合には、その修正を
行なうのである。
即ちまず、片方の手で基準部材Rにおける前記
基準杆5を把持する一方、操作部材Cにおける操
作杆1を他方の手で把持し、前記基準部材Rを基
礎として前記操作杆1を許容とする誤差範囲に前
記間隔を収めるべく、フレーム中心x−x′にたい
し内方に近接するか或は外方に離反するかの操作
を行なうのである。斯くのごとく、前記複数個所
において、修正を行ない、所望とするフレーム中
心x−x′にたいする前記ホークエンド8における
デイレーラー取付部81の平行度を精密に維持す
べくするのである。
基準杆5を把持する一方、操作部材Cにおける操
作杆1を他方の手で把持し、前記基準部材Rを基
礎として前記操作杆1を許容とする誤差範囲に前
記間隔を収めるべく、フレーム中心x−x′にたい
し内方に近接するか或は外方に離反するかの操作
を行なうのである。斯くのごとく、前記複数個所
において、修正を行ない、所望とするフレーム中
心x−x′にたいする前記ホークエンド8における
デイレーラー取付部81の平行度を精密に維持す
べくするのである。
而して、かくしたのち、前記のごとく取付けた
前記基準部材Rと操作部材Cとを、取外して、所
定の後車輪の組立、即ち、フリーホイールの取付
け、車輪の組立てを行なうのである。
前記基準部材Rと操作部材Cとを、取外して、所
定の後車輪の組立、即ち、フリーホイールの取付
け、車輪の組立てを行なうのである。
尚以上説明した実施例において、前記操作部材
Cに測定具3を設けたが、この測定具3は必ずし
も必要でない。また測定具3を用いる場合、前記
操作杆1に対し移動可能としたが固定してもよ
い。移動可能とする場合例えば後ハブ7に車輪を
挿着したものにおいては、前記車輪のリムとの間
隔の測定も可能になる。
Cに測定具3を設けたが、この測定具3は必ずし
も必要でない。また測定具3を用いる場合、前記
操作杆1に対し移動可能としたが固定してもよ
い。移動可能とする場合例えば後ハブ7に車輪を
挿着したものにおいては、前記車輪のリムとの間
隔の測定も可能になる。
(考案の効果)
前記したごとく、本考案における自転車用ホー
クエンドの修正具において、前記した操作部材を
ホークエンドにおけるデイレーラー取付部のねじ
孔に取付ける一方、前記した基準部材を、後ハブ
におけるフリーホイールの螺着部に取付けて、こ
れら両部材間の間隔を測定すべくしたので、複数
個所で測定することにより、前記ホークエンドに
おけるデイレーラー取付部のフレーム中心に対す
る平行度を正確に測定することができるのであ
る。
クエンドの修正具において、前記した操作部材を
ホークエンドにおけるデイレーラー取付部のねじ
孔に取付ける一方、前記した基準部材を、後ハブ
におけるフリーホイールの螺着部に取付けて、こ
れら両部材間の間隔を測定すべくしたので、複数
個所で測定することにより、前記ホークエンドに
おけるデイレーラー取付部のフレーム中心に対す
る平行度を正確に測定することができるのであ
る。
しかも、前記測定において許容限度以上の誤差
がでた場合、その個所において、該個所がフレー
ムの近辺か否かにかゝわらず、操作部材における
前記操作杆と基準部材における基準杆とを握り、
前記操作杆を前記基準杆にたいし近接又は離反す
る方向に操作することにより、前記ホークエンド
におけるデイレーラー取付部のフレーム中心にた
いする平行度を精密に修正することができるし、
しかも、この修正にあたり、前記両部材をそれぞ
れ手で握つて操作することにより容易に行なうこ
とができるのである。
がでた場合、その個所において、該個所がフレー
ムの近辺か否かにかゝわらず、操作部材における
前記操作杆と基準部材における基準杆とを握り、
前記操作杆を前記基準杆にたいし近接又は離反す
る方向に操作することにより、前記ホークエンド
におけるデイレーラー取付部のフレーム中心にた
いする平行度を精密に修正することができるし、
しかも、この修正にあたり、前記両部材をそれぞ
れ手で握つて操作することにより容易に行なうこ
とができるのである。
第1図は、本考案修正具の一実施例を示す操作
部材の断面図、第2図は同じく基準部材の断面
図、第3図はその正面図、第4図は、使用状態を
示す説明図、第5図は、本考案修正具を装着した
自転車のフレームを示す正面図、第6図は同じく
自転車のフレームの1部を示す後面図である。 1……操作杆、2……ねじ体、4……取付筒
体、5……基準杆、71……フリーホイール螺着
部、81……ねじ孔、C……操作部材、R……基
準部材。
部材の断面図、第2図は同じく基準部材の断面
図、第3図はその正面図、第4図は、使用状態を
示す説明図、第5図は、本考案修正具を装着した
自転車のフレームを示す正面図、第6図は同じく
自転車のフレームの1部を示す後面図である。 1……操作杆、2……ねじ体、4……取付筒
体、5……基準杆、71……フリーホイール螺着
部、81……ねじ孔、C……操作部材、R……基
準部材。
Claims (1)
- フリーホイールを備えた後ハブを支持する挿通
溝と、ねじ孔をもつたデイレーラー取付部とを備
えたホークエンドの修正具であつて、前記取付部
のねじ孔に螺合するねじ体及び該ねじ体に回転自
由に支持する操作杆を備えた操作部材と、前記後
ハブのフリーホイール螺着部に螺合する取付筒体
及び該取付筒体からその中心に対し直交する方向
に延び先端側に基準面をもつ基準杆を備えた基準
部材とから成る自転車用ホークエンドの修正具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984157583U JPH028693Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | |
US06/784,893 US4594787A (en) | 1984-10-17 | 1985-10-07 | Improved bicycle fork end adjuster |
DE19853536721 DE3536721A1 (de) | 1984-10-17 | 1985-10-15 | Einstelleinrichtung fuer ein gabelende an einem fahrrad |
FR8515341A FR2571844B1 (fr) | 1984-10-17 | 1985-10-16 | Moyen d'ajustement de l'extremite d'une fourche d'une bicyclette |
IT22526/85A IT1200800B (it) | 1984-10-17 | 1985-10-17 | Elemento di regolazione per l'estremita' di forcella di una bicicletta |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984157583U JPH028693Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6171368U JPS6171368U (ja) | 1986-05-15 |
JPH028693Y2 true JPH028693Y2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=15652868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984157583U Expired JPH028693Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4594787A (ja) |
JP (1) | JPH028693Y2 (ja) |
DE (1) | DE3536721A1 (ja) |
FR (1) | FR2571844B1 (ja) |
IT (1) | IT1200800B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4868993A (en) * | 1987-02-25 | 1989-09-26 | Kvale Christopher W | Bicycle frame alignment tool |
US5201782A (en) * | 1992-05-26 | 1993-04-13 | Bartlett Christopher B | Universally-adjustable axle-mountable tool for truing a bicycle wheel |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE414167A (ja) * | ||||
US1822599A (en) * | 1929-02-13 | 1931-09-08 | John L Monk | Testing gauge |
US2189394A (en) * | 1938-06-27 | 1940-02-06 | Fried John | Apparatus for truing wheels |
CH212318A (de) * | 1939-03-23 | 1940-11-15 | Straessle Emil | Vorrichtung zum Ausrichten von Vorderradgabeln von Fahrrädern. |
US3299581A (en) * | 1964-08-20 | 1967-01-24 | Landis Tool Co | Spindle aligning indicator |
SE425122B (sv) * | 1981-03-12 | 1982-08-30 | Samefa Ab | Anordning for uppmetning och kontroll av motorcykelramar |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP1984157583U patent/JPH028693Y2/ja not_active Expired
-
1985
- 1985-10-07 US US06/784,893 patent/US4594787A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-10-15 DE DE19853536721 patent/DE3536721A1/de active Granted
- 1985-10-16 FR FR8515341A patent/FR2571844B1/fr not_active Expired
- 1985-10-17 IT IT22526/85A patent/IT1200800B/it active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2571844A1 (fr) | 1986-04-18 |
IT8522526A0 (it) | 1985-10-17 |
DE3536721A1 (de) | 1986-04-24 |
IT1200800B (it) | 1989-01-27 |
US4594787A (en) | 1986-06-17 |
FR2571844B1 (fr) | 1987-04-10 |
JPS6171368U (ja) | 1986-05-15 |
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